JP2005102249A - 画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 ジョブメモリの登録及び登録されたメモリジョブを利用した画像形成作業が容易な画像形成装置を実現する。
【解決手段】 ジョブメモリの登録操作において、単純で短い設定工程により、必要な登録を行うことが可能になるとともに、登録ジョブを用いてジョブを実行する場合にも、登録ジョブの選択を迅速に行うことができるとともに、確認画面を開く等の煩雑な操作を経ないでジョブを確実に実行することが可能になる。
【選択図】 図14
【解決手段】 ジョブメモリの登録操作において、単純で短い設定工程により、必要な登録を行うことが可能になるとともに、登録ジョブを用いてジョブを実行する場合にも、登録ジョブの選択を迅速に行うことができるとともに、確認画面を開く等の煩雑な操作を経ないでジョブを確実に実行することが可能になる。
【選択図】 図14
Description
本発明は画像形成装置に関し、特に、画像形成装置の操作部及び操作・表示部の改良に関する。
複写機、プリンタ、ファクシミリ等の画像形成装置の操作・表示部は、一般に、液晶表示部材を備えたタッチパネルからなる操作・表示部とテンキー、コピー開始釦等のハードキーを有する操作部とから構成される。
多機能化されたデジタル画像形成装置では、液晶構成の表示部を兼ねたタッチパネルを用いることにより対話形式の操作が可能となって多機能を十分に駆使することができるようになっている。
(1)画像形成条件の基本的な項目に関しては、例えば、記録紙サイズ/A4、倍率/等倍、コピー濃度/自動、片面・両面選択/片面−片面、出力/ソートのように、初期条件が設定され、設定の変更操作が行われない場合には、前記のような初期条件で画像形成が行われる。また、画像形成装置によっては、初期条件を変更設定することが出来るように構成されており、初期条件をオペレータにとって使用頻度の多いものに設定することができる。しかしながら、このように初期条件を変更可能にした画像形成装置においても、設定した初期条件は、変更がない限り設定した条件に維持される。
このために使用頻度の多い条件であっても、初期条件として設定しない限り画像形成の作業を開始する度に変更の設定操作をする必要があって不便であるという問題がある。ジョブメモリ機能を用いて使用頻度の多い画像形成条件を登録する方法もあるが、この様な使い方においても、ジョブメモリから登録ジョブを呼び出す前操作が必要であり、前記の不便さは解消されておらず誤操作や条件設定のし忘れ等が起こりやすい。
(2)画像の操作・表示部には前記したように液晶で構成されたタッチパネルが多く用いられており、タッチパネルを通した操作と液晶画面を用いた表示とにより、オペレータと画像形成装置との間の対話を通して複雑な操作も円滑に実行されるように構成されている。
しかるに、画面構成が複雑化するに従って操作のしやすさが失われることが多くなり、多機能化に反比例して操作性が低下するという問題がある。
(3)多くの多機能化された画像形成装置では、多種類に亘る項目に関して、誤設定が起こらないようにするために、確認画面が設けられている。かかる確認画面は、ジョブメモリを用いたジョブの登録において多くの場合に利用されるが、その他の場合にも、必要に応じてチェック釦の操作により呼び出すことができる。
確認画面には、数項目乃至十数項目の画像形成条件の一覧が表示される。従来の確認画面では、表示項目が全て同一の表示態様で表示されていたために、確認手段として必ずしも適切でないという問題があった。このために、確認における見落としや誤設定が少なくなかった。
(4)使用頻度の多い画像形成条件に関して、ジョブメモリに予め登録しておき、複数の画像形成条件の一つ一つについて設定することなく、画像形成を行うことを可能にしたジョブメモリが多くの画像形成装置に装備されている。
このようなジョブメモリを用いて画像形成を行う場合には、登録されているジョブの一覧を表示する画面がタッチパネルに表示される。オペレータは、所望のジョブを選択しOK釦を押すだけで複数の画像形成条件を一括設定することができる。
