JP2016091398A - 電子ペン - Google Patents

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Abstract

【課題】操作感が良好な電子ペンを提供する。【解決手段】電子ペン1は、発光部3と、先端部を有し、発光部3が発光する光を透過する筆記部2と、筆記部2を支持し、筆記部2への押圧を検出して発光部3を発光させる本体部4と、を備え、筆記部2は、先端部を有する弾性部材22と、弾性部材22の外面上に形成された滑性材23と、を備える。滑性材23は、滑り性が弾性部材22より高い材料で、弾性部材22の変形および復元に追従して弾性部材22との密着が維持されるように形成されている。【選択図】図3

Description

本発明は、電子ペンに関する。
従来、ホワイトボード等の投写面に画像を投写するプロジェクター、およびこの投写面上で操作される電子ペン(例えば、特許文献1参照)を備えたシステムが知られている。このような電子ペンを用いたシステムは、ユーザーが電子ペンで筆記に模した操作をすることによって電子ペンが赤外線等の光を発する。そして、プロジェクターは、電子ペンが発する光を検知して、元の画像情報に電子ペンの軌跡に関する情報を重ねて投写することが可能に構成されている。
特許文献1に記載の電子ペンは、筆記具に模した形状を有し、シャフトと、赤外線を発する発光ダイオードと、キャップと、傾倒検出機構と、支持部材と、メイン基板とを備える。
シャフトは、先端に発光ダイオードが取り付けられ、傾倒可能に支持部材に支持される。キャップは、電子ペンの先端に位置する部材であり、ユーザーが投写面上で筆記に模した操作をする際に、投写面等に当接する。キャップは、発光ダイオードから射出される赤外線を透過する材料から形成され、発光ダイオードを覆うように、シャフトに取り付けられる。傾倒検出機構は、シャフトの傾倒を検出する機能を有する。メイン基板は、回路素子が実装された回路基板で構成され、傾倒検出機構の検出結果に応じて発光ダイオードを発光させる。
そして、特許文献1に記載の電子ペンは、ユーザーに把持されて、キャップが投写面に押し当てられることにより、キャップおよびシャフトが傾倒し、傾倒検出機構がその傾倒に応じて動作し、メイン基板により発光ダイオードを発光させる。
特開2011−59768号公報
しかしながら特許文献1に記載の電子ペンは、電子ペンを操作するユーザーによっては、キャップを投写面に当接させる際に、キャップが投写面に衝突するような操作になることがあるため、ユーザーに不快感となる衝突音を発生させてしまうという課題がある。また、キャップと投写面とが当接した状態での書き込み操作の感触は、ホワイトボード等へのマーカーペン等の書き込み操作の感触と大きく異なるため、ユーザーに違和感を与えるという課題もある。
本発明は、上述の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の形態または適用例として実現することが可能である。
[適用例1]本適用例に係る電子ペンは、発光部を有し、先端部が操作面に押圧される操作によって前記発光部が発光する電子ペンであって、前記先端部を有し、前記発光部が発光する光を透過する筆記部と、前記筆記部を支持し、前記筆記部への押圧を検出して前記発光部を発光させる本体部と、を備え、前記筆記部は、前記先端部を有する弾性部材と、前記弾性部材の外面上に形成された滑性材と、を備え、前記滑性材は、滑り性が前記弾性部材より高い材料で、前記弾性部材の変形および復元に追従して前記弾性部材との密着が維持されるように形成されていることを特徴とする。
この構成によれば、電子ペンは、筆記部の先端部が弾性部材で構成されているので、筆記部が操作面に押し当てられる際に、弾性部材が変形することとなる。これによって、筆記部が操作面に当接する際の衝突音を低減することや、筆記部が操作面に当接した状態での書き込み操作の感触を向上させることが可能となる。
また、弾性部材の外面には、滑り性が弾性部材より高く、弾性部材の変形、復元に追従する滑性材が設けられているので、弾性部材が有する弾性を発揮させつつ、電子ペンを操作面上で滑らかに移動させることができる。
したがって、電子ペンのユーザーに不快感となる操作面との衝突音を低減し、操作感が良好な電子ペンの提供が可能となる。
