JP2016082098A - インロー接着構造 - Google Patents

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英樹 須永
裕司 大門
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裕司 大門
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Norio Fujii
則男 藤井
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Abstract

【課題】接着剤を介した嵌め合わせ時に、溝部に空気を残留させない。
【解決手段】ロワーハウジング部20に設けた第1溝部22に塗布された接着剤40が第1溝部22の底部30に垂れ落ちる際に、接着剤40と第1溝部22の底部30との間に残留した空気34を、内周側壁26に形成された、第1溝部22の深さ方向に沿って延びる複数の縦溝28を通して外部に排出した後で、第1溝部22と、アッパーハウジング部10に設けた第2凸部12と、を嵌め合わせる。
【選択図】図1

Description

本発明は、防水構造を有するインロー接着構造に関するものである。
電子機器モジュールの防水構造を実現するために、接着剤を塗布したハウジングをインロー構造で嵌め合わせるインロー接着構造が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2007−218858号公報
しかしながら、特許文献1に記載された半導体圧力センサ装置(電子機器モジュール)にあっては、外装ケースとターミナルを嵌め合わせた際に、接着剤が溝部の側壁に密着するため、溝部の底部に溜まった気泡(空気)が逃げ道を失って溝部の底に残留する虞があった。このように溝部に空気が残留すると、部分的に接着面積が確保できないため、接着強度が低下する虞がある。また、嵌め合わせの際に残留した空気が、その後破裂して穴を生じると、外部からその穴に水分が浸入して、凍結、解凍を繰り返し、その際に生じる体積変化によって接着剤界面が疲労して気密性が確保できなくなり、ひいては電子機器モジュール内部への水分の浸入を招く虞があった。
本発明は、このような従来の問題点に鑑みなされたもので、接着剤を介して嵌め合わせを行うインロー接着構造において、インロー内部に接着剤を塗布した後で、空気を残留させない状態で嵌め合わせを行うことを目的とするものである。
前記課題を解決するために、本発明に係るインロー接着構造は、内部に回路素子が実装された基板を収容する、周端部に亘って第1溝部または第1凸部が形成されたロワーハウジング部と、前記第1溝部と遊嵌される第2凸部、または前記第1凸部と遊嵌される第2溝部を有するアッパーハウジング部と、を有し、前記ロワーハウジング部の前記第1溝部または前記第1凸部と、前記アッパーハウジング部の前記第2凸部または前記第2溝部とが、前記第1溝部または前記第2溝部に塗布された接着剤を介して気密固定されるインロー接着構造であって、前記第1溝部または前記第2溝部の側壁のうち、外周側壁または内周側壁の少なくとも一方に、前記第1溝部または前記第2溝部の深さ方向へ延びて、接着剤と前記第1溝部または前記第2溝部の底部との間に閉じ込められた空気を前記第1溝部または前記第2溝部の外部に排出する複数の縦溝を形成したことを特徴とする。
本発明に係るインロー接着構造によれば、前記した構成とすることによって、第1溝部または第2溝部に塗布された接着剤が第1溝部または第2溝部の底部に垂れ落ちる際に、接着剤と第1溝部または第2溝部の底部との間に閉じ込められた空気が、第1溝部または第2溝部の側壁に形成された縦溝を通して外部に排出されるため、第1溝部または第2溝部の底部に空気が残留していない状態で、アッパーハウジング部とロワーハウジング部とを嵌め合わせることができる。したがって、空気の残留が原因となる気密性の悪化を防止することができる。
本発明の一実施形態である実施例1における電子機器モジュールのインロー接着構造を示す図である。 (a)は実施例1における第1溝部および第2凸部の断面構造を示す、図1におけるA−A断面図である。(b)は第1溝部の、図1における切断線A−A近傍の上面図である。 (a)は実施例1における第1溝部および第2凸部の断面構造を示す、図1におけるB−B断面図である。(b)は第1溝部の、図1における切断線B−B近傍の上面図である。 (a)は実施例1において、第1溝部に接着剤を塗布している様子を示す図である。(b)は接着剤の塗布直後の第1溝部の断面図である。(c)は接着剤が第1溝部の底部に垂れ落ちる様子を示す断面図である。(d)は接着剤が第1溝部の底部に垂れ落ちた状態を示す断面図である。 (a)は実施例1において、第1溝部に第2凸部を嵌め合わせている状態を示す、図1におけるA−A断面図である。(b)は第1溝部に第2凸部を嵌め合わせた状態を示す、図1におけるA−A断面図である。(c)は第1溝部に第2凸部を嵌め合わせた状態を示す、図1におけるB−B断面図である。 実施例1の変形例の構造を示す断面図である。 (a)は実施例2における第1溝部および第2凸部の、図1における切断線A−Aに相当する位置の断面図である。(b)は第1溝部の、図1における切断線A−Aに相当する位置の近傍の上面図である。 (a)は実施例2において、接着剤の塗布直後の第1溝部の様子を示す断面図である。(b)は接着剤が第1溝部の底部に垂れ落ちる様子を示す断面図である。(c)は実施例2において、第1溝部に第2凸部を嵌め合わせた状態を示す断面図である。
以下、本発明のインロー接着構造の具体的な一実施形態について、図面を参照して説明する。
図1は、本発明の一実施形態であるインロー接着構造90aを有する電子機器モジュール100aの構造を示す図である。また、図2(a),(b)は、ロワーハウジング部の周端部に形成された第1溝部22の断面構造を示す図である。まず、図1を用いて、本実施例の構成について説明する。
[全体構成の説明]
電子機器モジュール100aは、図1に示すように、アッパーハウジング部10と、ロワーハウジング部20と、を備えている。
アッパーハウジング部10の周端部には、図1において下方に向かって伸びる第2凸部12が形成されている。
ロワーハウジング部20の内部には、回路素子42が実装された、図示しない基板が収容されている。そして、ロワーハウジング部20の周端部には、側壁32と底部30からなる第1溝部22が形成されている。側壁32は、第1溝部22の外周側の側壁を構成する外周側壁24と、第1溝部22の内周側の側壁を構成する内周側壁26と、後述する縦溝28と、からなる。
アッパーハウジング部10の第2凸部12とロワーハウジング部20の第1溝部22は、半流動性のある接着剤40を介して遊嵌される。なお、嵌め合わせ構造の詳細については後述する。
次に、図2(a),(b)と図3(a),(b)を用いて、第1溝部22の構造について説明する。図2(a),(b)に示すように、内周側壁26には、複数の縦溝28が形成されている。この複数の縦溝28は、等しい幅を有し、内周側壁26の上端から下端に亘って等間隔で形成されている。なお、本実施例では、縦溝28は内周側壁26に形成されているが、この縦溝28は、外周側壁24に形成してもよい。
第1溝部22の内周側壁26を構成している各辺の中央付近には、図3(a),(b)に示すように、外周側壁24側に向かって突出したノッチ44が設けられている。そして、ノッチ44によって幅が狭くなった第1溝部22に、アッパーハウジング部10の第2凸部12が嵌め合わされる。ノッチ44は、図1に示すように、内周側壁26を構成する各辺の対向する位置にそれぞれ形成されているため、第1溝部22に嵌め込まれた第2凸部12は、内側から外側に向けてノッチ44で押圧されて、ロワーハウジング部20とアッパーハウジング部10を、がたつきなく固定する。
ここで、第1溝部22には、図2(a),(b)と図3(a),(b)に示すように、予め、定量吐出装置であるディスペンサ46(図4(a)参照)によって、接着剤40が塗布される。このとき、塗布された接着剤40は半流動性を有するため、第1溝部22の内周側壁26と外周側壁24を伝わって、底部30に垂れ落ちる。詳しくは後述する。
[実施例1におけるインロー接着構造の作用の説明]
次に、図4(a)から図4(d)、および図5(a)から図5(c)を用いて、電子機器モジュール100aが有するインロー接着構造90aの作用について説明する。
まず、図4(a)に示すように、ディスペンサ46を用いて、ロワーハウジング部20の第1溝部22に接着剤40が塗布される。
図4(b)は、接着剤40が塗布された直後の第1溝部22の断面を示す図である。図4(b)に示すように、接着剤40は、第1溝部22の外周側壁24の上端部と内周側壁26の上端部を塞ぐ状態で塗布される。この接着剤40は半流動性を有しているため、重力の作用によって、外周側壁24と内周側壁26を伝わりながら、第1溝部22の底部30に向かって垂れ落ちる。このとき、内周側壁26には複数の縦溝28が形成されているため、接着剤40と内周側壁26との接触面積が小さくなって、接着剤40は内周側壁26に密着しにくくなる。そのため、接着剤40の底部30への垂れ落ちが促進される。すなわち、塗布された接着剤40は、内周側壁26に密着することなく、短時間で底部30に垂れ落ちる。
図4(c)は、接着剤40が、第1溝部22の底部30に垂れ落ちる様子を示す図である。このとき、第1溝部の底部30には空気34が残留するが、この空気34は、垂れ落ちた接着剤40に押されて、複数の縦溝28を伝わって矢印Pの方向に押し出され、ロワーハウジング部20の外部に排出される。
