JP2017052190A - 印刷装置、制御方法、及び制御プログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】ショートカットキーと関連付けられた印刷情報をユーザが把握することを可能にする印刷装置、制御方法、及び制御プログラムを提供する。【解決手段】印刷装置はディスプレイを備える。印刷装置のCPUは、第二リストをディスプレイに表示させる(S75)。第二リストは、印刷媒体に印刷可能な印刷情報に関連付けられたショートカットキーを含む画像である。CPUは、第二リストに含まれるショートカットキーのうち一つのショートカットキーの選択を受け付ける(S77)。ショートカットキーが選択されると、CPUは、プレビュー画像をディスプレイに表示させる(S79)。プレビュー画像は、ショートカットキーと関連付けられた印刷情報の少なくとも一部を示す。【選択図】図7
Description
本発明は、表示部を備える印刷装置並びに制御方法及び制御プログラムに関する。
表示部を備える印刷装置が知られている。例えば、特許文献1に開示の画像処理装置は、画像データに基づいて用紙に印刷を行う。画像処理装置は表示部を備える。画像処理装置は、機能設定画面に遷移するショートカットキーを、プルダウンメニュー方式で表示部に表示する。
印刷装置の表示部の大きさは限られている。上記画像処理装置において、ショートカットキーと関連付けられた印刷情報を示すプレビュー画像は、表示部に表示されない。従って、ユーザは、ショートカットキーと関連付けられた印刷情報を把握することができない。
本発明の目的は、ショートカットキーと関連付けられた印刷情報をユーザが把握することを可能にする印刷装置、制御方法、及び制御プログラムを提供することである。
本発明の第一態様に係る印刷装置は、画像を表示することが可能な表示部と、印刷媒体に印刷可能な情報を含む印刷情報と関連付けられたショートカットキーを含む選択画像を前記表示部に表示させる第一表示制御手段と、前記表示部に表示された前記選択画像に含まれる前記ショートカットキーのうち一つのショートカットキーの選択を受け付ける受付手段と、選択された前記ショートカットキーに関連付けられた印刷情報である選択情報に基づき、前記選択情報の少なくとも一部を示すプレビュー画像を前記表示部に表示させる第二表示制御手段とを備える。
第一態様によれば、ユーザは、選択画像に含まれるショートカットキーから、ユーザの所望するショートカットキーを選択できる。印刷装置は、選択情報の少なくとも一部を示すプレビュー画像を表示部に表示させることができる。ユーザは、プレビュー画像を見ることにより、ショートカットキーと関連付けられた印刷情報を把握できる。
本発明の第二態様に係る制御方法は、画像を表示することが可能な表示部を備えた印刷装置の制御方法であって、印刷媒体に印刷可能な情報を含む印刷情報と関連付けられたショートカットキーを含む選択画像を前記表示部に表示させる第一表示制御ステップと、前記表示部に表示された前記選択画像に含まれる前記ショートカットキーのうち一つのショートカットキーの選択を受け付ける受付ステップと、選択された前記ショートカットキーに関連付けられた印刷情報である選択情報に基づき、前記選択情報の少なくとも一部を示すプレビュー画像を前記表示部に表示させる第二表示制御ステップとを備える。第二態様によれば、第一態様と同様の効果を奏することができる。
本発明の第三態様に係る制御プログラムは、画像を表示することが可能な表示部を備えた印刷装置のコンピュータに、印刷媒体に印刷可能な情報を含む印刷情報と関連付けられたショートカットキーを含む選択画像を前記表示部に表示させる第一表示制御ステップと、前記表示部に表示された前記選択画像に含まれる前記ショートカットキーのうち一つのショートカットキーの選択を受け付ける受付ステップと、選択された前記ショートカットキーに関連付けられた印刷情報である選択情報に基づき、前記選択情報の少なくとも一部を示すプレビュー画像を前記表示部に表示させる第二表示制御ステップとを実行させる。第三態様によれば、第一態様及び第二態様と同様の効果を奏することができる。
本発明を具体化した実施の形態について、図面を参照して説明する。なお、参照する図面は、本発明が採用し得る技術的特徴を説明するために用いられるものであり、記載されている装置の構成などは、それのみに限定する趣旨ではなく、単なる説明例である。
図1及び図2を参照して、印刷装置1の概略構成について説明する。以下の説明では、図1及び図2の右上側、左下側、右下側、左上側、上側、下側を、それぞれ、印刷装置1の後側、前側、右側、左側、上側、下側とする。
図1に示すように、印刷装置1の上面には、キャラクタ(文字、記号、数字など)を入力するためのキーボード3が設けられている。キーボード3の後側(紙面右上側)には、電源スイッチ、方向キー、用途キー等の機能キー群4が設けられている。用途キーは、ショートカット機能キー、印刷キー、確定キー、キャンセルキーなどを含む。以下の説明では、キーボード3と機能キー群4とを総称する場合、操作部2という。機能キー群4の後側には、ディスプレイ5が設けられている。印刷装置1の上面の後部には、開閉可能なカバー6が設けられている。印刷装置1の左後角には、後述するカット機構(図示略)によって切断された印刷済の印刷媒体を受けるトレイ7が設けられている。
図2に示すように、ディスプレイ5の後側には、テープカセット30が着脱されるカセット装着部8が形成されている。本実施形態のテープカセット30は、略直方体状(箱型)の筐体であるカセットケースの内部に、テープ状の印刷媒体や、印刷に使用されるインクリボンなどが収容されている。印刷装置1では、カセット装着部8に装着されたテープカセット30を用いて、印刷媒体に印刷情報が印刷される。
カセット装着部8には、駆動軸11、巻取軸9、サーマルヘッド10(図3参照)、検出部12(図3参照)などが設けられている。駆動軸11は、印刷媒体を搬送するために用いられる。巻取軸9は、使用済みのインクリボンを巻き取るために用いられる。サーマルヘッド10は、印刷媒体に印刷を行う。本実施形態では、サーマルヘッド10が、搬送される印刷媒体に未使用のインクリボンを用いて印刷を行う。印刷媒体の搬送方向におけるサーマルヘッド10の下流側には、カット機構(図示略)が設けられている。カット機構は、印刷済みの印刷媒体を切断する。