[適用例2]上記適用例に係る電子ペンにおいて、前記弾性部材は、前記発光部が発光する前記筆記部への押圧力より小さな押圧力で変形する弾性を有していることが好ましい。
この構成によれば、ユーザーが電子ペンを操作する際、筆記部を操作面に押し当てると、発光部が発光する前に弾性部材が変形することとなる。これによって、筆記部が操作面に押し当てられる際の、電子ペンのユーザーに不快感となる衝突音を確実に低減することが可能となる。
[適用例3]上記適用例に係る電子ペンにおいて、前記筆記部は、前記弾性部材を保持し、前記本体部に支持される支持部材を有することが好ましい。
この構成によれば、筆記部は、上述した支持部材を備えるので、弾性部材が確実に保持された状態で本体部に支持される。
[適用例4]上記適用例に係る電子ペンにおいて、前記筆記部は、前記先端部の反対側が開口する中空部を有し、前記発光部は、前記中空部に配置されることが好ましい。
この構成によれば、発光部は、筆記部の中空部に配置されるので、発光部から発せられる光の損失を抑制して効率良く筆記部から外部に透過させることができる。よって、小型の発光部の採用や、発光部を発光させる電力の省電力化が可能となる。
[適用例5]上記適用例に係る電子ペンにおいて、前記弾性部材は、エラストマーであることが好ましい。
ここで、エラストマーとは、弾性を有する高分子材料、例えば、ゴム材や熱可塑性の弾性部材等の材料をいう。
この構成によれば、弾性部材がエラストマーで形成されているので、滑性材をこの弾性部材の外面に形成可能とし、発光部が発する光の透過、および所望の弾性を有するように、弾性部材を形成することが可能となる。
[適用例6]上記適用例に係る電子ペンにおいて、前記滑性材は、セラミックであることが好ましい。
この構成によれば、滑性材がセラミックで形成されているので、発光部が発する光を透過し、操作面に対する滑り性が弾性部材より高い滑性材を形成することが可能となる。
[適用例7]上記適用例に係る電子ペンにおいて、前記滑性材は、フッ素を含有する材料であることが好ましい。
この構成によれば、塗装等の製造方法により、弾性部材の外面に容易に滑性材を形成することが可能となる。
[適用例8]上記適用例に係る電子ペンにおいて、前記弾性部材における前記先端部は、前記筆記部の中心軸を通る平面上における断面の外形形状が、前記中心軸上を頂点とし、前記頂点から遠ざかるほど前記中心軸からの距離が大きくなるような曲線となる曲面状に形成され、前記滑性材は、少なくとも前記先端部に設けられていることが好ましい。
この構成によれば、弾性部材の外面全体に滑性材を設ける構成に比べ、容易に滑性材を形成できるとともに、電子ペンを傾けても、滑性材を操作面に当接させることができる。よって、滑性材を有する筆記部製造の簡素化を図りつつ、操作感を高めた電子ペンの提供が可能となる。
第1実施形態に係る電子ペンを用いた表示システムの概略構成を示す模式図。 第1実施形態の電子ペンの外観を示す斜視図。 第1実施形態の電子ペンの断面図。 第1実施形態の筆記部の断面図。 第2実施形態の電子ペンにおける筆記部および導光部材を説明するための断面図。 変形例における筆記部の断面図。
(第1実施形態)
以下、本実施形態に係る電子ペンについて、図面を参照して説明する。
図1は、本実施形態に係る電子ペン1を用いた表示システム10の概略構成を示す模式図である。
表示システム10は、電子ペン1に加え、プロジェクター20および投写面SCを有するホワイトボード等を備え、プロジェクター20により投写面SCに投写される画像に対して、ユーザーの電子ペン1の操作により、図形や文字等を重ねて表示できるように構成されている。
詳細な説明は省略するが、プロジェクター20は、入力された画像情報に応じた画像を投写面SCに投写する画像投写部、および投写面SCを撮像する撮像部を備える。そして、プロジェクター20は、投写面SC上で操作された電子ペン1から発せられた赤外線を検知し、検知した情報に基づいて赤外線の発信位置の解析を行い、画像情報にこの発信位置の軌跡を示す線を重畳した重畳画像を投写面SCに投写する。投写面SCは、電子ペン1の先端部が押し当てられて操作される操作面となる。ここで、電子ペン1の先端部とは、ユーザーの操作によって投写面SCに押圧される部位のことをいう。すなわち、電子ペン1の先端部は、投写面SCに対して電子ペン1を略直角にして操作する場合はもとより、投写面SCに対して電子ペン1を傾けて操作する場合に、投写面SCに押圧される。
