JP2018124627A - プログラム及び情報処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】第2表示要素をユーザの操作に応じて消去したままとする方式よりも第2表示要素の情報がユーザに伝わる機会を増やしつつも、ユーザが画面に対し操作を行っている間に第2表示要素を表示する方式よりもユーザに煩わしさを与えにくくする。【解決手段】バナー表示制御部20は、画面に表示したバナーに対する消去指示をユーザから受けた場合、そのバナーを画面から消去すると共に、非表示制御部22が、そのバナーに対応する非表示フラグを1にセットする。以降、ユーザのログアウト等によりユーザセッションが終了するまでは、バナーの再表示を行うタイミングが到来しても、非表示フラグが1のバナーは再表示しない。ユーザセッションが終了すると、非表示制御部22は、バナーの非表示フラグを0にリセットする。これにより、バナーの再表示タイミングが到来すると、そのバナーが画面表示される。【選択図】図2

Description

本発明は、プログラム及び情報処理装置に関する。
複合機(プリンタ、スキャナ、コピー機等の機能を併せ持つ装置)等の機器の操作画面には、メニュー画面や各種設定画面のように操作に関する入力を受け付ける入力受付用の表示要素の他に、トナーや用紙の残量低下等といった警告その他の情報提供のための表示要素が表示される。このような機器の中には、情報提供のための表示要素を、入力受付用の表示要素の上にポップアップやスライド式バナー等の形で重畳して表示するものもある。このような重畳表示方式の機器の場合、下側の入力受付用の表示要素のうち、重畳された情報提供用の表示要素に覆われた部分にあるアイコン等の入力部は、ユーザが操作することができない。そこで、情報提供用の表示要素を、表示開始から所定(予め定められた)時間が経過したり、その表示要素内にある消去ボタンが押下されたりした場合に消去することで、覆われた部分にある入力部を操作できるようにしている。
また特許文献1には、例えばトナー残量が閾値以下になった等の表示条件を満たすと、その条件に対応する警告や関連広告等の表示要素で画面表示する装置が開示されている(図4参照)。またこの装置は、表示要素に対応付けて消去条件を設定可能であり、この消去条件が満たされると、表示中のその表示要素を画面上から消去する(すなわち非表示にする)。消去条件としては、例えば、表示開始から所定時間が経過したこと、ジョブ(例えばコピー)の実行開始を条件として表示した表示要素についてそのジョブの実行が終了したこと、警告表示の表示要素についてその警告の対象となる状態が解消したこと、等が例示されている。
特許文献2には、タブレット端末やディスプレイ装置のOSD(On Screen Display)表示を制御する表示制御装置が開示される。この装置は、メール受信やバッテリ残量低下等のトリガイベントが生じると、その時点で画面に表示中の第1表示アイテム(メニュー画面やウェブページ等)の上に、そのイベントに対応する警告等を示す表示要素(第2表示アイテム)を重ねて表示する(ポップアップ表示)。第2表示アイテムには、当該アイテムをユーザが確認したことを示す「OK」ボタンが含まれており、ユーザがそのボタンを押すと第2表示アイテムは画面上から消去される(図8参照)。また、第2表示アイテムは、表示した後所定時間が経過した場合も画面上から消去される(段落0058参照)。
特許文献3には、ウェブページ上の広告等のバナー表示において、ユーザ毎に、一定時間内の表示メッセージ数、ウェブページ毎にメッセージを表示するか否か、表示場所等をプリファレンスとして設定できる装置が開示される。
特許文献4には、表示するバナーの設定を、リンク先ウェブページ及びバナーを表示するウェブページの内容や表示回数に対応させて、自動的に切り替えるバナーシステムが開示されている。
特開2016−159427号公報 特開2015−132888号公報 特表2005−527054号公報 特開2002−157498号公報
第1表示要素の上に重畳して表示された第2表示要素をユーザの指示に従って消去した後も、第2表示要素を表示する条件が満たされた状態が続いていることはよくある。例えば、トナー残量が閾値以下であることを示す第2表示要素がメニュー画面(第1表示要素の一例)に重畳表示された場合において、その第2表示要素がユーザの指示で消去されたとしても、トナーカートリッジが交換されなければ、トナー残量が閾値以下という状態は解消されずに継続する。表示した第2表示要素をユーザの指示で消去した後もトリガとなる状態が継続している場合に、第2表示要素を消去したままとしたのでは、その状態が継続していることがユーザに伝わる機会が減り、その状態に対して必要な対処が行われなくなる可能性も出てくる。これに対し、いったん消去を指示した第2表示要素が、例えば定期的なタイミングや画面表示の切り替わり等のタイミング等で、ユーザが操作画面に操作している間に繰り返し表示されると、ユーザにとって煩わしい場合がある。
本発明は、第2表示要素をユーザの操作に応じて消去したままとする方式よりも第2表示要素の情報がユーザに伝わる機会を増やしつつも、ユーザが画面に対し操作を行っている間に第2表示要素を表示する方式よりもユーザに煩わしさを与えにくくすることを目的とする。
請求項1に係る発明は、コンピュータを、第1表示要素に重ねて情報通知のための第2表示要素を表示するための制御を行う表示制御手段、ユーザからの非表示指示に応じて前記第2表示要素を非表示にする手段であって、ユーザセッションが終了するまでは前記第2表示要素の非表示を維持し、前記ユーザセッションが終了した場合に前記第2表示要素を表示可能とする制御を行う非表示制御手段、として機能させるためのプログラムである。
請求項2に係る発明は、前記表示制御手段は、前記第2表示要素に対応する表示条件が満たされた場合に前記第2表示要素を前記第1表示要素に重ねて表示し、前記表示制御手段は、予め定められた表示タイミングにおいて、前記第2表示要素が前記非表示制御手段により非表示を維持されている場合は、前記第2表示要素に対応する前記表示条件が満たされていても、前記第2表示要素を再表示しない、ことを特徴とする請求項1に記載のプログラムである。