検出部12は、複数(例えば、5つ)の検出スイッチを含む。各検出スイッチのスイッチ端子は、押圧されていない時は、図示しないバネ部材によって伸出した状態となる。この場合、検出スイッチはオフ状態である。一方、スイッチ端子が押圧されると、検出スイッチはオン状態となる。印刷装置1では、複数の検出スイッチのオン・オフの組合せに基づき、カセット装着部8に装着されたテープカセット30の種類の検出が行われる。
検出スイッチのオン・オフの組合せに基づくテープカセット30の種類の特定方法として、いかなる周知の方法が採用されてもよい。例えば、テープカセット30の種類は、フラッシュメモリ410(図3参照)に記憶されたテープ種類テーブル(図示略)を参照して特定できる。テープ種類テーブルには、検出スイッチのオン・オフの組合せと、対応するテープカセット30の種類を示す情報が定義されていればよい。本実施形態では、テープカセット30の種類を示す情報は、印刷媒体の情報を含む。詳細には、印刷媒体の情報は、印刷媒体が延びる方向と略直交する方向における、印刷媒体の幅を含む。例えば、印刷媒体が延びる方向は、印刷媒体の搬送方向である。テープカセット30の種類を示す情報は、ラミネートタイプ、レセプタタイプ、チューブタイプ等、印刷媒体の種類を示す情報を含んでもよい。
図3を参照して、印刷装置1の電気的構成について説明する。図3に示すように、印刷装置1は、制御基板上に形成される制御回路部400を備える。制御回路部400は、CPU401、ROM402、RAM404、フラッシュメモリ410、入出力インターフェース411などを備え、これらがデータバスを介して接続されている。
ROM402には、CPU401が印刷装置1を制御するために実行する各種プログラムが記憶されている。RAM404は、一時的なデータを記憶する。RAM404には、印刷バッファ等、複数の記憶領域が設けられている。印刷バッファには、印刷対象の印刷用ドットパターンデータが格納される。他の記憶領域には、各種演算データ等が記憶される。
印刷装置1の電源がオンされると、CPU401は、初期化処理を行う。その後、CPU401は、検出部12から出力される信号が示す検出スイッチのオン・オフの組合せに基づき、装着されているテープカセット30の種類を特定する。電源がオンされている状態で、テープカセット30がカセット装着部8に装着されると、CPU401は、検出部12から出力される信号が示す検出スイッチのオン・オフの組合せに基づき、装着されているテープカセット30の種類を特定する。CPU401は、特定したテープカセット30の種類の情報をRAM404に記憶する。
フラッシュメモリ410には、テープ種類テーブルを含む各種テーブル、印刷情報、ショートカットキーの情報等が記憶されている。印刷情報は、キャラクタ、外字、データベース、転送テンプレート、編集ファイルの何れかを示す。キャタクタの印刷情報は、キャラクタを示すキャラクタデータを含む。外字の印刷情報は、外字を示すキャラクタデータを含む。データベース、転送テンプレート、及び編集ファイルについては後述する。
入出力インターフェース411には、検出部12、操作部2、液晶駆動回路(LCDC)405、駆動回路406、407、408などが接続されている。LCDC405は、ディスプレイ5に表示データを出力するためのビデオRAM(図示略)を有する。駆動回路406は、サーマルヘッド10を駆動するための電子回路である。駆動回路407は、巻取軸9及び駆動軸11を回転させるテープ送りモータ24を駆動するための電子回路である。駆動回路408は、カット機構(図示略)を動作させるカッターモータ25を駆動するための電子回路である。
図4〜図6を参照して、本実施形態に係るショートカット登録処理を説明する。図6の右側、左側、上側、下側を、それぞれ、画面101、102、103の右側、左側、上側、下側とする。ショートカット登録処理では、ショートカットキーを印刷情報と関連付けて登録できる。ショートカットキーは、印刷情報と関連付けられた画像である。ショートカット登録処理では、登録済みのショートカットキーの名称(以下、ショートカット名という)を編集できる。また、ショートカット登録処理では、登録済みのショートカットキーを削除できる。
印刷装置1の電源がオンされると、CPU401は、ROM402に記憶されたプログラムを実行することで、図4に示すショートカット登録処理を開始する。図4に示すように、まず、CPU401は、初期化を行った後、メイン画面(図示略)をディスプレイ5に表示させる(S11)。メイン画面は、ショートカット登録モード、入力・編集モード、印刷モード等、各種処理モードを選択するための画像を含む。ユーザは、方向キーを用いて何れかの画像を選択し、確定キーを押す。これにより、ユーザは印刷装置1に、各種処理モードへの移行を指示できる。
S11を実行後、CPU401は、ショートカット登録モードへの移行が指示されたか否かを判断する(S13)。本実施形態では、ショートカット登録モードを示す画像が選択されて、確定キーが押された場合に、CPU401は、ショートカット登録モードへの移行が指示されたと判断する。ショートカット登録モードへの移行が指示されていない場合(S13:NO)、CPU401はS13を繰り返す。ショートカット登録モードへの移行が指示された場合(S13:YES)、CPU401は第一リスト表示処理を実行する(S15)。
図5を参照して、第一リスト表示処理を説明する。まず、CPU401は、ショートカットキーと関連付けられた印刷情報が印刷装置1に記憶されているか否かを判断する(S61)。ショートカットキーは、ソース情報と関連付けられて、フラッシュメモリ410に記憶されている。ソース情報は、ショートカットキーと関連付けられた印刷情報が記憶されている記憶領域を示す。CPU401は、ソース情報が示す記憶領域を参照して、印刷情報が記憶されているか否かを判断する。ショートカットキーと関連付けられた印刷情報が記憶されていない場合(S61:NO)、CPU401は、ショートカットキーの情報を、フラッシュメモリ410から削除する(S63)。これにより、印刷装置1に記憶されていない印刷情報と関連付けられたショートカットキーが、登録されているショートカットキーから削除される。
