JP2016076836A - 撮像装置 - Google Patents

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Tetsuya Hayashida
哲哉 林田
山下 誉行
Takayuki Yamashita
誉行 山下
良平 船津
Ryohei Funatsu
良平 船津
拓司 添野
Takuji Soeno
拓司 添野
友洋 中村
Tomohiro Nakamura
友洋 中村
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Abstract

【課題】パンニング等のカメラ操作を簡易に行うことのできる撮像装置を提供する。
【解決手段】撮像装置1は、ズーム位置及びフォーカス位置を計測する撮像パラメータ計測手段22と、レンズ駆動手段23と、パン及びチルト操作でのズームレンズの向きのデータを含む姿勢データを検出する姿勢検出手段10と、記録指示手段33と、記録指示が入力される度に、計測された撮像パラメータと、検出されたカメラ姿勢の検出値とを対応付けた再現用データを記憶手段60に記録することで再現用データをカメラワークに対応させて時系列に並べたシーケンスデータを作成するデータ作成手段40と、再現指示手段34と、再現指示に応じて、検出されたカメラ姿勢をキーに、シーケンスデータにおいて、検出されたカメラ姿勢と予め結び付けられた撮像パラメータを抽出してレンズ駆動手段23に出力する撮像パラメータ抽出手段50と、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、撮像装置に係り、特に放送番組制作のためにカメラマンがパンニング等の操作をする撮像装置に関する。
従来、放送番組制作において、コンピュータを用いてカメラワークの学習(トレーニング)を行う装置が知られている(特許文献1)。
カメラマンがカメラを操作する上で例えばパンニングする場合、ズーム、フォーカスの同時調整が必要であることが多い(図11参照)。図11に示す例では、カメラマンがポータブルのビデオカメラ(以下、単にカメラCという)を右肩に担いだ状態でカメラを回転させることでパンニング操作を行う様子を示している。このとき、カメラマンは、カメラCのズームレンズに装着された環状のズームリング111を回転させるための遠隔操作ボタン(ズームボタン112)を右手で操作し、左手で環状の操作手段(フォーカスリング113)を回転させることでレンズのフォーカス位置を合わせる(ピントを合わせる)。
特開2001−128032号公報
パンニングをしながら、ズーム、フォーカスを調整するためにはカメラマンの労力が大きく、個人のスキルに大きく依存する。場合によっては失敗することもあるため、収録前には入念なテストを行う必要があり、時間的にも負担が大きく煩雑な作業となっていた。
具体的には、カメラマンは、カメラワークにおいて、カメラで撮像する被写体にズーミングやフォーカシングをしつつ、カメラの向きや被写体を換えながら別のアングルに合わせてズーミングやフォーカシングをして、所望の映像を収録用(本番用)の映像としてレコーダーで収録する。収録前には、カメラマンは、本番用のカメラワークが失敗しないように数回テストをする。
従来のHDTV(High Definition TeleVision)においても本カメラワークはこのようなテストを要する煩雑な作業であるが、SHV(Super Hi-Vison)のような、より高解像度の画像になるとこの作業はより煩雑となる。高解像度な画像になるとカメラマン側の小さなファインダーではフォーカスが合っているかどうかの判別が困難となり、フォーカス調整は放送局の副調整室(副調)側の大画面で同じ映像を見ている係員との協調作業となるためである。結果として両者がインカムで連絡を取り合いフォーカスを微調整する必要が生じるため、本作業はより煩雑性を増すこととなる。
この点において、現在ではオートフォーカス機能も存在するが、パンニングに合わせて所望の複数ある被写体にフォーカスしていくことは演出上の問題もあり、難しいのが現状である。
例えば特許文献1に記載の装置を用いれば、トレーニングによりカメラワークの習熟を高めることが可能である。しかしながら、撮像装置自体としては、パンニング等のカメラ操作をする場合の操作を簡易に行うことのできるものはこれまで知られていなかった。
本発明は、以上のような問題点に鑑みてなされたものであり、パンニング等のカメラ操作を簡易に行うことのできる撮像装置を提供することを課題とする。
前記課題を解決するために、本発明に係る撮像装置は、ズームレンズと、前記ズームレンズを被写体に合わせてズームしたときのズーム位置及び前記被写体にピントを合わせたときのフォーカス位置を撮像パラメータとして計測する撮像パラメータ計測手段と、前記撮像パラメータに応じて前記ズームレンズを駆動するレンズ駆動手段と、を備えた撮像装置であって、姿勢検出手段と、記録指示手段と、記憶手段と、データ作成手段と、再現指示手段と、撮像パラメータ抽出手段と、を備えることとした。
