JP5012494B2 - 電子機器ならびにそのメニュー制御方法及びプログラム - Google Patents

電子機器ならびにそのメニュー制御方法及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、メニューを表示するための表示パネルを備えた電子機器、メニュー制御のためのコンピュータプログラム、および電子機器のためのメニュー制御方法に関する。
印刷装置や複写機などの電子機器は、その電子機器がもつ種々の機能項目を利用者に選択させ実行要求を入力させるための操作パネルを備えている。この操作パネルは、それらの機能項目を表示するための表示パネルと、ユーザが任意の項目の選択や実行要求の入力を行うためのハードウェア的またはソフトウェア的なボタンとを備えている。
多くの電子機器では、多種多様の機能項目が存在し、その全部を一度に表示パネルに表示することは不可能である。そのため、それらの機能項目をツリー状にリンクしてなるツリー構造メニューが予め用意されており、表示パネルのスクリーンにそのツリー構造メニューの一部分が表示され、そして、その表示されたメニュー部分から、ユーザがボタン操作により、そのメニューのツリー構造リンクに沿って表示された項目を変更していくことで、ユーザが所望の項目に到達できるようになった構成が採用されていることが多い。
上記の機能項目の代表的な種類として、電子機器が持つ各種の属性(パラメータ)値を設定する機能に関わる項目(以下、「設定項目」という)がある。例えば、印刷装置の場合、給紙装置の構成、プリンタモードおよび印刷書式などに関する種々の属性値を設定するための設定項目が存在する。また、設定項目とは異なる種類の項目として、電子機器のメンテナンス(管理)のための各種の動作を行うための項目もある。例えば印刷装置の場合、ステータスシート印刷、消耗品の消費量または残量の表示または印刷、設定されているパスワードの印刷、印刷機構のクリーニングなどを実行するための項目がある。
これに関連する従来技術として、各種設定内容(例えば、印刷書式に関する属性値またはその組み合わせ)を複数登録する登録手段と、登録された各種設定内容の所望の一つを外部から指定する指定手段とを備え、指定手段で指示された設定内容に従って印刷を実行する印刷装置が提案されている(特許文献1参照)。
特開平5−85013号公報(段落0005、0006、0013、0016)
ところで、特許文献1の技術では、呼出スイッチを押すと、設定記憶部に登録された或る設定内容が表示部に表示される。そして、希望する設定内容が表示されるまで呼出スイッチを押すことにより、所望の設定内容を選ぶことができる。そして、呼び出しスイッチで所望の設定内容を選択すると、その設定内容が自動的に実行される(例えば、印刷書式に関する属性値が自動的に設定される)。
しかしながら、設定記憶部に登録された設定内容は、常に適切であるとはかぎらず、その設定内容が適当ではないという場合もある。この場合には、利用者は、設定記憶部の設定内容を使用せずに、別途に適切な属性値を設定し直す操作を行う必要がある。この設定し直し操作には、典型的には、上述したツリー構造メニューを表示し、そのツリー構造メニューに従って所望の項目へ到達して、その項目を選択するという手順が含まれる。しかし、ツリー構造メニューの奥深くまで入り込む必要があることが少なくないので、利用者にとりその操作は煩わしく時間がかかる。
また、設定記憶部に登録された複数の設定内容の中から、利用者が誤って、所望する設定内容以外の設定内容を選択してしまうという場合がある。この場合、誤って選択された設定内容が自動的に実行される(例えば、印刷書式に関するその属性値が自動的に設定される)ので、利用者は、やはり、改めて設定記憶部から所望の設定内容を選び直すか、上述したようにツリー構造メニューを使用して所望の設定内容を設定し直す操作を行う必要があり、これも利用者にとり煩わしい。
さらに、特許文献1の技術は、設定項目すなわち属性値の設定に関する項目にだけに向けられているが、設定項目以外の機能項目、特に、機器のメンテナンスのための機能項目についても、簡単に所望の機能項目を選択できることが望まれる。特に、会社などで日々多くの電子機器のメンテナンスを行う者にとっては、それが実現することによる作業負担軽減のメリットが大きい。
また、機能項目の中には、上述した設定項目のように、その項目が実行されても、その実行結果を能登に戻せる(設定値を変更すればよい)ものだけでなく、その項目が誤って実行された場合、用紙またはインクのような機器のもつ消耗品を無駄に消費してしまい、最早その実行結果を実行前に戻せないという種類のものが存在する。例えば、ステータスシート印刷やパスワード印刷や印刷機構のクリーニング動作を実行するための項目がそれに該当し(この種の項目は、メンテナンスのための機能項目に多く含まれる)、それを実行すると、用紙またはインクのような機器のもつ消耗品を無駄に消費してしまい、その結果を回復することはできない。従来技術によれば、利用者がこの種の項目を誤って選択してしまった場合、その項目が自動的に実行されてしまうので、消耗品が無駄に消費されるといった項目実行の結果を最早解消できないという問題がある。
