JP2016087807A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】記録媒体上において記録媒体の搬送方向上流側から下流側に向かって並んだ複数のヘッドユニットを有する構成において、記録媒体への印字における色ずれの発生を抑制することが可能な画像形成装置を提供する。【解決手段】記録媒体を搬送する搬送手段と、複数のヘッドユニット310a〜dと、記録媒体の端部位置を検出する複数のエッジセンサ312a〜dと、対応するエッジセンサが配置されているヘッドユニットを移動させるアクチュエータ311b〜dと、アクチュエータを制御する制御部とを備えた画像形成装置において、複数のエッジセンサを介してそれぞれ読み取った記録媒体の端部位置情報に基づいて予め生成した基準値を記憶するメモリを備え、制御部が、エッジセンサを介して読み取った記録媒体の端部位置と基準値とを用いてアクチュエータを制御しアクチュエータを有するヘッドユニットの位置を補正する。【選択図】図3

Description

本発明は、複数個のヘッドユニットから構成されるラインヘッドを有する画像形成装置に関するものである。
従来、画像形成装置として、例えば、ライン型インクジェットプリンタなど、記録媒体上において記録媒体の搬送方向上流側から下流側に向かって並んだ複数個のヘッドユニットからインク滴を吐出することで記録媒体に印字を行うもの知られている。
複数のヘッドユニットの近傍にそれぞれ設けたエッジセンサにより、記録媒体の端部(エッジ)位置情報をそれぞれ検出させ、これらの情報を基に各ヘッドユニットの位置を補正する技術が記載されている。具体的には、記録媒体の搬送方向の、上流側のヘッドユニットに対応して配置されたエッジセンサ(上流側エッジセンサ)と下流側のヘッドユニットに対応して配置されたエッジセンサ(下流側エッジセンサ)がそれぞれ検出した記録媒体の端部位置情報を比較し、上流側のヘッドユニットのある箇所における記録媒体の端部位置と下流側のヘッドユニットのある箇所における記録媒体の端部位置との相対的な位置関係を算出する。そして、上記相対的な位置関係に応じて、記録媒体の搬送方向下流側のヘッドユニットを移動させるためのアクチュエータを制御し、上記下流側のヘッドユニットの位置を補正するようにしている。これにより、記録媒体を搬送する際に記録媒体の位置が変動しても、各ヘッドユニットが記録媒体の意図した箇所にインク滴を吐出させることができ、インク滴を吐出する箇所がずれることによる印刷不良を抑制することができるとしている。
装置組立時の組立誤差やエッジセンサ自体の個体差があるため、エッジセンサにより検出した記録媒体の端部位置は、実際の端部位置とは一致せず、実際の端部位置に対しある程度の誤差を含んだものとなっている。しかしながら、特許文献1の技術では、上流側エッジセンサと下流側エッジセンサとがそれぞれ検出した記録媒体の端部位置が実際の記録媒体の端部位置と一致することを前提に下流側のヘッドユニットの位置の補正を行っている。
特許文献1のように上流側のヘッドユニットのある箇所における記録媒体の端部位置と下流側のヘッドユニットのある箇所における記録媒体の端部位置との相対的な位置関係を算出すると、上記相対的な位置関係は上記誤差の分だけ不正確であることになる。特許文献1の技術では、上記誤差の分だけ不正確な上記相対的な位置関係に基づいてヘッドユニットの位置を補正するので、ヘッドユニット位置の補正後もなおインク滴を吐出する箇所がずれることによる印刷不良が生じるおそれがあった。
上述した課題を解決するために、本発明は、記録媒体を搬送する搬送手段と、前記記録媒体の搬送方向に対し一定間隔をあけて並列に配置され前記記録媒体上にインク滴を吐出するための吐出口を有する複数のヘッドユニットと、前記複数のヘッドユニットのうちの少なくとも2つのヘッドユニットにそれぞれ対応させて配置され前記記録媒体の搬送方向に垂直な方向における前記記録媒体の端部位置を検出する複数のエッジセンサと、対応する前記エッジセンサが配置されているヘッドユニットのうち少なくとも1つのヘッドユニットを前記記録媒体の搬送方向に直交する方向に移動させるアクチュエータと、前記アクチュエータを制御する制御部とを備えた画像形成装置において、前記複数のエッジセンサを介してそれぞれ読み取った前記記録媒体の端部位置情報に基づいて予め生成した基準値を記憶するメモリを備え、前記制御部が、前記エッジセンサを介して読み取った前記記録媒体の端部位置と基準値とを用いて前記アクチュエータを制御し前記アクチュエータを有するヘッドユニットの位置を補正するようにしたことを特徴とするものである。
