JP2016089204A - 電着塗装設備 - Google Patents

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雅宜 阪本
Masanobu Sakamoto
雅宜 阪本
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啓彰 神澤
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Abstract

【課題】電着塗装設備の小型化および低コスト化を図る。
【解決手段】本発明の電着塗装設備1は、複数の処理槽5と、処理槽5ごとに設けられ、ワークを昇降させて各処理槽5への浸漬処理を行う複数の昇降機6と、複数の処理槽5の上方でワークを搬送する搬送機3とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、電着塗装設備に関する。
自動車の車体等の大型部品に電着塗装を施す電着塗装設備は、主にコンベア式とバッチ式に大別される。コンベア式の電着塗装設備は、ワークを保持した搬送車を、傾斜部を有するレールに沿って走行させることにより、ワークを昇降させながら複数の処理槽に順に浸漬して電着塗装を行うものである(例えば、特許文献1参照)。一方、バッチ式の電着塗装設備は、ワークを搬送車で搬送して各処理槽の上方で停止させ、搬送車に設けられた昇降手段でワークを降下させることにより、各処理槽にワークを浸漬するものである(例えば、特許文献2参照)。
特開2002−194593号公報 特開平7−26396号公報
コンベア式の電着塗装設備は、搬送車をレールに沿って走行させるだけでワークを各処理槽に浸漬することができるが、ワークを搬送しながら処理槽に浸漬するため、搬送方向に長大な処理槽が必要となり、設備が大型化する傾向にある。
一方、バッチ式の電着塗装設備は、処理槽の上方で搬送車を停止させた状態でワークを処理槽に浸漬するため、コンベア式のような大型の処理槽が不要となる。しかし、搬送車に、ワークを昇降させる昇降手段を設ける必要があるため、搬送車が大型化し、処理槽の上方に大きなスペースが必要となる。また、バッチ式の電着塗装設備では、通常、電着塗装を行うワークと搬送車とが一対一で設けられるため、少なくとも電着塗装設備内のワークと同数の搬送車が必要となり、設備コストが嵩む。
本発明の解決すべき課題は、電着塗装設備の小型化および低コスト化を図ることにある。
前記課題を解決するために、本発明は、複数の処理槽と、前記処理槽ごとに設けられ、ワークを昇降させて各処理槽への浸漬処理を行う複数の昇降機と、前記複数の処理槽の上方でワークを搬送する搬送機とを備えた電着塗装設備を提供する。
このように、複数の処理槽の上方でワークを搬送する搬送機と、各処理槽にワークを浸漬する昇降機とを別個に設けることで、処理槽の上方に配された搬送機に昇降機能を設ける必要がなくなる。これにより、搬送機を小型化することができるため、処理槽の上方のスペースを縮小することができる。また、昇降機でワークに浸漬処理を施している間、搬送機で他のワークの搬送を行うことができるため、電着塗装設備内のワークと同数の搬送機を設ける必要がなくなり、搬送機の数を低減することが可能となる。
ところで、上記特許文献2に示されているバッチ式の電着塗装設備では、搬送車でワークを下流側に搬送しながら、ワークを各処理槽に順に浸漬している。そして、ワークに対する全ての浸漬処理が完了し、搬送車からワークを搬出した後、空になった搬送車をループ状の搬送レールに沿って上流側に返送している。この場合、搬送車を上流側に返送するための返送路(ループ状の搬送レールの復路)が必要となるため、設備が大型化する。
これに対し、本発明の電着塗装設備では、上記のように搬送機と昇降機とを別個に設けているため、昇降機でワークを降下させて処理槽に浸漬している間、搬送機を処理槽の上方で自由に移動させることができる。例えば、搬送機を、複数の処理槽の上方で往復動させることにより、搬送機を上流側に返送するための返送路を別途設ける必要がなくなり、設備スペースの縮小が図られる。
上記のような電着塗装設備を製作するにあたり、各部品(処理槽、搬送機、昇降機等)を現地に搬入し、これらの部品を現地で組み立てると、現地での製作工期が長くなる。例えば、各処理槽及び当該処理槽に設けられた前記昇降機を浸漬処理装置としてユニット化すれば、各浸漬処理装置を組み立ててから、これらの浸漬処理装置を連結することで、電着塗装設備を製作することができる。この場合、別の場所で各浸漬処理装置を組み立ててから、各浸漬処理装置を現地に搬送して設置することが可能となるため、現地で一から部品の組み立てを行う場合と比べて、現地での製作工期を大幅に短縮することができる。
