JP2016088714A - 搬送システム - Google Patents

搬送システム Download PDF

Info

Publication number
JP2016088714A
JP2016088714A JP2014227147A JP2014227147A JP2016088714A JP 2016088714 A JP2016088714 A JP 2016088714A JP 2014227147 A JP2014227147 A JP 2014227147A JP 2014227147 A JP2014227147 A JP 2014227147A JP 2016088714 A JP2016088714 A JP 2016088714A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
conveyance
transport
ratio
information
article
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2014227147A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6402595B2 (ja
Inventor
小林 篤
Atsushi Kobayashi
篤 小林
和宏 岩井
Kazuhiro Iwai
和宏 岩井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Murata Machinery Ltd
Original Assignee
Murata Machinery Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Murata Machinery Ltd filed Critical Murata Machinery Ltd
Priority to JP2014227147A priority Critical patent/JP6402595B2/ja
Publication of JP2016088714A publication Critical patent/JP2016088714A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6402595B2 publication Critical patent/JP6402595B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Abstract

【課題】処理装置の稼働効率の向上を図ることができる搬送システムを提供する。【解決手段】搬送システム9は、搬送元から搬送先への物品Cの搬送に関する搬送情報を記憶し、搬送元から各搬送先への物品Cの搬送の割合をそれぞれ取得する搬送割合取得部22と、搬送割合取得部22によって取得された搬送割合が所定の閾値以上であるか否かを判定する判定部24と、判定部24によって搬送割合が所定の閾値以上であると判定された場合、当該搬送割合における搬送先の近傍に配置された保管部7aに物品Cを搬送するように搬送装置12を制御する制御部26と、を備える。【選択図】図4