請求項3に係る発明は、前記表示制御手段は、前記第2表示要素に対応する表示条件が満たされた場合に前記第2表示要素を前記第1表示要素に重ねて表示し、前記表示制御手段は、予め定められた表示タイミングにおいて、前記第2表示要素が前記非表示制御手段により表示可能とされており、かつ、前記第2表示要素に対応する前記表示条件が満たされていれば、前記第2表示要素を再表示する、ことを特徴とする請求項1に記載のプログラムである。
請求項4に係る発明は、前記第2表示要素に対応する前記表示条件は、前記コンピュータが搭載された機器に、前記第2表示要素に対応する異常が発生していることであり、前記第2表示要素は前記異常が発生していることを通知するための表示要素である、ことを特徴とする請求項2又は3に記載のプログラムである。
請求項5に係る発明は、前記コンピュータを、前記ユーザから前記非表示指示がなされず、かつ前記非表示指示とは別の非表示条件が満たされた場合に前記第2表示要素を非表示とする手段、として更に機能させると共に、前記表示制御手段は、前記第2表示要素が前記別の非表示条件が満たされたことにより非表示とされた場合、前記ユーザセッションが終了する前であっても、前記表示タイミングにおいて前記第2表示要素に対応する前記表示条件が満たされていれば、前記第2表示要素を再表示する、ことを特徴とする請求項3に記載のプログラムである。
請求項6に係る発明は、前記コンピュータを、前記ユーザセッションの終了時に前記第2表示要素を再表示する手段、として更に機能させるためのものであることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載のプログラムである。
請求項7に係る発明は、前記非表示制御手段は、前記ユーザがログアウト操作を行った場合に、前記ユーザセッションの終了と判定する、請求項1〜6のいずれか1項に記載のプログラムである。
請求項8に係る発明は、前記非表示制御手段は、前記ユーザが、ユーザ設定可能なパラメータをすべて初期化する操作を行った場合に、前記ユーザセッションの終了と判定する、請求項1〜7のいずれか1項に記載のプログラムである。
請求項9に係る発明は、前記非表示制御手段は、前記ユーザの無操作状態が予め定められた時間経過した場合に、前記ユーザセッションの終了と判定する、請求項1〜8のいずれか1項に記載のプログラムである。
請求項10に係る発明は、第1表示要素に重ねて情報通知のための第2表示要素を表示するための制御を行う表示制御手段と、ユーザからの非表示指示に応じて前記第2表示要素を非表示状態にする手段であって、ユーザセッションが終了するまでは前記第2表示要素の非表示状態を維持し、前記ユーザセッションが終了した場合に前記非表示状態を解除する制御を行う非表示制御手段と、を含む情報処理装置である。
請求項1〜5、又は10に係る発明によれば、第2表示要素をユーザの操作に応じて消去したままとする方式よりも第2表示要素の情報がユーザに伝わる機会を増やしつつも、ユーザが画面に対し操作を行っている間に第2表示要素を表示する方式よりもユーザに煩わしさを与えにくくすることができる。
請求項6に係る発明によれば、ユーザセッション中にユーザが消去した第2表示要素の情報内容を、そのユーザセッションが終了した際にそのユーザに再び通知する機会が得られる。
請求項7〜9に係る発明によれば、ユーザセッションの終了を判定することが可能になる。
実施形態の機器の機能構成を示す図である。 機器の画面表示の例を示す図である。 バナー表示の例を示す図である。 バナー表示制御部の管理情報の例を示す図である。 ユーザセッションの開始判定の処理の例を示す図である。 異常発生時のバナー表示の処理の例を示す図である。 異常解消時の処理手順の例を示す図である。 バナーの再表示制御の処理の例を示す図である。 ユーザセッションの終了判定の処理の例を示す図である。 メインメニュー画面からコピー画面への画面遷移の例を示す図である。 ログインボタン押下時の画面表示の例を示す図である。 全初期化のリセットボタン押下時の画面表示の例を示す図である。 ジョブ実行中の画面表示の例を示す図である。 バナーが押下されたときの画面遷移の例を示す図である。 ログアウト操作時の画面遷移の例を示す図である。
図1を参照して、本実施形態の機器の機能構成の一例を説明する。この機器は、処理機構16が実行する処理をユーザに提供する装置である。機器の種類は特に限定されるものではなく、プリンタ、スキャナ、複写機、ファクシミリ装置、複合機(プリンタ、スキャナ、複写機の機能を併せ持つ装置)、キオスク端末、撮影装置、映像機器、パーソナルコンピュータ等のどのようなものであってもよい。例えば機器が複合機である場合、その機器は、処理機構16として、印刷機構、スキャン機構、ジョブ管理のための情報処理機構等を含む。機器は、印刷機構、スキャン機構等の複数の処理機構16を有していてもよい。
表示装置10は、機器のユーザインタフェースのための表示情報を表示する装置である。この例では、表示装置10の画面は、ユーザの指等が接触(タッチ)した画面上の位置を検知するタッチパネルである。なお、以下では表示装置10がタッチパネルである場合の例を説明するが、表示装置10がタッチパネル機能のないものである場合でも、以下で説明する実施形態の制御は適用可能である。
画面表示制御部12は、機器の操作のための指示を受け付けるGUI(グラフィカルユーザインタフェース)方式のユーザインタフェース画面の表示情報を生成し、その表示情報を表示装置10に供給して表示させる。このユーザインタフェース画面のことを操作画面と呼ぶ。操作画面は、背景、ウィンドウ、アイコン、メニュー、ボタン、バナー等の表示要素から構成される。また画面表示制御部12は、表示装置10(タッチパネル)からのタッチ位置を示す信号に基づき、操作画面内の表示要素に対するユーザの操作を検知し、その操作が示す指示を主制御部14に伝えたり、その操作に応じて操作画面の表示内容を更新したりする。
画面表示制御部12は、バナー表示制御部20を有する。バナー表示制御部20は、ユーザインタフェース画面を構成する一要素であるバナーの表示を制御する。この例では、図3に例示するように、バナー120は、操作画面の下辺近傍の帯状領域に表示されるが、これはあくまで一例である。またこの例では、バナーは、ユーザに対する機器側からの情報の通知に用いられる。通知される情報は、例えば機器における各種エラーの発生を知らせる情報や、機器の現在の状態(例えばジョブ実行中など)を示す情報等がある。
