JP2016092400A - 配線部材の保持構造、液体吐出ヘッド及び液体を吐出する装置 - Google Patents

配線部材の保持構造、液体吐出ヘッド及び液体を吐出する装置 Download PDF

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Abstract

【課題】難接着性のフレキシブル配線部材を保持部材に接着接合して保持するときに小さな面積で十分な接合強度を得ることが難しい。【解決手段】FPC110には配線電極112のお先端部側に端子電極114が形成され、端子電極114が形成された表面側と反対の裏面側にも信号伝送などに使用しないダミー電極となる裏面電極115が形成され、FPC110は裏面電極115を介して保持部材となる基板120に接着剤130で接合されて保持されている。【選択図】図1

Description

本発明は配線部材の保持構造、液体吐出ヘッド及び液体を吐出する装置に関する。
フレキシブル配線部材の保持構造として、例えば、液体吐出ヘッド(液滴吐出ヘッド)において、FPC(フレキシブルプリント配線基板)を電気配線基板に接着剤で接合して保持し、FPCの配線電極と電気配線基板の電気配線とをワイヤボンディングによって接続するものが知られている(特許文献1)。
また、同じく液体吐出ヘッドにおいて、FPCをノズル基板に接合した補強板に接着接合して保持し、FPCの配線電極と圧電素子とをワイヤボンディングによって接続するものが知られている(特許文献2)。
特開2007−335471号公報 特開2009−255444号公報
ところで、FPCなどのフレキシブル配線部材の基材は、一般的に難接着性のポリイミド樹脂で形成されている。そのため、配線部材を接着剤によって他の部材(これを「保持部材」という。)に接合して固定保持するとき、小さな接合面積で十分な接合強度を得ることが困難であるという課題がある。
本発明は上記の課題に鑑みてなされたものであり、小さな接合面積で十分な接合強度を得られるようにすることを目的とする。
上記の課題を解決するため、本発明に係る配線部材の保持構造は、
フレキシブル配線部材を保持部材に接着接合して固定する配線部材の保持構造であって、
前記配線部材には、配線用電極が形成された表面側と反対の裏面側にも電極が形成され、
前記配線部材は前記裏面側の前記電極を介して前記保持部材に接着接合されている
構成とした。
本発明によれば、小さな接合面積で十分な接合強度を得られる。
本発明の第1実施形態における配線部材の保持構造に係る部分の断面説明図である。 本発明の第2実施形態における配線部材の保持構造に係る部分の断面説明図である。 同じく平面説明図である。 同じく配線部材の表面側の平面説明図である。 同じく配線部材の裏面側の平面説明図である。 本発明の第3実施形態に係る液体吐出ヘッドの分解斜視説明図である。 同じく個別液室部分のノズル配列方向と直交する方向に沿う断面説明図である。 同じく個別液室部分のノズル配列方向に沿う断面説明図である。 同液体吐出ヘッドにおける配線部材の保持構造に係る部分の断面説明図である。 本発明に係る液体を吐出する装置の一例の要部平面説明図である。 同装置の要部側面説明図である。 本発明に係る液体吐出ユニットの他の例の要部平面説明図である。 本発明に係る液体吐出ユニットの更に他の例の正面説明図である。
以下、本発明の実施の形態について添付図面を参照して説明する。本発明の第1実施形態について図1を参照して説明する。図1は同実施形態における配線部材の保持構造に係る部分の断面説明図である。
フレキシブル配線部材であるFPC110は、保持部材である基板120に、接着剤130にて接着接合されて保持されている。
FPC110は、基材111と、配線用電極である配線電極112、被覆材113と、配線電極112と反対側に設けられた電極115とで構成されている。
ここで、基材111は、ポリイミド等の絶縁性樹脂フィルムで形成されている。配線電極112は、銅(Cu)又は銅合金等の良導電性金属で形成されている。被覆材113は、ポリイミド等の絶縁性樹脂からなり、フィルム状の樹脂を接着するか、液状の樹脂を塗布,硬化することで形成されている。
配線電極112の先端部側には端子電極114が設けられている。端子電極114には、例えば基板120側と接続するワイヤ140が接続される。端子電極114は、ニッケル(Ni)と金(Au)をめっき等により形成し、金を表層に形成している。