本発明によれば、記録媒体上において記録媒体の搬送方向上流側から下流側に向かって並んだ複数のヘッドユニットを有する構成において、記録媒体への印字における色ずれの発生を抑制することが可能になる。
プロダクションプリンタの全体構成の一例を示す図。 同プロダクションプリンタにおける画像形成部の概略構成の一例を模式的に示す側断面図。 同プロダクションプリンタの画像形成部の概略構成の一例を模式的に示す平面図。 同画像形成部においてインクヘッドユニットの位置の補正を行う制御系の構成を示すブロック図。 同インクヘッドユニットの位置の補正の概要についての説明図。 同インクヘッドユニットの位置の補正において基準値調整動作を行う制御系の構成を示すブロック図。 同基準値調整動作を行う制御系のK−Y制御部における連帳紙Wの搬送の安定を判断する方法についての説明図。 同基準値調整動作を行う制御系での基準値調整制御の一例を示すフローチャート。 同基準値調整動作を行う制御系のK−C制御部における連帳紙Wの搬送安定の判断についての処理の一例を示すフローチャート。 図9のステップS37における連帳紙Wの搬送が安定したか否かの判断の詳細についての説明図。
図1は、本実施形態に係る画像形成装置としてのプロダクションプリンタ110の全体構成の一例を示す図である。
プロダクションプリンタ110は、例えば毎分100頁以上の大量印刷に使用される高速プリンタで、連帳紙Wなどの連続記録媒体にインクを塗布することが可能なように構成されている。連帳紙Wは、一又は複数設けられた送り出しローラ130によって図中矢印Xの向きに搬送され、プロダクションプリンタ110の機外へと送り出される。その際に、送り出しローラ130は連帳紙Wの位置決め、張力調整を行う。
プロダクションプリンタ110の画像形成部は、画像データに対応して複数あるインクヘッドユニットにそれぞれ設けられたインクヘッドからインク滴を吐出することで記録媒体に印字を行うインクジェット方式のものである。
図2は、プロダクションプリンタ110における画像形成部の概略構成の一例を模式的に示す側断面図である。
図2に示すように、プロダクションプリンタ110の画像形成部には、印刷対象となる連帳紙Wを保持及び搬送する搬送部201と、搬送部201によって保持及び搬送された連帳紙Wに対して印刷を実行する印刷部202とが設けられている。
搬送部201は、第一駆動ローラ232、第二駆動ローラ233、ガイドローラ234などにより構成されている。第一駆動ローラ232と第二駆動ローラ233との少なくとも一方は、不図示のモーターなどの駆動源により回転駆動されている。連帳紙Wの張力は、第一駆動ローラ232と第二駆動ローラ233との間において調整されるようになっている。
印刷部202は、インク滴を吐出する第1ヘッドユニット310a、第2ヘッドユニット310b、第3ヘッドユニット310cおよび第4ヘッドユニット310dを備えている。
図3はプロダクションプリンタ110の画像形成部の概略構成の一例を模式的に示す平面図である。
図3に示すように、連帳紙Wの搬送の向き(図中矢印X)の上流側から順に、第1ヘッドユニット310a、第2ヘッドユニット310b、第3ヘッドユニット310c、第4ヘッドユニット310dが、それぞれ一定の間隔を空けて並んでいる。各インクヘッドユニットで使用するインク滴の種類には特に制限はない。例えば、各インクヘッドユニットにおいて、それぞれ、ブラック(K)、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)の各色のインク滴を使用するようにしてもよい。どのインクヘッドユニットでどの色のインク滴を使うかについても特に制限はなく、例えば、第1ヘッドユニット310aにブラック(K)、インクヘッドユニット310bにシアン(C)、インクヘッドユニット310cにマゼンタ(M)、インクヘッドユニット310dにイエロー(Y)のインク滴を使用するようにしてもよい。
