JP5936381B2 - 画像処理装置及びその制御方法とプログラム - Google Patents

画像処理装置及びその制御方法とプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP5936381B2
JP5936381B2 JP2012026424A JP2012026424A JP5936381B2 JP 5936381 B2 JP5936381 B2 JP 5936381B2 JP 2012026424 A JP2012026424 A JP 2012026424A JP 2012026424 A JP2012026424 A JP 2012026424A JP 5936381 B2 JP5936381 B2 JP 5936381B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
display
list
slide
image processing
processing apparatus
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2012026424A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2013164677A (ja
Inventor
吉田 廣義
廣義 吉田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2012026424A priority Critical patent/JP5936381B2/ja
Priority to US13/749,124 priority patent/US9189140B2/en
Publication of JP2013164677A publication Critical patent/JP2013164677A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5936381B2 publication Critical patent/JP5936381B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F3/00Input arrangements for transferring data to be processed into a form capable of being handled by the computer; Output arrangements for transferring data from processing unit to output unit, e.g. interface arrangements
    • G06F3/01Input arrangements or combined input and output arrangements for interaction between user and computer
    • G06F3/048Interaction techniques based on graphical user interfaces [GUI]
    • G06F3/0484Interaction techniques based on graphical user interfaces [GUI] for the control of specific functions or operations, e.g. selecting or manipulating an object, an image or a displayed text element, setting a parameter value or selecting a range
    • G06F3/0485Scrolling or panning
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F3/00Input arrangements for transferring data to be processed into a form capable of being handled by the computer; Output arrangements for transferring data from processing unit to output unit, e.g. interface arrangements
    • G06F3/01Input arrangements or combined input and output arrangements for interaction between user and computer
    • G06F3/048Interaction techniques based on graphical user interfaces [GUI]
    • G06F3/0481Interaction techniques based on graphical user interfaces [GUI] based on specific properties of the displayed interaction object or a metaphor-based environment, e.g. interaction with desktop elements like windows or icons, or assisted by a cursor's changing behaviour or appearance
    • G06F3/0482Interaction with lists of selectable items, e.g. menus