従って、本発明の目的は、ツリー構造メニューに組み込まれた複数の機能項目中から、利用者が所望の項目をより簡単に選択できるようにすることにある。
また、本発明の他の目的は、利用者が機能項目の選択を誤った場合の問題を低減することにある。
本発明に従って提供される、メニューを表示するための表示パネルを備えた電子機器は、選択可能な複数の項目と前記複数の項目をツリー状に関連づけたツリー構造リンクとをもつツリー構造メニューと、前記複数の項目中から利用者により指定された1以上のお気に入り項目が登録されたお気に入りメニューと、前記ツリー構造メニュー中で現在選択されている選択項目を前記表示パネルに表示する手段と、前記お気に入りメニューを前記表示パネルに表示する手段と、利用者から変更要求を受けて、前記表示パネルに表示されている前記選択項目を前記ツリー構造リンクに沿って変更するメニュー変更手段と、
利用者からの実行要求を受けて、前記表示パネルに表示されている前記選択項目を実行するメニュー項目実行手段と、利用者からお気に入り選択要求を受けて、前記表示パネルに表示される前記お気に入りメニュー中から1つのお気に入り項目を選択する手段とを備える。そして、前記メニュー項目選択手段が、前記お気に入り選択手段に応答して、前記お気に入りメニュー中から選択されたお気に入り項目に対応する前記ツリー構造メニュー中の項目へ、前記表示パネルに表示されている前記選択項目を変更し、その後に、前記変更要求を受けると、前記選択項目を前記ツリー構造リンクに沿って変更する。
ここで、項目の「実行」とは、例えば、次のような動作を指す。すなわち、ツリー構造メニュー中の上位の項目(その項目の下位に別の項目が存在するもの)の実行とは、例えば、その上位の項目の直ぐ下位に存在する1以上の項目中の一つを選択して表示することであり、また、ツリー構造メニューの最下位の項目(その項目の下位には別の項目が存在しないもの)の実行とは、例えば、その項目に対応する機能(例えば、属性値の設定、又は、ステータスシート印刷や消耗品残量表示などの動作)を行うることをいう。
上記本発明に従う電子機器によれば、利用者が、お気に入りメニュー中から所望のお気に入り項目を選択すると、その選択されたお気に入り項目に対応するツリー構造メニュー上の項目が自動的に選択項目として選択され、そのツリー構造メニュー上の選択項目が表示される。次に、ユーザは、その表示された選択項目が所望のものであれば、その選択項目の実行を要求することができ、他方、その選択項目以外の項目を所望するならば、そのツリー構造メニュー上で、そのツリー構造リンクに沿って、選択項目を変更して行くことで所望項目に到達して、その実行を要求することができる。このように、お気に入りメニューで或る項目を選ぶと、ツリー構造メニュー上のその項目へのジャンプが行われるので、ユーザは、ツリー構造メニューを使って所望の項目を簡単に到達することができる。
例えば、お気に入りメニューに登録されていない項目を所望する場合、ユーザは、お気に入りメニューに登録されているお気に入り項目の中から、ツリー構造メニュー上でその所望項目の近くに位置するお気に入り項目を選び、その後に、ツリー構造メニュー上で、その選んだお気に入り項目からその所望項目へ行けばいい。そのため、特にその所望項目がツリー構造メニューの奥深くの位置に存在する場合、その所望項目に到達して選択するまでの操作が簡単である。
また、例えば、お気に入りメニュー中から所望しない気に入り項目を誤って選んでしまった場合、ユーザは、その誤って選んだお気に入り項目から所望の項目へと、ツリー構造メニュー上で行くことができる。従って、特にその所望項目がツリー構造メニューの奥深くの位置に存在する場合、その所望項目に到達して選択するまでの操作が簡単である。要するに、項目の誤選択の修正が容易である。
本発明に従う電子機器の一つの好適な実施形態では、前記メニュー項目選択手段が前記お気に入り選択手段に応答して前記選択項目を変更した後、前記実行要求を受けない限り、前記メニュー項目実行手段が前記変更後の選択項目を実行しないようになっている。
この実施形態によれば、お気に入りメニュー中から或るお気に入り項目をユーザが選択しても、その選択されたお気に入り項目が自動的に実行されることはなく、ユーザが別途にその選択項目の実行要求を入力すると、その選択項目が実行される。そのため、お気に入りメニュー中から所望しない項目を誤って選択した場合の従来技術の問題が回避される。
一つの好適な実施形態では、前記複数の項目には、前記電子機器に属性値を設定するための項目と、前記電子機器のメンテナンスのための動作を実行するための項目とが含まれている。上述した所望項目を選択する操作が簡単になるという効果は、属性値の設定だけでなく、機器のメンテナンスにも表れる。従って、会社などで多数の機器のメンテナンスを行う者の作業負担が軽減される。