図2は、電子ペン1の外観を示す斜視図である。図3は、電子ペン1の断面図である。
電子ペン1は、図2に示すように、筆記具に模した形状を有している。電子ペン1は、図3に示すように、先端部を有する筆記部2、筆記部2内に収納される発光部3、および筆記部2を支持する本体部4を備え、先端部が投写面SC(操作面)に押圧される操作によって発光部3が発光する。
本体部4は、スイッチ機構41、回路ユニット42、電池43、およびこれらの部材を内部に収納する外装筐体5を備える。
筆記部2は、後で詳細に説明するが、図3に示すように、先端部を有する弾性部材22、および弾性部材22の内側に配置され、弾性部材22を保持して本体部4に着脱可能に支持される支持部材21等を備える。筆記部2は、先端部の反対側が開口する中空部2Aを有し、この開口部近傍の支持部材21の内面にはネジ溝21S(図4参照)が設けられている。
発光部3は、赤外線を発する発光ダイオードで構成されており、図3に示すように、筆記部2の中空部2Aに配置され、リード端子3Tを介して回路ユニット42に接続される。
スイッチ機構41は、詳細な説明は省略するが、図3に示すように、筆記部2に接続される接続部材411、および図示しない複数の電気的接続部材等を備え、発光部3を発光させるスイッチとしての機能を有する。
接続部材411は、図3に示すように、円筒状の部位を有し、この円筒状の一端側の外周面には、支持部材21のネジ溝21S(図4参照)と螺合するネジ溝411Sが形成されている。そして、接続部材411は、ネジ溝411Sが外装筐体5から露出し、ネジ溝411Sの反対側が複数の電気的接続部材と共に外装筐体5内に配置される。
発光部3は、接続部材411から露出し、リード端子3Tが接続部材411の内部に挿通されて配置される。
筆記部2は、支持部材21のネジ溝21Sが接続部材411のネジ溝411Sに螺合されることにより、接続部材411に接続される。すなわち、筆記部2は、本体部4を分解することなく、容易に交換可能に構成されている。そして、発光部3および接続部材411は、筆記部2が押圧されると、筆記部2と共に移動する。
スイッチ機構41は、筆記部2が押圧されると、接続部材411が筆記部2と共に移動することにより複数の電気的接続部材の接続状態が変わり、制御部は、この接続状態が変わることにより発光部3を発光させる。ここで、筆記部2および接続部材411の移動とは、筆記部2の中心軸Axに対する傾倒や、筆記部2の中心軸Axに沿う本体部4側への移動のことをいう。
回路ユニット42は、CPU(Central Processing Unit)等の素子が実装されたメイン基板、および電池43との接続端子等を備え、CPU等の素子は、制御部として機能する。回路ユニット42は、筆記部2の移動に伴うスイッチ機構41の動作に応じて発光部3を発光させる。このように、本体部4は、筆記部2への押圧を検出して発光部3を発光させる。
接続端子は、図3に示すように、電池43のプラス端子に接続するプラス端子42A、および電池43のマイナス端子に接続するマイナス端子(図示省略)を備え、プラス端子42Aおよびマイナス端子は、それぞれメイン基板に接続される。
電池43は、発光部3および回路ユニット42に電力を供給する。本実施形態の電池43は、単3型の乾電池1本で構成されている。
外装筐体5は、図2、図3に示すように、外形が略円柱状に形成されており、ケース本体51、ケース本体51の筆記部2側に位置する枠体52、および電池蓋53を備える。
ケース本体51は、筆記部2側に開口部が設けられており、スイッチ機構41および回路ユニット42は、この開口部からケース本体51内に収納される。また、ケース本体51には、円柱状の外面の一部に開口部が設けられており、電池43は、この開口部からケース本体51内に収納される。また、ケース本体51には、図2に示すように、筆記部2とは反対側の端部近傍に膨出部511が形成され、この膨出部511には、ストラップ取付け用の孔(図示省略)が設けられている。膨出部511は、電子ペン1が机上等に載置された際に電子ペン1の転がりを防止する機能も有している。
枠体52は、図3に示すように、ケース本体51の筆記部2側の開口部を閉塞するように形成され、スイッチ機構41の接続部材411が挿通される孔が設けられている。
