JP2016076122A - 作業機 - Google Patents

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想介 村田
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章浩 新熊
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Abstract

【課題】オペレータや所有者が作業機に対してメンテナンスを行ったときのセルフメンテナンスの記録をサーバ側に登録することができる構成を提示する。【解決手段】作業機は、位置情報、日時情報および予め定めた所定の稼動情報を固有の識別情報と共に遠隔サーバに送信する。作業機には、所定の稼動情報に基づいて遠隔サーバが抽出した当該作業機に対するメンテナンス項目を示すメンテナンス項目情報を受信する手段と、受信したメンテナンス項目情報を表示する手段と、表示したメンテナンス項目情報、メンテナンス項目情報のメンテナンス項目に対して対策したことを示す対策済情報、および、メンテナンス項目のメンテナンスを行った日時を示すメンテナンス日時情報を固有の識別情報と共に遠隔サーバに送信する手段とが設けられている。【選択図】図14

Description

本発明は、所定の稼動情報を遠隔サーバに送信する農業機械等の作業機に関する。
所定の稼動情報を遠隔サーバに送信する農業機械等の作業機として、例えば、特許文献1は、サービス員が作業機に対してメンテナンスを行ったときのメンテナンス(サービスメンテナンス)の記録を、コンピュータを介してサポートセンターに設けられたサポートコンピュータに登録する構成を開示している。
特開2000−259729号公報
しかしながら、特許文献1は、オペレータや所有者が作業機に対してメンテナンスを行ったときのメンテナンス(セルフメンテナンス)の記録をサーバ側に登録する構成を開示していない。
そこで、本発明は、オペレータや所有者が作業機に対してメンテナンスを行ったときのセルフメンテナンスの記録をサーバ側に登録することができる構成を提示することを目的とする。
本発明は、前記課題を解決するために、次の第1態様および第2態様の作業機を提供する。
(1)第1態様の作業機
位置情報、日時情報および予め定めた所定の稼動情報を固有の識別情報と共に遠隔サーバに送信する作業機であって、前記所定の稼動情報に基づいて前記遠隔サーバが抽出した当該作業機に対するメンテナンス項目を示すメンテナンス項目情報を受信する手段と、受信した前記メンテナンス項目情報を表示する手段と、表示した前記メンテナンス項目情報、前記メンテナンス項目情報の前記メンテナンス項目に対して対策したことを示す対策済情報、および、前記メンテナンス項目の前記メンテナンスを行った日時を示すメンテナンス日時情報を前記固有の識別情報と共に前記遠隔サーバに送信する手段とを設けたことを特徴とする作業機。
(2)第2態様の作業機
位置情報、日時情報および予め定めた所定の稼動情報を固有の識別情報と共に遠隔サーバに送信する作業機であって、当該作業機に対するメンテナンス項目を示すメンテナンス項目情報を格納する手段と、格納した前記メンテナンス項目情報を前記所定の稼動情報に基づいて抽出する手段と、抽出した前記メンテナンス項目情報を表示する手段と、表示した前記メンテナンス項目情報の表示と連動して、前記メンテナンス項目情報、前記メンテナンス項目情報の前記メンテナンス項目に対して対策したことを示す対策済情報、および、前記メンテナンス項目の前記メンテナンスを行った日時を示すメンテナンス日時情報を前記固有の識別情報と共に前記遠隔サーバに送信する手段とを設けたことを特徴とする作業機。
本発明によると、オペレータや所有者が作業機に対してメンテナンスを行ったときのセルフメンテナンスの記録をサーバ側に登録することが可能となる。
農業機械を遠隔監視する遠隔監視システムにおいてアクセスポイントを介さない通信構成の一例を模式的に示す概略構成図である。 農業機械を遠隔監視する遠隔監視システムにおいてアクセスポイントを介した通信構成の一例を模式的に示す概略構成図である。 遠隔監視端末装置を備えた農業機械の概略構成を示すブロック図である。 農業機械における遠隔監視端末装置の概略構成を示すブロック図である。 遠隔監視センターに設けられた遠隔サーバにおける制御部の概略構成を示すブロック図である。 第1格納テーブルのデータ例を模式的に示すデータ構造図である。 第2格納テーブルのデータ例を模式的に示すデータ構造図である。 第3格納テーブルのデータ例を模式的に示すデータ構造図である。 第4格納テーブルのデータ例を模式的に示すデータ構造図である。 第5格納テーブルのデータ例を模式的に示すデータ構造図である。 第6格納テーブルのデータ例を模式的に示すデータ構造図である。 第7格納テーブルのデータ例を模式的に示すデータ構造図である。 メンテナンス項目情報に対して基準メンテナンス間隔を設定する設定画面の一例を説明するための説明図であって、メンテナンス項目情報に対して基準メンテナンス間隔を入力する入力画面を示す図である。 農業機械に設けられた操作パネルを正面から視た状態を示す概念図である。 第1実施形態に係る遠隔監視端末装置による制御動作の一例を示すフローチャートである。 機械識別情報およびメンテナンス項目情報別に、メンテナンス日時情報、メンテナンス時の累計経過時間およびメンテナンス時の積算時間を登録するメンテナンス情報データベースの一例のデータ構造を示す模式図である。 第2実施形態に係る遠隔監視端末装置の概略構成を示すブロック図である。 遠隔サーバにおけるメンテナンス情報を固定端末機および/または携帯端末機に表示した状態を示す概念図である。 遠隔サーバにおけるメンテナンス情報を共有する状態を示す概念図である。