また、ジョブメモリにジョブを登録する場合にも、登録ジョブの一覧を示す画面を表示させることが行われる。
このような登録した画像形成条件の一覧を表示する画面は、書込/読出画面と呼ばれ、ジョブ名を表す文字で表示している。
このような文字による表示は、単にジョブ名やジョブ設定者の名前を表示するのみであるために設定した画像形成条件を把握することができないという不便さがある。このために登録したメモリジョブの実行に際しては、確認画面を呼び出して確認する必要がある、ジョブを登録するに際しては、登録済みのジョブを二重登録する可能性がある等の不都合を生ずる。
本発明の目的は、ジョブメモリを用いた画像形成作業における前記の問題を解決し、ジョブメモリの登録及び登録されたメモリジョブを利用した画像形成作業が容易な画像形成装置を実現することを目的とする。
前記した本発明の目的は下記の発明により達成される。
1.ジョブメモリを有する画像形成装置において、前記ジョブメモリにジョブを登録する登録手段及び、登録されたジョブを表示部にアイコン表示する表示手段を有することを特徴とする画像形成装置。
2.前記登録手段によりジョブが登録された場合に、前記表示手段は、表示指令に従って登録されたジョブのアイコンを自動的に表示することを特徴とする前記1に記載の画像形成装置。
3.前記表示手段は、登録されたジョブをアイコン表示するか否かを選択するアイコン選択画面を表示することを特徴とする前記1に記載の画像形成装置。
ジョブメモリの登録操作において、単純で短い設定工程により、必要な登録を行うことが可能になるとともに、登録ジョブを用いてジョブを実行する場合にも、登録ジョブの選択を迅速に行うことができるとともに、確認画面を開く等の煩雑な操作を経ないでジョブを確実に実行することが可能になる。
(1)操作・表示部パネル
図1は参考例に係る画像形成装置の操作・表示パネルを示す。
図1は参考例に係る画像形成装置の操作・表示パネルを示す。
操作・表示パネルは、コピー開始を指示する操作釦であるスタート釦A−1、ストップ・クリア釦A−2、割り込み釦A−3、パワーセーブ釦A−4、テンキーA−5、オートリセット釦A−6、ジョブメモリ釦A−7、応用機能釦A−8、モード切換釦A−9、ヘルプ釦A−10、チェック釦A−11及び出力設定釦A−12等が設けられた操作部Aと、液晶を表示部材とし、タッチパネルで構成された操作・表示部Bと、で構成される。
図2は参考例に係る画像形成装置の操作・表示部Bに表示される操作表示画面の一つである基本画面100を示す。
B−1は装置の状態表示や各種の注意、警告を含む装置からのメッセージを表示するメッセージ表示部、B−2は枚数表示部、B−3は予約ジョブリスト表示部である。
B−4は応用機能設定領域であり、原稿設定釦B−4a、各種の応用機能画面を呼び出す応用機能釦B−4b、設定して用紙の向きに画像の向きを合わせる自動画像回転機能の解除を行う自動画像回転解除釦B−4c及び原稿割り込みの設定を行う原稿割り込み釦B−4dが応用機能設定領域B−4に設けられる。
B−5はサイズ選択領域であり、トレイ1〜3、手差しトレイ及び大容量トレイ(LCT)に対応する釦B−5a〜B−5fが設けられ、各釦には、収納された記録紙のサイズが表示される。サイズの表示は、給紙部に装填された記録紙のサイズ検知信号に基づいて変更される。
B−6は倍率設定領域であり、倍率表示部B−6a、自動倍率設定釦B−6b、ズーム釦B−6c、固定倍率釦B−6d、等倍釦B−6eを有する。
B−7は濃度設定領域であり、「明」指示釦B−7a、普通指示釦B−7b、「暗」指示釦B−7c及び自動釦B−7dを有する。
B−8は片面・両面設定領域であり、両面→両面釦B−8a、両面→片面釦B−8b、片面→両面釦B−8c及び片面→片面釦B−8dを有する。
B−9は出力設定領域であり、ステープル表示部B−9a、ステープル釦B−9b及びB−ソート釦9cを有する。
以上説明した基本画面100では、例えば図において斜線で示すように、サイズ選択領域B−5における自動釦B−5f、倍率設定領域B−6における等倍釦B−6e、濃度設定領域B−7における自動釦B−7d、片面・両面設定領域B−8における片面→片面釦B−8d及び出力設定領域B−9におけるソート釦B−9cのようにオペレータの設定操作を待たずに自動的に初期設定され、表示色が反転している。