第1ヘッドユニット310a、第2ヘッドユニット310b、第3ヘッドユニット310c、第4ヘッドユニット310dには、インク滴を吐出するための吐出口としてのインク吐出ノズル313a,313b,313c,313dをそれぞれ有している。また、インクヘッドユニット310b,310c,310dには、インクヘッドユニット310b,310c,310dを連帳紙Wの搬送方向に対して垂直方向(図中矢印Y)に移動させるためのアクチュエーター311b,311c,311dも有している。本実施形態では、連帳紙Wの搬送方向最上流にあるインクヘッドユニット310aを基準とするインクヘッドユニットとし、インクヘッドユニット310aの連帳紙Wの搬送方向に対して垂直方向の位置を固定とした。このため、インクヘッドユニット310aにはアクチュエーターを設けなかった。ただし、他のインクヘッドユニットと同様にインクヘッドユニット310aにアクチュエーターを設け、インクヘッドユニット310aの位置を連帳紙Wの搬送方向に対して垂直方向に移動させるようにしてもよい。
インクヘッドユニット310a,310b,310c,310dの、連帳紙Wの搬送の向き(図中矢印X)の上流側近傍には、連帳紙Wの搬送方向に対して垂直方向における連帳紙Wの端部位置を検出するエッジセンサ312a,312b,312c,312dがそれぞれ配置されている。エッジセンサ312a,312b,312c,312dによりそれぞれ検出した連帳紙Wの端部位置情報を用いて、インクヘッドユニット310b,310c,310dの位置を補正する。このインクヘッドユニットの位置の補正については後で詳説する。
図4は、インクヘッドユニットの位置の補正を行う制御系の構成を示すブロック図である。
読み取り制御部410では、エッジセンサ312a,312b,312c,312dの出力値をそれぞれサンプリング周期毎に検出し、フィルタ処理により不要な周波数成分を除去したデータ(以下、「センサ読み取り値」という)に変換する。これらのセンサ読み取り値はメモリ416に保存される。エッジセンサ312aにおけるセンサ読み取り値は、エッジセンサ312aにて読み取られた連帳紙Wの端部位置がエッジセンサ312dを通過するまでの間はメモリ416に保持されているようにする。エッジセンサ312a以外のエッジセンサにおける読み取り値については随時上書きされるようにする。記録位置補正制御部417では、メモリ416に保存されたデータに対し必要な演算処理を行い、演算処理結果に基づいてアクチュエーター311b,311c,311dを制御する。
図5は、インクヘッドユニットの位置の補正の概要について説明する図である。なお、以下の説明では図4を適宜参照するものとする。
連帳紙Wへの印字において色ずれが発生しないのは、例えば、図5(a)に示すように、インク吐出ノズル313a,313b,313c,313dを結んだラインと連帳紙Wの端部がなすラインとが平行になっている状態のときである。このように、印字において色ずれが発生しない理想的な状態における連帳紙Wの端部がなすラインを基準ラインLとする。また、このような状態において、エッジセンサ312a,312b,312c,312dを介してそれぞれ検出される連帳紙Wの端部位置のセンサ読み取り値を、基準値r1,r2,r3,r4とする。この基準値r1,r2,r3,r4は、装置の組立誤差やセンサの個体差などにより、各装置毎、各エッジセンサ位置毎に異なるものである。このため、装置の設置時やエッジセンサを交換した時には、後述する基準値を決めるための基準値調整を行う必要がある。
図5(b)に示すように、連帳紙Wの端部がなすラインが基準ラインLからずれると、インク吐出ノズル313a,313b,313c,313dを結んだラインが基準ラインLと平行でなくなるため、連帳紙Wへの印字において色ずれが発生するようになる。色ずれの発生を抑えるために、インクヘッドユニットの位置を補正する必要がある。
図5(c)、(d)により、具体的なインクヘッドユニットの位置の補正方法について、インクヘッドユニット310bを例に説明する。
図5(c)に示すように、連帳紙Wのある範囲(図中斜線領域S)がエッジセンサ312aを通過するときの、エッジセンサ312aでのセンサ読み取り値をp1とする。記録位置補正制御部417において、センサ読み取り値p1とエッジセンサ312aの基準値r1との差(ずれ量d1)を算出する。
図5(d)に示すように、上述した連帳紙Wのある範囲(図中斜線領域S)がエッジセンサ312bを通過するときの、エッジセンサ312bでのセンサ読み取り値をp2とする。記録位置補正制御部417において、センサ読み取り値p2とエッジセンサ312aの基準値r2との差(ずれ量d2)を算出する。
実際の端部位置に対して、エッジセンサが検出した記録媒体の端部位置は誤差を含んでいる。センサ読み取り値p1とエッジセンサ312aの基準値r1はいずれもエッジセンサ312aを介して読み取った値なので、同じ大きさの誤差が含まれている。よって、センサ読み取り値p1とエッジセンサ312aの基準値r1との差(ずれ量d1)において、誤差は打ち消されている。同様に、センサ読み取り値p1とエッジセンサ312aの基準値r1との差(ずれ量d1)においても、誤差は打ち消されている。
