JP2016079605A - 下部リーダの着脱方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】下部リーダの着脱作業を容易かつ安全に行うことができる下部リーダの着脱方法を提供する。【解決手段】上部側リーダ21から下部リーダ22を取り外す場合は、上部側リーダ21の下端部前面と下部リーダ22の上端部前面とに、ヒンジ軸24aを水平方向に向けたヒンジ24のヒンジ片24b、24cをそれぞれ固着して上部側リーダ21と下部リーダ22とを屈曲可能に連結するヒンジ取付工程と、リーダ13を後方に傾斜させた状態で上部側リーダ21と下部リーダ22とをフランジ結合しているボルト23を取り外してフランジ結合を解除する結合解除工程と、下部リーダ22を吊り具26にて吊り上げた状態で前記ヒンジ24を取り外して上部側リーダ21と下部リーダ22とを分離するリーダ分離工程とを順次行う。【選択図】図3

Description

本発明は、下部リーダの着脱方法に関し、詳しくは、杭打機のリーダの下端に着脱可能に設けられている下部リーダを着脱する方法に関する。
1台の杭打機で鋼管杭埋設作業と地盤改良作業とを行えるようにした兼用機として、リーダの下端に下部リーダを着脱可能に設け、鋼管杭埋設作業では、リーダに沿って昇降する作業装置のストロークを大きくするために下部リーダを取り付けた状態で作業を行い、地盤改良作業では、ロッドの下端に設ける掘削ヘッドの径を大きくするために下部リーダを取り外した状態で作業を行うようにしたものが知られている。しかし、下部リーダの着脱は、下部リーダをクレーンで吊った状態で下部リーダと上部側のリーダとをフランジ結合しているボルトを着脱しなければならず、作業性が悪く、下部リーダの着脱に長時間を要することがある。さらに、兼用機を輸送する際に、作業装置を下部リーダの部分に保持し、上部側のリーダを後方に倒すようにしたものでは、地盤改良作業で下部リーダを取り外した場合、輸送の前後で下部リーダを着脱する必要が生じることになる。このため、ラックピニオン方式で作業装置を昇降させる兼用機で、下部リーダの前面に設けられているラックを着脱することによって鋼管杭埋設作業の際の作業装置のストロークを大きくするとともに、地盤改良作業を行う際の掘削ヘッドの径を大きくしたものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2006−291643号公報
しかし、下部リーダ前面のラックを着脱するものでは、掘削ヘッドの径をある程度大きくできるものの、下部リーダを着脱するものに比べて小さな径の掘削ヘッドを使用せざるを得なかった。
そこで本発明は、下部リーダの着脱作業を容易かつ安全に行うことができる下部リーダの着脱方法を提供することを目的としている。
上記目的を達成するため、本発明の下部リーダの着脱方法は、杭打機のリーダの下端に、フランジ結合により上部側リーダに対して着脱可能に取り付けられる下部リーダを着脱する方法において、上部側リーダから下部リーダを取り外す場合は、上部側リーダの下端部前面と下部リーダの上端部前面とに、ヒンジ軸を水平方向に向けたヒンジのヒンジ片をそれぞれ固着して上部側リーダと下部リーダとを屈曲可能に連結するヒンジ取付工程と、リーダを後方に傾斜させた状態で上部側リーダと下部リーダとをフランジ結合しているボルトを取り外してフランジ結合を解除する結合解除工程と、下部リーダを吊り具にて吊り上げた状態で前記ヒンジを取り外して上部側リーダと下部リーダとを分離するリーダ分離工程とを順次行い、上部側リーダに下部リーダを取り付ける場合は、下部リーダを吊り具にて吊り上げた状態で前記ヒンジのヒンジ片を上部側リーダの下端部前面と下部リーダの上端部前面とにそれぞれ固着して上部側リーダと下部リーダとをヒンジで連結するヒンジ連結工程と、吊り具による下部リーダの吊り上げ状態を解除するとともに、リーダを後方に傾斜させて上部側リーダのフランジと下部リーダのフランジとを当接させるフランジ当接工程と、上部側リーダと下部リーダとをフランジ結合するボルトを取り付けて上部側リーダと下部リーダとをフランジ結合させる結合工程と、上部側リーダ及び下部リーダからヒンジを取り外すヒンジ取り外し工程とを順次行うことを特徴としている。
