JP5765366B2 - 画像処理装置、携帯端末装置、リモート画面データの作成プログラム及び表示制御プログラム - Google Patents
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Description
この発明は、多機能デジタル複合機であるMFP(Multi Function Peripherals)等の画像処理装置、スマートフォンやタブレット端末等の携帯端末装置及び各装置で実行されるプログラムに関する。
近年、スマートフォン、タブレット端末等の携帯端末装置は、電子化された文書を記憶可能であり、時と場所を選ばず、文書を閲覧したり編集したりできる。また、携帯端末装置で編集等したファイルを前記MFP等の画像処理装置に送信し、画像処理装置で印刷または保存等の処理を実行させることができる。さらに、画像処理装置のスキャナ部で読み取った原稿の画像データ等からなるファイルを携帯端末装置に送信し、携帯端末装置で編集等を行うこともできる。
しかし、携帯端末装置と画像処理装置とを、それぞれ別個に操作する必要があり、操作が煩雑になるといった問題がある。
そこで、最近、画像処理装置の機能を使用するための画像処理装置側の操作画面を、携帯端末装置の表示部にリモート画面として表示し、携帯端末装置から画像処理装置を連携操作できるようにした、画像処理装置と携帯端末装置との連携システムが提案されている。この連携システムでは、携帯端末装置の表示部に表示される画像処理装置側のリモート画面は、画像処理装置から送信される画面データに基づいて表示される。
つまり、操作が行われたことを示す情報が携帯端末装置から画像処理装置に送信され、画像処理装置はこの情報に基づいて次の画面データを作成し、この画面データを携帯端末装置に送信し、携帯端末装置はこの画面データに基づいてリモート画面を更新表示する。
一方、携帯端末装置はタッチパネルを備えており、画像処理装置側のリモート画面とともに携帯端末装置の各種のアプリケーションを示すアプリケーションアイコンが同時に表示可能となっている。
そして、画像処理装置に格納されている文書ファイルを示す1個または複数個のファイルボタンがリモート画面に表示されている状態で、いずれかのファイルボタンをドラッグして携帯端末装置側のアプリケーションアイコンにドロップすることで、アプリケーションを起動して指定された文書ファイルを処理するといった操作が可能となっている。
ところが、このようなドラッグアンドドロップ行うに際して、次のような問題があった。
即ち、携帯端末装置に表示される画像処理装置側のリモート画面には、前記ファイルボタンの他、印刷ボタン、送信ボタン、削除ボタンといった文書ファイルを処理するためのファイル処理ボタンが表示される。このようなファイル処理ボタンは、誤操作防止のためにリモート画面の端部に表示されることが多く、このためファイル処理ボタンと携帯端末装置側のアプリケーションアイコンとが近接状態で表示される場合がある。
この状態で、ファイルボタンをドラッグして、例えばアプリケーションアイコンにドロップする場合、アプリケーションアイコンと近接しているリモート画面のファイル処理ボタンに、誤ってドロップしてしまうとか、逆にファイル処理ボタンにドロップしようとしてアプリケーションアイコンにドロップしてしまい、ユーザーが意図しない動作が行われてしまうという問題がある。また、指先はファイル処理ボタン上にあり、ファイルボタンはアプリケーションアイコンに重なっている場合、アプリケーションアイコンにドロップされたと誤って判断されることもある。
このような問題は、特に携帯端末装置の表示画面サイズが小さい場合に起こりやすい。
なお、特許文献1には、ユーザーがタッチした際に触れたアイコンの数を検出するとともに、検出されたアイコンを拡大・縮小する等して、アイコン候補を改めて表示し、ユーザーに選択させることで誤操作を解消する技術が提案されている。
しかしながら、画像処理装置側の画面をリモート画面として携帯端末装置に表示する場合には、携帯端末装置側はリモート画面のどの位置に処理ボタンが存在するかを把握できないため、上記特許文献1に記載された技術は、ファイルアイコンをリモート画面の処理ボタンや携帯端末装置側のプリケーションアイコンにドロップする際の誤操作に対する解決策を提供しうるものではなかった。
この発明は、このような実情に鑑みてなされたものであり、画像処理装置側の画面をリモート画面として携帯端末装置に表示して、リモート画面に表示されているファイルボタンをリモート画面の処理ボタンや携帯端末装置側のプリケーションアイコンにドロップする際の誤操作を防止することができる画像処理装置及び携帯端末装置を提供し、さらにはリモート画面データの作成プログラム及び表示制御プログラムを提供することを課題とする。
上記課題は、以下の手段によって解決される。
(1)1個または複数個の文書ファイルを格納する格納手段と、前記文書ファイルを示す1個または複数個のファイルボタンとこのファイルボタンをドロップ可能なファイル処理用の1個または複数個のファイル処理ボタンとを有する画像処理装置側の画面を、リモート画面として表示手段に表示すると共に、前記リモート画面と同時に、自装置側のアプリケーションを示し前記ファイルボタンをドロップ可能な1個または複数個のアプリケーションアイコンを前記表示手段に表示する携帯端末装置と接続するための接続手段と、前記接続手段により接続された前記携帯端末装置から、前記表示手段に表示される前記アプリケーションアイコンの表示位置情報を含む表示情報を受信する受信手段と、前記受信手段により受信された表示情報に基づき、前記リモート画面に表示される前記ファイル処理ボタンの位置を、前記アプリケーションアイコンとの距離が拡大する位置に移動させて、リモート画面表示用データを作成する表示用データ作成手段と、前記表示用データ作成手段により作成されたリモート画面表示用データを前記携帯端末装置に送信する送信手段と、を備えたことを特徴とする画像処理装置。
(2)前記表示用データ作成手段は、前記リモート画面に表示される前記ファイル処理ボタンと前記アプリケーションアイコンのうちの最も近いもの同士の距離が、予め設定された閾値以下の場合に、前記ファイル処理ボタンの位置を移動させてリモート画面表示用データを作成する前項1に記載の画像処理装置。
(3)前記アプリケーションアイコンはアイコン表示領域に表示され、前記受信手段は、前記携帯端末装置から前記アイコン表示領域の表示位置情報をも受信し、前記表示用データ作成手段は、前記リモート画面における前記ファイル処理ボタンと前記アイコン表示領域が、表示画面の同じ辺側に存在している場合に、前記ファイル処理ボタンの位置を移動させてリモート画面表示用データを作成する前項1に記載の画像処理装置。
(4)前記表示用データ作成手段は、移動先の空き表示領域に応じて、前記ファイル処理ボタンの大きさを変更する前項1〜3のいずれかに記載の画像処理装置。
(5)前記ファイル処理ボタンが複数個存在し、空き表示領域に応じて前記ファイル処理ボタンの大きさを変更した状態で、前記複数個のファイル処理ボタンの全てを移動できないときは、前記表示用データ作成手段は、予め設定された優先度に基づいて、移動するファイル処理ボタンを決定する前項4に記載の画像処理装置。