電池蓋53は、ケース本体51に収納された電池43を覆うように、ケース本体51に着脱可能に配置される。
〔筆記部の構成〕
ここで、筆記部2について詳細に説明する。
図4は、筆記部2の断面図である。
筆記部2は、図4に示すように、支持部材21および弾性部材22に加え、滑性材23を備える。
支持部材21は、発光部3が発する赤外線を透過する合成樹脂で形成され、弾性部材22を保持する機能および本体部4に支持される機能に加え、発光部3を保護する機能を有している。支持部材21を形成する合成樹脂としては、例えば、ポリカーボネート(PC)、ポリアセタール(POM)、ABS(Acrylonitrile Butadiene Styrene)、アクリル(PMMA)等を採用することが可能である。
支持部材21は、図4に示すように、前述した中空部2Aが設けられ、円筒状の筒状部21a、および発光部3の光射出側を覆う積層部21bを有している。
筒状部21aには、内面に前述したネジ溝21Sが設けられ、ネジ溝21Sの反対側となる外面の端部に、凹部211が形成されている。
弾性部材22は、発光部3が発する赤外線を透過するエラストマーで形成され、支持部材21の外面を覆うように形成されている。本実施形態の弾性部材22は、シリコンゴムが用いられている。
具体的に、弾性部材22は、支持部材21の筒状部21aおよび積層部21bの外面を覆うように形成され、積層部21bの外面を覆う領域に先端部が設けられている。積層部21bは、弾性部材22における先端部の内側に積層されることとなる。
弾性部材22の先端部は、外面が球面状に形成され、筒状部21aを覆う部位には、支持部材21の凹部211に係合する突起221が設けられている。
なお、弾性部材22の先端部の形状は、球面状に限らない。中心軸Axを通る平面における断面の外形形状が、中心軸Ax上を頂点とし、この頂点から遠ざかるほど中心軸Axからの距離が大きくなるような曲線となる曲面状に形成されていればよい。弾性部材22の先端部の形状として、球面状以外に、例えば、中心軸Axを通る平面における断面の外形形状が放物線状や、楕円の一部の形状、あるいは放物線に模した形状や、楕円の一部の形状に模した形状となるように形成してもよい。
また、弾性部材22は、発光部3が発光する筆記部2への押圧力より小さな押圧力で変形する弾性を有している。すなわち、弾性部材22は、ユーザーが電子ペン1の先端部を投写面SCに押し当てると、本体部4が筆記部2の移動を検出する前、つまり発光部3が赤外線を発する前に、変形するような弾性を有している。そして、弾性部材22は、筆記部2が投写面SCからの押圧が解除されるように操作されると、元の形状に復元する。
滑性材23は、弾性部材22の外面上、具体的には弾性部材22の外面における少なくとも先端部に形成されている。滑性材23は、発光部3が発する赤外線を透過し、投写面SCに対する滑り性が弾性部材22より高い材料、すなわち、弾性部材22に比べて摩擦係数が小さい材料で、弾性部材22の変形および復元に追従して弾性部材22との密着が維持されるように形成されている。すなわち、滑性材23は、弾性部材22が有する弾性を発揮可能な状態で、弾性部材22の外面に形成されている。
滑性材23としては、例えば、スパッタリングや蒸着等を利用した製法で薄膜状に形成セラミックを採用することができる。この滑性材23としてのセラミックは、電子ペン1が操作される際に投写面SCに確実に当接し、押圧に応じて弾性部材22が変形および復元するように、また、弾性部材22の変形および復元に追従して弾性部材22との密着が維持されるように形成されている。
筆記部2は、弾性部材22に滑性材23が形成され、弾性部材22の突起221が凹部211に係合されるように支持部材21に被されて組み立てられる。そして、筆記部2は、前述したように、支持部材21のネジ溝21Sが接続部材411のネジ溝411Sに螺合されて本体部4に取り付けられる。その結果、筆記部2は、中空部2Aに発光部3が配置され、本体部4に支持される。
筆記部2は、先端部を形成する弾性部材22がユーザーの操作に応じて変形し、投写面SCからの押圧が解除されるように操作されると、元の形状に復元する。そして、電子ペン1は、筆記部2の先端部が所定以上押圧されると発光部3が発光し、発光部3から発せられた赤外線は、支持部材21および弾性部材22を透過して外部に射出される。