ショートカットキーと関連付けられた印刷情報が記憶されている場合(S61:YES)、又は、S63を実行後、CPU401は、登録されている全てのショートカットキーについて、S61が実行されたか否かを判断する(S65)。全てのショートカットキーについてS61が実行されていない場合(S65:NO)、CPU401は処理をS61に戻す。CPU401は、S61が実行されていないショートカットキーについてS61を実行する。全てのショートカットキーについてS61が実行されている場合(S65:YES)、CPU401は、第一リストをディスプレイ5に表示させる(S67)。第一リストは、登録されているショートカットキーを含む画像である。
図6を参照して、S11、S13、S15が実行された場合に表示される画面の例を説明する。図6に例示するように、ショートカット登録処理を開始後、ショートカット登録モードが選択されると、ディスプレイ5に画面101が表示される(S11、S13:YES、S15)。画面101には、第一リスト110が表示される。第一リスト110は、登録済みのショートカットキー111及び112を含む。また、第一リスト110は、未登録キー113を含む。未登録キー113は、新たにショートカットキーを登録する場合に選択される画像である。第一リスト110には、登録済みのショートカットキー及び未登録キーを、合わせて所定数(例えば、3つ)以下表示できる。
登録済みのショートカットキーと未登録キーとを合わせた数が所定数を超える場合、例えば、第一リストの一頁目に、所定数のショートカットキー、又は、ショートカットキー及び未登録キーが合わせて所定数、表示されればよい。ユーザが方向キーを操作することにより、第一リストの頁が切り替えられ、他のショートカットキーが表示されればよい。
例えば、ショートカットキー111が選択されている場合、ショートカットキー111が反転表示される。画面101には、選択されているショートカットキー111と関連付けられた印刷情報の少なくとも一部を示すプレビュー画像121が更に表示される。画面101の一部(例えば、下側)には、プレビュー画像表示領域120が設けられる。プレビュー画像121はプレビュー画像表示領域120に表示される。
本実施形態では、プレビュー画像表示領域120の左右方向の長さ及び上下方向の長さは固定されている。印刷情報が、印刷情報を印刷可能な印刷媒体(以下、印刷可能媒体という)の情報として、印刷可能媒体の幅の情報を含む場合、印刷可能媒体の幅がプレビュー画像表示領域120の上下方向の長さに一致するように、印刷情報は拡大・縮小される。印刷情報が、印刷可能媒体の幅の情報を含まない場合、印刷情報が装着媒体の幅に収まり、且つ、装着媒体の幅がプレビュー画像表示領域120の上下方向の長さに一致するように、印刷情報は拡大・縮小される。拡大・縮小された印刷情報の少なくとも一部が、プレビュー画像として表示される。
例えば、印刷情報は、印刷情報が示す左端の位置がプレビュー画像表示領域120の左端に位置するように表示される。印刷情報の左側に余白が設定されている場合、余白の左端がプレビュー画像表示領域120の左端に位置するように、印刷情報は表示される。印刷情報が左右方向に長い場合、印刷情報の右側がプレビュー画像として表示されないことがある。プレビュー画像は左右方向にスクロール可能であってもよい。なお、印刷情報がデータベースである場合、データベースに含まれるキャラクタデータが示す情報の一部が表示されればよい。
S67を実行後、CPU401はショートカット登録処理(図4参照)に戻る。CPU401は、ショートカット登録処理に戻ると、第一リストに含まれるショートカットキー又は未登録キーが選択されたか否かを判断する(S17)。方向キーを用いてショートカットキー又は未登録キーが選択されて、確定キーが押された場合に、CPU401は、ショートカットキー又は未登録キーが選択されたと判断する。例えば、選択されているショートカットキー又は未登録キーは反転表示される。ショートカットキー又は未登録キーが選択されていない場合(S17:NO)、CPU401はS17を繰り返す。
ショートカットキー又は未登録キーが選択された場合(S17:YES)、CPU401は、登録済みのショートカットキーが選択されたか否かを判断する(S19)。ショートカットキーが選択されている場合(S19:YES)、CPU401は、ショートカット編集画面をディスプレイ5に表示させる(S21)。ショートカット編集画面は、ショートカットキーの編集を印刷装置1に指示するために用いられる。
図6を参照して、ショートカット編集画面の例を説明する。図6に例示するように、第一リスト表示処理を実行後、ショートカットキーが選択されると、ディスプレイ5にショートカット編集画面として、画面102が表示される(S17:YES、S19:YES、S21)。画面102には、選択されたショートカットキーのショートカット名131が表示される。ショートカット名が長い場合、ショートカット名131の一部のみが表示されてもよい。更に、画面102には、編集項目を示す画像141及び142が表示される。本実施形態では、編集項目は、ショートカット名の編集とショートカットキーの削除とを含む。画像141は、ショートカット名の編集を示す。画像142は、ショートカットキーの削除を示す。
S21を実行後、CPU401は、ショートカット名の編集が指示されたか否かを判断する(S23)。方向キーを用いて画像141が選択されて、確定キーが押された場合に、CPU401は、ショートカット名の編集が指示されたと判断する。ショートカット名の編集が指示された場合(S23:YES)、CPU401は、名称編集画面(図示略)をディスプレイ5に表示させる(S25)。ユーザは、名称編集画面において、操作部2を用いてショートカット名を編集できる。
S25を実行後、CPU401は、操作部2を用いてショートカット名が編集されたか否かを判断する(S27)。ショートカット名が編集されていない場合(S27:NO)、CPU401はS27を繰り返す。ショートカット名が編集された場合(S27:YES)、CPU401は、S17において選択されたショートカットキーの名称を、編集されたショートカット名に更新する(S29)。
