JP2016089392A - 便器装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】洗剤を補給する際の作業性を向上させながらも、洗剤投入部を露出させる開口を開閉する扉体の開閉機構の耐久性を向上し得る便器装置を提供する。【解決手段】便器装置1は、便器本体10側に設けられた洗剤貯留部20の洗剤投入部21を少なくとも露出させる開口25を開閉可能なように、水平方向に沿う軸廻りに下端側を回動支点として便器本体10に対して回動自在とされた扉体30を備えており、便器本体10には、閉鎖状態の扉体の荷重の少なくとも一部が回動支点となる軸部及び軸受部に掛からないように、扉体の上端側に設けられた被支持部37を吊り上げるように支持する支持部15が設けられている。【選択図】図1

Description

本発明は、便器装置に関する。
従来より、ボウル部等の洗浄対象に向けて洗剤を供給可能な構成とされた便器装置が知られている。このような便器装置では、洗剤を貯留する洗剤貯留部に、適宜、洗剤を補給する必要があるが、見栄え上の観点等からは、洗剤の投入部を露出させる開口を開閉する蓋等を設けることが好ましい。このような蓋を脱離させて洗剤の補給を行う必要がある構造とすれば、洗剤を補給する際の作業が面倒になるということが考えられる。
例えば、下記特許文献1には、便器の後部側の機器収納部を覆うサイドカバーに洗剤タンクを露出させる孔を設け、この孔を開閉するタンクカバーを、底壁側を中心に便器の外側方に向けて回動自在に設けた構成とされた便器装置が開示されている。また、この便器装置は、タンクカバーの底壁に、サイドカバーの孔の下縁部の被係止部に対して回動自在に引掛け係止される下係止突部を設けた構成とされている。また、この便器装置は、タンクカバーの上壁に、サイドカバーの孔の上縁部の係止具に引っ掛け係止される上係止突部を上方に向けて突出させるように設けた構成とされている。
特開2011−94323号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載された便器装置では、タンクカバーの全荷重が回動手段を構成するサイドカバーの孔の下縁部の被係止部やタンクカバーの下係止突部に閉位置において常に掛かることとなり、更なる改善が望まれる。
本発明は、上記実情に鑑みてなされたものであり、洗剤を補給する際の作業性を向上させながらも、洗剤投入部を露出させる開口を開閉する扉体の開閉機構の耐久性を向上し得る便器装置を提供することを目的としている。
前記目的を達成するために、本発明に係る便器装置は、便器本体側に設けられた洗剤貯留部の洗剤投入部を少なくとも露出させる開口を開閉可能なように、水平方向に沿う軸廻りに下端側を回動支点として前記便器本体に対して回動自在とされた扉体を備えており、前記便器本体には、閉鎖状態の前記扉体の荷重の少なくとも一部が前記回動支点となる軸部及び軸受部に掛からないように、該扉体の上端側に設けられた被支持部を吊り上げるように支持する支持部が設けられていることを特徴とする。
本発明に係る便器装置は、上述のような構成としたことで、洗剤を補給する際の作業性を向上させながらも、洗剤投入部を露出させる開口を開閉する扉体の開閉機構の耐久性を向上させることができる。
(a)、(b)は、本発明の一実施形態に係る便器装置の一例を模式的に示し、(a)は、概略斜視図、(b)は、一部破断概略斜視図である。 図1(a)におけるX1−X1線矢視に対応させた一部破断概略縦断面図である。 図1(a)におけるX2−X2線矢視に対応させた一部破断概略縦断面図である。 図3に対応させた一部破断概略縦断面図である。 (a)、(b)は、同便器装置が備える扉体の一例を模式的に示す概略斜視図、(c)は、図2に対応させた一部破断概略拡大縦断面図、(d)は、図3に対応させた一部破断概略拡大縦断面図である。
以下に本発明の実施の形態について、図面に基づいて説明する。
図1〜図5は、本実施形態に係る便器装置を模式的に示す図である。
なお、以下の実施形態では、設置された便器装置に対して立位使用状態で対面した状態を基準として、手前側を前方、その逆側を後方とし、この前後方向を便器装置の奥行方向とし、左右方向を便器装置の幅方向として説明する。
本実施形態に係る便器装置1は、図1に示すように、床等の設置面に設置される着座式の洋風便器装置とされている。また、便器装置1は、便器本体10側に設けられた洗剤貯留部20の洗剤投入部21を少なくとも露出させる開口25を開閉可能なように、便器本体10に対して回動自在とされた扉体30を備えている。
便器本体10には、ボウル部(便鉢)や、給排水管に接続される給排水機構等を備えた本体機構部11が設けられている。また、便器本体10には、ボウル部に対して開閉自在(起倒自在)とされた便蓋及び便座が設けられている。また、本実施形態では、便器装置1を、水洗タンクを備えていない、いわゆるタンクレスタイプのものとした例を示している。なお、このような態様に代えて、水洗タンクを備えた構成としてもよい。
