JP2016086894A - 棚板支持什器 - Google Patents
棚板支持什器 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2016086894A JP2016086894A JP2014221494A JP2014221494A JP2016086894A JP 2016086894 A JP2016086894 A JP 2016086894A JP 2014221494 A JP2014221494 A JP 2014221494A JP 2014221494 A JP2014221494 A JP 2014221494A JP 2016086894 A JP2016086894 A JP 2016086894A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shelf
- shelf board
- support
- wall
- board
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Display Racks (AREA)
Abstract
【解決手段】棚板支持スタンド1は、脚部材2aに立設した支柱3間にパネル体5を取り付けた什器本体を有する。各支柱3の係止孔に支持ブラケット14の係止爪部を係止させ、支持ブラケット14は壁部16と底部17を断面略L字状に形成する。両側の底部17上に電子機器等の物品を載置させる棚板15を設けた。壁部16は棚板15より高さが高く、棚板15の両側に対向する側縁部15cと前縁部15bの一部にも延びて設けた。対向する壁部16の前縁部15bの一部に設けた前部壁部16aの間に間隙18を設けた。棚板15の後縁部15aと什器本体のパネル体5との間に電子機器の配線を挿通させる空間部19を設けた。
【選択図】図3
Description
こうした要望に鑑み、例えば特許文献3に記載された什器では、仕切り壁に沿って配設した背板と前方に突出させた棚板と、背板の上端と棚板の先端を連結して斜め方向に延びるロッドとを備え、棚板の基部を折り曲げて係止させる背板のフックとを備えている。これによって強度を確保し、棚板上に載置された物品の側方への落下を斜めのロッドで防止している。
更には、棚板上に電子機器を載置した場合には、電子機器の電力供給や通信等に用いる配線の設置や連結等を什器が妨げない構造が求められていた。
本発明による棚板支持什器によれば、棚板の両側の側縁部と前縁部の一部に壁部をそれぞれ設けたため、棚板支持什器の移動時等に棚板に載置した電子機器等の物品が棚板の側縁部や前縁部から落下することを側縁部と前縁部の一部に延びる壁部によって阻止することができる。しかも、棚板上に例えばプロジェクターやDVDプレーヤ等の電子機器を載置した場合においても、両側の壁部は前縁部の一部にのみそれぞれ延ばして設けたため、例えばプロジェクターの投影光やリモコンの電波や電子機器から突出する部品等が前縁部に設けた壁部に干渉することがなく、什器としての使い勝手が良好である。
棚板の後縁部と什器本体との間に空間部を形成したため、棚板に電子機器等を配設した場合にその配線を空間部を通して下方向に配設できる。そのため、配線を棚板の後縁部側で処理することが可能になり、什器としての体裁が良好である。
棚板の後縁部の一部にも壁部を延ばして設けたため、棚板の後縁部と什器本体との間の空間部に電子機器等の物品が落下することを防止できる。
棚板の両側の側縁部から前縁部に延びる壁部の間は間隙とされているため、棚板に載置した電子機器を駆動させたり投影させたりしても電子機器の作動部品や投影光や操作用の電波等が壁部と干渉する不具合を起こすことがなく、しかも電子機器等の物品が棚板の前縁部から落下することを壁部で防止できる。
棚板の前縁部において両側の壁部の間に前部低壁を設けたため、壁部の間隙から電子機器等の物品が落下したり干渉したりすることを防止できる。
しかも、プロジェクター等の電子機器を棚板の上で投影したとしても、前縁部の壁部と壁部の間は高さが低い前部低壁が設けられているため、投影光が干渉したりすることがなく、また電子機器の作動部品が前方に突出したりリモコンの電波を発信したりしても壁部や前部低壁と干渉することはない。
壁部が棚板と一体に形成され、または別体で取り付けられている場合、単純な構成で棚板に壁部を設置できる。しかも、壁部が棚板から立設されているので、支持具の取り付け状態に関わらず物品の落下を確実に防止できる。
壁部が棚板を支える支持具に設けられている場合、支持具と別体に形成された場合と比較して部品点数が少なく低廉で単純な構成によって棚板に壁部を設置できる。
しかも、棚板上にプロジェクター等の電子機器を載置した場合においても、棚板の前縁部に設けた一部の壁部が投影光や操作用電波や突出する部品等と干渉することがなく、什器としての使い勝手が良好になる。
