JP2016085973A - 導線端を追加処理装置に供給するための装置 - Google Patents

導線端を追加処理装置に供給するための装置 Download PDF

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Abstract

【課題】改良された供給装置および導線を受け渡すための改良された方法の提供。【解決手段】少なくとも2本の導線3a、3bの導線端2a、2bを追加処理装置4に供給するための供給装置1であり、供給装置は第1の保持固定顎5a〜5dを有する。追加処理装置は、導線端を受け取り保持固定するための第2の保持固定顎6a、6bを有し、保持固定位置の第1の保持固定顎は互いに対して移動することができ、保持固定された導線端間の距離を変えることが可能であり、完全に開いた第1の保持固定顎の間の中間領域は、保持固定された導線端間の距離を変えるための移動方向に、保持固定方向の少なくとも2倍延びている。また、第1の保持固定顎の可変位置が導線端間の選択された距離に従って調整され、その後導線端は保持固定され、第1の保持固定顎は所定の固定位置に移動し、その後導線端は追加処理装置の第2の保持固定顎に保持固定される。【選択図】図1

Description

本発明は、少なくとも2本の導線の導線端を、前記導線用の追加処理装置に供給するための供給装置に関する。本供給装置は導線端を保持固定するための第1の保持固定顎を有し、追加処理装置は導線端を保持固定するための第2の保持固定顎を有する。供給装置および追加処理装置は互いに対して受け渡し位置に移動することができ、受け渡し位置では第1の保持固定顎と第2の保持固定顎は互いに対向して配置される。さらに保持固定位置では、第1の保持固定顎は互いに対して移動することができ、保持固定された導線端間の距離が変えられるようになっている。
本発明はさらに、第1の保持固定顎を備える供給装置によって少なくとも2本の導線を保持固定するための、および第2の保持固定顎を備える追加処理装置に導線を渡すための方法に関する。本方法により、前記導線の導線端は供給装置の第1の保持固定顎の間に保持固定され、供給装置は追加処理装置との受け渡し位置に移動し、受け渡し位置では、供給装置の第1の保持固定顎と追加処理装置の第2の保持固定顎は互いに対向して配置される。その後導線端は追加処理装置の第2の保持固定顎の間に保持固定され、供給装置の第1の保持固定顎は開放される。その後前記導線の別の処理が追加処理装置内で行われる。
供給装置は、上記種類の方法と共に原理的には従来技術により既知である。欧州特許出願公開第1,032,095(A2)号明細書には、これを目的として一対の導線を加工し撚り合わせるための方法および装置が開示されている。前記撚り合わせ装置では、先行の導線端が、第1の旋回装置から加工および取り付けのための第1の自動装置へ供給される。次にこの先行の導線端を引き抜き搬送部が受け取り、導線を所望の長さまで引き出す。供給装置が先行の導線端を受け取り、撚り合わせヘッドに運ぶ。後続の導線端が第2の旋回装置に受け取られ、加工および取り付けのための第2の自動装置に供給される。受け渡しモジュールが仕上げられた後続の導線端を受け取り、これを保持モジュールへ搬送する。保持モジュールと撚り合わせヘッドの間に配置された導線対は撚り合わされ、制御された張力で引き延ばされる。
一般に、目的は導線をその全長にわたってできるだけ長く撚り合わせることである。撚り合わせ工程中の導線端間の距離は、撚り合わせられない端部の実現可能な最短長に大きく影響する。導線端間の距離が長いほど、好ましくない撚り合わせられない端部は一般的に長い。しかし具体的には、封止部材および/または端子が取り付けられた導線端も処理されるため、導線端間の距離を任意に短縮することはできない。
したがって従来技術によれば、供給装置および撚り合わせヘッドは導線端間の最大距離に設計されており、その結果、例えば取り付け済みの封止部材および端子のせいで導線端を撚り合わせヘッドの距離より短い距離で配置することができない場合、撚り合わせられない端部はそこまでしか短くならない。この結果として、大多数の他の全ての撚り合わせ済み導線の撚り合わせられない端部は長すぎる。
非常に似た問題は、封止部材および/または(圧着)端子を取り付ける際にも存在し、具体的には、1つの封止部材および/または端子が複数の導線を収容するために提供される場合、ならびに種々の封止部材および/または端子が処理される場合である。しかし言うまでもないが、この問題は個々の封止部材および/または端子が複数の導線に同時に取り付けられる場合にも存在する。
したがって本発明の一目的は、改良された供給装置および導線を受け渡すための改良された方法を規定することである。具体的には、供給装置は種々の状況に配置可能であるべきであり、具体的には、撚り合わせ装置に適用する場合、供給装置によって撚り合わせられない端部はできるだけ短くすることを保証すべきである。
この目的は独立請求項の特徴によって実現される。有利な展開例は添付図および従属請求項に提示される。
