JP2016081062A - シート状製品の検査システム、シート状製品の検査方法及びそのような検査で使用するための偏光板(systemandmethodforinspectionofsheet−shapedproductandpolarizingplateforuseinsuchinspection) - Google Patents
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Abstract
【課題】偏光板を含むシート状製品の最終検査に適合したシステム及び検査方法、及び、そのようなシート状製品の検査で使用するための偏光板を提供する。【解決手段】両表面の片方に離型フィルム140が貼付され、もう片方に保護フィルム150が貼付された偏光板100を備えるシート状製品の検査システムであって、偏光板100の吸収軸と直交する吸収軸を有する検査用偏光板と、シート状製品及び検査用偏光板を含んで成る偏光部の一方から偏光部に光を照射する光源と、偏光部の他方から偏光部を撮像して偏光部の映像を取得する撮像機器とを備え、離型フィルム140の延伸方向と偏光板100の吸収軸との間の角度が13°以下である。【選択図】図1
Description
本発明は、シート状製品の検査のためのシステム及び方法、そして、そのような検査で使用するための偏光板に関する。
偏光板は、液晶表示装置(LCD)、エレクトロルミネッセンス(EL)表示装置、プラズマ表示装置(PDP)、電界放出表示装置(FED)などのような各種光学表示装置に広く使用されている。例えば、液晶表示装置の液晶パネルを形成する過程において、液晶セルの各表面に偏光板が粘着されることがある。偏光板と液晶セルとを接合するためにアクリル系組成物及び/または他の適切な組成物を含む粘着剤が使用されるが、このような接合のために、一般に偏光板の一方の表面には粘着剤の層が形成されている。粘着層は、液晶セルに実際に接合される前まで、露出されることで汚染されないように離型フィルム(Separator Film)で覆われている。また、偏光板の反対側の表面には傷や汚染を防止するための保護フィルム(Protection Film)が粘着剤により貼付される。
各種検査を終えて出荷された偏光板の離型フィルムは、液晶表示装置の製造工程で偏光板と液晶セルの接合のために最終的に偏光板から剥離される。しかし、偏光板の両表面のうち、離型フィルムが貼付された表面と保護フィルムが貼付された表面とを製造工程途中に区別することはあまり効率的とはいえない。一方、誤って離型フィルムではなく保護フィルムが偏光板から剥離されると、製造工程に莫大な支障を来たすことがある。したがって、偏光板を実際に使用する工程で、離型フィルムと保護フィルムとを区分する負担をできるだけ少なくしつつ、離型フィルムが剥離されることをさらに確実に保障するために、偏光板の出荷の前に新しい方式の検査を行う必要がある。
韓国公開特許第2014−0012764号は、光学フィルムを有するシート状製品の欠点を検査する装置及びこれを用いた製造システムを開示しているが、要求される上記事項を解決する策は示していない。
本発明は、偏光板を含むシート状製品の最終検査に適合したシステム及び検査方法を提供することを目的とする。
本発明は、そのようなシート状製品の検査で使用するための偏光板を提供することを目的とする。
本発明に係るシート状製品の検査システムは、
両表面の片方に離型フィルムが貼付され、もう片方に保護フィルムが貼付された偏光板を備えるシート状製品の検査システムであって、
前記偏光板の吸収軸と直交する吸収軸を有する検査用偏光板と、
前記シート状製品及び前記検査用偏光板を含んで成る偏光部の一方から前記偏光部に光を照射する光源と、
前記偏光部の他方から前記偏光部を撮像して前記偏光部の映像を取得する撮像機器と、を備え、
前記離型フィルムの延伸方向と前記偏光板の吸収軸との間の角度が13°以下である。
両表面の片方に離型フィルムが貼付され、もう片方に保護フィルムが貼付された偏光板を備えるシート状製品の検査システムであって、
前記偏光板の吸収軸と直交する吸収軸を有する検査用偏光板と、
前記シート状製品及び前記検査用偏光板を含んで成る偏光部の一方から前記偏光部に光を照射する光源と、
前記偏光部の他方から前記偏光部を撮像して前記偏光部の映像を取得する撮像機器と、を備え、
前記離型フィルムの延伸方向と前記偏光板の吸収軸との間の角度が13°以下である。
一つの態様として、前記角度が7°以下であると好適である。
一つの態様として、取得された前記映像を分析して前記離型フィルムが前記光源及び前記撮像機器のうち、いずれと向い合うか判定する検査部をさらに備えると好適である。