本発明の第一実施形態による棚板支持スタンド1は、オフィスや公共施設の執務室や会議室等で用いられるものである。図1から図3に示す棚板支持スタンド1において、床面上に設置される脚体2の上部には一対の支柱3が支持部材として上方に向かって平行に配設されており、一対の支柱3の間にはその上部と下部に梁部4a、4bが連結されている。また、一対の支柱3間にはその表裏面にパネル体5が取り付けられている。これらは什器本体を構成する。
また、支柱3は例えば断面角筒状に形成されており、その適宜高さ位置に棚板15を備えた棚板(天板)ユニット7が取り付けられている。
なお、本第一実施形態による棚板支持スタンド1において、図1及び図2に示す棚板ユニット7を取り付ける側の面を前面または表面といい、これに対向する側の面を裏面または後部というものとする。
図2に示すように、各支柱3には前面にスリット形状の係止孔11が上下方向に所定間隔で複数形成されている。各パネル体5は図1に示すように支柱3の内側壁面に固定されたねじ12に係止部5aで係止されているか、ねじ12で直接固定されている。
棚板ユニット7は、各支柱3の係止孔11に係止させられて略水平に保持される一対の支持ブラケット14と、これら一対の支持ブラケット14に固定保持された棚板15とで構成されている。棚板15は例えば四角形板状であり、図3に示すように、パネル体5側の面である後縁部15a、これに対向する面である前縁部15b、両側面である一対の側縁部15cとを有している。
なお、両方の支持ブラケット14、14において、壁部16における側縁部15cから前側に延びて湾曲して前縁部15bに当接する部分をそれぞれ前側壁部16aというものとする。棚板15の前縁部15bにおいて、図2及び図3に示す両側の壁部16の前側壁部16a,16aの間は中央部における壁面のない間隙18を構成する。
そして、各支持ブラケット14,14は底部17で棚板15にねじ12で固定されている。また、支柱3間のパネル体5と棚板ユニット7の後縁部15aとの間に所定幅の空間部19が形成され、配線挿通空間を構成する。そのため、棚板ユニット7の棚板15に電子機器等を載置した際、その配線は空間部19を通して下方に配設することができる。
例えば、図2に示すように、棚板ユニット7の棚板15の上に電子機器としてプロジェクター21を載置する。プロジェクター21は棚板ユニット7の両側の壁部16が棚板15より高いために位置ずれ等を起こしても側面から落下することなく保持される。
また、棚板支持スタンド1を執務室や会議室等に移動させる際、棚板支持スタンド1を停止させた時に棚板15上のプロジェクター21が慣性等で前方にわずかに移動したとしても、棚板ユニット7の両側の壁部16の前側壁部16a,16aに当接し、棚板15の間隙18から前方に落下することを防止できる。
また、棚板ユニット7の棚板15上に載置した電子機器を前方からリモコンで操作する場合でも、棚板15の前縁部15bの中央に間隙18が形成されているため、電波を壁部16で遮断することを防ぐことができる。
また、棚板ユニット7の棚板15上に電子機器としてプロジェクター21やDVDプレーヤ等を載置した場合でも、壁部16の前側壁部16a,16a間の中央に間隙18を形成したから、壁部16が投影光や作動部品等と干渉することが無く、またリモコン等を前方から操作する際に壁部16によって電波を遮断されることもない。そのため、棚板ユニット7の棚板15に載置した電子機器等の物品の使い勝手を良好なものにすることができる。
しかも、壁部16が棚板ユニット7の支持ブラケット14に形成されているので、底部17上に棚板15を載置するだけでよく、構成が簡単で物品の落下を確実に防止できる。
本第二実施形態による棚板支持スタンド25では、棚板15を支持する一対の支持ブラケット26と、棚板15の両側縁部15c、15cに設けた壁部27及び底部28を備えた一対の落ち止め部29とを有する棚板ユニット7を備えている。
支持ブラケット26の基部31は棚板15の底面に沿って形成された第一基部31aと、第一基部31aに垂直に形成された第二基部31bとを有しており、第二基部31bは係止爪部20と同一面状に形成されている。そして第一基部31aは棚板15にねじ止め固定されている。
また、底部28は壁部27の形状に応じて平面視略コの字状に形成されている。そして、底部28はねじ12によって棚板15の底部に固定されている。
しかも、支持ブラケット26は略コの字状の落ち止め部29の内側に設置されているため、壁部27の前側壁部27a間の間隙18と後側壁部27b間の間隙33間に配設されている。棚板ユニット7の棚板15の後縁部15aとパネル体5との間の空間部34は棚板ユニット7に載置する電子機器の配線を下方に垂下させる配線挿通空間を構成する。
そして、一対の支持ブラケット26の係止爪部20の第一係止爪20aを支柱3の係止孔11に挿入して棚板ユニット7を水平方向に回転し、第二係止爪20b、第三係止爪20cも合わせて係止孔11に係止させる。これによって、棚板支持スタンド25を形成できる。