従って、オペレータがなんらの操作も行うことなくスタート釦A−1を操作したときには、図示の条件で画像形成が行われる。
図3は操作・表示に関連した制御系のブロック図である。10はCPU10A及びメモリ10Bを有するシステム制御部、11は記録紙に画像を形成する画像形成部、12はCPU12A及びメモリ12Bを有し、操作・表示部Bを制御する操作・表示制御部、13は操作部、14はカラー液晶構成の表示部である。
操作部13は図1に示すスタート釦A−1、テンキーA−5等のハードキーと、表示部14に表示される、例えば図2の基本画面100に設けられた各種の釦からなるソフトキーを有する。
システム制御部10は、画像形成部11を制御して画像形成を行うとともに、画像形成部11からの情報及び操作部13における設定情報に基づいて、表示部14を制御する制御信号を生成する。操作・表示制御部12は制御部11からの制御信号に基づいて、表示パターンの形成等を行うインターフェースである。
以上説明した操作・表示パネル及び制御系は以下に説明する参考例1〜4に共通の装置構成である。
(2)参考例1
画像形成装置は、一般に初期状態を有している。
画像形成装置は、一般に初期状態を有している。
初期状態は、オペレータによる設定操作が行われないときに設定されている各種の画像形成条件であり、装置の電源が投入されて装置が立ち上がり、ウォーミングアップの後に設定される状態である。このような初期状態は装置の設置時に設定されるか又はオペレータが行う初期状態の設定操作により設定される。
初期状態は、基本画面100に表示され、例えば、図2に示すように、サイズ選択に関して「自動」、倍率に関して「等倍」、画像濃度設定に関して「自動」、片面・両面モードに関して「片面→片面」、出力モードに関して「ソート」がそれぞれ初期状態として設定され、その表示が図2のように反転表示となっている。
システム制御部10は、初期状態の設定を行い、また、各画像形成ジョブの実行において、画像形成条件の変更操作が、操作部A及び操作・表示部Bにおいて行われた場合には、設定に対応した画像形成条件の変更設定を行う。そして、画像形成ジョブの終了時に、初期状態へ復帰させる制御を行う。
システム制御部10は図4に示すように画像形成装置全体の制御を行う制御手段10C及び各ジョブ毎に画像形成条件の使用度数を計数する計数手段10Dを有する。
計数手段10Dは、例えば、スタート釦A−1(図1に示す)が1回操作される毎に1を計数する。このような計数については、画像形成装置全体としての計数、即ち、画像形成装置が何回のジョブを実行したかの情報となる計数と、各画像形成条件が何回用いられたかを示す情報、即ち例えば、記録紙サイズに関してはサイズ毎に何回のジョブが実行されたかを示す情報となる計数を計数手段10Dが行う。
本参考例では、初期状態を装置の使用状況に応じて変更することを要旨とする。本参考例によれば、基本画面100の表示が前記した初期状態の変更に応じて変更される。
図5は初期状態の変更のためのデータを作成する工程を示す。スタート釦A−1の操作や外部からの印刷命令により図5のルーチンが開始される。
S1において、基本画面100の表示項目に関する画像形成条件Xiに関して、即ち、記録紙サイズ、倍率、画像濃度、片面・両面についてのモード、出力モードに関して、使用回数1が計数手段10Dにより加算される。画像形成条件Xiの使用回数をn(Xi)で表す。例えば、A4の記録紙サイズで1回の画像形成が行われた場合には、1(A4)と表され、A4使用の画像形成回数が8回であれば、8(A4)と表す。S2において加算累積した画像形成条件Xiの使用回数(n+1)(Xi)を不揮発メモリであるメモリ10Bに記憶する。
計数手段10Dにより計数された画像形成回数mが所定回数M(例えば100回)に達したときに(S4のyes)、画像形成条件Xiの使用回数n(Xi)を初期値0にリセットする。このようにして、所定回数Mのジョブ実行中における画像形成条件の使用回数n(Xi)のデータが作成される。データは、画像形成条件X1〜Xiについて用意される。
図6は初期状態を構成する画像形成条件を設定する設定ルーチンを示す。設定された画像形成条件は基本画面100に表示される。