本発明によれば、完全に開いた第1の保持固定顎の間の中間領域は、保持固定された導線端間の距離を変えるための動きの方向に、導線端を保持固定するための第1の保持固定顎の保持固定方向の少なくとも2倍延びている。
具体的には、この中間領域は、保持固定された導線端間の距離を変えるための動きの方向に、供給装置に規定されている導線端の直径の少なくとも2倍大きくすることができる。さらに、この中間領域は、保持固定された導線端間の距離を変えるための動きの方向に少なくとも9mmの寸法であっても有利である。
本発明によれば、第1の保持固定顎の可変位置が導線端間の選択された距離に従って設定され、その後導線端は保持固定され、第1の保持固定顎が所定の固定位置に移動し、その後導線端は追加処理装置の第2の保持固定顎に保持固定される。
ここで、保持固定された導線端間の距離に少なくとも2つの異なる値を選択することができれば有利である。しかし、導線端を(例えば、光学的に)測定し、(最小の)距離を自動的に設定することも考えられる。
提案された手段により、導線端を第1の保持固定工程中に供給装置によって種々の位置に保持固定すること、すなわち複数の異なる相互の距離に保持固定することができる。したがって供給装置の設計およびその動作順序によって、導線端の相互の距離を変えて追加処理装置に渡すことが可能になる。細い導線を、必要なら小さな(圧着)端子および小さな封止部材を付けた状態で、大きな外径の導線、具体的には、体積が大きい(圧着)端子および封止部材が取り付けられた導線よりも短い距離で配置することができる。
具体的には、ただしこれに限定されないが、提示された供給装置は、導線を、回転可能に取り付けられ追加処理装置を形成または構成している撚り合わせヘッドに渡すのに適している。このように、導線を可能最大長まで撚り合わせることができ、言い換えれば、撚り合わせられない導線端をできるだけ短くすることができる。さらに、導線に求められる距離および撚り合わせられない導線の必要な長さを良好に維持することができる。しかし、この追加処理装置は別の作業を行うこともできる。例えば封止部材を導線に被せること、および/または(圧着)端子を導線端に取り付けることができる。
提示された方法によれば、導線は第1の保持固定顎の可変位置に保持固定される。結果的にこの導線端間の距離が設定され、第1の保持固定顎および第2の保持固定顎は所定の固定の受け渡し位置に互いに対して移動する。
本発明のさらに有利な構成および展開例が、従属請求項、および添付図面と関連した記述から生じる。
供給装置は制御装置を備え、この制御装置は第1の保持固定顎用の駆動装置に接続され、駆動装置の制御用に装備されており、保持固定された導線端間の距離が、撚り合わせヘッドへ渡される前に調整可能な値に設定されるようになっていれば有利である。このように、導線間の距離を自動的に調節することができる。
第1の保持固定顎が以下のような互いに向き合った保持固定面を有していれば特に有利である。
a)本質的に平坦、または
b)それぞれに1つの導線端を収容するための2つ以上の、具体的には3つ以上の半殻形状の溝を備える。
a)の場合、保持固定工程は任意の位置で行うことができる。第1の保持固定工程は、確実に保持するために歯を備えることもでき、その場合、歯の高さは導線直径の10%未満、および/または第1の保持固定顎が完全に開いているときの保持固定方向の距離の3%未満、および/または0.3mm未満であるのが有利である。その結果、保持固定面は本質的には依然平坦である。b)の場合、最終的に導線端を複数の所定位置に保持固定することが可能になる。
第2の保持固定顎も以下のような互いに向き合った保持固定面を有していれば特に有利である。
c)本質的に平坦、または
d)それぞれの場合に1つの導線端を収容するための3つ以上の、具体的には4つ以上の半殻形状の溝を備える。
第1の保持固定顎に関する先の記述はここでも同様に適用される。
保持固定位置の第1の保持固定顎が互いに対して移動することができ、保持固定された2つの導線端間の距離が変更できるようになっていればさらに好ましい。このように、導線端が種々に離間された状態の撚り合わせ済みの対の導線を製造することができる。
保持固定位置の第1の保持固定顎が互いに対して移動することができ、保持固定された3つの導線端間の距離が変更できるようになっていればさらに好ましい。このように、導線端が種々に離間された状態の3本の導線を追加処理装置に渡すことができる。例えば、その後導線を撚り合わせ、または導線端に封止部材を被せ、または導線端に端子を取り付けることができる。言うまでもないが、これらの作業を1台の追加処理装置でまとめて実行することもできる。
第1の保持固定顎および/または第2の保持固定顎が、導線端を保持固定するために互いに対して移動することができるように取り付けられていればさらに好ましい。このようにすることによって、正確な保持固定、厳密に言えば導線端に求められる距離を正確に維持することができる。
第1の保持固定顎が、保持固定された導線端間の距離を変えるために互いに対して回転でき、保持固定位置に影響しないように取り付けられていればさらに好ましい。このようにすることによって、供給装置の構造の設計が単純になる。