(6)画像処理装置に格納されている1個または複数個の文書ファイルを示す1個または複数個のファイルボタンとこのファイルボタンをドロップ可能なファイル処理用の1個または複数個のファイル処理ボタンとを有する画像処理装置側の画面を、リモート画面として表示すると共に、前記リモート画面と同時に、自装置側のアプリケーションを示し前記ファイルボタンをドロップ可能な1個または複数個のアプリケーションアイコンを表示する表示手段と、前記画像処理装置と接続するための接続手段と、前記接続手段により接続された画像処理装置から、リモート画面表示用データと、リモート画面に表示される前記ファイル処理ボタンの表示位置情報を受信する受信手段と、前記受信手段により受信された前記ファイル処理ボタンの表示位置情報に基づき、前記表示手段に表示される前記アプリケーションアイコンの位置を、前記ファイル処理ボタンとの距離が拡大する位置に移動させて、前記リモート画面と前記アプリケーションアイコンを前記表示手段に表示させる表示制御手段と、を備えたことを特徴とする携帯端末装置。
(7)前記表示制御手段は、前記リモート画面に表示される前記ファイル処理ボタンと前記アプリケーションアイコンのうちの最も近いもの同士の距離が、予め設定された閾値以下の場合に、前記アプリケーションアイコンの位置を移動させて表示する前項6に記載の携帯端末装置。
(8)前記アプリケーションアイコンはアイコン表示領域に表示され、前記表示制御手段は、前記リモート画面における前記ファイル処理ボタンと前記アイコン表示領域が、表示画面の同じ辺側に存在している場合に、前記アイコン表示領域を移動して前記表示手段に表示させる前項6に記載の携帯端末装置。
(9)格納手段に格納された1個または複数個の文書ファイルを示す1個または複数個のファイルボタンとこのファイルボタンをドロップ可能なファイル処理用の1個または複数個のファイル処理ボタンとを有する画像処理装置側の画面を、リモート画面として表示手段に表示すると共に、前記リモート画面と同時に、自装置側のアプリケーションを示し前記ファイルボタンをドロップ可能な1個または複数個のアプリケーションアイコンを前記表示手段に表示する携帯端末装置と接続する接続ステップと、前記接続ステップにおいて接続された前記携帯端末装置から、前記表示手段に表示される前記アプリケーションアイコンの表示位置情報を含む表示情報を受信する受信ステップと、前記ステップにおいて受信された表示情報に基づき、前記リモート画面に表示される前記ファイル処理ボタンの位置を、前記アプリケーションアイコンとの距離が拡大する位置に移動させて、リモート画面表示用データを作成する表示用データ作成ステップと、前記表示用データ作成ステップにおいて作成されたリモート画面表示用データを前記携帯端末装置に送信する送信ステップと、を画像処理装置のコンピュータに実行させるためのリモート画面データの作成プログラム。
(10)画像処理装置に格納されている1個または複数個の文書ファイルを示す1個または複数個のファイルボタンとこのファイルボタンをドロップ可能なファイル処理用の1個または複数個のファイル処理ボタンとを有する画像処理装置側の画面を、リモート画面として表示すると共に、前記リモート画面と同時に、自装置側のアプリケーションを示し前記ファイルボタンをドロップ可能な1個または複数個のアプリケーションアイコンを表示する表示手段を備えた携帯端末装置のコンピュータに、前記画像処理装置と接続するための接続ステップと、前記接続ステップにおいて接続された画像処理装置から、リモート画面表示用データと、リモート画面に表示される前記ファイル処理ボタンの表示位置情報を受信する受信ステップと、前記受信ステップにおいて受信された前記ファイル処理ボタンの表示位置情報に基づき、前記表示手段に表示される前記アプリケーションアイコンの位置を、前記ファイル処理ボタンとの距離が拡大する位置に移動させて、前記リモート画面と前記アプリケーションアイコンを前記表示手段に表示させる表示制御ステップと、を実行させるための表示制御プログラム。
(1)1個または複数個の文書ファイルを格納する格納手段と、前記文書ファイルを示す1個または複数個のファイルボタンとこのファイルボタンをドロップ可能なファイル処理用の1個または複数個のファイル処理ボタンとを有する画像処理装置側の画面を、リモート画面として表示手段に表示すると共に、前記リモート画面と同時に、自装置側のアプリケーションを示し前記ファイルボタンをドロップ可能な1個または複数個のアプリケーションアイコンを前記表示手段に表示する携帯端末装置と接続するための接続手段と、前記接続手段により接続された前記携帯端末装置から、前記表示手段に表示される前記アプリケーションアイコンの表示位置情報を含む表示情報を受信する受信手段と、前記受信手段により受信された表示情報に基づき、前記リモート画面に表示される前記ファイル処理ボタンの位置を、前記アプリケーションアイコンとの距離が拡大する位置に移動させて、リモート画面表示用データを作成する表示用データ作成手段と、前記表示用データ作成手段により作成されたリモート画面表示用データを前記携帯端末装置に送信する送信手段と、を備えたことを特徴とする画像処理装置。
(2)前記表示用データ作成手段は、前記リモート画面に表示される前記ファイル処理ボタンと前記アプリケーションアイコンのうちの最も近いもの同士の距離が、予め設定された閾値以下の場合に、前記ファイル処理ボタンの位置を移動させてリモート画面表示用データを作成する前項1に記載の画像処理装置。
(3)前記アプリケーションアイコンはアイコン表示領域に表示され、前記受信手段は、前記携帯端末装置から前記アイコン表示領域の表示位置情報をも受信し、前記表示用データ作成手段は、前記リモート画面における前記ファイル処理ボタンと前記アイコン表示領域が、表示画面の同じ辺側に存在している場合に、前記ファイル処理ボタンの位置を移動させてリモート画面表示用データを作成する前項1に記載の画像処理装置。
(4)前記表示用データ作成手段は、移動先の空き表示領域に応じて、前記ファイル処理ボタンの大きさを変更する前項1〜3のいずれかに記載の画像処理装置。
(5)前記ファイル処理ボタンが複数個存在し、空き表示領域に応じて前記ファイル処理ボタンの大きさを変更した状態で、前記複数個のファイル処理ボタンの全てを移動できないときは、前記表示用データ作成手段は、予め設定された優先度に基づいて、移動するファイル処理ボタンを決定する前項4に記載の画像処理装置。
(6)画像処理装置に格納されている1個または複数個の文書ファイルを示す1個または複数個のファイルボタンとこのファイルボタンをドロップ可能なファイル処理用の1個または複数個のファイル処理ボタンとを有する画像処理装置側の画面を、リモート画面として表示すると共に、前記リモート画面と同時に、自装置側のアプリケーションを示し前記ファイルボタンをドロップ可能な1個または複数個のアプリケーションアイコンを表示する表示手段と、前記画像処理装置と接続するための接続手段と、前記接続手段により接続された画像処理装置から、リモート画面表示用データと、リモート画面に表示される前記ファイル処理ボタンの表示位置情報を受信する受信手段と、前記受信手段により受信された前記ファイル処理ボタンの表示位置情報に基づき、前記表示手段に表示される前記アプリケーションアイコンの位置を、前記ファイル処理ボタンとの距離が拡大する位置に移動させて、前記リモート画面と前記アプリケーションアイコンを前記表示手段に表示させる表示制御手段と、を備えたことを特徴とする携帯端末装置。