以下、本発明の実施の形態について作業機としてコンバイン、耕耘機や田植機等の農業機械を例にとって添付図面を参照しつつ説明する。
[遠隔監視システムの全体構成について]
図1は、農業機械110,…を遠隔監視する遠隔監視システム100においてアクセスポイントを介さない通信構成の一例を模式的に示す概略構成図である。図2は、農業機械110,…を遠隔監視する遠隔監視システム100においてアクセスポイントを介した通信構成の一例を模式的に示す概略構成図である。図3は、遠隔監視端末装置200を備えた農業機械110,…の概略構成を示すブロック図である。また、図4は、農業機械110における遠隔監視端末装置200の概略構成を示すブロック図である。
図1および図2に示すように、遠隔監視システム100は、1つまたは複数(ここでは複数)の農業機械(作業機の一例)110,…と、農業機械110,…にそれぞれ設けられた遠隔監視端末装置200と、遠隔監視端末装置200に通信網140を介して接続される遠隔サーバ130とを備えている。
遠隔サーバ130は、農業機械110,…に対して遠く離れた位置にある遠隔監視センター120に配置されており、農業機械110の稼動状態に関するデータである予め定めた所定の稼動情報(稼動データ)を収集して蓄積するようになっている。そして、遠隔サーバ130は、LAN(Local Area Network)やインターネット等のネットワーク150を介してパーソナルコンピュータ等の固定端末機(具体的にはクライアントコンピュータ)160,…、或いは/さらに、多機能携帯電話機(所謂スマートフォン)やタブレット携帯端末機等の携帯端末機(具体的にはクライアントコンピュータ)170,…に接続され、蓄積したデータが固定端末機160,…或いは/さらに携帯端末機170,…に取り込まれることで、農業機械110のユーザやディーラ等の等の利用者によって利用されるようになっている。固定端末機160および携帯端末機170は、制御部161,171および表示部162,172を備えている。制御部161,171は、遠隔サーバ130から送られてきたデータに基づいた表示情報や、各種の入力画面を表示部162,172に表示したり、利用者により入力された必要な情報を受け付けたりするようになっている。
遠隔監視端末装置200および遠隔サーバ130は、それぞれ、通信部210,131(具体的には通信モジュール)を有し、通信網140を介して互いの通信部210,131で接続されることで、遠隔監視端末装置200と遠隔サーバ130との間で情報の送受信を行うことが可能とされている。これにより、遠隔サーバ130は、遠隔監視センター120で利用者により農業機械110,…を遠隔監視できるようになっている。
なお、通信網140は、有線通信網でもよいし、無線通信網でもよく、有線通信網および無線通信網を組み合わせたものであってもよい。
遠隔サーバ130と遠隔監視端末装置200とが互いに通信する通信構成としては、アクセスポイントを介さない通信構成(図1参照)と、アクセスポイント(この例では携帯端末機170)を介した通信構成(図2参照)とを例示できる。
アクセスポイントを介さない図1に示す通信構成では、通信網140として、代表的には、電気通信事業者が提供する公衆回線網であって、固定電話機や携帯電話機等の端末機同士を通信させる公衆回線網を挙げることができる。
アクセスポイント(この例では携帯端末機170)を介した図2に示す通信構成では、通信網140として、代表的には、公衆回線網を介したインターネットを挙げることができる。この場合、遠隔監視端末装置200における通信部210は、アクセスポイントを介してインターネットにアクセス可能な携帯端末機170に対してWiFi(登録商標)規格に代表されるIEEE802.11規格の無線LAN通信等の短距離無線通信を介した通信(所謂、携帯端末機170のテザリング機能を用いた通信)を行うことができる。
図3に示すように、農業機械110,…は、1つまたは複数(ここでは複数)の作業部111,…と、遠隔監視端末装置200とを備えている。ここで、作業部111,…としては、例えば、農業機械がコンバインである場合には、走行作業部、刈り取り作業部、脱穀作業部等を挙げることができる。
各作業部111,…には、電子制御装置(具体的にはコントローラ)113,…が設けられている。電子制御装置113,…は、各種アクチュエータ(図示せず)に対して指令し、各作業部111,…への運転状態を適切に制御する。各電子制御装置113,…は、CAN(Controller Area Network)規格に基づいて互いにデータ転送されるようになっている。
詳しくは、各電子制御装置113,…は、各作業部111,…での各種センサにて検出した検出値情報(信号)および各種スイッチのオン・オフ情報に基づいて各作業部111,…への運転状態を作動制御する。また、各電子制御装置113,…は、農業機械110の故障や動作不良等の異常が発生したか否かの異常発生の有無を適宜判断し、異常が発生した場合には、該異常に応じたエラー情報(具体的にはエラーコード)を生成する。