Description

本発明は、項目を一覧表示する画像処理装置及びその制御方法に関する。
従来、複合機(以下、MFP)の操作部にサムネール画像やリスト等の一覧画面を表示する際、一画面に収まりきらない項目があれば、ユーザがページめくりボタンやスクロールボタン等を押下することにより、表示しきれなかった項目を表示していた。これに対し、近年の携帯機器では、一覧を表示する一覧画面でもスライド操作(ジェスチャー操作)を可能にするものが出てきている。このスライド操作とは、操作画面において一覧画面を、あたかも物理的な存在のように表現することでユーザの直感に即した操作性を実現するものである。具体的には、ユーザは、一覧画面を紙のような物理媒体に見立て、これにタッチして表示を移動させ、そのまま離す。その離した時点での速度を初速とし、物理法則である慣性の法則に従いその速度と方向を維持しつつ、仮想的な摩擦により減速させて画面をスライドさせ、やがて、そのスライドを停止するというものである。
しかし、実際には、一覧画面に表示されている項目は動的に変化するものであり、この点で物理媒体を扱う場合とは異なる。携帯機器で実現している一覧画面のスライド操作では、この動的に変化する項目に対して、特許文献1では、以下の2つの対応を取っている。
(1)一覧画面の表示項目をスライドしながら動的に変える。
(2)変化した項目の内容を再取得するまで、キャッシュした項目を表示し続け、動的な変化を表示しない。
これは携帯機器で扱う一覧画面に表示する項目は、ユーザの操作なしに変化しないもの(アドレス帳や格納文書など)がほとんどであり、表示項目の動的変化に重きを置かないためである。
しかしMFPでは、この項目の動的変化をどうユーザに通知するかが重要になる。例えば、ジョブ状況の一覧画面に表示している項目が更新されていなくて最新のものでない場合、自分が投入した印刷ジョブがいつ実行されるかを確認しにきたユーザは、既にその印刷ジョブが完了していても、それに気がつかない。そのような場合、その印刷ジョブで印刷された印刷物が他の印刷物にまぎれて他人が持ち去ってしまう可能性がある。他にもファクシミリ等の送信でも、ユーザが中止しようと思った送信ジョブを探すことができず、そのまま送信されてしまうことが起こり得る。
こうした問題を回避するため、従来のMFPでは、その一覧画面に表示する項目の変化を、ユーザのページめくりボタンの押下や、画面更新ボタンの押下、又はポーリング又はイベントの受信で判定している。そして、そのタイミングで最新の情報を取得し、一覧画面の表示内容を更新していた。
特表2011−530738号公報
先ほどの例で発生する課題を以下で説明する。
自分の投入した印刷ジョブがいつ実行されるかを確認しにきたユーザが、ジョブの実行状況を表すジョブ状況の一覧画面をフリック操作してスライド表示させる。この際、スライド表示により、一覧画面の表示項目は表示エリア内で順次スライドして表示されるが、完了したジョブはジョブ状況の一覧画面の表示項目から消えてゆくことになる。
上述の(1)のように、一覧画面の表示項目をスライドしながら動的に変えて表示すると、その表示項目はスライドしながら消えてゆく。この場合ユーザは、フリック操作による表示項目のスライドによる変化と、ジョブの変化による表示項目の変化の両方を同時に見ることになってしまう。このため、表示項目の確認が非常に難しくなり、ユーザは、ジョブの変化に気が付けなくなってしまうという問題がある。
また上述の(2)の場合は、一覧画面の表示項目が動的に変化しないため、ユーザは実際のジョブ状況の変化に気付くことができない。
以上のことから、MFPに携帯機器の従来技術をそのまま適用すると、一覧画面のスライド動作中に表示項目の変更が発生した場合でも、表示項目が最新のものに更新されない。または表示項目の変更が多すぎると、ユーザが表示項目の変化に気付くことができないという問題が発生する。
本発明の目的は、上記従来技術の問題点を解決することにある。
本発明の特徴は、一覧表示のスライド表示中に表示項目の変更が発生した場合、ユーザが項目の変化に気付ける技術を提供することにある。
上記目的を達成するために本発明の一態様に係る画像処理装置は以下のような構成を備える。即ち、
項目を一覧表示する画像処理装置であって、
ユーザの指示操作により前記一覧表示している項目をスライド動作によりスライド表示するスライド表示手段と、
前記一覧表示すべき項目についてのイベントが発生すると、前記スライド動作中であるか否かを判定する判定手段と、
前記判定手段により前記スライド動作中であると判定されると、前記一覧表示している項目についてイベントが発生したことをユーザに通知する通知手段と、
を有することを特徴とする。
本発明によれば、一覧表示のスライド表示中に表示項目の変更が発生した場合でも、ユーザが項目の変化に気づけるようになる。
本発明の実施形態1に係るMFPの構成を説明するブロック図。 実施形態1に係る操作部の概観図。 本実施形態1に係るMFPの表示部に表示されたプレビュー画面の一例を示す図。 本実施形態1に係るMFPのソフトウェアの構成図。 スライド動作の通常減速式を用いた速度カーブを説明する図。 スライド動作モジュールの処理を説明するフローチャート。 文書管理データの一例を示す図。 ジョブリストに対するフリック操作によるスライド動作を説明する図。 アドレス帳に対する下方向へのフリック操作によるスライド動作を説明する図。 実施形態1に係るジョブリストのリストデータの一例を示す図。 実施形態1に係るアドレス帳のリストデータの一例を示す図。 急速停止指示の場合のスライド動作の速度カーブを説明する図。 本発明の実施形態1に係る一覧表示モジュールの動作を説明するフローチャート。 一覧表示更新ボタンの強調表示を説明する図。 本発明の実施形態2に係る一覧表示モジュールの動作を説明するフローチャート。 本発明の実施形態3に係る一覧表示モジュールの動作を説明するフローチャート。
以下、添付図面を参照して本発明の実施形態を詳しく説明する。尚、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る本発明を限定するものでなく、また本実施形態で説明されている特徴の組み合わせの全てが本発明の解決手段に必須のものとは限らない。本発明の実施形態では、複合機(MFP)を例にして、本発明に係る画像処理装置の実施形態について説明する。
図1は、本発明の実施形態1に係るMFP100の構成を説明するブロック図である。
制御部1は、MFP100の各ユニットの動作制御を行う。制御部1は、CPU10と、LAN11と、通信ユニット12と、RAM13と、HDD14と、ROM15を備えている。CPU10は、制御部1全体を制御している。LAN11は、外部装置との間でデータのやり取りを行うためのネットワークを示し、このLAN11を介してインターネットに接続されている。通信ユニット12は、LAN11を通してデータの送受信を行う。RAM13は、CPU10が動作するためのシステムワークメモリを提供している。HDD14はハードディスクドライブで、例えば磁気ディスクや光学メディアやフラッシュメモリ等の記憶媒体であってもよい。HDD14は、文書データや設定データ等を格納することができる。またHDD14は、MFP100内に存在してなくてもよい。通信ユニット12を介して、外部のサーバやPC等を保存装置として利用しても良い。ROM15はブートROMであり、システムのブートプログラムを格納している。CPU10は、ROM15のブートROMにより、HDD14にインストールされているプログラムをRAM13に展開し、そのプログラムに基づいて各種制御を行う。タイマ16は、CPU10の指示に従って時間の経時を行い、指示された時間が経過すると割り込みなどによりCPU10に通知する。