(7)前記表示制御手段は、前記リモート画面に表示される前記ファイル処理ボタンと前記アプリケーションアイコンのうちの最も近いもの同士の距離が、予め設定された閾値以下の場合に、前記アプリケーションアイコンの位置を移動させて表示する前項6に記載の携帯端末装置。
(8)前記アプリケーションアイコンはアイコン表示領域に表示され、前記表示制御手段は、前記リモート画面における前記ファイル処理ボタンと前記アイコン表示領域が、表示画面の同じ辺側に存在している場合に、前記アイコン表示領域を移動して前記表示手段に表示させる前項6に記載の携帯端末装置。
(9)格納手段に格納された1個または複数個の文書ファイルを示す1個または複数個のファイルボタンとこのファイルボタンをドロップ可能なファイル処理用の1個または複数個のファイル処理ボタンとを有する画像処理装置側の画面を、リモート画面として表示手段に表示すると共に、前記リモート画面と同時に、自装置側のアプリケーションを示し前記ファイルボタンをドロップ可能な1個または複数個のアプリケーションアイコンを前記表示手段に表示する携帯端末装置と接続する接続ステップと、前記接続ステップにおいて接続された前記携帯端末装置から、前記表示手段に表示される前記アプリケーションアイコンの表示位置情報を含む表示情報を受信する受信ステップと、前記ステップにおいて受信された表示情報に基づき、前記リモート画面に表示される前記ファイル処理ボタンの位置を、前記アプリケーションアイコンとの距離が拡大する位置に移動させて、リモート画面表示用データを作成する表示用データ作成ステップと、前記表示用データ作成ステップにおいて作成されたリモート画面表示用データを前記携帯端末装置に送信する送信ステップと、を画像処理装置のコンピュータに実行させるためのリモート画面データの作成プログラム。
(10)画像処理装置に格納されている1個または複数個の文書ファイルを示す1個または複数個のファイルボタンとこのファイルボタンをドロップ可能なファイル処理用の1個または複数個のファイル処理ボタンとを有する画像処理装置側の画面を、リモート画面として表示すると共に、前記リモート画面と同時に、自装置側のアプリケーションを示し前記ファイルボタンをドロップ可能な1個または複数個のアプリケーションアイコンを表示する表示手段を備えた携帯端末装置のコンピュータに、前記画像処理装置と接続するための接続ステップと、前記接続ステップにおいて接続された画像処理装置から、リモート画面表示用データと、リモート画面に表示される前記ファイル処理ボタンの表示位置情報を受信する受信ステップと、前記受信ステップにおいて受信された前記ファイル処理ボタンの表示位置情報に基づき、前記表示手段に表示される前記アプリケーションアイコンの位置を、前記ファイル処理ボタンとの距離が拡大する位置に移動させて、前記リモート画面と前記アプリケーションアイコンを前記表示手段に表示させる表示制御ステップと、を実行させるための表示制御プログラム。
前項(1)に記載の発明によれば、携帯端末装置から、該携帯端末装置の表示手段に表示されるアプリケーションアイコンの表示位置情報を含む表示情報を受信し、この受信した表示情報に基づき、画像処理装置側のリモート画面に表示されるファイル処理ボタンの位置を、携帯端末装置側のアプリケーションアイコンとの距離が拡大する位置に移動させてリモート画面表示用データを作成し、前記携帯端末装置に送信する。このため、携帯端末装置が、受信したリモート画面表示用データに基づいてリモート画面を表示した状態では、リモート画面中のファイル処理ボタンと携帯端末装置側のアプリケーションアイコンとの距離が拡大しており、リモート画面中のファイルボタンをドラッグしてアプリケーションアイコンにドロップする際に、誤ってファイル処理ボタンにドロップしたり、逆にファイル処理ボタンにドロップしようとして誤ってアプリケーションアイコンにドロップするといった誤操作を防止できる。また、指先はファイル処理ボタン上にあり、ファイルボタンはアプリケーションアイコンに重なっているためアプリケーションアイコンにドロップされたと誤って判断される、といった不都合も回避できる。
前項(2)に記載の発明によれば、リモート画面に表示されるファイル処理ボタンとアプリケーションアイコンのうちの最も近いもの同士の距離が、予め設定された閾値以下の場合に、ファイル処理ボタンの位置を移動させてリモート画面表示用データが作成されるから、誤操作が生じやすい場合に限定して、ファイル処理ボタンの位置を移動させることで、無駄な処理の実施を防止できる。
前項(3)に記載の発明によれば、リモート画面におけるファイル処理ボタンとアプリケーションアイコンが表示されるアイコン表示領域が、表示画面の同じ辺側に存在している場合に、ファイル処理ボタンの位置を移動させてリモート画面表示用データが作成されるから、ファイル処理ボタンを移動させるか否かの判断処理が簡素になる。
前項(4)に記載の発明によれば、ファイル処理ボタンの移動先の空き表示領域に応じて、ファイル処理ボタンの大きさが変更されるから、ファイル処理ボタンとアプリケーションアイコンとの距離を確保しながら、空き表示領域に応じて最適な大きさにファイル処理ボタンを表示させることができる。
前項(5)に記載の発明によれば、複数個のファイル処理ボタンの全てを移動できないときは、予め設定された優先度に基づいて移動するファイル処理ボタンが決定されるから、重要なファイル処理ボタンを優先的に移動させることができる。
前項(6)に記載の発明によれば、携帯端末装置は、画像処理装置から、リモート画面表示用データとリモート画面に表示されるファイル処理ボタンの表示位置情報を受信し、この受信したファイル処理ボタンの表示位置情報に基づき、表示手段に表示されるアプリケーションアイコンの位置を、ファイル処理ボタンとの距離が拡大する位置に移動させて、リモート画面とアプリケーションアイコンを前記表示手段に表示させる。このため、携帯端末装置がリモート画面を表示した状態では、リモート画面中のファイル処理ボタンと携帯端末装置側のアプリケーションアイコンとの距離が拡大しており、リモート画面中のファイルボタンをドラッグしてアプリケーションアイコンにドロップする際に、誤ってファイル処理ボタンにドロップしたり、逆にファイル処理ボタンにドロップしようとして誤ってアプリケーションアイコンにドロップするといった誤操作を防止できる。また、指先はファイル処理ボタン上にあり、ファイルボタンはアプリケーションアイコンに重なっているためアプリケーションアイコンにドロップされたと誤って判断される、といった不都合も回避できる。
前項(7)に記載の発明によれば、リモート画面に表示されるファイル処理ボタンとアプリケーションアイコンのうちの最も近いもの同士の距離が、予め設定された閾値以下の場合に、ファイル処理ボタンの位置を移動させてリモート画面表示用データが作成されるから、誤操作が生じやすい場合に限定して、ファイル処理ボタンの位置を移動させることで、無駄な処理の実施を防止できる。
前項(8)に記載の発明によれば、リモート画面におけるファイル処理ボタンとアイコン表示領域が、表示画面の同じ辺側に存在している場合に、ファイル処理ボタンの位置を移動させてリモート画面表示用データが作成されるから、ファイル処理ボタンを移動させるか否かの判断処理が簡素になる。