そして、FPC110には、配線用電極である端子電極114を含む配線電極112が形成された表面側と反対側の裏面側にも電極(これを「裏面電極」という。)115が形成されている。ここでは、裏面電極115は、端子電極114の裏面側に相当する領域を含む領域に形成されている。この裏面電極115は、信号伝送等に使用しないダミー電極としている。
裏面電極115は、配線電極112と同様に、銅又は銅合金等の接着性に優れた金属膜で形成している。なお、銅の腐食が問題となる場合は、ニッケルを表層に形成してもよい。
この場合、裏面電極115の表面には、端子電極114の表面のように難接着性の金を成膜していない。すなわち、配線用電極を構成している端子電極114の表面電極と裏面電極115の表面金属とが異なる構成としている。これにより、接合強度の低下を抑えることができる。
一方、保持部材となる基板120は、基材121と、配線電極122と、被覆材123とを有している。
ここで、基材121は、ガラスエポキシ樹脂、セラミック、シリコン(Si)等の絶縁性基板で形成している。
配線電極122は、金、アルミ(Al)、銅又はそれらの合金等の良導電性金属で形成している。
被覆材123は、基材121がガラスエポキシ樹脂やセラミックの場合は、エポキシやポリイミド等の絶縁性樹脂からなり、フィルム状の樹脂を接着するか、液状の樹脂を塗布、硬化することで形成している。また、基材121がシリコンの場合は、半導体プロセスで一般的な絶縁膜であるSiN等で形成している。
配線電極122の先端部側は端子電極124としている。端子電極124は、ワイヤ140を介してFPC110の端子電極114と接続される。配線電極122がワイヤ140と接合し難い金属の場合には、端子電極124はニッケルと金をめっき等により形成し、金を表層に形成することが好ましい。
接着剤130は、FPC110の裏面電極115と基板120の基材121とを接着でき、ワイヤボンディング温度で軟化しない接着剤を用いている。また、接着剤130としては、低温で、短時間で、硬化可能な接着剤が好ましい。さらに、接着力、耐熱性、耐湿性、作業性、耐久性などを考慮すると、熱硬化性接着剤が好ましい。例えば、ビスフェノールA型エポキシ樹脂、ビスフェノールF型エポキシ樹脂、多官能エポキシ樹脂等を主剤とするエポキシ系接着剤が好ましい。なお、シアノアクリレート等の瞬間接着剤を用いることもできる。
ワイヤ140としては、金を用いている。他にも、銀(Ag)、銅等の素材を用いることができるが、FPC110へのワイヤボンディング材料としては、ポリイミドでの超音波振動の吸収があるため、金が好ましい。
そして、FPC110は、端子電極114が上になるように配置して、裏面電極115を介して接着剤130で、基板120上に接着固定している。
例えば、基材121のFPC110との接着領域に接着剤130をディスペンス、印刷、シート等で供給する。その後、FPC110を重ね合わせ、FPC110の端子電極114部分を図示しない加圧部材によって加圧した状態で、加熱又は常温放置し、接着剤130を硬化させることで、FPC110を基板120に接着接合することができる。
そして、超音波を用いたワイヤボンディングにより、ワイヤ140をFPC110の端子電極114と基板120の端子電極124とに接続している。
このように、ワイヤボンディング温度で軟化しない金属からなる裏面電極115と保持部材(ここでは基板120)とを接着接合している。
これにより、FPC110のポリイミド樹脂などの難接着性を有する基材111を基板120に接合する場合に比べて、接合が容易となり、小さな接合面積でも十分な接合強度や接合品質を得ることができ、また接着剤のコストを低減することができる。
さらに、ワイヤボンディングの接合品質を劣化させることがない。つまり、超音波を用いたワイヤボンディングの際に、超音波による振動が接着剤の層に吸収されないので、高い接合品質でワイヤボンディングを行うことができる。
なお、接着剤130としては、低温で、短時間で、接着可能な接着剤を使用することで、基板120が熱に弱い基板である場合にも対応できる。
また、FPC110の裏面電極115の表面を銅又はニッケルとすることで、ポリイミド樹脂よりも接着が容易になり、接合強度、接着品質を向上でき、接着剤のコストを低減できる。また、裏面電極115を設けることによるコスト増加を抑えることができる。
また、FPC110と基板120との接合面積を小さくすることができることで、FPC110や基板120を小型化でき、コストを低減することができる。