S10において画像形成条件Xiの使用回数nは閾値Nと比較される。使用回数nが閾値N以上のときに、初期設定をXiに設定する。例えば、記録紙サイズに関してA4の使用回数が閾値である50回以上である場合には、図1における基本画面中のA4釦5bの表示が反転表示となり、A4サイズが初期設定条件となる。従って、サイズ変更の設定操作をしないで画像形成を行った場合には、A4サイズの記録紙に画像形成が行われる。オペレータが例えば、B5サイズに設定を変更した場合には、B−5cの表示が反転し、B5使用の条件に変更される。濃度、倍率等についても同様な初期状態の設定が行われる。
図5の変更用データを作成する工程を、各オペレータ又はクライアント毎に行うようにすることも可能である。複写機の場合のキーカウンタやネットワークプリンタにおけるクライアント毎に図5に示すデータ作成が行われる結果、初期状態及び該初期状態に対する基本画面が各オペレータ又はクライアント毎にカスタマイズされたものに設定される。
また、複写機能とプリンタ機能を有する複合機においては、図5のデータ作成工程を複写機能の実行の場合とプリンタ機能の実行の場合とに分けて行うようにすることもできる。このようにすれば、複写作業における初期状態とプリント作業における初期状態とが、それぞれ別個に設定される。
更に、図5における初期設定において、使用回数n(Xi)を閾値と比較するのでなく、所定の画像形成回数M中における各設定項目、即ち、サイズ、倍率、濃度、片面・両面モード及び出力モードに関して最多使用回数を求め、最多回数使用された条件に設定するように構成することも可能である。
更に、図5における初期設定において、使用回数n(Xi)を閾値と比較するのでなく、所定の画像形成回数M中における各設定項目、即ち、サイズ、倍率、濃度、片面・両面モード及び出力モードに関して最多使用回数を求め、最多回数使用された条件に設定するように構成することも可能である。
(3)参考例2
図7は本発明の参考例2に係る画像形成装置の基本画面100を示す。図1と同一の表示要素には同一の符号を付しその説明を省略する。
第1表示手段としてのメッセージ表示部B−1はカラー表示であり、図示のように「トレイ2にペーパーをセットしてください」というメッセージが太字斜体で表している青色で表示される。そして、第2表示手段としての応用機能設定領域B−4、サイズ選択領域B−5、倍率設定領域C−6、濃度設定領域B−7、片面・両面設定領域B−8及び出力設定領域B−9においては、メッセージ表示の色と同色の青色で、メッセージの対象であるトレイ2が表示され、前記第2表示手段のトレイ2以外の部分は白色で表示される。
図7は本発明の参考例2に係る画像形成装置の基本画面100を示す。図1と同一の表示要素には同一の符号を付しその説明を省略する。
第1表示手段としてのメッセージ表示部B−1はカラー表示であり、図示のように「トレイ2にペーパーをセットしてください」というメッセージが太字斜体で表している青色で表示される。そして、第2表示手段としての応用機能設定領域B−4、サイズ選択領域B−5、倍率設定領域C−6、濃度設定領域B−7、片面・両面設定領域B−8及び出力設定領域B−9においては、メッセージ表示の色と同色の青色で、メッセージの対象であるトレイ2が表示され、前記第2表示手段のトレイ2以外の部分は白色で表示される。
このように、メッセージと該メッセージの対象である釦の表示を同色とし、他の表示と異なる表示とすることにより、オペレータはメッセージの内容とともに、対応する操作を装置のどの部分に対して行うべきかを直感的に、間違いなく把握し操作を実行するようになる。
図8は、図7に示す表示を実行する表示命令データの構成を示す。命令データは図示のように、図7のメッセージ表示部B−1に表示されるメッセージを示すメッセージデータMDと、メッセージに対応する表示要素を指定する指定データDDと、メッセージ及び表示要素の色を示す色データCDとからなる。
図8の各種データのテーブルはメモリ10Bに格納されている。システム制御部10は画像形成部11や画像形成装置に設けられている各種のセンサからの情報に基づいて、メモリ10Bに格納されているテーブルから図7に示す命令データを選択して、命令データを操作・表示制御部12に伝送し基本画面100に、メッセージ及び対応する表示要素を同色で表示する。