前項(9)に記載の発明によれば、携帯端末装置から、該携帯端末装置の表示手段に表示されるアプリケーションアイコンの表示位置情報を含む表示情報を受信し、この受信した表示情報に基づき、画像処理装置側のリモート画面に表示されるファイル処理ボタンの位置を、携帯端末装置側のアプリケーションアイコンとの距離が拡大する位置に移動させてリモート画面表示用データを作成し、前記携帯端末装置に送信する処理を、画像処理装置のコンピュータに実行させることができる。
前項(10)に記載の発明によれば、画像処理装置からリモート画面表示用データとリモート画面に表示されるファイル処理ボタンの表示位置情報を受信し、この受信したファイル処理ボタンの表示位置情報に基づき、表示手段に表示されるアプリケーションアイコンの位置を、ファイル処理ボタンとの距離が拡大する位置に移動させて、リモート画面とアプリケーションアイコンを前記表示手段に表示させる処理を、携帯端末装置のコンピュータに実行させることができる。
以下、この発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は、この発明の一実施形態に係る画像処理装置及び携帯端末装置が用いられた画像処理連携システムの構成図である。
この画像処理連携システムは、画像処理装置1と携帯端末装置2等を備え、これらの画像処理装置1と携帯端末装置2は、無線LANルータ3、ネットワーク4を介して相互に接続可能となされている。なお、画像処理装置1と携帯端末装置2は、USBインターフェース等により有線接続も可能であるが、この実施形態では、無線通信により相互に接続されるものとして説明する。
この実施形態では、画像処理装置1としてコピー機能、プリント機能、スキャン機能、ファクシミリ機能等を備えた前述のMFPが用いられている。以下、画像処理装置をMFPとも記す。また、携帯端末装置を携帯端末とも記す。
図2は、前記MFP1と携帯端末2の電気的な構成を示すブロック図である。
MFP1は、CPU101、ROM102、RAM103,スキャナ部104、プリント部105、記憶部106、操作パネル部107、WIFI(Wireless Fidelity)モジュール109、LAN(Local Area Network)コントローラ110、USBインターフェース(USBI/F)111等を備えている。
前記CPU101は、ROM102等に記憶された動作プログラムに従って動作することにより、MFP1の全体を統括的に制御するものである。例えば、MFP1の各種機能を使用可能に制御するほか、この実施形態では、携帯端末2からの要求に基づいて、自装置の操作画面を携帯端末2に表示させるためのリモート画面表示用データを携帯端末2に送信したり、携帯端末2側で行われたユーザー操作に応じて、ジョブを実行したり次に表示させるリモート画面表示用データ等を携帯端末2に送信する。
前記ROM102は、CPU101の動作プログラム等を記憶するメモリであり、RAM103はCPU101が動作プログラムに従って動作するときの作業領域を提供するメモリである。
前記スキャナ部104は、図示しないプラテンガラス上にセットされた原稿や、同じく図示しない自動原稿搬送装置にセットされた原稿の画像を読み取って、電子データである画像データを出力するものである。
前記プリント部105は、スキャナ部104により読み取られた原稿の画像データや、携帯端末2等から送信されたプリントデータを、用紙に印刷するものである。
前記記憶部106は、各種のデータやアプリケーション等を記憶するものであり、ハードディスク装置などが用いられている。特に、この実施形態では、操作パネル部107に表示される各種の操作画面の表示用データが記憶されており、ユーザーの操作に応じた操作画面の表示用データがCPU101によって記憶部106から呼び出され、操作パネル部107に表示されたり、携帯端末2に送信される。また、スキャナ部104で読み取られた画像データからなる文書ファイルや、外部装置から送信された文書ファイル等の複数のファイルも保存されている。
操作パネル部107は、MFP1を操作したりユーザーにメッセージ等を表示するものであり、スタートキー、テンキー等を有するキー部107aと、液晶等のタッチパネルからなる表示部107bを備えている。
前記WIFIモジュール109は、携帯端末2と無線接続するためのインターフェースであり、前記LANコントローラ110は、パーソナルコンピュータや他のMFP等の外部装置との間の通信を制御するものである。
前記USBインターフェース111は携帯端末2と有線接続するためのインターフェースである。
一方、携帯端末2には、スマートフォン、タブレット端末、電子ペーパー等が用いられる。携帯端末2は、CPU201、RAM202、記憶部203、表示部204a、操作部204b、WIFIモジュール205、LANコントローラ206、USBインターフェース207、ファイル処理部208a、208b、連携部209等を備えている。
前記CPU201は、携帯端末2の全体を統括的に制御するものであり、基本ソフトウェアであるOS(Operating System)や、後述する連携アプリケーションあるいは汎用アプリケーションに従って動作する。
前記RAM202は、CPU201が動作プログラムに従って動作するときの作業領域となるメモリである。
前記記憶部203は、各種のデータやアプリケーション等を記憶するものであり、ハードディスク装置などが用いられている。この実施形態では、MFP1から送信されたリモート画面表示用データ、基本OS、連携アプリケーション、汎用アプリケーション等のプログラム、表示部204aの表示領域や空き表示領域についての情報等を記憶している。なお、以下の説明ではアプリケーションを単にアプリともいう。
前記表示部204aは液晶等のデバイスからなり、操作部204bは表示部204aに設けられ、タッチ入力操作が可能なタッチパネルからなる。タッチ操作は通常、タッチした指の数や指の移動に応じて操作内容を規定するジェスチャー操作によって行われる。ジェスチャー操作の一例として、画面をスクロール(ページ送りやページ戻し)をするためのフリック操作、画像の変倍(拡大または縮小)や回転等を指示するためのピンチイン操作、ピンチアウト操作などを例示できる。また、画面上のファイルを示すファイルボタンやファイルアイコンをドラッグして、ファイル処理が可能なファイル処理ボタンやアプリケーションアイコンにドロップすることが可能である。
前記WIFIモジュール205は、携帯端末2をMFP1と無線接続するためのインターフェースであり、前記LANコントローラ206は、ユーザー端末等の外部装置との間の通信を制御するものである。また、前記USBインターフェース207は、携帯端末装置2をMFP1と有線接続するためのインターフェースである。
前記ファイル処理部208a、208bは、ファイルに編集、転送あるいはメール配信等の処理を実施する。以下、ファイル処理部208a、208bをいずれもファイル処理部208と記す。