さらに、本発明の下部リーダの着脱方法は、前記ヒンジが、ヒンジ軸を抜き取ることによって両ヒンジ片を分離可能なヒンジであって、前記リーダ分離工程では、前記ヒンジを取り外すことに代えて、前記ヒンジ軸を抜き取ることにより、各ヒンジ片を上部側リーダ及び下部リーダに固着した状態で上部側リーダと下部リーダとを分離し、前記ヒンジ連結工程では、ヒンジ片を上部側リーダの下端部前面と下部リーダの上端部前面とにそれぞれ固着することに代えて、あらかじめ上部側リーダ及び下部リーダにそれぞれ固着された両ヒンジ片にヒンジ軸を挿入して両ヒンジ片を連結することを特徴としている。
また、前記結合解除工程では、全てのボルトを取り外したときに、両リーダが前記ヒンジにより連結されて両フランジが当接状態を保持する角度までリーダを傾斜させること、さらに、前記リーダ分離工程及び前記ヒンジ連結工程における下部リーダは、該下部リーダの軸線を水平方向に向けて吊り上げた状態とすることを特徴としている。
さらに、本発明の下部リーダの着脱方法は、杭打機のリーダの下端に、フランジ結合により上部側リーダに対して着脱可能に取り付けられる下部リーダを着脱する方法において、上部側リーダの下端部と下部リーダの上端部とに、着脱可能な連結ピンによって回動可能に連結されるヒンジ片部材をあらかじめそれぞれ設けるとともに、上部側リーダから下部リーダを取り外す場合は、リーダを後方に傾斜させた状態で上部側リーダと下部リーダとをフランジ結合しているボルトを取り外してフランジ結合を解除する結合解除工程と、下部リーダを吊り具にて吊り上げた状態で前記ヒンジ片部材を連結している連結ピンを取り外して上部側リーダと下部リーダとを分離するリーダ分離工程とを順次行い、上部側リーダに下部リーダを取り付ける場合は、下部リーダを吊り具にて吊り上げた状態で前記ヒンジ片部材に連結ピンを取り付けて上部側リーダと下部リーダとを両ヒンジ片部材及び連結ピンにより連結するヒンジ連結工程と、吊り具による下部リーダの吊り上げ状態を解除するとともに、リーダを後方に傾斜させて上部側リーダのフランジと下部リーダのフランジとを当接させるフランジ当接工程と、上部側リーダと下部リーダとをフランジ結合するボルトを取り付けて上部側リーダと下部リーダとをフランジ結合させる結合工程とを順次行うことを特徴としている。
本発明の下部リーダの着脱方法によれば、上部側リーダと下部リーダとをフランジ結合しているボルトを全て取り外しても、ヒンジによって支持された下部リーダが落下することはなく、クレーンなどの吊り具で下部リーダを吊り上げた状態でヒンジを取り外すことにより、上部側リーダから下部リーダを分離することができ、上部側リーダへの下部リーダの取り付けも逆の手順で行うことができる。したがって、下部リーダの着脱を安全かつ簡単に行うことができ、作業時間の大幅な短縮も図れる。
本発明の下部リーダの着脱方法におけるヒンジ取付工程の一形態例を示す側面図である。 同じく正面図である。 結合解除工程の一形態例を示す側面図である。 リーダ分離工程の一形態例を示す側面図である。 杭打機の一例を示す側面図である。 本発明の下部リーダの着脱方法におけるヒンジの他の形態例を示す要部側面図である。 同じく要部正面図である。 同じくリーダを屈曲させた状態を示す要部側面図である。
本発明の対象となる杭打機は、図5に示すように、下部走行体11と、該下部走行体11の上部に旋回可能に設けられた上部旋回体12と、該上部旋回体12の前部に設けられたフロントブラケット12aに起伏可能に設けられたリーダ13と、該リーダ13を上部旋回体12の後部から支持するバックステー14とを備えている。前記リーダ13の前部には、オーガなどの作業装置15がリーダ13に沿って昇降可能に設けられており、リーダ13の前面中央には、作業装置15を昇降させるためのラックピニオン式昇降装置のラック16が全長にわたって連続的に設けられるとともに、リーダ13の両側面前端部には、作業装置15をガイドするためのガイドレール(ガイドパイプ)17が全長にわたって連続的に設けられている。