S23において、ショートカット名の編集が指示されていない場合(S23:NO)、CPU401は、ショートカットキーの削除が指示されたか否かを判断する(S31)。方向キーを用いて画像142が選択されて、確定キーが押された場合に、CPU401は、ショートカットキーの削除が指示されたと判断する。ショートカットキーの削除が指示されていない場合(S31:NO)、CPU401は処理をS23に戻す。ショートカットキーの削除が指示された場合(S31:YES)、CPU401は、S17において選択されたショートカットキーの情報を、フラッシュメモリ410から削除する(S33)。これにより、S17において選択されたショートカットキーが、登録されているショートカットキーから削除される。
S19において、未登録キーが選択されている場合(S19:NO)、CPU401は、種類選択画面をディスプレイ5に表示させる(S35)。種類選択画面は、印刷情報の種類を選択するための画像を含む。
図6を参照して、種類選択画面の例を説明する。図6に例示するように、未登録キーが選択されると、ディスプレイ5に種類選択画面として、画面103が表示される(S17:YES、S19:NO、S35)。画面103には、印刷情報の種類を示す画像151、152、153、154が表示される。本実施形態では、印刷情報の種類は、記号、外字、データベース、転送テンプレート、及び編集ファイルを含む。画像151は記号又は外字を示す。画像152はデータベースを示す。画像153は転送テンプレートを示す。画像154は編集ファイルを示す。
編集ファイルは、印刷装置1において、キャラクタ及び外字の少なくとも一方を組み合わせて作成された印刷情報である。作成された印刷情報は、フラッシュメモリ410に記憶される。なお、上述の通り、キャラクタは記号を含む。転送テンプレートは、印刷装置1以外の装置から印刷装置1に転送された印刷情報である。本実施形態では、転送テンプレートの印刷情報は、印刷可能媒体の幅の情報を含む。転送テンプレートの印刷情報は、印刷媒体が延びる方向における長さの情報も含む。例えば、パーソナルコンピュータ(PC)で印刷情報が作成されてもよい。PCと印刷装置1とが有線又は無線で接続され、PCで作成された印刷情報が、印刷装置1に転送されてもよい。
S35を実行後、CPU401は、印刷情報の種類が選択されたか否かを判断する(S37)。方向キーを用いて画像151、152、153、154の何れかが選択されて、確定キーが押された場合に、CPU401は、印刷情報の種類が選択されたと判断する。印刷情報の種類が選択されていない場合(S37:NO)、CPU401はS37を繰り返す。印刷情報の種類が選択された場合(S37:YES)、CPU401は、選択された印刷情報の種類に応じた画面(図示略)をディスプレイ5に表示させる(S39)。選択された印刷情報の種類に応じた画面は、印刷情報を選択するための画像を含む。
S39を実行後、CPU401は、印刷情報が選択されたか否かを判断する(S41)。操作部2を用いて印刷情報が選択され、確定キーが押された場合に、CPU401は、印刷情報が選択されたと判断する。印刷情報が選択されていない場合(S41:NO)、CPU401はS41を繰り返す。印刷情報が選択された場合(S41:YES)、CPU401は、名称入力画面(図示略)をディスプレイ5に表示させる(S43)。名称入力画面は、ショートカット名を入力するための領域を含む。
S43を実行後、CPU401は、ショートカット名が入力されたか否かを判断する(S45)。キーボード3を用いてショートカット名が入力され、確定キーが押された場合に、CPU401は、ショートカット名が入力されたと判断する。ショートカット名が入力されていない場合(S45:NO)、CPU401はS45を繰り返す。ショートカット名が入力された場合(S45:YES)、CPU401は、S17において選択されたショートカットキーを登録する(S47)。詳細には、CPU401は、ショートカットキーをソース情報と関連付けて、フラッシュメモリ410に記憶する。これにより、ショートカットキーが印刷情報と関連付けられる。
S29、S33、又はS47を実行後、CPU401はショートカット登録処理を終了する。
次に、図7〜図9を参照して、本実施形態に係るショートカット挿入処理を説明する。図9の右側、左側、上側、下側を、それぞれ、画面201の右側、左側、上側、下側とする。ショートカット挿入処理では、ショートカットキーと関連付けられた印刷情報を選択して、印刷情報に応じた処理を実行できる。
印刷装置1が入力・編集モードで動作している状態で、ショートカット機能キーが押されると、CPU401は、ROM402に記憶されたプログラムを実行することで、図7に示すショートカット挿入処理を開始する。入力・編集モードは、印刷情報を入力及び編集可能なモードである。CPU401が入力・編集モードに移行した時、入力・編集画面(図示略)がディスプレイ5に表示される。
図7に示すように、まず、CPU401は、第二リスト表示処理を実行する(S75)。図8を参照して、第二リスト表示処理を説明する。まず、CPU401は、ショートカットキーと関連付けられた印刷情報が印刷装置1に記憶されているか否かを判断する(S121)。上述の通り、ショートカットキーはソース情報と関連付けられている。CPU401は、ソース情報が示す記憶領域を参照して、印刷情報が記憶されているか否かを判断する。ショートカットキーと関連付けられた印刷情報が記憶されていない場合(S121:NO)、
CPU401は、ショートカットキーの情報を、フラッシュメモリ410から削除する(S123)。これにより、印刷装置1に記憶されていない印刷情報と関連付けられたショートカットキーが、登録されているショートカットキーから削除される。
CPU401は、ショートカットキーの情報を、フラッシュメモリ410から削除する(S123)。これにより、印刷装置1に記憶されていない印刷情報と関連付けられたショートカットキーが、登録されているショートカットキーから削除される。
ショートカットキーと関連付けられた印刷情報が記憶されている場合(S121:YES)、CPU401は、印刷情報が、印刷装置1に装着されているテープカセット30に収容された印刷媒体(以下、装着媒体という)に印刷可能であるか否かを判断する(S125)。