操作部20は、制御部1によって制御され、表示部21と入力部22を備えている。表示部21は、ユーザに対して複写機の情報を表示するためのディスプレイである。入力部22は、例えばタッチパネル、マウス、カメラ、音声入力、キーボード等のインターフェースを通してユーザからの入力を受け付ける。
画像処理部30は、制御部1によって制御され、画像解析部31と、画像生成部32と、画像出力部を具備している。画像解析部31は、原稿画像の構造を解析し、解析結果から必要な情報を抽出する。画像生成部32は、原稿を読み取ることで(例えば、スキャン)、その原稿の画像をデジタル化して画像データを生成してHDD14に格納する。また画像生成部32は、画像解析部31が解析した情報を用いて、別のフォーマットの原稿画像データを生成することもできる。画像出力部33は、HDD14等に格納されている画像データを出力する。この出力方法としては、例えば原稿の画像データを用紙に印刷したり、通信ユニット12を介して、ネットワーク接続されている外部デバイス、サーバ、ファクシミリ装置などに送信したり、MFP100に接続されている記憶媒体に保存することが挙げられる。
図2は、実施形態1に係る操作部20の概観図である。
表示部21は、ここでは液晶表示部で、液晶上にタッチパネルシートが貼られており、操作画面およびソフトキーを表示するとともに、表示してあるキーが押されるとその位置情報をCPU10に伝える。従って、この場合は表示部21は、入力部22としても機能していることになる。
次にユーザにより操作される各種キーやボタンについて説明する。スタートキー201は原稿の読み取り動作の開始を指示する時などに用いられる。スタートキー201の中央部には、緑と赤の2色のLED202があり、その色によってスタートキー201が使える状態にあるかどうかを示す。ストップキー203は、稼働中の動作を止める働きをする。テンキー204は、数字と文字のボタンで構成されており、コピー部数の設定や、表示部21の画面切り替えなどを指示する。ユーザモードキー205は、機器の設定を行う場合に押下される。ダイヤル206とトラックボール207はともに、後述するスライド動作制御の入力に用いられる。
次に、本実施形態1に係るプレビュー機能について説明する。
本実施形態1において、プレビュー機能(以下、プレビュー)とは、HDD14に保存された画像データを表示部21に表示する機能である。また画像解析部31は原稿の画像を情報化し、画像生成部32は表示部21に表示するのに適したフォーマットで画像データを生成する。以下では、表示部21に表示するのに適した画像データをプレビュー画像と呼ぶ。また原稿画像は1以上のページから構成され、ページ毎にプレビュー画像が生成される。
またMFP100は、一つ以上の方法により原稿の画像データをHDD14上に保存することができる。またMFP100は、画像生成部32を介して、スキャナ、即ち、原稿台やADF(自動原稿給紙装置)に置かれた原稿を読み取り、デジタル化してその原稿の画像データを生成できる。またMFP100は、通信ユニット12を介して任意のサーバとの間で画像データの複製や移動を行うことができる。更に、MFP100は、可搬メディア等の記憶媒体を装着することができ、その記憶媒体からHDD14へ画像データを複製や移動を行うことができる。
図3は、本実施形態1に係るMFPの表示部に表示されたプレビュー画面の一例を示す図である。
このプレビュー画面は、プレビュー画像を表示するための画面であり、プレビュー表示領域302、ページスクロールボタン303、拡大・縮小ボタン304、表示領域移動ボタン305、閉じるボタン307、一覧表示更新ボタン308を有している。プレビュー表示領域302は、プレビュー画像306を表示するための表示領域である。尚、プレビュー画像は、プレビュー表示領域302に一度に複数枚表示しても良い。図3では、例としてプレビュー表示領域302には、プレビュー画像を1つだけ表示している。但し、次のページと前のページのプレビュー画像が存在することを示すために、プレビュー表示領域302の両端に、前後のページのプレビュー画像を一部312,314だけ表示している。ページスクロールボタン303は、次のページや前のページのプレビュー画像が存在する場合に、プレビュー表示領域302に表示するプレビュー画像をユーザが指示する方向のページに変更するための制御ボタンである。拡大・縮小ボタン304は、プレビュー表示領域302に表示するプレビュー画像106の表示倍率を変更するための制御ボタンである。表示倍率は1以上の段階で区切られており、ユーザの指示により任意の倍率に変更することができる。表示領域移動ボタン305は、プレビュー表示領域302に表示されるプレビュー画像106の表示位置を変更するための制御ボタンである。拡大・縮小ボタン304により表示倍率を大きくした場合に、プレビュー表示領域302にプレビュー画像106の一部しか表示されなくなることがある。このような場合には、表示領域移動ボタン305により、プレビュー画像106の任意の位置を表示することができる。閉じるボタン307は、プレビュー画面を閉じて別の画面に遷移させ、またプレビュー機能を終了させるための制御ボタンである。一覧表示更新ボタン308をユーザが押下すると、再度、表示情報を取得してプレビュー表示領域302の表示を最新のものにする。
また図3は、プレビュー画面を例にして、一覧表示項目をジェスチャー操作により制御する様子を示している。
ジェスチャー操作を受け付けるために、入力部22は、ユーザにより入力ポインタが動かされた時に、入力ポインタの軌跡を記憶する。具体的には、入力部22は、表示部21に表示された入力ポインタの座標を取得することができる。入力部22は、入力ポインタの座標を一定間隔で取得することにより、離散的な入力ポインタの座標を取得できる。入力部22は、取得した入力ポインタの座標をRAM13に記憶する。入力部22は、一定期間内に記憶された座標をベクトル化することで、入力ポインタの軌跡を得る事ができる。入力部22は、予め定められたジェスチャー操作と入力ポインタの軌跡が一致しているか判定し、一致している場合ジェスチャー操作として受け付けることができる。
またジェスチャー操作の中でも一般的にタップ、ダブルタップ、ドラッグ、フリック、ピンチと呼ばれるジェスチャー操作がある。タップとは、指で軽くたたく操作であり、マウスのクリックに相当する。ダブルタップは、タップを連続して2回行う操作であり、マウスのダブルクリックに相当する。ドラッグは、タップしながら指をずらす操作である。フリックは、ドラッグに近いが、移動速度を持ったまま指を離す操作である。ピンチは、2本指でのつまむ操作の総称である。ピンチの中でも、2本指の間を広げる操作はピンチアウト、2本指の間を縮める操作はピンチインと呼ばれている。
図3では、ページスクロールボタン303の代わりにフリックを用いて、ページの変更を制御する様子を示している。図では、予め定められたジェスチャー操作は左右方向である。いま309に示す位置でタップし、矢印311で示すように右方向へドラッグしながら、310で示す位置で速度を保ったまま指を離す操作を行うことで、右方向へのフリック操作を行っている例を示す。これにより、前のページに相当するプレビュー画像がスライドして表示される。また逆方向に、即ち、左方向にフリック操作することで、次のページに相当するプレビュー画像をスライド表示できる。
図4は、本実施形態1に係るMFPのソフトウェアの構成図である。