以上のように、本発明によれば、電着塗装設備の小型化および低コスト化を図ることができる。
本発明の一実施形態に係る電着塗装設備の側面図である。 上記電着塗装設備の浸漬処理装置の斜視図である。 (a)は、上記電着塗装設備の搬送機及びスキッドの側面図であり、(b)は同正面図である。 上記電着塗装設備による浸漬処理の手順を示す斜視図であり、車体を浸漬処理装置に搬入した状態を示す。 上記浸漬処理の手順を示す斜視図であり、昇降機を上昇させた状態を示す。 上記浸漬処理の手順を示す斜視図であり、搬送機とスキッドの係合を解除する様子を示す。 上記浸漬処理の手順を示す斜視図であり、車体を処理槽に浸漬している途中の状態を示す。 上記浸漬処理の手順を示す斜視図であり、車体の浸漬が完了した状態を示す。 上記浸漬処理の手順を示す斜視図であり、車体を処理槽内でチルト・昇降させている状態を示す。 上記浸漬処理の手順を示す斜視図であり、搬送機を浸漬処理装置に搬入した状態を示す。 上記浸漬処理の手順を示す斜視図であり、車体を上昇させている途中の状態を示す。 上記浸漬処理の手順を示す斜視図であり、処理槽から取り出した車体をチルト・昇降させている状態を示す。 上記浸漬処理の手順を示す斜視図であり、搬送機をスキッドに係合させる様子を示す。 上記浸漬処理の手順を示す斜視図であり、車体を次工程に搬出する様子を示す。
本発明の一実施形態に係る電着塗装設備1は、自動車の車体Wに電着塗装を施すものであり、図1に示すように、複数の処理槽5と、処理槽5ごとに設けられた複数の昇降機6と、複数の処理槽5の上方で車体Wを搬送する搬送機3とを主に備える。各処理槽5及びこれに設けられた昇降機6は、それぞれ浸漬処理装置2としてユニット化されている(図2参照)。尚、本実施形態では、スキッド4の上に載置した車体Wを車幅方向に搬送する場合を示す。
浸漬処理装置2は、電着塗装に必要な工程の数だけ設けられる。本実施形態では、9つの浸漬処理装置2が搬送方向に並べて設けられる。これらの浸漬処理装置2は、上流側(図1の左側)から順に、第1脱脂工程S1、第2脱脂工程S2、水洗工程S3、表面調整工程S4、化成皮膜工程S5、水洗工程S6、電着工程S7、UF(限外濾過)水洗工程S8、最終水洗工程S9を施すものである。各浸漬処理装置2の処理槽5の中には、各工程S1〜S9に応じた処理液が貯留されている。
昇降機6は、スキッド4が載置される載置部6aと、載置部6aの車体前方側(図2の右側)の端部を支持する前方支持部6bと、載置部6aの車体後方側(図2の左側)の端部を支持する後方支持部6cと、前方支持部6bを昇降駆動する前方駆動部(図示省略)と、後方支持部6cを昇降駆動する後方駆動部(図示省略)とを備える。前方駆動部及び後方駆動部は別々に駆動可能であり、これにより、載置部6aを水平状態で昇降させたり、載置部6aを傾斜させたりすることができる。
各浸漬処理装置2は、処理槽5及び昇降機6が取り付けられたフレーム8を備える。フレーム8には、搬送機3を搬送するためのレールが設けられる。本実施形態では、複数の浸漬処理装置2を連結することにより、各浸漬処理装置2に設けられたレールが連結され、全ての浸漬処理装置2に跨ったレール7(図1参照)が形成される。尚、レール7の構成はこれに限らず、複数の浸漬処理装置2のフレーム8に、全ての浸漬処理装置2に跨った長尺のレール7を固定してもよい。
搬送機3は、図1に示すように、処理槽5の上方に設けられたレール7に沿って往復動可能な本体部3aと、ワークWが載置されたスキッド4を支持する支持部3bと、本体部3aを駆動する駆動部(図示省略)とを有する。図3(a)に示すように、支持部3bは本体部3aから下方に延び、その下端には、スキッド4に対して上下方向で係合可能な係合部が設けられる。本実施形態では、支持部3bの下端に、係合部として、搬送方向一方側{図3(a)の右側}に突出した係合爪3b1が設けられる。一方、スキッド4は、ワークWが載置される略平板状の本体部4aと、本体部4aの搬送方向両端に設けられた被係合部4bが設けられる。図示例では、被係合部4bが係合孔4cを有する{図3(b)参照}。搬送機3を搬送方向一方に移動させて、支持部3bの係合爪3b1をスキッド4の被係合部4bの係合孔4cに挿入することで、係合爪3b1と被係合部4bとが上下方向で係合可能な状態とされる{図3(a)の点線参照}。