また、前記リーダ13は、複数のリーダ部材を連結して形成されるもので、前記フロントブラケット12aに起伏可能に取り付けられた上部側リーダ21の下端には、フランジ結合によって着脱可能に取り付けられた下部リーダ22が設けられている。上部側リーダ21と下部リーダ22とは、上部側リーダ21の下端に設けられているフランジ21aと下部リーダ22の上端に設けられているフランジ22aとをボルト23で締結することによって連結されている。
この下部リーダ22は、鋼管杭埋設作業を行う際には、上部側リーダ21の下端に取り付けることにより、リーダ長を長くして作業装置15のストロークを大きくし、地盤改良作業を行う際には上部側リーダ21の下端から取り外すことにより、径が大きな掘削ヘッド18を使用できるようにしている。
次に、図1乃至図4を参照しながら、下部リーダ22を上部側リーダ21から取り外す手順を説明する。まず、図1及び図2に示すように、上部側リーダ21の下端部前面と下部リーダ22の上端部前面とに、ヒンジ軸24aを水平方向に向けたヒンジ24のヒンジ片24b,24cを取付ボルト25でそれぞれ固着して上部側リーダ21と下部リーダ22とを屈曲可能な状態に連結するヒンジ取付工程を行う。ここで使用するヒンジ24は、ヒンジ軸24aを着脱可能に形成したものであって、ヒンジ片24b,24cの軸孔に挿通される小径部24dと、ヒンジ片24b,24cの軸孔の一端から外部に突出する大径部24eとを有している。
下部リーダ22の前面及び上部側リーダ21の下端部に位置する前面には、ヒンジ片24b,24cを固着したり、後述の吊り具26を取り付けるための複数の取付孔27があらかじめ設定された位置にそれぞれ設けられている。また、ヒンジ24の取り付けなど、下部リーダ22を取り外す各工程で支障するもの、例えば、下部リーダ22の前面及び上部側リーダ21の前面下端部に位置するラック16は、あらかじめ取り外しておく。
ヒンジ取付工程を行った後、図3に示すように、バックステー14を僅かに短縮させてリーダ13の上部を後方に倒し、リーダ13を所定角度後方に傾斜させた状態にして結合解除工程を行う。このときのリーダ13の傾斜角度は、下部リーダ22の重心がヒンジ軸24aの鉛直線より前方に位置し、フランジ21a,22aから全てのボルト23を取り外したときに、前記ヒンジ24により連結された上部側リーダ21と下部リーダ22とが両フランジ21a,22aの当接状態を保持できる最小の傾斜角度に設定する。
これにより、ボルト23を取り外す際にボルト23及びナットの軸を一致させた状態に保つことができるとともに、ボルト23の取り外しを低い位置で行えるので、安全かつ簡単に行うことができる。このとき、リーダ13の傾斜角度を必要以上に大きくすると、ボルト23の位置が高くなり、ボルト23の取り外し作業が面倒になり、90度近くまでリーダ13を倒すと、ボルト23の取り外し作業が高所作業になるおそれがある。
また、下部リーダ22の前面に設けた前記取付孔27にアイボルトなどの吊り具26を取り付け、クレーンのワイヤ28を接続して下部リーダ22を吊り上げる準備をしておく。
結合解除工程を行った後、図4に示すように、リーダ分離工程を行って上部側リーダ21から下部リーダ22を分離する。このリーダ分離工程では、クレーンで下部リーダ22を吊り上げ、ヒンジ24を中心として略水平方向に回動させ、クレーンのワイヤ28で安定した状態で下部リーダを吊持した状態で、ヒンジ軸24aの大径部24eを掴み、小径部24dをヒンジ片24b,24cの軸孔から抜き取り、ヒンジ片24b,24cを分離可能とする。これにより、ヒンジ片24b,24cを取り外すことなく、上部側リーダ21と下部リーダ22とを分離することができる。分離した下部リーダ22は、クレーンを操作して地盤改良作業の邪魔にならない位置に移動させる。