バナー表示制御部20は、非表示制御部22を含む。非表示制御部22は、表示したバナーに対するユーザからの非表示指示を受け付け、その指示に応じてそのバナーを非表示にする(すなわち操作画面から消去する)。また非表示制御部22は、ユーザの指示に応じて非表示にしたバナーの再表示制御のための処理を行う(詳細は後述)。
主制御部14は、機器の全体的な動作を制御する。例えば主制御部14は、機器内の各処理機構16を制御することで、ユーザの操作入力に対応する処理が実行されるようにする。主制御部14は、各処理機構16からフィードバックやエラー発生等の動作状態の通知を受け取り、それら通知に基づいて各処理機構16の状態を常時把握している。
機器内には、機器の各部の状態を検知するためのセンサ18が設けられている。個々のセンサ18は、各々の監視対象の部位の状態を検知するのに適した種類のセンサである。例えば、機器が複合機である場合、処理機構16の1つである印刷機構に設けられるセンサ18の例には、用紙搬送路の各部にある用紙検知センサ、給紙トレイの残量を検知するセンサ、各色のトナーの残量を検知するセンサ等がある。主制御部14は、これらセンサ18から通知される信号から、各センサ18に対応する部位の状態を検知する。
また機器が複合機やプリンタである場合、その機器の主制御部14は、ユーザから指示された処理(ジョブ)の実行を管理するジョブ管理を行う。
また主制御部14は、ユーザ管理の機能を担う。このユーザ管理では、例えば機器を利用しようとするユーザについてログイン認証を行い、この認証が成功すると、そのユーザに割り当てた権限(この権限の情報は主制御部14が持っているか、他のサーバから入手できる)の範囲内でその機器の利用を許可する。また、ログインしたユーザによる機器の使用量(例えば印刷枚数)を記録するのもユーザ管理の一例である。なお、機器の利用ポリシーによっては、ログインしないユーザ(いわゆるゲストユーザ)にも一定の利用権限を認める場合もある。
さて、画面表示制御部12が生成する操作画面には、例えば機器が提供する機能(処理)の一覧を示すメインメニュー画面、個々の機能についてのパラメータを設定する機能画面等がある。表示装置10に表示される画面は、トリガとなるイベントに応じて遷移する。画面遷移のトリガイベントには、ユーザからの操作もあれば、主制御部14が各処理機構16及び各センサ18からの信号から検知した機器の状態もある。例えば、ユーザが、複合機の表示装置10に表示されたメインメニュー画面上のコピー機能を示すボタンを押下(タッチ)すると、画面表示制御部12は、表示装置10に表示させる操作画面を、メインメニュー画面からコピー機能についての機能画面に遷移させる。また例えば、主制御部14が、ある色のトナーの残量センサからの信号に基づき、そのトナーの残量が警戒閾値以下になったという状態(軽度の異常状態の一種)を検知した場合、バナー表示制御部20が、そのトナーの残量が少なくなった旨の注意喚起のメッセージを表示したバナーを、表示装置10が表示中の操作画面内に表示する。
なお、表示装置10に表示される操作画面の「遷移」には、操作画面全体が他の操作画面に切り替わる場合(すなわち表示装置10の表示領域全体がある画面から別の画面に切り替わる場合)、操作画面のうち特定の表示要素を固定的に表示する部分を除いた残り全体がある表示から別の表示に切り替わる場合、表示されている操作画面に新たな1つ以上の表示要素が追加表示される場合、表示されている操作画面内の表示要素が変化(例えばその表示要素が消える、あるいはその表示要素内に示されるメッセージが別のものに変わる等)する場合、等の様々な態様が含まれる。
図2に、画面表示制御部12が表示する操作画面を例示する。この例は、機器が複合機である場合に表示装置10に表示される操作画面の例である。(a)には、コピー(Copy)、電子メール送信(Email)、ファックス送信(Fax)等の各機能の実行を指示するための機能画面を呼び出すGUIボタン群が配列された複合機のメインメニュー画面100が模式的に示される。このメインメニュー画面100内のコピー(Copy)ボタン102をユーザが指で押下(タッチ)すると、(b)に示すように、コピー機能のための各種設定を行うコピー画面110が表示装置10に表示される。コピー画面110には、コピーの開始を指示するスタートボタン112、コピー部数を示す部数欄114、その部数欄114に表示させる部数を入力するためのテンキー116、コピーに関する個々の設定項目の値を表示しその値の変更のためのダイアログを呼び出す設定項目118群が表示される。図示された表示状態では、1つの設定項目118のみが表示されているが、コピー画面110をスクロールすることでその下に配列された他の設定項目118も表示される。
図3に、情報通知のためのバナー120の表示の例を示す。この例では、(a)は、バナー120による情報通知の対象となる状態が生じていないときに、表示装置10が表示しているメインメニュー画面100の表示状態を示している。この状態の時に、主制御部14が「シアン(Cyan)色のトナーの残量が警戒閾値以下である」という軽微な異常状態を検知した場合、その旨を示すバナー120が、メインメニュー画面100の下端に表示されることになる。この場合の画面遷移は、(b)に示すように、メインメニュー画面100の下端からバナー120が徐々にスライドしながら出てくること表すアニメーションとして表現される。(c)は、画面遷移が完了し、バナー120が完全に表示された状態を示す。この後、このバナー120の表示を更に遷移させる別のトリガイベント(例えばバナー120が完全に表示された後、所定の時間が経過したというイベント、あるいはバナー120の消去を指示するボタン122の押下)が生じるまで、このバナー120の表示状態は変化しない。
図3の(c)の表示において、ユーザがボタン122を押下すると、非表示制御部22が、バナー120を非表示状態にする(すなわち画面から消去する)ための処理を行う。
なお、バナー120を非表示状態にする条件は、バナー120が有するボタン122をユーザが押下することに限らない。別の例として、例えば、現在表示されている画面から異なる画面に遷移するためのボタンを押下することを条件にしてもよいし、他にもアプリケーションを起動させたことを条件にしてもよい。
従来の複合機の操作画面では、機器の異常を知らせるバナーは、ユーザの指示に応じていったん消去しても、その異常が継続していれば、所定のタイミングで自動的に再表示されていた。