かかる構成によれば、撮像装置は、姿勢検出手段によって、操作者によるカメラワークに応じたパン及びチルト操作での前記ズームレンズの向きのデータを含む姿勢データをカメラ姿勢として時系列に検出する。ここで、カメラ姿勢はセンサによって検出してもよいし、撮像画像から検出してもよい。
そして、撮像装置は、記録指示手段によって、前記撮像パラメータを記録する指示である記録指示を操作者の操作の度に入力する。
そして、撮像装置は、データ作成手段によって、前記記録指示が入力される度に、前記撮像パラメータ計測手段で計測された撮像パラメータと、前記姿勢検出手段で検出されたカメラ姿勢の検出値とを対応付けた再現用データを記憶手段に記録することで、前記再現用データを前記カメラワークに対応させて時系列に並べたシーケンスデータを作成する。
そして、撮像装置は、再現指示手段によって、前記記憶手段から前記シーケンスデータを読み出す指示である再現指示を操作者の操作に応じて入力する。
そして、撮像装置は、撮像パラメータ抽出手段によって、前記再現指示に応じて、前記姿勢検出手段で検出されたカメラ姿勢をキーに、前記シーケンスデータにおいて、前記検出されたカメラ姿勢と予め結び付けられた前記撮像パラメータを抽出して前記レンズ駆動手段に出力する。
本発明によれば、パンニングなどをはじめとするカメラワークに際し、途中途中のズーム位置、フォーカス位置を同時に抽出されたカメラ姿勢と関連付けてポイント的に記憶し、次回に動かした際には、そのカメラ姿勢を抽出しながら該当するカメラ姿勢に対応したズーム位置、フォーカス位置を自動的に再現する。したがって、本発明によれば、パンニング等のカメラ操作を簡易に行うことができる。
本発明の実施形態に係るカメラの構成を模式的に示すブロック図である。 本発明の実施形態に係るカメラを用いた事前操作の流れを示すフローチャートである。 本発明の実施形態に係るカメラを用いたカメラワークの流れを示すフローチャートである。 カメラワークの演出の説明図であって、(a)は被写体の平面配置、(b)は絵コンテを示している。 収録前のテスト時の説明図であって、(a)は第1のカメラ姿勢、(b)は取得画像を示している。 収録前のテスト時の説明図であって、(a)は第2のカメラ姿勢、(b)は取得画像を示している。 収録前のテスト時の説明図であって、(a)は第3のカメラ姿勢、(b)は取得画像を示している。 収録前のテスト時の説明図であって、(a)は第4のカメラ姿勢、(b)は取得画像を示している。 収録時のカメラワークの説明図であって、(a)はカメラ姿勢の遷移、(b)は取得画像の遷移を示している。 本発明の変形例に係るカメラの構成を模式的に示す側面図であって、(a)は上向きのサブカメラを備えた例、(b)は下向きのサブカメラを備えた例、(c)は横向きのサブカメラを備えた例を示している。 カメラマンによるカメラワークの様子を示す模式図である。
以下、図面を参照して本発明の撮像装置を実施するための形態(以下「実施形態」という)について詳細に説明する。前提として、放送番組制作のためにカメラマンが、この撮像装置を用いてパンニング等のカメラワークをして、所望の映像を収録用(本番用)の映像としてカメラのレコーダーで収録する前に、同様のカメラワークをテストすることとする。一例として、被写体は複数の人物であって、収録中もテスト中も同様な位置で同様な動きをするものとする。なお、収録を行うカメラマンがテストも行う。
[撮像装置の構成]
図1に示すカメラ(撮像装置)1は、ズームレンズを備えた一般的なビデオカメラの機能を有すると共に、それに加えて、カメラ姿勢を検出する機能と、被写体に合わせた撮像パラメータを姿勢情報と共に時系列で記憶する機能と、時系列で記憶されたシーケンスデータとカメラ姿勢に基づいて撮像パラメータを再現する機能と、を備えている。
本実施形態では、カメラ1は、図11に示すようにカメラマンが持つことのできるポータブルのものであるとする。ここで、カメラ姿勢とは、カメラマンが持ったカメラ1のカメラレンズの向きのことである。カメラマンがカメラの向きを変える方向に束縛はないが、カメラを動かす方向は、例えば、カメラを横方向(水平方向)に動かすパンや、カメラを上下方向(鉛直方向)に動かすチルトであるものとする。
このカメラ1は、図1に示すように、姿勢検出手段10と、レンズ本体20と、操作入力部30と、データ作成手段40と、撮像パラメータ抽出手段50と、記憶手段60と、信号切替手段70とを備えている。なお、一般的なビデオカメラの機能については、本発明と直接的な関係がないため、ここでは説明を適宜省略する。