以上説明したように、本実施形態の電子ペン1によれば、以下の効果を得ることができる。
(1)電子ペン1は、筆記部2の先端部が弾性部材22で構成されているので、筆記部2が投写面SCに押し当てられる際に、弾性部材22が変形することとなる。これによって、筆記部2が投写面SCに当接する際の衝突音を低減することや、筆記部2が投写面SCに当接した状態での書き込み操作の感触を向上させることが可能となる。
また、弾性部材22の先端部には、滑り性が弾性部材22より高く、弾性部材22の変形、復元に追従する滑性材23が設けられているので、弾性部材22が有する弾性を発揮させつつ、電子ペン1を操作面上で滑らかに移動させることができる。
したがって、電子ペン1のユーザーに不快感となる操作面との衝突音を低減し、操作感が良好な電子ペン1の提供が可能となる。
(2)弾性部材22は、ユーザーが電子ペン1を投写面SCに押し当てると、発光部3が発光する前に変形するような弾性を有している。これによって、筆記部2が投写面SCに押し当てられる際の、電子ペン1のユーザーに不快感となる衝突音を確実に低減することが可能となる。
(3)筆記部2は、弾性部材22を保持し、本体部4に支持される支持部材21を備えるので、弾性部材22が確実に保持された状態で本体部4に支持される。
また、筆記部2は、支持部材21のネジ溝21Sと接続部材411のネジ溝411Sとの螺合により本体部4に接続される構成なので、本体部4を分解することなく、容易に筆記部2を交換することができる。
(4)発光部3は、中空部2Aに配置されるので、発光部3から発せられる光の損失を抑制して効率良く筆記部2から外部に透過させることができる。よって、小型の発光部3の採用や、発光部3を発光させる電力の省電力化が可能となる。
(5)弾性部材22がエラストマーで形成されているので、発光部3が発する赤外線を透過し、所望の弾性を有するように、弾性部材22形成することが可能となる。
(6)滑性材23がセラミックで形成されているので、発光部3が発する赤外線を透過し、投写面SCに対する滑り性が弾性部材より高い滑性材を形成することが可能となる。
(7)弾性部材22の先端部は、前述したように曲面状に形成され、滑性材23は、弾性部材22の少なくとも先端部に形成されている。これによって、弾性部材22の外面全体に滑性材23を設ける構成に比べ、容易に滑性材23を形成できるとともに、電子ペン1を傾けても、滑性材23を投写面SCに当接させることができる。よって、筆記部2製造の簡素化を図りつつ、操作感を高めた電子ペン1の提供が可能となる。
(第2実施形態)
第2実施形態に係る電子ペンについて、図面を参照して説明する。以下の説明では、第1実施形態の電子ペン1と同様の構成および同様の部材には、同一符号を付し、その詳細な説明は省略または簡略化する。
本実施形態の電子ペンは、第1実施形態の筆記部2とは異なる筆記部7、および第1実施形態の電子ペン1が備えない導光部材6を備える。
図5は、本実施形態の電子ペンにおける筆記部7および導光部材6を説明するための断面図である。
本実施形態の電子ペンは、図5に示すように、発光部3が筆記部7から離間して本体部(本実施形態の本体部は図示省略)内に収納され、発光部3から発せられる赤外線が導光部材6によって筆記部7の中空部7Aに導かれるように構成されている。また、発光部3は、本体部に固定して配置される。
筆記部7は、図5に示すように、先端部を有する弾性部材72、および弾性部材72の内側に配置され、弾性部材72を保持して本体部に着脱可能に支持される支持部材71を備える。そして、筆記部7は、先端部の反対側が開口する中空部7Aを有し、弾性部材72の先端部には、滑性材73が形成されている。
支持部材71は、第1実施形態の支持部材21における積層部21b(図4参照)に相当する部位を有さない円筒状に形成され、支持部材21のネジ溝21S、凹部211と同様に形成されたネジ溝71S、凹部711を有している。また、支持部材71の凹部711以外の外面は、先端側に向かう程、外径が小さくなるように傾斜している。なお、支持部材71は、発光部3が発する赤外線を透過する部材に限らず、赤外線を透過しない部材を採用することもできる。
弾性部材72は、支持部材71の外面を覆うように形成され、先端部側の内面と、支持部材71の内面とで中空部7Aが形成される。また、弾性部材72には、支持部材71の凹部711に係合する突起721が設けられ、支持部材71の外面を覆う部位の外面は、先端側に向かう程、外径が小さくなるように傾斜している。