提示の方法では、導線端が供給装置によって1本ずつ順に捕捉され、保持固定され、追加処理装置によって全て同時に捕捉され、保持固定されれば有利である。このように、導線端を供給装置で常に同じ位置に保持することができ、その結果、供給装置の構造の設計が、追加処理される導線を前方へ渡すことができる単純なものになる。
しかし、導線端が供給装置によって全て同時に捕捉され、保持固定され、追加処理装置によって全て同時に捕捉され、保持固定されても有利である。このように、処理速度すなわち処理の流れを速めることができる。
このとき注意すべきことは、供給装置に関して開示された変更例およびそれにより得られる利点は、開示された方法の等しい範囲に関連し、その逆の関連もあるということである。
本発明のさらなる利点、特徴、詳細が以下の説明から生じ、この説明では本発明の複数の実施形態の実施例が添付図面を参照して記述される。特許請求の範囲および本明細書に述べられた複数の特徴は、いずれの場合も、単独でも任意に組み合わせても本発明に不可欠であり得る。
参照記号一覧は本開示の構成要素である。添付図は関連して包括的に記述されている。同じ参照記号は同じ部品を示し、添え字が異なる参照記号は同じ機能または類似の機能を有する構成要素を規定している。
撚り合わせ装置の一実施例の図である。 供給装置の保持固定顎が平坦な実施形態の第1の例示的な概略図である。 図2の保持固定顎が歯を備えた図である。 図2の保持固定顎が導線を収容するための凹みを備えた図である。 導線が互いに短い距離で保持固定されている第1の保持固定顎の詳細図である。 導線が互いに長い距離で保持固定されている第1の保持固定顎の詳細図である。 導線が互いに短い距離で保持固定されている撚り合わせヘッドの詳細図である。 導線が互いに長い距離で保持固定されている撚り合わせヘッドの詳細図である。 待機位置にある図1の供給装置の図である。 第1のリニアグリッパが所定位置にある供給装置の図である。 図10の供給装置で、第1の導線が捕捉されている図である。 第1のリニアグリッパが旋回して所定位置から外れている供給装置の図である。 第2のリニアグリッパが所定位置にある供給装置の図である。 図13の供給装置で、第2の導線が捕捉されている図である。 選択された導線距離に応じてリニアグリッパが調整された供給装置の図である。 撚り合わせヘッドに渡すための位置にある供給装置の図である。 図16の供給装置で、穿孔ヘッドの第2の保持固定顎が起動している図である。 図17の供給装置で、供給装置の第1の保持固定顎が開放されている図である。 第1の保持固定顎が待機位置にある状態の3つの保持器の概略図である。 第1の導線が第1の保持器で捕捉されている図19の構成図である。 第1の保持器が旋回して所定位置から外れており、かつ第2の導線が第2の保持器で捕捉されている図19の構成図である。 第1および第2の保持器が旋回して所定位置から外れており、かつ第3の導線が第3の保持器で捕捉されている図19の構成図である。 選択された導線距離に応じて保持器が調整されている図19の構成図である。 図23に撚り合わせヘッドの第2の保持固定顎が追加され、これが3本の導線を捕捉している構成図である。 図24の第1の保持固定顎が開放された構成図である。 図25の保持器が旋回して所定位置から外れている構成図である。
図1には例示的撚り合わせ装置が示されており、本装置は2本の導線3a,3bの導線端2a,2bを供給するための供給装置1と、回転可能に取り付けられ前記導線3a,3bを撚り合わせるための撚り合わせヘッド4とを備える。したがってこの実施例では、撚り合わせヘッド4は追加処理装置を形成している。供給装置1は第1の保持固定顎5a〜5dを有し、穿孔ヘッド4は線端2a,2bを保持固定するための第2の保持固定顎6a,6bを有する。(注:図1では、保持固定顎5aは導線3aで隠れていて見えない)。供給装置1および撚り合わせヘッド4は互いに対して受け渡し位置に移動することができ、受け渡し位置では第1の保持固定顎5a〜5dと第2の保持固定顎は互いに対向して配置され、そのため導線端2a,2bを供給装置1から撚り合わせヘッド4へ渡すことができる。その後導線3a,3bは撚り合わせヘッド4によって、例えばそれ自体は既知の方法で適切に撚り合わせられ、そのようにして、撚り合わせられた対の導線が製造される。
保持固定位置の第1の保持固定顎5a〜5dは互いに対して移動することができ、保持固定された導線端2a,2b間の距離が変えられるようになっている。この目的のため、撚り合わせ装置は制御装置7を有し、制御装置7は第1の保持固定顎5a〜5d用の駆動装置8に接続され、駆動装置の制御用に装備されており、保持固定された導線端2a,2b間の距離が、撚り合わせヘッド4に渡される前に調整可能な値に設定されるようになっている。距離の調整が実際にどのように機能するかを後で詳細に説明する。