本体機構部11には、便蓋及び便座を開閉可能に軸支し、各種機能装置や機能部材等が設けられた機構ユニット13や、この機構ユニット13やボウル部等を支持し設置面に固定される本体フレーム12が設けられている。
また、本体機構部11の給水機構としては、ボウル部の上端に周設されたリム部及びボウル部の内壁を洗浄するように洗浄用水を供給する構成とされたものとしてもよい。また、本体機構部11の排水機構としては、ボウル部の底部に設けられた排水口に接続された筒状トラップを駆動機構によって回動させて排水及び封水する構成とされたいわゆるターントラップ式のものとしてもよい。なお、排水機構としては、このような態様に限られず、サイホン式やサイホンゼット式、サイホンボルテックス式等の他の排水機構を採用するようにしてもよい。
また、本体機構部11には、洗剤貯留部20から洗浄対象に向けて洗剤を供給する洗剤供給装置が設けられている。このような洗剤供給装置としては、詳細な図示は省略しているが、洗剤貯留部20に接続される管路の下流側を、上記した給水機構の給水管路に接続し、洗浄用水に洗剤を混入させて供給する構成とされたものとしてもよい。つまり、洗浄対象を、ボウル部の上端に周設されたリム部及びボウル部の内壁としてもよい。この給水管路に洗剤を供給する構成としては、洗剤ポンプ等によって供給する構成としてもよく、または、給水管路にベンチュリー管状の絞り部を設けて負圧作用によって供給する構成としてもよい。また、このように、洗剤を洗浄用水に混入させて供給する場合には、空気混入部等を有した微細気泡発生部を設けて微細気泡を更に含有させて供給する構成としてもよい。または、洗浄用水に混入させずに洗剤のみを洗浄対象に向けて供給する構成としてもよい。また、洗剤貯留部20に接続される管路の接続先は、上記したような給水機構の給水管路に限られず、例えば、局部洗浄装置のノズル部としてもよく、これらとは別途に設けられ洗浄対象としてのボウル部内面に向けて洗浄用水を供給する専用管路としてもよい。また、洗剤を混入させた洗浄用水または洗剤のみをミスト状にして噴霧する態様等とされたものとしてもよい。
また、本体機構部11(機構ユニット13)に、便蓋及び便座を開閉する開閉装置や、脱臭装置、局部洗浄装置、便座や局部洗浄用水等を温める加熱装置、洗剤供給装置等の各種機能装置や機能部材を設けた構成としてもよい。また、本体機構部11に、人体検知センサや着座センサ等の各種センサを設けた構成としてもよく、上記した各種機能装置を操作する操作部としてのリモコン装置や、リモコン装置の各種信号の送受信を可能とする送受信装置等を設けた構成としてもよい。
また、便器本体10には、便器本体10の前方側部位(ボウル部)及び左右両側方の前方側部位を覆うように配されるスカート部22が設けられている。また、本実施形態では、便器本体10の後部側方の本体機構部11を覆うサイドカバー24を、スカート部22の後側縁部に連なるように設けている。このサイドカバー24は、厚さ方向を概ね便器幅方向に沿わせて配される薄板状とされている。図例では、サイドカバー24を、上端よりも下端が便器幅方向中心(内方)側に位置するように傾斜状に設けた例を示している。なお、図1では、左右方向(便器幅方向)一方側のサイドカバー24のみを図示しているが、便器幅方向他方側にも概ね同様なサイドカバーが設けられている。また、便器本体10には、サイドカバー24の上方側に設けられ、便器後部かつ上部の外郭ケースを構成する上部カバー23や、便器本体10の後方側部位を覆うように配されるリアカバー等が設けられている。
これらスカート部22やサイドカバー24、上部カバー23、リアカバーは、本体フレーム12や機構ユニット13等に取り付けられるものとしてもよい。
また、本実施形態では、便器幅方向一方側のサイドカバー24に、洗剤投入部21を露出させる開口25を設けた構成としている。
開口25は、図1(b)及び図2に示すように、サイドカバー24を厚さ方向(便器幅方向)に貫通するように設けられている。本実施形態では、開口25を、サイドカバー24の厚さ方向に見て、上下に長尺な略矩形状としている。図例では、サイドカバー24の上端縁部の便器奥行方向途中部位に開口25が形成されるように、サイドカバー24に厚さ方向に貫通し上方に開口するように設けられた凹所と上部カバー23の下端縁部とによって開口25を区画した例を示している。なお、開口25を設ける位置としては、このような位置に限られず、種々の位置に設けるようにしてもよい。
洗剤貯留部20は、図1(b)及び図4に示すように、略直方体状とされ、便器幅方向一方側の後部側方の上下方向途中部位に設けられている。