また、本実施形態では、FPC110のワイヤボンディングにより電気的に接続される端子電極114の表面を金としている。FPC110を基板120に接着接合するときに端子電極114を加圧するが、このとき、接着剤130が流動してFPC110の表面に這い上がることがある。這い上がった接着剤130が端子電極114と加圧部材に付着しても、端子電極114表面の金と難接着な接着剤130を使用することで、端子電極114上に接着剤130が残ることがない。これにより、ワイヤ140と端子電極114の接合を阻害することがない。
なお、接着剤130として使用する前述した熱硬化性接着剤や瞬間接着剤は、一般的に金とは難接着であるので、ほとんどの接着剤の這い上がりによるワイヤボンディング不良を回避できる。
また、FPC110に接着層を介在させないで裏面電極115を形成することで、FPC110の端子電極114の反対面に接着剤で裏打ち板(補強板)を接着する場合に比べて、裏打ち板接着用の接着剤がないため、ワイヤボンディングを行うときの裏打ち板接着用の接着剤での超音波による振動の吸収がなくなり、ワイヤボンディングの接合品質を向上することができる。
なお、FPC110に接着層を介在させないで裏面電極115を形成するには、例えば基材111に銅、ニッケルなどの金属膜をめっき法で形成する。
次に、本発明の第2実施形態について図2ないし図7を参照して説明する。図2は同実施形態における配線部材の保持構造に係る部分の断面説明図、図3は同じく平面説明図、図4は配線部材の表面側の平面説明図、図7は配線部材の裏面側の平面説明図である。
本実施形態では、FPC110は基板120の端部に接着剤130で接着接合して固定保持している。
このとき、接着剤130はFPC110の裏面電極115から基板120の端面120aに濡れ広がり、接着剤130によるフィレット形状部130aが形成されている。
このように、FPC110と端面120aとの間で接着剤130のフィレット形状部130aが形成されることで、FPC110と基板120の接着強度を高めることができる。特に、FPC110を引き剥がそうとする外力に対して強くなり、FPC110の接合信頼性を向上することができる。
なお、図示しないが、基板120に開口部(穴)を形成し、FPC110が開口部上にあり、接着剤130が裏面電極115と基板120の開口部側面とに濡れ広がり、接着剤がフィレット状に形成されていても良い。
次に、FPC110の裏面電極115の平面形状について説明する。
FPC110の裏面電極115は、配線電極112の端子電極114と同様にパターン化された裏面電極115Aと、FPC110の先端部外縁に沿って形成された裏面電極115Bとで構成されている。裏面電極115Aと裏面電極115Bとの間は、裏面電極を設けていない除去領域115Cとしている。また、裏面電極115Aはパターン化されているので、裏面電極115A間も除去領域115Dとなる。
ここで、裏面電極115Aと裏面電極115Bとの間の除去領域115Cは、端子電極114にワイヤボンディングによってワイヤ140が接続される領域(位置)の裏面以外の領域に設けている。言い換えれば、FPC110の配線用電極を構成している端子電極114の他の接続部との接続領域以外の領域に対応する裏面電極115の一部が除去されている。
このように、裏面電極115の一部を除去して除去領域115C、115Dを設けることで、接着剤130を厚めに塗布しても、接着剤130は除去した部分や基板端面120aに多く残るため、接着剤全体の厚さを薄く形成する場合に比べ接着強度を強くすることができる。
また、ワイヤボンディングによってワイヤ140が接続される直下の部分は接着剤130を薄く形成できるので、ワイヤボンディングの接合品質を劣化させることがない。すなわち、接着剤130の層が薄いので、超音波による振動が接着剤の層に吸収されず、ワイヤボンディングの接合品質を劣化させない。
また、FPC110を接着する基板120に凸部を設ける必要がないため、基板サイズを小さくすることができる。また、接着剤130として、厚くしか塗布できない、つまり、粘度の高い接着剤でも使用することができる。
また、FPC110の外縁部に裏面電極115Bを形成しているので、接着剤130をFPC110の周縁部より内側に塗布することにより、接着剤130がFPC110の端面を這い上がり、端子電極114に付着することを抑制することができる。つまり、接着剤130の端子電極114への付着によるワイヤボンディングの接合品質を劣化させることを防止できる。