一つの態様として、前記シート状製品の一方表面が撮像された他の映像において前記シート状製品に表示されたマークを識別することにより、前記一方表面が前記シート状製品の両表面のうち、いずれの表面であるかを判定する検査部をさらに備えると好適である。
この場合、前記シート状製品及び前記検査用偏光板が、前記他の映像が捉えられた方向から見て重ならない状態で配置されていると好適である。
また、この場合、前記検査部は、前記他の映像において前記マークの位置及び形状のうち少なくとも一つを識別すると好適である。
本発明に係るシート状製品の検査方法は、
両表面の片方に離型フィルムが貼付され、もう片方に保護フィルムが貼付された偏光板を備えるシート状製品を光源と撮像機器との間に配置する工程と、
前記光源と前記撮像機器との間に配置されて前記偏光板の吸収軸と直交する吸収軸を有する検査用偏光板及び前記シート状製品を含んで成る偏光部を前記光源で照らす工程と、
前記撮像機器を用いて前記偏光部の映像を取得する工程と、を有し、
前記離型フィルムの延伸方向と前記偏光板の吸収軸との間の角度が13°以下である。
両表面の片方に離型フィルムが貼付され、もう片方に保護フィルムが貼付された偏光板を備えるシート状製品を光源と撮像機器との間に配置する工程と、
前記光源と前記撮像機器との間に配置されて前記偏光板の吸収軸と直交する吸収軸を有する検査用偏光板及び前記シート状製品を含んで成る偏光部を前記光源で照らす工程と、
前記撮像機器を用いて前記偏光部の映像を取得する工程と、を有し、
前記離型フィルムの延伸方向と前記偏光板の吸収軸との間の角度が13°以下である。
一つの態様として、前記角度が7°以下であると好適である。
一つの態様として、取得された前記映像を分析して前記離型フィルムが前記光源及び前記撮像機器のうち、いずれと向い合うか判定する工程をさらに有すると好適である。
一つの態様として、前記シート状製品の一方表面が撮像された他の映像において前記シート状製品に表示されたマークを識別して前記一方表面が前記シート状製品の両表面のうち、いずれの表面であるかを判定する判定工程をさらに有すると好適である。
この場合、前記シート状製品及び前記検査用偏光板を前記他の映像が捉えられた方向から見て重ならない状態で配置する工程をさらに有すると好適である。
また、この場合、前記判定工程は、前記他の映像において前記マークの位置及び形状のうち少なくとも一つを識別する工程を有すると好適である。
本発明に係る偏光板は、
偏光板において、
偏光子と、
前記偏光子の少なくとも一つの表面に貼付された偏光子保護層と、を備え、
前記偏光板の一方表面には離型フィルムが貼付されており、前記偏光板の他方表面には保護フィルムが貼付されており、前記離型フィルムの延伸方向と前記偏光板の吸収軸との間の角度が13°以下である。
偏光板において、
偏光子と、
前記偏光子の少なくとも一つの表面に貼付された偏光子保護層と、を備え、
前記偏光板の一方表面には離型フィルムが貼付されており、前記偏光板の他方表面には保護フィルムが貼付されており、前記離型フィルムの延伸方向と前記偏光板の吸収軸との間の角度が13°以下である。
一つの態様として、前記角度が7°以下であると好適である。
一つの態様として、前記偏光子、前記偏光子保護層、前記離型フィルム及び前記保護フィルムのうち少なくとも一つにマークが表示されていると好適である。
一つの態様として、前記一方表面における前記マークの相対的位置は、前記他方表面における前記マークの相対的位置と異なると好適である。
一つの態様として、前記一方表面における前記マークの形状は、前記他方表面における前記マークの形状と異なると好適である。
一つの態様として、前記マークは、前記偏光板の製造工程の中で検出された欠陥候補の位置を表示すると好適である。
本発明による偏光板とこれを用いたシート上の検査システム及び方法は、複数枚のシート状製品が出荷される前に行われる各シート状製品の最終検査に適合し、出荷後に実際の偏光板を使用する過程において、離型フィルムの代わりに保護フィルムを誤って剥離することを防止することに有用である。
本発明は、シート状製品の「反転」を検査することに関連する。本明細書において、シート状製品が「反転」されたという表現は、シート状製品を特定方向から(例えば、シート状製品の上部から)眺めるとき、シート状製品の両表面のうち見ようとしている表面が見えないことを意味する。具体的に、本発明は、両表面の片方に離型フィルムが貼付され、もう片方に保護フィルムが貼付された偏光板を含むシート状製品の検査に関するものであって、偏光板それぞれの特定表面から反対側表面への方向(例えば、離型フィルムが貼付された表面から保護フィルムが貼付された表面への方向)を一律にして偏光板を出荷すれば、偏光板の実際の使用において離型フィルムの剥離を保障することに相当し有用であるという点に着眼したものである。言い換えれば、反転されなかったシート状製品と反転されたシート状製品を本発明により分類すれば、複数枚のシート状製品を出荷する前に、シート状製品を反転されていない正常な状態で(例えば、離型フィルムの貼付された側面が上に来るように)積む作業が容易である。