前記連携部209は、MFP1と携帯端末2の間の機能連携を円滑に行うために、MFP1の機能を使用できるようにするためのものである。具体的には、MFP1のコピー機能、プリント機能、スキャン機能、ファクシミリ機能等を使用するためにMFP1の操作パネル部107に表示される操作画面と同じ操作画面を再生するためのリモート画面表示用データをMFP1から受信し、前記操作画面をリモート画面として表示部204に表示したり、リモート画面に表示されたボタンをユーザーが押下したときに、画面上の操作位置の座標を検出して操作情報としてMFP1に送信する。MFP1は前記操作位置の座標を解析することにより、ユーザーの操作指示を特定し、操作指示に応じた動作を実行する。
前記ファイル処理部208は、CPU201が汎用アプリを実行することによりその機能が実現される。つまり、汎用アプリは各種ファイルを処理するファイル処理部208を実現するためのソフトウェアであり、例えばファイル編集用アプリ、ファイルを電子メールで配信する機能を有するアプリ、ウェブ上にファイルをストレージする機能を有するアプリ等、各種のアプリを用いることができる。
また、前記連携部209は、CPU201が前述した連携アプリを実行することによりそれらの機能が実現される。つまり、連携アプリはMFP1と携帯端末2とのスムーズな機能連携を図るためのソフトウェアである。また、連携アプリと汎用アプリとの間で、ファイルの転送やダウンロードを行うことができる。
図3は、MFP1と携帯端末2のファームウェア構成を示すブロック図である。
MFP1は、アプリ層に、操作パネル(アプリ)121やオープンAPI(Open Application Program Interface)122等を備え、共通API層に、共通API(Common API)125やパネル表示画像生成部126等を備え、ハードウェア依存層に、パネル画面生成部123、パネル制御部124、携帯端末用制御部127等を備えている。
さらに、カーネル層に、パネル入力制御部129、パネルLCD制御部130、JPEGコーダドライバ131等を備え、デバイス層に、操作パネル部107、USBインターフェース部111、JPEG圧縮部133、WIFIモジュール109等を備えている。
パネル画面生成部123は、携帯端末2から連携操作が行われた場合に、操作パネル部107にリモート画面として表示されるMFP1側の画面データを作成する。この実施形態では、携帯端末2から送信される表示情報に基づいて、印刷ボタン、削除ボタン、送信ボタン等のファイル処理ボタンの位置を移動したり、拡大または縮小等する。これらの処理については後述する。
パネル制御部124は操作パネル部107との通信状態の制御等を行い、携帯端末用制御部127は、携帯端末2との連携処理時に、携帯端末2と通信を行うためのインターフェース等を制御する。
パネル入力制御部129は、操作パネル部107の操作入力に関する制御を行い、パネルLCD制御部130は、操作パネル部107の表示部107bの表示制御を行う。JPEG圧縮部133は、JPEGコーダドライバ131を介して携帯端末用制御部127から送信されてきたリモート画面表示用データ等をJPEG圧縮するものであり、圧縮されたデータはUSBインターフェース111やWIFIモジュール109を介して、携帯端末2に送信される。
一方、携帯端末2は、画像表示アプリ221、表示画像生成アプリ222、JPEG展開アプリ223、ブラウザ等の各種アプリケーションを備えたアプリケーション層と、各種のマネージャー225、226等を備えたプラットフォーム層と、各種のライブラリ227及びカーネル228を備えたOS層と、ハードウェア229によって構成されている。
前記JPEG展開アプリ223は、MFP1から送信されてきた圧縮データを伸張するものである。
表示画像生成アプリ222は、携帯端末2の表示部204にMFP1側のリモート画面と共に表示されるアプリを示すアプリアイコンの表示画面等を作成し、表示部204に表示させる。
前記画像表示アプリ221は、MFP1から送信されJPEG展開アプリ223で伸張されたリモート画面表示用データを用いて、MFP1の画面をリモート画面として作成し表示部204に表示させるものである。
なお、この実施形態では、画像表示アプリ221、表示画像生成アプリ222、JPEG展開アプリ223は、連携アプリで実現される機能の一部として構成されている。
次に、MFP1と携帯端末2を連携操作する場合の処理について説明する。
ユーザーが携帯端末2をMFP1にネットワーク経由にて無線接続し、携帯端末2とMFP1を連携して操作しようとしている。携帯端末2とMFP1の連携操作は、ユーザーが携帯端末2にインストールされている連携アプリを起動することにより、開始される。
図4は、MFP1及び携帯端末2の各ソフトウェアの関係を示すものであり、左側にMFP1側のソフトウェアを、右側に携帯端末2のソフトウェアをそれぞれ示す。
携帯端末2の連携アプリは、携帯端末2のOSと汎用のソフトウェアであるアプリソフトの中間に位置しており、ユーザーの操作情報、携帯端末2との送受信データ、携帯端末2側のリモート画面表示用データを取得することができ、必要に応じてこれらのデータをMFP1へ送信することができる。つまり、携帯端末2の連携ソフトは、アプリの呼び出し等の携帯端末2側でのユーザー操作受付処理、MFP1のリモート画面表示用データの受信・表示処理(携帯端末側操作画面処理)、連携操作関連処理等を実行する。連携操作関連処理としては、操作の内容を示す操作情報のMFP1との通信等が挙げられる。
一方、MFP1の連携アプリは、MFP1側のOSやMFP1用のアプリソフトが全て自社設計/自社カスタマイズであって必要な情報をすべて得られる場合は、OS−アプリソフト間に位置しなくても良く、OSやアプリソフトと独立でありながら、OSやアプリソフトと通信することにより、必要な情報を入手してもよい。MFP1の連携アプリは、アプリの呼び出し等のMFP1側のユーザー操作受付処理、携帯端末2へのMFP側画面データの送信処理(MFP側操作画面処理)、連携操作関連処理等を実行する。連携操作関連処理としては、携帯端末2からの操作情報等の受信・実行処理等が挙げられる。
ユーザーが携帯端末2の表示部204に表示された連携操作アイコンを選択し、MFP連携を指示すると、携帯端末2の連携ソフトは、登録されているMFP1への通信を行い、MFP1の連携ソフトを呼び出し、リモート画面表示用データの取得を要求する。それにより、連携操作モードが開始され、MFP1の表示部105aと携帯端末2の表示部204に、MFP側の操作画面が表示される。なお、MFP1の表示部105aにおける画面表示は行われなくても良い。
次に、図1に示した画像処理連携システムの動作を説明する。
図5は、携帯端末2の表示部204aに、MFP1側のリモート画面と携帯端末2側のアプリケーションアイコンが同時に表示されている状態を示す。
なお、図5において、太線で囲まれた領域が画面D1であり、画面D1の左上部を占めてリモート画面D2が表示され、画面D1の右端部に縦長のアプリアイコン表示領域D3が形成され、リモート画面D2の下方に横長の空き領域D4が形成されている。
前記リモート画面D2には、複数個のファイルボタン131が表示されると共に、リモート画面D1の右端部には「印刷」「送信」「削除」等のファイル処理ボタン132が表示されており、リモート画面D1の左端部には空き領域133が表示されている。
前記ファイルボタン131は、MFP1の記憶部106に格納されている文書ファイル(画像ファイルも含む)を示すアイコンである。ファイル処理ボタン132はユーザーが図5に示すように、ファイルボタン131を指先でタッチしてドラッグしドロップ可能なアイコンであり、ドロップされると、指定された文書ファイルが印刷され、あるいは送信され、あるいは削除等される。