なお、接着剤130が端子電極114に付着しない程度に、接着剤130を薄く塗布できる場合は、パターン化された裏面電極115A間の電極の無いスペース(除去領域115D)をなくし、裏面電極115Aは一体化しても良く、また、周縁部の裏面電極115Bがなくても良い。
次に、本発明の第3実施形態について図4ないし図8を参照して説明する。図3は同実施形態に係る液体吐出ヘッドの分解斜視説明図、図7は同じく個別液室部分のノズル配列方向と直交する方向に沿う断面説明図、図8は同じく個別液室部分のノズル配列方向に沿う断面説明図である。
この液体吐出ヘッドは、ノズル板1と、流路板2と、振動板3と、圧力発生手段である圧電素子11と、保持基板50と、共通液室部材を兼ねるフレーム部材70とを備えている。
なお、本実施形態では、流路板2、振動板3及び圧電素子11で構成される部分を、アクチュエータ部材としての「アクチュエータ基板20」とする。ただし、アクチュエータ基板20として独立の部材が形成された後にノズル板1や保持基板50、フレーム部材70と接合されることまで意味するものではない。
ノズル板1には、液滴を吐出する複数のノズル4が形成されている。ここでは、ノズル4を配列したノズル列を2列配置した構成としている。
流路板2は、ノズル板1及び振動板3とともに、ノズル4が通じる個別液室6、個別液室6に通じる流体抵抗部7、流体抵抗部7が通じる液導入部(通路)8を形成している。液滴を吐出するノズル4に通じる個別液室6、流体抵抗部7及び液導入部8を併せて個別流路5とする。
個別流路5の液導入部8は、振動板3に形成されたフィルタ部9を通じて、保持基板50の開口部10Aからフレーム部材70で形成される共通液室に通じている。また、フィルタ部9は1又は複数の開口であるフィルタ孔91で構成される。なお、図1ではフィルタ部9は開口で図示している。
振動板3は、個別液室6の壁面の一部をなす変形可能な振動領域30を形成している。そして、この振動板3の振動領域30の個別液室6と反対側の面には、振動領域30と一体的に圧力発生手段としての圧電素子11が設けられ、振動領域30と圧電素子11によって圧電アクチュエータ構成している。
圧電素子11は、振動領域30側から下部電極13、圧電層(圧電体)12及び上部電極14を順次積層形成して構成している。この圧電素子11上には層間絶縁膜21が形成されている。
圧電素子11の下部電極13は共通配線15を介して引き出されて接続パッド17に接続されている。上部電極14は個別配線16を介して引き出されて接続パッド18に接続され、駆動IC(ドライバIC)500に接続される。
ドライバICは、圧電素子列の列間の領域を覆うようにフリップチップボンディングやワイヤボンディングなどの工法によりアクチュエータ基板20上に実装されている。
そして、アクチュエータ基板20上には、パッシベーション層22を介して圧電素子11を収容する凹部(振動室)51及び配線用空間52を形成する保持基板50を設けている。
保持基板50は、共通液室の一部である開口部55も形成している。この保持基板50は、接着剤によってアクチュエータ基板20の振動板3側に接合されている。
この保持基板50は、後述するように、配線部材であるFPC110を接着接合して固定保持する保持部材としている。
このように構成したこの液体吐出ヘッドにおいては、ドライバIC500から圧電素子11の上部電極14と下部電極13の間に電圧を与えることで、圧電層12が電極積層方向、すなわち電界方向に伸張し、振動領域30と平行な方向に収縮する。
このとき、下部電極13側は振動領域30で拘束されているため、振動領域30の下部電極13側に引っ張り応力が発生し、振動領域30が個別液室6側に撓み、内部の液体を加圧することで、ノズル4から液滴が吐出される。
次に、この液体吐出ヘッドにおける配線部材の保持構造について図9を参照して説明する。図9は同説明に供する配線部材の保持構造に係る部分の断面説明図である。
アクチュエータ基板20に実装された駆動IC(ドライバIC)500の入出力端子、電源端子、駆動電源入力端子等は、バンプ(突起電極)501を介してアクチュエータ基板20上の配線25に接続されている。配線25表面には絶縁保護膜26が形成されている。配線25の端子部は、保護膜26を形成しないで、端子電極24としている。
配線25は、アルミからなり、スパッタ,エッチング等の半導体プロセスで形成される。保護膜26は、半導体プロセスで一般的な絶縁膜であるSiN等で形成している。
一方、配線部材であるFPC110は、前記第2実施形態などと同様の構成であり、基材111と配線電極112と被覆材113を有し、配線電極112の一部を端子電極114としている。また、基材111の裏面側には裏面電極115を形成している。
