JP2016091422A - 車線変更判定システム - Google Patents

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大樹 粟野
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Abstract

【課題】 車両が車線変更を行ったか否かを精度良く判定する。
【解決手段】 車線変更判定システムは、位置、速度及びヨーレートを含むパラメータ群を測定可能な測定装置を有する車両と、車両と相互通信可能であって位置と道路方位とを対応付けたデータベースを有するデータセンターと、車両及びデータセンターの少なくとも一方に設けられ且つ車両が車線変更を行ったか否かを判定する判定部と、を備える。判定部は、測定したパラメータ群に基づいて進行方位を推定すると共に、データセンターから車両の位置における道路方位を取得する。更に、進行方位と道路方位とがなす相対進行角度と車両の速度とに基づき、相対横移動量を算出する。更に、相対横移動量の積算値が閾値以上となった場合、車線変更を行ったと判定する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、車両が車線変更を行ったか否かを判定する車線変更判定システムに関する。
従来から、車両が車線変更を行ったか否かを判定するための装置が提案されている。例えば、従来の装置の一つは、車両のターンシグナル(方向指示器)が点灯した時点以降における車両の横方向移動距離(道路に直交する方向の移動距離)が所定の閾値以上になった場合、車両が車線変更を行ったと判定する。更に、本装置は、車両が車線変更を行ったと判定したとき、ターンシグナルを消灯するようになっている。これにより、本装置は、車線変更中のハンドル操作等に起因するターンシグナルの誤消灯を防ぐと共に、車線変更の完了時に速やかにターンシグナルを消灯できる(例えば、特許文献1を参照。)。
以下、便宜上、車両が車線変更を行ったか否かの判定を「車線変更判定」と称呼する。また、上述した従来の装置を「従来装置」と称呼する。
車線変更判定を精度良く行うためには、道路の形状(換言すると、車両が存在する位置における道路方位)を考慮した上で車両の横方向移動距離を評価することが望ましい。具体的には、道路の形状が直線状(直線道路)である場合、車線変更開始時からの横方向移動距離の全てが、車線変更に寄与する。よって、横方向移動距離を閾値と比較すれば、車線変更判定を精度良く行える。これに対し、道路の形状が曲線状(カーブ道路)である場合、車線変更開始時からの横方向移動距離には、車線変更のための移動距離だけでなく、道路の形状に沿って車両を進めるための移動距離も含まれる。よって、単純に横方向移動距離を閾値と比較するだけでは、車線変更判定を精度良く行えない。
この点に関し、従来装置は、“車線変更中に道路の形状が変化しない”(直線道路・カーブ道路の道路種別の変更なし、且つ、カーブ道路の曲率半径は一定)との仮定の下、ターンシグナル点灯直前の車両の向きに基づき、道路の形状(≒車線変更しない場合の予想進路)を推定するようになっている。
特開2010−280272号公報
しかしながら、道路の形状は場所によって千差万別であるため、推定された道路の形状と、実際の道路の形状と、は必ずしも一致しない。換言すると、車線変更を行う場所によっては、上記仮定が妥当でなくなる場合がある。よって、従来装置は精度良く車線変更判定を行えない虞がある。
本発明の目的は、車両が車線変更を行ったか否かを精度良く判定できる車線変更判定システムを提供することにある。
具体的には、本発明による車線変更判定システムは、
車両の位置、速度及びヨーレートを含むパラメータ群を測定可能な一又は複数の測定装置を有する「車両」と、前記車両と相互通信可能であって位置と道路方位とを対応付けたデータベースを有する「データセンター」と、前記車両及び前記データセンターの少なくとも一方に設けられ且つ前記車両が車線変更を行ったか否かを判定する「判定部」と、を備える。
更に、前記「判定部」は、
(1)前記測定装置によって測定した前記パラメータ群に基づいて該車両の「進行方位」を推定すると共に、前記データセンターから前記車両の位置における「道路方位」を取得し、