本実施形態による棚板支持スタンド25は、一対の壁部27に前側壁部27aだけでなく後側壁部27bも設けたため、棚板15の前側だけでなく後側における配線挿通空間の空間部34に物品が落下することを防止できる。
また、落ち止め部29の壁部27が支持ブラケット26とは別個に形成されているために、支持ブラケット26の取り付け状態に関わらず、棚板ユニット7に載置した物品の落下を確実に防止できる。しかも、棚板ユニット7の幅は一対の支柱3に係止する一対の支持ブラケット26の幅より大きいため、より大型の棚板ユニット7を設置できる。
これによって、棚板ユニット7の棚板15に載置した電子機器等の物品が棚板15から落下することをより確実に防止できる。しかも、棚板15に電子機器としてプロジェクター21を載置した場合でも、前部低壁36よりも高い位置で投影光が照射されるために前部低壁36が投影光と干渉することがない。同様に、DVDプレーヤーの作動部品やリモコンの赤外線電波等と干渉することも防止できる。
また、両側の後側壁部27bの間にも、後側壁部27bより高さの低い後部低壁を設けてもよい。さらに、第一実施形態における前側壁部16aの間にも比較的高さの低い前部低壁を形成してもよい。
また、支持ブラケット26の基部31は少なくとも第一基部31aと第二基部31bの一方を設けていれば棚板15を支持できる。
また、上述した各実施形態において、棚板15を四角形平板状のテーブルで構成したが、必ずしも平板状のテーブル形状でなくてもよく、電子機器等の物品を載置できて対向する側縁部と前縁部の一部に少なくとも壁部16,27を形成できる構成を有していればよい。
なお、棚板支持スタンド1,25は棚板支持什器を構成し、支持ブラケット14、26は支持具を構成する。
2 脚体
3 支柱
5 パネル体
7 棚板ユニット
14、26 支持ブラケット
15 棚板
16、27 壁部
16a,27a 前側壁部
17 底部
18、33 間隙
19、34 空間部
20 係止爪部
21 プロジェクター
27b 後側壁部
31 基部
36 前部低壁
Claims (7)
- 立設された什器本体に取り付けた支持具と、
前記支持具によって支持されていて電子機器等の物品を載置する棚板と、
前記棚板の両側の側縁部及び前縁部の一部に亘ってそれぞれ連続して配設されていて前記棚板より高い壁部と
を備えたことを特徴とする棚板支持什器。 - 前記棚板の後縁部と前記什器本体との間に空間部が形成されている請求項1に記載された棚板支持什器。
- 前記壁部は前記棚板の後縁部の一部にも設けられている請求項1または2に記載された棚板支持什器。
- 前記棚板の前縁部において、両側に設けた前記壁部の間に間隙が形成されている請求項1から3のいずれか1項に記載された棚板支持什器。
- 前記棚板の前縁部において、両側に設けた前記壁部の間には前記壁部より高さが低く前記棚板より高い前部低壁が設けられている請求項1から3のいずれか1項に記載された棚板支持什器。
- 前記壁部は前記棚板に設けられている請求項1から5のいずれか1項に記載された棚板支持什器。
- 前記壁部は支持具に設けられている請求項1から5のいずれか1項に記載された棚板支持什器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014221494A JP2016086894A (ja) | 2014-10-30 | 2014-10-30 | 棚板支持什器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014221494A JP2016086894A (ja) | 2014-10-30 | 2014-10-30 | 棚板支持什器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2016086894A true JP2016086894A (ja) | 2016-05-23 |
Family
ID=56015938
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2014221494A Pending JP2016086894A (ja) | 2014-10-30 | 2014-10-30 | 棚板支持什器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2016086894A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019132544A (ja) * | 2018-01-31 | 2019-08-08 | ダイキン工業株式会社 | 空気調和装置の室外機 |
JP2020068518A (ja) * | 2018-10-26 | 2020-04-30 | 株式会社オカムラ | 電子機器スタンド |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US1354270A (en) * | 1919-05-08 | 1920-09-28 | Charles F Wood | Shelf-bracket |