本実施形態では、図1に示すように、レール7上に複数の搬送機3が設けられ、各搬送機3はそれぞれ所定区間を往復動可能とされる。図示例では、3台の搬送機3が設けられ、上流側の搬送機3は、第1脱脂工程S1、第2脱脂工程S2、水洗工程S3、及び表面調整工程S4の各処理槽5の上方で往復動可能とされる(点線矢印A参照)。中間の搬送機3は、表面調整工程S4、化成皮膜工程S5、水洗工程S6、及び電着工程S7の各処理槽5の上方で往復動可能とされる(点線矢印B参照)。下流側の搬送機3は、電着工程S7、UF水洗工程S8、及び最終水洗工程S9の各処理槽5の上方で往復動可能とされる(点線矢印C参照)。また、上流側の搬送機3は、第1脱脂工程S1の上流側に設けられた搬入工程S0まで移動可能とされ、下流側の搬送機3は、最終水洗工程S9の下流側に設けられた搬出工程S10まで移動可能とされる。
上記のように、複数の浸漬処理装置2間で車体Wを搬送する搬送機3と、車体Wを昇降させる昇降機6とを別個に設けることで、搬送機3に昇降機能を設ける必要が無くなり、搬送機3を小型化することができる。従って、搬送機3を設けるためのスペース、特に高さ方向のスペースを縮小することができ、電着塗装設備1の小型化が図られる。
また、各浸漬処理装置2をユニット化することで、各浸漬処理装置2を別の場所で組み立てた後、これらを現地(自動車生産工場)に搬入して連結することにより、電着塗装設備1を製作することができるため、現地での製作工期を短縮することができる。また、各浸漬処理装置2を組み立てた後、処理槽5に対する昇降機6の動作を確認してから現地に搬入することで、現地でこのような動作確認作業を行う必要が無くなり、現地での製作工期をさらに短縮できる。さらに、電着塗装設備1を稼働させた後、複数の浸漬処理装置2の何れかに故障が生じた場合でも、故障した浸漬処理装置2を取り外して正常なものと入れ替えることができる。これにより、現地での修理時間(すなわち作業停止時間)を最小限に抑えられると共に、故障した浸漬処理装置2の修理を別の場所で行うことができるため、修理作業がしやすくなる。尚、各浸漬処理装置2の修理等のメンテナンス性を考慮すると、複数の浸漬処理装置2の連結は、溶接等の分離不能な手段よりも、ボルト及びナット等を用いた分離可能な手段で行うことが好ましい。
次に、上記の電着塗装設備1により電着塗装を行う手順を、各浸漬処理装置2での浸漬処理を中心に説明する。
まず、前工程から搬入工程S0に搬入された車体Wを、スキッド4の上に載置する(図1参照)。そして、図示しない昇降手段でスキッド4及び車体Wを上昇させ、所定の高さで停止させる。そして、搬送機3が、車体Wが載置されたスキッド4を受け取り、第1脱脂工程S1の浸漬処理装置2に搬入する(図4参照)。
次に、図5に示すように、昇降機6の載置部6a、前方支持部6b、後方支持部6cを上昇させ、載置部6aでスキッド4を下方から支持し、スキッド4を僅かに持ち上げる。この状態で、図6に示すように、搬送機3を上流側に後退させる(矢印参照)。詳しくは、搬送機3を、図3(a)の点線で示す位置から実線で示す位置まで後退させる。これにより、搬送機3の係合爪3b1とスキッド4の被係合部4bとの係合が解除される。
次に、昇降機6で車体Wを降下させて処理槽5の処理液に浸漬する。このとき、図7に示すように、昇降機6の前方支持部6b(あるいは後方支持部6c)を先に降下させ、車体Wを傾斜させた状態で処理液に浸漬することで、車体Wの浮き上がりが防止できる。そして、図8に示すように車体Wを処理液に完全に浸漬した後、図9に示すように処理液内で車体Wをチルト・昇降させることで、車体W内に溜まった空気を排出し、車体Wの全体に処理液を接触させることができる。搬送機3は、スキッド4との係合を解除した後、適宜のタイミングで他の工程に移動する(図8の矢印参照)。そして、車体Wを処理液に浸漬している間に、他の搬送作業を終えた搬送機3が、本浸漬処理装置2の処理槽5の上方に戻ってくる(図10参照)。
その後、昇降機6で車体Wを上昇させて処理槽5から取り出す。このとき、図11に示すように、昇降機6の前方支持部6b(あるいは後方支持部6c)を先に上昇させ、車体Wを傾斜させた状態で処理液から取り出すことで、車体Wの内部に処理液が溜まらないようにすることができる。車体Wを処理液から取り出した後、図12に示すように、昇降機6で車体Wをチルト・昇降させ、車体Wに付着した処理液を落とす。そして、図13に示すように、搬送機3を下流側に移動させる。詳しくは、搬送機3を、図3の実線位置から点線位置まで移動させる。これにより、搬送機3の係合爪3b1がスキッド4の被係合部4bの係合孔4cに挿入され、搬送機3の支持部3bとスキッド4とが上下方向で係合可能な状態となる。その後、昇降機6が降下することで、スキッド4及び車体Wが搬送機3のみで支持される。そして、搬送機3により、スキッド4及び車体Wが次工程(第2脱脂工程S2)に搬送される(図14参照)。