相対的なずれの値D1は、読み取り制御部410において、位置ずれ量d1と位置ずれ量d2との差を算出することによって求める。この相対的なずれの値D1は、インクヘッドユニット310bのある箇所における連帳紙Wの端部位置の、インクヘッドユニット310aのある箇所における連帳紙Wの端部位置に対する相対的な位置関係を表している。上述したように、位置ずれ量d1および位置ずれ量d2において誤差は打ち消されているので、位置ずれ量d1と位置ずれ量d2との差により算出した相対的なずれの値D1には誤差を含まない。記録位置補正制御部417が、相対的なずれの値D1に応じてアクチュエーター311bを制御することにより、インクヘッドユニット310bの位置を補正する。
インクヘッドユニット310c、310dの記録位置補正も、上述したインクヘッドユニット310bの記録位置補正と同様の方法によりそれぞれ補正する。すなわち、インクヘッドユニット310c、310dのある箇所における連帳紙Wの端部位置の、インクヘッドユニット310aのある箇所における連帳紙Wの端部位置に対する相対的なずれの値D2、D3をそれぞれ算出する。そして、相対的なずれの値D2、D3に応じて、アクチュエーター311c、311dを制御することにより、インクヘッドユニット310c、310dの位置を補正する。
なお、インクヘッドユニット310aの位置を連帳紙Wの搬送方向に対して垂直方向に移動できるようにした場合には、相対的なずれの値D1、D2、D3にインクヘッドユニット310aの移動量をそれぞれ加算してやればよい。
ここで、基準値調整の概要について説明する。
連帳紙Wの搬送が安定しているときにおいて、インク吐出ノズル313a,313b,313c,313dを結んだラインと連帳紙Wの端部がなすラインとが平行になっており、連帳紙Wへの印字において色ずれが発生しないことを実験により確認した。連帳紙Wへの印字において色ずれは発生しないことを実験により確認した。つまり、インク吐出ノズル313a,313b,313c,313dを結んだラインと連帳紙Wの端部がなすラインとが平行になっている状態かどうかの判断は、連帳紙Wの搬送が安定しているかどうかを判断するプロセスによって行うことができる。
連帳紙Wの搬送が安定していると判断された状態において、エッジセンサ312a,312b,312c,312dを介してそれぞれ検出される連帳紙Wの端部位置のセンサ読み取り値を、基準値r1,r2,r3,r4とすればよい。連帳紙Wの搬送が安定しているかどうかを判断するプロセスは、以下で説明するように自動で判断することができる。よって、本実施形態によれば、基準値調整を自動で行うことができる。
図6は、基準値調整を行う制御系の構成を示すブロック図である。
基準値調整制御部411は、K−C制御部412、K−M制御部413およびK−Y制御部414の個別制御部と、それらの個別制御部を統括する全体制御部415とを有している。K−C制御部412では、メモリ416内にあるエッジセンサ312aの読み取り値p1とエッジセンサ312bの読み取り値p2とを読み出し、これらの差を算出することで連帳紙Wの搬送が安定したか否かを判断する。K−C制御部412では、一定時間、算出した差が規定の範囲内に収まっているときに、連帳紙Wの搬送が安定していると判断する。全体制御部415では、連帳紙Wの搬送が安定していると判断された状態において、エッジセンサ312a,312b,312c,312dを介してそれぞれ検出される連帳紙Wの端部位置のセンサ読み取り値より基準値r1,r2,r3,r4をそれぞれ算出する。これらの基準値r1,r2,r3,r4は、メモリ416にそれぞれ保存される。
K−M制御部413およびK−Y制御部414においても、K−C制御部412と同様の方法で連帳紙Wの搬送の安定を判断する。K−M制御部413ではエッジセンサ312aの読み取り値p1とエッジセンサ312cの読み取り値p3との差、K−Y制御部414では読み取り値p1とエッジセンサ312dの読み取り値p4との差により連帳紙Wの搬送の安定を判断する。
図7は、K−Y制御部414において、連帳紙Wの搬送の安定を判断する方法について説明する図である。