姿勢検出手段10は、操作者によるカメラワークに応じたパン及びチルト操作でのズームレンズ21の向きのデータを含む姿勢データをカメラ姿勢として時系列に検出するものである。なお、カメラワークは、撮影の開始から終了にいたるまでの一連の撮影作業を意味する。
この姿勢検出手段10は、検出したデータをデータ作成手段40に出力する。姿勢検出手段10は、当該カメラ1の姿勢を検出可能であれば、従来公知の種々の姿勢検出手段を用いることができる。
例えば、姿勢検出手段10は、ジャイロセンサ、GPS(Global Positioning System)、磁気センサ及び傾きセンサの何れか1以上によってカメラ姿勢を検出することができる。本実施形態では、一例として、姿勢検出手段10は、パンの角度の情報を検出するパンデータ検出手段11と、チルトの角度の情報を検出するチルトデータ検出手段12とを備えることとした。パンデータ検出手段11及びチルトデータ検出手段12は、同じセンサでもよいし、異なるセンサでもよい。
姿勢検出手段10は、カメラ姿勢を常時センシングしているものとする。
姿勢検出手段10が検出したデータは、操作入力部30の記録指示手段33のボタンが押下される度に、そのタイミングでデータ作成手段40に出力される。
姿勢検出手段10が検出したデータは、操作入力部30の再現指示手段34のボタンが押下されると、撮像パラメータ抽出手段50に出力される。撮像パラメータ抽出手段50は、その動作中には、姿勢検出手段10でセンシングされているデータが常時利用可能になっている。
レンズ本体20は、ズームレンズ21を備えた一般的なものであり、図示しない撮像素子に結像するものである。なお、撮像素子に結像された映像情報は、内部の画像メモリやビューファインダー(いずれも図示せず)に出力される。ここでは、レンズ本体20は、ズームレンズ21と、撮像パラメータ計測手段22と、レンズ駆動手段23と、を備えている。
撮像パラメータ計測手段22は、ズームレンズ21のズーム位置及びフォーカス位置を撮像パラメータとして計測するものである。この撮像パラメータ計測手段22は、ズーム位置計測手段22zと、フォーカス位置計測手段22fと、を備えている。
ズーム位置計測手段22zは、ズームレンズ21に装着されたズームリングに、例えば歯車などの運動伝達手段を介して結合されたロータリエンコーダやポテンショメータ(いずれも図示せず)を用いてリングの回転角などをズーム位置として電気的に計測するものである。ズーム位置計測手段22zは、検出したデータをデータ作成手段40に出力する。
フォーカス位置計測手段22fは、ズームレンズ21に装着されたフォーカスリングに、例えば歯車などの運動伝達手段を介して結合されたロータリエンコーダやポテンショメータ(いずれも図示せず)を用いてリングの回転角などをフォーカス位置として電気的に計測するものである。フォーカス位置計測手段22fは、検出したデータをデータ作成手段40に出力する。
レンズ駆動手段23には、信号切替手段70を介して、操作入力部30又は撮像パラメータ抽出手段50からモータ駆動信号が入力される。
ここで、信号切替手段70は、2つのいずれかに事前に設定された動作モードに応じて、操作入力部30からの指示に対応したモータ駆動信号を出力する第1モードと、撮像パラメータ抽出手段50からの指示に対応したモータ駆動信号を出力する第2モードとのいずれかを切り替えて実行するものである。この信号切替手段70による切り替えはソフトウェア処理で行ってもよいしハードウェアの動作で行ってもよい。動作モードは、収録前のテスト時か収録時かに応じて、操作者(カメラマン)が図示しないボタンで事前にいずれかに切替設定する。
信号切替手段70は、第1モード時(収録前のテスト時)には、操作入力部30のズームボタン31やフォーカスリング32の操作に応じたモータ駆動信号をレンズ駆動手段23に出力する。
また、信号切替手段70は、第2モード時(収録時)には、操作入力部30の再現指示手段34の操作に応じて、撮像パラメータ抽出手段50で抽出された撮像パラメータに応じたモータ駆動信号をレンズ駆動手段23に出力する。
レンズ駆動手段23は、撮像パラメータに応じてズームレンズ21を駆動するものである。レンズ駆動手段23は、撮像パラメータの計測値が、モータ駆動信号に対応した所定の指令値と一致するようにフィードバック制御してズームレンズ21を駆動する。このレンズ駆動手段23は、ズーム駆動手段23zと、フォーカス駆動手段23fと、を備えている。
ズーム駆動手段23zは、例えば、モータ駆動信号を受けてモータに出力する指令信号(指令値)を生成する指令信号発生回路や、その指令信号に応じて動作するサーボモータ等(いずれも図示せず)を備えている。
フォーカス駆動手段23fは、例えば、モータ駆動信号を受けてモータに出力する指令信号(指令値)を生成する指令信号発生回路や、その指令信号に応じて動作するサーボモータ等(いずれも図示せず)を備えている。