その後、以上と同様の手順を繰り返すことで、車体Wに対して各浸漬処理装置2で各工程S2〜S9が順に施される。
上記の電着塗装設備1は、搬送機3と昇降機6とを別個に設けているため、車体Wを処理槽5に浸漬している間に、搬送機3で他の車体Wを搬送することができる。具体的には、例えば図1に示すように、水洗工程S3及び電着工程S7において車体Wを浸漬している間に、各搬送機3で、搬入工程S0から第1脱脂工程S1、化成皮膜工程S5から水洗工程S6、及びUF水洗工程S8から最終水洗工程S9にそれぞれ車体Wを搬送することができる。これにより、電着塗装設備1内の車体Wの数(図1では6台)よりも少ない数(図1では3台)の搬送機3で対応することが可能となり、電着塗装設備1の簡略化が図られる。
また、上記のように搬送機3と昇降機6とを別個に設けることで、車体Wを処理槽2に浸漬している間、搬送機3を自由に移動させることができる。これにより、共通のレール7上で搬送機3を往復動させることができるため、搬送機3を上流側に戻すための返送経路を別途設ける必要が無くなり、電着塗装設備1のさらなる小型化が図られる。
また、上記のように、レール7上に複数の搬送機3を設け、各搬送機3でそれぞれ異なる区間の車体Wの搬送を行うことで、各搬送機3の移動距離を短縮することができる。従って、各浸漬処理装置2における浸漬処理の時間や、複数の浸漬処理装置2間の搬送に要する時間等を考慮して、最適な搬送機3の数を設定すればよい。また、搬送機3の移動距離が短くなることで、搬送機3を駆動するための電力を有線で供給することが可能となる。尚、搬送機3の駆動電力は、有線に限らず、例えばレール7を介して供給してもよい。
全ての浸漬処理が完了した車体Wは、搬送機3で搬出工程S10(図1参照)に搬送され、図示しない昇降手段で降下される。そして、車体Wがスキッド4から分離されて乾燥炉へ搬出される。空になったスキッド4は、搬入工程S0まで返送される。ここで、スキッド4は、車体Wを載置する本体部4aと、搬送機3の係合部と係合する被係合部4bとを有していれば足りるため、全体として略平板状とすることができる。従って、スキッド4を返送するためのスペースをほとんど要さず、設備の大型化を回避できる。具体的には、例えば図1に示すように、空になったスキッド4を平置きにした状態で、各浸漬処理装置2の処理槽5の下方を通して返送することができる(図1の点線矢印D参照)。あるいは、空になったスキッド4を立てた状態で、各浸漬処理装置2の側方を通して返送してもよい(図示省略)。
本発明は、上記の実施形態に限られない。例えば、昇降機6は上記の構成に限らず、スキッド4を昇降可能なものであればよい。例えば、上記の昇降機6の載置部6aを省略し、前方支持部6b及び後方支持部6cの下端をスキッド4に着脱する構成としてもよい。
また、搬送機3は上記の構成に限らず、スキッド4を保持して搬送可能なものであればよい。例えば、支持部3bの下端に水平方向に出没可能な係止部を設け、この係止部をスキッド4の係合孔に挿入することで、支持部3bとスキッド4との係合を行うようにしてもよい。ただし、この場合、係止部を出没させる駆動機構が必要となるため、構造が複雑化してコスト高を招くと共に、上記の駆動機構が処理液中に浸漬されることになるため、駆動機構が損傷しやすい。従って、これらの不具合を回避するためには、上記の実施形態のように、搬送機3の搬送方向の移動により、支持部3bとスキッド4との係合及び解除を行うことが好ましい。
また、上記の実施形態では、車体Wに電着塗装を施す場合を示したが、他の部品に電着塗装を施す設備に本発明を適用してもよい。
本発明は、以上の実施形態に限定されることはなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内で適用可能であることは言うまでもない。
1 電着塗装設備
2 浸漬処理装置
3 搬送機
4 スキッド
5 処理槽
6 昇降機
7 レール
8 フレーム
W 車体(ワーク)

Claims (3)

  1. 複数の処理槽と、前記処理槽ごとに設けられ、ワークを昇降させて各処理槽への浸漬処理を行う複数の昇降機と、前記複数の処理槽の上方でワークを搬送する搬送機とを備えた電着塗装設備。
  2. 前記搬送機が、前記複数の処理槽の上方で往復動する請求項1記載の電着塗装設備。
  3. 各処理槽及び当該処理槽に設けられた前記昇降機を浸漬処理装置としてユニット化し、組み立てられた複数の浸漬処理装置を連結してなる請求項1又は2記載の電着塗装設備。
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