しかし、バナーが再表示されると、バナーによって隠される他のGUI部品を操作しようとする際にそのバナーを消去する必要があるなど、ユーザに煩わしさを与える。
すなわち、従来このような機器では、警告等の情報提供のためのバナー等の表示要素は、機器がその情報提供を必要とする状態となったときに表示される。機器の状態に応じて表示された情報提供用の表示要素をユーザの操作等に従っていったん消去した場合でも、その状態が継続していれば、例えば定期的に、あるいは表示画面が切り替わったタイミング等といった予め定められたタイミングで、その表示要素は再表示される。再表示された表示要素により隠された部分にある入力部を操作するには、ユーザは、その表示要素を消去する操作を行うか、あるいは所定の表示期間が経過してその表示要素が自動的に消えるまで待つ必要がある。
そこで、本実施形態では、バナー120をユーザの指示に応じて消去した場合、バナー表示制御部20は、そのユーザのユーザセッションが続いている間は、そのバナー120のトリガとなる事象(例えばトナー減等の異常)が継続していても、そのバナー120の再表示は行わない。すなわち、本実施形態では、ユーザが消去を指示したバナー120の非表示状態(すなわち操作画面上に表示されない状態)は、そのユーザのユーザセッションの終了まで維持される。
ただし、トリガとなる事象が継続しているにもかかわらず、バナー120が消去されたままとすると、その事象がそのユーザや、そのユーザの後にその機器を使用するユーザに伝わらず、バナー120を再表示する場合よりも、その事象に対して必要な対処がとられなくなる可能性が高くなる。そこで、本実施形態では、バナー120の消去を指示したユーザのユーザセッションが終了すると、そのバナー120の非表示状態を解除して、そのバナー120を表示可能とする。したがって、バナー120の消去を指示したユーザのユーザセッションが終了した後、例えば別のユーザがその機器を利用する際等に、そのバナー120のトリガ事象が続いていれば、そのバナー120が再表示される。なお、同じユーザが、ユーザセッションの終了後、再びその機器を利用する場合は、「別のユーザ」として取り扱ってもよい。すなわち同じユーザであっても、いったん機器の利用が終わった後、(例えば少し時間が経ってから)再びその機器を利用する場合、そのバナー120のトリガ事象が続いていれば、そのバナー120が再表示される。
ここで、ユーザセッションとは、ユーザが機器を操作している期間のことである。ユーザセッションの終了には、(a)ユーザからの終了を示す指示を受け付けたことを条件として終了する場合(例えば、初期化の指示)と、(b)ユーザからの終了を示す指示を受け付けないことを条件として終了する場合(例えば、タイムアウト)と、がある。本実施形態では、機器は、このようなユーザセッションの終了の条件が満たされたかどうかを監視している。
例えば、ユーザが機器にログインしてその機器を使用する場合、そのユーザがログアウトしたタイミングが、ユーザセッションの終了のタイミングとすればよい。
一方、ユーザがログインせずに機器を使用している場合、ユーザセッションの終了はログアウト以外の事象から判定する必要がある。この判定の材料となる事象としては、ユーザが機器の全パラメータの初期化(リセット又はクリア)を指示したこと、がある。ここでいう「全パラメータの初期化」は、ユーザが機器に対して設定変更可能なすべてのパラメータを、機器に登録されているそれらパラメータの初期値(デフォルト値)に変更する処理である。以下では、このような初期化を「全初期化」(いわば「オールクリア」)と呼ぶ。機器が、印刷やスキャン、ファックス送信等の多数の機能(アプリケーション)を有している場合、全初期化では、それらすべての機能についてのユーザ設定可能なパラメータを初期化する。
ユーザは、機器を使用する際、例えば用紙サイズや両面/片面印刷等の必要なパラメータの設定を行った上で、機器に処理の実行を指示するが、使用が終わると、次の人のために自分の設定したパラメータを消去する全初期化(オールクリア)操作を行うことが多い。また、あるユーザ(第1ユーザと呼ぶ)が機器を使用した後、ログアウトも全初期化も行わずに機器から離れ、その後別のユーザ(第2ユーザと呼ぶ)が機器を使用しようとする場合がある。このような場合、第1ユーザのユーザセッションが続いたままで、第1ユーザが設定したパラメータが残っている場合があるので、第2ユーザは機器の使用を開始する際に全初期化操作を行うことが多い。このように第2のユーザが行った全初期化操作は、第1ユーザのユーザセッションの終了と判定できる。このように、機器設定の全初期化操作が行われた場合、その操作の前までに機器を使用していたユーザが、その機器の使用を完了したとみなせる。
ログイン中のユーザが全初期化の操作を行った場合、一つの考え方では、ユーザはログアウトしていない以上その後も機器を使用し続ける可能性があると考える。この考え方に従う場合、機器は、ログイン中に全初期化の操作がなされたとしても、ユーザセッションの終了と判定せず、ユーザセッションが続いていると判定する。これに対して別の考え方では、全初期化を指示した以上、ユーザは機器の使用を続ける意思がないと考える。この考え方では、ログイン中に全初期化の操作がなされた場合、機器は、ユーザセッションが終了したと判定する。ログイン中に全初期化の操作がなされた場合に、ユーザセッションが終了したと判定するか否かを、機器に対して設定できるようにしてもよい。
なお、機器のパラメータの初期化は、個々の機能毎に行うことも可能である。ある機能についてのパラメータの初期化がユーザから指示された場合、機器は、その機能についての設定画面から設定されたパラメータを初期化するが、他の機能の設定画面で設定されたパラメータや、機能に依らない共通の設定画面から設定されたパラメータ等は初期化しない。このように機能単位でのパラメータ初期化がなされたとしても、ユーザは初期化されずに残っている他の機能についてのパラメータや共通パラメータの設定を用いて、他の機能を利用する場合がある。そこで、本実施形態では、機能単位での初期化がユーザから指示されたことでは、ユーザセッションの終了とは判定しない。