ここでの裏面電極115は、前記第2実施形態と同様に、パターン化されたダミーの裏面電極115Aと、同じく周縁の裏面電極115Bとに分けている。
そして、FPC110は、端子電極114が表面側になるように、アクチュエータ基板20の保持基板50上に接着剤130で接着接合して固定保持している。
したがって、FPC110は、アクチュエータ基板20の表面よりも重力方向で高い位置に配置される保持基板50上に固定されることになり、FPC110の端子電極114はアクチュエータ基板20の端子電極24より高い位置に配置される。
これにより、アクチュエータ基板20の端部まで保持基板50で保持して補強することができる。また、FPC110を接着接合する接着剤130がアクチュエータ基板20の端子電極24まで濡れ広がることを防止できる。また、FPC110を接着接合するときに使用するツール(図示せず)として、アクチュエータ基板20の端部からはみ出るものを使用でき、組み立て作業が容易になる。
前記第2実施形態と同様に、接着剤130はFPC110の裏面電極115から保持基板20の端面20aに濡れ広がり、接着剤130のフィレット形状部130aが形成されている。
これにより、FPC110と保持基板20の接着強度を高めることができ、特に、FPC110を引き剥がそうとする外力に対して強くなり、FPC110の接合信頼性を向上することができる。
また、接着剤130は、配線電極112に沿う方向において、ワイヤ140と接続する直下部分は薄く、裏面電極115A先端と裏面電極115Bとの間、及びフィレット形状の部分で厚く形成される。
これにより、接着剤130全体の厚みを薄く形成する場合に比べて接合強度を高くすることができる。そして、ワイヤボンディングによる接続される直下の部分は接着剤130を薄くできることで、ワイヤボンディングの接合品質を向上させることできる。
ここで、接着剤130は、FPC110の裏面電極115と保持基板50とを接着接合できる接着剤である。
この接着剤130としては、100℃以下の低温で短時間でも硬化可能な接着剤を使用することが好ましい。これにより、ワイヤボンディング温度で軟化せず、また、圧電素子11を消極させず、ノズル板1の下部表面に撥液膜が施してある場合でも撥液膜を劣化させることなく、FPC110の裏面電極115と保持基板50とを接着接合できる。
加えて、接着力、耐熱性、耐湿性、作業性、耐久性などを考慮すると、接着剤130としては、熱硬化性接着剤が好ましく、例えば、ビスフェノールA型エポキシ樹脂、ビスフェノールF型エポキシ樹脂、多官能エポキシ樹脂等を主剤とするエポキシ系接着剤が好ましい。なお、シアノアクリレート等の瞬間接着剤を用いることもできる。
アクチュエータ基板20の配線25とFPC110の配線電極112とは、ワイヤ140を介して電気的に接続している。
ワイヤ140としては、金を用いている。ワイヤ140は、超音波を用いたワイヤボンディングの手法を用いて端子電極24と端子電極114を接続している。
その後、ワイヤ140と端子電極24及び114は、保持基板50の開口部56内に封止剤80を充填して封止している。封止剤80としては、例えば、100℃以下で硬化できるエポキシ樹脂やUV硬化樹脂等を用いることができる。
ここで、ワイヤ140と端子電極24はボールボンド141で、ワイヤ140と端子電極114はステッチボンド142で接続している。このため、ワイヤ140の高さを、端子電極114がボールボンドで、端子電極24がステッチボンドで接続されている場合に比べて、低くすることができる。
ワイヤ140の高さを低くすることができるため、封止剤80の高さや濡れ広がり幅を小さくでき、フレーム部材70の凹みとなる保持基板50の右端からフレーム部材70の右端までの距離Lを小さくすることができる。
すなわち、ワイヤ140を接続するワイヤ接続部を小さくすることができ、ヘッドを小さくすることができる。これに対し、ワイヤ140が高いと、封止剤80の高さや濡れ広がり幅が大きくなり、フレーム部材70との干渉を防ぐためにワイヤ接続部を広くする必要がある。
また、端子電極114の表層に金を形成し、ワイヤ140として金を用いることで、接合信頼性の良好なボールボンド141をアルミ−金の異種金属接合、接合信頼性の劣るステッチボンド142を金−金接合とすることができる。これにより、アルミ−金等の異種金属接合で酸化膜除去が必要な接合をステッチボンドにする場合に比べ、接合信頼性が向上し、FPC110の基材111として剛体ではないポリイミド樹脂を用いても、100℃程度以下の加熱で接合が可能となる。
