JP2016081772A - 照明装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】浴室外の埃等が、面発光体とカバーの間に入り込み難くすることができる照明装置を提供する。
【解決手段】照明装置1は、浴室6内側を向く面発光体21と、透光性を有して面発光体21の浴室6内側を覆うカバー23を備える。面発光体21は、カバー23に対向する板材24と、複数の発光ブロック25とを備える。板材24を厚み方向に貫通する取付孔26が複数形成される。発光ブロック25が複数の取付孔26の夫々に配置される。複数の発光ブロック25の夫々がカバー23側に光を発する光源28を備える。光源28が板材24に沿う平面状に分散して配置される。複数の発光ブロック25の夫々が対応する取付孔26の周縁部に取り付けられて、複数の発光ブロック25の夫々で取付孔26が塞がれる。
【選択図】図4

Description

本発明は、一般に照明装置、より詳細には、浴室内を照明する照明装置に関する。
特許文献1には、浴室の天井に設けられる照明装置が開示されている。この照明装置は、線状に光るライン照明であって、一直線に配置された複数の導光材と、各導光材に光を出射する光源ユニットと、これら導光材および光源ユニットを収納するケースと、カバーとを備えている。
ケースは、断面視略H字形状に形成されており、対向する一対の側板と、一対の側板を連結する連結板を備えている。導光材は、ケースの連結板よりも下位の下側領域に収納されている。カバーは透明性合成樹脂で構成されている。カバーは、ケースの両側板の下側部分に装着されており、導光体を覆っている。光源ユニットは、ケースの連結板に形成された開口部に差し込まれている。光源ユニットは、導光材の入射面に対峙し、導光材の入射面に光を出射する光源を備えている。導光材は、光源から出射された光を天井下に導く。
国際公開第2011/132459号
ところで、特許文献1のケース体の連結板には、前述のように光源ユニットを差し込むための開口部が形成されている。このため、この開口部の周縁部と光源ユニットとの間に生じた僅かな隙間から、天井裏の埃や虫等が、導光材とカバーとの間に入り込む可能性がある。このように導光材とカバーの間に埃等が入り込むと、照明時に埃等が影となって良好な照明を行い難くなる。また、カバーを取り外して、埃等を取り除く作業も必要になる。
本発明は前記事情に鑑みてなされたものであって、浴室外の埃等が、カバーの裏側に入り込むことを抑制できる照明装置を提供することを目的とする。
本発明の照明装置は、浴室内側を向く面発光体と、透光性を有して前記面発光体の前記浴室内側を覆うカバーを備え、前記面発光体は、前記カバーに対向する板材と、複数の発光ブロックとを備え、前記板材を厚み方向に貫通する取付孔が複数形成され、前記発光ブロックが前記複数の取付孔の夫々に配置され、前記複数の発光ブロックの夫々が前記カバー側に光を発する光源を備え、これら光源が前記板材に沿う平面状に分散して配置され、前記複数の発光ブロックの夫々が対応する前記取付孔の周縁部に取り付けられて、前記複数の発光ブロックの夫々で前記取付孔が塞がれたことを特徴とする。
本発明にあっては、複数の発光ブロックの夫々が取付孔を塞ぐため、浴室外の埃等が、面発光体とカバーの間に入り込むことを抑制できる。
本発明の実施形態の一例の照明装置を備えた浴室の上部分解斜視図である。 前記照明装置と前記浴室の壁パネルの連結構造を図1のA−A′線断面で示した断面図である。 前記照明装置の面発光体の斜視図である。 前記照明装置の面発光体およびカバーの要部断面図である。 前記照明装置の発光ブロックを板材から取り外した状態を示した説明図である。 変形例の照明装置の面発光体の要部断面図である。 他の変形例の照明装置の面発光体の斜視図である。
以下、本発明の実施形態について、添付図面に基づいて説明する。本実施形態の照明装置1は、図1に示すように、浴室6の天井に設けられる。照明装置1は面状に発光し、浴室6内の全体を照明する。
本実施形態の浴室6は、天井パネル60、61、壁パネル62、および床パンを備えたユニットルームである。