前記アプリアイコン表示領域D3には、1個または複数個のアプリアイコン231が表示されている。アプリアイコン231は携帯端末2にインストールされているアプリを示すアイコンであり、リモート画面D2のファイルボタン131をユーザーが図5に示すように指先でタッチしてドラッグし、アプリアイコン231にドロップすると、アプリアイコンに対応するアプリが起動して、文書ファイルに対して所定の処理を実行するものとなされている。
しかし、図5の画面表示状態では、リモート画面D2におけるファイル処理ボタン132と、アプリアイコン表示領域D3に表示されているアプリアイコン231とが近接しているため、ファイルボタン131をドラッグしたユーザーが、アプリアイコン231にドロップしようとしたときに、誤ってファイル処理ボタン132にドロップしてしまう恐れがある。逆に、ファイル処理ボタン132にドロップしようとしたときに、誤ってアプリアイコン231にドロップしてしまう恐れもある。また、指先はファイル処理ボタン132上にあり、ファイルボタン131はアプリケーションアイコン231に重なっている場合、アプリケーションアイコン231にドロップされたと誤って判断されることもある。
そこで、この実施形態では、図6に示すように、リモート画面D2におけるファイル処理ボタン132が、アプリアイコン231と離間して配置されるように、MFP1はリモート画面表示用データを編集して携帯端末2に送信するものとなされている。つまり、MFP1は携帯端末2から、アプリアイコン231の表示位置情報を含む画面D1の表示情報を取得し、アプリアイコン231の表示位置に基づいて、ファイル処理ボタン132をリモート画面D2内の空き表示領域に移動させる。前記携帯端末2から取得する画面D1の表示情報には、リモート画面D2の表示位置情報や、アプリアイコン表示領域D3の表示位置情報等が含まれていても良い。
このような処理により、携帯端末2が、MFP1から受信したリモート画面表示用データに基づいてリモート画面を表示した状態では、リモート画面D2中のファイル処理ボタン132と携帯端末2側のアプリアイコン231との距離が拡大しており、リモート画面D2中のファイルボタン131をドラッグしてアプリアイコン231にドロップする際に、誤ってファイル処理ボタン132にドロップしたり、逆にファイル処理ボタン132にドロップしようとして誤ってアプリアイコン231にドロップするといった誤操作を防止できる。また、指先はファイル処理ボタン132上にあり、ファイルボタン131はアプリアイコン231に重なっているためアプリアイコン231にドロップされたと誤って判断される、といった不都合も回避できる。
図7は、図6に示した実施形態に係る処理を実施する場合のMFP1と携帯端末2の動作を示すシーケンス図である。
MFP1は、携帯端末2からの画面取得要求に応じてリモート画面表示用データ(初期画面)を送信すると(ステップS1)、携帯端末2はこれを表示する。ユーザーが携帯端末2に表示されたリモート画面をタッチ操作して、文書ファイルの選択・処理画面の表示を指示すると、携帯端末2からMFP1へユーザーがタッチした座標のデータが送信される(ステップS2)。
MFP1は、座標データを解析して文書ファイルの選択・処理画面の取得要求だと判断すると、その画面の表示用データを携帯端末2に送信する(ステップS3)。一方、携帯端末2からアプリアイコン表示領域D3の位置情報と、アプリアイコン231の表示位置情報を含む表示情報がMFP1に送信される(ステップS4)。
MFP1は、この表示情報を受信して図8にフローチャートで示す処理により、ファイル処理ボタン132を移動して文書ファイルの選択・処理画面の表示用データを編集したのち、編集後の表示用データを携帯端末2に送信する(ステップS5)。
図8は、MFP1で実行されるリモート画面表示用データの編集処理を示すフローチャートである。なお、図8以降で示されるフローチャートは、MFP1のCPU101、または携帯端末2のCPU201が動作プログラムに従って動作することにより実行される。
MFP1のCPU101はステップS11で、受信した表示情報に基づいてファイル処理ボタン132と最近傍のアプリアイコン231との距離を計算する。
ステップS12では、計算の結果得られた距離が閾値以下かどうかを判断し、閾値以下であれば(ステップS12でYES)、ステップS13に進む。閾値以下でなければ(ステップS12でNO)、誤ってドロップされる危険は低いため、ファイル処理ボタン132を移動することなく、ステップS15に進む。
ステップS13では、リモート画面表示用データ中に、ファイル処理ボタン132と最近傍のアプリアイコン231との距離が閾値より大きくなるような移動先の空き表示領域があるかどうかを調べる。空き表示領域がなければ(ステップS13でNO)、ステップS15に進む。
空き表示領域があれば(ステップS13でYES)、ステップS14で、ファイル処理ボタン132を空き表示領域へ移動した後、ステップS15に進む。
ステップS15では、編集したリモート画面表示用データを携帯端末2に送信する。
図9はこの発明の他の実施形態を示すものである。
図6〜図8の実施形態では、MFP1がファイル処理ボタン132を移動させて、アプリアイコン231と離間させる場合を示したが、図9の実施形態では、携帯端末2がアプリアイコン表示領域D3を移動させる場合を示す。
即ち、携帯端末2はMFP1からリモート画面表示用データとともに、リモート画面中のファイル処理ボタン132の表示位置情報を取得し、この取得した情報に基づいて、ファイル処理ボタン132の位置とアプリアイコン231とが近接しているときは、アプリアイコン表示領域D3を移動させて、ファイル処理ボタン132とアプリアイコン231を離間させるものとなされている。
図9の例では、元のアプリアイコン表示領域D3が元の空き表示領域D4の位置であるリモート画面D2の下方位置に移動しており、リモート画面D2の右横に、縦長の空き表示領域D4が形成されている。
図9の実施形態においても、リモート画面D2中のファイル処理ボタン132と携帯端末2側のアプリアイコン231との距離が拡大しており、リモート画面D2中のファイルボタン131をドラッグしてアプリアイコン231にドロップする際に、誤ってファイル処理ボタン131にドロップしたり、逆にファイル処理ボタン131にドロップしようとして誤ってアプリアイコン231にドロップするといった誤操作を防止できる。また、指先はファイル処理ボタン132上にあり、ファイルボタン131はアプリアイコン231に重なっているためアプリアイコン231にドロップされたと誤って判断される、といった不都合も回避できる。
図10は、図9の実施形態を実施する際のMFP1と携帯端末2の動作を示すシーケンス図である。
MFP1は、リモート画面表示用データ(初期画面)を送信すると(ステップS21)、携帯端末2はこれを表示する。ユーザーが携帯端末2に表示されたリモート画面をタッチ操作して、文書ファイルの選択・処理画面の表示を指示すると、携帯端末2からMFP1へユーザーがタッチした座標のデータが送信される(ステップS22)。