導光部材6は、発光部3から発せられる赤外線を弾性部材72の先端部の内面に導く機能を有している。導光部材6は、一端が発光部3の赤外線を射出する側の近傍に配置され、他端が中空部7Aに配置されるように延出している。そして、導光部材6は、一端から入射する赤外線を内面で多重反射して他端側から射出する。
また導光部材6は、本体部に固定され、筆記部7が押圧により移動した場合でも、筆記部7に当接しないように、筆記部7と離間するように形成されている。なお、導光部材6が筆記部7と共に移動するように構成してもよい。この構成の場合、筆記部7が移動した場合でも、導光部材6が発光部3に当接しないように、導光部材6と発光部3とは、離間して配置される。
そして、本実施形態の電子ペンは、投写面SC上での操作で弾性部材72が変形し、所定以上押圧されると発光部3が発光する。そして、発光部3から発せられた赤外線は、導光部材6に導かれ、弾性部材72および滑性材73を透過して外部に射出される。
以上説明したように、本実施形態の電子ペンによれば、以下の効果を得ることができる。
(1)支持部材71が第1実施形態における支持部材21の積層部21bに相当する部位を有さない形状なので、筆記部7の先端部の小型化が可能となる。よって、ユーザーは、操作面上における所望の位置をより的確に指し示すことが可能となる。よって、電子ペンのユーザーに不快感となる操作面との衝突音を低減させるとともに、操作性がより良好な電子ペンの提供が可能となる。
(2)発光部3が筆記部7から離間して配置され、導光部材6によって発光部3からの赤外線が筆記部7に導かれる構成なので、発光部3を配置できる自由度が高まる。
(3)支持部材71が発光部3からの赤外線を透過しない部材を採用できるので、支持部材71の材料選定の自由度が高まる。
なお、前記実施形態は、以下のように変更してもよい。
第1実施形態の弾性部材22は、支持部材21の外面全てを覆うように形成されているが、少なくとも先端部を有していれば、支持部材21の外面全てを覆わないように構成してもよい。
図6は、変形例における筆記部8の断面図である。
筆記部8は、図6に示すように、支持部材81、弾性部材82および滑性材83を備える。
支持部材81は、図6に示すように、発光部3の光射出側を覆う積層部811、および発光部3の側方を覆う円筒状の筒状部812を有し、積層部811の外面が筒状部812の外面より凹むように形成されている。支持部材81は、内面形状が第1実施形態における支持部材21と同様に形成され、接続部材411のネジ溝411Sに螺合するネジ溝81Sを有している。
弾性部材82は、外面が曲面状に形成され、この外面が筒状部812の外面に倣うように積層部811の外面に取り付けられる。
滑性材83は、弾性部材82の外面に形成される。そして、滑性材83が形成された弾性部材82は、粘着剤や接着剤を介して支持部材81に取り付けられる。
この変形例の構成によれば、弾性部材82製造の簡素化が可能となる。
第1実施形態の弾性部材22は、シリコンゴムで形成されているが、シリコンゴムに限らず、他のエラストマー、例えば、ウレタンゴム、クロロプレンゴム、エチレンプロピレンゴム等のゴム材や熱可塑性エラストマーであってもよい。
第1実施形態の滑性材23は、セラミックで形成されているが、セラミックに限らず、フッ素を含有する材料、例えばポリテトラフルオロエチレン(PTFE)等のフッ素樹脂等であってもよく、また、この材料を塗装等により、弾性部材22の外面に形成してもよい。
この構成によれば、容易に弾性部材22の外面に滑性材23を形成することが可能となる。
また、滑性材23としてセラミック粒子等の滑り性が弾性部材22より高い材料の粒子を用い、この粒子を結合剤を用いて弾性部材22の外面に形成するように構成してもよい。
前記実施形態では、発光部3が赤外線を発する構成を示したが発光部3が赤外線とは異なる波長帯の光を発し、筆記部2,7,8がこの波長帯の光を透過し、導光部材6がこの波長帯の光を導く部材で形成されるように構成してもよい。
第1実施形態の電子ペン1は、発光部3が筆記部2の中空部2A内に配置されるように構成されているが、発光部3を筆記部2から離間して本体部4に配置し、発光部3からの光を中空部2A内に導く導光部材を備えるように構成してもよい。
また、第2実施形態の電子ペンは、発光部3が筆記部7から離間して本体部に配置され、導光部材6を備えるように構成されているが、導光部材6を備えず、発光部3が筆記部7の中空部7A内に配置されるように構成してもよい。
第2実施形態の電子ペンは、支持部材71と導光部材6とが別体で構成されているが、支持部材71と導光部材6とを一体的に形成してもよい。
前記実施形態の筆記部2,7は、支持部材21,71を備えて構成されているが、支持部材を備えない筆記部を構成し、この筆記部における弾性部材が本体部(例えば、第1実施形態における接続部材411)に着脱可能に係合されるように形成される構成であってもよい。
前記実施形態の本体部4は、筆記部2(接続部材411)の移動によって、スイッチ機構41の接続状態が変わることを利用して筆記部2への押圧を検出するように構成されているが、この構成に限らない。例えば、スイッチ機構41に替えて接続部材411の変形を検知する圧電素子や歪ゲージ等の検出装置を備える構成とし、この検出装置の検出結果に基づいて、本体部4が筆記部2への押圧を検出するように構成してもよい。
前記実施形態では、投写面SCの前面側から画像を投写するプロジェクター20を備える表示システム10に電子ペン1を用いる態様を説明したが、この態様以外の表示システムに電子ペン1を用いるように構成してもよい。例えば、投写面の背面側から画像を投写するリア型のプロジェクターを用い、この投写面を操作面として電子ペン1を用いる構成や、画像が投写される投写面に替えて、液晶ディスプレイ、CRT(Cathode Ray Tube)、プラズマディスプレイ、有機ELディスプレイ等を用い、これらの装置が備える表示面を操作面として電子ペン1を用いる構成であってもよい。
1…電子ペン、2,7,8…筆記部、3…発光部、2A,7A…中空部、4…本体部、5…外装筐体、10…表示システム、20…プロジェクター、21,71,81…支持部材、22,72,82…弾性部材、23,83…滑性材、41…スイッチ機構、42…回路ユニット。

Claims (8)

  1. 発光部を有し、先端部が操作面に押圧される操作によって前記発光部が発光する電子ペンであって、
    前記先端部を有し、前記発光部が発光する光を透過する筆記部と、
    前記筆記部を支持し、前記筆記部への押圧を検出して前記発光部を発光させる本体部と、
    を備え、
    前記筆記部は、
    前記先端部を有する弾性部材と、
    前記弾性部材の外面上に形成された滑性材と、
    を備え、
    前記滑性材は、滑り性が前記弾性部材より高い材料で、前記弾性部材の変形および復元に追従して前記弾性部材との密着が維持されるように形成されていることを特徴とする電子ペン。
  2. 請求項1に記載の電子ペンであって、
    前記弾性部材は、前記発光部が発光する前記筆記部への押圧力より小さな押圧力で変形する弾性を有していることを特徴とする電子ペン。
  3. 請求項1または請求項2に記載の電子ペンであって、
    前記筆記部は、前記弾性部材を保持し、前記本体部に支持される支持部材を有することを特徴とする電子ペン。
  4. 請求項1〜請求項3のいずれか一項に記載の電子ペンであって、
    前記筆記部は、前記先端部の反対側が開口する中空部を有し、
    前記発光部は、前記中空部に配置されることを特徴とする電子ペン。
  5. 請求項1〜請求項4のいずれか一項に記載の電子ペンであって、
    前記弾性部材は、エラストマーであることを特徴とする電子ペン。
  6. 請求項5に記載の電子ペンであって、
    前記滑性材は、セラミックであることを特徴とする電子ペン。
  7. 請求項5に記載の電子ペンであって、
    前記滑性材は、フッ素を含有する材料であることを特徴とする電子ペン。
  8. 請求項1〜請求項7のいずれか一項に記載の電子ペンであって、
    前記弾性部材における前記先端部は、前記筆記部の中心軸を通る平面上における断面の外形形状が、前記中心軸上を頂点とし、前記頂点から遠ざかるほど前記中心軸からの距離が大きくなるような曲線となる曲面状に形成され、
    前記滑性材は、少なくとも前記先端部に設けられていることを特徴とする電子ペン。
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