また、ワイヤボンディングにより電気的に接続される電極の裏面に裏打ち板を接着しているFPCを基板に接着接合した場合に比べて、裏打ち板接着用の接着剤がないため、裏打ち板接着用接着剤での超音波による振動の吸収がなくなる。これにより、ワイヤボンディングの接合品質を向上することができ、また、金ワイヤ長を裏打ち板の厚さ分だけ短くすることができるため、ワイヤコストを低減できる。
このように、本実施形態でも、ワイヤボンディングの接合品質やFPCの接合強度を向上できる。これにより、ヘッドとしての機能部品である圧電素子や撥液膜の機能を劣化させずに、ヘッドの小型化や低コスト化を図れる。
なお、本実施形態では、アクチュエータ基板20に接合した保持基板50とFPC110とを接着接合する保持構造について説明したが、アクチュエータ基板20にFPC110を直接する前記第1実施形態の構造とすることもできる。
次に、本発明に係る液体を吐出する装置の一例について図10及び図11を参照して説明する。図10は同装置の要部平面説明図、図11は同装置の要部側面説明図である。
この装置は、シリアル型装置であり、主走査移動機構493によって、キャリッジ403は主走査方向に往復移動する。主走査移動機構493は、ガイド部材401、主走査モータ405、タイミングベルト408等を含む。ガイド部材401は、左右の側板491A、491Bに架け渡されてキャリッジ403を移動可能に保持している。そして、主走査モータ405によって、駆動プーリ406と従動プーリ407間に架け渡したタイミングベルト408を介して、キャリッジ403は主走査方向に往復移動される。
このキャリッジ403には、本発明に係る液体吐出ヘッド404及びヘッドタンク441を一体にした液体吐出ユニット440を搭載している。液体吐出ユニット440の液体吐出ヘッド404は、例えば、イエロー(Y)、シアン(C)、マゼンタ(M)、ブラック(K)の各色の液体を吐出する。また、液体吐出ヘッド404は、複数のノズル11からなるノズル列を主走査方向と直交する副走査方向に配置し、吐出方向を下方に向けて装着している。
液体吐出ヘッド404の外部に貯留されている液体を液体吐出ヘッド404に供給するための供給機構494により、ヘッドタンク441には、液体カートリッジ450に貯留されている液体が供給される。
供給機構494は、液体カートリッジ450を装着する充填部であるカートリッジホルダ451、チューブ456、送液ポンプを含む送液ユニット452等で構成される。液体カートリッジ450はカートリッジホルダ451に着脱可能に装着される。ヘッドタンク441には、チューブ456を介して送液ユニット452によって、液体カートリッジ450から液体が送液される。
この装置は、用紙410を搬送するための搬送機構495を備えている。搬送機構495は、搬送手段である搬送ベルト412、搬送ベルト412を駆動するための副走査モータ416を含む。
搬送ベルト412は用紙410を吸着して液体吐出ヘッド404に対向する位置で搬送する。この搬送ベルト412は、無端状ベルトであり、搬送ローラ413と、テンションローラ414との間に掛け渡されている。吸着は静電吸着、あるいは、エアー吸引などで行うことができる。
そして、搬送ベルト412は、副走査モータ416によってタイミングベルト417及びタイミングプーリ418を介して搬送ローラ413が回転駆動されることによって、副走査方向に周回移動する。
さらに、キャリッジ403の主走査方向の一方側には搬送ベルト412の側方に液体吐出ヘッド404の維持回復を行う維持回復機構420が配置されている。
維持回復機構420は、例えば液体吐出ヘッド404のノズル面(ノズルが形成された面)をキャッピングするキャップ部材421、ノズル面を払拭するワイパ部材422などで構成されている。
主走査移動機構493、供給機構494、維持回復機構420、搬送機構495は、側板491A,491B、背板491Cを含む筐体に取り付けられている。
このように構成したこの装置においては、用紙410が搬送ベルト412上に給紙されて吸着され、搬送ベルト412の周回移動によって用紙410が副走査方向に搬送される。
そこで、キャリッジ403を主走査方向に移動させながら画像信号に応じて液体吐出ヘッド404を駆動することにより、停止している用紙410に液体を吐出して画像を形成する。
このように、この装置では、本発明に係る液体吐出ヘッドを備えているので、高画質画像を安定して形成することができる。