一つの好適な実施形態では、前記複数の項目には、その項目が実行されてもその実行結果を実行前に戻せる可逆型項目と、その項目が実行されるとその実行結果を実行前に戻せない非可逆型項目とが含まれている。上述したお気に入りメニュー中から所望しない項目を誤って選択した場合の問題が回避されるという効果は、特に上記消費型項目に関して有益である。
上述した、お気に入りメニューから或る項目が選択されても、その後にユーザが別途に実行要求を入力しない限り、その選択項目が実行されないという機能は、上記可逆型項目と非可逆型項目の双方に適用されてよい。しかし、変形例として、その機能は、非可逆型項目のみに適用され、可逆型項目には適用されても(すなわち、お気に入りメニューから可逆型項目が選択されると、直ちにその可逆型項目が自動的に実行される)よい。
本発明は、さらに、上述した電子機器みより行われるようなメニュー制御方法、および、そのメニュー制御方法をコンピュータに実行させるためのコンピュータプログラムも提供する。
本発明によれば、お気に入りメニューからツリー構造メニューへのジャンプを利用して、所望の項目へ簡単に到達することができる。
また、本発明によれば、お気に入りメニュー上で所望しない項目を誤って選択しても、その誤りの修正が容易である。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
図1は、本発明の一実施形態としての印刷装置の構成を示すブロック図である。
図1を参照して、本発明に係る電子機器20は、この電子機器20がもつ種々の機能項目(以下、「項目」という)を利用者に選択させ実行要求を入力させるための操作パネルを備える。この操作パネルは、それらの項目を表示するための液晶表示パネルのような表示パネル30と、ユーザが任意の項目の選択や実行要求の入力を行うための入力装置40(ハードウェア的またはソフトウェア的なボタンの群)とを備える。このような電子機器20としては、例えば印刷装置が挙げられる。以下、電子機器20が印刷装置である場合を例にとり、この印刷装置20の詳細を説明する。
本実施形態にかかる印刷装置20は、上記表示パネル30および入力装置40の他、本発明の原理に従う制御を行う制御装置50、後述するツリー構造メニューやお気に入りメニューやその他のデータを記憶する半導体メモリのような記憶装置60、および用紙への画像の印刷を行う印刷出力装置70を備えている。制御装置50は、例えば、CPUを含むマイクロコンピュータであり、そこに予めプログラムされたコンピュータプログラムを実行することにより、本発明の原理に従う制御を行う。
記憶装置60は、選択可能かつ実行可能な複数の項目とそれら複数の項目をツリー状に相互に関連づけたツリー構造リンクをもつツリー構造メニュー(後述する図2参照)と、上記複数の項目中から利用者により指定された1以上のお気に入り項目が登録されるお気に入りメニュー(後述する図6参照)と、を格納している。
制御装置50は、入力装置40による利用者からの表示要求を受けて、記憶装置60からツリー構造メニューまたはお気に入りメニューを読み込んで、読み込んだメニューを表示パネル30に表示する機能を有する。表示パネル30は、その限定された面積と解像度のために、上記ツリー構造メニューの全部を同時に表示することはできないが、その一部を同時に表示することができ、また、表示パネル30は、上記お気に入りメニューの全部又は一部を同時に表示することができる(後述する図2、図4および図6参照)。
制御装置50は、表示パネル30を制御して、そこに表示されたツリー構造メニューの一部またはお気に入りメニューの全部又は一部の中で、現在選択されている選択項目を、例えば反転表示などの方法で、他の非選択の項目から視覚的に区別して表示させる機能を有する。
また、制御装置50は、入力装置40による利用者から変更要求を受けて、表示パネル30に表示されている選択項目を、上記ツリー構造リンク(上記ツリー構造メニュー上で、複数の項目をツリー状に関連付けているリンク)に沿って順次に変更する(例えば、選択項目を、ツリー構造における、同位の隣の項目へ移す、直ぐ上位の項目へ移す、または、直ぐ下位の一つの項目へ移す)機能をもつ。
さらに、制御装置50は、入力装置40による利用者からの実行要求を受けて、表示パネル30に表示されているツリー構造メニュー上の選択項目を実行する機能を有する。ここで、或る項目を「実行」するとは、その項目に割り当てられている特定の機能を実行することであり、例えば、次のような動作を指す。すなわち、ツリー構造メニュー中の上位の項目(その項目の下位に別の項目が存在するもの)の実行とは、例えば、その上位の項目の直ぐ下位に存在する1以上の項目中の一つを選択して表示することであり、また、ツリー構造メニューの最下位の項目(その項目の下位には別の項目が存在しないもの)の実行とは、例えば、その項目に対応する機能(例えば、属性値の設定、又は、ステータスシート印刷や消耗品残量表示などの動作)を行うることをいう。