作業終了後に、分離した下部リーダ22を上部側リーダの下端に取り付ける場合は、前記手順を逆に行えばよい。すなわち、下部リーダ22をクレーンで吊り上げた状態でヒンジ片24b,24cの軸孔にヒンジ軸24aの小径部24dを挿入してヒンジ片24b,24cを連結することにより、上部側リーダ21と下部リーダ22とをヒンジ24を介して連結するヒンジ連結工程(図4)と、クレーンによる下部リーダ22の吊り上げ状態を解除し、後方に傾斜させた上部側リーダ21のフランジ21aと下部リーダ22のフランジ22aとを当接させるフランジ当接工程及びフランジ結合するボルト23を取り付けて上部側リーダ21と下部リーダ22とをフランジ結合させる結合工程(図3)と、上部側リーダ21及び下部リーダ22からヒンジ24や吊り具26を取り外すヒンジ取り外し工程(図1,図2)とを順番に行った後、リーダ分離前に取り外したラックなどを取り付ければよい。
このように、上部側リーダ21と下部リーダ22とをヒンジ24で連結し、リーダ13を後方に所定角度傾斜させた状態でフランジ21a,22aからボルト23を着脱することにより、上部側リーダ21と下部リーダ22とを安定させた状態で、低い位置で安全にボルト23の着脱を行うことができる。また、リーダ13の後方への傾斜角度は、機種にもよるが、10〜20度程度でよいことから、作業スペースも小さくて済む。
上部側リーダ21に固着したヒンジ片24bは、作業に支障がなければ固着したままでもよく、取り外してもよい。また、下部リーダ22に固着したヒンジ片24cは、固着したままで問題はない。
図6乃至図8は、本発明の下部リーダの着脱方法に使用するヒンジの他の形態例を示している。なお、以下の説明において、前記形態例に示したリーダなど構成要素と同一の構成要素には同一の符号を付して詳細な説明は省略する。
本形態例に示すヒンジ31は、ヒンジ片31a,31bの背面にスペーサ32を設け、各ヒンジ片31a,31bとリーダ前面との間にスペーサ32を介在させた状態でヒンジ31を上部側リーダ21の下端部前面と下部リーダ22の上端部前面とにそれぞれ取付ボルト25で取り付けることにより、ヒンジ31のヒンジ軸31cをラック16の前面より前方に配置するようにしている。
このように、ヒンジ軸31cをラック16の前面より前方に配置することにより、図8に示すように、ラック16を取り外すことなく、ヒンジ取付工程やリーダ分離工程を行うことができ、下部リーダ22をクレーンで略水平方向に回動させることができる。これにより、下部リーダ22を着脱する際に、ラック16の着脱が不要になり、作業性の向上が図れる。
なお、前記形態例は、ヒンジ片の分離を容易に行えるように、ヒンジ軸を着脱できるヒンジを使用しているが、ヒンジ軸が固定されたヒンジを使用する場合は、リーダ分離工程で、いずれか一方のヒンジ片、通常は、上部側リーダからヒンジ片を取り外すようにすればよく、ヒンジ連結工程では、取り外したヒンジ片を上部側リーダに取り付ければよい。また、上部側のヒンジ片の軸孔を上方が開口したU字形とし、下部側のヒンジ片に固定したヒンジ軸を上方に抜き取るようにしてもよい。さらに、前記ヒンジの各ヒンジ片に相当するヒンジ片部材を、上部側リーダ及び下部リーダにあらかじめ取り付けておくことも可能である。
11…下部走行体、12…上部旋回体、12a…フロントブラケット、13…リーダ、14…バックステー、15…作業装置、16…ラック、17…ガイドレール、18…掘削ヘッド、21…上部側リーダ、21a…フランジ、22…下部リーダ、22a…フランジ、23…ボルト、24…ヒンジ、24a…ヒンジ軸、24b,24c…ヒンジ片、24d…小径部、24e…大径部、25…取付ボルト、26…吊り具、27…取付孔、28…ワイヤ、31…ヒンジ、31a,31b…ヒンジ片、31c…ヒンジ軸、32…スペーサ

Claims (5)