次に、本発明に係る液体吐出ユニットの他の例について図12を参照して説明する。図12は同ユニットの要部平面説明図である。
この液体吐出ユニットは、前記液体を吐出する装置を構成している部材のうち、側板491A、491B及び背板491Cで構成される筐体部分と、主走査移動機構493と、キャリッジ403と、液体吐出ヘッド404で構成されている。
なお、この液体吐出ユニットの例えば側板491Bに、前述した維持回復機構420、及び供給機構494の少なくともいずれかを更に取り付けた液体吐出ユニットを構成することもできる。
次に、本発明に係る液体吐出ユニットの更に他の例について図13を参照して説明する。図13は同ユニットの正面説明図である。
この液体吐出ユニットは、流路部品444が取付けられた液体吐出ヘッド404と、流路部品444に接続されたチューブ456で構成されている。
なお、流路部品444はカバー442の内部に配置されている。流路部品444に代えてヘッドタンク441を含むこともできる。また、流路部品444の上部には液体吐出ヘッド404と電気的接続を行うコネクタ443が設けられている。
本願において、「液体を吐出する装置」は、液体吐出ヘッド又は液体吐出ユニットを備え、液体吐出ヘッドを駆動させて、液体を吐出させる装置である。液体を吐出する装置には、液体が付着可能なものに対して液体を吐出することが可能な装置だけでなく、液体を気中や液中に向けて吐出する装置も含まれる。
この「液体を吐出する装置」は、液体が付着可能なものの給送、搬送、排紙に係わる手段、その他、前処理装置、後処理装置なども含むことができる。
例えば、「液体を吐出する装置」として、液体を吐出させて媒体に画像を形成する装置である画像形成装置、立体造形物(三次元造形物)を造形するために、粉体を層状に形成した粉体層に造形液を吐出させる立体造形装置(三次元造形装置)がある。
また、「液体を吐出する装置」は、吐出された液体によって文字、図形等の有意な画像が可視化されるものに限定されるものではない。例えば、それ自体意味を持たないパターン等を形成するもの、三次元像を造形するものも含まれる。
上記「液体が付着可能もの」とは液体が一時的にでも付着可能なものを意味する。「液体が付着するもの」の材質は、紙、糸、繊維、布帛、皮革、金属、プラスチック、ガラス、木材、セラミックスなど液体が一時的でも付着可能であればよい。
また、「液体」は、インク、処理液、DNA試料、レジスト、パターン材料、結着剤、造形液なども含まれる。
また、「液体を吐出する装置」には、特に限定しない限り、液体吐出ヘッドを移動させるシリアル型装置、液体吐出ヘッドを移動させないライン型装置のいずれも含まれる。
また、「液体を吐出する装置」としては他にも、用紙の表面を改質するなどの目的で用紙の表面に処理液を塗布するために処理液を用紙に吐出する処理液塗布装置、原材料を溶液中に分散した組成液をノズルを介して噴射させて原材料の微粒子を造粒する噴射造粒装置などがある。
「液体吐出ユニット」とは、液体吐出ヘッドに機能部品、機構が一体化したものであり、液体の吐出に関連する部品の集合体である。例えば、「液体吐出ユニット」は、ヘッドタンク、キャリッジ、供給機構、維持回復機構、主走査移動機構の構成の少なくとも一つを液体吐出ヘッドと組み合わせたものなどが含まれる。
ここで、一体化とは、例えば、液体吐出ヘッドと機能部品、機構が、締結、接着、係合などで互いに固定されているもの、一方が他方に対して移動可能に保持されているものを含む。また、液体吐出ヘッドと、機能部品、機構が互いに着脱可能に構成されていても良い。
例えば、液体吐出ユニットとして、図11で示した液体吐出ユニット440のように、液体吐出ヘッドとヘッドタンクが一体化されているものがある。また、チューブなどで互いに接続されて、液体吐出ヘッドとヘッドタンクが一体化されているものがある。ここで、これらの液体吐出ユニットのヘッドタンクと液体吐出ヘッドとの間にフィルタを含むユニットを追加することもできる。
また、液体吐出ユニットとして、液体吐出ヘッドとキャリッジが一体化されているものがある。
また、液体吐出ユニットとして、液体吐出ヘッドを走査移動機構の一部を構成するガイド部材に移動可能に保持させて、液体吐出ヘッドと走査移動機構が一体化されているものがある。また、図12で示したように、液体吐出ユニットとして、液体吐出ヘッドとキャリッジと主走査移動機構が一体化されているものがある。