浴室6の4方の壁は、複数枚の壁パネル62で構成されている。浴室6の天井は、第1天井パネル60、第2天井パネル61、および照明装置1で構成されている。第1天井パネル60、第2天井パネル61、および照明装置1は、いずれも壁パネル62上に設置されている。
なお、本実施形態では、天井の照明装置1以外の部分が2枚の天井パネル60,61で構成されているが、1枚の天井パネルで構成されてもよいし、3枚以上の天井パネルで構成されてもよい。また、天井全体が照明装置1で構成されてもよい。
第1天井パネル60および第2天井パネル61は、長さ方向が平行な平面視矩形状に形成されている。照明装置1は、長さ方向が第1天井パネル60の長さ方向と直交する平面視矩形のパネル状に形成されている。第1天井パネル60と第2天井パネル61は、照明装置1の長辺に沿って並べて配置され、互いに隣接している。
第1天井パネル60には、浴室乾燥機を取り付けるための取着口63が形成されている。取着口63は、第1天井パネル60において照明装置1側に偏った位置に形成されている。
第2天井パネル61には、浴室6内から天井裏を点検するための点検口64が形成されている。点検口64は、第2天井パネル61において照明装置1側に偏った位置に形成されている。これにより、点検口64は、照明装置1および浴室乾燥機に近い位置に存在している。
点検口64は、第2天井パネル61に取り付けられた点検蓋で閉塞される。点検蓋は、第2天井パネル61に対して着脱可能である。このため、作業者は、点検蓋を取り外すことで、点検口64を介して、照明装置1および浴室乾燥機のメンテナンスを容易に行うことができる。
第1天井パネル60および第2天井パネル61は、2辺が壁パネル62上に配置されて壁パネル62に連結されている。
本実施形態の照明装置1は、浴室6の天井の1/3以上を構成し、浴室6の天井のおよそ半分を占める。
図示は省略するが、床パンで構成された浴室6の床には、片側に浴槽が設置され、この床において浴槽と反対側の部分が洗い場になっている。例えば第1天井パネル60は、浴槽の上方位置に配置され、第2天井パネル61は洗い場の上方位置に配置される。このとき、照明装置1は浴槽と洗い場の両者に上方に配置される。
なお、第1天井パネル60、第2天井パネル61、および照明装置1の位置は前記に制限されない。例えば、第1天井パネル60が洗い場の上方位置に配置され、第2天井パネル61が浴槽の上方位置に配置されてもよい。このとき、照明装置1は浴槽と洗い場の両者の上方に配置される。
照明装置1は、装置本体2と取付体5を備えている。装置本体2は、取付体5を介して、第1天井パネル60、第2天井パネル61、および壁パネル62の3者に取り付けられている。
本実施形態の取付体5は、平面視矩形状の取付枠であって、照明装置1の周縁部を構成している。取付体5は、矩形状に枠組みされた4方のフレーム50で構成されており、浴室6の対向する壁パネル62間に架け渡されている。
図2は、照明装置1と壁パネル62の連結構造を、図1のA−A′線断面で示した断面図である。取付体5の各フレーム50の下端部には、枠状の取付体5の内側に向かって突出した載置部51が形成されている。取付体5の下端部には、各フレーム50の載置部51で囲まれた下開口52が形成されている。枠状の取付体5の内側に形成された内側空間53は、下開口52を通じて下方に開口している。
装置本体2は、スペーサー20、面発光体21、押さえ部材22、およびカバー23を備えている。本実施形態のスペーサー20は、フレーム50毎に設けられている。各フレーム50に設けられたスペーサー20は、枠状の取付体5の内面に沿って配置されている。各スペーサー20は対応するフレーム50の略全長に亘っており、これらスペーサー20は、平面視で矩形枠状に並べて配置されている。
各スペーサー20は、対応するフレーム50の載置部51に載置され、対応するフレーム50に取り付けられている。なお、本実施形態の各スペーサー20は、掛止によりフレーム50に取り付けられているが、ねじ等の固着具で取付体5に取り付けられてもよい。また、スペーサー20はフレーム50と一体に形成されてもよい。