Description

本発明は、搬送システムに関する。
従来の搬送システムとして、例えば、特許文献1に記載されたシステムが知られている。特許文献1に記載の搬送システムは、搬送車と、搬送情報に基づき搬送車を制御する制御装置と、を有している。制御装置は、搬送した時間を示す実績時間情報と搬送情報とが関連づけられた情報である搬送実績情報を蓄積する蓄積部と、物品を受け取ることができない搬送先を示す不可情報を取得する不可情報取得部と、不可情報に対応する搬送情報を特定する情報特定部と、不可情報に対応する搬送実績情報を抽出し、抽出された実績時間情報に基づき搬送実績情報を順位付けする順位作成部と、順位に従い決定される一つの搬送実績情報に含まれる起点情報を終点情報とする代替情報を作成する代替情報作成部と、代替情報作成部により作成された代替情報を搬送車に送出する搬送情報送出部と、を備える。
特開2013−86897号公報
上記のような搬送システムは、例えば、半導体や液晶パネル等の製造工場に設置される。製造工場においては、搬送システムによって半導体ウェハや液晶パネルの基材等の物品が搬送される。このような製造工場では、生産効率の向上が求められており、その実現のために、処理装置の稼働効率の向上が求められている。
本発明は、処理装置の稼働効率の向上を図ることができる搬送システムを提供することを目的とする。
本発明に係る搬送システムは、物品の搬送元、物品の搬送先、及び、物品が一時的に保管される保管部の間で物品を搬送する搬送装置を備える搬送システムであって、搬送先及び保管部のそれぞれは、複数設けられており、搬送元から搬送先への物品の搬送に関する搬送情報を記憶し、搬送情報に基づいて、搬送元から各搬送先への物品の搬送の割合をそれぞれ取得する搬送割合取得部と、搬送割合取得部によって取得された搬送割合が所定の閾値以上であるか否かを判定する判定部と、判定部によって搬送割合が所定の閾値以上であると判定された場合、当該搬送割合における搬送先の近傍に配置された保管部に物品を搬送するように搬送装置を制御する制御部と、を備える。
この搬送システムでは、搬送元から各搬送先への物品の搬送の割合を取得し、搬送割合が所定の閾値以上であるか否かを判定する。搬送システムでは、搬送割合が所定の閾値以上であると判定された場合、当該搬送割合における搬送先の近傍に配置された保管部に物品を搬送するように搬送装置を制御する。このように、搬送割合に基づいて、物品が搬送される搬送先を予め設定(予測)して、その搬送先の近傍の保管部に物品を保管することにより、搬送指令が出たときに、搬送先に物品を迅速に搬送することができる。したがって、搬送システムでは、搬送時間の短縮化を図ることがでる。これにより、搬送先が処理装置である場合、処理装置において物品(例えば、被処理物等)の搬送待ちの状態が短縮される。その結果、処理装置の稼働効率の向上を図ることができる。
一実施形態においては、搬送先は、物品が入出庫されるポートを有する処理装置であり、物品は、処理装置によって処理される被処理物を収容する収容体であり、保管部は、各処理装置を含むエリア毎に区分けして配置された棚であり、制御部は、搬送割合が所定の閾値以上であると判定された場合、当該搬送割合における処理装置を含むエリアに配置され且つ収容体が収容されていない棚の中から、当該処理装置に対しての搬送時間が最短である棚に収容体を搬送するように搬送装置を制御してもよい。これにより、処理装置に対して収容体(被処理物)を迅速に搬送することができるため、処理装置の稼働率の向上を図ることができる。
一実施形態においては、搬送割合取得部は、記憶されている搬送情報において、最新の搬送情報から所定時間内又は所定の情報量内の搬送情報を所定時間毎に取得して、当該搬送情報に基づいて搬送割合を取得してもよい。このように、新しい搬送情報に基づいて搬送割合を取得することにより、現在の状況に適した搬送が可能となる。
本発明によれば、処理装置の稼働効率の向上を図ることができる。
一実施形態に係る搬送システムを含むインライン設備の構成を示す図である。 インライン設備を上から見た図である。 処理装置及びラックの正面図である。 スタッカクレーンコントローラの構成を示すブロック図である。
以下、添付図面を参照して、本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。なお、図面の説明において同一又は相当要素には同一符号を付し、重複する説明は省略する。
図1は、一実施形態に係る搬送システムを含むインライン設備の構成を示す図である。図2は、インライン設備を上から見た図である。図1及び図2に示されるように、インライン設備1は、MES(Manufacturing Execution System)3と、処理装置(搬送元、搬送先)5A,5B,5Cと、ラック7と、搬送システム9と、を備えている。インライン設備1は、例えば、液晶パネルを製造する設備であり、所定の空間を囲い且つクリーンな状態が維持されている建物内に設けられている。以下の説明では、インライン設備1において液晶パネルを製造する形態を一例に説明する。
MES3は、インライン設備1を含む工場の様々な情報を統括して管理する統合生産情報システムである。MES3は、処理装置5A,5B,5C及び後述するMCS10の情報管理を行う。MES3は、例えば、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read OnlyMemory)、RAM(Random Access Memory)、ハードディスクなどで構成されている。MES3と処理装置5A〜5C及びMCS10とは、無線又は有線により、互いに通信可能とされている。
処理装置5A,5B,5Cは、例えば液晶パネルの製造に係る処理を行う装置であり、インライン設備1に複数設置されている。処理装置5A,5B,5Cは、それぞれ実施される処理が異なっている。各処理装置5A,5B,5Cのそれぞれは、複数台ずつ設置されていてもよい(図2では、それぞれ2台ずつ設けられている)。処理装置5A,5B,5Cは、後述するスタッカクレーン12の走行方向に沿って複数配置されている。すなわち、インライン設備1では、一方向に延在するラインに沿って処理装置5A,5B,5Cが配置されている。本実施形態では、処理装置5A,5B,5Cは、スタッカクレーン12の走行方向から見て、左右方向のいずれか一方側に配置されている。同じ処理を行う処理装置5A,5A(5B,5B、5C,5C)は、例えば並んで配置されている。処理装置5A,5B,5Cは、カセットCを入庫及び出庫するポート5aを有している。