さらに、制御装置50は、入力装置40による利用者からお気に入り選択要求を受けて、表示パネル30に表示されるお気に入りメニュー中から1つのお気に入り項目を選択する機能を有する。
以下では、制御装置50が行う上記ツリー構造メニューとお気に入りメニューの制御に関連する幾つかの処理について説明する。それらのメニュー制御処理には、ツリー構造メニュー処理、お気に入り登録処理、および、お気に入り呼び出し処理がある。以下、各処理を順に説明する。
まず、ツリー構造メニュー処理について説明する。ツリー構造メニュー処理とは、ツリー構造メニューの中から利用者が所望する項目を選択して実行するため制御制御処理である。
図2は、ツリー構造メニューの一部を例示する。また、図3はツリー構造メニュー処理のフローチャートである。
図2にその一部を例示するように、ツリー構造メニュー100では、そこに含まれる多数の項目(図中の文字列)が、階層の異なる複数のカテゴリ、例えば「大分類」、「小分類」及び「属性値」、に分類され、それらの項目がツリー構造リンク(図中の線分)により相互に関連付けられている。
図2に示された例では、最上位のカテゴリは「大分類」であり、このカテゴリに属する項目の実行とは、その項目の直ぐ下位の「小分類」の項目の一つを選択することが意味する。また、カテゴリ「小分類」に属する項目群の中には、最下位の項目と、そうでない項目とがある。図2の例では、「ステータスシート印刷」、「トナー残量」及び「トータル印刷枚数」という3つの項目は、最下位の項目であり、これらの項目の実行とは、その項目に対応する機能(すなわち、ステータスシートの印刷、トナー残量の表示、またはトータル印刷枚数の表示)を行なうことを意味する。他方、図2において、上記3つの項目以外の「小分類」に属する項目は、最下位ではなく、それらの項目の下位に、カテゴリ「属性値」に属する最下位の項目がある。このカテゴリ「属性値」に属する最下位項目の実行は、その項目に対応する機能(例えば、その属性値の設定)を行うことを意味する。
また、図2に例示されているように、ツリー構造メニュー100には、属性値の設定のための項目と、印刷装置20のメンテナンスのための項目とが含まれている。図2の例では、項目「プリンタ情報」及びその下位に位置する項目「ステータスシート印刷」、「トナー残量」及び「トータル印刷枚数」は、メンテナンスのための項目であり、それ以外の項目は、属性値の設定のための項目である。後の説明から分かるように、印刷装置20によれば、属性値の設定のための項目を選択し実行する操作が簡単であるだけでなく、メンテナンスのための項目選択し実行する操作も簡単である。このことは、一般の利用者にとり便利であるだけでなく、会社などで多くの印刷装置のメンテナンスを行う作業員にとっても、その作業負担を軽減させる点で便利である。
また、ツリー構造メニュー100には、その項目が実行されるとその実行結果を実行前に戻せない非可逆項目と、その実行結果を実行前に戻せる可逆項目とが含まれている。図2の例では、項目「ステータスシート印刷」が、非可逆項目であり、その他の項目は可逆項目である。後の説明から分かるように、印刷装置20によれば、少なくとも非可逆項目については、その項目をお気に入りメニューから利用者が選択しても、利用者がその項目の実行要求を入力しない限り、その項目は実行されない。これにより、非可逆項目を利用者が誤選択してしまった場合の問題が回避される。
なお、非可逆項目の一つである「ステータスシート印刷」は、別の側面から見ると、印刷装置20の消耗品を消費してしまう消費型の項目であるということもできる。消費型の項目は、他にも存在し得る。例えば、図2には例示されていないが、「パスワードの印刷」や「(特にインクジェット型印刷装置の印刷ヘッドの)クリーニング動作」も消費型項目である(非可逆項目でもある)。後の説明から分かるように、印刷装置20によれば、少なくとも消費型項目については、その項目をお気に入りメニューから利用者が選択しても、利用者がその項目の実行要求を入力しない限り、その項目は実行されない。これにより、消費型項目を利用者が誤選択してしまった場合の問題が回避される。
図3は、図2に例示されたようなツリー構造メニュー100上で所望の項目を選択するためのツリー構造メニュー処理の流れを示す。
図3に示すように、印刷装置20の電源投入時のような通常時において、表示パネル30には、例えば「印刷できます」というメッセージを表示した通常画面が表示されている(ステップ101;以下、「S101」のように表す。)。この通常画面表示において、制御装置50は、利用者による「パネル設定モード」(ツリー構造メニュー100を使うモード)の選択の有無を監視している(S102)。