図示の例では、トレイ2に設けられた記録紙センサの紙無し検知信号に基づいて、トレイ2への記録紙の補給メッセージが表示された例である。他の表示の例としては、ジャムが発生した場合に、場所毎に異なる色で発生場所を表示し、ジャム解除を促すメッセージを発生場所に応じた色とする等がある。
表示色については一色でもよいし、複数色を用意してメッセージの種類に応じて表示色を変えてもよい。
表示色については一色でもよいし、複数色を用意してメッセージの種類に応じて表示色を変えてもよい。
(4)参考例3
本参考例は、表示領域を領域毎に異なる色で表示し、メッセージを対応する表示領域の色と同一の色で表示するようにしたものである。図9は本参考例に係る画像形成装置の基本画面100の例を示す。
本参考例は、表示領域を領域毎に異なる色で表示し、メッセージを対応する表示領域の色と同一の色で表示するようにしたものである。図9は本参考例に係る画像形成装置の基本画面100の例を示す。
図の太字斜体で示す第2表示手段としてのサイズ選択領域B−5は青色で表され、第2表示手段としての他の機能表示領域においては、倍率設定領域B−6が赤色で、濃度設定領域B−7が緑色で、片面・両面設定領域B−8が黄色で、出力モード設定領域B−9が白色で、それぞれ表示される。そして、例えば、図示のようにサイズ設定に関するメッセージはサイズ選択領域B−5と同一の色、青色で第1表示手段としてのメッセージ表示部B−1に表示される。例えば、ステープラにステープル針がない場合には、出力モード設定領域B−9の表示色、白色でメッセージ表示部B−1に白色で「ステープル針を補充してください」と言うメッセージが表示される。
このような表示方法によって、オペレータは直感的にメッセージに対応する対策を読み取ることができる。
図10はメモリ10Bに格納されている各機能表示領域の表示データ及びメッセージ表示部B−1への表示命令データの構成を示す。
メモリ10Bには図10(a)に示すように、表示領域指示データADと対応する表示色の色データCDからなるデータが格納されており、システム制御部10は各表示領域を対応色で表示する命令を操作・表示制御部12に伝送して表示領域を所定の色で表示する。システム制御部10は、また、画像形成部11や各種センサや操作部13等からの情報に基づいて、これらの情報に対応するメッセージを選択する。メッセージ表示命令は図10(b)に示すようにメッセージデータMDと色データCDとからなる。図10(a)の色データCDと図10(b)の色データCDとは、機能表示領域の色とメッセージ領域B−1の色とが同一になるように対応づけられており、操作・表示制御部12はシステム制御部10からの図10(b)に示す命令を受け取って図9に示す表示を行う。
(5)参考例4
本参考例は、設定した画像形成条件を確認する確認画面の表示において、変更設定した項目を強調表示するようにしたものである。このような強調表示により、設定の見落としや誤設定をすることがなくなるので、設定操作がしやすくなるとともに、誤操作が防止される。
本参考例は、設定した画像形成条件を確認する確認画面の表示において、変更設定した項目を強調表示するようにしたものである。このような強調表示により、設定の見落としや誤設定をすることがなくなるので、設定操作がしやすくなるとともに、誤操作が防止される。
図11は本参考例に係る画像形成装置の確認画面の一例を示す。確認画面200は主として、チェック釦A−11(図1に示す)を操作することにより又はジョブメモリコピーの設定操作における呼び出し操作により表示される画面であり、設定した画像形成条件を確認するために用いられる。
設定手段としての操作部13から画像形成条件の設定が行われるが、設定操作では、各項目の全てについて設定操作を行うことは少なく、多くの場合に、既存の画面、即ち、初期画面、又は前の画像形成において設定されている画面を利用し、変更項目のみについて設定操作が行われる。
このような設定操作が行われた場合に本参考例においては、図11に示すように変更の設定操作が行われた項目を太字表示として他の表示と区別して表示する。図示の例では、コピーモード30a、倍率30b、特殊原稿30c及び定形/不定形原稿30dについて変更の設定操作が行われた結果、これらの項目が太字表示されている。
図12は、図11に示す表示を行う場合の命令データの構成を示す。図示のように命令は、命令の内容を構成する命令データCMDとフォントデータFDとからなる。
制御手段としてのシステム制御部10は、操作部13からの情報に基づいて、命令データCMDを選択するとともに、命令データCMD及びフォントデータFDを操作・表示部12に伝送して、図11に示すように変更のない項目を標準フォントで、変更が行われた項目を太字フォントでそれぞれ確認画面200に表示させる。
(6)実施の形態1
本実施の形態は、設定された項目を文字でなくアイコンで表示するものである。
本実施の形態は、設定された項目を文字でなくアイコンで表示するものである。
ジョブメモリを用いた画像形成ではジョブメモリとしてのメモリ10B(図3に示す)に画像形成条件を登録し、また、メモリ10Bに登録された画像形成条件を用いて画像形成が行われる。
図13はジョブメモリにおけるメモリジョブの書込/読出画面の従来例300Jを示す。
書込/読出画面300Jは15個の登録釦を有しており、登録済みの釦にはジョブ名が表示される。登録ジョブの表示は図示のように、文字により行われる。
このような文字表示のために、書込・読出画面300Jからはジョブの内容、即ち、メモリジョブにおいて設定した画像形成条件の内容を読み取ることができない。
このためにジョブを確認するためには、例えば、図11の確認画面を呼び出す必要があり操作が煩雑であった。
図14は本実施の形態に係る画像形成装置におけるジョブ選択画面300を示し、ジョブ選択画面300では登録された各ジョブの内容がアイコンで表示される。ジョブ選択画面300にアイコン表示する表示手段は図3における操作・表示制御部12及び表示部14で構成される。
ジョブ選択画面300は図1におけるジョブメモリ釦A−7を操作することにより表示手段を構成する表示部14(図2においては操作・表示部B)に表示される。図示の例では、D−1a〜D−1iの9個のジョブを登録することができる。例えば、D−1bでは、左から順に表示した、鉛筆書き原稿、反転複写、左上隅ステープルの登録画像形成条件が表示される。
登録手段としてのシステム制御部10のジョブメモリとしてのメモリ10B(図3)への書込、即ち、メモリジョブにおける画像形成条件の設定は次の手順で行われる。
1.基本画面100(図2に示す)、基本画面100から呼び出される出力設定画面、原稿設定画面、応用画面及び図1における各種の操作釦を用いて画像形成条件の設定が行われ、設定された画像形成条件は基本画面100に表示される。
2.図1のジョブメモリ釦A−7を操作して、図14に示すジョブ選択300を操作・表示部Bに表示させる。
3.ジョブ選択画面300における9個ある釦D−1a〜D−1iのうちの空き釦を選択してジョブを登録する。
1.基本画面100(図2に示す)、基本画面100から呼び出される出力設定画面、原稿設定画面、応用画面及び図1における各種の操作釦を用いて画像形成条件の設定が行われ、設定された画像形成条件は基本画面100に表示される。
2.図1のジョブメモリ釦A−7を操作して、図14に示すジョブ選択300を操作・表示部Bに表示させる。
3.ジョブ選択画面300における9個ある釦D−1a〜D−1iのうちの空き釦を選択してジョブを登録する。
なお、設定した画像形成条件を確認する場合には、図11に示す確認画面を呼び出して確認が行われる。
4.ジョブ選択画面300におけるOK釦D−3を押すことにより設定した画像形成条件でジョブがメモリ10Bに登録される。登録をし直す場合にはキャンセル釦D−2を操作する。
4.ジョブ選択画面300におけるOK釦D−3を押すことにより設定した画像形成条件でジョブがメモリ10Bに登録される。登録をし直す場合にはキャンセル釦D−2を操作する。
メモリジョブの読出は次の手順で行われる。
1,図1のジョブメモリ釦A−7を操作して、ジョブ選択画面300を操作・表示部Bに表示させる。