一覧表示モジュール401は、CPU10が一覧画面を表示すると実行されるモジュールである。この動作フローは図13を用いて後述する。スライド動作モジュール402は、後述するフリック操作等で、CPU10が一覧画面をスライド表示すると判定したい際に起動されるモジュールである。動作フローは図6を用いて後述する。ジョブリスト管理モジュール403、文書リスト管理モジュール404、アドレス帳管理モジュール405は常駐モジュールであり、MFP100が起動した後に起動される。文書リスト管理モジュール404、アドレス帳管理モジュール405は常駐モジュールはそれぞれジョブリストデータ413、文書管理データ414、アドレス帳データ415を参照可能である。
次に各モジュールの協調動作について説明する。
一覧表示モジュール401は、CPU10により起動されると図13に示す動作フローに従って動作する。即ち、ジョブリスト管理モジュール403、文書リスト管理モジュール404、アドレス帳管理モジュール405から表示データを取得するため、DataReq(データ要求)を発行する。このDataReqを受けるとモジュール403〜405は、各々の管理している一覧項目データ(ジョブリストデータ413、文書管理データ414、アドレス帳データ415)からデータを読み出して一覧表示モジュール401に通知する。一覧表示モジュール401は、これを表示データキャッシュ406に保持する。一覧表示モジュール401は、動作制御のために一定時間Tw410やスライド動作モジュール402が更新するスライド継続時間t408や、Vs−F(t)409を参照し、メッセージ通信407を介してスライド動作モジュール402に急速停止指示を行う。スライド動作モジュール402は、初期速度Vs416や、通常減速式f(x)412、急速減速式fc(x)411を参照し、スライド継続時間t408や速度(Vs−F(t))409を更新する。
図5と図6とを参照して、フリック操作によるスライド動作を説明する。
図5は、スライド動作の通常減速式を用いた速度カーブを説明する図である。
ユーザのタップ開始tは、Tb501であり、ここからユーザはドラッグ移動速度をVs503まで上げてt(=0)502で指を離す。CPU10は、このフリック操作が行われたことを検知すると、図6のフローチャートで示すスライド動作モジュール402を起動する。ここで、ドラッグ速度Vは、ユーザのドラッグ速度の左右方向の成分のみを表している。t=tb501からt=0(503)までのスライド速度Vは、ユーザのドラッグ速度に従うため、図5に示しているように、単純増加する曲線になるとは限らない。
図6は、スライド動作モジュールの処理を説明するフローチャートである。尚、このフローチャートを実行するプログラムはHDD14にインストールされており、実行時RAM13に展開されCPU10の制御の下に実行される。
この処理は、ユーザによるフリック操作によるスライド動作が開始されることにより開始される。まずS601で、CPU10は、現在の表示中のページ情報を取得する。次にS602に進み、CPU10は、ユーザがt=0(503)で指を離した時点のドラッグ速度Vs503を取得する。そしてS603に進み、CPU10は、タイマ16の現在時刻をt=0としてアップカウントでタイマによる計時をスタートさせる。次にS604に進み、減速式F(t)として、通常減速式f(x)412をロードする(F≡f)。次にS605に進み、CPU10は、タイマ16からスライド動作開始からの経過時間(t)を取得する。
そしてS606に進み、速度(Vs−F(t))409が0以上か否かを判定する。ここでVs−F(t)=0であれば、スライド動作を終了する。これは図5で、Te505の状態に相当する。一方、速度(Vs−F(t))>0であればS607に進み、後述する急速停止指示407があるかどうかを判定する。S607で、急速停止指示がないと判定するとS609に進み、急速停止指示があると判定するとS608に進み、減速式F(t)として、急速減速式fc(x)411をロードして(F≡fc)、S609に進む。尚、この急速減速式fc(x)は、本来の減速率よりも減速率を上げて減速させる。S609では、急速停止指示があるなしにかかわらず、減速式を用いて速度Vt=Vs−F(t)409を求める。そしてS610に進み、CPU10は、速度Vtの分だけ一覧表示の表示内容をスライドさせる。そしてS611に進み、S610でスライドさせた結果、表示ページが現在表示しているページを超えたかどうかを判定する。ここで超えていると判定した場合はS612に進んで表示ページを更新してS605に進む。またS611で、現在表示しているページを超えていない場合もS605に進む。
こうして、ユーザによるフリック操作により、仮想的な摩擦により減速させながら一覧画面の表示項目をスライドさせて表示することができる。
図7は、文書管理データの一例を示す図である。
ここで表示ページとは、図3に示す状態では、プレビュー画像306に相当する文書が図7の文書管理データ414のUUIDの「000003」であるとすると、表示ページは「000003」となる。そしてS611で、表示ページが「000003」の前のプレビュー画像312(図3)になると判定した場合には、表示ページを「000002」に更新する。仮に矢印311と逆の左方向にスライドさせて表示ページが次にプレビュー画像314(図3)になると判定した場合には、表示ページは「000004」に更新される。
次に図8は、ジョブリストに対するフリック操作によるスライド動作を説明する図である。以下、図8を参照して説明する。
ジョブリスト画面800には、ジョブリスト表示部801、リストスクロールボタン802、画面を閉じるボタン803、一覧表示更新ボタン804が含まれている。図8では、予め定められたジェスチャー操作は上下方向である。いま805で示す位置でタップし、矢印807で示すように下方向へドラッグしながら、806で示す位置で速度を保ったまま指を離す操作を行うことで、下方向へのフリック操作を行っている例を示す。このとき、上のページに相当するリストがスライドして表示される。また逆方向(上方向)にフリック操作することで、下のページに相当するリストがスライド表示されるようになる。
リストの表示ページは、リスト画面に表示している先頭のリストで表現する。つまり、図8の表示で、そのジョブリストデータ413が図10に示すデータであれば、「job3:user1」であるため表示ページは「0003」となる。そして上述したフリック操作によるスライドにより、「job3:user1」が下方向にスライドし、その上の行を表示しなければならなくなった時点で、S611で表示ページを超えると判定する。そして図10のデータに基づいて表示ページを前ページ「0002」に更新する。一方、逆向き(上向き)のフリック操作で上方向のスライドしている場合なら、「job3:user1」の表示ができなくなった時点で、S611で表示ページを超えると判定し、図10のデータに基づき、表示ページを次ページの「「0004」に更新する。
同様に、図9を参照して、アドレス帳リストに対するフリック操作によるスライド動作を説明する。図9は、アドレス帳に対する下方向へのフリック操作によるスライド動作を説明する図である。
リスト画面900には、アドレス帳リスト表示部901、リストスクロールボタン902、画面を閉じるボタン903、一覧表示更新ボタン904が表示されている。図9でも、予め定められたジェスチャー操作は上下方向である。905に示す位置でタップし、矢印907で示すように下方向へドラッグしながら、906に示す位置で速度を保ったまま指を離す操作を行うことで、下方向へのフリック操作を行っている例を示す。ここでは上のページに相当するリストがスライドして表示される。また逆方向(上方向)にフリック操作することで、下のページに相当するリストがスライド表示されるようになる。