また、ユーザセッション終了の別の判定基準として、機器に対してローカル操作がなされない状態(無操作状態と呼ぶ)が予め設定された時間以上続いた(無操作状態でのいわゆるタイムアウト)ことがある。ローカル操作とは、機器の近くにいるユーザからの機器に対する操作であり、機器のローカルUI(ユーザインタフェース)(例えばタッチパネル上のGUIや機械式のボタン、IDカードリーダ等)、又はBluetooth(登録商標)やWi-Fi Direct(登録商標)等の近接無線通信を介してユーザの端末に提供した操作画面(機器のタッチパネルに表示するものと同等の操作を受け付ける画面)、に対するユーザからの操作である。なお、リモートのクライアントからのネットワーク経由での指示(例えば印刷指示)はローカル操作ではない。機器に対してローカル操作を行っていたユーザが機器の使用を終えた後、ログアウトも全初期化も行わずに機器から離れた場合、機器は、その後無操作状態が所定時間続くと、ユーザセッションの終了と判定し、自動的にログアウト及び全初期化を行う。
図4に、バナー表示制御部20がバナーの表示制御のために管理している管理情報を例示する。
この管理情報には、各バナーの識別情報(バナーID)に対応付けて、そのバナーの表示条件、表示条件フラグ、非表示フラグが含まれている。表示条件は、当該バナーを表示するに際して機器が満たしているべき条件である。すなわち、センサ18等により検知される機器の状態が表示条件を満たした場合、バナー表示制御部20は、その表示条件に対応するバナーIDのバナー120を操作画面に表示する。
表示条件フラグは、当該バナーIDに対応する表示条件が満たされているかどうかを示すフラグである。図示例では値1は表示条件が満たされていることを、値0は表示条件が満たされていないことを、それぞれ示す。表示条件フラグは、センサ18等の信号から当該表示条件が満たされた主制御部14又は画面表示制御部12が判定した場合に、値1にセットされる。またセンサ18等の信号から当該表示条件が満たされない状態となったと主制御部14等が判定した場合、その表示フラグは値0にリセットされる。なおまだセンサ18等から信号が来ていない、すなわちまだそのような異常が起きていない状態は、表示フラグの値を0(条件不満足)とし、非表示フラグの値を「−」(未定)と示す。
非表示フラグは、当該バナーIDに対応するバナー120を表示した際に、そのバナー120を消去する(非表示にする)指示をユーザが入力したかどうかを示す。値1は消去の指示がなされたことを示し、値0は消去の指示が解除されていることを示す。ユーザがバナー120内の消去指示用のボタン122を押下すると、そのバナー120のバナーIDに対応する非表示フラグが値1にセットされる。また、ユーザセッションが終了したとき、非表示フラグの値は0にリセットされる。
図示例では、例えばバナーIDが001であるバナーは、シアン色のトナーの残量が、警戒域を示す閾値以下になったことを知らせるためのバナーである。このバナーの表示条件は、シアントナーの残量がその閾値以下になったことである。図示例では、現在このバナーに関する表示条件が満たされており(表示条件フラグが1)、これに応じて表示したバナーに対してユーザが非表示の指示を行いその後ユーザのユーザセッションが継続中(非表示フラグが1)である。
なお、図示は省略したが、管理情報には、バナーIDに対応するバナーの表示内容を規定する情報(例えばバナーに表示するメッセージやアイコン等を示す情報)も含まれていてよい。
図5を参照して、主制御部14又は画面表示制御部12(主制御部14等と呼ぶ)が行うユーザセッション開始の判定処理の例を説明する。
主制御部14等は、現在がユーザセッション中であるかどうかのフラグを管理している。図5の処理では、主制御部14等は、ローカル操作がなされたかどうかを判定する(S10)。ローカル操作には、例えば、表示装置10(タッチパネル)に対するタッチや、ログインのためにIDカードを機器のIDカード読取り部(例えば無線タグリーダ)に読み取らせる操作等が含まれる。ローカル操作がなされなかった場合は、S12以降の処理は行わず、S10に戻る。S10でローカル操作ありと判定した場合、主制御部14等は、現在がユーザセッション中であるか否かを判定し(S12)、ユーザセッション中であれば、S14をスキップしてS10に戻る。S12で現在がユーザセッション中ではないと判定した場合、主制御部14等は、ユーザセッションを開始し、フラグを「ユーザセッション中」にセットする(S14)。
図6及び図7を参照して、画面表示制御部12による、機器異常を知らせるバナー120の表示制御の例を示す。
図6は、機器に異常が発生したときの処理を示す。画面表示制御部12は、管理情報(図4参照)に含まれる各バナーの表示条件のいずれかに該当する機器異常の発生の通知が、主制御部14から到来したかどうかを監視している(S20)。そして、該当する通知を受け取った場合、画面表示制御部12(バナー表示制御部20)は、その通知が示す異常の種類に該当する表示条件に対応するバナー120を操作画面に表示し、管理情報内のそのバナーに対応する表示条件フラグの値を1にセットする(S22)。その後、バナー表示制御部20は、表示したバナー120内の消去指示用のボタン122が押下されたか否かを判定し(S24)、この判定の結果がYesの場合、そのバナー120を消去し、非表示制御部22が管理情報(図4参照)内のそのバナーに対応する非表示フラグを1にセットする(S26)。S24の判定結果がNoの場合、バナー表示制御部20は、そのバナー120の表示開始から所定時間が経過したかどうかを判定し(S28)、まだ経過していなければ(判定結果がNo)、S24に戻る。S28の判定結果がYesの場合には、バナー表示制御部20は、そのバナー120を画面から消去するが、管理情報内のそのバナー120の非表示フラグは0のままとする(S29)。すなわち、この例では、表示されたバナー120に対してユーザが消去の指示を明示的にしない場合でも、表示開始から所定時間が経過すると、そのバナー120はいったん操作画面から消去する。ただし、ユーザがバナー120の消去を明示的に指示していないので、非表示フラグは0のままとするのである。ユーザが明示的にバナー120の消去を指示した場合には、バナー表示制御部20は、ユーザセッションが終了するまではそのバナー120の再表示は行わないが、消去指示がないまま所定時間経過でバナー120を消去した場合には、ユーザセッションの終了までにそのバナー120を再表示する場合がある。