操作入力部30は、例えば、ズームボタン31と、フォーカスリング32と、記録指示手段33と、再現指示手段34と、を備えている。なお、カメラ1は、図示しないRECボタン(録画ボタン)等のカメラの一般的な機能のための操作ボタン等を備えているが、それらについては説明を省略する。
ズームボタン31は、ズームレンズ21に装着されたズームリングの回転を遠隔操作するボタンである。ズームボタン31は、押しボタンによってテレ側(望遠側)とワイド側(広角側)とを選択できるようになっている。例えばテレ側に押すと、ズーム位置(焦点距離)がより長焦点になり、ズームされる。
フォーカスリング32は、ピントを合わせる操作をするためにズームレンズ21に装着された環状の操作手段である。フォーカスリング32は、回転させることによってフォーカス位置を例えば長距離、中距離、又は短距離に設定できるようになっている。
記録指示手段33は、撮像パラメータを記録する指示である記録指示を操作者の操作の度に入力するものであり、例えば押しボタンである。収録前のテスト時に、操作者(カメラマン)が記録指示手段33を操作すると、データ作成手段40に記録指示の動作命令が入力される。この記録指示は、撮像パラメータと共にカメラ姿勢を記録させる指示である。
ここで、記録指示は、撮像パラメータ(ズーム位置、フォーカス位置)の計測値と、カメラ姿勢(パン・チルトデータ)の検出値とを対応付けたデータ(再現用データ)を記憶手段60に記録する指示である。操作者(カメラマン)が、カメラワークにおいて、ポイント的に、記録指示手段33(例えば押しボタン)を操作したタイミングで、記録指示の動作命令がデータ作成手段40に入力される。カメラワークに対応させて時系列に並べた再現用データのことをシーケンスデータと呼ぶ。
再現指示手段34は、記憶手段60からシーケンスデータを読み出す指示である再現指示を操作者の操作に応じて入力するものであり、例えば押しボタンである。収録時に、操作者(カメラマン)が再現指示手段34を操作すると、撮像パラメータ抽出手段50に再現指示の動作命令が入力される。
ここで、再現指示は、カメラ姿勢(パン・チルトデータ)の検出値をキーに、シーケンスデータから撮像パラメータ(ズーム位置、フォーカス位置)を抽出する指示である。操作者(カメラマン)は、カメラワークのテストが済んだ後で、テスト済みのカメラワークを収録する際に、該当のシーケンスデータを呼び出すために、再現指示手段34(例えば押しボタン)を操作する。
データ作成手段40は、記録指示手段33から記録指示が入力される度に、撮像パラメータ計測手段22で計測された撮像パラメータと、姿勢検出手段10で検出されたカメラ姿勢の検出値とを対応付けた再現用データを記憶手段60に記録することで、再現用データをカメラワークに対応させて時系列に並べたシーケンスデータを作成するものである。このデータ作成手段40は、例えば、CPU(Central Processing Unit)やメモリ等から構成される。
撮像パラメータ抽出手段50は、再現指示手段34からの再現指示に応じて、姿勢検出手段10で検出されたカメラ姿勢をキーに、シーケンスデータにおいて、検出されたカメラ姿勢と予め結び付けられた撮像パラメータを抽出してレンズ駆動手段23に出力するものである。この撮像パラメータ抽出手段50は、例えば、CPUやメモリ等から構成される。
なお、本実施形態では、撮像パラメータ抽出手段50は、補間データ作成手段51を備えることとした。補間データ作成手段51は、シーケンスデータにおいて、再現用データ間を補完する補間データを作成するものである。
補間データ作成手段51は、例えば、カメラワークの第1のポイントで対応付けられた第1の再現用データ(パンα1、チルトθ1、ズーム位置z1、フォーカス位置f1)と、カメラワークの第2のポイントで対応付けられた第2の再現用データ(パンα2、チルトθ2、ズーム位置z2、フォーカス位置f2)との間に、補間により、少なくとも1つのポイントを設定する。
例えば、前記第1及び第2の再現用データの間に1つの補間ポイントを設定して、この補間ポイントで対応付けられた再現用データにおいて、パン・チルト・ズーム位置・フォーカス位置の各値を、例えば、第1及び第2の再現用データの平均値としてもよい。
補間データを収録中に作成する場合、補間データ作成手段51は、例えば第1のカメラ姿勢(パンα1、チルトθ1)が検出された後で第2のカメラ姿勢(パンα2、チルトθ2)が検出される前に、カメラ姿勢の平均値を算出すると共に、シーケンスデータにおいて、第1の撮像パラメータ(ズーム位置z1、フォーカス位置f1)と、第2の撮像パラメータ(ズーム位置z2、フォーカス位置f2)との平均値(補間データ)を算出する。そして、撮像パラメータ抽出手段50は、検出されたカメラ姿勢が、算出されたカメラ姿勢の平均値と同じ値になったと判定した場合に、撮像パラメータの平均値(補間データ)を抽出してレンズ駆動手段23に出力する。