ここでもリストの表示ページは、リスト画面に表示している先頭のリストで表現する。つまり、図9の表示で、そのアドレス帳データ415が図11に示すデータであれば、表示ページは「0003」となる。そして、このフリック操作によるスライドにより、「user3:user3@abc.co.jp」が下方向にスライドし、その上の行を表示しなければならなくなった時点で、S611で表示ページを超えると判定する。そして図11のデータに基づいて、表示ページを「0002」に更新する。一方、上向きのフリック操作で上方向のスライドしている場合は、「user3:user3@abc.co.jp」の表示ができなくなった時点で、S611で表示ページを超えると判定する。そして図11のデータに基づき、表示ページを次ページの「0004」に更新する。
図3に示すようなプレビュー表示における一覧表示であろうと、図8、図9のような文字列のリスト表示の一覧表示であろうとフリック操作に対する挙動は基本的に変わらない。即ち、どちらも、ユーザが指を離した時点の初速から次第に減速して行き、最終的に止まる図5のような速度変化を取る。
仮に図5のTcの地点で急速停止指示があると判定した場合、速度変化を示すカーブは図5から図12のように変化する、この結果、Te505より手前のTce1201で、スライド動作が停止することになる。
図12は、急速停止指示の場合のスライド動作の速度カーブを説明する図である。尚、図12において、図5と共通する部分は同じ記号で示している。この場合は前述の図6のS608で示したように、減速式F(t)として急速減速式fc(x)をロードして計算する。
次に図13のフローチャートを参照して、本実施形態1に係る一覧画面表示の動作を説明する。
図13は、本発明の実施形態1に係る一覧表示モジュールの動作を説明するフローチャートである。尚、このフローチャートを実行するプログラムはHDD14にインストールされており、実行時RAM13に展開されCPU10の制御の下に実行される。この処理は、項目をどう表現するか(プレビューか、サムネールか、リストか等)には依存しない処理である。
まず図3や図8,9のような一覧画面を開くことにより、この一覧表示処理が開始される。まずS1301で、表示ページを「1」とする。この表示ページに関しては、先に述べた通り、図3のような一覧表示の場合は中心に表示している画像を表し、図8や図9のようなリスト表示の場合には先頭の行を表している。次にS1302に進み、その項目管理モジュール(403〜405)から設定した表示ページの項目情報(ジョブリストデータ413、文書管理データ414、アドレス帳データ415)を読み出して表示する。つまり上記の例であれば表示ページは1であるため、図3で図7の格納文書を表示している場合、表示ページは「00001」となる。そして、その文書名「Doc1」を格納アドレス「/BOX/Document/Doc1」から読み出して表示する。また図8で図10のジョブリストを表示する場合、表示ページは「0001」となり、そのジョブ名「job1」、ユーザ名「user1」を読み出して表示することになる。
次にS1303に進み、項目管理モジュール(403〜405)に項目変化のリスナ登録を行う。これにより、表示している項目に変化が発生し、項目管理モジュール(403〜405)が項目変化(EVENT)を発行すると、リスナである一覧表示モジュールに項目変化(EVENT)が通知される。こうしてこれ以降、S1304〜S1306で、S1303で設定した項目変化(EVENT)を受信したか、一覧表示更新ボタンが押下されたか、閉じるボタンが押下されたかを監視することになる。
S1304で、項目変化(EVENT)を受信したかどうかを判定し、受信したと判定するとS1307に進み、現在スライド表示中かどうかを判定する。スライド表示中かどうかは、速度(Vs−F(t))>0かどうかで判定する。ここでスライド表示中でないと判定するとS1308に進み、S1302と同じ処理を行い、表示を更新してS1304に戻る。
一方、S1307でスライド表示中であると判定するとS1309に進み、スライド動作開始からの経過時間t408を取得し、一定時間Tw410が経過しているか(t−Tw≧0)を判定する。S1309で、一定時間が経過したと判定するとS1310に進み、スライド動作を急速に停止する指示を行う(407)。これと同時に一覧表示更新ボタンを通常表示する(後述するS1314を既に実行済で、一覧表示更新ボタンが強調表示されていた場合には強調表示が解除される)。急速停止指示を受けると、上述したスライド動作で説明したようにS608(図6)でこれを受信し、急速停止の説明で示した図12のような速度変化をとる。そしてS1311で、停止したかどうかを判定する。速度(Vs−F(t))>0ならば停止していないと判定し、停止するまで待機し、停止したと判定するとS1308に進む。
一方、S1309で、(t−Tw)<0であり、一定時間が経過していないと判定した場合はS1312に進み、S1302又はS1308で取得して保持している表示データキャッシュ406を使い切ったかどうかを判定する。表示データキャッシュ406を使い切ったと判定した場合は、一覧表示モジュール401は表示データキャッシュ406に保持しているデータだけでは表示できないため、表示するための最新情報を取得する必要がある。その場合はS1310に進むが、そうでないときはS1313に進む。S1313では、表示データキャッシュ406を使い切っていないので、一覧表示の端部(上下左右のどれかの端部)に到達しているかどうかを判定し、端部に到達していると判定したならばS1310に進む。S1313で、まだ端部に達していないと判定した場合はS1314に進み、図8を例にとると、一覧表示更新ボタン804(または図3なら308)を強調表示する。本実施形態1では、強調表示は反転表示するものとし、図14のような画面を得る。S1313で端部に到達していると判定した場合は、それまで表示されていない項目を表示する必要があるため、表示するための最新情報を取得する必要が発生してS1310に進む。
図14は、一覧表示更新ボタンの強調表示を説明する図である。尚、図8と共通する部分は同じ記号で示している。
ここで強調表示はいかなる方法でもよく、カラー表示であれば表示色を変えることも考えられる。更には、ボタン804に枠を付けたり、ボタン804自体や枠を点滅させることも考えられる。また強調表示する対象も一覧表示更新ボタン804(又は図3或いは図9なら308,904)が無い画面の場合は他の表示要素でもよく、或いは画面全体を強調表示したり、画面の分かりやすい個所にアイコン表示を行ってもよい。また或いは、『リストが更新しています』といった旨のメッセージを表示してもよい。要は、一覧表示のスライド動作中に、一覧表示の項目が更新していることをユーザが識別可能にすればよい。よって、これは画面に限らず、音でも可能である。一般的に、操作部20には図示しないブザーが備わっているため、これを用いてユーザに警告することも可能である。或いは音声ガイダンス機能があれば、音声により、上述したメッセージと同様な内容を音声で出力しても目的は達成可能である。
上記説明では、ユーザのジェスチャー操作で一覧表示をスライド動作させることを例にとって説明してきた。しかし本実施形態は、スライド動作中に、表示している一覧画面の項目が変更した場合に、如何にしてユーザにそれを分からせるかが課題であり、どうやってスライド動作するかが要点ではない。