ラック7は、カセットCを一時的に保管する棚である。すなわち、ラック7は、搬送元から搬送先にカセットCが搬送される場合に、搬送元と搬送先との間でカセットCを一時的に保管する。図2に示されるように、ラック7は、スタッカクレーン12の走行路を挟んで対向すると共に、スタッカクレーン12の走行方向に沿って複数配置されている。図3に示されるように、ラック7は、カセットCを収容する複数の棚部(保管部)7aを有している。棚部7aは、高さ方向において複数設けられている。処理装置5A,5B,5Cが配置されている位置に設置されたラック7においては、棚部7aが処理装置5A,5B,5Cの上方に設けられている。
ラック7の棚部7aは、処理装置5A,5B,5C毎にそれぞれ区分けして配置されている。具体的には、図2に示されるように、棚部7aは、処理装置5Aを含むエリアA1と、処理装置5Bを含むエリアA2と、処理装置5Cを含むエリアA3と、に区分けして配置されている。
搬送システム9は、MCS(Material Control System)10と、スタッカクレーン(搬送装置)12と、スタッカクレーンコントローラ14と、を備えている。搬送システム9では、処理装置5A,5B,5C、棚部7a及びポート8(後述)に対して物品の搬送を行う。本実施形態では、搬送システム9は、処理装置5A,5B,5Cにおいて処理される液晶パネルの基材(被処理物)Bが収容されたカセットC(収容体、図3参照)を搬送する。MCS10及びスタッカクレーンコントローラ14は、例えば、CPU、ROM、RAM、ハードディスクなどで構成されている。MCS10とスタッカクレーンコントローラ14とは、無線又は有線により、互いに通信可能とされている。MCS10は、スタッカクレーンコントローラ14の上位コントローラである。
MCS10は、液晶パネルの製造スケジュールに基づいてカセットCの搬送スケジュールを作成し、搬送スケジュールに基づいて、スタッカクレーンコントローラ14に搬送指令を送出して指示を行う搬送指示装置である。MCS10は、スタッカクレーンコントローラ14などの工程間搬送設備とMES3との間に設けられ、MES3からの各種指示をスタッカクレーンコントローラ14に適時伝達し、このスタッカクレーンコントローラ14からの報告をまとめてMES3に伝達する機能を有する。MCS10から送出される搬送指令には、例えば、処理装置5A,5B,5Cからラック7の棚部7aに特定のカセットCを搬送する指示が含まれる。この搬送指令においては、ラック7における棚部7aの詳細なアドレスは設定されていない。すなわち、MCS10から送出される搬送指令においては、棚部7aにカセットCを搬送することは示されているものの、棚部7aの詳細な収納位置については設定されていない。
スタッカクレーン12は、カセットCを搬送する。スタッカクレーン12は、インライン設備1の床に敷設されたレールRに沿って走行する。スタッカクレーン12は、ポート8、処理装置5A,5B,5C、及び、棚部7aの間でカセットCを搬送する。ポート8は、インライン設備1においてカセットCの入出庫を行う部分であり、第1ポート8aと、第2ポート8bと、を有している。第1ポート8aは、インライン設備1の外部から内部にカセットCを入庫する。第2ポート8bは、インライン設備1の内部から外部にカセットCを出庫する。第1ポート8a及び第2ポート8bは、例えばコンベアを有しており、コンベアによってカセットCを入庫又は出庫する。
スタッカクレーン12は、ポート8と棚部7aとの間、ポート8と処理装置5A,5B,5Cとの間、棚部7aと処理装置5A,5B,5Cとの間、処理装置5A,5B,5Cと処理装置5A,5B,5Cとの間でカセットCの搬送を行う。インライン設備1においては、例えば、処理装置5A、処理装置5B及び処理装置5Cのこの順番で処理が実施される。スタッカクレーン12は、例えば、第1ポート8aから入庫されたカセットCを棚部7aに搬送し、処理装置5Aにおいて処理可能な状態となった場合には、カセットCを処理装置5Aに搬送する。スタッカクレーン12は、当該処理装置5Aにおいて処理が終了した場合、処理装置5Bにおいて処理が可能な状態でない場合には、カセットCをラック7の棚部7aに搬送する。そして、スタッカクレーン12は、当該処理装置5Bにおいて処理可能な状態となった場合には、一時的に保管されたカセットCを処理装置5Bに搬送する。このようなスタッカクレーン12の動作は、スタッカクレーンコントローラ14によって制御される。なお、図2では、スタッカクレーン12を1台だけ示しているが、搬送システム9には、複数のスタッカクレーン12が設けられていてもよい。
スタッカクレーンコントローラ14は、スタッカクレーン12の動作を制御する。スタッカクレーン12は、MCS10から送出された搬送指令を受け取ると、搬送指令に基づいてカセットCを搬送するように、スタッカクレーン12を制御する。
図4は、スタッカクレーンコントローラの構成を示すブロック図である。図4に示されるように、スタッカクレーンコントローラ14は、記憶部(搬送割合取得部)20と、搬送割合取得部22と、判定部24と、制御部26と、を備えている。スタッカクレーンコントローラ14により実施される制御は、例えば、ROM及びRAMにより構成される記憶部に格納されているプログラムがRAM上にロードされてCPUで実行されることにより実現される。
記憶部20は、スタッカクレーン12による搬送元から搬送先へのカセットCの搬送に関する搬送情報(ログ)を記憶する。記憶部20は、例えば、過去7日分の搬送情報を記憶する。詳細には、記憶部20は、1日経過毎に、記憶している最古の1日分の搬送情報を消去し、過去7日分の搬送情報を記憶する。記憶部20は、MCS10から送出された搬送指令から、搬送元を示す情報と搬送先を示す情報とを取得し、これらの情報を搬送情報として記憶する。
搬送割合取得部22は、搬送元から搬送先への搬送割合を取得する。詳細には、本実施形態では、搬送割合取得部22は、搬送元から各処理装置5A,5B,5CへのカセットCの搬送割合を取得する。搬送元には、第1ポート8a、処理装置5A,5B,5Cがなり得る。搬送割合取得部22は、記憶部20に記憶されている搬送情報から、搬送元から各処理装置5A,5B,5CにカセットCが搬送されるまでの搬送経緯(搬送履歴)を取得して、処理装置5A,5B,5CへのカセットCの搬送割合を取得する。詳細には、搬送割合取得部22は、第1ポート8aと処理装置5A、処理装置5Aと処理装置5B、処理装置5Aと処理装置5C、処理装置5Bと処理装置5Cとの間の搬送経路を取得して、搬送割合を取得する。