補間データ作成手段51は、補間データを収録中に作成してもよいし、収録前に作成しておいてもよい。また、補間の方法は、平均値補間に限らず、例えば、スプライン曲線やベジェ曲線を用いて滑らかな曲線を描くように補間することができる。
記憶手段60は、データ作成手段40によって作成されたシーケンスデータをカメラワーク毎に記憶するものであり、撮像パラメータ抽出手段50によって参照される。この記憶手段60は、例えば一般的なメモリで構成され、図示しない画像メモリとは別に設けられている。
[カメラワークの流れ]
本発明の実施形態に係るカメラ1を用いたカメラワークの流れについて図2及び図3を参照(適宜図1参照)して説明する。
(収録前のテスト時の流れ)
図2に示すように、収録前のテスト時に、カメラマンは、カメラワークに合わせてカメラ1を最初の被写体に向ける(ステップS11)。なお、カメラ1の姿勢検出手段10は、カメラ姿勢を常時センシングしているものとする。そして、カメラマンは、被写体を所定のアングル(画角)に合わせるためにズームボタン31を操作してズームを合わせる(ステップS12)。そして、ピント調整が必要ならばフォーカスリング32を操作してフォーカスを合わせる(ステップS13)。
そして、カメラマンは、自分で良いと思ったら、又は、副調側からの指示に応じて、記録指示手段33のボタンを押下することにより、この時点で測定された撮像パラメータ(ズーム位置、フォーカス位置)と共に、この時点で検出されたカメラ姿勢(パン・チルトデータ)の記憶操作を行う(ステップS14)。記録指示手段33のボタンが押下されたタイミングで、カメラ1の姿勢検出手段10は、検出したカメラ姿勢をデータ作成手段40に出力する。カメラ1は、データ作成手段40によって、再現データを記憶手段60に記録する。
カメラワークにおいて、次の撮像パラメータ及びカメラ姿勢をさらに記憶させる場合、カメラマンは、上記ステップを繰り返す。これにより、カメラ1は、記憶手段60に、カメラワークに対応したシーケンスデータを記憶する(ステップS15)。
(収録時の流れ)
図3に示すように、収録時に、カメラマンは、カメラワークに合わせてカメラ1を被写体に向ける(ステップS20)。なお、カメラ1の姿勢検出手段10は、カメラ姿勢を常時センシングしているものとする。ここで、最初の被写体に向けたときに、カメラマンは、再現指示手段34のボタンを押下することで、シーケンスデータを呼び出す操作を行う(ステップS21)。これにより、カメラ1の姿勢検出手段10が検出したデータは、撮像パラメータ抽出手段50に出力される。以降、カメラ1は下記の処理を実行する。
カメラ1の撮像パラメータ抽出手段50は、再現指示の動作命令により動作している最中には、姿勢検出手段10でセンシングされているカメラ姿勢(パン・チルトデータ)が常時利用可能になっており、常時、カメラ姿勢を検出している(ステップS22)。
そして、撮像パラメータ抽出手段50は、記憶手段60に保存されたシーケンスデータにおいて、カメラ姿勢に対応する撮像パラメータ(ズーム位置、フォーカス位置)を抽出する(ステップS23)。
このステップS23では、例えば、撮像パラメータ抽出手段50は、姿勢検出手段10でセンシングされているカメラ姿勢をキーに、記憶手段60に記憶されたシーケンスデータにおいて、再現データとして記録されているカメラ姿勢を時系列に探索し、両者が同じカメラ姿勢であると判定したときに、その再現データとして対応付けて記録されている撮像パラメータを抽出する。なお、撮像パラメータ抽出手段50は、補間データ作成手段51によってカメラワークの補間ポイントを設定している場合、補間データ作成手段51によって算出された撮像パラメータの補間データを抽出する。
そして、カメラ1は、カメラ姿勢に適合したズーム及びフォーカスを再現し(ステップS24)、所望の映像を収録することができる。カメラワークに合わせてカメラマンがカメラ1の向きを変えると、カメラ1は上記ステップを繰り返す。
[カメラワークの具体例]
<前提>
例えば、図4(a)に示すような被写体101A、101B、101Cとカメラ1があるものとする。最も遠い被写体101Aから、所望の画角に合わせて撮影をし、次に被写体101B、最後に被写体101Cを撮影するものとする。例として被写体101A、101B、101Cは同様の大きさを持つものとし、図4(b)の絵コンテのように同様のサイズで撮影することが要求されていたものとする。
このような前提の場合、通常、次のようなカメラワークを行う必要がある。