よって、例えば、図3のページスクロールボタン303や、図8や図9のリストスクロールボタン802或いは902の押下持続時間により、スクロール速度が速くなってゆくという構成でもよい。また或いは、図2の操作部20の概観図にあるダイヤル206やトラックボール207のようなデバイスで表示スクロールが可能な構成でも実現可能である。その場合は、ボタンから指を離したり、デバイスの指示操作をやめた時点が、図5のt=0(502)に相当する。
以上説明したように本実施形態1によれば、ユーザがフリック操作により一覧画面をスライドさせている場合、一覧画面の項目が変更した場合にユーザに報知することができる。またユーザがフリック操作により一覧画面をスライドさせている場合、一覧画面の項目が変更した場合に、そのスライド動作を急速に停止させることにより、ユーザがその変化した項目を容易に確認することができるようになる。この際、スライド動作の開始から一定の時間が経過していることを一定の条件とすることにより、頻繁にスライド動作が停止するのを回避できる。即ち、一定の条件を満たさない限り、スライド動作が停止することはないため、頻繁にスライド動作が停止するのを防ぎ、スライド表示の操作性、視認性を低下させることも防いでいる。
[実施形態2]
前述の実施形態1では、項目変化によるスライド動作の急速停止指示は、『スライド開始から一定時間が経過したか』(S1310)を条件としていた。これに対して実施形態2では、項目変化(Event)に項目変化属性を付加することにより、項目管理モジュールが『特定の項目変化属性か』どうかで項目変化によるスライド動作の急速停止指示を行う例を説明する。尚、実施形態2に係るMFP100の構成などは前述の実施形態1と同様であるため、その説明を省略する。
図15は、本発明の実施形態2に係る一覧表示の動作を説明するフローチャートである。前述の図13と同じ処理は同じ記号で示し、それらの説明を省略する。
図15のS1301〜S1308及びS1310〜1314は、前述の実施形態1の図9と同様であるため、その説明を省略する。
ここではS1307で、スライド表示中であると判定するとS1501に進み、受信した項目変化(Event:イベント)の項目変化属性が順序変更かどうかを判定する。S1501で項目変化属性が順序変更であると判定するとS1310に進み、スライド動作を急速に停止する指示を行う。一方、S1501で、項目変化属性が順序変更ではないと判定した場合はS1312に進み、S1302又はS1308で取得し保持している表示データキャッシュ406を使い切ったかどうかを判定する。そして表示データキャッシュ406を使い切ったと判定した場合はS1310を実行する。
以上説明したように実施形態2によれば、図13のS1309のようにスライド動作開始から一定時間の経過を待たずに、スライド動作の最初の項目の順序変更で、スライド動作を急速に停止することができる。また項目変化属性が、項目の順序の変更である場合にスライド動作を急速に停止するので、ユーザは、スライド動作中に項目の順序が変更されたことを容易に確認することができる。
[実施形態3]
前述の実施形態1では、項目変化によるスライド動作の急速停止指示抑制は、S1309で『スライド開始から一定時間が経過したか』によるものであった。これに対して実施形態3では、『以前の変化通知からの時間経過(w)が一定時間(Wt)経過したか』どうかで項目変化によるスライド動作の急速停止を指示する例を説明する。
図16は、本発明の実施形態3に係る一覧表示の動作を説明するフローチャートである。前述の図13と同じ処理は同じ記号で示し、それらの説明を省略する。
まずS1601で、表示ページを1とする。また前の変化通知からの経過時間(w)を一定時間(Wt)より大きい時間に初期化(w=Wt+1)する。これは最初の項目変化を通知するためである。そしてS1302〜S1307の処理は、前述の実施形態1の図13と同様である。
S1307で、スライド表示中であると判定するとS1602に進み、前の変化通知からの経過時間(w)が一定時間(Wt)を超えたか(w−Wt≧0)かどうか判定する。(w−Wt)≧0で、一定時間が経過したと判定するとS1603に進み、スライド動作を急速に停止する指示を行う。これと同時に一覧表示更新ボタンを通常表示する(もしS1314を既に実行しており、一覧表示更新ボタンが強調表示されていた場合には強調表示が解除される)。またこれと同時にw=0にする。一方、S1602で、一定時間が経過していないと判定するとS1312に進み、前述の図13と同様の処理を実行する。
以上説明したように実施形態3によれば、前の変化通知から一定時間が経過したときにスライド動作を急速に停止できる。これにより例えば、頻繁に項目変化が発生するような状態(1ページのプリントが大量に行われているような状態)で、スライド動作が止まってしまうようなことを回避できる。
[実施形態3の変形例]
実施形態3の図16を以下のように読み替える。即ち、『前の変化通知からの経過時間(w)が一定時間(Wt)を超えたか』ではなく、『前の変化通知からの通知回数(w)が一定回数(Wt)に達した』かどうかで、項目変化によるスライド動作の急速停止を指示してもよい。この場合の処理も図16のフローチャートにしたがって実行できる。
これによれば、前の変化通知から通知回数(w)が一定回数(Wt)に達したときにスライド動作を急速に停止できる。これにより例えば、頻繁に項目変化が発生するような状態(1ページのプリントが大量に行われているような状態)で、スライド動作が止まってしまうようなことを回避できる。
(その他の実施例)
上記各実施形態をそれぞれ組み合わせて一つの装置を構成することも可能である。その場合、各実施形態で説明した動作をそれぞれ動作モードとして備え、任意の条件によって自動的に切り替わるようにしてもよい。又はユーザが指示を行うことで手動で切り替えることができる構成にしてもよい。
また、上記実施形態の説明では、リスト表示される項目の例としてジョブリストやアドレス帳リストを例示したが、これ以外にリスト表示されるあらゆる項目に本発明は適用可能である。
また、上記実施形態の説明では、本発明を実施する装置の一例としてMFPとしたが、本発明を実施する装置は、MFPに限定されるものではない。即ち、MFPに限らず、印刷装置やスキャナ、FAX、デジタルカメラ等の画像形成装置や、PCや携帯情報端末等の情報処理装置を含む、少なくとも画像データを処理することができる画像処理装置に本発明は適用可能である。
また、上記実施形態の説明では、スライド表示を行うためにユーザが行う操作としてフリック操作を例に説明した。ただし、本発明はスライド表示を行うためのユーザの操作としてフリック操作に限らなくても実現可能である。例えば、タッチパネルに対するフリック以外の操作によってもスライド表示されるのであれば、その場合に本発明を実施してもよい。即ち、ユーザによる所定の操作によって、表示されているリストがスライド表示されるのであれば、本発明は実施可能である。ここで所定の操作は、タッチパネルへのフリック操作以外にも、タッチパネルをタッチして行うその他のジェスチャ操作であったり、タッチパネルにタッチすることなく行うジェスチャ操作(所謂空間ジェスチャ操作)であってもよい。また、スライド表示すべきリストの表示に関しても、タッチパネルを備える表示部に表示するものに限らず、プロジェクタ等の画像投影装置を用いて何らかのスクリーンに投影するようにしてもよい。そして、投影された画像に対して、所定のジェスチャ操作(空間ジェスチャ等)を行うことによってスライド表示するようにしてもよい。
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(又はCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。