作業部111,…のうちのエンジン112を作動させる作業部(走行作業部111a)は、エンジン112と、エンジン112の回転数や負荷状態などを監視し、最適な噴射圧力や噴射時期を燃料システムに指示してエンジン全体を制御する電子制御装置113(エンジンコントローラ113a)と、発電機114と、起動スイッチSWとを備えており、バッテリーBTが搭載されている。そして、電子制御装置113(エンジンコントローラ113a)は、作業部111(走行作業部111a)の作動制御の他、運転開始/休止の操作や、エンジン112の駆動による運転状態の制御が行われるようになっている。
なお、作業部111(走行作業部111a)のエンジン112の稼動状態において、発電機114から供給される電力によってバッテリーBTの充電が適宜行われるようになっている。
作業部111(走行作業部111a)に備えられている起動スイッチSWは、電源オン状態と電源オフ状態とを選択的に切り替える切り替えスイッチとされている。ここで、電源オン状態は、バッテリーBTから遠隔監視端末装置200における制御部240(図4参照)および電子制御装置113(エンジンコントローラ113a)へ電力を供給する状態とされる。電源オフ状態は、バッテリーBTから遠隔監視端末装置200における制御部240および電子制御装置113(エンジンコントローラ113a)への電力供給を遮断する状態とされる。
詳しくは、バッテリーBTは、遠隔監視端末装置200における制御部240に接続された電源接続ラインL1および電子制御装置113(エンジンコントローラ113a)に接続された電源接続ラインL2の双方に起動スイッチSWを介して接続されている。
この例では、起動スイッチSWは、所謂キースイッチと呼ばれるスイッチであり、「ON」端子は、電源接続ラインL1,L2の接続端子である。「OFF」端子は、起動スイッチSWがオフ状態のときの端子である。
なお、起動スイッチSWのオン状態およびオフ状態に関わらず、バッテリーBTと遠隔監視端末装置200における電源制御部220(図4参照)とが電源接続ラインL3を介して接続されている。
[遠隔監視端末装置について]
図4に示すように、遠隔監視端末装置200は、通信部210と、通信時におけるデータの送受信、各種の入出力制御および演算処理の制御を行う制御部240と、制御部240に電力を供給する電源制御部220と、農業機械110の稼動状態に関する稼動情報が入力される複数の接続端子T,…とを備えている。
(通信部)
通信部210は、遠隔監視センター120(図1および図2参照)における遠隔サーバ130の通信部131と同一の通信プロトコル(通信規約)で通信可能とされている。通信時に送受信されるデータは、通信プロトコルに従うように通信部210で変換される。そして、通信部210は、制御部240にて取得した農業機械110の稼動情報等を遠隔サーバ130に送信する。
(電源制御部)
電源制御部220は、起動スイッチSWのオフ状態およびオン状態に関わらず、バッテリーBTに接続されている。具体的には、電源制御部220の入力側電源ライン(図示せず)とバッテリーBTとが電源接続ラインL3によって接続されている。これにより、電源制御部220は、バッテリーBTからの電力が常時供給されるようになっている。
また、制御部240の電源ライン(図示せず)と電源制御部220の出力側電源ライン(図示せず)とが電源接続ラインL4によって接続されている。
(接続端子)
接続端子T,…は、積算時間の入力端子を有している。該入力端子は、エンジン112等の運転に関与する構成要素の稼動時間(運転時間)を積算した積算時間を計測する積算時間計(アワーメータ)による積算時間を出力する出力要素に接続されて該出力要素からの積算時間が入力される。
(位置検出部)
本実施の形態では、遠隔監視端末装置200は、GNSS(Global Navigation Satellite System:全地球測位システム)を用いて測位する。この例では、遠隔監視端末装置200は、GPS(Global Positioning System)衛星からの電波を受信するGPSセンサ(位置センサの一例)231と、GPSセンサ231にて受信した電波に基づいて農業機械110の位置情報等を検出する位置検出部232と、位置検出部232にて検出した位置情報等の各種データを一時的に格納する情報記憶部233とをさらに備えている。
GPSセンサ231は、GPS衛星からの電波(世界標準日時を含む情報)を受信するようになっている。ここで、世界標準日時は、協定世界時(UTC:Universal Time, Coordinated)を意味する。
位置検出部232は、農業機械110が位置している現在地の情報の他、農業機械110の速度情報を検出したり、農業機械110の方位情報を検出したりすることができる。すなわち、位置情報は、農業機械110の緯度、経度、速度および方位の情報を含んでいる。
具体的には、位置検出部232は、GPSセンサ231およびGPS衛星と共にGPS衛星システム(測位システム)を構成している。
情報記憶部233は、フラッシュメモリ(flash memory)等の不揮発性メモリを含んでいる。情報記憶部233は、電源制御部220に接続されており、バッテリーBTからの電力が常時供給されるようになっている。
(制御部)
制御部240は、CPU(Central Processing Unit)等のマイクロコンピュータからなる処理部250と、ROM(Read Only Memory)等の不揮発性メモリ、RAM(Random Access Memory)等の揮発性メモリを含む記憶部260と、遠隔監視端末装置200の日時情報を得るための時計機能を備えた時刻取得タイマー270とを備えている。
制御部240は、処理部250が記憶部260のROMに予め格納された制御プログラムを記憶部260のRAM上にロードして実行することにより、各種構成要素の作動制御を行うようになっている。