この通常表示画面において、「パネル設定モード」が選択されると(S102/YES)、制御装置50にその選択要求が送信される。制御装置50は、この選択要求を受けて、ツリー構造メニュー100の「大分類」に属する複数の項目を表示パネル30に表示する(S103)。図2に例示するように、「大分類」の項目としては、例えば、「プリンタ情報」、「給紙装置設定」、および「プリンタ設定」などがある。
制御装置50は、「大分類」の複数項目を表示したとき、その中でデフォルトで指定されている一つの項目(例えば「プリンタ情報」)を選択し、その選択項目を反転表示して、他の非選択項目から視覚的に峻別する。この「大分類」の項目が表示されているときに、入力装置40に含まれる「上下スクロールボタン」が押された場合には(S104/YES)、制御装置50に大分類項目の変更要求が送信される。制御装置50は、この変更要求を受けて、「大分類」の中で、ツリー構造リンクに沿って順番に、選択項目を別の項目へと切り替え、変更後の選択項目を表示パネル30に表示する(S105)。
また、制御装置50は、「上下スクロールボタン」だけでなく、入力装置40に含まれる「戻る」ボタンが押されたか、もしくは「決定」のボタンが押されたかも監視する(S106)。
S106において、「戻る」ボタンが押された場合には、制御装置50に戻る要求が送信される。制御装置50は、この戻る要求を受けて、「パネル設定モード」を終了し、操作ペネル30を通常画面表示へと戻す(S107)。
他方、S105において、「決定」ボタンが押された場合には、制御装置50に実行要求が送信される。制御装置50は、この実行要求を受けて、「大分類」の現在の選択項目の下位に位置する「小分類」に属する複数の項目を表示パネル30に表示する(S108)。例えば、図2に例示する「プリンタ情報」が選択項目であるときに実行要求が入ると、「プリンタ情報」の下位に位置する複数の項目「ステータスシート印刷」、「トナー残量」および「トータル印刷枚数」が表示される。
制御装置50は、S108で「小分類」に属する複数の項目を表示したとき、デフォルトで指定されている一つの項目を選択して、その選択項目を反転表示して、他の非選択から視覚的に峻別する。
そして、この小分類項目表示において、上記「上下スクロールボタン」が押された場合には(S109/YES)、制御装置50に変更要求が送信される。制御装置50は、この変更要求を受けて、その「小分類」の中で、ツリー構造リンクに沿って順番に、選択項目を別の項目へと切り替え、変更後の選択項目を表示パネル30に表示する(S110)。
また、制御装置50は、「上下スクロールボタン」だけでなく、「戻る」ボタンが押されたか、もしくは「決定」のボタンが押されたかも監視する(S111)。
S111において、「戻る」ボタンが押された場合には、制御装置50に、戻る要求(変更要求の一種)が送信される。制御装置50は、この戻る要求を受けて、表示パネル30の表示を「大分類」の項目の表示へと戻す。
他方、S111において、「決定」ボタンが押された場合には、制御装置50に実行要求が送信される。「小分類」の現在の選択項目が最下位項目(例えば、図2に例示された「ステータスシート印刷、「トナー残量」または「トータル印刷枚数」)である場合には、制御装置50は、上記実行要求を受けると、その選択項目に対応する機能(例えば、ステータスシートの印刷、トナー残量の表示、またはトータル印刷枚数の表示)を行う(S112)。他方、「小分類」の現在の選択項目が最下位項目でなければ(例えば、図2に例示される「トレー用紙サイズ」、「カセット用紙」または「節電移行時間」であれば)する設定内容としては、例えば、A4、A3…はがきなどが挙げられる。カセット用紙サイズに属する設定内容としては、例えば、A4、A3…はがきなどが挙げられる、制御装置50は、上記実行要求を受けると、その選択項目の下位に位置する「属性値」に属する複数の項目(例えば「トレー用紙サイズ」の下位の項目「A4」、「A3」…および「はがき」)を表示するとともに、その中のデフォルトで選択された項目を反転表示する(S112)。
制御装置50は、S112で「属性値」に属する複数の項目を表示したとき、デフォルトで指定されている一つの項目を選択して、その選択項目を反転表示して、他の非選択から視覚的に峻別する。
そして、この属性値表示において、「上下スクロールボタン」が押された場合には(S113/YES)、制御装置50に変更要求が送信される。制御装置50は、この変更要求を受けて、「属性値」の中で、ツリー構造リンクに沿って順番に、選択項目を別の項目へと切り替え、変更後の選択項目を表示パネル30に表示する(S114)。
また、制御装置50は、「上下スクロールボタン」だけでなく、「戻る」ボタンが押されたか、もしくは「決定」のボタンが押されたかも監視する(S115)。
S115において、「戻る」ボタンが押された場合には、制御装置50に戻る要求(変更要求の一種)が送信される。制御装置50は、この戻る要求を受けて、表示を現在の選択項目の上位に位置する「小分類」に属する複数の項目の表示へ切り替える。
他方、S115において、「決定」ボタンが押された場合には、制御装置50に実行要求が送信される。制御装置50は、この実行要求を受けて、「属性値」に属する現在の選択項目に対応する機能(例えば、選択項目に該当する属性値の設定)を行う(S116)。
以上のように、利用者は、ツリー構造メニュー100上で、ツリー構造リンクに沿って任意の階層の任意の項目へ行き、その項目を選択し実行することができる。
次に、お気に入り登録処理について説明する。お気に入り登録処理は、ツリー構造メニュー100中の任意の項目をお気に入りメニューに登録するための制御処理である。
図4Aは、ツリー構造メニュー100上の「大分類」の任意の項目をお気に入りメニューに登録する操作を示す説明図、図4Bは、「小分類」の任意の項目を登録する操作を示す説明図である。また、図5は、お気に入り登録処理のフローチャートである。
図4A、図4Bおよび図5に示すように、図3を参照して既に説明した「パネル設定モード」でツリー構造メニュー100の一部が表示パネル30に表示されているときに、利用者は、図3を参照して既に説明したボタン操作で選択項目を変更していくことで、「大分類」か「小分類」に属する任意の項目を選択する(S201)(図4A,Bの左側の表示)。
次に、利用者により入力装置40内の「お気に入り登録ボタン」が押された場合には(S202/YES)、制御装置50にお気に入りメニューの表示要求が送信される。制御装置50は、このお気に入りメニューの表示要求を受けて、表示パネル30にお気に入りメニュー200を表示する(図4A,Bの中央の表示)。表示されたお気に入りメニュー200上には、現在までにお気に入りメニュー200に登録された項目(以下、「お気に入り項目」という)が表示されている。利用者は、「上下スクロールボタン」の操作で、表示されたお気に入りメニュー200中から、所望の登録場所を選ぶ(S203)。
次に、利用者により入力装置40内の「登録決定」ボタンが押されると(S204/YES)、制御装置50に登録実行要求が送信される。制御装置50は、この登実行要求を受けて、上記選択項目が気に入りメニュー200に登録可能か否かのチェックを行う(S205)。
S205のチェックにより、登録可能であった場合には(S305/YES)、制御装置50は、お気に入りメニュー200中の上記選択された登録場所に、上記選択項目を登録し、そして、表示パネル30に「登録に成功しました」とポップアップ表示を数秒間行う(S206)(図4A,Bの右側の表示)。
他方、S205のチェックにより、登録不能であった場合には(S205/NO)、制御装置50は、表示パネル30に「登録に失敗しました」とポップアップ表示を数秒表示する(S207)。
S206またはS207におけるポップアップ表示の後、制御装置50は、表示パネル30の表示を、「お気に入り登録」ボタンが押される前の表示(図4A,Bの左側の表示)に戻す(S208)。
次に、お気に入り呼び出し処理について説明する。お気に入り呼び出し処理は、お気に入りメニュー200から所望のお気に入り項目を選択して、その選択されたお気に入り項目に対応するツリー構造メニュー100中の項目へジャンプするための制御処理である。図6は、お気に入りの呼び出し操作を示す説明図である。また、図7は、お気に入り呼び出し処理のフローチャートである。
図6および図7に示すように、表示パネル30に通常画面300が表示されているとき(S301)(図6の左端の表示)、「お気に入り呼び出し」ボタンが押された場合には(S302/YES)、制御装置50にお気に入りメニュー200の表示要求が送信される。制御装置50は、このお気に入りメニューの表示要求を受けて、表示パネル30にお気に入りメニュー200を表示する(図6の上段中央の表示)。
表示されたお気に入りメニュー200には、現在登録されているお気に入り項目が表示されている。そして、お気に入りメニュー200上で、利用者は、「上下スクロールボタン」の操作で、任意のお気に入り項目を選ぶ(S303)(図6の中段又は下段の中央の表示)。
次に、この登録項目の選択の後、利用者により入力装置40内の「呼び出し決定」ボタンが押されると(S304/YES)、制御装置50は、上記選択されたお気に入り項目が呼び出し可能か否かのチェックを行う(S305)。
S305のチェックにより、呼び出し可能であった場合には(S305/YES)、制御装置50は、表示パネル30の画面表示を、上記選択されたお気に入り項目に対応するツリー構造メニュー100中の項目が選択されている「パネル設定モード」の状態にジャンプする(S306)。すなわち、表示パネル30には、ツリー構造メニュー100中の上記選択されたお気に入り項目に対応する項目が選択された状態で表示される(図6の上段又は中断の右端の表示)。これは、制御が、図3のルーチンにおける、S103〜S105のループまたはS108〜S110のループにて上記対応する項目が選択された状態にジャンプすることを意味する。従って、このとき、ツリー構造メニュー100中の上記対応する項目は、選択されるだけであってまだ実行されず、その後に、図3のS106またはS111で実行要求が入って(決定ボタンが押されて)初めて、その選択項目が実行されることになる。
再び図7を参照して、S305のチェックにより、呼び出し不能であった場合には(S305/NO)、制御装置50は、表示パネル30に「呼び出しに失敗しました」とポップアップ表示を数秒間行う(S307)(図6の下段の右端の表示)。そして、このS307におけるポップアップ表示の後、通常画面表示へと戻る(図6の左端の表示)。
ところで、上述したように、S306において「パネル設定モード」にジャンプしたとき、表示されたツリー構造メニュー100の上記対応する項目は選択されているだけでまだ実行されてない。そこで、利用者は、表示されたツリー構造メニュー100上で、その選択項目が所望の項目かどうかを確認することができる。その結果、その選択項目が所望の項目であれば、利用者は、「決定」ボタンを押すことで、既に説明した図3のS106またはS111で、その選択項目が実行される。他方、その選択項目が所望の項目でなければ、利用者は、図3で既に説明したようにボタン操作を行うことで、表示されたツリー構造メニュー100上で、所望の項目へ行って、これを選択し実行することができる。
これにより、利用者は、お気に入りメニュー200上で所望しないお気に入り項目を選択した場合、その選択したお気に入り項目を実行することなしに、ツリー構造メニュー100上の対応する項目から所望の項目へ行って、その所望項目を実行することができる。
なお、図7に示された制御処理では、お気に入りメニュー200上の全ての項目について、それが選択されても、その後に実行要求が入力されない限り(決定ボタンが押されない限り)、その選択項目は実行されない。しかし、必ずしもそうする必要はない。変形例として、お気に入りメニュー200上の上記非可逆項目または上記消費型項目についてのみ、実行要求が入力されない限り実行されないという制御を適用し、上記可逆項目または上記非消費型項目については、その制御を適用せずに、それがお気に入りメニュー200上で選択されると、自動的に実行されるようにしてもよい。
以上、本発明の好適な実施形態を説明したが、上記の実施形態は本発明の説明のための例示であり、本発明の範囲を上記の実施形態にのみ限定する趣旨ではない。本発明は、その要旨を逸脱しない範囲で、上記の実施形態とは異なる様々な態様でも実施することができる。
例えば、本実施形態では、電子機器として印刷装置を例示したが、複写機やファクシミリ送受信装置、電子レンジなどの表示パネルを有する各種の電子機器に本発明が広く適用しうる。
図1は本発明に従う電子機器の一実施形態にかかる印刷装置の構成を示すブロック図である。 図2はツリー構造メニューの一部を例示する説明図である。 図3はツリー構造メニュー処理のフローチャートである。 図4Aはお気に入りメニューへの大分類項目の登録操作を示す説明図、図4Bはお気に入りメニューへの小分類項目の登録操作を示す説明図である。 図5はお気に入り登録処理のフローチャートである。 図6はお気に入りの呼び出し操作を示す説明図である。 図7はお気に入り呼び出し処理のフローチャートである。
符号の説明
20…印刷装置(電子機器)、30…表示パネル、40…入力装置、50…制御装置、60…記憶装置、70…印刷出力装置、100…ツリー構造メニュー、200…お気に入りメニュー。

Claims (4)

  1. メニューを表示するための表示パネルを備えた電子機器において、
    選択可能な複数の項目と前記複数の項目をツリー状に関連づけたツリー構造リンクとをもつツリー構造メニューと、
    前記複数の項目中から利用者により指定された1以上のお気に入り項目が登録されたお気に入りメニューと、
    前記ツリー構造メニュー中で現在選択されている選択項目を前記表示パネルに表示する手段と、
    前記お気に入りメニューを前記表示パネルに表示する手段と、
    利用者から変更要求を受けて、前記表示パネルに表示されている前記選択項目を前記ツリー構造リンクに沿って変更するメニュー変更手段と、
    利用者からの実行要求を受けて、前記表示パネルに表示されている前記選択項目を実行するメニュー項目実行手段と、
    利用者からお気に入り選択要求を受けて、前記表示パネルに表示される前記お気に入りメニュー中から1つのお気に入り項目を選択するメニュー項目選択手段と、
    を備え、
    前記メニュー項目選択手段が、前記お気に入り選択要求に応答して、前記お気に入りメニュー中から選択されたお気に入り項目に対応する前記ツリー構造メニュー中の項目へ、前記表示パネルに表示されている前記選択項目を変更し、その後に、前記変更要求を受けると、前記選択項目を前記ツリー構造リンクに沿って変更し、
    前記複数の項目には、その項目が実行されてもその実行結果を元へ戻せる可逆型項目と、その項目が実行されるとその実行結果を元へ戻せない非可逆型項目とが含まれており、