JP2003102558A (ja) * | 2001-09-28 | 2003-04-08 | Kokuyo Co Ltd | ワゴン |
JP2004016408A (ja) * | 2002-06-14 | 2004-01-22 | Itoki Crebio Corp | 棚装置における落下防止装置 |
-
2014
- 2014-10-30 JP JP2014221494A patent/JP2016086894A/ja active Pending
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US1354270A (en) * | 1919-05-08 | 1920-09-28 | Charles F Wood | Shelf-bracket |
JP2003102558A (ja) * | 2001-09-28 | 2003-04-08 | Kokuyo Co Ltd | ワゴン |
JP2004016408A (ja) * | 2002-06-14 | 2004-01-22 | Itoki Crebio Corp | 棚装置における落下防止装置 |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019132544A (ja) * | 2018-01-31 | 2019-08-08 | ダイキン工業株式会社 | 空気調和装置の室外機 |
JP2020068518A (ja) * | 2018-10-26 | 2020-04-30 | 株式会社オカムラ | 電子機器スタンド |
JP7240849B2 (ja) | 2018-10-26 | 2023-03-16 | 株式会社オカムラ | 電子機器スタンド |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2016086894A (ja) | 棚板支持什器 | |
JP2021087801A (ja) | 天板昇降式什器、天板用受け部材 | |
JP6478389B2 (ja) | ディスプレイ支持什器 | |
JP2018068974A (ja) | 天板付き什器 | |
JP2016090652A (ja) | ディスプレイ支持什器 | |
JP4763426B2 (ja) | 棚板の取付構造、およびこの棚板を備えるナースステーション等用什器 | |
JP2006345951A (ja) | 収納棚 | |
JP2016171194A (ja) | 作業台 | |
JP2017210797A (ja) | パネル連結構造 | |
JP6207070B2 (ja) | テーブル什器 | |
JP2007236775A (ja) | 棚装置 | |
JP6494077B2 (ja) | テーブル什器 | |
JP6364339B2 (ja) | 家具における部材の装着装置 | |
JP2022070666A (ja) | 什器 | |
JP2014012950A (ja) | 天井用目地カバー装置 | |
JP2024058309A (ja) | 什器システム | |
JP2004016402A (ja) | 棚板の取付装置 | |
JP2020192110A (ja) | 収納装置 | |
JP6916709B2 (ja) | 什器システム | |
JP2013181307A (ja) | 固定金具 | |
JP2016184457A (ja) | システム天井用器具 | |
JP2007303176A (ja) | 間仕切装置における受付台装置 | |
JP2010022767A (ja) | 吊り掛け用係止腕 | |
JP2019062945A (ja) | 什器 | |
JP2016003547A (ja) | 収納空間の仕切構造及びそれに用いられる棚板 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20171005 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20180726 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20180807 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20181005 |
|
RD03 | Notification of appointment of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423 Effective date: 20181012 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20190305 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20191001 |