そして、制御部240は、起動情報を送信する起動情報送信機能として作用する起動情報送信制御部241を有している。
制御部240は、農業機械110が運転されて遠隔監視端末装置200が起動したときに(具体的には、遠隔監視端末装置200が農業機械110の起動スイッチSWのオン操作を受け付けたときに)起動情報を遠隔サーバ130(図1および図2参照)に送信する起動情報送信制御部241を備えている。ここで、起動情報は、起動時の農業機械110の位置情報(具体的には経度、緯度)および日時(具体的には世界標準の西暦、年、月、日、時、分、秒)とされている。なお、位置情報は、農業機械110の速度や方位を含んでいてもよい。
情報記憶部233には、起動開始情報として農業機械110の起動スイッチSWのオン操作を受け付けたとき(起動時)の日時(具体的には世界標準の西暦、年、月、日、時、分、秒)および位置情報(緯度、経度)が格納される。また、制御部240は、遠隔監視端末装置200の起動が停止したときに(具体的には、遠隔監視端末装置200が農業機械110の起動スイッチSWのオフ操作を受け付けたときに)起動停止情報を遠隔サーバ130に送信する。情報記憶部233には、起動停止情報として農業機械110の起動スイッチSWのオフ操作を受け付けたとき(起動停止時)の日時(具体的には世界標準の西暦、年、月、日、時、分、秒)および位置情報(緯度、経度)も格納される。
なお、図4において、符号を付した構成要素のうち説明していない構成要素については、後ほど説明する。
<第1実施形態について>
[遠隔サーバ]
図5は、遠隔監視センター120に設けられた遠隔サーバ130における制御部132の概略構成を示すブロック図である。
図5に示すように、遠隔監視センター120(図1および図2参照)に設けられた遠隔サーバ130は、通信部131と、通信時におけるデータの送受信、各種の入出力制御および演算処理の制御を行う制御部132と、表示装置を備えた表示部135とを備えている。
(通信部)
通信部131は、遠隔監視端末装置200の通信部210(図1から図4参照)と同一の通信プロトコル(通信規約)で通信可能とされている。通信時に送受信されるデータは、通信プロトコルに従うように通信部131で変換される。通信部131は、前述した稼動情報等を受信する。
(制御部)
制御部132は、CPU(Central Processing Unit)等のマイクロコンピュータからなる処理部133と、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等の揮発性メモリおよびハードディスク装置やフラッシュメモリ等の書き換え可能な不揮発性メモリを含む記憶部134とを有している。
制御部132は、処理部133が記憶部134のROMに予め格納された制御プログラムを記憶部134のRAM上にロードして実行することにより、各種構成要素の作動制御を行うようになっている。
制御部132は、遠隔監視端末装置200が起動したときに、遠隔監視端末装置200の起動開始日時を遠隔監視端末装置200から受信し、遠隔監視端末装置200が起動停止したときに、遠隔監視端末装置200の起動停止日時を遠隔監視端末装置200から受信する構成とされている。
制御部132は、起動開始日時および起動停止日時に基づいて、起動開始から起動停止までの稼動時間を、予め定めた所定のメンテナンス項目を示すメンテナンス項目情報毎に機械識別情報SD(例えば端末電話番号や識別番号)単位で算出し、算出した稼動時間の前回メンテナンスから累計した累計経過時間をメンテナンス項目情報毎に機械識別情報SD単位で算出する算出構成を有している。また、制御部132は、メンテナンス項目情報毎に前回のメンテナンスから次回のメンテナンスまでの基準となる基準メンテナンス間隔(時間)を農業機械110の種類(例えばトラクターやコンバインなどの型式を示す型式情報)毎に設定する設定構成を有している。ここで、基準メンテナンス間隔は、所定の時期に所定の部品に対して定期的に行う交換や、所定の時期に所定の箇所に対して定期的に行う清掃、調整、グリス注入等の処置の所定の定期メンテナンス間隔である。
詳しくは、制御部132は、第1受信制御手段Pa1と、基準メンテナンス間隔設定手段Pa2と、格納制御手段Pa3と、第1演算手段Pa4と、第2演算手段Pa5と、メンテナンス項目情報抽出手段Pa6と、メンテナンス項目情報送信制御手段Pa7とを備える構成とされている。
−受信制御手段−
第1受信制御手段Pa1は、農業機械110が運転されて遠隔監視端末装置200が起動したときに(具体的には、遠隔監視端末装置200が農業機械110の起動スイッチSWのオン操作を受け付けたときに)、遠隔監視端末装置200の起動開始日時を機械識別情報SD(例えば端末電話番号や識別番号)と共に遠隔監視端末装置200の通信部210から受信する。また、第1受信制御手段Pa1は、農業機械110の運転が停止されて遠隔監視端末装置200が起動停止したときに(具体的には、遠隔監視端末装置200が農業機械110の起動スイッチSWのオフ操作を受け付けたときに)、遠隔監視端末装置200の起動停止日時を機械識別情報SDと共に遠隔監視端末装置200の通信部210から受信する。
なお、図5において、符号を付した構成要素のうち説明していない構成要素については、後ほど説明する。
図6から図12は、第1格納テーブルTa1から第7格納テーブルTa7のデータ例を模式的に示すデータ構造図である。第1格納テーブルTa1から第7格納テーブルTa7は、記憶部134に格納されている。