図7において、横軸は時間、縦軸は読み取り値を示している。図中の曲線K、曲線Yは、それぞれエッジセンサ312a,312dの読み取り値をプロットしたものである。また、曲線K_Shiftは、エッジセンサ312aとエッジセンサ312dとの間の距離を連帳紙Wの搬送速度で除して求めた時間分だけ曲線Kをシフトさせたものである。このようにすることで、連帳紙W上の同じ領域においてエッジセンサ312a,312dを介して端部位置をそれぞれ読み取った読み取り値p1、p4の比較が可能になる。連帳紙W上の同じ領域で端部位置を読み取った読み取り値を比較することによって、連帳紙Wの搬送の安定をより精度よく判断することができる。
曲線Y−K_Shiftは、曲線Yと曲線K_Shiftとの差分をとったものである。曲線Y−K_Shiftによって、エッジセンサ312aとエッジセンサ312dとの間での連帳紙Wの端部の、連帳紙Wの搬送方向と垂直方向における変動の度合いを知ることができる。つまり、曲線Y−K_Shiftの変動が大きければ、エッジセンサ312aとエッジセンサ312dとの間において連帳紙Wの搬送は不安定であるといえる。また、曲線Y−K_Shiftの変動が小さければ、エッジセンサ312aとエッジセンサ312dとの間において連帳紙Wの搬送は安定しているといえる。
図7中のP−Q間で示す期間では、曲線Y−K_Shiftの変動幅が、既定した一定の時間Tに亘り、既定した一定の範囲±αに収まっている。よって、K−Y制御部414では、P−Q間で示す期間において連帳紙Wの搬送が安定していると判断する。以下、図7中の曲線Y−K_Shiftで示したような曲線を「変動曲線」という。また、図7中のP−Q間で示す期間Tのような、個別制御部が連帳紙Wの搬送が安定していると判断した期間を「個別安定期間」という。
K−C制御部412、K−M制御部413において連帳紙Wの搬送の安定を判断する方法についても、上述したK−Y制御部414において連帳紙Wの搬送の安定を判断する方法と同様である。つまり、K−C制御部412、K−M制御部413においても、それぞれの変動曲線の変動幅が、一定の時間Tに亘り、一定の範囲±αに収まっているときに、連帳紙Wの搬送が安定していると判断する。
図6に示す全体制御部415では、K−C制御部412、K−M制御部413およびK−Y制御部414のすべてにおいて連帳紙Wの搬送が安定であると判断したときに、連帳紙Wの搬送が安定であると判断する。つまり、全体制御部415では、K−C制御部412、K−M制御部413およびK−Y制御部414におけるそれぞれの個別安定期間のすべてが重複したときに、連帳紙Wの搬送が安定であると判断する。以下、上記個別安定期間のすべてが重複したときを、「全体安定期間」という。全体制御部415では、この全体安定期間において各エッジセンサを介して読み取られたセンサ読み取り値を基に、各エッジセンサにおける基準値をそれぞれ算出する。
各個別制御部における連帳紙Wの搬送の安定の判断には、基準となるエッジセンサ312aとエッジセンサ312a以外のエッジセンサとの間を連帳紙Wが搬送されるのに要する時間が関係している。このため、各個別制御部において、連帳紙Wの搬送の安定についての判断結果が出るタイミングは同時ではない。本実施形態では、基準となるエッジセンサ312aとエッジセンサ312dとの間において連帳紙Wの搬送の安定を判断するK−Y制御部414での判断結果が出るタイミングが最も遅い。このため、K−Y制御部414における判断結果が出たタイミングで全体制御部415による連帳紙Wの搬送の安定の判断を行う。
全体制御部415での連帳紙Wの搬送の安定の判断において、安定でないとの判断結果が出た場合には、それぞれの個別制御部での連帳紙Wの搬送の安定の監視を継続する。全体制御部415で安定でないとの判断結果が出る場合に備え、K−Y制御部414による監視が継続している間においても、K−C制御部412、K−M制御部413では、前のサイクルが完了次第、次のサイクルの監視を開始する。連帳紙Wの搬送がある規定時間を経過しても安定しないとの判断結果が出た場合には、エラー表示をするようにしてもよい。
上記基準値の算出は、例えば、以下のようにすればよい。
エッジセンサ312aにおける基準値r1については、全体安定期間においてエッジセンサ312aを介して読み取られたセンサ読み取り値の平均により算出する。また、エッジセンサ312b,312c,312dについては、それぞれ全体安定期間において差分曲線のプロット値を平均したものにエッジセンサ312aにおける基準値r1を加えて算出する。
図8は、基準値調整を行う制御系での基準値調整制御の一例を示すフローチャートである。