具体的には、搬送割合取得部22は、例えば、処理装置5AからのカセットCの搬送経緯を取得し、処理装置5Aから処理装置5B、及び、処理装置5Aから処理装置5CへのカセットCの搬送割合を取得する。処理装置5Aから処理装置5BにカセットCが搬送される場合には、例えば、最初に、処理装置5Aからラック7(棚部7a)にカセットCが搬送され、次に、ラック7から処理装置5BにカセットCが搬送される。同様に、処理装置5Aから処理装置5CにカセットCが搬送される場合には、例えば、最初に、処理装置5Aからラック7にカセットCが搬送され、次に、ラック7から処理装置5CにカセットCが搬送される。なお、処理装置5Aから処理装置5B(処理装置5C)にカセットCが直接搬送される場合もあり得る。
搬送割合取得部22は、カセットCの搬送経緯に基づいて、処理装置5Aから処理装置5B、及び、処理装置5Aから処理装置5CへのカセットCの搬送割合を取得する。本実施形態では、搬送割合取得部22おいて取得された搬送割合が、処理装置5Aから処理装置5Bへは80%、処理装置5Aから処理装置5Cへは20%である場合を一例として説明する。
搬送割合取得部22は、所定時間毎に記憶部20から搬送情報を取得して、搬送割合を取得する。このとき、搬送割合取得部22は、記憶部20から搬送情報を取得する時、すなわち記憶部20に記憶されている最新の搬送情報から所定の時間(日数)内に記憶部20に記憶された搬送情報を抽出して、搬送割合を取得する。なお、搬送割合取得部22は、最新の搬送情報から所定の情報量内において記憶部20に記憶された搬送情報を抽出して、搬送割合を取得してもよい。搬送割合取得部22は、取得した搬送割合を示す搬送割合情報を判定部24に出力する。
判定部24は、搬送割合が所定の閾値以上であるか否かを判定する。所定の閾値は、適宜設定されればよいが、例えば、80%に設定されている。判定部24は、搬送割合取得部22から出力された搬送割合情報を受け取ると、搬送割合情報が示す搬送割合が所定の閾値(80%)以上であるか否かを判定する。判定部24は、判定結果を示す判定情報を制御部26に出力する。
制御部26は、スタッカクレーン12の動作を制御する。制御部26は、カセットCの搬送先(棚部7a)を設定し、当該搬送先にカセットCを搬送するようにスタッカクレーン12を制御する。制御部26は、MCS10から送出された搬送指令を受け取った場合、判定部24から出力された判定情報に基づいて、カセットCの搬送先である棚部7aの収納位置(アドレス)を設定する。
具体的には、制御部26は、判定情報において所定の閾値以上であると判定されている搬送割合における搬送先(処理装置5A,5B,5C)の近傍(処理装置5A,5B,5Cの属するエリアA1,A2,A3)の棚部7aを搬送先として設定する。搬送先の近傍の棚部7aとは、処理装置5A,5B,5Cに対して最も早い搬送時間で搬送することができる棚部7aを示している。すなわち、制御部26は、例えば、搬送先が処理装置5Bである場合、スタッカクレーン12の走行時間及び昇降時間(旋回時間を含んでもよい)を算出し、エリアA2の空いている棚部7aにおいて、最も早く処理装置5Bに対してカセットCを搬送することができる棚部7aを設定する。制御部26は、設定した棚部7aにカセットCを搬送するように、スタッカクレーン12を制御する。
以上説明したように、本実施形態に係る搬送システム9では、搬送割合取得部22は、搬送元から各搬送先へのカセットCの搬送の割合を取得し、判定部24は、搬送割合が所定の閾値以上であるか否かを判定する。搬送システム9では、制御部26は、搬送割合が所定の閾値以上であると判定された場合、当該搬送割合における搬送先の近傍に配置された棚部7aにカセットCを搬送するようにスタッカクレーン12を制御する。このように、搬送割合に基づいて、カセットCが搬送される搬送先を予め設定(予測)して、その搬送先の近傍の棚部7aにカセットCを保管することにより、搬送指令が出たときに、搬送先にカセットCを迅速に搬送することができる。したがって、搬送システム9では、搬送時間の短縮化を図ることができ。これにより、搬送先が処理装置5A〜5Cである場合、処理装置5A〜5CにおいてカセットC(基材B)の搬送待ちの状態が短縮される。その結果、処理装置の稼働効率の向上を図ることができる。
本実施形態では、制御部26は、判定部24によって搬送割合が所定の閾値以上であると判定された場合、当該搬送割合における処理装置5A,5B,5Cを含むエリアA1,A2,A3に配置され且つカセットCが収容されていない棚部7aの中から、当該処理装置5A,5B,5Cに対しての搬送時間が最短である棚部7aにカセットCを搬送するようにスタッカクレーン12を制御する。これにより、処理装置5A,5B,5Cに対してカセットC(基材B)を迅速に搬送することができるため、処理装置5A,5B,5Cの稼働率の向上を図ることができる。
本実施形態では、搬送割合取得部22は、記憶部20に記憶されている搬送情報において、最新の搬送情報から所定時間内の搬送情報を所定時間毎に取得して、当該搬送情報に基づいて搬送割合を取得する。このように、新しい搬送情報に基づいて搬送割合を取得することにより、現在の状況に適した搬送が可能となる。
本発明は、上記実施形態に限定されない。例えば、上記実施形態では、搬送システム9がインライン設備1に設置されている形態を一例に説明したが、搬送システム9は他の設備(装置)に適用されてもよい。
上記実施形態では、インライン設備1において液晶パネルを製造する形態を一例として、搬送システム9においてカセットCを搬送する構成を一例に説明した。しかし、搬送システム9により搬送される物品は他の物であってもよい。
5A,5B,5C…処理装置、5a…ポート、7…ラック(保管部)、7a…棚部(保管部)、9…搬送システム、12…スタッカクレーン(搬送装置)、20…記憶部(搬送割合取得部)、22…搬送割合取得部、24…判定部、26…制御部、A1,A2,A3…エリア、B…基材(被処理物)、C…カセット(物品、収容体)。