このようにして、接着剤40が第1溝部22の底部30に垂れ落ちた時には、図4(d)に示すように、第1溝部22の底部30を、空気34が残留していない状態とすることができる。なお、このとき、垂れ落ちた接着剤40は、縦溝28の内部にも流れ込んで堆積する。
ここで、内周側壁26に形成される複数の縦溝28は、深く形成されるほど、第1溝部22の内部に残留した空気34を外部に排出しやすくなる。しかし、深い縦溝28を形成すると、縦溝28が形成された内周側壁26の強度が低下する虞がある。したがって、形成する縦溝28の深さは、使用するロワーハウジング部20の材質や内周側壁26の厚さ等を勘案して、例えば、縦溝28の深さは内周側壁26の厚さの半分にする等の設計条件を定めて、適宜設計される。
このようにして、第1溝部22の底部30に残留した空気がない状態で、図5(a)に示すように、第1溝部22に第2凸部12を嵌め合わせる。このとき、第2凸部12は、接着剤40に突き当たると、接着剤40を外周側壁24側、および内周側壁26側にそれぞれ押し出す。
押し出された接着剤40のうち、外周側壁24側に押し出された接着剤40は、外周側壁24と第2凸部12の隙間を通して、第1溝部22の上端に向かって押し出される。一方、内周側壁26側に押し出された接着剤40は、複数の縦溝28の内部に進入し、縦溝28を通して第1溝部22の上端に向かって押し出される。
このようにして、図5(b)に示すように、アッパーハウジング部10の第2凸部12は、第1溝部22の底部30に接着剤40を介して隙間なく遊嵌される。
また、ノッチ44が形成された位置にあっては、図5(c)に示すように、第2凸部12が、第1溝部22の外周側壁24とノッチ44の隙間に嵌め込まれることによって固定される。
このようにして嵌め合わせられた第2凸部12と第1溝部22は、接着剤40が固着すると、図5(b),(c)に示す、気密性を有するインロー接着構造90aを形成する。そして、アッパーハウジング部10とロワーハウジング部20は、外部からの水分の浸入を防ぐ防水構造を呈する。
[実施例1の変形例の説明]
次に、図6を用いて、実施例1の変形例について説明する。即ち、実施例1においては、アッパーハウジング部10に第2凸部12を設けて、ロワーハウジング部20に第1溝部22を設けた(図1参照)が、図6に示す例では、逆に、アッパーハウジング部10に第2溝部11を設けて、ロワーハウジング部20に第1凸部21を設けている。このような構造であっても、実施例1と同様の効果を奏する。なお、この変形例に基づいてアッパーハウジング部10をロワーハウジング部20に嵌め合わせる際には、図6に示すように、アッパーハウジング部10の第2溝部11に塗布した接着剤40が漏れ出さないように、裏返しの状態のアッパーハウジング部10に、逆さまにしたロワーハウジング部20を嵌め合わせる。
以下、本発明のインロー接着構造の別の実施形態について、図面を参照して説明する。図7(a),(b)は、本発明の別の形態であるインロー接着構造90bを有する電子機器モジュール100bの構造を示す図である。この電子機器モジュール100bは、図1で説明した電子機器モジュール100aにおいて、内周側壁26側に縦溝28aを形成して、外周側壁24側に縦溝28bを形成したものである。
次に、図7(a),(b)を用いて、第1溝部22の構造について説明する。図7(a),(b)に示すように、外周側壁24には複数の縦溝28bが形成されており、内周側壁26には複数の縦溝28aが形成されている。これら複数の縦溝28a,28bは、等しい幅を有し、外周側壁24,内周側壁26の深さ方向に沿って等間隔で形成されている。また、図7(b)に示すように、外周側壁24の縦溝28bと内周側壁26の縦溝28aとは、互い違いの位置に配置されるように形成されている。
[実施例2におけるインロー接着構造の作用の説明]
次に、図8(a)から図8(c)を用いて、電子機器モジュール100bが有するインロー接着構造90bの作用について説明する。
図8(a)は、第1溝部22に塗布された接着剤40が、第1溝部22の底部30に垂れ落ちる様子を示す図である。このとき、第1溝部22の底部30には空気34が残留しているが、この空気34は、垂れ落ちた接着剤40に押されて、内周側壁26に形成された複数の縦溝28aを伝わって矢印Pの方向に排出される。また、外周側壁24に形成された複数の縦溝28bを伝わって矢印Qの方向に排出される。
図8(b)は、接着剤40が第1溝部22の底部30に垂れ落ちた状態を示す図である。このとき、第1溝部22の底部30に残留したいた空気34(図8(a))は外部に排出されるため、第1溝部22の底部30は、空気34が残留していない状態となっている。