図7は、機器に生じていた異常が解消したときの処理を示す。画面表示制御部12は、機器異常が解消したことを示す通知が主制御部14から到来したかどうかを監視している(S30)。異常解消の通知を受け取った場合、画面表示制御部12は、その通知が示す解消した異常の種類に該当する表示条件を管理情報から探し、その管理情報内の表示条件フラグの値が1であるかどうかを判定する(S32)。その表示条件フラグの値が0の場合は、S30に戻る。その表示条件フラグの値が1の場合は、画面表示制御部12(バナー表示制御部20)は、その表示条件に対応するバナーが表示中であればそれを消去すると共に、そのバナーの表示条件フラグを0にリセットする(S34)。またこのとき、そのバナーの非表示フラグも0にリセットする。
次に、図8を参照して、バナーの再表示制御の例を説明する。
バナー表示制御部20は、再表示判定タイミングが到来するのを待ち(S40)、再表示判定タイミングが到来すると、S42以降の処理を実行する。ここで、再表示判定タイミングは、いったん消去されたバナーを再表示するか否かを判定するタイミングである。再表示判定タイミングは、例えば、画面の切り替わり(例えばメインメニュー画面、各機能についての操作画面の間での切り替わり)のタイミング、ユーザがログインしたタイミング、ユーザが指示した処理(ジョブ)を開始したタイミング、ジョブが終了したタイミング等がある。それらいくつかのタイミングのうちどれを再表示判定タイミングとするのかは、バナー表示制御部20にプログラムされている。
再表示判定タイミングが到来した場合、バナー表示制御部20は、管理情報(図4)を参照し、表示条件フラグの値が1であり、かつ、非表示フラグの値が0であるバナーが存在するか否かを判定する(S42)。この判定の結果がNoの場合は、表示条件を満たしているバナーがないか、又は表示条件を満たしているバナーがあってもそれらはいずれもユーザにより消去指示を受けている(非表示フラグ=1)か、のどちらかである。これは再表示すべきバナーが存在しないことを意味する。この場合、バナー表示制御部20は、S44以降の処理をスキップし、S40に戻って次の再表示タイミングの到来を待つ。
S42の判定結果がYesの場合、再表示すべきバナーが存在するということなので、バナー表示制御部20は、該当するバナー(すなわち表示条件フラグ=1,非表示フラグ=0のバナー)を操作画面に表示する(S44)。その後、バナー表示制御部20は、表示したバナー120内の消去指示用のボタン122が押下されたか否かを判定し(S46)、この判定の結果がYesの場合、そのバナー120を消去し、非表示制御部22が管理情報(図4参照)内のそのバナーに対応する非表示フラグを1にセットする(S48)。S46の判定結果がNoの場合、バナー表示制御部20は、そのバナー120の表示開始から所定時間が経過したかどうかを判定し(S50)、まだ経過していなければ(判定結果がNo)、S46に戻る。S50の判定結果がYesの場合には、バナー表示制御部20は、そのバナー120を画面から消去するが、管理情報内のそのバナー120の非表示フラグは0のままとする(S52)。
本実施形態では、一度ユーザが消去のボタン122を押下したバナー120は、非表示フラグが1にセットされる(図6参照)ので、図8の手順では、再表示判定のタイミングが到来した時点でバナー120の表示条件が満たされたままであったとしても再表示されない。一方、消去のボタン122が押下されず、タイムアウトで消去されたバナー120については、非表示フラグが0のままなので、表示条件が満たされたままなら再表示判定のタイミングで再表示される。
煩雑さを避けるために図8には示さなかったが、S42の判定にて、表示条件フラグが1かつ非表示フラグが0のバナーが複数見つかる場合がある。その場合は、バナー表示制御部20は、それら複数のバナーを優先度の高い順に表示する。図示は省略したが、各バナーの優先度は、バナーIDに対応付けてバナーの管理情報(図4参照)に予め登録されている。この優先度順の表示では、バナー表示制御部20は、まずそれら複数のバナーのうち最高優先度のものを操作画面に表示する。最高優先度のものが複数ある場合は、そのうち別の基準に沿って選んだものを表示する。そして、表示したそのバナーに対してユーザが消去のボタンを押下したり、表示開始から所定の表示時間が経過したりした場合、そのバナーが画面から消去され、それら複数のバナーのうち優先度及び上記別の基準により次に表示すべきバナーを決め、これを表示する。以下、S42の判定を満たすバナーをすべて表示し終わるまで、この処理を繰り返す。なお、バナー表示制御部20は、複数の異常が同時に発生した場合等にも、この例と同様、それら同時発生した各異常に対応するバナーを優先度順に表示する。
次に図9を参照して、ユーザセッションの終了の判定処理の例を説明する。
図9の手順では、主制御部14等(主制御部14又は画面表示制御部12)は、まず現在がユーザセッション中か否かを判定する(S60)。ユーザセッション中でない場合、S62以降の処理はスキップし、ある時間待って再びS60を繰り返す。
現在がユーザセッション中である場合(S60がYes)、主制御部14等は、ユーザからログアウト操作がなされたか(S62)、全初期化操作がなされたか(S64)、ユーザから操作がないまま所定の時間(ユーザセッションの終了の判定のために予め定めた時間)が経過したか(S66)、を判定する。それら3つの判定の結果のすべてがNoの場合、ある時間待って再びS62〜S66の判定を繰り返す。それら3つの判定の結果のうちの少なくとも1つがYesの場合、主制御部14等は、ユーザセッションを終了する(ユーザセッションのフラグを0にリセットする)(S68)。また、このとき画面表示制御部12は、管理情報(図4)の中の表示条件フラグの値が1である各バナーの非表示フラグを0にリセットし(S70)、それら表示条件フラグの値が1であるバナーを操作画面に表示する(S72)。
このように、図9の処理では、ユーザの消去指示により1にセットされたバナー120の非表示フラグがユーザセッションの終了時には0にリセットされる(S70)ので、その後再表示判定タイミングが到来した時点で表示条件満足の状態が続いていれば、そのバナーが再表示されることとなる。また図9の処理では、ユーザセッション終了時に表示条件を満たしているバナー120があればそれが表示される(S72)ので、そのバナー120の消去を指示したユーザに対してそのバナー120の表示内容を再度伝える機会が得られる。
なお、バナー表示制御部20は、S72において、表示条件フラグが1のバナーが複数存在する場合には、図8の再表示の場合と同様、バナー表示制御部20は、それら複数のバナーを優先度の順に操作画面に表示する。また、あるバナーを表示中に、そのバナーよりも優先度が高い異常が新たに生じた場合、バナー表示制御部20は、現在表示中のバナーの上に、今回新たに生じた異常を知らせるバナーを表示する。またあるバナーを表示中に、そのバナーよりも優先度が低い異常が新たに生じた場合、バナー表示制御部20は、今表示しているバナーが消去された後、今回新たに生じた異常のバナーを表示する。
以下、図3の画面表示例のメインメニュー画面100上のシアントナーの残量低下警告のバナー120に対する消去のボタン122をユーザが押下した後のバナー表示制御の具体例を、図10〜図14を参照して説明する。
例えば、ボタン122の押下後、メインメニュー画面100内のコピーボタン(Copy)をユーザが押下した場合、画面表示制御部12は、図10に示すコピー画面140を表示装置10の画面に表示する。コピー画面を表示するタイミングは、バナーの再表示判定タイミングの一例であるが、シアントナー残量低下警告のバナー120はユーザから明示的に消去が指示されたため、そのタイミングでは再表示されない。また、この後ユーザがメインメニュー画面100を呼び出すボタン(図示省略)を押下した場合、画面表示制御部12はメインメニュー画面100を表示するが、この画面切替のタイミングでも、ユーザから明示的な消去指示を受けたシアントナー残量低下警告のバナー120は再表示されない。
また図10に例示したコピー画面140上でユーザがログインボタン142を押下した場合、図11に例示するアカウントリスト画面150が表示される。ユーザは、アカウントリスト画面150内の、自分のアカウントのボタン152を押下する。すると、画面表示制御部12は、必要に応じてログイン認証画面(図示省略)を開き、ユーザに認証情報の入力操作(IDカードの提示、又はユーザID及びパスワードの入力等)を求める。これに応じてユーザが認証情報を入力し、その認証情報が正しいものである場合、認証が成功し、ログインが認められる。この場合、画面表示制御部12は、そのユーザのアカウントをボタン142aに表示したコピー画面140aを表示する。このログイン成功後の画面表示のタイミングも、バナーの再表示判定タイミングの一例であるが、このタイミングでも、ユーザから消去指示を受けたシアントナー残量低下警告のバナー120は再表示されない。
またコピー画面140aの表示後、ユーザがコピー画面140a内のリセットボタン146(図11では図示省略)を押下すると、主制御部14は、コピーに関するユーザ設定可能なパラメータ群を初期化する。この初期化の後、バナー表示制御部20は、コピーのパラメータを初期化したことを通知するバナー144をコピー画面140aに重ねて表示する。この初期化のタイミングは、バナーの再表示判定タイミングの一例であるが、このタイミングでも、ユーザから消去指示を受けたシアントナー残量低下警告のバナー120は再表示されない。
またコピー画面140aの表示後、ユーザが、原稿を原稿台にセットしてコピー部数等のパラメータを確認した後、スタートボタン145を押下すると、主制御部14は、コピージョブを開始する。このとき、バナー表示制御部20は、コピー中であることを通知するためのバナー148をコピー画面140aに重ねて表示する。このコピー動作の開始のタイミングは、バナーの再表示判定タイミングの一例であるが、このタイミングでも、ユーザから消去指示を受けたシアントナー残量低下警告のバナー120は再表示されない。また、図示は省略するが、そのコピージョブが完了すると、バナー表示制御部20は、コピー完了の旨を通知するバナーをコピー画面140aに重ねて表示する。このジョブ完了のタイミングは、バナーの再表示判定タイミングの一例であるが、このタイミングでもシアントナー残量低下警告のバナー120は再表示されない。
なお、図10〜図13に例示したバナーの再表示判定タイミングはあくまで一例に過ぎない。必ずしもこれらタイミングのすべてをバナーの再表示判定タイミングとして用いる必要はないし、これら以外の他のタイミングを再表示判定タイミングとして用いてもよい。
さて、シアントナー残量低下警告のバナー120をユーザの指示により消去した後、ユーザの指示に応じてコピー画面140を表示しているときに、イエロートナー切れという異常が新たに生じたとする。この場合、バナー表示制御部20は、図14に示すように、新たに発生したイエロートナー切れを通知するバナー149をコピー画面110に重畳して表示する。この時点では、機器には、イエロートナー切れとシアントナー残量低下という2つの異常が生じているが、このうちシアントナー残量低下を通知するバナー120は、ユーザによって明示的に消去されているので、この時点では再表示されない。なお、ユーザがバナー149(消去用のボタン以外の部分)を押下すると、通知画面160が表示される。この通知画面160には、イエロートナー切れの通知162と、シアントナー残量低下の通知164の両方が含まれる。
また、表示したシアントナー残量低下警告のバナー120をユーザの指示に応じて消去した後、何らかの理由でシアントナー残量低下の異常が解除された場合、管理情報(図4参照)におけるシアントナー残量低下警告のバナーの表示条件フラグ及び非表示フラグが共にリセットされる。この後、同じユーザセッション中にまた何らかの理由でシアントナー残量低下の異常が検知された場合、バナー表示制御部20は、シアントナー残量低下警告のバナーを画面表示する。
また図13に例示したコピー画面140a上でユーザが、そのユーザのアカウント名を表示したボタン142aを押下した場合、画面表示制御部12は、図15に例示するログアウト確認画面170を表示する。この画面には、ログアウト確認のボタン(Log Out)と、ログアウト取り消しのボタン(Cancel)とが表示される。ユーザがログアウト取り消しのボタンを押下すると、画面表示制御部12は、コピー画面140aの表示に戻る。ユーザがログアウト確認ボタンを押下すると、そのユーザのログアウト処理がなされる。この場合、画面表示制御部12は、未ログイン状態のメインメニュー画面100(図3参照)を表示する。またこのときシアントナー残量低下の状態が続いていると、バナー表示制御部20は、シアントナー残量低下警告のバナー120をそのメインメニュー画面100に重畳して表示する。
図14に例示したログアウト操作時以外にも、メインメニュー画面100を表示中にリセットボタンが押下された場合(全初期化)、及び無操作状態のままタイムアウトした場合も、画面表示制御部12は未ログイン状態のメインメニュー画面100を表示する。そして、この表示の際にシアントナー残量低下の状態が続いていると、バナー表示制御部20が、シアントナー残量低下警告のバナー120をそのメインメニュー画面100に重畳して表示する。
以上に説明した実施例は、あくまで例示的なものにすぎず、本発明の範囲内で様々な変形が可能である。例えば、上記実施形態では、ユーザセッション終了と判定する事象として、ログアウト操作、全初期化操作及び無操作によるタイムアウトの3つの事象を例示したが、ユーザセッション終了と判定する事象はこれらに限らない。例えば、起動したアプリケーションの終了を条件に、ユーザセッション終了と判定してもよい。また、上記実施形態では、異常を知らせるバナーの再表示の制御を例にとって説明したが、異常以外の通知内容を通知するバナーについても同様の制御を適用してよい。また実施形態の制御は、バナー以外の形態(例えばポップアップ表示されるダイアログ)の表示部品にも適用可能である。
以上に例示した機器のUI機構における情報処理は、例えば、コンピュータに上述の機能を表すプログラムを実行させることにより実現される。ここで、コンピュータは、例えば、ハードウエアとして、CPU等のマイクロプロセッサ、ランダムアクセスメモリ(RAM)およびリードオンリメモリ(ROM)等のメモリ(一次記憶)、フラッシュメモリやSSD(ソリッドステートドライブ)、HDD(ハードディスクドライブ)や等の二次記憶装置を制御するコントローラ、各種I/O(入出力)インタフェース、ローカルエリアネットワークなどのネットワークとの接続のための制御を行うネットワークインタフェース等が、たとえばバス等を介して接続された回路構成を有する。それら各機能の処理内容が記述されたプログラムがネットワーク等の経由でフラッシュメモリ等の二次記憶装置に保存され、コンピュータにインストールされる。二次記憶装置に記憶されたプログラムがRAMに読み出されCPU等のマイクロプロセッサにより実行されることにより、上に例示した機能モジュール群が実現される。
10 表示装置、12 画面表示制御部、14 主制御部、16 処理機構、18 センサ、20 バナー表示制御部、22 非表示制御部。

Claims (10)

  1. コンピュータを、
    第1表示要素に重ねて情報通知のための第2表示要素を表示するための制御を行う表示制御手段、
    ユーザからの非表示指示に応じて前記第2表示要素を非表示にする手段であって、ユーザセッションが終了するまでは前記第2表示要素の非表示を維持し、前記ユーザセッションが終了した場合に前記第2表示要素を表示可能とする制御を行う非表示制御手段、
    として機能させるためのプログラム。
  2. 前記表示制御手段は、前記第2表示要素に対応する表示条件が満たされた場合に前記第2表示要素を前記第1表示要素に重ねて表示し、
    前記表示制御手段は、予め定められた表示タイミングにおいて、前記第2表示要素が前記非表示制御手段により非表示を維持されている場合は、前記第2表示要素に対応する前記表示条件が満たされていても、前記第2表示要素を再表示しない、
    ことを特徴とする請求項1に記載のプログラム。
  3. 前記表示制御手段は、前記第2表示要素に対応する表示条件が満たされた場合に前記第2表示要素を前記第1表示要素に重ねて表示し、
    前記表示制御手段は、予め定められた表示タイミングにおいて、前記第2表示要素が前記非表示制御手段により表示可能とされており、かつ、前記第2表示要素に対応する前記表示条件が満たされていれば、前記第2表示要素を再表示する、
    ことを特徴とする請求項1に記載のプログラム。
  4. 前記第2表示要素に対応する前記表示条件は、前記コンピュータが搭載された機器に、前記第2表示要素に対応する異常が発生していることであり、前記第2表示要素は前記異常が発生していることを通知するための表示要素である、ことを特徴とする請求項2又は3に記載のプログラム。
  5. 前記コンピュータを、
    前記ユーザから前記非表示指示がなされず、かつ前記非表示指示とは別の非表示条件が満たされた場合に前記第2表示要素を非表示とする手段、
    として更に機能させると共に、
    前記表示制御手段は、前記第2表示要素が前記別の非表示条件が満たされたことにより非表示とされた場合、前記ユーザセッションが終了する前であっても、前記表示タイミングにおいて前記第2表示要素に対応する前記表示条件が満たされていれば、前記第2表示要素を再表示する、
    ことを特徴とする請求項3に記載のプログラム。
  6. 前記コンピュータを、
    前記ユーザセッションの終了時に前記第2表示要素を再表示する手段、として更に機能させるためのものであることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載のプログラム。
  7. 前記非表示制御手段は、前記ユーザがログアウト操作を行った場合に、前記ユーザセッションの終了と判定する、請求項1〜6のいずれか1項に記載のプログラム。
  8. 前記非表示制御手段は、前記ユーザが、ユーザ設定可能なパラメータをすべて初期化する操作を行った場合に、前記ユーザセッションの終了と判定する、請求項1〜7のいずれか1項に記載のプログラム。
  9. 前記非表示制御手段は、前記ユーザの無操作状態が予め定められた時間経過した場合に、前記ユーザセッションの終了と判定する、請求項1〜8のいずれか1項に記載のプログラム。
  10. 第1表示要素に重ねて情報通知のための第2表示要素を表示するための制御を行う表示制御手段と、
    ユーザからの非表示指示に応じて前記第2表示要素を非表示状態にする手段であって、ユーザセッションが終了するまでは前記第2表示要素の非表示状態を維持し、前記ユーザセッションが終了した場合に前記非表示状態を解除する制御を行う非表示制御手段と、
    を含む情報処理装置。
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