Claims (3)

  1. 物品の搬送元、前記物品の搬送先、及び、前記物品が一時的に保管される保管部の間で前記物品を搬送する搬送装置を備える搬送システムであって、
    前記搬送先及び前記保管部のそれぞれは、複数設けられており、
    前記搬送元から前記搬送先への前記物品の搬送に関する搬送情報を記憶し、前記搬送情報に基づいて、前記搬送元から各前記搬送先への前記物品の搬送の割合をそれぞれ取得する搬送割合取得部と、
    前記搬送割合取得部によって取得された前記搬送割合が所定の閾値以上であるか否かを判定する判定部と、
    前記判定部によって前記搬送割合が前記所定の閾値以上であると判定された場合、当該搬送割合における前記搬送先の近傍に配置された前記保管部に前記物品を搬送するように前記搬送装置を制御する制御部と、を備える、搬送システム。
  2. 前記搬送先は、前記物品が入出庫されるポートを有する処理装置であり、
    前記物品は、前記処理装置によって処理される被処理物を収容する収容体であり、
    前記保管部は、各前記処理装置を含むエリア毎に区分けして配置された棚であり、
    前記制御部は、前記搬送割合が前記所定の閾値以上であると判定された場合、当該搬送割合における前記処理装置を含む前記エリアに配置され且つ前記収容体が収容されていない前記棚の中から、当該処理装置に対しての搬送時間が最短である前記棚に前記収容体を搬送するように前記搬送装置を制御する、請求項1記載の搬送システム。
  3. 前記搬送割合取得部は、記憶されている前記搬送情報において、最新の前記搬送情報から所定時間内又は所定の情報量内の前記搬送情報を所定時間毎に取得して、当該搬送情報に基づいて前記搬送割合を取得する、請求項1又は2記載の搬送システム。
JP2014227147A 2014-11-07 2014-11-07 搬送システム Active JP6402595B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014227147A JP6402595B2 (ja) 2014-11-07 2014-11-07 搬送システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014227147A JP6402595B2 (ja) 2014-11-07 2014-11-07 搬送システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016088714A true JP2016088714A (ja) 2016-05-23
JP6402595B2 JP6402595B2 (ja) 2018-10-10