本実施形態では、洗剤貯留部20を、便器本体10に対して開口25を介して着脱可能とされた洗剤タンク20としている。なお、開口25の上下寸法及び便器奥行方向に沿う寸法を、洗剤タンク20の着脱が可能なように洗剤タンク20よりも大きい寸法とてもよい。
この洗剤タンク20には、洗剤の投入(補充)が可能とされた洗剤投入部21や、洗浄対象に向けて洗剤を供給する管路に接続される洗剤出口等が設けられている。
洗剤投入部21は、洗剤タンク20の上端部に設けられている。本実施形態では、この洗剤投入部21を、便器本体10の側部表面となるサイドカバー24の表面よりも便器幅方向外方側に位置するように設けている。また、この洗剤投入部21には、洗剤投入口を開閉自在に封止する蓋部材(キャップ)等が設けられている。
また、本実施形態では、この洗剤投入部21を含み、洗剤タンク20の便器幅方向外方側部位が、サイドカバー24の表面よりも便器幅方向外方側に突出する構成としている。
この洗剤タンク20は、本体機構部11に設けられたタンク保持部17に保持されている。
タンク保持部17には、図1(b)及び図2に示すように、便器幅方向外方側及び上方側に向けて開口し、洗剤タンク20を受け入れるタンク受入凹所18が設けられている。このタンク受入凹所18の底側を区画するタンク保持部17の底壁部及びタンク受入凹所18の便器奥行方向両側を区画する前後の壁部は、サイドカバー24の表面よりも便器幅方向外方側に突出するように設けられている。このタンク保持部17の底壁部及び前後の壁部は、開口25の下端縁及び便器奥行方向両側縁に沿うように設けられている。なお、このタンク保持部17は、本体機構部11の機構ユニット13等に一体的に形成されたものとしてもよく、または、本体機構部11の機構ユニット13や本体フレーム12等に適宜の固定具によって固定されたものとしてもよい。
開口25を開閉する扉体としての洗剤タンクカバー30は、水平方向に沿う軸廻りに下端側を回動支点として便器本体10に対して回動自在とされている。
また、便器本体10には、閉鎖状態の洗剤タンクカバー30の荷重の少なくとも一部が回動支点となる軸部19及び軸受部35に掛からないように、洗剤タンクカバー30の上端側に設けられた被支持部37を吊り上げるように支持する支持部15が設けられている。本実施形態では、軸受部35を、閉鎖状態の洗剤タンクカバー30の荷重の略全てが軸部19及び軸受部35に掛からないように支持部15による扉体30の吊り上げが可能なように軸部19よりも大径状としている。また、本実施形態では、軸部19を、便器本体10に設け、軸受部35を、洗剤タンクカバー30に設けた構成としている。
また、本実施形態では、洗剤タンクカバー30の上端側及び便器本体10に、洗剤タンクカバー30の被支持部37が便器本体10の支持部15に支持された状態で、洗剤タンクカバー30の上端側を押下げることで互いの係止の解除が可能とされた係止部16,39をそれぞれに設けている。
便器本体10の係止部16は、図2及び図5(c)に示すように、開口25の上端縁側に位置するように設けられている。本実施形態では、この係止部16を、上部カバー23やサイドカバー24ではなく、本体機構部11に対して固定的に設けている。また、この係止部16を、開口25の便器幅方向内方側(中心側)における便器奥行方向略中央部に設けている。
本実施形態では、この係止部16を、開口25の上端縁と略同高さに位置し、開口25の便器幅方向内方側の機構ユニット13に設けられた下方側に向く天面部に下方側に向けて開口するように設けられた係止凹部16としている。この係止凹部16は、当該係止凹部16の開口方向に見て、略矩形穴状とされている。また、図例では、この係止凹部16の便器幅方向内方側に向く内側壁を、便器幅方向内方側の斜め下方側に向く傾斜面とした例を示している。また、図例では、機構ユニット13の天面部の便器幅方向外方側縁部に、便器幅方向外方側の斜め下方側に向く傾斜面を設けた例を示している。
便器本体10の支持部15は、図1(b)、図3及び図4に示すように、開口25の上端縁側に位置するように設けられている。この支持部15は、開口25の上端縁よりも下方側に位置するように設けられている。本実施形態では、この支持部15を、上部カバー23やサイドカバー24ではなく、本体機構部11に対して固定的に設けている。
また、本実施形態では、支持部15を、上方側に向く受面部15aを設けた構成としている。
また、この支持部15は、後記する洗剤タンクカバー30の被支持部37を受け入れ可能なように便器幅方向外方側に向けて開口する受入凹所14を区画するように設けられており、この受入凹所14の上方側に向く底面を、受面部15aとしている。受入凹所14は、開口方向に沿う方向となる便器幅方向に見て、略方形状とされている。
また、本実施形態では、図3及び図5(d)に示すように、受面部15aの便器幅方向外方側縁部に、便器幅方向外方側の斜め上方側に向く傾斜ガイド面15bを設けている。