MFP1は、座標データを解析して文書ファイルの選択・処理画面の表示要求だと判断すると、その画面の表示用データを携帯端末2に送信するとともに、ファイル処理ボタン132の表示位置情報も併せて送信する(ステップS23)。
携帯端末2はこれらのデータを受信して図11にフローチャートで示す処理により、アプリ表示領域D3を移動して、リモート画面とともに移動先のアプリアイコン表示領域D3を表示する。
図11は、携帯端末2で実行されるアプリアイコン表示領域D3の移動処理を示すフローチャートである。
ステップS31で、携帯端末2のCPU201はステップS31で、受信した情報に基づいてファイル処理ボタン132と最近傍のアプリアイコン231との距離を計算する。
ステップS32では、計算の結果得られた距離が閾値以下かどうかを判断し、閾値以下であれば(ステップS32でYES)、ステップS33に進む。閾値以下でなければ(ステップS32でNO)、誤ってドロップされる危険は低いため、アプリアイコン表示領域D3を移動することなく、処理を終了する。
ステップS33では、ファイル処理ボタン132と最近傍のアプリアイコン231との距離が閾値より大きくなるような移動先としての空き表示領域があるかどうかを調べる。空き表示領域がなければ(ステップS33でNO)、処理を終了する。
空き表示領域があれば(ステップS33でYES)、ステップS34で、アプリアイコン表示領域D3を空き表示領域へ移動する。
なお、図9〜図11に示した実施形態では、携帯端末2がアプリアイコン表示領域D3の全体を移動させたが、一部のアプリアイコン231のみを移動させる構成であっても良い。
図12はこの発明のさらに他の実施形態を示すフローチャートである。
図6〜図8に示した実施形態では、MFP1がファイル処理ボタン132と最近傍のアプリアイコン231との距離を計算したが、この実施形態ではMFP1がファイル処理ボタン132とアプリアイコン表示領域D3とが、携帯端末2の表示画面D1の同じ辺側に存在しているかどうかを判断して、ファイル処理ボタン132を移動させるものとなされている。
MFP1のCPU101は、ステップS41で、ファイル処理ボタン132と携帯端末2側のアプリアイコン表示領域D3とが、画面の同じ辺側に位置するかどうかを判断する。同じ辺側であれば(ステップS41でYES)、ステップS42に進む。同じ辺側でなければ(ステップS41でNO)、誤ってドロップされる危険は低いため、ファイル処理ボタン132を移動することなく、ステップS44に進む。
ステップS42では、リモート画面表示用データ中の現在のファイル処理ボタン132が配置されている辺とは異なる辺側に、移動先となる空き表示領域があるかどうかを調べる。空き表示領域がなければ(ステップS42でNO)、ステップS44に進む。
空き表示領域があれば(ステップS42でYES)、ステップS43で、ファイル処理ボタン132をとなる辺側の空き表示領域へ移動した後、ステップS44に進む。
ステップS44では、編集したリモート画面表示用データを携帯端末2に送信する。
このように、ファイル処理ボタン132とアプリアイコン表示領域D3とが、画面の同じ辺側に位置するかどうかを判断し、その結果に応じて、ファイル処理ボタン132を移動するかどうかを決定するから、ファイル処理ボタン132とアプリアイコン表示領域D3との距離を計算する場合に較べて、処理が簡単になる。
なお、図12の例では、MFP1がファイル処理ボタン132とアプリアイコン表示領域D3との配置関係を判断したが、携帯端末2が、ファイル処理ボタン132とアプリアイコン表示領域D3が表示画面D1の同じ辺側に存在しているかどうかを判断し、同じ辺側に存在している場合に、アプリアイコン表示領域D3を空き表示領域に移動させる構成としても良い。
図13はこの発明のさらに他の実施形態を示すフローチャートである。この実施形態では、MFP1がファイル処理ボタン132を移動させるときに、空き表示領域の大きさに応じてファイル処理ボタン132のサイズを変更する構成となされている。
MFP1のCPU101はステップS51で、受信した表示情報に基づいてファイル処理ボタン132と最近傍のアプリアイコン231との距離を計算する。
ステップS52では、計算の結果得られた距離が閾値以下かどうかを判断し、閾値以下であれば(ステップS52でYES)、ステップS53に進む。閾値以下でなければ(ステップS52でNO)、誤ってドロップされる危険は低いため、ファイル処理ボタン132を移動することなく、ステップS56に進む。
ステップS53では、リモート画面表示用データ中に、ファイル処理ボタン132と最近傍のアプリアイコン231との距離が閾値より大きくなるような移動先の空き表示領域があるかどうかを調べる。空き表示領域がなければ(ステップS53でNO)、ステップS56に進む。
空き表示領域があれば(ステップS53でYES)、ステップS54で、空き表示領域の大きさに応じてファイル処理ボタン132のサイズを変更する。例えば、図14に示すように、ファイル処理ボタン132のサイズを拡大する。なお、空き表示領域の大きさが小さい場合は、ファイル処理ボタン132のサイズを縮小しても良い。
次いで、ステップS55で、ファイル処理ボタン132を空き表示領域へ移動した後、ステップS56で、編集したリモート画面表示用データを携帯端末2に送信する。
このように、ファイル処理ボタン132の移動先の空き表示領域に応じて、ファイル処理ボタン132の大きさが変更されるから、ファイル処理ボタン132とアプリアイコン231との距離を確保しながら、空き表示領域に応じて最適な大きさにファイル処理ボタン132を表示させることができる。
なお、図14の例では、全てのファイル処理ボタン132の大きさを拡大して移動させた場合を例示したが、空き表示領域の大きさによっては、全てのファイル処理ボタン132の大きさを変更して移動させることができない場合がある。
そこで、この場合はファイル処理ボタン132に優先順位を設定しておき、優先順位の高いファイル処理ボタンから空き表示領域に移動させる構成とするのがよい。
図15は、このように、優先順位の高いファイル処理ボタンから空き表示領域に移動させる処理を示すフローチャートである。
MFP1のCPU101はステップS61で、受信した表示情報に基づいてファイル処理ボタン132と最近傍のアプリアイコン231との距離を計算する。
ステップS62では、計算の結果得られた距離が閾値以下かどうかを判断し、閾値以下であれば(ステップS62でYES)、ステップS63に進む。閾値以下でなければ(ステップS62でNO)、誤ってドロップされる危険は低いため、ファイル処理ボタン132を移動することなく、ステップS68に進む。
ステップS63では、リモート画面表示用データ中に、ファイル処理ボタン132と最近傍のアプリアイコン231との距離が閾値より大きくなるような移動先の空き表示領域があるかどうかを調べる。空き表示領域がなければ(ステップS63でNO)、ステップS68に進む。
空き表示領域があれば(ステップS63でYES)、ステップS64で、空き表示領域の大きさに応じてファイル処理ボタン132のサイズを変更する。
次いで、ステップS65で、移動対象のファイル処理ボタン132の全てを移動可能かどうかを判断し、全てを移動可能であれば(ステップS65でYES)、そのままステップS67に進む。全てを移動可能でなければ(ステップS65でNO)、ステップS66で、予め設定された優先度に基づいて、移動するファイル処理ボタン132を決定した後ステップS67に進む。