図2には、第1の保持固定顎5a,5bの概略の正面図が示されており、この図から、第1の保持固定顎5a,5bは互いに向き合った平坦な保持固定面9a,9bを有することが分かる。図2には、保持固定顎5a,5bが完全に開いた位置で示されている。さらに図2から、完全に開いた第1の保持固定顎5a,5bの間の中間領域の幅bはその高さhより大きいことが分かる。ここで、幅bは導線端2aの位置を変えるための移動方向Aに測定され、高さhは導線端2aを保持固定するための保持固定の方向Bに測定される。実施形態の有利な一変更例では、幅bは高さhより少なくとも2倍大きい。言い換えれば、第1の保持固定顎5a,5bが完全に開いているときの第1の保持固定顎5a,5bの間の中間領域の、保持固定された導線端2aの距離を変えるための移動方向Aの長さは、導線端2aを保持固定するための第1の保持固定顎5a,5bの保持固定の方向Bの長さの少なくとも2倍である。提案された手段により、導線3a厳密には導線端2aを第1の保持固定顎5a,5bの間の任意の位置に保持固定することができる。
実施形態のさらに別の一形態では、幅bは、導線3a厳密には導線端2aの直径dの少なくとも2倍大きい。言い換えれば、完全に開いた第1の保持固定顎5a,5bの間の中間領域は、保持固定された導線端2aの距離を変えるための移動方向Aに、供給装置1に規定された前記導線3aすなわち導線端2aの直径dの少なくとも2倍である。
実施形態の別の有利な形態では、幅bは少なくとも9mmである。言い換えれば、完全に開いた第1の保持固定顎5a,5bの間の中間領域は、保持固定された導線端2aの位置を変えるための移動方向Aに少なくとも9mmの寸法である。
図3には、実施形態の一形態が示されており、保持固定面9a,9bは歯を有する。歯の高さzは高さhの3%未満、または直径dの10%未満が有利であり、その結果、保持固定面9a,9bは本質的に依然平坦で、導線3a厳密には導線端2aを保持固定顎5a,5bの間の任意の位置に保持固定することができる。しかし歯があるため、保持固定行為は図2に示した実施形態の形態よりもさらに効果的である。
特定の形態に具体化された例示的な一撚り合わせ装置が、断面が0.35mmから最大2.5mmまでの導線3a,3bを撚り合わせるために規定されており、この装置で直径が最大3mmまでの導線を加工することができる。この場合、保持固定顎は9mmの幅bを有し、その結果、導線3a,3bの中心間距離は最大15mmである(図5および6の距離aも比較のこと)。歯の高さは0.2mmである。これらの値は実際に有利であるが必須ではない。撚り合わせ装置はもっと太い導線3a,3bを加工でき、それに応じて寸法を大きくすることができるべきである。
図4には、実施形態の一変更形態が示されており、保持固定面9a,9bがいずれも導線3a厳密には導線端2aを収容するための4つの半殻形状の溝を有する。ここでは、溝の深さtは、導線3a厳密には導線端2aの直径dの半分よりわずかに小さい。すなわち、導線3a厳密には導線端2aを保持固定顎5a,5bの間の溝によって予め決められた位置の任意の1つに保持固定することができる。一般に保持固定面9a,9bは、半殻形状の溝を4つ前後有することもできる。具体的には2つ以上、具体的には3つ以上の半殻形状の溝が設けられる。
ここで図5および6には、2本の導線3a,3b間の距離すなわち2つの導線端2a,2b間の距離が、供給装置1に保持固定される位置を変化させることによって変えられる方法が示されている。上側の図にはそれぞれ2本の導線3a,3bを保持固定した状態の保持固定顎5a〜5dが示されており、下側の図にはそれぞれ撚り合わせ済みの導線3a,3bが示されている。
図5では、導線3a,3bは比較的短い距離aで保持固定されており、図6では、それらの距離aは比較的長い。これらの距離aが撚り合わせ工程中も維持されるべきであることを前提とすれば、撚り合わせられない端部に種々の長さlが生じる。これを達成するために、図7には、図5に対応した導線3a,3bが撚り合わせヘッド4の2つの保持固定顎6a,6bの間に保持固定されているのが示されており、図8には、図6に対応した導線3a,3bが撚り合わせヘッド4の2つの保持固定顎6a,6bの間に保持固定されているのが示されている。撚り合わせヘッド4は、その回転用の歯車10を有し、これに駆動用の小歯車(図示せず)または駆動用ベルトが係合する。図6に示された非撚り合わせ端部は図5に示された非撚り合わせ端部より明らかに大きい。
細い導線3a,3b間の距離は、必要なら小さな(圧着)端子および小さな封止部材が付けられた状態で、外径が大きな導線3a,3b、具体的には体積が大きな(圧着)端子および封止部材が取り付けられた導線3a,3bよりも短い距離aで配置することができる。このように、導線3a,3bを可能最大長だけ撚り合わせることができる。
これまでの説明で複数の実施例が示され、これらの実施例では、保持固定位置の第1の保持固定顎5a〜5dが互いに対して移動することができ、保持固定された2つの導線端3a,3b間の距離を変えることができるようになっており、その結果、具体的には、導線端2a,2bが種々に離間した状態で撚り合わせられた対の導線を製造することができる。
しかし、これが考え得る唯一の実施形態ではない。例えば、保持固定位置の第1の保持固定顎5a〜5dが互いに対して移動することができ、保持固定された3つの導線端間の距離を変えることができるようになっていることも可能である(図19〜26を参照)。このように、導線端が種々に離間した状態で3本の線を撚り合わせた導線を製造することができる。