カメラマンは、カメラ1をまず被写体101Aに向け、図示しないビューファインダーを覗いて被写体101Aの画角を合わせるズームをテレ側(望遠側)に設定し、遠距離にフォーカスを合わせる。
次に、カメラマンは、カメラ1を左方向にパンをしながら、被写体101Bにカメラ1を向け、画角を合わせるためにワイド側(広角側)にズームバックをしつつ、中距離にフォーカスを合わせる。
次に、カメラマンは、カメラ1をさらに左方向にパンをしながら、被写体101Cにカメラ1を向け、画角を合わせるためにズームバックをしつつ、近距離にフォーカスを合わせる。
最後に、カメラマンは、カメラ1を右方向にパンをしながら、被写体101A,101B,101Cすべてを収めるようにカメラ1を向けて、画角を合わせるためにズームバックをしつつ、フォーカスについては被写体101Cに保つ。
従来であれば、上記した被写体にカメラ1を向ける操作と、被写体にズームを合わせる操作と、被写体にフォーカスを合わせる操作と、の合計3要素の操作を全てカメラマンが行う必要があった。
一方、本発明の実施形態に係るカメラ1を用いる際には、カメラマンが、前もって、テストにて時系列に沿ってフォーカス位置とズーム位置を、そのときのカメラ姿勢と共にカメラ1に記憶させておくことを前提としている。これにより、テスト後の収録の際には、事前のテストと同様な順番でカメラ姿勢をとると、カメラ1が、カメラ姿勢に応じたフォーカス位置とズーム位置を自動的に再現することができる。
<収録前のテスト時>
収録前のテスト時に、本実施形態に係るカメラ1を用いる際には、具体的には、図5(a)に示すように、カメラマンは、カメラ1をまず被写体101Aに向ける。このパン操作をしたときの水平面内の所定の基準方向からの回転角をαAとする。また、カメラマンは、図示しないビューファインダーを覗きながら、被写体101Aの画角を合わせるズームを設定し、フォーカスを合わせ、その時点の姿勢である第1のカメラ姿勢(パンαA、チルトθA)とともに、ズーム位置zA、フォーカス位置fAを記憶させる操作を行う。図5(b)では、ビューファインダーから見えるものを太線で模式的に示した。なお、図5〜図8ではチルトθA等については図示を省略している。
ここで、カメラ姿勢(例えばパンαA、チルトθA)や、フォーカス位置fA、ズーム位置zA等については高い精度を求めるものではなく、人(カメラマン)がパンニングすることを前提とした所定の誤差範囲を許容している。
図5(a)に示す基準方向(0°)は、一例であって、これに限定されるものではない。例えば、最初にカメラを向けた被写体の方向を基準方向としてもよい。方位磁石で基準方向を決めてもよい。また、パン操作を回転角で表す代わりに方位で表してもよい。
次に、図6(a)に示すように、カメラマンは、カメラ1を左方向にパンして被写体101Bに向ける。このパン操作をしたときの水平面内の所定の基準方向からの回転角(累計値)をαBとする。また、カメラマンは、図示しないビューファインダーを覗きながら(図6(b))、被写体101Bの画角を合わせるズームを設定し、フォーカスを合わせ、その時点の姿勢である第2のカメラ姿勢(パンαB、チルトθB)とともに、ズーム位置zB、フォーカス位置fBを記憶させる操作を行う。なお、図6(b)では、ビューファインダーから見えるものを太線で模式的に示した。
次に、図7(a)に示すように、カメラマンは、カメラ1をさらに左方向にパンして被写体101Cに向ける。このパン操作をしたときの水平面内の所定の基準方向からの回転角(累計値)をαCとする。また、カメラマンは、図示しないビューファインダーを覗きながら(図7(b))、被写体101Cの画角を合わせるズームを設定し、フォーカスを合わせ、その時点の姿勢である第3のカメラ姿勢(パンαC、チルトθC)とともに、ズーム位置zC、フォーカス位置fCを記憶させる操作を行う。なお、図7(b)では、ビューファインダーから見えるものを太線で模式的に示した。
最後に、図8(a)に示すように、カメラマンは、カメラ1の向きを戻して右方向に回転するようにパンして(角度−δ)、被写体101A,101B,101C全体にカメラ1を向ける。このパン操作をしたときの水平面内の所定の基準方向からの回転角をαDとする。また、カメラマンは、図示しないビューファインダーを覗きながら(図8(b))、被写体101A,101B,101Cすべてを収めるようにカメラ1を向けて、このときの画角を合わせるズームを設定し、フォーカスを合わせ、その時点の姿勢である第4のカメラ姿勢(パンαD、チルトθD)とともに、ズーム位置zD、フォーカス位置fDを記憶させる操作を行う。なお、図8(b)では、ビューファインダーから見えるものを太線で模式的に示した。
<収録時>