(2)前記進行方位と前記道路方位とがなす角度である相対進行角度と、前記車両の速度と、に基づいて該車両の「道路に対する相対横移動量」を算出し、
(3)前記相対横移動量を経時的に積算した積算値が所定の閾値以上となった場合、前記車両が車線変更を行ったと判定する、ようになっている。
上記構成により、車載の「測定装置」によって測定したパラメータ群を用いて推定された「車両の進行方位」、及び、データセンターの「位置と道路方位とを対応付けたデータベース」を用いて取得した「道路方位」に基づき、「車両の道路に対する相対横移動量」が算出される。そして、この相対横移動量に基づき、車線変更判定が行われる。よって、従来装置のような特殊な仮定の下で同判定を行う場合に比べ、「車両の位置における道路方位」(車両が存在する位置ごとの道路方位)を考慮して相対横移動量を算出する分、車線変更判定の精度が高まる。
したがって、本発明の車線変更判定システムは、車両が車線変更を行ったか否かを精度良く判定できる。
ところで、本発明の車線変更判定システムにおいて、車両の「進行方位」はパラメータ群から推定される車両の予想進路の方位を表し、「道路方位」は車両の位置における道路の接線方向の方位を表し、「相対横移動量」は道路方位に直交する方向における車両の移動量を表す。
なお、本発明の車線変更判定システムは、意図的に車線変更を行う場合の車線変更判定(従来装置と同様の判定)を行うことも可能であり、意図せず生じる車線変更等を監視するための車線変更判定(例えば、車両の運転補助用の常時判定)を行うことも可能である。更に、後者の判定(意図しない車線変更)が生じた位置をデータセンターに蓄積し、意図しない車線変更が生じ易い位置を特定すると共に、その位置に近づいている車両に対して事前に車線逸脱の可能性が高い旨の注意を促すこと(事前警告)も可能である。
本発明の実施形態の一例に係る車線変更判定システムの概略構成を示す模式図である。 図1に示した車線変更判定システムにおける処理工程を示すフローチャートである。 車線変更中の車両の状態を示す模式図である。
[システムの概要]
図1は、本発明の実施形態の一例に係る車線変更判定システム(以下「実施システム」という。)の概略構成を示している。実施システムは、車両10〜30及びデータセンター40を含んでいる。なお、本実施システムは3台の車両10〜30を含むように構成されているが、本発明の車線変更判定システムは、2台以下の車両(例えば、車両10のみ)を含むように構成されてもよく、4台以上の車両を含むように構成されてもよい。
車両10は、車両10の位置、速度およびヨーレートを測定可能な一又は複数の測定装置11、並びに、測定装置11による測定値等の処理、データセンター40との通信および車両10の車線変更判定を行う判定部12を有している。測定装置11は、位置測定用のGPS装置、速度測定用の車速センサ、及び、ヨーレート測定用のヨーレートセンサを含んでいる。判定部12は、上述した処理、通信および判定が可能な電子回路ユニットであり、測定装置11によって測定したパラメータ群(車両10の位置、速度およびヨーレート)と、データセンター40から無線通信によって取得(受信)した車両10の現在位置における道路方位と、に基づいて車線変更判定を行うようになっている(詳細は後述される。)。更に、判定部12は、この車線変更判定とは別に、車両10の位置ごとの進行方位を含むデータ(以下「走行ログ」という。)を、データセンター40に無線通信によって送信するようになっている。
車両20及び車両30は、車両10と同様の構成を有している。即ち、車両20は、車両10の測定装置11及び判定部12と同様の機能を有する測定装置21及び判定部22を有しており、車両30も同機能を有する測定装置31及び判定部32を有している。
データセンター40は、車両10〜30との通信および車両10〜30から受信した走行ログの処理を行うデータ処理部41を有している。データ処理部41は、上述した通信および処理が可能な電子回路ユニットであり、位置と道路方位とを対応付けた(位置ごとの道路方位を特定可能な)データベースを記憶している。そして、データ処理部41は、車両10〜30の判定部12〜32からの要求等に応じ、車両10〜30の位置における道路方位を提供するようになっている(詳細は後述される。)。なお、データ処理部41は、この道路方位の提供とは別に、車両10〜30から無線通信によって取得(受信)した走行ログに基づいて位置ごとの道路方位を推定すると共に、データベースを更新するようになっている。