ステップS1では、連帳紙Wの搬送を開始する。ステップS2では、各エッジセンサを介して連帳紙Wの端部位値の読み取りを開始する。ステップS3では、各個別制御部において、メモリ416に保存された各エッジセンサでの読み取り値を基に連帳紙Wの搬送の安定について監視する。ステップS3の詳細については後述する。
ステップS4では、各個別制御部にて行われている連帳紙Wの搬送の安定の監視結果に基づき、全体制御部415で連帳紙Wの搬送が安定したかどうかの判断を行う。連帳紙Wの搬送が安定していなければステップS3に戻る。連帳紙Wの搬送が安定していれば、ステップS5に進む。ステップS5では、各エッジセンサの基準値を算出する。続くステップS6では、ステップS5で算出した基準値をメモリ416に保存する。
図8のステップS3の処理について、K−C制御部412での処理を例に説明する。なお、K−M制御部413、K−Y制御部414における処理も、K−C制御部412における処理と基本的には同じである。
図9は、K−C制御部412における連帳紙Wの搬送安定の判断についての処理の一例を示すフローチャートである。
ステップS30では、全体制御部415からの終了指示があったかどうかの判断をする。終了指示があった場合は処理を終了し、終了指示がない場合はステップS31に進む。ステップS31では、メモリ416から最新のエッジセンサ312bのセンサ読み取り値と、エッジセンサ312aとエッジセンサ312bとの間の距離を搬送速度で除した時間分だけ前のエッジセンサ312aのセンサ読み取り値を取得する。ステップS32では、ステップS31で取得した2つのセンサ読み取り値の差を算出する。ステップS33では、ステップS32で算出した差の値を加算用変数sum(初期値0)に加算し、差分データ数カウントk(初期値0)を1増やす。
ステップS34では、差分データ数カウントkが規定数に達したか否かを判断する。差分データ数カウントkが規定数に達していない場合はステップS30に戻る。差分データ数カウントkが規定数に達している場合は、ステップS35に進む。ステップS35では、加算用変数sumを差分データ数カウントkで割り、ステップS31で取得した2つのセンサ読み取り値の差について平均値を算出した後、差分データ数カウントkを初期値の0にし、平均値データ数カウントn(初期値0)を1増やす。
ステップS36では、平均値データ数カウントnが規定数に達したか否かを判断する。平均値データ数カウントnが規定数に達していない場合はステップS30に戻る。平均値データ数カウントnが規定数に達している場合は、ステップS37に進む。ステップS37では、ステップS35で求めた平均値のデータを用いて連帳紙Wの搬送が安定したか否かの判断を行う。この判断の詳細は後述する。ステップS37で、安定していないと判断された場合はステップS38に進み、連帳紙Wの搬送が安定したと判断された場合はステップS39に進む。ステップS38では、ステップS35で算出した平均値のうち最も古いデータを破棄するとともに平均値データ数カウントnを1減らしてステップS30に戻る。ステップS39では、平均値データ数カウントnを0にして図8のステップS4の処理へと進む。
図10は、図9のステップS37における連帳紙Wの搬送が安定したか否かの判断の詳細について説明する図である。
図10において、縦軸はステップS35で求めた平均値、横軸は平均値のサイクルナンバー(平均値データ数カウントnに相当)を示す。このサイクルナンバーは、平均値のうち最も古いものを1として、以降、古いものから順に1ずつ繰り上げている。本実施形態では、連帳紙Wの搬送の安定の判断に使用する平均値の数は5とし、閾値は±5[μm]とする。閾値は、色間の平均値からのずれが±3σ以下の範囲に含まれるようにしたときの平均値に対する許容ずれ量から決めた。サイクルナンバー1の平均値を基準値とし、その後に続くサイクルナンバー2,3,4の平均値において平均値と基準値との差が全て±5[μm]以内に収まっていた場合、連帳紙Wの搬送が安定していると判断する。
なお、上述した基準値調整の方法は一例であり、エッジセンサ312aを介した読み取り値p1を基準として連帳紙Wの搬送の安定を判断する方法に限るものではない。エッジセンサ312a以外のあるエッジセンサを介した読み取り値を基準として連帳紙Wの搬送の安定を判断するようにしてもよい。また、本実施形態では、インクヘッドユニットが4つであるため個別制御部を3つとしているが、インクヘッドユニットの数を増減させた場合、それに応じて個別制御部も増減させるようにすればよい。この場合でも基準値調整の方法は上述した方法と基本的に同じである。基準値調整においては、連帳紙Wの走行が安定するような条件(連帳紙Wの種類、搬送速度など)にすることが望ましい。