以下、図を参照して本発明の具体的な実施例を説明する。しかし、これは例示に過ぎず、本発明はこれに制限されない。
本発明の実施例の説明において、本発明と関連する公知の技術に対する具体的な説明が本発明の要旨を不必要に曖昧にし得ると判断される場合にはその詳細な説明を省略する。そして、後述される用語は、本発明においての機能を考慮して定義された用語であり、これはユーザー、運用者の意図または慣例などにより変わることがある。したがって、その定義は、本明細書の全般にわたった内容を基にしなければならない。
本発明の一実施例によるシート状製品の検査システムは、両表面の片方に離型フィルムが貼付され、もう片方に保護フィルムが貼付された偏光板を備えるシート状製品の検査システムとして、前記偏光板の吸収軸と直交する吸収軸を有する検査用偏光板と、前記シート状製品及び前記検査用偏光板を含んで成る偏光部の一方から前記偏光部に光を照射する光源と、及び前記偏光部の他方から前記偏光部を撮像する撮像機器と、を備え、前記離型フィルムの延伸方向と前記偏光板の吸収軸との間の角度が13°以下であるため、複数枚のシート状製品が出荷される前に行われる各シート状製品の最終検査に特に適合し、出荷後、実際に偏光板を使用する過程で離型フィルムの代わりに保護フィルムを誤って剥離することを防止することに有用である。
本発明の実施例による反転検査の対象であるシート状製品は、両表面の片方に離型フィルムが貼付され、もう片方に保護フィルムが貼付された偏光板を含むものであれば、その種類は特に制限されない。本発明の一実施例によると、シート状製品の偏光板はこのような反転検査を容易にするために、図1に図示されるように構成することができる。
図1の偏光板(100)は、偏光子(110)を含む。偏光子(110)は、無偏光である又は任意の偏光を持つ自然光を直線偏光に変える光学素子であり、例えば、ポリビニルアルコール系(poly vinyl alcohol:PVA)フィルムのような透明基材フィルムにヨード系化合物のような異色性色素(dichroic dye)が吸着配向されたものが挙げられる。
偏光子(110)を構成する透明基材フィルムは、ヨードのような異色性偏光物質により染色され得るフィルムであれば、その種類は特に制限されない。このような基材フィルムの具体的な例として、ポリビニルアルコール系フィルム、エチレン−酢酸ビニル共重合体フィルム、エチレン−ビニルアルコール共重合体フィルム、セルロースフィルム、これらが部分的に鹸化されたフィルムなどのような親水性高分子フィルム、または脱水処理されたポリビニルアルコール系フィルム、脱塩酸処理されたポリビニルアルコール系フィルムなどのようなポリエン配向フィルムなどが挙げられる。例えば、ポリビニルアルコール系フィルムは、面内で偏光度の均一性を強化する効果に優れているだけでなく異色性物質に対する染色親和性にも優れている。また、ポリビニルアルコール系フィルムは、ポリ酢酸ビニル系樹脂の鹸化により製造することができるが、ポリ酢酸ビニル系樹脂の例としては、酢酸ビニルの単独重合体であるポリ酢酸ビニル以外に、酢酸ビニル及びこれと共重合可能な他の単量体の共重合体などを挙げることができる。酢酸ビニルと共重合可能な他の単量体としては、不飽和カルボキシ酸系、不飽和スルホン酸系、オレフイン系、ビニルエーテル系、アンモニウム基を有するアクリルアミド系単量体などが挙げられる。さらに、ポリビニルアルコール系樹脂は、変性されたものであってもよく、例えば、アルデヒド類に変性されたポリビニルホルマールやビニルアセタールなども使用することができる。
偏光子(110)の少なくとも一つの表面には、偏光子保護層を貼付することができる。例えば、図1に図示されるように、偏光板(100)は、偏光子(110)の両表面に形成された偏光子保護層(120、130)を備えるものとしてもよい。偏光子保護層(120、130)には、トリアセチルセルロース(triacetyl cellulose:TAC)フィルムのような適当な透明フィルムを使用することができる。偏光子保護層(120、130)は、偏光子(110)の表面に塗布された接着剤により偏光子(110)上に積層することができる。但し、偏光子(110)への偏光子保護層(120、130)の貼付のための方法は特に限定されない。