図8(b)の状態にあるときに、ロワーハウジング部20とアッパーハウジング部とを嵌め合わせる。すると、図8(c)に示すように、アッパーハウジング部10の第2凸部12は、第1溝部22の底部30に接着剤40を介して遊嵌される。そして、接着剤40が固着すると、気密性を有するインロー接着構造90bが形成される。
以上説明したように、実施例1に係る電子機器モジュール100aが有するインロー接着構造90aによれば、第1溝部22に塗布された接着剤40が第1溝部22の底部30に垂れ落ちる際に、第1溝部22の底部30に残留した空気34が複数の縦溝28を通して外部に排出されるため、アッパーハウジング部10とロワーハウジング部20とを嵌め合わせる際に、第1溝部22の内部への空気34の残留が防止される。したがって、第1溝部22の内部に残留した空気34によって、アッパーハウジング部10とロワーハウジング部20との気密性が悪化するのを防止することができる。
また、実施例1に係る電子機器モジュール100aが有するインロー接着構造90aによれば、縦溝28は、第1溝部22の内周側壁26のみに形成したため、第1溝部22に接着剤40を塗布した際に、第1溝部22の底部30に残留した空気34を内周側壁26側の縦溝28から排出することによって、より外気に近い外周側壁24側への空気34の残留を確実に防止して、外部からの水分の浸入を防ぐことができる。
そして、実施例2に係る電子機器モジュール100bが有するインロー接着構造90bによれば、縦溝28は、第1溝部22の外周側壁24および内周側壁26の両側壁に形成されるため、より一層確実に、第1溝部22の底部30に溜まった空気34を外部に排出することができる。
さらに、実施例2に係る電子機器モジュール100bが有するインロー接着構造90bによれば、縦溝28は、第1溝部22の外周側壁24と内周側壁26とで、縦溝28が互い違いに配置されるため、空気34の逃げ道がより多く形成されて、第1溝部22に塗布した接着剤40が底部30に垂れ落ちる際に、より効率的に空気34を排出することができる。
なお、実施例1における縦溝28、および実施例2における縦溝28a,28bは、いずれも等間隔に形成された等幅な角溝としたが、これは、例えば、U字溝,V字溝等としても同様の効果を奏する。
また、以上説明したインロー接着構造90a,90bにあっては、縦溝28が形成された外周側壁24または内周側壁26に接着剤40が密着しにくくなって、接着剤40の底部30への垂れ落ちが促進される。したがって、接着剤40の塗布スピードを向上させることができるため、少ないタクトタイムで、アッパーハウジング部10とロワーハウジング部20との嵌め合わせ作業を行うことができる。
以上、この発明の実施例を図面により詳述してきたが、実施例はこの発明の例示にしか過ぎないものであるため、この発明は実施例の構成にのみ限定されるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があってもこの発明に含まれることは勿論である。
100a 電子機器モジュール
10 アッパーハウジング部
12 第2凸部
20 ロワーハウジング部
22 第1溝部
24 外周側壁
26 内周側壁
28 縦溝
30 底部
40 接着剤
42 回路素子
44 ノッチ
90a インロー接着構造

Claims (4)

  1. 内部に回路素子が実装された基板を収容する、周端部に亘って第1溝部または第1凸部が形成されたロワーハウジング部と、前記第1溝部と遊嵌される第2凸部、または前記第1凸部と遊嵌される第2溝部を有するアッパーハウジング部と、を有し、前記ロワーハウジング部の前記第1溝部または前記第1凸部と、前記アッパーハウジング部の前記第2凸部または前記第2溝部とが、前記第1溝部または前記第2溝部に塗布された接着剤を介して気密固定されるインロー接着構造であって、
    前記第1溝部または前記第2溝部の側壁のうち、外周側壁または内周側壁の少なくとも一方に、前記第1溝部または前記第2溝部の深さ方向へ延びて、接着剤と前記第1溝部または前記第2溝部の底部との間に閉じ込められた空気を前記第1溝部または前記第2溝部の外部に排出する複数の縦溝を形成したことを特徴とするインロー接着構造。
  2. 前記縦溝は、前記第1溝部または前記第2溝部の内周側壁のみに形成することを特徴とする請求項1に記載のインロー接着構造。
  3. 前記縦溝は、前記第1溝部または前記第2溝部の外周側壁および内周側壁の両側壁に形成することを特徴とする請求項1に記載のインロー接着構造。
  4. 前記縦溝は、前記第1溝部または前記第2溝部の外周側壁と内周側壁とで、前記縦溝の形成位置が互い違いに配置されることを特徴とする請求項3に記載のインロー接着構造。
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