以上に説明したものは一例であり、本発明は、次の態様毎に特有の効果を奏する。
(態様A)
前記記録媒体の搬送方向に対し一定間隔をあけて並列に配置され前記記録媒体上にインク滴を吐出するためのインク吐出ノズル313a,313b,313c,313dなどの吐出口を有するインクヘッドユニット310a,310b,310c,310dなどの複数のヘッドユニットと、前記複数のヘッドユニットのうちの少なくとも2つのヘッドユニットにそれぞれ対応させて配置され前記記録媒体の搬送方向に垂直な方向における前記記録媒体の端部位置を検出するエッジセンサ312a,312b,312c,312dなどの複数のエッジセンサと、対応する前記エッジセンサが配置されているヘッドユニットのうち少なくとも1つのヘッドユニットを前記記録媒体の搬送方向に直交する方向に移動させるアクチュエーター311b,311c,311dなどのアクチュエータと、前記アクチュエータを制御する記録位置補正制御部417などの制御部とを備えた画像形成装置において、前記複数のエッジセンサを介してそれぞれ読み取った前記記録媒体の端部位置情報を記憶させるメモリ416などのメモリを備え、基準とする前記記録媒体の端部位置を前記複数のエッジセンサを介してそれぞれ読み取った各エッジセンサの基準値を前記メモリに予め記憶させておくようにし、前記制御部が、前記エッジセンサを介して読み取った前記記録媒体の端部位置とそのエッジセンサの基準値との差を前記複数のエッジセンサのそれぞれについて算出し、これらの差を用いて前記アクチュエータを制御し前記アクチュエータを有するヘッドユニットの位置を補正するようにした。
各エッジセンサを介してそれぞれ読み取った記録媒体の端部位置には、装置の組立やエッジセンサの個体差に起因する誤差が含まれている。あるエッジセンサを介して読み取った前記記録媒体の端部位置とそのエッジセンサの基準値は、いずれも同じエッジセンサを介して読み取った値なので、同じ大きさの誤差が含まれている。このため、あるエッジセンサを介して読み取った前記記録媒体の端部位置とそのエッジセンサの基準値との差をとると上記誤差は打ち消される。アクチュエータを有するあるヘッドユニットに対応して配置されたエッジセンサにおける上記差とこれとは異なるヘッドユニットに対応して配置されたエッジセンサにおける上記差との差分をとることで、前者のヘッドユニットが配置された箇所における記録媒体の端部位置と後者のヘッドユニットが配置された箇所における記録媒体の端部位置との相対的な位置関係を正確に求めることができる。上記相対的な位置関係に基づいて前者のヘッドユニットの位置を補正することにより、補正精度を高め、記録媒体への印字における色ずれの発生を抑制することが可能になる。
(態様B)
態様Aにおいて、対応する前記エッジセンサが配置されているヘッドユニットのうち前記アクチュエータを有しないものがあればそのうちの1つを基準ヘッドユニットとし、対応する前記エッジセンサが配置されているヘッドユニットのうち前記アクチュエータを有しないものがなければ前記アクチュエータを有するヘッドユニットのうちの1つを基準ヘッドユニットとし、前記記録媒体の搬送が安定している状態の判断は、前記制御部が、前記アクチュエータを有するヘッドユニットのうち前記基準ヘッドユニットでないものに対応させて配置された前記エッジセンサを介して読み取った前記記録媒体の端部位置と前記基準ヘッドユニットに対応して配置されたエッジセンサを介して読み取った前記記録媒体の端部位置との差分を算出し、前記差分の変動幅が所定の時間に亘り所定の閾値の範囲内に収まっているかどうかを判断することによって行い、前記記録媒体の搬送が安定している状態における前記記録媒体の端部位置を前記基準とする前記記録媒体の端部位置とする。
記録媒体の搬送が安定している状態の判断は、制御部が上記差分の変動幅が、所定の時間に亘り所定の閾値の範囲内に収まっているかどうかを判断することにより自動で行うことができる。記録媒体の搬送が安定している状態においては、記録媒体への印字において色ずれが発生しないことが実験により分かっている。記録媒体の搬送が安定している状態における記録媒体の端部位置を基準とする記録媒体の端部位置とすることで、基準とする前記記録媒体の端部位置を自動で決定することができるようになる。これにより、各ヘッドユニットの基準値の設定も自動でできるようになり、エッジセンサの交換により交換したヘッドユニットの基準値を再度設定しなければならなくなったときなどにおいて基準値の設定に要する手間を軽減することができる。