Claims (19)

  1. 項目を一覧表示する画像処理装置であって、
    ユーザの指示操作により前記一覧表示している項目をスライド動作によりスライド表示するスライド表示手段と、
    前記一覧表示すべき項目についてのイベントが発生すると、前記スライド動作中であるか否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段により前記スライド動作中であると判定されると、前記一覧表示している項目についてイベントが発生したことをユーザに通知する通知手段と、
    を有することを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記通知手段は、前記スライド動作を停止することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記通知手段は、前記一覧表示の表示要素を強調して表示することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  4. 前記スライド表示手段によりスライド表示されている項目が、前記スライド表示手段によりスライド表示すべき項目の端部であるか否かを判定する端部判定手段、を更に有し、
    前記端部判定手段により前記端部でないと判定されると、前記通知手段は、前記一覧表示の表示要素を強調して表示する、ことを特徴とする請求項3に記載の画像処理装置。
  5. 前記表示要素は、前記一覧表示する項目を更新するための更新ボタンであることを特徴とする請求項3又は4に記載の画像処理装置。
  6. 前記ユーザの指示操作は、ジェスチャー操作であることを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  7. 前記一覧表示は、ジョブの一覧、文書の一覧及びアドレス帳の一覧の少なくともいずれかを含むことを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  8. 前記判定手段は、前記ジョブの一覧、文書の一覧及びアドレス帳の一覧のそれぞれを管理する管理モジュールからの項目変化のイベントの通知に基づいて判定することを特徴とする請求項に記載の画像処理装置。
  9. 前記スライド動作の停止では、スライド動作の減速率を上げて、スライド動作が本来、停止するより早く停止させることを特徴とする請求項2に記載の画像処理装置。
  10. 前記スライド表示手段によりスライド表示すべき項目を取得する取得手段を更に有し、
    前記スライド表示手段は前記取得手段により取得された項目をスライド表示することを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  11. 前記判定手段により前記スライド動作中であると判定されると、一定の条件を満たしているかを判定する手段を更に有し、
    前記通知手段は、前記一定の条件を満たしている場合に、前記スライド表示におけるスライド動作を停止することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  12. 前記一定の条件は、前記スライド表示の開始から一定時間が経過していることであることを特徴とする請求項11に記載の画像処理装置。
  13. 前記一定の条件は、以前、前記項目についてのイベントが発生したことを通知してから、一定時間が経過していることであることを特徴とする請求項11に記載の画像処理装置。
  14. 前記一定の条件は、以前、前記項目についてのイベントが発生したことを通知してから、一定回数、前記項目についてのイベントが発生したと判定されることであることを特徴とする請求項11に記載の画像処理装置。
  15. 前記一定の条件は、前記項目の順序の変更であることを特徴とする請求項11に記載の画像処理装置。
  16. 前記通知手段は、前記取得手段による、前記スライド表示手段によりスライド表示すべき項目の取得が必要になった際に、前記スライド表示におけるスライド動作を停止することを特徴とする請求項10に記載の画像処理装置。
  17. 前記通知手段は、前記取得手段による、前記スライド表示手段によりスライド表示すべき項目の取得が必要でない場合に、前記一覧表示の表示要素を強調して表示の更新をユーザに促すことを特徴とする請求項10に記載の画像処理装置。
  18. 項目を一覧表示する画像処理装置を制御する制御方法であって、
    スライド表示手段が、ユーザの指示操作により前記一覧表示している項目をスライド動作によりスライド表示するスライド表示工程と、
    判定手段が、前記一覧表示すべき項目についてのイベントが発生すると、前記スライド動作中であるか否かを判定する判定工程と、
    通知手段が、前記判定工程において前記スライド動作中であると判定されると、前記一覧表示している項目についてイベントが発生したことをユーザに通知する通知工程と、
    を有することを特徴とする画像処理装置の制御方法。
  19. コンピュータを、請求項1乃至17のいずれか1項に記載の画像処理装置として機能させるためのプログラム。
JP2012026424A 2012-02-09 2012-02-09 画像処理装置及びその制御方法とプログラム Expired - Fee Related JP5936381B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012026424A JP5936381B2 (ja) 2012-02-09 2012-02-09 画像処理装置及びその制御方法とプログラム
US13/749,124 US9189140B2 (en) 2012-02-09 2013-01-24 Image processing apparatus, control method thereof and storage medium storing program