偏光子(110)の少なくとも一面に接合される偏光子保護層に使用されるフィルムは、透明性、機械的強度、熱安定性、水分遮蔽性、等方性などに優れるものであれば、その種類は特に制限されない。このようなフィルムの具体的な例として、ポリメチル(メタ)アクリレート、ポリエチル(メタ)アクリレートなどのアクリル系樹脂フィルム;ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレンイソフタレート、ポリエチレンナフタレート、ポリブチレンテレフタレートなどのポリエステル系樹脂フィルムや、ジアセチルセルロース、トリアセチルセルロースなどのセルロース系樹脂フィルム、その他にも、ポリエチレン、ポリプロピレン、シクロ系またはノルボルネン構造を有するポリオレフイン系、エチレン−プロピレン共重合体などのポリオレフイン系樹脂フィルムなどが挙げられるが、これに限定されるものではない。
さらに、偏光板(100)の一方の表面には離型フィルム(Separator Film)(140)を形成することができ、偏光板(100)の反対側の表面には保護フィルム(Protection Film)(150)を形成することができる。図1に図示されるように、離型フィルム(140)は、偏光子保護層(120)の上部表面に粘着剤により貼付することができ、保護フィルム(150)は、偏光子保護層(130)の下部表面に粘着剤により貼付することができる。離型フィルム(140)と保護フィルム(150)とを偏光板(100)の両表面に貼付させるのに使用される粘着剤は異なることがある。
本発明の一実施例において、離型フィルム(140)は、離型フィルム(140)を通過する偏光の軸が所定の角度以下で反れるようにする光学機能を具備することができる。例えば、離型フィルム(140)の延伸方向と偏光板(100)の吸収軸との間の角度は、13°以下とすることができ、好ましくは7°以下とすることができる。一方、保護フィルム(150)は、通常、保護フィルム(150)に入射した光が複屈折されるような無視できない程度の相当な位相差特性を有することができる。
上のような偏光板(100)を含むシート状製品は、1枚ずつ移送手段(例えば、コンベヤーベルト)上で移送することができる。特に、偏光板(100)の両表面にそれぞれ離型フィルム(140)及び保護フィルム(150)が貼付されてから、この偏光板(100)を含むシート状製品が最終的に出荷される前に、図2のシステム(200)が、シート状製品の反転の有無を検査するため、移送手段を用いてシート状製品を予め設定された検査位置に配置可能となっている。
図2は、本発明の一実施例によるシート状製品の検査システムを示す図である。図2に図示されたように、例示的なシート状製品の検査システム(200)は、検査用偏光板(220)、検査対象体のシート状製品(210)及び検査用偏光板(220)を含む偏光部(230)の一方(図2においては、偏光部(230)の下側)から偏光部(230)に光(245)を照射する光源(240)、偏光部(230)の他方(図2においては、偏光部(230)の上側)から偏光部(230)を撮像する撮像機器(250)及び撮像機器(250)により捉えられた映像を用いてシート状製品(210)の反転の有無を検査する検査部(260)を備える。また、シート状製品の検査システム(200)は、シート状製品(210)を図2に図示されるように配置するための移送手段(図示せず)をさらに備えていてもよい。
シート状製品(210)は、図1で例示したように両表面にそれぞれ離型フィルム(140)及び保護フィルム(150)が形成された偏光板(100)を含む。検査用偏光板(220)は、欠陥のない正常な偏光板として、光源(240)と撮像機器(250)との間に配置されている。検査用偏光板(220)は、偏光子の他に偏光子の少なくとも一面に貼付された偏光子保護フィルムを備えていてもよいが、離型フィルムや保護フィルムと接合されていないことが好ましい。
シート状製品の検査システム(200)は、移送手段を用いてこのようなシート状製品(210)を光源(240)と撮像機器(250)との間に位置させることができる。特に、シート状製品の検査システム(200)は、シート状製品(210)の偏光板(100)の偏光軸(例えば、偏光吸収軸)が検査用偏光板(220)の偏光軸(例えば、偏光吸収軸)と直交する状態(即ち、クロスニコル状態)となるようにシート状製品(210)を配置することができる。
一方、図2は、光源(240)から放射される光(245)がシート状製品(210)に到逹した後、検査用偏光板(220)に至るように示しているが、シート状製品(210)と検査用偏光板(220)の配置がこれに限定されるものではない。他の例として、光源(240)から放射される光(245)が検査用偏光板(220)に先に到逹するようにシート状製品(210)と検査用偏光板(220)とを配置してもよい。