(態様C)
態様AまたはBのいずれかにおいて、前記エッジセンサが、対応する前記ヘッドユニットの前記記録媒体の搬送方向上流側に配置された。
(態様D)
態様A〜Cのいずれか一において、前記差分の変動幅が所定の時間に亘り所定の閾値の範囲内に収まっている状態かどうかの判断において、所定の判断期間を超えても、前記記録媒体の搬送が安定しているとの判断結果が得られない場合には、エラー表示をするようにした。
これによれば、記録媒体の搬送系に異常があるなどの場合に、前記平行になっている状態かどうかの判断がいたずらに長く継続されること防止することができる。
(態様E)
態様A〜Dのいずれか一において、前記閾値は、色間の平均値からのずれが±3σ以下の範囲に含まれるようにしたときの平均値に対する許容ずれ量により決める。
201 搬送部
310a,310b,310c,310d インクヘッドユニット
312a,312b,312c,312d エッジセンサ
311b,311c,311d アクチュエーター
特開2011−136526号公報

Claims (5)

  1. 記録媒体を搬送する搬送手段と、
    前記記録媒体の搬送方向に対し一定間隔をあけて並列に配置され前記記録媒体上にインク滴を吐出するための吐出口を有する複数のヘッドユニットと、
    前記複数のヘッドユニットのうちの少なくとも2つのヘッドユニットにそれぞれ対応させて配置され前記記録媒体の搬送方向に垂直な方向における前記記録媒体の端部位置を検出する複数のエッジセンサと、
    対応する前記エッジセンサが配置されているヘッドユニットのうち少なくとも1つのヘッドユニットを前記記録媒体の搬送方向に直交する方向に移動させるアクチュエータと、
    前記アクチュエータを制御する制御部とを備えた画像形成装置において、
    前記複数のエッジセンサを介してそれぞれ読み取った前記記録媒体の端部位置情報に基づいて予め生成した基準値を記憶するメモリを備え、前記制御部が、前記エッジセンサを介して読み取った前記記録媒体の端部位置と基準値とを用いて前記アクチュエータを制御し前記アクチュエータを有するヘッドユニットの位置を補正するようにしたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 請求項1に記載の画像形成装置において、
    対応する前記エッジセンサが配置されているヘッドユニットのうち前記アクチュエータを有しないものがあればそのうちの1つを基準ヘッドユニットとし、対応する前記エッジセンサが配置されているヘッドユニットのうち前記アクチュエータを有しないものがなければ前記アクチュエータを有するヘッドユニットのうちの1つを基準ヘッドユニットとし、前記記録媒体の搬送が安定している状態の判断は、前記制御部が、前記アクチュエータを有するヘッドユニットのうち前記基準ヘッドユニットでないものに対応させて配置された前記エッジセンサを介して読み取った前記記録媒体の端部位置と前記基準ヘッドユニットに対応して配置されたエッジセンサを介して読み取った前記記録媒体の端部位置との差分を算出し、前記差分の変動幅が所定の時間に亘り所定の閾値の範囲内に収まっているかどうかを判断することによって行い、前記記録媒体の搬送が安定している状態における前記記録媒体の端部位置を前記基準とする前記記録媒体の端部位置とすることを特徴とする画像形成装置。
  3. 請求項1または2のいずれかに記載の画像形成装置において、
    前記エッジセンサが、対応する前記ヘッドユニットの前記記録媒体の搬送方向上流側に配置されたことを特徴とする画像形成装置。
  4. 請求項1乃至3のいずれか一の画像形成装置において、
    前記差分の変動幅が所定の時間に亘り所定の閾値の範囲内に収まっている状態かどうかの判断において、所定の判断期間を超えても、前記記録媒体の搬送が安定しているとの判断結果が得られない場合には、エラー表示をするようにしたことを特徴とする画像形成装置。
  5. 請求項1乃至4のいずれか一の画像形成装置において、
    前記閾値は、色間の平均値からのずれが±3σ以下の範囲に含まれるようにしたときの平均値に対する許容ずれ量により決めることを特徴とする画像形成装置。
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