面発光体21は、枠状の取付体5の内側に配置されている。図3に示すように、面発光体21は、板材24と、板材24に取り付けられた複数(多数)の発光ブロック25とで構成されている。
板材24は、平面視で取付体5の長さ方向に延びる矩形状に形成されている。板材24は、平面視で取付体5の内側空間53の略全体に亘っている。なお、板材24は一枚の板で構成されてもよいし、複数枚の板で構成されてもよい。
板材24には、厚み方向に貫通する取付孔26が複数形成されている。本実施形態の取付孔26は、平面視で板材24の幅方向と平行な長さ方向を有する矩形状の孔であって、板材24の長さ方向に多数並べて形成されている。各取付孔26は、板材24の幅方向の略全長に亘っている。
発光ブロック25は、各取付孔26に1対1で配置されている。図4に示すように各発光ブロック25は、回路基板27、光源28、およびケース29を備えている。
各発光ブロック25のケース29には、回路基板27に設けられた光源28が収納されている。回路基板27は、板材24の幅方向に延びた長尺板状である。回路基板27には、光源28が長さ方向に多数実装されている。
本実施形態の光源28は、下向き(浴室6内側)に光を発する発光ダイオードである。なお、光源28は、白熱電球や蛍光灯、有機エレクトロルミネッセンス等、その他の光源であってもよい。
ケース29は、逆ハット状に形成されており、上方に開口した箱状部30と、箱状部30の上縁部から突出した鍔部31を備えている。箱状部30は、平面視矩形の底板部分44と、底板部分44の周縁部から上方に突出した矩形筒状の周壁部33を備えている。鍔部31は、周壁部33の上端部から外方に向かって突出しており、周壁部33の周方向全長に亘っている。
回路基板27は、光源28が実装された面(下面)を下に向けた状態で、箱状部30の上開口を覆うように、ケース29の鍔部31に載置されて固定されている。
回路基板27に実装された多数の光源28は、回路基板27とケース29の箱状部30で囲まれた閉鎖空間42に配置されている。このため、光源28および回路基板27には、水がかかり難くなっている。
板材24には、各発光ブロック25が備えた光源28が板材24の面に沿う平面状に分散して、板材24の全体に亘って多数配置されている。
回路基板27には、天井裏となる板材24の上方(浴室6外側)に配置された配線34が接続されている。
回路基板27には、配線34を通じて電力が供給されており、この電力で光源28は発光する。
ケース29は透光性を有している。このため、ケース29の箱状部30に収納された光源28から発せられた光は、ケース29を通してカバー23側に出射する。なお、ケース29は少なくとも光源28から発せられた光が下方に透過できればよく、ケース29の一部のみが透光性を有していてもよい。
本実施形態の発光ブロック25は、箱状部30を取付孔26に第1パッキン35を介して嵌め込むことで板材24に取り付けられる。
このように発光ブロック25が取付孔26に嵌め込まれることで、板材24の下面に発光ブロック25を取り付ける場合と比較して、発光ブロック25の下方への突出量を抑えることができ、延いては照明装置1の薄型化を図れる。なお、発光ブロック25は、配線34が板材24の下側に露出しないように板材24に取り付けられる。
ここで、発光ブロック25の取付けは、板材24の上方から行われてもよいし、板材24の下方から行われてもよい。
作業者が発光ブロック25の取り付けを板材24の上方から行う場合、例えば第2天井パネル61の点検口64から体を出して作業を行う。また、作業者が発光ブロック25の取り付けを板材24の下方から行う場合、例えば、まず図5に示すように発光ブロック25を傾けた状態で取付孔26を通して板材24の上方に移動する。この後、作業者は、ケース29の箱状部30を第1パッキン35を介して取付孔26に嵌め込む。
なお、発光ブロック25を板材24に取り付ける方法は、前記に制限されない。例えば発光ブロック25は、板材24の取付孔26の周縁部に下方から挿通したねじを発光ブロック25のケース29の鍔部31にねじ込むことで取り付けてもよい。また、発光ブロック25は、ねじ以外の固着具を用いて板材24に取り付けられてもよいし、掛止によって板材24に取り付けられてもよい。