ここで、供給装置1および撚り合わせヘッド4により2本の導線3a,3bを撚り合わせるための方法が図9〜18を用いてより詳細に説明される。
図9には、図1の供給装置1が第1の状態で示されており、すでに第1の導線3aが第1の保持固定顎5a,5bの領域に配置されているがまだ保持固定されていない。さらに、図9にはより詳細が示されている。(圧着)端子11aが封止部材12aと共に導線3aに配置されている。両方共に導線3aの断面からはみ出ており、複数の導線3a,3bの実現可能な最小距離を決めている。
さらに図9に具体的に示されているのは、2つのリニアグリッパ13a,13bであり、保持固定顎5a〜5d、油圧ラム14、水平ガイド15、水平ガイド15に可動式に取り付けられた搬送部16、第1のリニアグリッパ13が回転自在に取り付けられたピボット軸受け17、および第2のリニアグリッパ13bが垂直に可動式に取り付けられた垂直ガイド18を有する。駆動装置8によって、搬送部16したがってそれに取り付けられているリニアグリッパ13a,13bは水平ガイド15に沿って水平方向に走行することができる。また、第1のリニアグリッパ13aは油圧ラム14によってピボット軸受け17周りに旋回することができる。最後に、第2のリニアグリッパは油圧手段によって垂直ガイド18に沿って垂直方向に移動することができる。最後に、保持固定顎5b、5dも保持固定顎5a、5cに対して移動することができる。言うまでもないが一般に、油圧式駆動装置の代わりに別の形態の駆動装置、例えば電気的駆動装置または水圧式駆動装置を備えることができる。図9に説明されている第1の状態では、第1のリニアグリッパ13aは旋回して上方にあり、第2のリニアグリッパ13bは移動して上方にあり、保持固定顎5a〜5dは開いている。
図10には、第2の状態の供給装置1が示されており、第1のリニアグリッパ13aは旋回して下方にあり、第2のリニアグリッパ13bは先と同様に移動して上方にあり、保持固定顎5a〜5dは開いたままである。
図11には、別の状態の供給装置1が示されており、保持固定顎5a,5bは閉じており、導線3aを保持固定している。保持固定工程の開始前、第1のリニアグリッパ13aは、制御装置7および駆動装置8によって導線3aの求められる位置に応じて水平方向に位置決めされる。
図12には、別の状態の供給装置1が示されており、第1のリニアグリッパ13aは保持固定された導線3aと共に旋回して上方にあり、第2のリニアグリッパ13bは移動して下方にあり、保持固定顎5c,5dは開いたままである。導線3bはすでに保持固定顎5c,5dの領域に配置されている。
図13には、別の状態の供給装置1が示されており、第2のリニアグリッパ13bは、制御装置7および駆動装置8によって導線3bの求められる位置に応じて水平方向に位置決めされている。
図14には、別の状態の供給装置1が示されており、保持固定顎5c,5dは閉じており、導線3bを保持固定している。
図15には、供給装置1および撚り合わせヘッド4が示されており、第1のリニアグリッパ13aが旋回して下方にあり、導線3a,3bは互いの求められる距離に配置されている状態である。
図16には、供給装置1および撚り合わせヘッド4が示されており、供給装置1は移動して撚り合わせヘッド4との受け渡し位置にあり、供給装置1の第1の保持固定顎5a〜5dおよび撚り合わせヘッド4の第2の保持固定顎6a,6bは互いに対向して配置された状態である。
図17には、供給装置1および撚り合わせヘッド4が示されており、撚り合わせヘッド4の第2の保持固定顎6a,6bは閉じており、導線3a,3bを保持固定している状態である。
図18には、供給装置1および撚り合わせヘッド4が示されており、供給装置1の第1の保持固定顎5a〜5dは開いており、導線3a,3bは撚り合わせヘッド4に適切に渡された状態である。ここでは、第1のリニアグリッパ13aは旋回してすでに上方にあるため、供給装置1は撚り合わせヘッド4の領域から離れることができる。導線の他端(図示せず)を固定し、撚り合わせヘッド4を回転させると、導線3a,3bをそれ自体は既知の方法で撚り合わせることができる。
よって、第1の保持固定顎5a〜5dを備える供給装置1と、第2の保持固定顎6a,6bを備える撚り合わせヘッド4を備える撚り合わせ装置1とによって2本の導線3a,3bを撚り合わせるための方法は、
− 前記導線3a,3bの導線端2a,2bを供給装置1の第1の保持固定顎5a〜5dの間に保持固定する工程と、
− 供給装置1の第1の保持固定顎5a〜5dおよび撚り合わせヘッド4の第2の保持固定顎6a,6bが互いに対向して配置される撚り合わせヘッド4との受け渡し位置に、供給装置1が移動する工程と、
− 導線端2a,2bを撚り合わせヘッド4の第2の保持固定顎6a,6bの間に保持固定する工程と、
− 供給装置1の第1の保持固定顎5a〜5dを開放し、撚り合わせヘッド4を回転させることによって前記導線3a,3bを撚り合わせる工程とを含む。