光源(240)は、偏光部(230)に光(245)を照射するように構成される。したがって、撮像機器(250)の撮像のために、シート状製品の検査システム(200)は、光源(240)を用いて偏光部(230)を照明することができる。例えば、シート状製品の検査システム(200)は、制御部(図示せず)をさらに備えることができ、その制御部は、光源(240)に、偏光部(230)へ光を提供させるようにする。いくつかの実施例において、このような制御部は、光源(240)の光量の調節、光源(240)の光照射角度の調節などのように、光源(240)を制御するためのユーザー入力の受信に適合したユーザーインターフェースを提供してもよい。光源(240)は、シート状製品(210)の反転検査に適合するように光(245)を照射可能に配置されればよく、その配置が特に限定されるものではない。図2においては、単に一例として、光源(240)が光(245)を偏光部(230)に垂直に照射するものが図示されている。
関連分野において偏光フィルムの検査に使用される光源は、特別な制限を受けることなく、本実施形態の光源(240)として使用できる。例えば、LEDランプ(Light Emitting Diode Lamp)、メタルハライドランプ(Metal Halide Lamp)のようなハロゲンランプ、蛍光灯、白熱電球などを光源(240)として使用できる。また、光源(240)から照射される光(245)の種類は、特に限定されず、例として、白色光、緑光、青色光、赤色光、赤外線、これらの適切な組合せなどが挙げられる。さらに、光源(240)は、長辺または短辺がシート状製品の幅以上の長さを有するか、一辺がシート状製品の幅以上の長さを有する四角形状としてもよい。一方、シート状製品(210)の移送速度にしたがって光(245)の照射される時間及び区間を調節してもよい。
撮像機器(250)は、偏光部(230)の映像を捉えるように構成される。したがって、シート状製品の検査システム(200)は、撮像機器(250)を用いて偏光部(230)の映像を取得することができる。例えば、シート状製品の検査システム(200)の制御部は、撮像機器(250)に、偏光部(230)を撮像して偏光部(230)の映像を取得させることができる。いくつかの実施例において、前記制御部は、撮像機器(250)の撮像時間及び/または撮像角度の調節などのように、撮像機器(250)を制御するためのユーザー入力の受信に適合したユーザーインターフェースを提供してもよい。例えば、図2に図示されたように、撮像機器(250)は、シート状製品(210)の表面及び検査用偏光板(220)の表面に対して垂直に偏光部(230)を撮像することができる。
撮像機器(250)は、偏光部(230)を経て入射される光があれば、これを受容して偏光部(230)の映像を捉えられるものであればよく、その種類は特に限定されない。例えば、撮像機器(250)は、カメラ(例えば、CCD(Charge−Coupled Device)カメラ)、光センサーなどを含むことができる。
シート状製品の検査システム(200)の検査部(260)は、撮像機器(250)が偏光部(230)の撮像により取得した映像を分析してシート状製品(210)の反転の有無を検査する。検査部(260)は、多様なハードウェアモジュール及びソフトウェアモジュールを含むコンピュータ装置によって具現することができる。
通常、クロスニコル状態で配置された2枚の偏光板の一方から入射される光は、その偏光板を透過することができない。したがって、この偏光板を撮影した映像は黒く表示される。これに関し、シート状製品(210)に含まれた偏光板(100)は、一方の表面に離型フィルム(140)が貼付されていて他方の表面に保護フィルム(150)が貼付されているという点に留意しなければならない。前述したように、離型フィルム(140)の延伸方向が偏光板(100)の吸収軸と成す角度は、所定の角度以下(例えば、13°以下、また好ましくは7°以下)であるが、保護フィルム(150)は無視できない程度の位相差特性を有する。したがって、離型フィルム(140)及び保護フィルム(150)がそれぞれ光源(240)及び撮像機器(250)のうち、いずれと向い合うかによって、撮像機器(250)により捉えられた映像が暗状態を示すこともあり、そうではないこともある。言い換えれば、その映像の全体的な明るさが予め設定された臨界値を超過するかによって、検査部(260)は、離型フィルム(140)から保護フィルム(150)への方向が求める方向(例えば、図2で下側方向)であるか否かを判定することができる。