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012026424A JP5936381B2 (ja) 2012-02-09 2012-02-09 画像処理装置及びその制御方法とプログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2013164677A JP2013164677A (ja) 2013-08-22
JP5936381B2 true JP5936381B2 (ja) 2016-06-22

Family

ID=48946721

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012026424A Expired - Fee Related JP5936381B2 (ja) 2012-02-09 2012-02-09 画像処理装置及びその制御方法とプログラム

Country Status (2)

Country Link
US (1) US9189140B2 (ja)
JP (1) JP5936381B2 (ja)

Families Citing this family (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5389757B2 (ja) * 2010-09-15 2014-01-15 株式会社ソニー・コンピュータエンタテインメント 画像処理装置、コンテンツ作成装置、画像処理方法、およびコンテンツファイルのデータ構造
US10521188B1 (en) 2012-12-31 2019-12-31 Apple Inc. Multi-user TV user interface
CN103440093A (zh) * 2013-09-10 2013-12-11 北京网秦天下科技有限公司 在列表显示界面中显示列表的方法和移动终端
US20150142787A1 (en) * 2013-11-19 2015-05-21 Kurt L. Kimmerling Method and system for search refinement
JP6399834B2 (ja) * 2014-07-10 2018-10-03 キヤノン株式会社 情報処理装置、情報処理装置の制御方法、及びプログラム
US11966560B2 (en) 2016-10-26 2024-04-23 Apple Inc. User interfaces for browsing content from multiple content applications on an electronic device
JP6809258B2 (ja) 2017-02-02 2021-01-06 コニカミノルタ株式会社 画像処理装置、条件表示方法、およびコンピュータプログラム
JP7172276B2 (ja) * 2018-08-20 2022-11-16 富士フイルムビジネスイノベーション株式会社 情報処理装置およびプログラム
US11962836B2 (en) 2019-03-24 2024-04-16 Apple Inc. User interfaces for a media browsing application
CN114115676A (zh) * 2019-03-24 2022-03-01 苹果公司 包括内容项的可选表示的用户界面
US11863837B2 (en) 2019-05-31 2024-01-02 Apple Inc. Notification of augmented reality content on an electronic device
WO2020243645A1 (en) 2019-05-31 2020-12-03 Apple Inc. User interfaces for a podcast browsing and playback application
US11843838B2 (en) 2020-03-24 2023-12-12 Apple Inc. User interfaces for accessing episodes of a content series
US11899895B2 (en) 2020-06-21 2024-02-13 Apple Inc. User interfaces for setting up an electronic device
US11934640B2 (en) 2021-01-29 2024-03-19 Apple Inc. User interfaces for record labels

Family Cites Families (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2827612B2 (ja) * 1991-10-07 1998-11-25 富士通株式会社 タッチパネル装置およびタッチパネル装置におけるオブジェクトの表示方法。
US8004496B2 (en) * 2002-01-08 2011-08-23 Koninklijke Philips Electronics N.V. User interface for electronic devices for controlling the displaying of long sorted lists
JP3862694B2 (ja) 2003-11-20 2006-12-27 キヤノン株式会社 画像処理装置及びその制御方法、プログラム
JP3796500B2 (ja) 2003-11-21 2006-07-12 キヤノン株式会社 画像処理装置及びその制御方法、プログラム
JP3997198B2 (ja) 2003-12-05 2007-10-24 キヤノン株式会社 画像処理システム及び画像処理方法
JP4510535B2 (ja) 2004-06-24 2010-07-28 キヤノン株式会社 画像処理装置及びその制御方法、プログラム
JP4208780B2 (ja) 2004-07-07 2009-01-14 キヤノン株式会社 画像処理システム及び画像処理装置の制御方法並びにプログラム
JP2006023945A (ja) 2004-07-07 2006-01-26 Canon Inc 画像処理システム及び画像処理方法
US20070061488A1 (en) * 2004-09-20 2007-03-15 Trilibis Inc. System and method for flexible user interfaces
US7958456B2 (en) * 2005-12-23 2011-06-07 Apple Inc. Scrolling list with floating adjacent index symbols
US7921176B2 (en) * 2007-01-03 2011-04-05 Madnani Rajkumar R Mechanism for generating a composite email
US8701037B2 (en) * 2007-06-27 2014-04-15 Microsoft Corporation Turbo-scroll mode for rapid data item selection
JP5085286B2 (ja) * 2007-11-20 2012-11-28 オリンパスイメージング株式会社 表示制御装置,カメラ,表示制御方法,表示制御プログラム
US8887085B1 (en) * 2008-03-20 2014-11-11 Amazon Technologies, Inc. Dynamic content navigation
US20090327915A1 (en) * 2008-06-27 2009-12-31 International Business Machines Corporation Automatic GUI Reconfiguration Based On User Preferences
US20100058240A1 (en) 2008-08-26 2010-03-04 Apple Inc. Dynamic Control of List Navigation Based on List Item Properties

Also Published As

Publication number Publication date
US9189140B2 (en) 2015-11-17
US20130212531A1 (en) 2013-08-15
JP2013164677A (ja) 2013-08-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5936381B2 (ja) 画像処理装置及びその制御方法とプログラム
US9088678B2 (en) Image processing device, non-transitory computer readable recording medium and operational event determining method
JP6308521B2 (ja) ジョブ処理装置、ジョブ処理装置の制御方法、及びプログラム
JP5765366B2 (ja) 画像処理装置、携帯端末装置、リモート画面データの作成プログラム及び表示制御プログラム
JP2014106853A (ja) 情報処理装置、情報処理装置の制御方法、及び情報処理装置の制御プログラム
JP2014215788A (ja) 情報処理システム、情報処理方法及びプログラム
JP2016126657A (ja) 情報処理装置、情報処理装置の制御方法、及びプログラム
US20140380250A1 (en) Image processing apparatus, image processing method and program
JP2013164747A (ja) 画像形成装置、その制御方法、及びプログラム
CN108513029B (zh) 图像处理装置和图像处理装置的控制方法
US8982397B2 (en) Image processing device, non-transitory computer readable recording medium and operational event determining method
US20220035500A1 (en) Image processing apparatus, control method for image processing apparatus, and recording medium
JP2015114767A (ja) 情報処理装置、及び情報処理装置の制御方法、並びにプログラム
JP2020088412A (ja) 画像処理装置、画像処理装置の制御方法、及びプログラム
KR102105492B1 (ko) 정보 처리 장치, 정보 처리 장치의 제어 방법 및 저장 매체
JP6436752B2 (ja) 情報処理装置、情報処理装置における情報処理方法、並びにプログラム
JP7195794B2 (ja) 画像処理装置、画像処理装置の制御方法、及びプログラム
JP2015118618A (ja) 情報処理装置、情報処理方法、及びコンピュータプログラム
JP6894964B2 (ja) プリンタ、プリンタの制御方法及びプログラム
JP2017187833A (ja) 電子機器及びgui制御プログラム
JP2021154740A (ja) 画像形成装置、画像処理装置の制御方法及びプログラム
JP2019145183A (ja) 画像処理装置、画像処理装置の制御方法、及びプログラム
JP2021028851A (ja) 画像処理装置、画像処理装置の制御方法、及びプログラム
JP2023066667A (ja) 情報処理装置、制御方法、およびプログラム
JP2015082210A (ja) タッチパネル装置および画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150120

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20151225

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160112

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160310

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160411

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160510

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5936381

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees