JP2016081216A - 表示装置、画像処理装置、画面表示方法及びプログラム - Google Patents

表示装置、画像処理装置、画面表示方法及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】指やペンなどの対象物を画面上に接地して移動中に、警告画面等の別の画面が割り込んで表示された場合に、ユーザーの意向に応じて、容易に対象物の移動操作を継続でき、あるいは別の画面の表示を優先させることができる表示装置等を提供する。
【解決手段】表示手段171に表示された第1の画面D5上に接地された対象物Hの移動途中に、第2の画面D6を表示する必要が発生した場合、第1の画面に代え第2の画面が割り込み表示される。この際、第2の画面に切り替えられる直前の第1の画面の構成情報が保存手段に保存される。第2の画面が表示されることで、ユーザーは第2の画面を確認することができ、対象物の移動操作の継続を望む場合、対象物を移動させるとこれが検知され、第2の画面の構成情報が保存手段に保存され、既に保存された第1の画面の構成情報に基づき、第1の画面が対象物の移動操作が継続可能な状態で再表示される。
【選択図】図8

Description

この発明は、例えば多機能デジタル複合機であるMFP(Multi Function Peripherals)の操作パネル等に用いられる表示装置、該表示装置を備えた画像処理装置、画面表示方法及び画面表示プログラムに関する。
画像処理装置等に用いられる表示装置として、操作画面等を表示するとともに、利用者の直観的な操作を実現するタッチパネル付きの表示装置がある。このようなタッチパネル付きの表示装置は、利用者の指やペン等の対象物の画面上で接地、離地及び接地したままでの移動を検知する機能が備わっており、それらを検知した位置や速度によって画面上の表示を切り替えたり、画面上に表示された操作を決定したりすることができる。
そのような操作の一つとしてドラッグ操作がある。ドラッグ操作は、対象物をディプレイ上に接地する、接地したまま対象物を移動させる、対象物をディスプレイ上から離地させる、といった一連の動作を表している。このドラッグ操作の接地および離地の位置によって操作を決定するものがある。
例えば画面上に表示されているドキュメントアイコン部分に接地し、そのまま処理を表す領域まで移動させ離地することで、対象のドキュメントを離地した領域に割り当てられている処理を実行することができる。
また他の例でいえば、パイメニューによる操作がある。パイメニューはある位置を中心に、複数の区分に分けられた円形ないし扇形の画像が表示されたもので、対象物を接地したままある区分の領域まで移動、離地することで、離地した領域に関連付けられた操作を実行するものである。
つまりこれらの操作は、離地することによって処理を決定するものであるため、処理を決定するまで離地することができない。
一方、前述したMFP等の画像形成装置は、ユーザーの操作状況とは無関係にエラーを検出し、それに応じた警告画面を割り込んで表示することがある。
例えばジョブを印刷中に、印刷用紙がなくなってしまった場合、その旨を表す文字列や画像とともに、用紙の補給もしくは代替用紙トレイの選択を促す警告画面が表示される。
ドラッグ操作中に警告画面が割り込み表示された場合、ドラッグ操作を実施していた画面に対する入力が中断される。中断は離地と同じくドラッグの終了と判断され、警告画面の前に表示されていた画面については離地した領域に対する処理が行われてしまう。
この場合、利用者の本意ではない処理が実施されてしまうため、一般には、警告画面などの画面が割り込まれた場合、離地の位置に関係なく、先の画面に対する処理は中止とする対策が取られている。
しかしながらドラッグ操作の途中に警告画面が表示された場合、処理選択の操作が中止されるため、警告画面に対する処理を終えたのちに、改めて所望する処理選択の操作を最初から実施しなおさなければならず、手間が増えてしまうといった課題がある。
そこで、この課題を解決するため特許文献1には、
(1)割り込みの警告画面を処理したあと、直前のドラッグを表示している画面を再表示し、ドラッグしていたアイコンの近傍に接地することによってドラッグ処理を再開する、
(2)ドラッグ中、割り込みの警告画面の表示事由が発生した場合であっても、ドラッグ操作が完了するまで警告画面を表示させない、
という2つの解決方法が提案されている。
特開2013−145539号公報
しかし、上記特許文献に記載された(1)の方法では、ドラッグ操作は継続できるものの、そのためには警告画面の処理を行わなければならず、直ちに操作を完了したいユーザーにとってはやはり手間がかかるという課題がある。
また、上記(2)の方法では、警告の種類によっては表示の遅延をすることが許されるものがある一方、直ちに表示しなければならない警告も存在する。しかもその判断は一意に決まるものではなく、利用者の利用目的などにも影響されるため、画像形成装置等がそれを判断することは困難であるという課題がある。
このような課題は、ドラッグ操作にかかわらず、ピンチインやピンチアウト等の対象物の接地、移動、離地を伴う他の操作においても、同様に生じる。
この発明は、このような技術的背景に鑑みてなされたものであって、指やペンなどの対象物を画面上に接地して移動中に、警告画面等の別の画面が割り込んで表示された場合に、ユーザーの意向に応じて、容易に対象物の移動操作を継続でき、あるいは前記別の画面の表示を優先させることができる表示装置、該表示装置を備えた画像処理装置、画面表示方法及び画面表示プログラムを提供することを課題とする。
上記課題は、以下の手段によって解決される。
(1)タッチパネルを有する表示手段と、前記表示手段に表示された第1の画面上に接地された対象物が、ユーザーの操作によって離地位置まで移動する途中に、前記第1の画面に代えて第2の画面を前記表示手段に切り替え表示する表示制御手段と、前記対象物が離地された位置に応じて実行すべき処理を決定する処理決定手段と、前記表示制御手段により、前記第2の画面に切り替えられる直前の前記第1の画面の構成情報を保存する保存手段と、前記第2の画面が切り替え表示された状態で、前記対象物の移動が継続しているかどうかを判断する移動判断手段と、を備え、前記表示制御手段は、前記移動判断手段により、前記対象物の移動が継続していると判断された場合は、前記第2の画面の構成情報を前記保存手段に保存するとともに、前記保存手段に保存された前記第1の画面の構成情報に基づき、前記第2の画面に代えて前記第1の画面を、前記保存手段に保存されていた対象物の接地位置からの移動操作が継続可能な状態で、前記表示手段に再表示し、かつ前記処理決定手段による前記処理の決定後に、前記保存手段に保存された前記第2の画面の構成情報に基づいて、前記第2の画面を前記表示手段に表示することを特徴とする表示装置。
(2)前記表示制御手段は、前記第2の画面に代えて前記第1の画面を前記表示手段に再表示する際に、前記対象物の現在の接地位置から対象物の移動を再開させる前項1に記載の表示装置。
(3)前記第1の画面が前記表示手段の表示可能領域のサイズよりも小さい場合、前記第1の画面を再表示する際に、前記表示制御手段は、前記第1の画面を前記第2の画面上に重ねて表示すると共に、前記第2の画面の色を変更する前項1または2に記載の表示装置。
(4)前記第2の画面の表示の契機となった事象によって、前記離地した位置に応じて実行すべき処理が実行不可となっている場合、前記表示制御手段は、実行不可となっていることが表示されるように前記第1の画面を編集して表示する前項1〜3のいずれかに記載の表示装置。
(5)前記対象物の移動開始からの距離を算出する距離算出手段を備え、前記距離算出手段により算出された前記対象物の移動開始からの距離が一定値以下の時に、前記第2の画面が表示された場合は、前記表示制御手段は前記対象物が移動しても前記第2の画面の表示をそのまま維持する前項1〜4のいずれかに記載の表示装置。
(6)前記対象物の移動開始からの時間を算出する時間算出手段を備え、前記時間算出手段により算出された前記対象物の移動開始からの時間が一定値以下の時に、前記第2の画面が表示された場合は、前記表示制御手段は前記対象物が移動しても前記第2の画面の表示をそのまま維持する前項1〜5のいずれかに記載の表示装置。
(7)前項1〜6のいずれかに記載の表示装置を備えた画像処理装置。
(8)タッチパネルを有する表示手段に表示された第1の画面上に接地された対象物が、ユーザーの操作によって離地位置まで移動する途中に、前記第1の画面に代えて第2の画面を前記表示手段に切り替え表示する表示制御ステップと、前記対象物が離地された位置に応じて実行すべき処理を決定する処理決定ステップと、前記表示制御ステップにより、前記第2の画面に切り替えられる直前の前記第1の画面の構成情報を保存手段に保存するステップと、前記第2の画面が切り替え表示された状態で、前記対象物の移動が継続しているかどうかを判断する移動判断ステップと、を備え、前記表示制御ステップでは、前記移動判断ステップにより、前記対象物の移動が継続していると判断された場合は、前記第2の画面の構成情報を前記保存手段に保存するとともに、前記保存手段に保存された前記第1の画面の構成情報に基づき、前記第2の画面に代えて前記第1の画面を、前記保存手段に保存されていた対象物の接地位置からの移動操作が継続可能な状態で、前記表示手段に再表示し、かつ前記処理決定ステップによる前記処理の決定後に、前記保存手段に保存された前記第2の画面の構成情報に基づいて、前記第2の画面を前記表示手段に表示することを特徴とする画面表示方法。
(9)タッチパネルを有する表示手段に表示された第1の画面上に接地された対象物が、ユーザーの操作によって離地位置まで移動する途中に、前記第1の画面に代えて第2の画面を前記表示手段に切り替え表示する表示制御ステップと、前記対象物が離地された位置に応じて実行すべき処理を決定する処理決定ステップと、前記表示制御ステップにより、前記第2の画面に切り替えられる直前の前記第1の画面の構成情報を保存手段に保存するステップと、前記第2の画面が切り替え表示された状態で、前記対象物の移動が継続しているかどうかを判断する移動判断ステップと、を表示装置のコンピュータに実行させ、前記表示制御ステップでは、前記移動判断ステップにより、前記対象物の移動が継続していると判断された場合は、前記第2の画面の構成情報を前記保存手段に保存するとともに、前記保存手段に保存された前記第1の画面の構成情報に基づき、前記第2の画面に代えて前記第1の画面を、前記保存手段に保存されていた対象物の接地位置からの移動操作が継続可能な状態で、前記表示手段に再表示し、かつ前記処理決定ステップによる前記処理の決定後に、前記保存手段に保存された前記第2の画面の構成情報に基づいて、前記第2の画面を前記表示手段に表示する処理を前記コンピュータに実行させることを特徴とする画面表示プログラム。
前項(1)に記載の発明によれば、表示手段に表示された第1の画面上に接地された対象物の移動途中に、警告画面等の第2の画面を表示する必要が発生した場合は、第1の画面に代えて第2の画面が表示手段に割り込んで表示される。この際に、第2の画面に切り替えられる直前の第1の画面の構成情報が保存手段に保存される。第2の画面が表示されることで、ユーザーは第2の画面を確認することができる。その結果、対象物の移動操作の継続を望む場合は、そのまま対象物を移動させると、これが検知される。そして、第2の画面の構成情報が保存手段に保存されるとともに、保存手段に保存された第1の画面の構成情報に基づき、第2の画面に代えて第1の画面が、対象物の移動操作が継続可能な状態で表示手段に再表示される。
従って、ユーザーは、対象物の移動・離地操作をそのまま継続することができ、離地された位置に応じて実行すべき処理を速やかに決定し、その処理を実行させることができる。実行すべき処理が決定された後に、保存手段に保存された第2の画面の構成情報に基づいて、第2の画面が表示手段に表示されるから、第2の画面の内容を確認することができる。
一方、割り込んで表示された第2の画面をじっくりと確認する必要があるとユーザーが判断した場合は、画面に接地されている対象物を画面から離地させる等により、第2の画面をそのまま継続して表示させることができる。これにより、重大な警告等を直ちに確認することができる。
このように、指やペンなどの対象物を第1の画面上に接地して移動中に、警告画面等の第2の画面が割り込んで表示された場合に、ユーザーの意向に応じて、容易に対象物の移動操作を継続でき、あるいは第2の画面の表示を優先させることができる表示装置となる。
前項(2)に記載の発明によれば、第2の画面に代えて第1の画面を表示手段に再表示する際は、対象物が既に移動しているから、対象物の現在の接地位置から移動を再開させる。
前項(3)に記載の発明によれば、第1の画面が表示手段の表示可能領域のサイズよりも小さい場合、第1の画面を再表示する際に、第1の画面を第2の画面上に重ねて表示すると共に、第2の画面の色を変更するから、ユーザーは第1の画面が有効であることを容易に認識することができる。
前項(4)に記載の発明によれば、第2の画面の表示の契機となった事象によって、離地した位置に応じて実行すべき処理が実行不可となっている場合、実行不可となっていることが表示されるように第1の画面を編集し表示するから、ユーザーは上記処理が実行不可であることを容易に認識することができる。
前項(5)に記載の発明によれば、対象物の移動開始からの距離が一定値以下の時に、前記第2の画面が表示された場合は、ユーザーの操作開始から間もないことから第2の画面の表示を優先し、対象物が移動しても第1の画面に切り替わることなく第2の画面の表示がそのまま維持される。この場合、ユーザーは第2の画面の表示終了後に、再度第1の画面を表示して対象物の接地・移動・地操作を最初から行う必要がある。
前項(6)に記載の発明によれば、対象物の移動開始からの時間が一定値以下の時に、前記第2の画面が表示された場合は、ユーザーの操作開始から間もないことから第2の画面の表示を優先し、対象物が移動しても第1の画面に切り替わることなく第2の画面の表示がそのまま維持される。この場合、ユーザーは第2の画面の表示終了後に、再度第1の画面を表示して対象物の接地・移動・離地操作を最初から行う必要がある。
前項(7)に記載の発明によれば、指やペンなどの対象物を第1の画面上に接地して移動中に、警告画面等の第2の画面が割り込んで表示された場合に、ユーザーの意向に応じて、容易に対象物の移動操作を継続でき、あるいは第2の画面の表示を優先させることができる表示装置を備えた画像処理装置となる。
前項(8)に記載の発明によれば、指やペンなどの対象物を第1の画面上に接地して移動中に、警告画面等の第2の画面が割り込んで表示された場合に、ユーザーの意向に応じて、容易に対象物の移動操作を継続でき、あるいは第2の画面の表示を優先させることができる。
前項(8)に記載の発明によれば、指やペンなどの対象物を第1の画面上に接地して移動中に、警告画面等の第2の画面が割り込んで表示された場合に、ユーザーの意向に応じて、容易に対象物の移動操作を継続でき、あるいは第2の画面の表示を優先させることができる処理を、表示装置のコンピュータに実行させることができる。
この発明の一実施形態に係る画像処理装置の構成を示すブロック図である。 図1に示した画像処理装置の制御系の機能ブロック図である。 ドラッグ操作つまり対象物の接地、移動、離地が行われる第1の画面の一例を示す図である。 ドラッグ操作つまり対象物の接地、移動、離地が行われる第1の画面の他の例を示す図である。 異常通知画面が割り込み表示された状態を示す図である。 画像処理装置によるドラッグ操作か否かの判断処理を示すフローチャートである。 対象物の移動途中で画像処理装置に異常が発生した場合の動作を示すフローチャートである。 この発明の他の実施形態を示すもので、第1の画面または第2の画面の色を変更して表示する場合の画面図である。 図8の実施形態を実施する場合の画像処理装置の動作を示すフローチャートである。 この発明の他の実施形態を示すもので、パイメニューの項目の一部を非活性化した状態の画面図である。 図10に示した実施形態を実施する際の画像処理装置の動作を示すフローチャートである。 この発明のさらに他の実施形態を示すもので、画像処理装置の動作を示すフローチャートである。
以下、この発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は、この発明の一実施形態に係る画像処理装置1の構成を示すブロック図である。この実施形態では、画像処理装置1として、コピー機能、プリンタ機能、ファクシミリ機能、スキャン機能等の複数の機能を有する多機能デジタル画像形成装置であるMFP(Multi Function Peripherals)が用いられている。
図1において、この画像処理装置1はCPU11と、ROM12と、RAM13と、スキャナ部14と、記憶部15と、プリンタ部16と、操作パネル17と、ネットワークコントローラ(N1C)18等を備えている。
前記CPU11は、画像形成装置1の全体を統括的に制御し、コピー機能、プリンタ機能、スキャン機能、ファクシミリ機能等の基本機能を使用可能に制御するほか、この実施形態では次のような動作を行う。即ち、操作パネル17の表示部171に、ドラッグ操作が可能な第1の画面を表示させるとともに、画面上に接地された指やペンなどの対象物が移動後に離地されたときの離地位置に応じて実行すべき処理を決定し、その処理を実行する。一般的には、接地した座標にあるオブジェクトと離地した座標にあるオブジェクトを関連付けて処理が決定されることが多い。さらに、装置本体側の原因に基づく事象等の発生によって該事象に応じた第2の画面を表示部171に表示させる。なお、装置本体側の原因に基づく事象の発生の例としては、紙詰まりやペーパーエンプティ等があり、これらが発生したときに、紙詰まりやペーパーエンプティを解消させるための異常通知画面を表示する。また、対象物の移動途中に、前記第2の画面を表示させる必要のある装置本体側の事象等が発生した場合の処理を行うが、この処理については後述する。
前記ROM12は、CPU21の動作プログラム等を格納するメモリである。
前記RAM13は、CPU21が動作プログラムに基づいて動作する際の作業領域を提供するメモリである。
前記スキャナ部14は、原稿台(図示せず)に置かれた原稿の画像を読み取り、画像データを出力する読み取り手段である。
前記記憶部15は、例えばハードディスクドライブ(HDD)などの不揮発性の記憶デバイスにより構成されており、各種のアプリケーション、スキャナ部14で読み取られた原稿の画像データや、その他のデータが記憶される。
前記プリンタ部16は、前記スキャナ部14で読み取られた原稿の画像データやユーザ端末からのプリントデータ等を、指示されたモードに従って印刷するものである。
前記操作パネル17は、各種入力操作等のために使用されるものであり、メッセージや操作画面等を表示するタッチパネル付き液晶等からなる表示部171と、テンキー、スタートキー、ストップキー等を備えたキー入力部172を備えている。表示部171はタッチパネルを備えているから、ユーザーの直観的な操作方法としてジェスチャー操作がサポートされている。ジェスチャー操作の一つとしてドラッグ操作がある。ドラッグ操作は画面上に指やペン等の対象物の接地を検知し、接地したまま接地点を移動し、移動完了後に離地する操作のことである。
前記ネットワークコントローラ18は、ネットワーク上の他の画像形成装置や、その他の外部機器例えばユーザ端末等との間での通信を制御することにより、データの送受信を行うものである。
図2は、図1に示した画像処理装置1の制御系の機能ブロック図であり、システム制御部101、エラー監視部102、警告監視部103、画面制御部104、入力制御部105、描画制御部106、通常画面処理部107、警告画面処理部108、エラー画面処理部109、フレームバッファ110、タッチパネルデバイスドライバ111等を備えている。
前記システム制御部101は、画像処理装置1の全体を制御する。エラー監視部102は、画像処理装置1に用紙ジャム等のエラーが発生したかどうかを監視し、警告監視部103は用紙エンプティ等の警告を報知すべき状態が発生したかどうかを監視する。また、前記画面制御部104は表示画面の制御を行い、表示すべき画面が表示部171に表示されるようにフレームバッファドライバ110を制御する。入力制御部105はタッチパネルデバイスドライバ111を介して表示部171のタッチパネルから入力される信号を処理するものである。
描画制御部106は、レイヤ−管理部106aと、操作状態管理部106bと、制御状態管理部106cと、表示画面管理部106dと、位置座標管理部106eを備えている。
レイヤー管理部106aは、ドラッグ操作が開始されると、該操作によって移動される対象物の移動途中の画像を、入力制御部105から入力される対象物の位置座標を基に、ベース画面とは異なる描画レイヤーに描画し、これを管理する。この描画レイヤーがベース画面に重ねて表示部171に表示されることにより、アイコン等の移動途中の状態が表示される。
操作状態管理部106bは、ユーザーによる画像処理装置1の操作状態を、制御状態管理部106cは、画像形成装置1の制御状態をそれぞれ管理し、表示画面管理部106dは、ユーザーの操作や画像形成装置1の状態に応じて、表示部171に表示させる画面を管理する。
位置座標管理部106eは、画面上の指やペン等の対象物の位置座標を管理し、どの位置で離地されたかどうか等の判断材料を提供する。
通常画面処理部107は、通常の操作状態において表示部171に表示される通常画面を作成し処理するものであり、警告画面処理部108は、警告画面を表示させるべき事象(例えば用紙エンプティ)が画像処理装置1に発生したときに、警告画面を作成し処理するものである。また、エラー画面処理部109は、エラー画面を表示させるべき事象(例えば用紙ジャム)が画像処理装置に発生したときに、エラー画面を作成し処理するものである。
次に、図1に示した画像処理装置1において、ユーザーがドラッグ操作用の画面(第1の画面)上に指やペン等の接地対象物を接地(タッチ)して移動先への移動を開始した後、対象物の移動途中に、ユーザー操作とは関係のない、用紙エンプティや用紙ジャム等の装置本体側の原因に基づく事象が発生し、それに伴う警告画面やエラー画面等の異常通知画面(第2の画面)を表示部171に表示する必要が生じたときの画像処理装置1の動作を説明する。
まず、ドラッグ操作つまり対象物の接地、移動、離地が行われるドラッグ操作用の画面(第1の画面)の一例を図3に示す。図3の例では、画像処理装置1内に保存されている複数のドキュメントをそれぞれ示す複数のドキュメントアイコン2が表示されると共に、画面の一端側には「印刷」「複製」「削除」の各ボタン31〜33が表示されている。「印刷」ボタンはドキュメントの印刷処理を実行するためのボタンであり、「複製」ボタンはドキュメントの複製処理を実行するためのボタンであり、「削除」ボタンはドキュメントの削除処理を実行するためのボタンである。
図3(A)の画面D11に示すように、例えば1つのドキュメントアイコン21に対象物Hであるユーザーの指を接地(タッチ)し、接地したまま同図(B)の画面D12に示すように、例えば「印刷」ボタン31まで移動させる。対象物Hの移動に伴い、ドキュメントアイコン21も移動していく。「印刷」ボタン31まで移動した後、同図(C)の画面D13に示すように、「印刷」ボタン31上で対象物Hを離地すると、画像処理装置1はドキュメントアイコン21を印刷処理することを決定し、印刷を実行する。
図4は、ドラッグ操作つまり対象物の接地、移動、離地が行われる第1の画面の他の例を示す図である。この例では、同図(A)に示すように、表示画面上の任意の場所に対象物Hを接地することで、扇状に分割された複数の領域に処理の項目34〜36が表示された画面D31(以下、パイメニューともいう)D31が表示されている。この例では、処理の項目として「コピー」「ファックス」「スキャン」が表示されている。
同図(B)の画面D32に示すように、ユーザーは接地した対象物Hをそのまま利用したい処理に割り当てられている領域、例えば「ファックス」まで移動させ、同図(C)の画面D33に示すように、その領域で離地すると、画像処理装置1はファックス処理を行うことを決定し、ファックス処理を実行する。
図3に示したラッグ操作用の画面において、対象物Hの移動途中に装置本体側の原因に基づく事象が発生した場合、画像処理装置1はユーザーが画面上で画面を操作しているかどうかに関わらず、それに伴う異常通知画面D2を図5に示すように表示部171に割り込んで表示する。また、パイメニュー画面においても、対象物Hの移動途中に装置本体側の原因に基づく事象が発生した場合も同様に、異常通知画面D2を表示部171に割り込んで切り替え表示する。
異常通知画面には、用紙エンプティや用紙ジャム等のように、例えば印刷中のジョブに対して用紙が不足した、あるいはある部品が壊れた、など多様な画面が存在する。ユーザーは一般的に、用紙の補給やサービスパーソンの呼び出しなど、異常通知画面に対する対応処理を行う必要がある。
この実施形態では、対象物Hの移動途中に異常通知画面が表示された場合、ユーザーがそのまま移動操作を継続した場合、画像処理装置1は異常通知画面に代えて元の画面を再表示する。
このような画像処理装置1の動作を図6及び図7のフローチャートを用いて説明する。なお、図6以降に示すフローチャートは、画像処理装置1のCPU11がROM12等の記録媒体に格納された動作プログラムに従って動作することにより実行される。
図6のフローチャートは、画像処理装置1によるドラッグ操作か否かの判断処理を示すものである。
ステップS01で、状態を表すステート(state)をアイドル(Idel)に初期化する。次いでステップ02では、対象物が画面上に接地したか否かを判断する。接地していなければ(ステップS02でNO)、ステップS01に戻る。接地すると(ステップS02でYES)、ステップS03で接地位置の座標(X0Y0)を保存する。
ステップS04では、接地位置(対象物)が移動しているかどうかを調べ、移動している場合は(ステップS04でYES)、ステップS05で、ステートをドラッグ操作中としたのち、ステップS06に進む。ステップS04で移動していない場合は(ステップS04でNO)、そのままステップS06に進む。
ステップS06では、対象物が離地したかどうかを判断する。離地していなければ(ステップS06でNO)、ステップS04に戻る。離地していれば(ステップS06でYES)、ステップS07で、離地位置の座標(X1Y1)を保存する。
次いで、ステップS08で、ステートがドラッグ操作中か否かを判断し、ドラッグ操作中であれば(ステップS08でYES)、ステップS09で、ドラッグ操作と判断した後、ステップS10でステートをアイドルに初期化し、本処理を終了する。ドラッグ操作であった場合、最初の接地位置(X0Y0)に表示されているオブジェクトと離地位置(X1Y1)に表示されているオブジェクトが特定できるので、これらの2つのオブジェクトについて予め設定された関係付けに従い処理を行う。例えば、X0Y0に特定のドキュメントアイコン、X1Y1に印刷処理を表すボタンであった場合、特定のドキュメントの印刷処理を実行する。
ステップS08で、ステートがドラッグ操作中でなければ(ステップS08でNO)、ステップS11でクリック操作と判断し、本処理を終了する。
図7のフローチャートは、対象物の移動途中で画像処理装置1に異常が発生した場合の動作を示すフローチャートである。
ステップS21では異常の有無を調べる。異常がなければステップS21にとどまる。異常があれば(ステップS21でYES)、ステップS22で、現在表示されているドラッグ操作用の画面の構成情報を保存した後、ステップS23で異常通知画面を生成する。
次いで、ステップS24で、ステートがドラッグ操作中か否かを判断し、ドラッグ操作中でなければ(ステップS24でNO)、ステップS27で異常通知画面を表示して処理を終了する。ステートがドラッグ操作中であれば(ステップS24でYES)、ステップS25で、現在の接地位置を保存した後、ステップS26で異常通知画面を表示する。
次いで、ステップS28で、設置位置(対象物)が移動しているかどうかを判断する。移動していれば(ステップS28でYES)、ステップS29で、異常通知画面の構成情報を保存した後、ステップS30で、ステップ22で保存していたドラッグ操作用画面の構成情報に基づいてドラッグ操作用の画面を再生し、異常通知画面に代えてドラッグ操作用の画面を再表示する。なお、ステップS28における設置位置が移動しているかどうかの判断は、対象物が予め設定された所定値以上移動したときに移動していると判断しても良い。
ステップS31では現在の設置位置から移動途中の画面の描画を再開する。なお、図25で保存した位置から画面の描画を再開しても良い。
ステップS32では対象物が離地されたかどうかを確認する。離地されなければステップS32にとどまる。離地されると(ステップS32でYES)、ステップS33で、最初の設置位置と離地位置とに応じた処理を決定する。決定後はステップS34で異常通知画面を表示部に表示する。また決定された処理が実行される。
ステップS28において、設置位置が移動していなければ(ステップS28でNO)、ステップS35で、対象物が離地されたかどうかを調べ、離地されていなければ(ステップS35でNO)、ステップS28に戻る。離地されていれば(ステップS35でYES)、ステップS36で、ステートをアイドルにしたのち、ステップS37で、異常通知画面を継続して表示する。この場合、対象物のドラッグ操作は最初からやり直しとなる。
このように、この実施形態では、表示部171に表示されたドラッグ操作用の画面上に接地された対象物の移動途中に、異常通知画面を表示する必要性が発生した場合は、ドラッグ操作用の画面に代えて異常通知画面が表示部171に割り込んで表示される。この際に、異常通知画面に切り替えられる直前のドラッグ操作用画面の構成情報が保存される。異常通知画面が一旦表示されることで、ユーザーは異常通知画面を確認することができる。その結果、対象物の移動操作の継続を望む場合は、そのまま対象物を移動させると、異常通知画面の構成情報が保存されるとともに、既に保存されているラッグ操作用の画面の構成情報に基づき、異常通知画面に代えてドラッグ操作用の画面が、対象物の移動操作が継続可能な状態で表示部171に再表示される。
従って、ユーザーは、対象物の移動・離地操作をそのまま継続することができ、離地された位置に応じて実行すべき処理を速やかに決定し、その処理を実行させることができる。実行すべき処理が決定された後に、保存された異常通知画面の構成情報に基づいて、異常通知画面が表示部171に表示されるから、異常通知画面の内容を確認することができる。
一方、割り込んで表示された異常通知画面をじっくりと確認する必要があるとユーザーが判断した場合は、画面に接地されている対象物を画面から離地させる等により、異常通知画面をそのまま継続して表示させることができる。これにより、重大な警告等を直ちに確認することができる。
このように、指やペンなどの対象物をドラッグ操作用の画面上に接地して移動中に、異常通知画面が割り込んで表示された場合に、ユーザーの意向に応じて、容易に対象物の移動操作を継続でき、あるいは異常通知画面の表示を優先させることができる。
図8及び図9は、この発明の他の実施形態を示すものである。この実施形態では、ドラッグ操作用の画面または異常通知画面が、表示部171の画面の表示可能領域のサイズよりも小さい場合、ドラッグ操作用の画面を表示中に異常通知画面を表示する、もしくは異常通知画面の表示中にドラッグ操作用の画面を表示するとき、表示中の画面の色をグレーなど元の色とは異なる色で表示し、新たに表示する画面を合成(上塗り)する。
具体的は、図8に示すように、同図(A)の画面に同図(B)に示すようにパイメニューの画像からなるドラッグ操作用の画面D5を表示させた状態で、ユーザーが対象物Hを移動操作している途中で、異常通知画面D6が表示される場合、同図(C)にハッチングで示すように、異常通知画面D6の下側に表示されるドラッグ操作用の画面D5を含む背景画面の色をグレー等に変更する。なお、背景画面ではなくラッグ操作用の画面D5のみの色を変更しても良い。
また、同図(D)にハッチングで示すように、ドラッグ操作用の画面D5を再表示した場合も、ドラッグ操作用の画面D5の下側に表示される異常通知画面D6を含む背景画面の色をグレー等に変更する。この場合も、背景画面ではなく異常通知画面D6のみの色を変更しても良い。
このように、重ね合わせ処理を行う際に、色を変更することによってどちらの画面が有効であるかをユーザーに明示することができる。
図9は、図8に示したような画面の色を変更する場合の画像処理装置1の動作を示すフローチャートである。
ステップS41で、Size0を表示部171の画面の表示可能領域とし、ステップS42で、Size1をドラッグ操作用の画面(第1の画面)のサイズとし、ステップS43で、Size2を異常通知画面サイズとする。
ステップS44では、Size1がSize0より小さいか、またはSize2がSize0より小さいか、を判断する。つまり、ラッグ操作用の画面サイズ及び異常通知画面サイズが、表示部171の画面の表示可能領域より小さいかどうかを判断する。小さい場合(ステップS44でYES)、ステップS45で、現在表示されている画面をグレー表示し、新たに表示する画面を上側となるように合成して表示する。いずれ寝画面も表示部171の画面の表示可能領域より小さくない場合は(ステップS44でNO)、何もしない。
図10及び図11は、この発明のさらに他の実施形態を示すものである。この実施形態では、パイメニュー画面D5の項目選択中に画像処理装置1が異常を検知した場合、異常通知画面を生成すると共に、検知した異常と現在表示中のパイメニュー画面D5のメニュー項目との関連を調査し、発生した異常のためパイメニュー画面D5中のメニュー項目を実行できないと判断した場合、実行不可の項目を選択できないよう、非活性状態にするものである。
つまり、異常通知画面を表示部171に表示した後、ユーザーが対象物Hを移動させると、パイメニュー画面D5が再表示されるが、このとき例えばコピー動作が実行できない状態であれば、図10に示すように、「コピー」が選択されないように「コピー」の項目36をグレー表示(図ではハッチング表示)することで、実行不可な項目を非活性にしてパイメニューを表示させる。従ってユーザーは非活性となっている項目を選択できないことを容易に認識することができる。
なお、図10の例ではパイメニュー画面D5を例示したが、図3に示したようなドラッグ操作用の画面においても適用可能である。
図11は、図10に示した実施形態を実施する際の画像処理装置の動作を示すフローチャートである。
ステップS51で、パイメニューの表示指示がなされたかどうかを判断し、なされていなければ(ステップS51でNO)、ステップS51にとどまる。指示がなされていれば(ステップS51でYES)、ステップS52でパイメニュー画面D5を表示部171に表示したのち、ステップS53で異常の有無を調べる。異常がなければ(ステップS53でNO)、ステップS63でドラッグ操作が終了したかどうか、換言すれば離地されたかどうかを判断する。終了していなければ(ステップS63でNO)、ステップS53に戻る。
ドラッグ操作が終了していれば(ステップS63でYES)、ステップS64で、ドラッグ操作による離地された位置に応じて決定された処理を実行したのち、ステップS65でパイメニューを非表示にする。
ステップS53で、異常が検知されると(ステップS53でYES)、ステップS54で異常通知画面を生成する。
次いで、ステップS55で、パイメニュー画面D5中に実行不可能な項目があるかどうかを調べる。実行不可能な項目があれば(ステップS55でYES)、ステップS56で、実行不可の項目を非活性化したのち、ステップS57に進む。実行不可能な項目がなければ(ステップS55でNO)、そのままステップS57に進む。
ステップS57では異常通知画面を表示したのち、ステップS58でドラッグ継続操作がなされているかどうか、換言すれば接地位置が移動しているかどうかを判断し、なされていれば(ステップS58でYES)、ステップS59で、実行不可能な項目を非活性化したパイメニューを再表示した後、ステップS60に進む。ドラッグ継続操作がなされていなければ(ステップS58でNO)、そのままステップS60に進む。
ステップS60では、ドラッグ操作が終了したかどうか、換言すれば離地されたかどうかを判断する。終了していなければ(ステップS60でNO)、ステップS58に戻る。ドラッグ操作が終了していれば(ステップS60でYES)、ステップS61で、ドラッグ操作による離地された位置に応じて決定された処理を実行したのち、ステップS62でパイメニューを非表示にする。
図12は、この発明のさらに他の実施形態を示すもので、画像処理装置1の動作を示すフローチャートである。この実施形態では、ドラッグ操作の開始後すぐに画像処理装置1が異常を検知した場合は、接地位置が移動しているかどうかを判断することなく、異常通知画面を継続表示するものである。ドラッグ操作の開始後すぐであれば、ドラッグ操作が余り進んでいないことから、ユーザーがドラッグ操作のやり直しを行っても操作性が阻害される恐れは少ないことから、異常通知画面を優先して継続表示させる。
図12において、ステップS21では異常の有無を調べる。異常がなければステップS21にとどまる。異常があれば(ステップS21でYES)、ステップS22で、現在表示されているドラッグ操作用の画面の構成情報を保存した後、ステップS23で異常通知画面を生成する。
次いで、ステップS24で、ステートがドラッグ操作中か否かを判断し、ドラッグ操作中でなければ(ステップS24でNO)、ステップS27で異常通知画面を表示して処理を終了する。ステートがドラッグ操作中であれば(ステップS24でYES)、ステップS25で、現在の接地位置を保存した後、ステップS26で異常通知画面を表示する。なお、以後の処理は、図7のステップS27〜ステップS37の処理と同じであり、詳細な説明は省略する。
以上、本発明の一実施形態を説明したが、本発明は上記実施形態に限定されることはない。例えば、ドラッグ操作について説明したが、ピンチインやピンチアウトといった対象物の接地、移動、離地を伴う他の操作においても、同様に適用可能である。
1 画像処理装置
11 CPU
12 ROM
13 RAM
14 スキャナ部
15 記憶部
16 プリンタ部
17 操作パネル
171 表示部

Claims (9)

  1. タッチパネルを有する表示手段と、
    前記表示手段に表示された第1の画面上に接地された対象物が、ユーザーの操作によって離地位置まで移動する途中に、前記第1の画面に代えて第2の画面を前記表示手段に切り替え表示する表示制御手段と、
    前記対象物が離地された位置に応じて実行すべき処理を決定する処理決定手段と、
    前記表示制御手段により、前記第2の画面に切り替えられる直前の前記第1の画面の構成情報を保存する保存手段と、
    前記第2の画面が切り替え表示された状態で、前記対象物の移動が継続しているかどうかを判断する移動判断手段と、
    を備え、
    前記表示制御手段は、前記移動判断手段により、前記対象物の移動が継続していると判断された場合は、前記第2の画面の構成情報を前記保存手段に保存するとともに、前記保存手段に保存された前記第1の画面の構成情報に基づき、前記第2の画面に代えて前記第1の画面を、前記保存手段に保存されていた対象物の接地位置からの移動操作が継続可能な状態で、前記表示手段に再表示し、かつ前記処理決定手段による前記処理の決定後に、前記保存手段に保存された前記第2の画面の構成情報に基づいて、前記第2の画面を前記表示手段に表示することを特徴とする表示装置。
  2. 前記表示制御手段は、前記第2の画面に代えて前記第1の画面を前記表示手段に再表示する際に、前記対象物の現在の接地位置から対象物の移動を再開させる請求項1に記載の表示装置。
  3. 前記第1の画面が前記表示手段の表示可能領域のサイズよりも小さい場合、前記第1の画面を再表示する際に、前記表示制御手段は、前記第1の画面を前記第2の画面上に重ねて表示すると共に、前記第2の画面の色を変更する請求項1または2に記載の表示装置。
  4. 前記第2の画面の表示の契機となった事象によって、前記離地した位置に応じて実行すべき処理が実行不可となっている場合、前記表示制御手段は、実行不可となっていることが表示されるように前記第1の画面を編集して表示する請求項1〜3のいずれかに記載の表示装置。
  5. 前記対象物の移動開始からの距離を算出する距離算出手段を備え、
    前記距離算出手段により算出された前記対象物の移動開始からの距離が一定値以下の時に、前記第2の画面が表示された場合は、前記表示制御手段は前記対象物が移動しても前記第2の画面の表示をそのまま維持する請求項1〜4のいずれかに記載の表示装置。
  6. 前記対象物の移動開始からの時間を算出する時間算出手段を備え、
    前記時間算出手段により算出された前記対象物の移動開始からの時間が一定値以下の時に、前記第2の画面が表示された場合は、前記表示制御手段は前記対象物が移動しても前記第2の画面の表示をそのまま維持する請求項1〜5のいずれかに記載の表示装置。
  7. 請求項1〜6のいずれかに記載の表示装置を備えた画像処理装置。
  8. タッチパネルを有する表示手段に表示された第1の画面上に接地された対象物が、ユーザーの操作によって離地位置まで移動する途中に、前記第1の画面に代えて第2の画面を前記表示手段に切り替え表示する表示制御ステップと、
    前記対象物が離地された位置に応じて実行すべき処理を決定する処理決定ステップと、
    前記表示制御ステップにより、前記第2の画面に切り替えられる直前の前記第1の画面の構成情報を保存手段に保存するステップと、
    前記第2の画面が切り替え表示された状態で、前記対象物の移動が継続しているかどうかを判断する移動判断ステップと、
    を備え、
    前記表示制御ステップでは、前記移動判断ステップにより、前記対象物の移動が継続していると判断された場合は、前記第2の画面の構成情報を前記保存手段に保存するとともに、前記保存手段に保存された前記第1の画面の構成情報に基づき、前記第2の画面に代えて前記第1の画面を、前記保存手段に保存されていた対象物の接地位置からの移動操作が継続可能な状態で、前記表示手段に再表示し、かつ前記処理決定ステップによる前記処理の決定後に、前記保存手段に保存された前記第2の画面の構成情報に基づいて、前記第2の画面を前記表示手段に表示することを特徴とする画面表示方法。
  9. タッチパネルを有する表示手段に表示された第1の画面上に接地された対象物が、ユーザーの操作によって離地位置まで移動する途中に、前記第1の画面に代えて第2の画面を前記表示手段に切り替え表示する表示制御ステップと、
    前記対象物が離地された位置に応じて実行すべき処理を決定する処理決定ステップと、
    前記表示制御ステップにより、前記第2の画面に切り替えられる直前の前記第1の画面の構成情報を保存手段に保存するステップと、
    前記第2の画面が切り替え表示された状態で、前記対象物の移動が継続しているかどうかを判断する移動判断ステップと、
    を表示装置のコンピュータに実行させ、
    前記表示制御ステップでは、前記移動判断ステップにより、前記対象物の移動が継続していると判断された場合は、前記第2の画面の構成情報を前記保存手段に保存するとともに、前記保存手段に保存された前記第1の画面の構成情報に基づき、前記第2の画面に代えて前記第1の画面を、前記保存手段に保存されていた対象物の接地位置からの移動操作が継続可能な状態で、前記表示手段に再表示し、かつ前記処理決定ステップによる前記処理の決定後に、前記保存手段に保存された前記第2の画面の構成情報に基づいて、前記第2の画面を前記表示手段に表示する処理を前記コンピュータに実行させることを特徴とする画面表示プログラム。
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