具体的に、シート状製品(210)が透明であっても、離型フィルム(140)及び保護フィルム(150)がそれぞれ撮像機器(250)及び光源(240)と向かい合う場合(即ち、図2で離型フィルム(140)が偏光板(100)の上側表面に貼付されていて保護フィルム(150)が偏光板(100)の下側表面に貼付されている場合)、離型フィルム(140)の特性にしたがって撮像機器(250)は、全体的に黒い映像を捉える。これにより、検査部(260)は、離型フィルム(140)が撮像機器(250)と向い合うと判定することができる。一方、離型フィルム(140)及び保護フィルム(150)がそれぞれ光源(240)及び撮像機器(250)と向かい合う場合(即ち、図2で離型フィルム(140)が偏光板(100)の下側表面に貼付されていて保護フィルム(150)が偏光板(100)の上側表面に貼付されている場合)、シート状製品(210)を透過した光(245)は、シート状製品(210)と検査用偏光板(220)との間で保護フィルム(150)によって位相差が変わる。結局、光(245)の一部成分は、検査用偏光板(220)を透過するため、撮像機器(250)によって捉えられた映像には、縞模様形態の染みのような明るい部分が現れることがある。これにより、検査部(260)は、離型フィルム(140)が光源(240)と向かい合うと判定することができる。
図3及び図4は、本発明の一実施例によるシート状製品の検査システムを用いて、種々の特性を有する離型フィルムが貼付された偏光板の反転の有無を検査した結果を説明するための図である。
シート状製品として両表面にそれぞれ離型フィルム及び保護フィルムが貼付された偏光板を使用した。実験のために、偏光板の吸収軸とそれぞれ7°以下の差、7°〜13°の差及び13°より大きい差のある延伸方向を有する離型フィルムを用いた。図2に図示されるように、偏光板を、光源と撮像機器(ラインスキャンカメラ)との間に配置し、偏光板と撮像機器との間には正常な検査用偏光板を配置した。また、偏光板と検査用偏光板は、互いに35mm離隔されてクロスニコル状態で配置した。
照明表面から10mm離れた地点で測定した照度が100万lux以上のLEDを光源として使用し、偏光板と5mm離隔された距離で偏光板に光を垂直に照射した。偏光板の光照射領域で幅方向への照度差は特に測定されなかった。光源と撮像機器との間の距離は690mmであった。
図3は、上のような実験条件下で偏光板に貼付された離型フィルムが撮像機器を向き、偏光板に貼付された保護フィルムが光源を向くように偏光板を位置させた場合に、捉えられた映像を図示する。
図4は、上のような実験条件下で偏光板に貼付された離型フィルムが光源を向き、偏光板に貼付された保護フィルムが撮像機器を向くように偏光板を位置させた場合に、捉えられた映像を図示する。
図3及び図4を参照すれば、偏光板の吸収軸と離型フィルムの延伸方向との間の角度が13°以下のとき、図3の映像と図4の映像との間の全体的な明るさの差は明らかであり、特に偏光板の吸収軸と離型フィルムの延伸方向との間の角度が7°以下のとき、図3の映像と図4の映像との間の全体的な明るさの差がさらに目立つという点を確認することができる。
また図2に示すように、シート状製品の検査システム(200)は、上のようなクロスニコル配置に基づいた検査に加えて、シート状製品(210)に表示されたマークを用いる反転検査を行うことができる。但し、先に反転されたと判定されたシート状製品(210)に対しては、マークに基づいた反転検査を行わないこともある。
シート状製品(210)が多くの製造工程を経ている間に、シート状製品(210)には多様な形態のマークを(例えば、消えるインクでまたは消されないように)表示することができる。このようなマークがシート状製品(210)の両表面のうち、いずれの表面でも検出可能な場合、そのマークは、シート状製品(210)の反転の有無の検査に利用することができる。
図5は、本発明の一実施例にしたがってマークが表示されたシート状製品の上面図である。図5における紙面に対して上側方向を基準に、シート状製品(210)の偏光板(100)の上側表面に離型フィルム(140)が貼付されていて偏光板(100)の下側表面に保護フィルム(150)が貼付されていると仮定する。図5に図示されたように、シート状製品(210)の予め設定された領域(例えば、中心部、幅方向の中心線及び長さ方向の中心線を除いた周辺領域)には、特定の番号などのマーク(510)及び/または製造工程の中で検出された欠陥候補(520)の位置を表示するための予め設定された形状のマーク(530)が刻まれることがある。例えば、偏光板(100)の製造工程の中で偏光子(110)、偏光子保護層(120、130)、離型フィルム(140)及び保護フィルム(150)のうち少なくとも一つには図5に図示されたマーク(510、530)などのマークを表示することができる。図5からわかるように、マーク(510)がシート状製品(210)の一方表面において有する相対的位置は、マーク(510)がシート状製品(210)の他方表面において有する相対的位置と異なることがある。また、マーク(510)が非対称であれば、マーク(510)がシート状製品(210)の一方表面において有する形状は、マーク(510)がシート状製品(210)の他方表面において有する形状と異なるものとなる。同じく、マーク(530)がシート状製品(210)の一方表面において有する形状は、マーク(530)がシート状製品(210)の他方表面において有する形状と異なるものとなる。