通信網50は、情報通信可能なネットワーク51、及び、ネットワーク51に接続された無線基地局52を有している。車両10〜30とデータセンター40との間の通信は、ネットワーク51及び無線基地局52を介して行われる。なお、通信網50は、汎用のネットワーク51及び無線基地局52(例えば、インターネット、及び、携帯電話用の無線基地局)を利用して構成されている。
[実際の作動]
図2及び図3を参照しながら、実施システムの実際の作動について説明する。但し、車両10〜30の各々における実施システムの作動は実質的に同一であるため、代表例として、車両10を対象とした実施システムの作動について説明する。
図2は、実施システムが車両10の車線変更判定(及び車線変更判定とは別のデータベース更新)を行う場合における同システムの処理工程を示している。なお、車両20及び車両30の車線変更判定(同上)も、同様の処理工程を経て行われる。図3は、曲線形状の道路(カーブ道路)を通過中の車両10が車線変更を行っている様子を表す模式図である。
まず、ステップS1にて、車両10の判定部12は車線変更判定を開始する。具体的には、判定部12は、下記条件のいずれかが成立した場合に車線変更判定を開始する。
・車両10のイグニッション・キー・スイッチ(図示省略)が操作されて車両10が始動した時点から所定時間が経過し、拡張カルマンフィルタ(詳細は後述される。)の作動が安定したとき。なお、拡張カルマンフィルタの安定に要する所定時間は、予め実験などによって定められている。
・前回の車線変更判定において車両10が車線変更を行ったと判定されたとき。
・車両10が交差点を通過したとき。なお、車両10が交差点を通過したか否かは、測定装置11のGPS装置等を利用して判定される。
但し、判定部12は、車線変更判定を開始するとき、車両10の“道路に対する相対横移動量”の積算値(詳細は後述される。)をゼロにリセットするようになっている。
次いで、ステップS2にて、判定部12は、現時点における車両10の位置Pv、速度Svおよびヨーレートωvを、測定装置11を用いて測定する。具体的には、位置PvとしてGPS装置から取得した緯度経度情報をx−y平面上の値に変換した値、速度Svとして車速センサの出力値、ヨーレートωvとしてヨーレートセンサの出力値、を判定部12は取得する。
次いで、ステップS3にて、判定部12は、車両10の位置Pv、速度Svおよびヨーレートωvに基づき、拡張カルマンフィルタを用いて、現時点における車両10の進行方位φvを推定する。拡張カルマンフィルタは、周知のように、非線形の動的システムについて、同システムの状態方程式および観測方程式をノイズの影響を考慮した上で記述し、それら方程式に基づいて現在の観測値および過去の状態量の推定値から現在の状態量を推定する、反復推定型フィルタである(例えば、特開2014−108728号公報、特開2014−102137号公報、及び、特開2014−2103号公報等を参照。)。そこで、例えば、観測値として“車両の位置、速度、ヨーレート”を格納可能な観測方程式と、状態量として“車両の位置、速度、ヨーレート、進行方向”を有する状態方程式と、を予め記述しておき、実際に測定された“車両の位置、速度、ヨーレート”を観測方程式に格納した上で両方程式を拡張カルマンフィルタに適用すれば、車両の進行方位を推定できる。
具体的には、判定部12は、予め記述された“位置Pv、速度Sv、ヨーレートωv及び観測ノイズvをパラメータとして含む観測方程式Z(Pv,Sv,ωv,v)”及び“位置Pv、速度Svヨーレートωv、進行方位φv及びシステムノイズwをパラメータとして含む状態方程式dX/dt(dPv/dt,dSv/dt,dωv/dt,dφv/dt,dw/dt)”を記憶している。そして、判定部12は、観測方程式Zに現時点における車両10の位置Pv、速度Sv、ヨーレートωvを代入すると共に、その観測方程式Z及び状態方程式dX/dtを拡張カルマンフィルタに適用し、現時点における進行方位φvを推定する。
次いで、ステップS4にて、判定部12は、現時点における車両10の位置Pvを表すデータをデータセンター40のデータ処理部41に送信すると共に、位置Pvにおける道路方位φrを送信するようデータ処理部41に要求する。この要求およびデータを受信したデータ処理部41は、ステップS5にて、データ処理部41が記憶している“位置Pvと道路方位φrとを対応付けたデータベース”を参照し、車両10の位置Pvにおける道路方位φrを特定(照会)する。そして、データ処理部41は、道路方位φrを表すデータを車両10の判定部12に送信する。判定部12は、そのデータを受信する。
次いで、ステップS6にて、判定部12は、進行方位φvと道路方位φrとの差の絶対値を相対進行角度Δφとして算出する(図3を参照。)。
次いで、ステップS7にて、判定部12は、車線変更判定とは別のデータベース更新のために、車両10の位置Pv及び進行方位φvを表すデータ(走行ログ)を、データセンター40のデータ処理部41に送信する。データ処理部41は、ステップS8にてその走行ログを受信した後、ステップS9にてその走行ログを蓄積する。
次いで、ステップS10にて、データ処理部41は、蓄積された走行ログ(位置Pvごとの進行方位φv)に基づき、位置Pvにおける道路方位φrを推定する。具体的には、位置Pvごとの進行方位φvの平均値が、その位置Pvにおける道路方位φrとして推定される。更に、ステップS11にて、データ処理部41は、推定された道路方位φrを用いてデータベースを更新する。なお、データ処理部41は、このように更新されたデータベースを用い、上記ステップS5において位置Pvにおける道路方位φrを特定(照会)するようになっている。
一方、車両10の判定部12は、ステップS12にて、下式(1)に従って現時点kにおける相対横移動量L(k)を算出すると共に、算出された相対横移動量L(k)を積算して積算値Lsum(k)を算出する。なお、下式(1)に示されるように、相対横移動量L(k)は、現時点kにおける速度Svの道路方位φrに直交する方向の成分(Sv×sin(Δφ))に単位時間Δtを乗算した値である。即ち、相対横移動量L(k)は、道路方位φrに直交する方向における車両10の単位時間Δtあたりの移動量、を表す。
L(k)=Sv×sin(Δφr)×Δt …(1)
Lsum(k)=Σ(L(τ))[τ=0,k] …(2)
次いで、ステップS13にて、判定部12は、積算値Lsum(k)が所定の閾値Lth以上であるか否かを判定する。閾値Lthは、積算値Lsum(k)がその閾値Lth以上となった場合に車両10が車線変更を行ったと判定可能な適値であり、一般的な車線幅などを考慮して設定される。現時点における積算値Lsum(k)が閾値Lthよりも小さい場合、判定部12は、「No」と判定し、再びステップS2〜S7,S11,S12の処理を繰り返す。即ち、積算値Lsum(k)が閾値Lth以上になるまで、相対横移動量Lの算出および積算値Lsum(k)の取得が繰り返される。
そして、積算値Lsum(k)が閾値Lth以上となると、判定部12は、ステップS13にて「Yes」と判定してステップS14に進み、現時点にて車両10が車線変更を行ったと判定する。
次いで、ステップS15にて、判定部12は、相対横移動量の積算値Lsum(k)をゼロに再設定(リセット)する。そして、判定部12は、ステップS1に戻り、再びステップS1〜S7,S12〜S15の処理(即ち、車線変更判定)を繰り返す。
以上に説明したように、実施システムは、車両10にて測定されたパラメータ群(位置Pv、速度Sv及びヨーレートωv)並びにデータセンター40から取得した道路方位φrに基づいて車両10の相対横移動量Lを算出し、相対横移動量Lの積算値Lsumと閾値Lthとを比較することによって車線変更判定を行う。これにより、実施システムは、車両10の車線変更判定を精度良く行うことができる。
更に、実施システムは、本判定の過程にて取得された走行ログ(車両10の位置Pv及び進行方位φvを表すデータ)を利用し、データセンター40が備えるデータベースを更新する。これにより、実施システムは、データベースの正確さを向上させることができる。なお、車両20及び車両30の車線変更判定も、車両10の車線変更判定と同様に行われる。よって、車両20及び車両30の走行ログによっても、データセンター40が備えるデータベースが更新されることになる。このように、実施システムを多数の車両に適用することにより、データベースの正確さを更に向上させることができる。
<その他の態様>