本実施形態では、印刷情報が印刷可能媒体の情報を含まない場合、CPU401は、印刷情報が装着媒体に印刷可能であると判断する。印刷情報が印刷可能媒体の情報を含む場合、CPU401は、RAM404に記憶されたテープカセット30の種類の情報、詳細には、装着媒体の情報を参照する。CPU401は、装着媒体の情報と印刷可能媒体の情報とに応じて、印刷情報が装着媒体に印刷可能であるか否かを判断する。本実施形態では、印刷可能媒体の情報は印刷可能媒体の幅を示す。CPU401は、印刷可能媒体の幅が装着媒体の幅と一致する場合に、印刷情報が装着媒体に印刷可能であると判断する。
印刷情報が装着媒体に印刷可能である場合(S125:YES)、CPU401は、印刷情報について、表示フラグを1に設定する(S127)。表示フラグ「1」は、後述するS134において表示される第二リストに印刷情報が含まれることを示す。印刷情報が装着媒体に印刷可能でない場合(S125:NO)、CPU401は、印刷情報について、表示フラグを0に設定する(S129)。表示フラグ「0」は、第二リストに印刷情報が含まれないことを示す。
S123、S127、又はS129を実行後、CPU401は、登録されている全てのショートカットキーについて、S121が実行されたか否かを判断する(S131)。全てのショートカットキーについてS121が実行されていない場合(S131:NO)、CPU401は処理をS121に戻す。CPU401は、S121が実行されていないショートカットキーについてS121を実行する。全てのショートカットキーについてS121が実行されている場合(S131:YES)、CPU401は、第二リストをディスプレイ5に表示させる(S134)。第二リストは、登録されているショートカットキーのうち、表示フラグが1のショートカットキーを含む画像である。第二リストは、登録されているショートカットキーのうち、装着媒体に印刷可能な印刷情報に関連付けられたショートカットキーを含む。
S134を実行後、CPU401はショートカット挿入処理(図7参照)に戻る。CPU401は、ショートカット挿入処理に戻ると、第二リストに含まれるショートカットキーが選択されているか否かを判断する(S77)。ユーザは、方向キーを用いて何れかのショートカットキーを選択する。例えば、選択されているショートカットキーは反転表示される。ショートカットキーが選択されていない場合(S77:NO)、CPU401はS77を繰り返す。
ショートカットキーが選択されている場合(S77:YES)、CPU401は、ショートカットキーと関連付けられた印刷情報に基づき、印刷情報の少なくとも一部を示すプレビュー画像を、ディスプレイ5に表示させる(S79)。
図9を参照して、S75、S77、S79が実行された場合に表示される画面の例を説明する。図9に例示するように、ショートカット挿入処理を開始後、ショートカットキーが選択されると、ディスプレイ5に画面201が表示される(S75、S77:YES、S79)。画面201には、第二リスト210が表示される。第二リストは、ショートカットキー211、212、213を含む。ショートカットキー211、212、213はそれぞれ、装着媒体に印刷可能な印刷情報に関連付けられたショートカットキーである。第二リストには、所定数(例えば、3つ)以下のショートカットキーを表示できる。装着媒体に印刷可能な印刷情報に関連付けられたショートカットキーの数が所定数を超える場合、例えば、第二リストの一頁目に、所定数のショートカットキーが表示されればよい。ユーザが方向キーを操作することにより、第二リストの頁が切り替えられ、他のショートカットキーが表示されればよい。
例えば、ショートカットキー211が選択されている場合、ショートカットキー211が反転表示される。画面201には、選択されたショートカットキー211と関連付けられた印刷情報の少なくとも一部を示すプレビュー画像221が更に表示される。画面201の一部(例えば、下側)には、プレビュー画像表示領域220が設けられる。プレビュー画像221は、プレビュー画像表示領域220に表示される。
本実施形態では、プレビュー画像表示領域220の左右方向の長さ及び上下方向の長さは固定されている。印刷情報が、印刷可能媒体の情報として、印刷可能媒体の幅の情報を含む場合、印刷可能媒体の幅がプレビュー画像表示領域220の上下方向の長さに一致するように、印刷情報は拡大・縮小される。印刷情報が、印刷可能媒体の幅の情報を含まない場合、印刷情報が装着媒体の幅に収まり、且つ、装着媒体の幅がプレビュー画像表示領域220の上下方向の長さに一致するように、印刷情報は拡大・縮小される。拡大・縮小された印刷情報の少なくとも一部が、プレビュー画像として表示される。
例えば、印刷情報は、印刷情報が示す左端の位置がプレビュー画像表示領域220の左端に位置するように表示される。印刷情報の左側に余白が設定されている場合、余白の左端がプレビュー画像表示領域220の左端に位置するように、印刷情報は表示される。印刷情報が左右方向に長い場合、印刷情報の右側がプレビュー画像として表示されないことがある。プレビュー画像は左右方向にスクロール可能であってもよい。なお、印刷情報がデータベースである場合、データベースに含まれるキャラクタデータが示す情報の一部が表示されればよい。
S79を実行後、CPU401は、ショートカットキーの選択が確定されたか否かを判断する(S81)。CPU401は、確定キーが押された場合に、ショートカットキーの選択が確定されたと判断する。ショートカットキーの選択が確定されていない場合(S81:NO)、CPU401は処理をS77に戻す。ショートカットキーの選択が確定された場合(S81:YES)、CPU401は、ショートカットキーと関連付けられた印刷情報が、記号又は外字を示すか否かを判断する(S83)。印刷情報が記号又は外字を示す場合(S83:YES)、CPU401は、入力・編集画面(図示略)で指定された位置に、印刷情報を挿入する(S85)。その後、CPU401はショートカット挿入処理を終了する。