これにしたがって、検査部(260)は、上のようなマーク(例えば、マーク(510)及び/またはマーク(530))が表示されたシート状製品(210)の映像を分析してシート状製品(210)の反転の有無を検査することができる。具体的には、検査部(260)は、シート状製品(210)の映像においてマークの位置及び/または形状を識別した後、その映像を捉えるための撮像方向から離型フィルム(140)が貼付された表面の側が見えるか、それとも保護フィルム(150)が貼付された表面の側が見えるか判定することができる。例えば、シート状製品(210)の映像において検出されたマークの位置が予め設定された位置と異なる場合またはそのマークの形状が予め設定された形状とマッチングされない場合、検査部(260)は、シート状製品(210)が反転された(例えば、図5で離型フィルム(140)が保護フィルム(150)より下側に位置する)と判定することができる。
このために、シート状製品の検査システム(200)は、図2に図示された光源(270)及び撮像機器(280)をさらに備えることができる。但し、光源(270)の種類、撮像機器(280)の種類、光源(270)の配置、撮像機器(280)の配置、光源(270)の光照射角度及び撮像機器(280)の撮像角度は、シート状製品(210)に対する適切な光照射及び適切な撮像ができれば特に制限されるものではない。
例えば、図5に図示されたようにマーク(510、530)が表示されたシート状製品(210)の映像を取得するため、シート状製品の検査システム(200)は、クロスニコル配置を用いた反転検査を終えた移送手段を用いてシート状製品(210)を図2に図示されたように右側に移動させることができる。その後、シート状製品の検査システム(200)は、撮像機器(280)を用いてシート状製品(210)の一方の表面の映像を捉えることができる。シート状製品(210)は、すでに、上の映像が捉えられた方向から見て検査用偏光板(220)と重なることなく検査用偏光板(220)とは別に見えるように配置されているため、撮像機器(280)によって取得された映像には暗状態が発生するおそれはない。このような撮像のために、光源(270)は、撮像機器(280)に向けて光(275)を提供してシート状製品(210)を照らすことができる。継いで、検査部(260)は、シート状製品(210)の映像からマーク(510、530)を識別して、シート状製品(210)の両表面のうち、いずれの表面がその映像内に撮像されたのか判定することができる。さらに、検査部(260)は、欠陥候補(520)がシート状製品(210)の不良に該当する欠陥か否かを判定することもできる。
一方、以上において図5を参照して検査部(260)がクロスニコル配置に基づいた反転検査及びマークに基づいた反転検査をすべて行う構成を説明したが、二つの方式の反転検査を別途のコンポーネントでそれぞれ行うことができる。また、図5に図示された反転検査方式の順序は単に例示するのみであり、マークに基づいた反転検査が行われた後、クロスニコル配置を用いる反転検査が行われてもよい。
上のように反転検査が実施された後、シート状製品(210)は、反転有無判定にしたがって別々に分類されて最終出荷のために用意される。
また、本発明の他の実施例によれば、両表面の片方に離型フィルムが貼付され、もう片方に保護フィルムが貼付された偏光板を備えるシート状製品を光源と撮像機器との間に位置させる工程と、前記光源と前記撮像機器との間に配置されて前記偏光板の吸収軸と直交する吸収軸を有する検査用偏光板及び前記シート状製品を含んで成る偏光部を前記光源で照らす工程と、前記撮像機器を用いて前記偏光部の映像を取得する工程と、を有し、前記離型フィルムの延伸方向と前記偏光板の吸収軸との間の角度が13°以下である、シート状製品の検査方法が提供される。
以上、本発明の代表的な実施例を詳細に説明したが、本発明が属する技術分野で通常の知識を有した者は、上述した実施例に対して本発明の範疇から外れない限度内で多様な変形が可能であることが理解できる。したがって、本発明の権利範囲は、説明された実施例に限って定められてはならず、後述する特許請求範囲だけでなくこの特許請求範囲と均等なものなどにより定められなければならない。
100:偏光板
110:偏光子
120、130:偏光子保護層
140:離型フィルム
150:保護フィルム
200:シート状製品の検査システム
210:シート状製品
220:検査用偏光板
230:偏光部
240、270:光源
245、275:光