収録時に、本実施形態に係るカメラ1を用いる際には、具体的には、カメラマンは、第1のカメラ姿勢をとりつつ、シーケンスを呼び出すボタンを押して、第1〜第4のカメラ姿勢を取る作業を順次行う(図9(a))。カメラ1は、時系列でカメラ姿勢に結び付けられたズーム位置とフォーカス位置を順次決定する。これにより、カメラマンのズーム設定、フォーカス合わせの操作なしに図4(b)の絵コンテにしたがった映像を順次収録することができる(図9(b))。
図4(a)に示した例では、第2のカメラ姿勢の回転角αBと、第4のカメラ姿勢の回転角αDとは同じ、つまり、パン操作の姿勢が同じである。ただし、本実施形態では、シーケンスデータにおいて再現データの順序が決まっているので、収録中に、カメラマンが第4のカメラ姿勢をとったときには、既に第2のカメラ姿勢を検索キーとしたズーム位置zB、フォーカス位置fBが抽出された後なので、パン操作の姿勢が同じであっても、以前に別の被写体に合わせたピント等のパラメータが誤抽出されることはない。
また、本実施形態では、再現データの順序が決まっており、カメラ1は、補間データ作成手段51を備えている。そのため、収録の際に、補間データ作成手段51は、例えば、第1のカメラ姿勢(パンαA、チルトθA)と第2のカメラ姿勢(パンαB、チルトθB)との間に、少なくとも1つのカメラ姿勢の補間値を設定することができる。さらに、補間データ作成手段51は、カメラ姿勢の補間値に対応して、「ズーム位置zA、フォーカス位置fA」と「ズーム位置zB、フォーカス位置fB」との間に、同様に撮像パラメータの補間値を生成してズーム及びフォーカスにリアルタイムに反映することができる。
これにより、シーケンスデータ中で離散的に保存された再現データを再現する際に、カメラ1は、再現データ間の補間データを活用することで、滑らかにズーム、フォーカスを変化させることができる。
以上説明したように、本発明によれば、カメラワークの事前のテストの際にカメラ姿勢等を記憶させる操作を行っておけば、収録の際にはカメラマンはカメラ姿勢を変える作業をするだけでよい。したがって、カメラマンへの負担が従来の方法に比較して格段に減る効果がある。
また、本発明によれば、収録に必要な時間を低減することができる。具体的には、失敗すると収録をやり直さなければならず、従来であれば、収録前のテストの際に、カメラマンは入念に何度も繰り返し練習しなくてはならない。一方、本発明の実施形態に係るカメラ1を用いる際には、収録前のテストの際に、カメラマンは1回練習するときにカメラ姿勢等を記憶させる操作を併せて行うだけで済む。そのため、本発明によれば、事前の準備時間が短縮し、失敗などによるタイムロスが軽減される。
以上、実施形態に基づいて本発明に係るカメラについて説明したが、本発明はこれらに限定されるものではない。例えば、前記実施形態では、姿勢検出手段10はセンサであるものとして説明したが、従来公知のように、カメラで撮像した映像から抽出された特徴点を基にして姿勢推定を行い、カメラ姿勢を検出するようにてもよい。その際に、上記センサを併用してもよいし、使わなくてもよい。
さらに、カメラで撮像した映像から抽出された特徴点を基にして姿勢推定を行う際に、カメラ向きが異なるサブカメラ(他の撮像手段)で撮像した映像を用いても構わない。サブカメラを備えたカメラの例を図10に示す。図10(a)に示すカメラ(撮像装置)1Aは、上向きのサブカメラ(他の撮像手段)80Aを備えている。図10(b)に示すカメラ(撮像装置)1Bは、下向きのサブカメラ(他の撮像手段)80Bを備えている。図10(c)に示すカメラ(撮像装置)1Cは、横向きのサブカメラ(他の撮像手段)80Cを備えている。
ここで、サブカメラ80A,80B,80Cは、従来公知の一般的なカメラであり、これらのサブカメラとメインカメラとは有線接続又は無線接続されて使用される。サブカメラは、周囲の風景を写すものであり、カメラ本体の姿勢を抽出するためのカメラである。これらのカメラ1A,1B,1Cの場合、その姿勢検出手段10は、サブカメラが撮像した映像を取得し、当該映像から抽出された特徴点を基にして姿勢推定を行い、カメラ姿勢を検出する。このようにサブカメラを用いることは、メインカメラの向きによっては撮像した映像から特徴点を抽出しにくいような場合に有効である。
(その他の変形例)
カメラの姿勢データとして、例えば鉛直軸(Z軸)周りの回転操作に対応したパンのデータと、例えば1つの水平軸(X軸)周りの回転操作に対応したチルトのデータとを例示したが、他に、もう1つの水平軸(Y軸)周りの回転操作に対応したロール回転のデータを加えてもよい。
カメラの姿勢データとして、軸周りの回転操作に対応したデータ、つまり、カメラの向きのデータを例示したが、他に、カメラの位置データを加えてもよい。ここで、カメラの位置データとは、3次元位置座標のデータである。この場合、姿勢検出手段10は、位置データを検出するセンサをさらに備えるか、カメラで撮像した映像から抽出された特徴点を基にしてカメラの位置をさらに検出すればよい。なお、カメラで撮像した映像を用いて位置情報を得るためには、従来公知のように、準備として予め校正作業(キャリブレーション作業)を行う。この校正作業では、例えばスタジオ内の基準の位置に置かれた、既知の位置情報をもった2次元または3次元のパターン(キャリブレーションパターン)を撮影する。