図6に示す第1格納テーブルTa1には、利用者の識別番号を示すオーナーID138a、契約開始日を示す契約開始日情報138b、契約終了日を示す契約終了日情報138c、農業機械110の型式を示す型式情報138d、機番を示す機番情報138e、機械識別情報SD(この例では端末電話番号)が登録される。
図7に示す第2格納テーブルTa2には、オーナーID138aに対して、利用者であるオーナー名/会社名を示すオーナー名/会社名情報138g、グループ名を示すグループ名情報138h、農業機械110に対してメンテナンスを行うメンテナンス担当者を示すメンテナンス担当者情報138iが登録される。
図8に示す第3格納テーブルTa3には、型式情報138dに対して、カテゴリを示すカテゴリ情報138j、商品区分を示す商品区分情報138k、シリーズ名を示すシリーズ名情報138lが登録される。
図9に示す第4格納テーブルTa4には、機械識別情報SD(この例では端末電話番号)に対して、起動した起動日付を示す起動日付情報138m、稼動期間を示す稼動期間コード(この例では稼動期間番号138n)、起動開始日時を示す起動開始日時情報138o、起動停止日時を示す起動停止日時情報138p、稼動時間138qが登録される。なお、図9に示す日時は、世界標準時(日時)から現地日時に換算した日時となっている。
図10に示す第5格納テーブルTa5には、メンテナンス項目名(具体的にはエンジンオイル交換、マフラー点検、冷却ファンベルト調整などの項目)を示すメンテナンス項目名情報138r、メンテナンス項目名情報138rに対応するメンテナンス項目情報138s(この例ではA01,A02などのメンテナンス項目コード)が登録される。
図11に示す第6格納テーブルTa6には、型式情報138dおよびメンテナンス項目情報138sに対して、基準メンテナンス間隔138t(時間)が登録される。
図12に示す第7格納テーブルTa7には、機械識別情報SD(この例では端末電話番号)に対して、稼動期間番号138n、メンテナンス項目情報138s、累計経過時間138uおよびメンテナンスを行ったか否かを示す実施情報138vが登録される。なお、第7格納テーブルTa7の「実施情報」において、「0」はメンテナンス実施が実施されていないことを意味し、「1」はメンテナンス実施が実施されたことを意味する。
−基準メンテナンス間隔設定手段−
基準メンテナンス間隔設定手段Pa2(図5参照)は、メンテナンス項目情報138sに対する基準メンテナンス間隔138t(図11参照)を農業機械110の種類(具体的には型式情報138d)毎に記憶部134の第6格納テーブルTa6(図11参照)に格納(設定)する。
図13は、メンテナンス項目情報138sに対して基準メンテナンス間隔138tを設定する設定画面の一例を説明するための説明図であり、メンテナンス項目情報138sに対して基準メンテナンス間隔138t(時間)を入力する入力画面Maを示している。
遠隔サーバ130、固定端末機160および携帯端末機170の少なくとも一つにおいて、利用者によってログインされて型式情報138d(例えばEF×××)が入力され、さらに、基準メンテナンス間隔を設定する設定ボタン(図示省略)が選択操作(具体的にはクリック)されると、遠隔サーバ130における表示部135、固定端末機160或いは携帯端末機170における表示部162,172に図13に示す入力画面Maが表示される。
図13に示す入力画面Maは、メンテナンス項目入力領域Ma1と基準メンテナンス間隔入力領域Ma2とメンテナンス項目名表示領域Ma3とを含んでいる。
メンテナンス項目入力領域Ma1は、利用者により遠隔サーバ130、固定端末機160或いは携帯端末機170におけるキーボード等の入力操作部(図示せず)から入力されたメンテナンス項目情報138sを受け付ける。基準メンテナンス間隔入力領域Ma2は、利用者により遠隔サーバ130、固定端末機160或いは携帯端末機170におけるキーボード等の入力操作部(図示せず)から入力された基準メンテナンス間隔138tを受け付ける。そして、基準メンテナンス間隔設定手段Pa2は、表示ボタンBT1が選択(具体的にはクリック)されると、記憶部134の第5格納テーブルTa5(図10参照)からメンテナンス項目入力領域Ma1で受け付けたメンテナンス項目情報138s(図示例ではA01,A02,A03,…)に対するメンテナンス項目名情報138r(図示例ではエンジンオイル交換、マフラー点検、冷却ファンベルト調整、…)を読み出してメンテナンス項目名表示領域Ma3に表示する。また、基準メンテナンス間隔設定手段Pa2は、確定ボタンBT2が選択(具体的にはクリック)されると、メンテナンス項目情報138sに対する基準メンテナンス間隔入力領域Ma2で受け付けた基準メンテナンス間隔138t(図示例では100、100、…)を型式情報138d(図示例ではEF×××)毎に記憶部134の第6格納テーブルTa6(図11参照)に格納する。なお、基準メンテナンス間隔設定手段Pa2は、戻るボタンBT3が選択(具体的にはクリック)されると、前画面に戻るようになっている。
−格納制御手段−
格納制御手段Pa3(図5参照)は、第1受信制御手段Pa1にて受信した起動日付情報138m、起動開始日時情報138o、起動停止日時情報138p(図9参照)を、起動開始から起動停止までの稼動期間(この例では稼動期間番号138n)毎に機械識別情報SD(例えば端末電話番号や識別番号)単位で記憶部134の第4格納テーブルTa4(図9参照)に格納する。なお、機械識別情報SD(例えば端末電話番号や識別番号)と、型式情報138dおよび機番情報138eを組み合わせた情報とは、一意(1対1:ユニーク)とされているため、機械識別情報SD(例えば端末電話番号や識別番号)は、型式情報138dおよび機番情報138eを組み合わせた情報であってもよい。