この方法により、保持固定された導線端2a,2b間の距離は、第1の保持固定顎5a〜5dが保持固定位置に移動することによって調整可能な値に設定され、その後導線端2a,2bは撚り合わせヘッド4の第2の保持固定顎6a,6bに保持固定される。具体的には、保持固定された導線端2a,2b間の距離に少なくとも2つの異なる値を選択することができる。
図示の実施例では、導線端2a,2bは供給装置1によって個々に順に捕捉され保持固定され、撚り合わせヘッド4によって全て同時に捕捉され保持固定される。しかし言うまでもないが、導線端2a,2bも供給装置1によって全て同時に捕捉され、保持固定されることも考えられる。
さらに第1の保持固定顎5a〜5dの可変位置は導線端2a,2b間の選択された距離aに従って設定され、その後導線端2a,2bは保持固定され、第1の保持固定顎5a〜5dは所定の固定位置に移動し、その後、導線端2a,2bは撚り合わせヘッド4の第2の保持固定顎6a,6bに保持固定される(これに関して具体的には、図2〜6ならびに水平ガイド15を参照、水平ガイド15によりリニアグリッパ13a,13bが水平方向に走行可能)。具体的には、撚り合わせヘッド4用の距離aは保持固定工程中に供給装置1によってすでに規定され、このとき、リニアグリッパ13a,13bは導線2a,2bを保持固定するときに適切な(可変)位置まで走行する(具体的には図10および図13を参照)。一方、撚り合わせヘッド4に渡す間のリニアグリッパ13a,13bの位置は固定されている。すなわち、導線2a,2bを撚り合わせヘッドに渡すため、リニアグリッパ13a,13bは常に同じ位置まで走行する。
一般に、図1〜18に示したように、第1の保持固定顎5a〜5dは、導線端2a,2bを保持固定するために互いに対して移動することができるように取り付けることができ、保持固定された導線端2a,2b間の距離を変えるために保持固定位置に影響を与えることなく互いに対して回転できるように取り付けることができる。しかし、導線端2a,2bを保持固定し、かつ保持固定された導線端2a,2b間の距離を変える2つの目的のために、第1の保持固定顎5a〜5dを互いに対して移動することができるように取り付けることも考えられる。同様に、導線端2a,2bを保持固定し、かつ保持固定された導線端2a,2b間の距離を変える2つの目的のために、第1の保持固定顎5a〜5dを互いに対して回転できるように取り付けることもできる。最後に、第1の保持固定顎5a〜5dを、導線端2a,2bを保持固定するために互いに対して回転できるように取り付け、保持固定された導線端2a,2b間の距離を変えるために保持固定位置に影響を与えることなく互いに対して移動することができるように取り付けることも可能である。
さらに第2の保持固定顎6a,6bは、図1〜18に示したように、導線端2a,2bを保持固定するために互いに対して移動可能に取り付けることもできるが、回転可能に取り付けることもできる。さらに、第2の保持固定顎6a,6bを図2〜4に示したように設計することも考えられる。すなわち、第2の保持固定顎6a,6bは以下のような互いに向き合った保持固定面を有することができる。
c)本質的に平坦、または
d)それぞれ1つの導線端2a,2bを収容するための3つ以上の、具体的には4つ以上の半殻形状の溝を備える。
ここで図19〜26には、3本の導線3a〜3cを保持固定する(および撚り合わせる)ための概略の例示的手順が示されている。
図19では、第1の保持固定顎5a〜5fは、本目的のための最初の位置に配置されており、第1の導線3aは供給装置1の近傍に配置されている。
図20には、保持固定顎5a,5bが走行して第1の導線3a上にあり、これを捕捉、すなわち保持固定している状態の構成が示されている。
図21では、保持固定顎5c,5dが走行して、供給装置1の近傍に運ばれた第2の導線3b上にあり、第2の導線3bを捕捉、すなわち保持固定している状態の構成が示されている。一方、保持固定顎5a,5bは保持固定された第1の導線3aと共に導線3bの近傍から離れている。
図22には、保持固定顎5e,5fが走行して、供給装置1の近傍に運ばれた第3の導線3c上にあり、第3の導線3cを捕捉、すなわち保持固定している状態の構成が示されている。一方、保持固定顎5c,5dは保持固定された第2の導線3bと共に導線3cの近傍から離れている。
保持固定顎5a〜5fは次に互いの方に走行し、導線3a〜3cを撚り合わせヘッド4に渡す位置に入る。この状態が図23に示されている。
図24では、導線3a〜3cは撚り合わせヘッド4の第2の保持固定顎6a,6bによって捕捉すなわち保持固定されている。しかし、依然として、導線3a〜3cは供給装置1の保持固定顎5a〜5fによって保持されたままである。これに対して図25では、保持固定顎5a〜5dはすでに開放されている。
最後に図26には、保持固定顎5a〜5fが、撚り合わせヘッド4に保持固定された導線3a〜3cの近傍から離れている状態が示されている。その後導線3a〜3cを、それ自体は既知の方法で撚り合わせることができる。
ここで注意すべきは、図1〜18に開示された実施形態の変更形態も、図19〜26に開示された実施形態の変更形態に類似の方法で適用することができることである。具体的には、これは第1の保持固定顎5a〜5fおよび第2の保持固定顎6a,6bの形態および取り付けに関連する。