ショートカットキーと関連付けられた印刷情報が記号又は外字を示さない場合(S83:NO)、CPU401は、印刷情報がデータベースを示すか否かを判断する(S87)。印刷情報がデータベースを示す場合(S87:YES)、CPU401は、データベースモードへ移行し(S89)、ショートカット挿入処理を終了する。詳細な説明は省略するが、データベースモードは、データベースをオブジェクトと関連付けるモードである。データベースの個々のデータ群であるレコードにおいて、各フィールドには、キャラクタデータが含まれる。オブジェクトは、各フィールドおけるキャラクタデータが示す情報が印刷される場合における、フィールドの配置を示す情報を含む。オブジェクトは更に、データベース印刷において印刷される印刷情報を含んでもよい。
ショートカットキーと関連付けられた印刷情報がデータベースを示さない場合(S87:NO)、CPU401は、印刷情報が編集ファイルを示すか否かを判断する(S91)。印刷情報が編集ファイル示さない場合(S91:NO)、印刷情報は転送テンプレートを示す。この場合、CPU401は、転送テンプレートメニュー画面(図示略)をディスプレイ5に表示させる(S97)。転送テンプレートメニュー画面は、印刷情報の印刷、編集、削除等、各種処理を選択するための画像を含む。ユーザは、方向キーを用いて何れかの画像を選択し、確定キーを押す。これにより、ユーザは印刷装置1に、各種処理を指示できる。
S97を実行後、CPU401は、印刷情報(転送テンプレート)の印刷が指示されたか否かを判断する(S99)。本実施形態では、方向キーを用いて印刷を示す画像が選択されて、確定キーが押された場合に、CPU401は、印刷情報の印刷が指示されたと判断する。印刷情報が編集ファイルを示す場合(S91:YES)、又は、印刷情報(転送テンプレート)の印刷が指示された場合(S99:YES)、CPU401は、印刷画面(図示略)をディスプレイ5に表示させ、印刷枚数の指定を受け付ける(S93)。印刷画面は、印刷枚数を指定するための画像を含む。CPU401は、操作部2を介して印刷枚数の指定を受け付けると、印刷情報(編集ファイル又は転送テンプレート)に基づき、印刷処理を実行する(S95)。
S99において、印刷情報の印刷が指示されていない場合(S99:NO)、CPU401は、印刷情報の編集が指示されたか否かを判断する(S101)。本実施形態では、方向キーを用いて編集を示す画像が選択されて、確定キーが押された場合に、CPU401は、印刷情報の編集が指示されたと判断する。印刷情報の編集が指示されていない場合(S101:NO)、CPU401は、印刷情報の削除が指示されたか否かを判断する(S103)。本実施形態では、方向キーを用いて削除を示す画像が選択されて、確定キーが押された場合に、CPU401は、印刷情報の削除が指示されたと判断する。
印刷情報の削除が指示された場合(S103:YES)、CPU401は、印刷装置1に記憶された印刷情報を削除する。また、CPU401は、印刷情報と関連付けられたショートカットキーの情報を、フラッシュメモリ410から削除する(S105)。これにより、削除された印刷情報と関連付けられたショートカットキーも、登録されているショートカットキーから削除される。
S101において、印刷情報の編集が指示された場合(S101:YES)、CPU401はオブジェクト選択処理を実行する(S107)。オブジェクト選択処理では、CPU401は、オブジェクト選択画面(図示略)をディスプレイ5に表示させ、オブジェクトの選択を受け付ける。オブジェクト選択画面は、オブジェクトを選択するための画像を含む。
CPU401は、操作部2を介してオブジェクトの選択を受け付けると、転送テンプレート入力処理を実行する(S109)。転送テンプレート入力処理では、CPU401は、データベース選択画面(図示略)をディスプレイ5に表示させ、データベースの選択を受け付ける。データベース選択画面は、データベースを選択するための画像を含む。ユーザは、操作部2を用いて、データベースを変更できる。CPU401は、操作部2を介してデータベースの選択を受け付けると、データベースをS107において選択されたオブジェクトと関連付ける。
S109を実行後、CPU401は、印刷画面(図示略)をディスプレイ5に表示させ、印刷枚数の指定を受け付ける(S111)。印刷画面は、印刷枚数を指定するための画像を含む。CPU401は、操作部2を介して印刷枚数の指定を受け付けると、印刷情報(転送テンプレート)に基づき、印刷処理を実行する(S113)。詳細には、CPU401は、データベースと、S107において選択されたオブジェクトとに基づき、印刷処理を実行する。
S95、S105、又はS113を実行後、CPU401はショートカット挿入処理を終了する。
以上説明したように、本実施形態によれば、印刷装置1はディスプレイ5を備える。第二リスト表示処理(図8参照)では、第二リストがディスプレイ5に表示される。第二リストは、印刷媒体に印刷可能な印刷情報に関連付けられたショートカットキーを含む。CPU401は、第二リストに含まれるショートカットキーのうち一つのショートカットキーの選択を受け付ける(S77)。ショートカットキーが選択されると、プレビュー画像がディスプレイ5に表示される(S79)。プレビュー画像は、ショートカットキーと関連付けられた印刷情報の少なくとも一部を示す。ユーザは、第二リストに含まれるショートカットキーから、ユーザの所望するショートカットキーを選択できる。また、ユーザは、プレビュー画像を見ることにより、ショートカットキーと関連付けられた印刷情報を把握できる。
第二リスト表示処理では、少なくとも印刷情報に応じて、印刷情報が装着媒体に印刷可能であるか否かが判断される(S125)。そして、装着媒体に印刷可能であると判断された印刷情報と関連付けられたショートカットキーのみを含む第二リストが、ディスプレイ5に表示される(S134)。ユーザは、第二リストに含まれるショートカットキーを選択することにより、装着媒体に印刷可能な印刷情報を容易に選択できる。
本実施形態では、検出部12の複数の検出スイッチのオン・オフの組合せに基づき、カセット装着部8に装着されたテープカセット30の種類の検出が行われる。第二リスト表示処理において、印刷情報が印刷可能媒体の情報を含む場合、テープカセット30の種類の情報(詳細には、装着媒体の情報)と印刷可能媒体の情報とに応じて、印刷情報が装着媒体に印刷可能である否かが判断される(S125)。印刷情報が印刷可能媒体の情報を含む場合、第二リストは、装着媒体の情報と印刷可能媒体の情報とに応じて装着媒体に印刷可能であると判断された印刷情報と関連付けられたショートカットキーを含む。ユーザは、装着媒体に印刷可能な印刷情報を容易に選択できる。
本実施形態では、印刷可能媒体の情報は印刷可能媒体の幅を示す。第二リスト表示処理において、印刷情報が印刷可能媒体の情報を含む場合、印刷可能媒体の幅が装着媒体の幅と一致する場合に、印刷情報が装着媒体に印刷可能であると判断される。ユーザは、装着媒体の幅により適した印刷情報を容易に選択できる。
第二リスト表示処理において、印刷情報が、印刷可能媒体の情報を含まない場合、印刷情報は装着媒体に印刷可能であると判断される。第二リストは、印刷可能媒体の情報を含まない印刷情報と関連付けられたショートカットキーを含む。ユーザは、印刷可能媒体の情報を含まない印刷情報も容易に選択できる。
第二リスト表示処理において、ショートカットキーと関連付けられた印刷情報が印刷装置1に記憶されていない場合(S121:NO)、ショートカットキーの情報は、フラッシュメモリ410から削除される(S123)。削除された印刷情報に関連付けられたショートカットキーは、第二リストに含まれない。ユーザは、印刷装置1に記憶されている印刷情報に関連付けられたショートカットキーから、所望のショートカットキーを選択できる。故に、ユーザの利便性が向上する。
ショートカット挿入処理(図7参照)において、ショートカットキーが選択されると、プレビュー画像と、選択されたショートカットキーを含む第二リストとが、ディスプレイ5に表示される(S75〜S79)。ユーザは、ショートカットキーとプレビュー画像とを見ることにより、ショートカットキーと関連付けられた印刷情報をより容易に把握できる。
本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、種々の変更が可能である。例えば、第二リスト表示処理のS125において、印刷情報が印刷可能媒体の情報を含む場合、CPU401は、印刷可能媒体の幅が装着媒体の幅以下である場合に、印刷情報が装着媒体に印刷可能であると判断してもよい。この場合、ユーザは、装着媒体に印刷可能な印刷情報を容易に選択できる。
ショートカット挿入処理のS79において、選択されたショートカットキーを含む第二リストは表示されず、プレビュー画像のみが、ディスプレイ5に表示されてもよい。この場合でも、ユーザは、プレビュー画像を見ることにより、選択されているショートカットキーと関連付けられた印刷情報を把握できる。
第二リスト表示処理におけるS121及びS123は行われなくてもよい。この場合、第二リストは、削除された印刷情報に関連付けられたショートカットキーを含む。第二リスト表示処理におけるS125、S127、及びS129の処理は行われなくてもよい。この場合、第二リストは、装着媒体に印刷可能でない印刷情報に関連付けられたショートカットキーを含む。これらの場合でも、ユーザは、第二リストを見て、所望のショートカットキーを選択できる。
第二リスト表示処理において、S134のみが行われてもよい。この場合、第二リストは、登録されている全てのショートカットキーを含む。この場合でも、ユーザは、第二リストを見て、所望のショートカットキーを選択できる。
印刷可能媒体の情報は、ラミネートタイプ、レセプタタイプ、チューブタイプ等、印刷可能媒体の種類であってもよい。同様に、装着媒体の情報は、装着媒体の種類を示す情報であってもよい。第二リスト表示処理のS125において、印刷情報が印刷可能媒体の情報を含む場合、CPU401は、印刷可能媒体の種類が装着媒体の種類と一致する場合に、印刷情報が装着媒体に印刷可能であると判断してもよい。
印刷情報は、画像データ(ラスタデータ)であってもよい。印刷情報が、印刷装置1以外の装置から印刷装置1に転送された画像データである場合、印刷情報は、画像データが示す画像の、第一方向における長さと第二方向における長さを含んでいてもよい。第一方向は、印刷媒体に画像が印刷される場合における、印刷媒体が延びる方向である。第二方向は、第一方向に略直交する方向である。この場合、第二リスト表示処理のS125では、CPU401は、装着媒体の情報と画像の第一方向における長さとに応じて、画像データが示す画像が装着媒体に印刷可能であるか否かを判断すればよい。
ショートカット登録処理及びショートカット挿入処理はそれぞれ、CPU401以外の電子部品(例えば、ASIC)によって実行されてもよい。ショートカット登録処理及びショートカット挿入処理はそれぞれ、複数の電子機器(つまり、複数のCPU)によって分散処理されてもよい。
上記実施形態では、本発明を印刷装置1に適用した場合を例示したが、本発明は、表示部に印刷情報を表示可能な装置に適用できる。
上記実施形態において、ディスプレイ5が、本発明の「表示部」に相当する。第二リスト210が、本発明の「選択画像」に相当する。フラッシュメモリ410が、本発明の「記憶部」に相当する。
図8に示す第二リスト表示処理のS134を実行するCPU401が、本発明の「第一表示制御手段」に相当する。図7に示すショートカット挿入処理のS77を実行するCPU401が、本発明の「受付手段」に相当する。S79を実行するCPU401が、本発明の「第二表示制御手段」に相当する。S125を実行するCPU401が、本発明の「判断手段」に相当する。S123を実行するCPU401が、本発明の「削除手段」に相当する。
S134の処理が、本発明の「第一表示制御ステップ」に相当する。S77の処理が、本発明の「受付ステップ」に相当する。S79の処理が、本発明の「第二表示制御ステップ」に相当する。S125の処理が、本発明の「判断ステップ」に相当する。S123の処理が、本発明の「削除ステップ」に相当する。
1 印刷装置
5 ディスプレイ
12 検出部
30 テープカセット
210 第二リスト
211 ショートカットキー
212 ショートカットキー
213 ショートカットキー
221 プレビュー画像
401 CPU
410 フラッシュメモリ
5 ディスプレイ
12 検出部
30 テープカセット
210 第二リスト
211 ショートカットキー
212 ショートカットキー
213 ショートカットキー
221 プレビュー画像