    前記メニュー項目選択手段により前記非可逆型項目が選択された場合、前記メニュー項目選択手段が前記お気に入り選択要求に応答して前記選択項目を前記選択された非可逆型項目へ変更した後、前記実行要求を受けない限り、前記メニュー項目実行手段が前記選択された非可逆型項目を実行せず、
    前記メニュー項目選択手段により前記可逆型項目が選択された場合、前記メニュー項目実行手段が前記選択された可逆型項目を実行する電子機器。
  2. 請求項1記載の電子機器において、
    前記複数の項目には、前記電子機器に属性値を設定するための項目と、前記電子機器のメンテナンスのための動作を実行するための項目とが含まれている電子機器。
  3. メニューの制御方法をコンピュータに実行させるための、コンピュータ読み取り可能なコンピュータプログラムにおいて、
    前記メニュー制御方法は、
    複数の項目と前記複数の項目を相互に関連づけたツリー構造リンクをもつツリー構造メニューで現在選択されている選択項目を表示パネルに表示するステップと、
    前記複数の項目中から利用者に指定された1以上のお気に入り項目をお気に入りメニューに登録するステップと、
    前記お気に入りメニューを前記表示パネルに表示するステップと、
    利用者から変更要求を受けて、前記表示パネルに表示されている前記選択項目を前記ツリー構造リンクに沿って変更するメニュー項目変更ステップと、
    利用者からの実行要求を受けて、前記表示パネルに表示されている前記選択項目を実行するメニュー項目実行ステップと、
    利用者からお気に入り選択要求を受けて、前記表示パネルに表示される前記お気に入りメニュー中から1つのお気に入り項目を選択するメニュー項目選択ステップと、
    を備え、
    前記メニュー項目選択ステップは、前記お気に入り項目選択ステップに応答して、前記選択されたお気に入り項目に対応する前記ツリー構造メニュー中の項目へ、前記表示パネルに表示されている前記選択項目を変更し、その後に、前記変更要求を受けると、前記選択項目を前記ツリー構造リンクに沿って変更し、
    前記複数の項目には、その項目が実行されてもその実行結果を元へ戻せる可逆型項目と、その項目が実行されるとその実行結果を元へ戻せない非可逆型項目とが含まれており、
    前記メニュー項目選択ステップにより前記非可逆型項目が選択された場合、前記メニュー項目選択ステップが前記お気に入り選択要求に応答して前記選択項目を前記選択された非可逆型項目へ変更した後、前記実行要求を受けない限り、前記メニュー項目実行ステップが前記選択された非可逆型項目を実行せず、
    前記メニュー項目選択ステップにより前記可逆型項目が選択された場合、前記メニュー項目実行ステップが前記選択された可逆型項目を実行するコンピュータプログラム。
  4. 電子機器のためのメニューの制御方法において、
    複数の項目と前記複数の項目を相互に関連づけたツリー構造リンクをもつツリー構造メニュー中で現在選択されている選択項目を表示パネルに表示するステップと、
    前記複数の項目中から利用者に指定された1以上のお気に入り項目をお気に入りメニューに登録するステップと、
    前記お気に入りメニューを前記表示パネルに表示するステップと、
    利用者から変更要求を受けて、前記表示パネルに表示されている前記選択項目を前記ツリー構造リンクに沿って変更するメニュー項目変更ステップと、
    利用者からの実行要求を受けて、前記表示パネルに表示されている前記選択項目を実行するメニュー項目実行ステップと、
    利用者からお気に入り選択要求を受けて、前記表示パネルに表示される前記お気に入りメニュー中から1つのお気に入り項目を選択するメニュー項目選択ステップと、
    を備え、
    前記メニュー項目選択ステップは、前記お気に入り項目選択ステップに応答して、前記選択されたお気に入り項目に対応する前記ツリー構造メニュー中の項目へ、前記表示パネルに表示されている前記選択項目を変更し、その後に、前記変更要求を受けると、前記選択項目を前記ツリー構造リンクに沿って変更し、
    前記複数の項目には、その項目が実行されてもその実行結果を元へ戻せる可逆型項目と、その項目が実行されるとその実行結果を元へ戻せない非可逆型項目とが含まれており、
    前記メニュー項目選択ステップにより前記非可逆型項目が選択された場合、前記メニュー項目選択ステップが前記お気に入り選択要求に応答して前記選択項目を前記選択された非可逆型項目へ変更した後、前記実行要求を受けない限り、前記メニュー項目実行ステップが前記選択された非可逆型項目を実行せず、
    前記メニュー項目選択ステップにより前記可逆型項目が選択された場合、前記メニュー項目実行ステップが前記選択された可逆型項目を実行する制御方法
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