−第1演算手段−
第1演算手段Pa4(図5参照)は、記憶部134の第4格納テーブルTa4(図9参照)が格納している起動日付情報138mの起動日付、起動開始日時情報138oの起動開始日付、起動停止日時情報138pの起動停止日付について起動停止日時から起動開始日時を差し引いた稼動時間138qを稼動期間(この例では稼動期間番号138n)毎に機械識別情報SD(例えば端末電話番号や識別番号)単位で算出して第4格納テーブルTa4に格納する。
−第2演算手段−
第2演算手段Pa5(図5参照)は、記憶部134の第4格納テーブルTa4(図9参照)が格納している稼動時間138qの稼動時間の前回メンテナンスから累計した累計経過時間138uを稼動期間(この例では稼動期間番号138n)およびメンテナンス項目情報138s毎に機械識別情報SD(例えば端末電話番号や識別番号)単位で算出して第7格納テーブルTa7(図12参照)に格納する。
−メンテナンス項目情報抽出手段−
メンテナンス項目情報抽出手段Pa6(図5参照)は、機械識別情報SD(例えば端末電話番号や識別番号)のメンテナンス項目情報138sのうち、累計経過時間138u(図12参照)が基準メンテナンス間隔138t(図11参照)よりも所定量だけ手前の基準メンテナンス間隔間近時期を超えたメンテナンス項目を示すメンテナンス項目情報138sを抽出するか、或いは/さらに、累計経過時間138u(図12参照)が基準メンテナンス間隔138t(図11参照)を超えたメンテナンス項目を示すメンテナンス項目情報138sを抽出する。
−メンテナンス項目情報送信制御手段−
メンテナンス項目情報送信制御手段Pa7(図5参照)は、メンテナンス項目情報抽出手段Pa6にて抽出したメンテナンス項目情報138sを機械識別情報SD(例えば端末電話番号や識別番号)と共に遠隔監視端末装置200に送信する。
[遠隔監視端末装置]
第1実施形態に係る遠隔監視端末装置200(図4参照)では、制御部240は、所定の稼動情報に基づいて遠隔サーバ130が抽出したメンテナンス項目情報138sを機械識別情報SD(例えば端末電話番号や識別番号)と共に遠隔サーバ130から受信し、受信したメンテナンス項目情報138sを表示部290に表示する構成とされている。そして、制御部240は、表示部290に表示したメンテナンス項目情報138s、メンテナンス項目情報138sのメンテナンス項目に対して対策したことを示す対策済情報138x(後述する図14参照)、および、メンテナンス項目のメンテナンスを行った日時を示すメンテナンス日時情報138z(図12および後述する図16参照)を機械識別情報SD(例えば端末電話番号や識別番号)と共に遠隔サーバ130に送信する構成とされている。ここで、メンテナンス日時情報138zは、入力操作を省略するという観点から、メンテナンス項目情報138s、対策済情報138xおよびメンテナンス日時情報138zを送信するときの日時として自動的に取得することができる。なお、図12において、メンテナンス日時情報138zの時刻は、図示を省略している。このことは後述する図16についても同様である。
詳しくは、制御部240(図4参照)は、受信制御手段Pb1と、アラート出力制御手段Pb2と、入力受付手段Pb3と、送信制御手段Pb4とを備える構成とされている。
−受信制御手段−
受信制御手段Pb1は、遠隔サーバ130における制御部132のメンテナンス項目情報送信制御手段Pa7にて遠隔サーバ130から遠隔監視端末装置200に送信したメンテナンス項目情報138sを機械識別情報SD(例えば端末電話番号や識別番号)と共に受信する。
−アラート出力制御手段−
図14は、農業機械110に設けられた操作パネル180を正面から視た状態を示す概念図である。
図14に示すように、農業機械110は、運転台の正面(例えばハンドルの中央部)に設けられた操作パネル180(図4参照)を備えている。操作パネル180には、入力部280および表示部290が設けられている。入力部280(図4参照)は、制御部240の入力出系に電気的に接続されており、表示部290(図4参照)は、制御部240の出力系に電気的に接続されている。
詳しくは、入力部280は、操作スイッチ281(この例ではメニュースイッチ)を有している。表示部290は、農業機械110の各種メータ類291が表示可能とされている。
アラート出力制御手段Pb2(図4参照)は、受信制御手段Pb1にて受信したメンテナンス項目情報138s(すなわち、累計経過時間138uが基準メンテナンス間隔間近時期を超えたか或いは/さらに基準メンテナンス間隔138tを超えたメンテナンス項目情報138s)のメンテナンス項目に対してメンテナンスを行うべきことを知らせるアラート機能を有している。ここで、アラート機能は、アラート表示および/またはアラート発報を含んでいてもよい。アラート表示は、オペレータ(使用者)や所有者に視覚的に知らせる警報であり、文章で知らせるメッセージ表示であってもよいし、絵文字や図形等で知らせる簡略表示であってもよい。アラート表示が簡略表示である場合、所定の入力操作によりメッセージ表示を行うようになっていてもよい。何れにしても、アラート表示としては、点灯表示または点滅表示を例示できる。アラート発報は、オペレータや所有者に聴覚的に知らせる警報であり、メロディー音やブザー音、チャイム音等の音で知らせるアラート音であってもよいし、音声で知らせるアラート音声であってもよい。図14に示す例では、アラート機能は、アラート表示292とされている。具体的には、図14に示すアラート表示292は、「エンジンオイルを交換して下さい。」というメッセージ表示をポップアップさせた表示(ポップアップ表示)および点滅させた表示(点滅表示)の双方の表示とされている。なお、アラート機能は、累計経過時間138uが基準メンテナンス間隔間近時期を超えたときと基準メンテナンス間隔138tを超えたときとで、アラート表示および/またはアラート発報の内容を変更するようになっていてもよい。