250、280:撮像機器
260:検査部
510、530:マーク
520:欠陥候補
110:偏光子
120、130:偏光子保護層
140:離型フィルム
150:保護フィルム
200:シート状製品の検査システム
210:シート状製品
220:検査用偏光板
230:偏光部
240、270:光源
245、275:光
250、280:撮像機器
260:検査部
510、530:マーク
520:欠陥候補
Claims (18)
- 両表面の片方に離型フィルムが貼付され、もう片方に保護フィルムが貼付された偏光板を備えるシート状製品の検査システムであって、
前記偏光板の吸収軸と直交する吸収軸を有する検査用偏光板と、
前記シート状製品及び前記検査用偏光板を含んで成る偏光部の一方から前記偏光部に光を照射する光源と、
前記偏光部の他方から前記偏光部を撮像して前記偏光部の映像を取得する撮像機器と、を備え、
前記離型フィルムの延伸方向と前記偏光板の吸収軸との間の角度が13°以下である、シート状製品の検査システム。 - 前記角度が7°以下であることを特徴とする、請求項1に記載のシート状製品の検査システム。
- 取得された前記映像を分析して前記離型フィルムが前記光源及び前記撮像機器のうち、いずれと向い合うか判定する検査部をさらに備えることを特徴とする、請求項1に記載のシート状製品の検査システム。
- 前記シート状製品の一方表面が撮像された他の映像において前記シート状製品に表示されたマークを識別することにより、前記一方表面が前記シート状製品の両表面のうち、いずれの表面であるかを判定する検査部をさらに備えることを特徴とする、請求項1に記載のシート状製品の検査システム。
- 前記シート状製品及び前記検査用偏光板が、前記他の映像が捉えられた方向から見て重ならない状態で配置されていることを特徴とする、請求項4に記載のシート状製品の検査システム。
- 前記検査部は、前記他の映像において前記マークの位置及び形状のうち少なくとも一つを識別することを特徴とする、請求項4に記載のシート状製品の検査システム。
- 両表面の片方に離型フィルムが貼付され、もう片方に保護フィルムが貼付された偏光板を備えるシート状製品を光源と撮像機器との間に配置する工程と、
前記光源と前記撮像機器との間に配置されて前記偏光板の吸収軸と直交する吸収軸を有する検査用偏光板及び前記シート状製品を含んで成る偏光部を前記光源で照らす工程と、
前記撮像機器を用いて前記偏光部の映像を取得する工程と、を有し、
前記離型フィルムの延伸方向と前記偏光板の吸収軸との間の角度が13°以下である、シート状製品の検査方法。 - 前記角度が7°以下であることを特徴とする、請求項7に記載のシート状製品の検査方法。
- 取得された前記映像を分析して前記離型フィルムが前記光源及び前記撮像機器のうち、いずれと向い合うか判定する工程をさらに有することを特徴とする、請求項7に記載のシート状製品の検査方法。
- 前記シート状製品の一方表面が撮像された他の映像において前記シート状製品に表示されたマークを識別して前記一方表面が前記シート状製品の両表面のうち、いずれの表面であるかを判定する判定工程をさらに有することを特徴とする、請求項7に記載のシート状製品の検査方法。
- 前記シート状製品及び前記検査用偏光板を前記他の映像が捉えられた方向から見て重ならない状態で配置する工程をさらに有することを特徴とする、請求項10に記載のシート状製品の検査方法。
- 前記判定工程は、前記他の映像において前記マークの位置及び形状のうち少なくとも一つを識別する工程を有することを特徴とする、請求項10に記載のシート状製品の検査方法。
- 偏光板において、
偏光子と、
前記偏光子の少なくとも一つの表面に貼付された偏光子保護層と、を備え、
前記偏光板の一方表面には離型フィルムが貼付されており、前記偏光板の他方表面には保護フィルムが貼付されており、前記離型フィルムの延伸方向と前記偏光板の吸収軸との間の角度が13°以下である、偏光板。 - 前記角度が7°以下であることを特徴とする、請求項13に記載の偏光板。
- 前記偏光子、前記偏光子保護層、前記離型フィルム及び前記保護フィルムのうち少なくとも一つにマークが表示されていることを特徴とする、請求項13に記載の偏光板。
- 前記一方表面における前記マークの相対的位置は、前記他方表面における前記マークの相対的位置と異なることを特徴とする、請求項15に記載の偏光板。
- 前記一方表面における前記マークの形状は、前記他方表面における前記マークの形状と異なることを特徴とする、請求項15に記載の偏光板。
- 前記マークは、前記偏光板の製造工程の中で検出された欠陥候補の位置を表示することを特徴とする、請求項15に記載の偏光板。
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