ステップS67では、ファイル処理ボタン132を空き表示領域へ移動した後、ステップS56で、編集したリモート画面表示用データを携帯端末2に送信する。
1 画像処理装置
2 携帯端末装置
101 CPU
102 ROM
107b 表示部
201 CPU
202 RAM
203 記憶部
204a 表示部
204b 操作部
209 連携部
2 携帯端末装置
101 CPU
102 ROM
107b 表示部
201 CPU
202 RAM
203 記憶部
204a 表示部
204b 操作部
209 連携部
Claims (10)
- 1個または複数個の文書ファイルを格納する格納手段と、
前記文書ファイルを示す1個または複数個のファイルボタンとこのファイルボタンをドロップ可能なファイル処理用の1個または複数個のファイル処理ボタンとを有する画像処理装置側の画面を、リモート画面として表示手段に表示すると共に、前記リモート画面と同時に、自装置側のアプリケーションを示し前記ファイルボタンをドロップ可能な1個または複数個のアプリケーションアイコンを前記表示手段に表示する携帯端末装置と接続するための接続手段と、
前記接続手段により接続された前記携帯端末装置から、前記表示手段に表示される前記アプリケーションアイコンの表示位置情報を含む表示情報を受信する受信手段と、
前記受信手段により受信された表示情報に基づき、前記リモート画面に表示される前記ファイル処理ボタンの位置を、前記アプリケーションアイコンとの距離が拡大する位置に移動させて、リモート画面表示用データを作成する表示用データ作成手段と、
前記表示用データ作成手段により作成されたリモート画面表示用データを前記携帯端末装置に送信する送信手段と、
を備えたことを特徴とする画像処理装置。 - 前記表示用データ作成手段は、前記リモート画面に表示される前記ファイル処理ボタンと前記アプリケーションアイコンのうちの最も近いもの同士の距離が、予め設定された閾値以下の場合に、前記ファイル処理ボタンの位置を移動させてリモート画面表示用データを作成する請求項1に記載の画像処理装置。
- 前記アプリケーションアイコンはアイコン表示領域に表示され、
前記受信手段は、前記携帯端末装置から前記アイコン表示領域の表示位置情報をも受信し、
前記表示用データ作成手段は、前記リモート画面における前記ファイル処理ボタンと前記アイコン表示領域が、表示画面の同じ辺側に存在している場合に、前記ファイル処理ボタンの位置を移動させてリモート画面表示用データを作成する請求項1に記載の画像処理装置。 - 前記表示用データ作成手段は、移動先の空き表示領域に応じて、前記ファイル処理ボタンの大きさを変更する請求項1〜3のいずれかに記載の画像処理装置。
- 前記ファイル処理ボタンが複数個存在し、空き表示領域に応じて前記ファイル処理ボタンの大きさを変更した状態で、前記複数個のファイル処理ボタンの全てを移動できないときは、前記表示用データ作成手段は、予め設定された優先度に基づいて、移動するファイル処理ボタンを決定する請求項4に記載の画像処理装置。
- 画像処理装置に格納されている1個または複数個の文書ファイルを示す1個または複数個のファイルボタンとこのファイルボタンをドロップ可能なファイル処理用の1個または複数個のファイル処理ボタンとを有する画像処理装置側の画面を、リモート画面として表示すると共に、前記リモート画面と同時に、自装置側のアプリケーションを示し前記ファイルボタンをドロップ可能な1個または複数個のアプリケーションアイコンを表示する表示手段と、
前記画像処理装置と接続するための接続手段と、
前記接続手段により接続された画像処理装置から、リモート画面表示用データと、リモート画面に表示される前記ファイル処理ボタンの表示位置情報を受信する受信手段と、
前記受信手段により受信された前記ファイル処理ボタンの表示位置情報に基づき、前記表示手段に表示される前記アプリケーションアイコンの位置を、前記ファイル処理ボタンとの距離が拡大する位置に移動させて、前記リモート画面と前記アプリケーションアイコンを前記表示手段に表示させる表示制御手段と、
を備えたことを特徴とする携帯端末装置。 - 前記表示制御手段は、前記リモート画面に表示される前記ファイル処理ボタンと前記アプリケーションアイコンのうちの最も近いもの同士の距離が、予め設定された閾値以下の場合に、前記アプリケーションアイコンの位置を移動させて表示する請求項6に記載の携帯端末装置。
- 前記アプリケーションアイコンはアイコン表示領域に表示され、
前記表示制御手段は、前記リモート画面における前記ファイル処理ボタンと前記アイコン表示領域が、表示画面の同じ辺側に存在している場合に、前記アイコン表示領域を移動して前記表示手段に表示させる請求項6に記載の携帯端末装置。 - 格納手段に格納された1個または複数個の文書ファイルを示す1個または複数個のファイルボタンとこのファイルボタンをドロップ可能なファイル処理用の1個または複数個のファイル処理ボタンとを有する画像処理装置側の画面を、リモート画面として表示手段に表示すると共に、前記リモート画面と同時に、自装置側のアプリケーションを示し前記ファイルボタンをドロップ可能な1個または複数個のアプリケーションアイコンを前記表示手段に表示する携帯端末装置と接続する接続ステップと、
前記接続ステップにおいて接続された前記携帯端末装置から、前記表示手段に表示される前記アプリケーションアイコンの表示位置情報を含む表示情報を受信する受信ステップと、
前記ステップにおいて受信された表示情報に基づき、前記リモート画面に表示される前記ファイル処理ボタンの位置を、前記アプリケーションアイコンとの距離が拡大する位置に移動させて、リモート画面表示用データを作成する表示用データ作成ステップと、
前記表示用データ作成ステップにおいて作成されたリモート画面表示用データを前記携帯端末装置に送信する送信ステップと、
を画像処理装置のコンピュータに実行させるためのリモート画面データの作成プログラム。 - 画像処理装置に格納されている1個または複数個の文書ファイルを示す1個または複数個のファイルボタンとこのファイルボタンをドロップ可能なファイル処理用の1個または複数個のファイル処理ボタンとを有する画像処理装置側の画面を、リモート画面として表示すると共に、前記リモート画面と同時に、自装置側のアプリケーションを示し前記ファイルボタンをドロップ可能な1個または複数個のアプリケーションアイコンを表示する表示手段を備えた携帯端末装置のコンピュータに、
前記画像処理装置と接続するための接続ステップと、
前記接続ステップにおいて接続された画像処理装置から、リモート画面表示用データと、リモート画面に表示される前記ファイル処理ボタンの表示位置情報を受信する受信ステップと、
前記受信ステップにおいて受信された前記ファイル処理ボタンの表示位置情報に基づき、前記表示手段に表示される前記アプリケーションアイコンの位置を、前記ファイル処理ボタンとの距離が拡大する位置に移動させて、前記リモート画面と前記アプリケーションアイコンを前記表示手段に表示させる表示制御ステップと、
を実行させるための表示制御プログラム。
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