−入力受付手段−
入力受付手段Pb3(図4参照)は、アラート出力制御手段Pb2にて実行しているアラート機能に対してオペレータや所有者による操作スイッチ281の入力操作により対策済情報138xまたは未対策情報138yを受け付ける。操作スイッチ281は、物理的な接点を有するスイッチ、所謂ハードウェアスイッチであってもよいし、例えば、表示部290にタッチ操作可能な表示パネル(所謂タッチパネル)を備えた表示装置を設け、該表示パネルにタッチ操作可能に表示したスイッチ、所謂ソフトウェアスイッチであってもよい。図14に示す例では、表示部290にタッチパネルを備えた表示装置が設けられており、操作スイッチ281は、シフトウェアスイッチとされている。
詳しくは、入力受付手段Pb3は、メンテナンス項目情報138sのメンテナンス項目に対して対策したか否かを選択入力するための選択表示293を選択入力可能に表示部290に表示し、表示部290に表示した選択表示293のオペレータや所有者による選択操作により対策済情報138xまたは未対策情報138yを受け付ける。
具体的には、図14に示す操作スイッチ281のタッチ操作は、表示切り替え操作とされており、表示部290に表示した操作スイッチ281がオペレータや所有者によりタッチ操作されると、入力受付手段Pb3は、「エンジンオイルを交換して下さい。」とのアラート表示292から、「エンジンオイル交換 YES NO」との選択表示293のポップアップ表示に切り替える。なお、図14に示す例では、対策済情報138xに対応する「YES」が選択されている状態を示している。
−送信制御手段−
送信制御手段Pb4は、入力受付手段Pb3にて操作スイッチ281の入力操作による対策済情報138xを受け付けたときに、表示部290に表示したメンテナンス項目情報138s、対策済情報138xおよびメンテナンス日時情報138zを機械識別情報SD(例えば端末電話番号や識別番号)と共に遠隔サーバ130に送信する。
詳しくは、送信制御手段Pb4は、入力受付手段Pb3にてメンテナンス項目に対して対策したことを選択する第1選択操作(図14に示す例では「エンジンオイル交換 YES」とのタッチ操作)により対策済情報138xを受け付けると、メンテナンス項目情報138s(例えばA01)、対策済情報138xおよびメンテナンス日時情報138zを機械識別情報SDと共に遠隔サーバ130に送信する。また、送信制御手段Pb4は、入力受付手段Pb3にてメンテナンス項目に対して対策していないことを選択する第2選択操作(図14に示す例では「エンジンオイル交換 NO」とのタッチ操作)によりメンテナンス項目情報138sのメンテナンス項目に対して対策していないことを示す未対策情報138yを受け付けると、再度、アラート出力制御手段Pb2を実行する。
(遠隔監視端末装置の制御動作)
次に、第1実施形態に係る遠隔監視端末装置200の制御動作の処理例について以下に説明する。
図15は、第1実施形態に係る遠隔監視端末装置200による制御動作の一例を示すフローチャートである。なお、図15に示す処理例では、図14に示す操作パネル180を例にとって説明する。
図15に示す処理例では、制御部240は、先ず、遠隔サーバ130(図1および図2参照)が抽出したメンテナンス項目情報138s(図10参照)を機械識別情報SD(例えば端末電話番号や識別番号)と共に遠隔サーバ130から受信する(ステップSb1)。
次に、制御部240は、メンテナンス項目情報138sのメンテナンス項目に対する「エンジンオイルを交換して下さい。」とのアラート表示292(図14参照)を行う(ステップSb2)。
次に、制御部240は、操作スイッチ281(図14参照)のタッチ操作を受け付けるまでステップSb2〜Sb3の処理を繰り返し(ステップSb3:No)、操作スイッチ281のタッチ操作を受け付けると(ステップSb3:Yes)、「エンジンオイル交換 YES NO」との選択表示293(図14参照)を行う(ステップSb4)。
次に、制御部240は、選択表示293のタッチ操作により対策済情報138xまたは未対策情報138yを受け付けるまでステップSb4〜Sb5の処理を繰り返し(ステップSb5:No)、対策済情報138xまたは未対策情報138yを受け付けると(ステップSb5:Yes)、受け付けた情報が対策済情報138xであるか否かを判断する(ステップSb6)。
次に、制御部240は、ステップSb5で受け付けた情報が未対策情報138yである場合には(ステップSb6:No)、ステップSb2に移行する一方、ステップSb5で受け付けた情報が対策済情報138xである場合には(ステップSb6:Yes)、メンテナンス項目情報138s、対策済情報138xおよびメンテナンス日時情報138zを機械識別情報SD(例えば端末電話番号や識別番号)と共に遠隔サーバ130に送信し(ステップSb7)、処理動作を終了する。