板材24に取り付けられた発光ブロック25は、板材24の上方および下方のいずれからも取り外すことができる。作業者が発光ブロック25を板材24の上方から取り外す場合、例えば第2天井パネル61の点検口64から体を出して作業を行う。また、作業者が発光ブロック25を板材24の下方から取り外す場合、例えば、ケース29を取付孔26から上方に持ち上げる。次に、発光ブロック25を図5に示すように傾けた状態で取付孔26を通して板材24の下方に引き出す。
本実施形態の発光ブロック25のケース29は、板材24の取付孔26の周縁部に気密状態で取り付けられる。このため、板材24の上側(浴室6外側)に存在する埃や虫等は、取付孔26の周縁部と発光ブロック25の間を通って板材24の下側に入り難くなっている。
図4に示すように、本実施形態の第1パッキン35は、鍔部31の下面に沿い鍔部31の周方向に亘る環状部分36と、周壁部33の外周面に沿い周壁部33の周方向に亘る筒状部分37を備えている。筒状部分37は、環状部分36の内縁部から下方に向かって突出している。
筒状部分37は、ケース29の周壁部33と取付孔26の周縁部の間に挟まれて圧縮されている。この筒状部分37で、ケース29の周壁部33と取付孔26の周縁部の間は気密されている。
環状部分36は、板材24に固定されたケース29の鍔部31によって下側に押圧されている。環状部分36は、鍔部31と取付孔26の周縁部の間に挟まれて圧縮されている。この環状部分36で、鍔部31と取付孔26の周縁部の間は気密されている。
以上のように、本実施形態の発光ブロック25は、光源28および回路基板27の実装面がケース29で覆われるため、発光ブロック25の防水性を高めることができる。
なお、第1パッキン35は、発光ブロック25を板材24に取り付ける前においてケース29に取り付けられてもよいし、板材24に取り付けられてもよい。
発光ブロック25と取付孔26の周縁部の間を気密する手段は、第1パッキン35に制限されない。例えば、ケース29の取付孔26の周縁部に対応する部分を弾性変形しやすい材料で構成し、この部分を取付孔26の周縁部に押し付けて、発光ブロック25と取付孔26の周縁部の間を気密してもよい。また、発光ブロック25と取付孔26の周縁部の間は、気密されなくてもよい。
図2に示すように面発光体21の板材24の周縁部は、平面視で矩形枠状に配置された複数のスペーサー20に載置されている。
本実施形態の押さえ部材22は、取付体5の各フレーム50に設けられている。各押さえ部材22は、対応するフレーム50に載置されており、この状態で複数のねじ38で対応するフレーム50に取り付けられている。
各押さえ部材22には、対応するフレーム50の上端部から枠状の取付体5の内側に向けて突出した押さえ部39が形成されている。各押さえ部材22の押さえ部39は、板材24の周縁部の上面に接し、板材24を上から押さえる。これにより、板材24の周縁部は、複数のスペーサー20と複数の押さえ部材22によって上下に挟まれて固定されている。なお、板材24は、周縁部がねじで直接フレーム50に取り付けられてもよい。
カバー23は、平面視で取付体5の下開口52よりもやや大きい矩形板状に形成されており、取付体5の下開口52を覆うように、取付体5の下方に配置されている。カバー23は、取付体5の内側空間53を介して面発光体21に対向している。
カバー23は、透光部を備えている。本実施形態のカバー23は、その全体が透光性を有する平面状の透光部になっている。本実施形態のカバー23は、面発光体21の各光源28から発せられた光を拡散する機能を備えた拡散カバー23である。この拡散機能は、例えばカバー23にシボ加工等の表面処理を施すことで付与される。カバー23は、面発光体21の各光源28から発せられた光を拡散し、この光を浴室6内側に出射する。
カバー23は、取付体5の下開口52の周縁部に、複数のねじ40を用いて下方から取り付けられている。
本実施形態では、カバー23と取付体5の下開口52の周縁部の間に第2パッキン41が設けられている。第2パッキン41は、取付体5の周方向に亘っており、取付体5に固定されたカバー23により、上側に押圧されている。第2パッキン41は、カバー23の周縁部と取付体5の下開口52の周縁部の間に挟まれている。カバー23の周縁部と取付体5の下開口52の周縁部の間は、第2パッキン41によって周方向に亘って気密されている。このため、浴室6内の湿気や水、虫等は、カバー23と面発光体21との間に入り込み難くなっている。
カバー23は、下方から複数のねじ40を外すことで、取付体5から取り外すことができる。すなわち、カバー23は、取付体5に下方から着脱可能に取り付けられている。
図1に示すように、枠状の取付体5の4辺のうち、一方の短辺を構成するフレーム50を第1フレーム50aとし、他方の短辺を構成するフレームを第2フレーム50bとする。また、取付体5の4辺のうち、一方の長辺を構成するフレーム50を第3フレーム50cとし、他方の長辺を構成するフレーム50を第4フレーム50dとする。第1フレーム50a、第2フレーム50b、および第3フレーム50cは、壁パネル62上に載置され、対応する壁パネル62に複数のねじ10(図2参照)で連結されている。第4フレーム50dは、第1天井パネル60および第2天井パネル61に複数のねじを用いて連結されている。
取付体5は、浴室6の対向する壁に連結され、浴室6の構造材として機能する。また、この取付体5に第1天井パネル60および第2天井パネル61が連結されるため、第1天井パネル60および第2天井パネル61は強く固定されている。
このように、浴室6の天井に設けられた照明装置1は、図2に示すカバー23の浴室6内側に臨む面である下面が、隣接する第1天井パネル60の下面および第2天井パネル61の下面と面一状に配置される。そして、これらカバー23の下面、第1天井パネル60の下面、および第2天井パネル61の下面によって、連続した天井面が構成される。
このようにカバー23の下面と他の天井面を面一状に配置することで、照明装置1が他の天井と一体的に見えて外観が良くなる。なお、前記面一状とは、カバー23の下面と天井パネルの下面が完全に面一となる状態に限られず、浴室6内に居る人から見て略面一とみなせる程度であれば、カバー23の下面と天井パネルの下面の間には、僅かな段差があってもよい。また、カバー23の下面と他の天井面を構成する第1天井パネル60の下面および第2天井パネル61の下面は、面一状に配置されなくてもよい。
照明装置1の面発光体21は、平面状に分散して配置された多数の光源28が同時に発光することで、面状に発光する。この面発光体21から発せられた光は、取付体5の内側空間53および下開口52を介してカバー23に至り、この後、カバー23を通過して浴室6内に出る。
この照明装置1による照明は、浴室6の天井の広い範囲に亘る面発光体21が平面状に発光し、あたかも浴室6に設けられた天窓から光が差し込むようである。
本実施形態の各スペーサー20は、面発光体21の多数の光源28から発した光がカバー23に略均一に至るように、面発光体21とカバー23の間の距離を適切な距離に保つ役割を果たしている。
本実施形態の各スペーサー20は、反射率の高い白色の部材から形成されており、その内面(取付体5と反対側の面)が反射面になっている。このため、面発光体21から発した光の一部は、反射面で反射した後、カバー23を通過する。スペーサー20の取付体5と反対側の内面が非反射面であると、この部分がやや暗くなる可能性があるが、本実施形態では各スペーサー20の内面を反射面とすることでこれを改善している。なお、各スペーサー20は、反射率の低い部材から形成されてもよい。
発光ブロック25の光源28を交換等する場合には、作業者は、例えば取付体5に取り付けられたカバー23を浴室6内側から取り外す。これにより、作業者は、浴室6内側から照明装置1のメンテナンスを行うことができる。
また、この場合、作業者は、板材24に取り付けられた各発光ブロック25を浴室6内側から取り外すことができる。このため、作業者は、例えば図5に示すように板材24から取り外した発光ブロック25を、当該発光ブロック25に接続された配線34を取付孔26から浴室6内側に引き出しながら、浴室6内側に移動できる。