  1. 杭打機のリーダの下端に、フランジ結合により上部側リーダに対して着脱可能に取り付けられる下部リーダを着脱する方法において、上部側リーダから下部リーダを取り外す場合は、上部側リーダの下端部前面と下部リーダの上端部前面とに、ヒンジ軸を水平方向に向けたヒンジのヒンジ片をそれぞれ固着して上部側リーダと下部リーダとを屈曲可能に連結するヒンジ取付工程と、リーダを後方に傾斜させた状態で上部側リーダと下部リーダとをフランジ結合しているボルトを取り外してフランジ結合を解除する結合解除工程と、下部リーダを吊り具にて吊り上げた状態で前記ヒンジを取り外して上部側リーダと下部リーダとを分離するリーダ分離工程とを順次行い、上部側リーダに下部リーダを取り付ける場合は、下部リーダを吊り具にて吊り上げた状態で前記ヒンジのヒンジ片を上部側リーダの下端部前面と下部リーダの上端部前面とにそれぞれ固着して上部側リーダと下部リーダとをヒンジで連結するヒンジ連結工程と、吊り具による下部リーダの吊り上げ状態を解除するとともに、リーダを後方に傾斜させて上部側リーダのフランジと下部リーダのフランジとを当接させるフランジ当接工程と、上部側リーダと下部リーダとをフランジ結合するボルトを取り付けて上部側リーダと下部リーダとをフランジ結合させる結合工程と、上部側リーダ及び下部リーダからヒンジを取り外すヒンジ取り外し工程とを順次行うことを特徴とする下部リーダの着脱方法。
  2. 前記ヒンジは、ヒンジ軸を抜き取ることによって両ヒンジ片を分離可能なヒンジであって、前記リーダ分離工程では、前記ヒンジを取り外すことに代えて、前記ヒンジ軸を抜き取ることにより、各ヒンジ片を上部側リーダ及び下部リーダに固着した状態で上部側リーダと下部リーダとを分離し、前記ヒンジ連結工程では、ヒンジ片を上部側リーダの下端部前面と下部リーダの上端部前面とにそれぞれ固着することに代えて、あらかじめ上部側リーダ及び下部リーダにそれぞれ固着された両ヒンジ片にヒンジ軸を挿入して両ヒンジ片を連結することを特徴とする請求項1記載の下部リーダの着脱方法。
  3. 前記結合解除工程では、全てのボルトを取り外したときに、両リーダが前記ヒンジにより連結されて両フランジが当接状態を保持する角度までリーダを傾斜させることを特徴とする請求項1又は2記載の下部リーダの着脱方法。
  4. 前記リーダ分離工程及び前記ヒンジ連結工程における下部リーダは、該下部リーダの軸線を水平方向に向けて吊り上げた状態とすることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項記載の下部リーダの着脱方法。
  5. 杭打機のリーダの下端に、フランジ結合により上部側リーダに対して着脱可能に取り付けられる下部リーダを着脱する方法において、上部側リーダの下端部と下部リーダの上端部とに、着脱可能な連結ピンによって回動可能に連結されるヒンジ片部材をあらかじめそれぞれ設けるとともに、上部側リーダから下部リーダを取り外す場合は、リーダを後方に傾斜させた状態で上部側リーダと下部リーダとをフランジ結合しているボルトを取り外してフランジ結合を解除する結合解除工程と、下部リーダを吊り具にて吊り上げた状態で前記ヒンジ片部材を連結している連結ピンを取り外して上部側リーダと下部リーダとを分離するリーダ分離工程とを順次行い、上部側リーダに下部リーダを取り付ける場合は、下部リーダを吊り具にて吊り上げた状態で前記ヒンジ片部材に連結ピンを取り付けて上部側リーダと下部リーダとを両ヒンジ片部材及び連結ピンにより連結するヒンジ連結工程と、吊り具による下部リーダの吊り上げ状態を解除するとともに、リーダを後方に傾斜させて上部側リーダのフランジと下部リーダのフランジとを当接させるフランジ当接工程と、上部側リーダと下部リーダとをフランジ結合するボルトを取り付けて上部側リーダと下部リーダとをフランジ結合させる結合工程とを順次行うことを特徴とする下部リーダの着脱方法。
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