2.所望のジョブを指定すると、ジョブチェックキー(図示せず)が操作・表示部Bに表示される。表示されたジョブチェックキーを操作することにより、図11の確認画面が表示される。表示された画像形成条件で画像形成を開始する場合には、終了釦C−1(図11)を操作する。
3.スタート釦A−1(図1)を操作して画像形成を開始する。
1,図1のジョブメモリ釦A−7を操作して、ジョブ選択画面300を操作・表示部Bに表示させる。
2.所望のジョブを指定すると、ジョブチェックキー(図示せず)が操作・表示部Bに表示される。表示されたジョブチェックキーを操作することにより、図11の確認画面が表示される。表示された画像形成条件で画像形成を開始する場合には、終了釦C−1(図11)を操作する。
3.スタート釦A−1(図1)を操作して画像形成を開始する。
図15は操作・表示制御部12のメモリ12Bに格納されている表示命令データを示す。
表示命令データはアドレスデータADD及びアイコンデータACDからなり、操作・表示制御部12はシステム制御部10からの命令を受けてメモリ12Bに格納されているアイコンデータACDをアドレスデータADDを用いてアドレスし、システム制御部10が指定するアイコンをジョブ選択画面300に表示する。
図14のジョブ選択画面の表示内容に関しては、図16に示すアイコン選択画面を用いて選択設定することができる。
アイコン選択画面400は図示のようにアイコン表示部E−1、アイコン表示された機能の内容を説明する説明部E−2、「表示する」「表示しない」の指示をする指示部E−3で構成される。
各アイコンについて図示のように「表示する」「表示しない」を指示をして表示を反転させ、OK釦E−5を操作することにより、アイコン表示が登録されて、図14のジョブ選択画面300においてジョブの内容がアイコン表示される。
図16のアイコン選択画面は、前記メモリジョブの登録手順中のステップ4において選択し開くことができる。
即ち、前記登録手順中のステップ4において、空き釦D−1を操作すると、図16のアイコン選択画面400に切り替わる。アイコン選択画面400を用いた前記操作によりアイコンの設定をし、OK釦E−5を操作することによりアイコン登録が行われ、図14のジョブ選択画面に切り替わる。
アイコンの設定毎に登録を取り消す場合には、キャンセル釦E−4を操作する。
10 システム制御部
10A、12A CPU
10B、12B メモリ
10C 制御手段
10D 計数手段
11 画像形成部
12、B 操作・表示部
13、A 操作部
14 表示部
100 基本画面
200 確認画面
300 ジョブ選択画面
400 アイコン選択画面
A−1 スタート釦
A−7 ジョブメモリ釦
A−11 チェック釦
10A、12A CPU
10B、12B メモリ
10C 制御手段
10D 計数手段
11 画像形成部
12、B 操作・表示部
13、A 操作部
14 表示部
100 基本画面
200 確認画面
300 ジョブ選択画面
400 アイコン選択画面
A−1 スタート釦
A−7 ジョブメモリ釦
A−11 チェック釦
Claims (3)
- ジョブメモリを有する画像形成装置において、前記ジョブメモリにジョブを登録する登録手段及び、登録されたジョブを表示部にアイコン表示する表示手段を有することを特徴とする画像形成装置。
- 前記登録手段によりジョブが登録された場合に、前記表示手段は、表示指令に従って登録されたジョブのアイコンを自動的に表示することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
- 前記表示手段は、登録されたジョブをアイコン表示するか否かを選択するアイコン選択画面を表示することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004301229A JP2005102249A (ja) | 2004-10-15 | 2004-10-15 | 画像形成装置 |
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---|---|---|---|
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