開示された供給装置1は導線3a〜3cの撚り合わせとの関連で有利であり、図1〜18はまさにこの用途を取り上げているが、供給装置1はいかなる点でもこの特定の用途に拘束されない。むしろ他の追加処理装置4も考えられる。例えば、封止部材12aを導線端2a,2bに被せるための自動装置の観点で、または(圧着)端子11aを導線端2a,2bに取り付けるための自動装置の観点でも、追加処理装置4を形成することもできる。一般にここで、導線3a〜3cを端子11aの封止部材12aの寸法に応じて可変式に離間させなければならないという問題も発生する。具体的には、1つの封止部材12aまたは端子11aが複数の導線3a〜3cを収容し、そのような封止部材12aまたはそのような端子11aの取り付け中に導線3a間の距離を正確に調整しなければならない場合である。しかし、この問題は、複数の封止部材12aおよび/または端子11aを複数の導線3a〜3cに同時に取り付ける場合にも存在する。言うまでもないが、この複数の作業を行うことができる自動装置も考えられる。
最後に、さらに注意すべきは、図示した複数の構成は実際には図示よりも多くの構成要素をも含み得ることである。さらに注意すべきは、本発明の上記の複数の構成および展開例は任意の方法で組み合わせることができることである。
1 供給装置、 2a,2b 導線端、 3a〜3c 導線、 4 追加処理装置(撚り合わせヘッド)、 5a〜5f 供給装置1の第1の保持固定顎、 6a,6b 撚り合わせヘッド4の第2の保持固定顎、 7 制御装置、 8 駆動装置、 9a,9b 保持固定面、 10 歯車、 11a (圧着)端子、 12a 封止部材、 13a,13b リニアグリッパ、 14 油圧ラム、 15 水平ガイド、 16 搬送部、 17 第1のリニアグリッパ13aのピボット軸受け、 18 第2のリニアグリッパ13bの垂直ガイド、 A 移動方向、 B 保持固定方向、 a 導線距離、 b 中間領域の幅、 d 導線直径、 h 中間領域の高さ、 l 撚り合わせられない導線の長さ、 t 溝の深さ、 z 歯の高さ。

Claims (17)

  1. 少なくとも2本の導線(3a〜3c)の導線端(2a〜2c)を、前記導線(3a〜3c)用の追加処理装置(4)に供給するための供給装置(1)であって、
    前記供給装置(1)は、前記導線端(2a〜2c)を保持固定するための第1の保持固定顎(5a〜5f)を有し、
    前記追加処理装置(4)は、前記導線端(2a〜2c)を保持固定するための第2の保持固定顎(6a,6b)を有し、
    前記供給装置(1)および前記追加処理装置(4)は、前記第1の保持固定顎(5a〜5f)および前記第2の保持固定顎(6a,6b)が互いに対向して配置される受け渡し位置に、互いに対して移動することができ、
    保持固定位置の前記第1の保持固定顎(5a〜5f)は、互いに対して移動することができ、保持固定された前記導線端(2a〜2c)間の距離(a)を変えることができるようになっており、
    完全に開いた前記第1の保持固定顎(5a〜5f)の間の中間領域が、前記保持固定された前記導線端(2a〜2c)間の前記距離を変えるための移動方向(A)に、前記導線端(2a〜2c)を保持固定するための前記第1の保持固定顎(5a〜5f)の保持固定方向(B)の少なくとも2倍延びている、
    ことを特徴とする供給装置(1)。
  2. 請求項1に記載の供給装置(1)であって、
    完全に開いた前記第1の保持固定顎(5a〜5f)の間の前記中間領域は、前記保持固定された前記導線端(2a〜2c)間の前記距離を変えるための移動方向(A)に、前記供給装置(1)に規定されている前記導線端(2a〜2c)の直径(d)の少なくとも2倍大きいことを特徴とする供給装置(1)。
  3. 請求項1または2に記載の供給装置(1)であって、
    完全に開いた前記第1の保持固定顎(5a〜5f)の間の前記中間領域は、前記保持固定された前記導線端(2a〜2c)間の前記距離を変えるための移動方向(A)に、少なくとも9mmの寸法であることを特徴とする供給装置(1)。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の供給装置(1)であって、
    制御装置(7)が前記第1の保持固定顎(5a〜5f)用の駆動装置(8)に接続されており、前記制御装置(7)は前記駆動装置(8)を制御するために設けられており、保持固定された前記導線端(2a〜2c)間の前記距離(a)は、前記追加処理装置(4)に渡される前に調整可能な値に設定されるようになっていることを特徴とする供給装置(1)。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載の供給装置(1)であって、
    前記第1の保持固定顎(5a〜5f)は、互いに向き合った保持固定面(9a,9b)を有し、
    前記保持固定面(9a,9b)は、
    a)本質的に平坦、または
    b)それぞれ1つの前記導線端(2a〜2c)を収容するための2つ以上の半殻形状の溝を備える
    ことを特徴とする供給装置(1)。
  6. 請求項1〜5のいずれか1項に記載の供給装置(1)であって、
    保持固定位置の前記第1の保持固定顎(5a〜5d)は互いに対して移動することができ、保持固定された2本の前記導線端(2a,2b)間の前記距離(a)を変えることができるようになっていることを特徴とする供給装置(1)。
  7. 請求項1〜5のいずれか1項に記載の供給装置(1)であって、
    保持固定位置の前記第1の保持固定顎(5a〜5f)は互いに対して移動することができ、保持固定された3本の前記導線端(2a〜2c)間の前記距離(a)を変えることができるようになっていることを特徴とする供給装置(1)。
  8. 請求項1〜7のいずれか1項に記載の供給装置(1)であって、
    前記第1の保持固定顎(5a〜5f)は、前記導線端(2a〜2c)を保持固定するために互いに対して移動することができるように取り付けられていることを特徴とする供給装置(1)。
  9. 請求項1〜8のいずれか1項に記載の供給装置(1)であって、
    前記第1の保持固定顎(5a〜5f)は、保持固定された前記導線端(2a〜2c)間の前記距離(a)を変えるために、保持固定位置に影響を与えることなく互いに対して回転することができるように取り付けられていることを特徴とする供給装置(1)。
  10. 少なくとも2本の導線(3a〜3c)を撚り合わせるための撚り合わせ装置(1)であって、
    撚り合わせヘッドが回転可能に取り付けられ、請求項1〜9のいずれか1項に記載の供給装置(1)と共に前記追加処理装置(4)を形成することを特徴とする撚り合わせ装置(1)。
  11. 請求項10に記載の撚り合わせ装置(1)であって、
    前記第2の保持固定顎(6a,6b)は互いに向き合った保持固定面を有し、前記保持固定面は、
    c)本質的に平坦、または
    d)それぞれ1つの前記導線端(2a〜2c)を収容するための3つ以上の半殻形状の溝を備える
    ことを特徴とする撚り合わせ装置(1)。
  12. 請求項10または11に記載の撚り合わせ装置(1)であって、
    前記第2の保持固定顎(6a,6b)は、前記導線端(2a〜2c)を保持固定するために互いに対して移動することができるように取り付けられていることを特徴とする撚り合わせ装置(1)。
  13. 第1の保持固定顎(5a〜5f)を備え、導線(3a〜3c)を第2の保持固定顎(6a,6b)を備える追加処理装置(4)に渡すための供給装置(1)によって、少なくとも2本の前記導線(3a〜3c)を保持固定するための方法であって、
    前記供給装置(1)の前記第1の保持固定顎(5a〜5f)の間に、前記導線(3a〜3c)の導線端(2a〜2c)を保持固定する工程と、
    前記供給装置(1)を、前記供給装置(1)の前記第1の保持固定顎(5a〜5f)および前記追加処理装置(4)の前記第2の保持固定顎(6a,6b)が互いに対向して配置される前記追加処理装置(4)との受け渡し位置に移動させる工程と、
    前記導線端(2a〜2c)を前記追加処理装置(4)の前記第2の保持固定顎(6a,6b)の間に保持固定する工程と、
    前記供給装置(1)の前記第1の保持固定顎(5a〜5f)を開放する工程と、
    前記追加処理装置(4)内で前記導線(3a〜3c)を追加処理する工程と
    を含み、
    前記第1の保持固定顎(5a〜5f)の可変位置が前記導線端(2a〜2c)間の選択された距離(a)に従って調節され、その後前記導線端(2a〜2c)は保持固定され、前記第1の保持固定顎(5a〜5f)は所定の固定位置に移動し、その後前記導線端(2a〜2c)は前記追加処理装置(4)の前記第2の保持固定顎(6a,6b)に保持固定される
    ことを特徴とする方法。
  14. 請求項13に記載の方法であって、保持固定された前記導線端(2a〜2c)間の前記距離(a)に少なくとも2つの異なる値を選択することができることを特徴とする方法。
  15. 請求項13または14に記載の方法であって、前記導線端(2a〜2c)は、前記供給装置(1)によって個々に順に捕捉され、保持固定され、前記追加処理装置撚り合わせヘッド(4)によって全て同時に捕捉され、保持固定されることを特徴とする方法。
  16. 請求項13または14に記載の方法であって、前記導線端(2a〜2c)は、前記供給装置(1)によって全て同時に捕捉され、保持固定され、前記追加処理装置撚り合わせヘッド(4)によって全て同時に捕捉され、保持固定されることを特徴とする方法。
  17. 請求項13〜16のいずれか1項に記載の方法であって、前記追加処理装置は、少なくとも2本の導線(3a〜3c)を撚り合わせるための、および/または少なくとも1つの封止部材(12a)を前記導線(3a〜3c)に取り付けるための、および/または少なくとも1つの端子(11a)を前記導線(3a〜3c)に取り付けるための撚り合わせヘッド(4)として設計されていることを特徴とする方法。
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