Family

ID=56017428

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014227147A Active JP6402595B2 (ja) 2014-11-07 2014-11-07 搬送システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6402595B2 (ja)

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11334810A (ja) * 1998-03-25 1999-12-07 Hitachi Ltd 搬送装置及び製造方法
JP2002002911A (ja) * 2000-06-16 2002-01-09 Toyota Industries Corp 自動倉庫の入出庫管理方法
JP2004075317A (ja) * 2002-08-20 2004-03-11 Murata Mach Ltd 入出荷誘導システム
WO2004080852A1 (ja) * 2003-03-10 2004-09-23 Hirata Corporation 自動保管システム

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11334810A (ja) * 1998-03-25 1999-12-07 Hitachi Ltd 搬送装置及び製造方法
JP2002002911A (ja) * 2000-06-16 2002-01-09 Toyota Industries Corp 自動倉庫の入出庫管理方法
JP2004075317A (ja) * 2002-08-20 2004-03-11 Murata Mach Ltd 入出荷誘導システム
WO2004080852A1 (ja) * 2003-03-10 2004-09-23 Hirata Corporation 自動保管システム

Also Published As

Publication number Publication date
JP6402595B2 (ja) 2018-10-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA2939135C (en) Intermediate holding facility for picking station
US8527088B2 (en) Transportation system
JP6651611B2 (ja) 搬送システム、搬送方法及び管理システム
JP6155970B2 (ja) 物品保管設備
JP5472297B2 (ja) 搬送車システム
US20160276194A1 (en) Stocker and method for dispatching wafer carrier in stocker
JP6384613B2 (ja) 搬送制御装置及び搬送制御システム
JP2020117377A (ja) 自動倉庫制御装置及び自動倉庫におけるクレーンの出庫制御方法
JP2015040118A (ja) ピッキング設備
JP2020033110A (ja) 倉庫設備の制御システム及び制御方法
JP2010052938A (ja) 搬送制御装置及び搬送制御方法
JP4586491B2 (ja) 出庫システムおよび出庫方法
JP6402595B2 (ja) 搬送システム
JP2003285906A (ja) 搬送システム
JP2016004923A (ja) 半導体装置の製造ライン及び半導体装置の製造方法
WO2019230046A1 (ja) 搬送システム
JP5229553B2 (ja) 物品収納設備
JP6152843B2 (ja) バッファシステム及び物品のバッファ方法
JP2012046309A (ja) 運行管理装置および運行管理方法
JP5337543B2 (ja) 搬送制御方法、制御装置及び搬送システム
JP4705753B2 (ja) 搬送システム
JP2006290491A (ja) 搬送車システム
JP7494822B2 (ja) 容器搬送設備
JP2020007060A (ja) 物品搬送設備及び物品搬送方法
JP5760940B2 (ja) 搬送システム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170822

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20180718

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20180814

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180827

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6402595

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250