また、本実施形態では、上記した係止部16の便器奥行方向両側に位置するように、一対の支持部15,15を設けている。つまり、これら支持部15,15の上方側に向く受面部15a,15aによって底面が区画される受入凹所14,14を、係止凹部16の便器奥行方向両側に位置するように設けている。本実施形態では、これら受入凹所14,14(支持部15,15)を、開口25の便器奥行方向両側縁部のそれぞれにおける便器幅方向内方側に位置するように設けている。また、これら一対の受入凹所14,14同士及び一対の支持部15,15同士は、互いに概ね同様の構成とされ、略同高さかつ便器幅方向で略一致した位置となるように設けられている。
また、本実施形態では、これら支持部15,15を、厚さ方向を上下方向に沿わせた薄板状の支持片部15,15としている。また、これら支持片部15,15を、機構ユニット13の下方側に向く天面部から下方側に向けて突出し、かつ各受入凹所14,14の便器奥行方向両内側面を区画する前後の壁部の下端部間に架け渡すように設けた構成としている。なお、これら受入凹所14,14の近接側のそれぞれの内側面の便器幅方向外方側縁部に、便器幅方向外方側に向かうに従い互いに近接する側に傾斜するような傾斜ガイド面を設けた態様としてもよい。
洗剤タンクカバー30の回動支点となる軸部19は、図3に示すように、便器奥行方向に軸方向を沿わせた構成とされている。この軸部19は、開口25の下端縁と略同高さに位置するように設けられている。本実施形態では、この軸部19を、サイドカバー24ではなく、本体機構部11に対して固定的に設けている。また、本実施形態では、この軸部19を、サイドカバー24の表面よりも便器幅方向外方側に位置するように設けている。
また、本実施形態では、この軸部19を、便器奥行方向に見て、支持片部15,15の便器幅方向外方側端部の概ね直下に位置するように設けている。図例では、便器奥行方向に見て、支持片部15,15の便器幅方向外方側端部よりも僅かに便器幅方向外方側に位置するように軸部19を設けた例を示している。
また、図例では、サイドカバー24の表面から突出するように設けられたタンク保持部17の底壁部の先端部に軸部19を設けた例を示している。この軸部19は、例えば、タンク保持部17の底壁部の先端部から便器幅方向外方側に向けて突出するようにかつ便器奥行方向に間隔を空けて設けられた一対の保持片部間に、架け渡すように固定的にまたは回動自在に設けられたものとしてもよい。また、この軸部19を、便器奥行方向に間隔を空けてかつ互いに同軸状となるように複数箇所(例えば、二箇所)に設けるようにしてもよい。
なお、軸部19は、軸方向両側端部が本体機構部11(タンク保持部17)に対して保持されたものに限られず、軸方向一方側端部が片持ち状に保持されたものとしてもよく、軸部19の保持態様としては、その他、種々の変形が可能である。また、この軸部19を含むタンク保持部17や、機構ユニット13の支持片部15や係止凹部16が設けられた天面部は、合成樹脂系材料や金属系材料等から形成されたものとしてもよい。
洗剤タンクカバー30は、閉鎖状態で、便器幅方向に見て開口25と略重なり合うような形状とされている(図1(a)参照)。本実施形態では、この洗剤タンクカバー30を、図2に示すように、閉鎖状態で、開口25を介してサイドカバー24の表面から突出するように露出した洗剤タンク20の便器幅方向外方側部位を覆う構成としている。つまり、本実施形態では、この洗剤タンクカバー30を、洗剤タンク20の便器幅方向外方側部位の受け入れが可能なように、閉鎖状態で便器幅方向内方側に向けて開口する凹所を設けた形状としている(図5(a)も参照)。
この洗剤タンクカバー30は、閉鎖状態で洗剤タンク20の突出するように露出した部位の便器幅方向外方側を覆う側表面カバー部31を備えている。また、洗剤タンクカバー30は、この側表面カバー部31の上下両側縁(閉鎖状態における上下両側縁)及び便器奥行方向両側縁に連なるように設けられた上下のカバー部36,34及び前後のカバー部32,32を備えている。これら各カバー部31,32,32,34,36は、いずれも薄板状とされている。
側表面カバー部31は、当該洗剤タンクカバー30が閉鎖状態で、サイドカバー24と概ね平行状に配される構成とされている。
前後のカバー部32,32は、互いに平行状に設けられており、当該洗剤タンクカバー30が閉鎖状態で洗剤タンク20の突出するように露出した部位の便器奥行方向両側をそれぞれに覆う構成とされている。また、これら前後のカバー部32,32は、閉鎖状態で開口25の便器奥行方向両側縁にそれぞれ当接または近接するように配される構成とされている。図例では、これら前後のカバー部32,32の閉鎖状態における便器幅方向内方側の端部が、閉鎖状態で、開口25の便器奥行方向両側縁とタンク保持部17の前後の壁部との間のそれぞれに納められる構成としている。