また、液体吐出ユニットとして、液体吐出ヘッドが取り付けられたキャリッジに、維持回復機構の一部であるキャップ部材を固定させて、液体吐出ヘッドとキャリッジと維持回復機構が一体化されているものがある。
また、液体吐出ユニットとして、図13で示したように、ヘッドタンク若しくは流路部品が取付けられた液体吐出ヘッドにチューブが接続されて、液体吐出ヘッドと供給機構が一体化されているものがある。
主走査移動機構は、ガイド部材単体も含むものとする。また、供給機構は、チューブ単体、装填部単体も含むものする。
また、「液体吐出ヘッド」は、使用する圧力発生手段が限定されるものではない。例えば、上記実施形態で説明したような圧電アクチュエータ(積層型圧電素子を使用するものでもよい。)以外にも、発熱抵抗体などの電気熱変換素子を用いるサーマルアクチュエータ、振動板と対向電極からなる静電アクチュエータなどを使用するものでもよい。
また、本願の用語における、画像形成、記録、印字、印写、印刷、造形等はいずれも同義語とする。
1 ノズル板
2 流路板
3 振動板
4 ノズル
6 個別液室
10 共通液室
11 圧電素子
13 下部電極
14 上部電極
20 アクチュエータ基板(保持部材)
24 端子電極
50 保持基板
70 フレーム部材
110 FPC(フレキシブル配線部材)
112 配線電極
114 端子電極
115 裏面電極
120 基板(保持部材)
403 キャリッジ
404 液体吐出ヘッド
440 液体吐出ユニット
500 ドライバIC

Claims (12)

  1. フレキシブル配線部材を保持部材に接着接合して固定する配線部材の保持構造であって、
    前記配線部材には、配線用電極が形成された表面側と反対の裏面側にも電極が形成され、
    前記配線部材は前記裏面側の前記電極を介して前記保持部材に接着接合されている
    ことを特徴とする配線部材の保持構造。
  2. 前記裏面側の電極は、パターン化されている
    ことを特徴とする請求項1に記載の配線部材の保持構造。
  3. 前記裏面側の電極は、ダミー電極である
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の配線部材の保持構造。
  4. 前記配線部材の前記配線用電極の他の接続部との接続領域以外の領域に対応する前記裏面側の電極の一部が除去されている
    ことを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の配線部材の保持構造。
  5. 前記配線部材の先端部周縁に沿って前記裏面側の電極が形成されている
    ことを特徴とする請求項4に記載の配線部材の保持構造。
  6. 前記配線用電極はワイヤボンディングによって他の接続部と接続される
    ことを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載の配線部材の保持構造。
  7. 前記配線用電極の表面金属と前記裏面側の電極の表面金属が異なる
    ことを特徴とする請求項1ないし6のいずれかに記載の配線部材の保持構造。
  8. 前記配線部材の前記裏面側の電極と前記保持部材の端面との間に前記接着剤のフィレット形状部が形成されている
    ことを特徴とする請求項1ないし7のいずれかに記載の配線部材の保持構造。
  9. 液滴を吐出するノズルが通じる個別液室内の液体を加圧する圧力発生手段を有し、
    前記圧力発生手段が配置されたアクチュエータ部材の電極とフレキシブル配線部材の電極とが接続さ、
    前記フレキシブル配線部材は、前記請求項1ないし8のいずれかに記載の配線部材の保持構造で、前記アクチュエータ部材又は前記アクチュエータ部材に接合された部材に保持されている
    ことを特徴とする液体吐出ヘッド。
  10. 請求項9に記載の液体吐出ヘッドを備えていることを特徴とする液体吐出ユニット。
  11. 前記液体吐出ヘッドに供給する液体を貯留するヘッドタンク、前記液体吐出ヘッドを搭載するキャリッジ、前記液体吐出ヘッドに液体を供給する供給機構、前記液体吐出ヘッドの維持回復を行う維持回復機構、前記液体吐出ヘッドを主走査方向に移動させる主走査移動機構の少なくともいずれか一つと前記液体吐出ヘッドとを一体化した
    ことを特徴とする請求項10に記載の液体吐出ユニット。
  12. 請求項9に記載の液体吐出ヘッド、又は、請求項10若しくは11に記載の液体吐出ユニットを備えていることを特徴とする液体を吐出する装置。
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