以上説明した本実施形態の照明装置1は、以下に示す特徴を有している。照明装置1は、浴室6内側を向く面発光体21と、透光性を有して面発光体21の浴室6内側を覆うカバー23を備える。面発光体21は、カバー23に対向する板材24と、複数の発光ブロック25とを備える。板材24を厚み方向に貫通する取付孔26が複数形成される。発光ブロック25が複数の取付孔26の夫々に配置される。複数の発光ブロック25の夫々がカバー23側に光を発する光源28を備える。光源28が板材24に沿う平面状に分散して配置される。複数の発光ブロック25の夫々が対応する取付孔26の周縁部に取り付けられて、複数の発光ブロック25の夫々で取付孔26が塞がれる。
この特徴を有する照明装置1は、平面状に分散して配置された光源28の発光により、面発光体21が面状に発光し、この発光により浴室6内を照明できる。また、発光ブロック25は、取付孔26に配置される。このため、板材24の板面に発光ブロック25を取り付ける場合と比較して、照明装置1の薄型化を図ることができる。よって、浴室6の天井高さを高くして、広い浴室6空間とすることができる。また、板材24に設けられた複数の取付孔26が、発光ブロック25によって塞がれる。このため、板材24の浴室6外側に存在する埃や虫等が、取付孔26の周縁部と発光ブロック25の間を通って板材24とカバー23の間に入り込むことを抑制できる。よって、照明時に埃や虫等が影となって良好な照明を妨げることを抑制できる。また、板材24とカバー23の間に入り込んだ埃や虫等を取り除く手間も軽減できる。
また、照明装置1は、本実施形態のように、カバー23の浴室6内に臨む面が、浴室6の天井面を構成することが好ましい。この場合、面発光体21が面状に発光することで、あたかも浴室6に設けられた天窓から光が差し込むような照明とすることができる。このため、浴室6に居る人は、開放感を得ることができ、快適に入浴できる。なお、本実施形態の照明装置1は、浴室6の天井に設けられているが、浴室6の壁に設けられてもよい。
また、照明装置1は、本実施形態のように、カバー23の浴室6内に臨む面が隣接する、浴室6の天井面と面一状に配置されるように構成されることが好ましい。この場合、照明装置1が他の天井と一体的に見えて外観を良くすることができる。
また、本実施形態の照明装置1は、以下の特徴を有することが好ましい。照明装置1は、カバー23および板材24が取り付けられ且つ浴室6に固定される取付体5を備える。カバー23が取付体5に対して着脱可能である。複数の発光ブロック25の夫々が、光源28を収納するケース29を備える。ケース29が対応する取付孔26の周縁部に気密状態で着脱可能に取り付けられるように構成される。
この特徴を有する照明装置1は、カバー23を取付体5から取り外すことで、発光ブロック25のメンテナンスを浴室6内側から行うことができる。また、作業者は、板材24に取り付けられた発光ブロック25を浴室6内側から取り外すことができる。このため、作業者は、例えば板材24から取り外した発光ブロック25を浴室6内側に移動でき、これにより作業者に近い位置で発光ブロック25のメンテナンスを行うことができる。
図6に変形例の照明装置1Aを示す。なお、以下の変形例の説明では、図4に示した照明装置1に対応する構成要素については同一の符号の後にAを付し、共通する点は説明を省略する。
本実施形態では、発光ブロック25Aを板材24Aに取り付ける場合、作業者は、板材24Aの下方から、回路基板27Aを取付孔26Aに第1パッキン35Aを介して嵌め込む。そして、この後、ケース29Aの鍔部31Aに下方から通した複数のねじ43Aを板材24Aの取付孔26Aの周縁部にねじ込むことにより行われる。
なお、発光ブロック25Aを板材24Aに取り付ける方法は、前記に制限されない。例えば発光ブロック25Aは、ねじ43A以外の固着具を用いて板材24Aに取り付けられてもよいし、掛止によって板材24Aに取り付けられてもよい。
板材24Aに取り付けられた発光ブロック25Aは、複数のねじ43Aを外し、下方に移動することで、板材24Aから取り外すことができる。
本例の第1パッキン35Aは、鍔部31Aの上面に沿い鍔部31Aの周方向に亘る環状部分36Aと、周壁部33Aの外周面に沿い周壁部33Aの周方向に亘る筒状部分37Aを備えている。筒状部分37Aは、環状部分36Aの内縁部から上方に向かって突出している。
筒状部分37Aは、回路基板27Aと取付孔26Aの周縁部の間に挟まれて圧縮されている。この筒状部分37Aで、回路基板27Aと取付孔26Aの周縁部の間は気密されている。
環状部分36Aは、板材24Aに固定されたケース29Aの鍔部31Aによって上側に押圧されている。環状部分36Aは、鍔部31Aと取付孔26Aの周縁部の間に挟まれて圧縮されている。この環状部分36Aで、鍔部31Aと取付孔26Aの周縁部の間は気密されている。
以上のように、本例の発光ブロック25Aも、光源28Aおよび回路基板27Aの光源28Aが実装された面がケース29Aで覆われるため、発光ブロック25Aの防水性を高めることができる。
図7にさらに他の変形例の照明装置1Bを示す。なお、以下の説明では、図1に示した照明装置1に対応する構成要素については同一の符号の後にBを付し、共通する点は説明を省略する。
本例の面発光体21Bの板材24Bに形成された取付孔26Bは、板材24Bの全体に亘るように、多数分散して形成されている。具体的に板材24Bには、板材24Bの幅方向(照明装置1の幅方向)に多数並べて形成された取付孔26Bの列が、板材24Bの長さ方向に多数列形成されている。各取付孔26Bは、平面視矩形状に形成されている。
各取付孔26Bに取り付けられる発光ブロック25Bは、回路基板27Bとこれに実装された光源28Bを一つずつ備えている。なお、各発光ブロック25Bは、図1に示した照明装置1の発光ブロック25と同様に、第1パッキン35Bを介して気密状態で取付孔26Bの周縁部に取り付けられる。
また、この他、以上説明した照明装置1、1A、1Bは、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜設計変更可能である。
1 照明装置
1A 照明装置
1B 照明装置
21 面発光体
21A 面発光体
21B 面発光体
23 カバー
24 板材
24A 板材
24B 板材
25 発光ブロック
25A 発光ブロック
25B 発光ブロック
26 取付孔
26A 取付孔
26B 取付孔
28 光源
28A 光源
28B 光源
29 ケース
29A ケース
29B ケース
5 取付体
6 浴室

Claims (4)

  1. 浴室内側を向く面発光体と、
    透光性を有して前記面発光体の前記浴室内側を覆うカバーを備え、
    前記面発光体は、
    前記カバーに対向する板材と、
    複数の発光ブロックとを備え、
    前記板材を厚み方向に貫通する取付孔が複数形成され、
    前記発光ブロックが前記複数の取付孔の夫々に配置され、
    前記複数の発光ブロックの夫々が前記カバー側に光を発する光源を備え、これら光源が前記板材に沿う平面状に分散して配置され、前記複数の発光ブロックの夫々が対応する前記取付孔の周縁部に取り付けられて、前記複数の発光ブロックの夫々で前記取付孔が塞がれたことを特徴とする照明装置。
  2. 前記カバーの前記浴室内に臨む面が、前記浴室の天井面を構成することを特徴とする請求項1に記載の照明装置。
  3. 前記カバーの前記浴室内に臨む面が隣接する、前記浴室の天井面と面一状に配置されるように構成されたことを特徴とする請求項2に記載の照明装置。
  4. 前記カバーおよび前記板材が取り付けられ且つ前記浴室に固定される取付体を備え、
    前記カバーが前記取付体に対して着脱可能であり、
    前記複数の発光ブロックの夫々が、前記光源を収納するケースを備え、このケースが対応する前記取付孔の周縁部に気密状態で着脱可能に取り付けられるように構成されたことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の照明装置。
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