上下のカバー部36,34は、互いに平行状に設けられており、当該洗剤タンクカバー30が閉鎖状態で洗剤タンク20の突出するように露出した部位の上下両側をそれぞれに覆う構成とされている。また、これら上下のカバー部36,34は、閉鎖状態で開口25の上下両側縁にそれぞれ当接または近接するように配される構成とされている。図例では、上カバー部36の閉鎖状態における便器幅方向内方側の端部が、閉鎖状態で、開口25の上端縁に当接または近接する構成としている。また、図例では、下カバー部34の閉鎖状態における便器幅方向内方側の端部が、閉鎖状態で、タンク保持部17の底壁部の先端部に近接して突き合わせられるように配される構成としている。
また、本実施形態では、図4及び図5(a)に示すように、洗剤タンクカバー30に、開放状態において便器本体10側に係止され、当該洗剤タンクカバー30の開放状態を保持するストッパー部33を設けている。図例では、前後のカバー部32,32のうちの一方側となる便器奥行方向後方側の後カバー部32の下端部に連なるようにストッパー部33を設けた例を示している。このストッパー部33は、後カバー部32の下端部から閉鎖状態における便器内方側に向けて突出し、かつ垂れ下がるような形状とされ、便器奥行方向に見て略円弧状(略ブーメラン状)とされている。また、このストッパー部33の閉鎖状態における下端縁には、便器奥行方向一方側(図例では前方側)に向けて突出し、便器本体10側に開放状態で係止される係止突部33aが設けられている。
また、本実施形態では、洗剤タンクカバー30は、このストッパー部33によって、閉鎖状態から概ね90度回転した開放位置において保持される構成とされている。なお、洗剤タンクカバー30の開放位置は、閉鎖状態から概ね90度回転した位置に限られず、少なくとも洗剤投入部21への洗剤の補給が可能となるように適宜の開放位置にて保持される態様としてもよい。
また、このストッパー部33の係止突部33aは、タンク保持部17等の本体機構部11に対して係止されるものとしてもよく、または、開口25の開口縁を構成するサイドカバー24に係止されるものとしてもよい。
上記した便器本体10側の係止凹部16に係止される洗剤タンクカバー30の係止部39は、当該洗剤タンクカバー30の閉鎖状態における上端部に設けられている。本実施形態では、係止部39を、上カバー部36に設けている。
この係止部39は、上カバー部36の側表面カバー部31側とは異なる側の端部から閉鎖状態における便器幅方向内方側に向けて突出するように設けられた突片部38に設けられている。
この突片部38は、上カバー部36の便器奥行方向略中央部に設けられている。また、本実施形態では、係止部39を、この突片部38の先端部から閉鎖状態における上方側に向けて突出するように設けられ、本体機構部11の係止凹部16に嵌め入れられるように係止する係止突部39としている。
この係止突部39は、図5(a)、(b)に示すように、当該係止突部39の突出方向に見て(突片部38の厚さ方向に見て)、便器奥行方向に延びるように長尺な略矩形状とされている。また、この係止突部39の両側面(突片部38の突出方向に沿う方向の両側面)は、図5(c)に示すように、当該係止突部39の突出方向先側に向かうに従い先細状となるテーパー状の傾斜面とされている。
また、この係止突部39は、図2に示すように、当該洗剤タンクカバー30が閉鎖状態で、上カバー部36の突片部38の近傍部位の押下部36aを押下げることで、上カバー部36の弾性変形を伴い下方側に変位する構成とされている。これにより、係止突部39の係止凹部16への係止が解除される。一方、図5(c)に示すように、開放された洗剤タンクカバー30を閉鎖させる際には、上カバー部36の弾性変形を伴いながら突片部38が機構ユニット13の天面部の下方側に潜り込むように移動し、係止突部39が係止凹部16に係止される。また、図例では、上カバー部36の押下部36aに、目印となる複数の突起を設けた例を示している。なお、洗剤タンクカバー30の上端側を押下げることで互いの係止の解除が可能とされた係止部16,39としては、上記したような態様に限られず、種々の変形が可能である。
上記した便器本体10側の支持部としての支持片部15に支持される被支持部37は、当該洗剤タンクカバー30の閉鎖状態における上端部に設けられている。
本実施形態では、被支持部37を、当該洗剤タンクカバー30が閉鎖状態で下方側に向く被受面部37aを設けた構成とされ、かつ受面部15aに乗り上げるように支持される構成としている。また、本実施形態では、便器本体10側の一対の支持片部15,15に対応させて、一対の被支持部37,37を設けている。これら一対の被支持部37,37は、互いに概ね同様の構成とされ、突片部38の便器奥行方向両側に間隔を空けて設けられている。本実施形態では、これら一対の被支持部37,37を、当該洗剤タンクカバー30の閉鎖状態における上端部の便器奥行方向両端部のそれぞれに設けている。このような構成とすれば、閉鎖状態の洗剤タンクカバー30を、便器本体10側の一対の支持片部15,15によって安定的に吊り上げ支持することができる。
また、本実施形態では、これら被支持部37,37を、厚さ方向を閉鎖状態における上下方向に沿わせた薄板状とされ、当該洗剤タンクカバー30の閉鎖状態における上端部から便器幅方向内方側に向けて突出するように設けられた被支持片部37,37としている。図例では、これら被支持片部37,37の突出寸法を、突片部38の突出寸法よりも小さい寸法とした例を示している。また、これら被支持片部37,37は、突片部38よりも閉鎖状態における下方側に位置するように設けられている。また、本実施形態では、これら被支持片部37,37を、当該洗剤タンクカバー30の上カバー部36と前後のカバー部32,32との両入隅部のそれぞれに設けている。図例では、これら被支持片部37,37を、前後のカバー部32,32のそれぞれに連なるように設けた例を示している。
これら被支持片部37,37の閉鎖状態における下面が被受面部37a,37aとされている。
これら被受面部37a,37aの先端部には、図3に示すように、閉鎖状態で便器幅方向内方側の斜め下方側に向く傾斜ガイド面37b,37bがそれぞれに設けられている。
また、図例では、これら被支持片部37,37の基端部の下面側に、支持片部15,15の先端部に当接して洗剤タンクカバー30の更なる閉鎖側への回動を抑止するストッパー片を設けた例を示している。
また、本実施形態では、これら被支持片部37,37の互いに近接する側の縁部から閉鎖状態における上方に向けて立ち上がるように突出する立上片部を設けた構成としている。これら立上片部間の寸法は、上記した受入凹所14,14の近接側のそれぞれの内側面間の便器奥行方向に沿う寸法に応じた寸法とされている。また、図例では、これら立上片部の互いに対向する対向面の先端部に、先側に向かうに従い離間する方向に傾斜するような傾斜ガイド面を設けた例を示している。
これら被支持片部37,37及びこれらに連なる立上片部は、当該洗剤タンクカバー30を閉鎖した状態では、本体機構部11側に設けられた受入凹所14,14に収容される。
洗剤タンクカバー30の軸受部35は、便器本体10側の軸部19とによって開閉機構を構成する。
この軸受部35は、当該洗剤タンクカバー30が閉鎖状態で便器本体10側の支持片部15,15に被支持片部37,37が乗り上げるように吊り上げ支持されるように、軸部19の外径よりも少なくとも閉鎖状態における上下方向の内径が大きい径とされている。本実施形態では、図3に示すように、当該洗剤タンクカバー30が閉鎖状態で軸部19の上下両側の外周面と軸受部35の上下両側の内周面との間に隙間が形成される構成としている。つまりは、軸部19に、軸受部35を介して当該洗剤タンクカバー30の荷重の略全てが掛からない構成とされている。図例では、当該洗剤タンクカバー30が閉鎖状態で軸部19の外周面を全周に亘って軸受部35に非接触とした例を示しているが、軸部19に当該洗剤タンクカバー30の荷重の略全てが掛からないように、少なくとも軸部19の上面側の外周面を非接触としてもよい。
この軸受部35の内径は、支持片部15,15に支持された状態の被支持片部37,37の被受面部37a,37aから軸部19の軸心までの寸法(被受面部回転半径)が、軸受部35が軸部19に当接支持された状態でかつ少なくとも閉鎖直前の状態の被受面部回転半径よりも大となるような径としてもよい。つまり、当該洗剤タンクカバー30が開放位置から閉鎖状態の直前まで回動する際には、軸受部35が軸部19に当接支持される一方、当該洗剤タンクカバー30が閉鎖状態では、上記のように軸部19に洗剤タンクカバー30の荷重の略全てが掛からないように隙間が形成される。なお、このような態様に代えて、上述の従来の便器装置のような閉位置においてタンクカバーの全荷重が回動手段に掛かるようなものよりも、軸部19や軸受部35に掛かる洗剤タンクカバー30の荷重が小さくなる構成としてもよい。つまり、当該洗剤タンクカバー30が閉鎖状態で、支持片部15,15によって吊り上げ支持されながらも、軸部19の外周面と軸受部35の内周面とが接触し、軸部19に当該洗剤タンクカバー30の荷重の一部が掛かるような態様としてもよい。
また、軸受部35が軸部19に当接支持された状態でかつ少なくとも閉鎖直前の状態の被受面部回転半径で、上記した支持片部15,15の傾斜ガイド面15b,15bの先端と被支持片部37,37の傾斜ガイド面37b,37bの先端とが当接するような構成としてもよい。このような構成とすれば、洗剤タンクカバー30を閉鎖側に回動させれば、これら傾斜ガイド面15b,15b,37b,37bの互いのガイド作用によって被支持片部37,37を支持片部15,15に乗り上げさせることができる。なお、このような傾斜ガイド面15b,15b,37b,37bを設けないようにしてもよい。この場合は、洗剤タンクカバー30を閉鎖する直前等に持ち上げることによって被支持片部37,37を支持片部15,15に乗り上げさせるようにしてもよい。
また、本実施形態では、この軸受部35を、図3及び図5(a)に示すように、洗剤タンクカバー30が便器本体10側に対して着脱可能となるように、閉鎖環状とせずに、閉鎖状態における便器幅方向外方側に向けて開口する開環状としている。また、本実施形態では、この軸受部35を、下カバー部34の側表面カバー部31側とは異なる側の端部(先端部)に設けている。図例では、下カバー部34の先端部が軸受部35の一部を構成するように、下カバー部34の先端部に、軸部19を包むように鉤状に屈曲する片部を設けた例を示している。
また、本実施形態では、下カバー部34の先端部に、便器奥行方向に間隔を空けて二箇所に軸受部35,35を設けた構成としている。また、下カバー部34の先端部における便器奥行方向両端部及び軸受部35,35間のそれぞれに、軸部19を保持する保持片部を受け入れる凹所を設けた構成としている。なお、軸受部35,35としては、上記したような態様に限られず、種々の変形が可能である。
また、洗剤タンクカバー30は、合成樹脂系材料や金属系材料等から一体的に形成されたものとしてもよい。
本実施形態に係る便器装置1は、上述のような構成としたことで、洗剤を補給する際の作業性を向上させながらも、洗剤投入部21を露出させる開口25を開閉する扉体(洗剤タンクカバー)30の開閉機構の耐久性を向上させることができる。
つまり、便器本体10側の洗剤貯留部(洗剤タンク)20の洗剤投入部21を少なくとも露出させる開口25を開閉可能なように、水平方向に沿う軸廻りに下端側を回動支点として便器本体10に対して回動自在とされた洗剤タンクカバー30を設けた構成としている。従って、例えば、洗剤投入部21を露出させる開口25を開閉する蓋等を脱離させる必要があるものと比べて、洗剤を補給する際の作業性を向上させることができる。
また、便器本体10に、閉鎖状態の洗剤タンクカバー30の荷重の少なくとも一部が軸部19及び軸受部35に掛からないように、洗剤タンクカバー30の上端側に設けられた被支持部(被支持片部)37を吊り上げるように支持する支持部(支持片部)15を設けている。従って、閉鎖状態の洗剤タンクカバー30の全荷重が開閉機構を構成する軸部19及び軸受部35に掛かることを抑制することができ、洗剤タンクカバー30の開閉機構の耐久性を向上させることができる。
また、本実施形態では、便器本体10の支持片部15を、上方側に向く受面部15aを設けた構成としている。また、洗剤タンクカバー30の被支持片部37を、洗剤タンクカバー30が閉鎖状態で下方側に向く被受面部37aを設けた構成とし、かつ受面部15aに乗り上げるように支持される構成としている。従って、例えば、洗剤タンクカバー30を吊り上げた状態で磁石や適宜の係止部等によって支持するようなものと比べて、支持片部15の上方側に向く受面部15aによって洗剤タンクカバー30を安定的に吊り上げ支持することができる。
また、本実施形態では、洗剤タンクカバー30の上端側及び便器本体10に、被支持片部37が支持片部15に支持された状態で、洗剤タンクカバー30の上端側を押下げることで互いの係止の解除が可能とされた係止部16,39をそれぞれに設けている。従って、洗剤タンクカバー30の上端側及び便器本体10のそれぞれに設けられた係止部16,39の互いの係止によって洗剤タンクカバー30の閉鎖状態を維持することができる。また、これら係止部16,39の係止を、洗剤タンクカバー30の上端側を押下げることで解除することができるので、比較的に狭いトイレ室内等においても容易に洗剤タンクカバー30を開放させることができる。また、洗剤タンクカバー30の被支持片部37が支持片部15に支持された状態であるので、開放すべく洗剤タンクカバー30を押下げた場合にも、その負荷が開閉機構を構成する軸部19及び軸受部35に掛かることを抑制することができ、これらの耐久性を向上させることができる。なお、このような係止部16,39を設けずに、支持片部15に被支持片部37を支持させること等によって洗剤タンクカバー30の閉鎖状態が維持されるものとしてもよい。
また、本実施形態では、便器本体10に、洗剤投入部21を露出させる開口25が設けられ、かつ後部側方の本体機構部11を覆うサイドカバー24を設けている。従って、便器本体10の本体機構部11を構成する本体フレーム12や給排水管、各種機能部材等を、サイドカバー24によって覆うことができ、見栄えを向上させることができる。
また、洗剤タンクカバー30の回動支点となる軸部19及び軸受部35のうちの一方(本実施形態では、軸部19)と支持片部15とを、本体機構部11に対して固定的に設けた構成としている。従って、例えば、サイドカバー24等に、洗剤タンクカバー30の回動支点となる軸部19及び軸受部35のうちの一方や支持片部15を設けたものと比べて、洗剤タンクカバー30を安定的に支持することができ、耐久性をより向上させることができる。なお、このような態様に代えて、洗剤タンクカバー30の回動支点となる軸部19及び軸受部35のうちの一方や支持片部15を、サイドカバー24や上部カバー23等の開口25の周縁部を構成する部材に設けた態様としてもよい。
また、本実施形態では、便器本体10の支持片部15に上方側に向く受面部15aを設け、洗剤タンクカバー30の被支持片部37に閉鎖状態における下方側に向く被受面部37aを設けた構成とした例を示しているが、このような態様に限られない。例えば、洗剤タンクカバー30の被支持部37を上方側から把持するように係止する支持部15としたり、さらには、面ファスナーや、磁石等によって洗剤タンクカバー30を便器本体10に対して吊り上げ支持する構成とされたものとしてもよい。その他、洗剤タンクカバー30の被支持部37及びこれを支持する便器本体10の支持部15としては、種々の変形が可能である。
また、本実施形態では、軸部19を便器本体10側に設け、軸受部35を洗剤タンクカバー30に設けた例を示しているが、軸部を洗剤タンクカバー30に設け、軸受部を便器本体10側に設けた構成としてもよい。この場合は、閉鎖状態で洗剤タンクカバー30の荷重の略全てが軸受部に掛からないように、少なくとも軸部の下面側の外周面とこれに対面する軸受部の内周面とを非接触としてもよい。
また、本実施形態では、洗剤タンクカバー30を、洗剤タンク20の便器幅方向外方側部位を受け入れるような形状とした例を示しているが、このような態様に限られない。例えば、洗剤タンクカバー30を、洗剤タンク20に加え、その他のメンテナンスを要する部位を開閉自在に覆うものとしてもよく、洗剤投入部21への洗剤の投入が可能なように、洗剤投入部21を含みその周囲のみを開閉自在に覆うものとしてもよい。また、便器本体10に対して着脱自在とされたものに限られず、着脱不能とされたものとしてもよい。
また、本実施形態では、洗剤タンク20を、開口25から便器幅方向外方側に突出するように設けた構成としているが、このような態様に限られず、例えば、全体が便器本体10内に収納されるものとしてもよい。この場合は、洗剤タンクカバー30を、サイドカバー24の表面と略同一平面状となるような平板状のものとしてもよい。
また、本実施形態では、洗剤タンク20を、タンク保持部17に対して着脱自在とされたものとしているが、このような態様に限られない。例えば、洗剤タンク20を、便器本体10に着脱不能に固定されたものでもよく、また、便器本体10の給排水機構等に一体的に設けられたものとしてもよい。
1 便器装置
10 便器本体
11 本体機構部
15 支持片部(支持部)
15a 受面部
16 係止凹部(係止部)
19 軸部
20 洗剤タンク(洗剤貯留部)
21 洗剤投入部
24 サイドカバー
25 開口
30 洗剤タンクカバー(扉体)
35 軸受部
37 被支持片部(被支持部)
37a 被受面部
39 係止突部(係止部)

Claims (4)

  1. 便器本体側に設けられた洗剤貯留部の洗剤投入部を少なくとも露出させる開口を開閉可能なように、水平方向に沿う軸廻りに下端側を回動支点として前記便器本体に対して回動自在とされた扉体を備えており、
    前記便器本体には、閉鎖状態の前記扉体の荷重の少なくとも一部が前記回動支点となる軸部及び軸受部に掛からないように、該扉体の上端側に設けられた被支持部を吊り上げるように支持する支持部が設けられていることを特徴とする便器装置。
  2. 請求項1において、
    前記便器本体の支持部は、上方側に向く受面部を設けた構成とされている一方、前記扉体の被支持部は、当該扉体が閉鎖状態で下方側に向く被受面部を設けた構成とされ、かつ前記受面部に乗り上げるように支持されることを特徴とする便器装置。
  3. 請求項2において、
    前記扉体の上端側及び前記便器本体には、前記被支持部が前記支持部に支持された状態で、該扉体の上端側を押下げることで互いの係止の解除が可能とされた係止部がそれぞれに設けられていることを特徴とする便器装置。
  4. 請求項1乃至3のいずれか1項において、
    前記便器本体には、前記洗剤投入部を露出させる開口が設けられ、かつ後部側方の本体機構部を覆うサイドカバーが設けられており、
    前記扉体の回動支点となる前記軸部及び前記軸受部のうちの一方と前記支持部とを、前記本体機構部に対して固定的に設けていることを特徴とする便器装置。
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