401 CPU
410 フラッシュメモリ
Claims (11)
- 画像を表示することが可能な表示部と、
印刷媒体に印刷可能な情報を含む印刷情報と関連付けられたショートカットキーを含む選択画像を前記表示部に表示させる第一表示制御手段と、
前記表示部に表示された前記選択画像に含まれる前記ショートカットキーのうち一つのショートカットキーの選択を受け付ける受付手段と、
選択された前記ショートカットキーに関連付けられた印刷情報である選択情報に基づき、前記選択情報の少なくとも一部を示すプレビュー画像を前記表示部に表示させる第二表示制御手段と
を備えたことを特徴とする印刷装置。 - 少なくとも前記印刷情報に応じて、前記印刷情報が、前記印刷装置に装着された印刷媒体である装着媒体に印刷可能であるか否かを判断する判断手段を更に備え、
前記第一表示制御手段は、前記判断手段によって、前記装着媒体に印刷可能であると判断された印刷情報と関連付けられたショートカットキーのみを含む前記選択画像を、前記表示部に表示させることを特徴とする請求項1に記載の印刷装置。 - 前記装着媒体の情報である第一媒体情報を検出する検出部を更に備え、
前記判断手段は、前記印刷情報が、前記印刷情報を印刷可能な印刷媒体である印刷可能媒体の情報である第二媒体情報を含む場合、前記第一媒体情報と前記第二媒体情報と応じて、前記印刷情報が前記装着媒体に印刷可能であるか否かを判断することを特徴とする請求項2に記載の印刷装置。 - 前記印刷媒体はテープ状であり、
前記第一媒体情報は、前記装着媒体が延びる方向と略直交する方向における、前記装着媒体の幅である第一幅であり、
前記第二媒体情報は、前記印刷可能媒体の幅である第二幅を示し、
前記判断手段は、前記第二幅が前記第一幅以下である場合に、前記印刷情報が前記装着媒体に印刷可能であると判断することを特徴とする請求項3に記載の印刷装置。 - 前記印刷媒体はテープ状であり、
前記第一媒体情報は、前記装着媒体が延びる方向と略直交する方向における、前記装着媒体の幅である第一幅であり、
前記第二媒体情報は、前記印刷可能媒体の幅である第二幅を示し、
前記判断手段は、前記第二幅が前記第一幅と一致する場合に、前記印刷情報が前記装着媒体に印刷可能であると判断することを特徴とする請求項3に記載の印刷装置。 - 前記判断手段は、前記印刷情報が、前記印刷情報を印刷可能な印刷媒体である印刷可能媒体の情報である第二媒体情報を含まない場合、前記印刷情報が前記装着媒体に印刷可能であると判断することを特徴とする請求項2に記載の印刷装置。
- 前記判断手段は、前記印刷情報が前記第二媒体情報を含まない場合、前記印刷情報が前記装着媒体に印刷可能であると判断することを特徴とする請求項3から5の何れかに記載の印刷装置。
- 前記印刷情報を記憶する記憶部と、
前記記憶部に記憶された前記印刷情報が削除された場合に、前記選択画像に含まれる前記ショートカットキーから、削除された前記印刷情報に関連付けられたショートカットキーを削除する削除手段と
を更に備えたことを特徴とする請求項1から7の何れかに記載の印刷装置。 - 前記第二表示制御手段は、前記プレビュー画像と、選択された前記ショートカットキーを含む前記選択画像とを、前記表示部に表示させることを特徴とする請求項1から8の何れかに記載の印刷装置。
- 画像を表示することが可能な表示部を備えた印刷装置の制御方法であって、
印刷媒体に印刷可能な情報を含む印刷情報と関連付けられたショートカットキーを含む選択画像を前記表示部に表示させる第一表示制御ステップと、
前記表示部に表示された前記選択画像に含まれる前記ショートカットキーのうち一つのショートカットキーの選択を受け付ける受付ステップと、
選択された前記ショートカットキーに関連付けられた印刷情報である選択情報に基づき、前記選択情報の少なくとも一部を示すプレビュー画像を前記表示部に表示させる第二表示制御ステップと
を備えたことを特徴とする印刷装置の制御方法。 - 画像を表示することが可能な表示部を備えた印刷装置のコンピュータに、
印刷媒体に印刷可能な情報を含む印刷情報と関連付けられたショートカットキーを含む選択画像を前記表示部に表示させる第一表示制御ステップと、
前記表示部に表示された前記選択画像に含まれる前記ショートカットキーのうち一つのショートカットキーの選択を受け付ける受付ステップと、
選択された前記ショートカットキーに関連付けられた印刷情報である選択情報に基づき、前記選択情報の少なくとも一部を示すプレビュー画像を前記表示部に表示させる第二表示制御ステップと
を実行させるための制御プログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2015178197A JP2017052190A (ja) | 2015-09-10 | 2015-09-10 | 印刷装置、制御方法、及び制御プログラム |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2015178197A JP2017052190A (ja) | 2015-09-10 | 2015-09-10 | 印刷装置、制御方法、及び制御プログラム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2017052190A true JP2017052190A (ja) | 2017-03-16 |
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ID=58320355
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2015178197A Pending JP2017052190A (ja) | 2015-09-10 | 2015-09-10 | 印刷装置、制御方法、及び制御プログラム |
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- 2015-09-10 JP JP2015178197A patent/JP2017052190A/ja active Pending
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