本発明は上記実施形態に限定されることはなく、本発明の範囲内において種々の変形例を採用できる。
例えば、実施システムは、車両10の位置Pv、速度Svおよびヨーレートωvに基づいて進行方位θvを推定している(図2のステップS3)。しかし、本発明の車線変更判定システムは、車両の位置Pv、速度Svおよびヨーレートωv、並びに、他のパラメータ(例えば、車両の加速度)に基づいて進行方位を推定するように構成され得る。これにより、進行方位をより精度良く推定することが可能となる。
更に、実施システムは、車両10の位置Pvを測定装置11(GPS装置)によって測定している。しかし、本発明の車線変更判定システムは、車両の位置を測定する測定装置として、3箇所の携帯電話の基地局から発せられる通信用電波の強度を測定すると共に三角測量法によって車両の位置を特定する装置、を用いるように構成され得る。また、本発明の車線変更判定システムは、前者の測定装置(GPS装置)及び後者の測定装置(携帯電話の基地局を利用する装置)の双方を用いるように構成され得る。
更に、実施システムは、車線変更判定が一旦開始されると(図2のステップS1)、車線変更が行われたと判定されるまで(ステップS14)、車両10の位置Pv、速度Svおよびヨーレートωvの測定等の処理(ステップS2〜S13)を休みなく繰り返すようになっている。しかし、本発明の車線変更判定システムは、同処理の途中に意図的な車線変更が行われた場合(車両のターンシグナルが点灯した場合)には同処理を中断し、同車線変更が完了した後に再び同処理を開始する、構成され得る。これにより、意図せず生じる車線変更の判定のみを行うことができ、車線変更判定システムの計算負荷を低減することが可能となる。
更に、実施システムは、車両10の走行ログとして、位置Pvごとの進行方位φvを車両10からデータセンター40に送信するようになっている(図2のステップS7)。しかし、本発明の車線変更判定システムは、走行ログとして、位置Pvごとの進行方位φvだけでなく、速度Sv及びヨーレートωv、並びに、車線変更したと判定したときの位置Pv等を送信するように構成され得る。これにより、車線変更したと判定したときの位置Pvをデータセンター40に蓄積して分析し、意図しない車線変更が生じ易い場所を特定すると共に、その場所に向かう車両に事前警告を通知することも可能となる。
更に、実施システムは、車両10に設けられた判定部12において車線変更判定を行うようになっている(例えば、図2のステップS14)。しかし、本発明の車線変更判定システムは、データセンター40において車線変更判定を行うように構成され得る。具体的には、例えば、データセンター40のデータ処理部41が判定部12の機能を更に担うように構成されてもよく、データ処理部41とは別に判定部12が設けられてもよい。なお、データセンター40において車線変更判定を行う場合、車両10の測定装置11によって測定されたデータ群(車両10の位置、速度およびヨーレート)及び/又は同データ群に基づいて算出される車両10の進行方位が、車両10からデータセンター40に適切なタイミングにて送信されるように構成され得る。
10〜30…車両、11…測定装置、12…判定部、40…データセンター、41…データ処理部、51…ネットワーク、52…無線基地局

Claims (1)

  1. 車両の位置、速度及びヨーレートを含むパラメータ群を測定可能な一又は複数の測定装置を有する車両と、前記車両と相互通信可能であって位置と道路方位とを対応付けたデータベースを有するデータセンターと、前記車両及び前記データセンターの少なくとも一方に設けられ且つ前記車両が車線変更を行ったか否かを判定する判定部と、を備える車線変更判定システムであって、
    前記判定部は、
    前記測定装置によって測定した前記パラメータ群に基づいて該車両の進行方位を推定すると共に、前記データセンターから前記車両の位置における道路方位を取得し、
    前記進行方位と前記道路方位とがなす角度である相対進行角度と、前記車両の速度と、に基づいて該車両の道路に対する相対横移動量を算出し、
    前記相対横移動量を経時的に積算した積算値が所定の閾値以上となった場合、前記車両が車線変更を行ったと判定する、
    車線変更判定システム。

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