カメラは、図11に示すようにカメラマンが肩に担ぐことのできるポータブルのものとしたが、より小型のハンディタイプであってもよいし、カメラマウントに搭載されて三脚等のカメラスタンドに取り付けられて用いられるタイプであってもよい。また、例えば、床に固定された三脚やカメラマウントに連結されたカメラ用ブームの先端にカメラが固定され、このカメラ用ブームの基端側を人の手で動かすことで、パンニング等の操作をしてもよい。さらに、ペデスタルや雲台に搭載されるスタジオカメラであっても構わない。
カメラが使用される場所はスタジオに限らず、戸外や野外であってもよく、カメラ1で収録する映像は、パンニング等の操作が必要な風景や建物等の撮りきりショットでもよいし、取材される人物等でもよい。
カメラ1で収録する映像を用いる番組は、ドラマのように、編集して出来上がった素材であって、それを放送の時には再生するという番組(いわゆる完プロ番組)であってもよいし、生放送番組(いわゆるライブ)であってもよい。
1,1A,1B,1C カメラ(撮像装置)
10 姿勢検出手段
11 パンデータ検出手段
12 チルトデータ検出手段
20 レンズ本体
21 ズームレンズ
22 撮像パラメータ計測手段
22z ズーム位置計測手段
22f フォーカス位置計測手段
23 レンズ駆動手段
23z ズーム駆動手段
23f フォーカス駆動手段
30 操作入力部
31 ズームボタン
32 フォーカスリング
33 記録指示手段
34 再現指示手段
40 データ作成手段
50 撮像パラメータ抽出手段
51 補間データ作成手段
60 記憶手段
70 信号切替手段
80A,80B,80C サブカメラ(他の撮像手段)

Claims (5)

  1. ズームレンズと、前記ズームレンズを被写体に合わせてズームしたときのズーム位置及び前記被写体にピントを合わせたときのフォーカス位置を撮像パラメータとして計測する撮像パラメータ計測手段と、前記撮像パラメータに応じて前記ズームレンズを駆動するレンズ駆動手段と、を備えた撮像装置であって、
    操作者によるカメラワークに応じたパン及びチルト操作での前記ズームレンズの向きのデータを含む姿勢データをカメラ姿勢として時系列に検出する姿勢検出手段と、
    前記撮像パラメータを記録する指示である記録指示を操作者の操作の度に入力する記録指示手段と、
    前記記録指示が入力される度に、前記撮像パラメータ計測手段で計測された撮像パラメータと、前記姿勢検出手段で検出されたカメラ姿勢の検出値とを対応付けた再現用データを記憶手段に記録することで、前記再現用データを前記カメラワークに対応させて時系列に並べたシーケンスデータを作成するデータ作成手段と、
    前記記憶手段から前記シーケンスデータを読み出す指示である再現指示を操作者の操作に応じて入力する再現指示手段と、
    前記再現指示に応じて、前記姿勢検出手段で検出されたカメラ姿勢をキーに、前記シーケンスデータにおいて、前記検出されたカメラ姿勢と予め結び付けられた前記撮像パラメータを抽出して前記レンズ駆動手段に出力する撮像パラメータ抽出手段と、
    を備えることを特徴とする撮像装置。
  2. 前記撮像パラメータ抽出手段は、
    前記シーケンスデータにおいて、前記再現用データ間を補完する補間データを作成する補間データ作成手段を備えることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記姿勢検出手段は、ジャイロセンサ、GPS、磁気センサ、及び傾きセンサの何れか1以上によって前記カメラ姿勢を検出することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の撮像装置。
  4. 前記姿勢検出手段は、撮像した映像から抽出された特徴点を基にして姿勢推定を行い、前記カメラ姿勢を検出することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の撮像装置。
  5. カメラ向きが異なる他の撮像手段をさらに備え、
    前記姿勢検出手段は、前記他の撮像手段が撮像した映像を取得し、当該映像から抽出された特徴点を基にして姿勢推定を行い、前記カメラ姿勢を検出することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の撮像装置。
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