(遠隔サーバの登録動作)
遠隔監視センター120(図1および図2参照)に設けられた遠隔サーバ130における制御部132(図5参照)は、第2受信制御手段Pa8と、実施情報設定手段Pa9と、登録制御手段Pa10とをさらに備える構成とされている。
−第2受信制御手段−
第2受信制御手段Pa8は、遠隔サーバ130から送られてきたメンテナンス項目情報138s、対策済情報138xおよびメンテナンス日時情報138zを機械識別情報SD(例えば端末電話番号や識別番号)と共に受信する。
−実施情報設定手段−
実施情報設定手段Pa9は、第2受信制御手段Pa8にて受信した稼動期間(例えば図12に示す稼動期間番号138nの値が5,5)でのメンテナンス項目情報138s(例えば図12に示すA01,C01)に対する第7格納テーブルTa7の実施情報138vに「1」を設定して実施情報138vに対応する累計経過時間138uをリセットする。
−第2演算手段−
図16は、機械識別情報SDおよびメンテナンス項目情報138s別に、メンテナンス日時情報138z、メンテナンス時の累計経過時間138uおよびメンテナンス時の積算時間138fを登録するメンテナンス情報データベースMDBの一例のデータ構造を示す模式図である。
第2演算手段Pa5は、記憶部134の第4格納テーブルTa4(図9参照)が格納している現在の稼動期間(図示例では稼動期間番号138nの値が5)を累計起点として、実メンテナンス間隔であるメンテナンス時の累計経過時間138u(図16参照)を累計し、メンテナンス時の積算時間138f(図16参照)を積算する。
−登録制御手段−
図16に示すように、登録制御手段Pa10は、第2演算手段Pa5にて算出したメンテナンス時の累計経過時間138uおよびメンテナンス時の積算時間138fを、機械識別情報SD、メンテナンス項目情報138sおよびメンテナンス日時情報138zと共に記憶部134(図5参照)のメンテナンス情報データベースMDBに登録する。
<第2実施形態について>
以下、第2実施形態に係る遠隔サーバ130および遠隔監視端末装置200において、第1実施形態に係る遠隔サーバ130および遠隔監視端末装置200とは異なる点について説明し、共通する点については説明を省略する。なお、第2実施形態に係る遠隔サーバ130および遠隔監視端末装置200では、第1実施形態に係る遠隔サーバ130および遠隔監視端末装置200と同一符号を付している。
[遠隔監視端末装置]
第2実施形態に係る遠隔監視端末装置200では、制御部240は、メンテナンス項目情報138sを記憶部260に格納し、格納したメンテナンス項目情報138sを所定の稼動情報に基づいて抽出し、抽出したメンテナンス項目情報138sを表示部290に表示する構成とされている。そして、制御部240は、表示部290に表示したメンテナンス項目情報138sの表示と連動して、メンテナンス項目情報138s、対策済情報138xおよびメンテナンス日時情報138zを機械識別情報SD(例えば端末電話番号や識別番号)と共に遠隔サーバ130に送信する構成とされている。
詳しくは、第2実施形態の制御部240は、遠隔サーバ130における制御部132の制御構成における算出構成および設定構成と同様の制御構成を有している。ここで、算出構成は、既述のとおり、起動開始日時および起動停止日時に基づいて、起動開始から起動停止までの稼動時間138qを、メンテナンス項目情報138s毎に機械識別情報SD(例えば端末電話番号や識別番号)単位で算出し、算出した稼動時間138qの前回メンテナンスから累計した累計経過時間138uをメンテナンス項目情報138s毎に機械識別情報SD単位で算出する構成である。また、設定構成は、既述のとおり、メンテナンス項目情報138s毎に前回のメンテナンスから次回のメンテナンスまでの基準メンテナンス間隔138t(時間)を農業機械110の種類(具体的には型式情報138d)毎に設定する構成である。
図17は、第2実施形態に係る遠隔監視端末装置200の概略構成を示すブロック図である。
図17に示すように、第2実施形態の制御部240は、図4に示す第1実施形態の制御部240において、受信制御手段Pb1に代えて、図5に示す遠隔サーバ130の制御部132における基準メンテナンス間隔設定手段Pa2、格納制御手段Pa3、第1演算手段Pa4、第2演算手段Pa5およびメンテナンス項目情報抽出手段Pa6を設けたものである。
図6から図12にそれぞれ示す第1格納テーブルTa1から第7格納テーブルTa7は、遠隔監視端末装置200における記憶部260にも格納されており、遠隔サーバ130および遠隔監視端末装置200において一方の第1格納テーブルTa1から第7格納テーブルTa7の何れかのデータが新規登録または更新されると、他方の第1格納テーブルTa1から第7格納テーブルTa7の対応するデータが自動的に新規登録または更新されるようになっている。
−基準メンテナンス間隔設定手段−
基準メンテナンス間隔設定手段Pa2(図17参照)は、メンテナンス項目情報138sに対する基準メンテナンス間隔138t(図11参照)を農業機械110の種類(具体的には型式情報138d)毎に記憶部260の第6格納テーブルTa6(図11参照)に格納(設定)する。
−格納制御手段−
格納制御手段Pa3(図17参照)は、起動日付情報138m、起動開始日時情報138o、起動停止日時情報138p(図9参照)を、起動開始から起動停止までの稼動期間(この例では稼動期間番号138n)毎に機械識別情報SD(例えば端末電話番号や識別番号)単位で記憶部260の第4格納テーブルTa4(図9参照)に格納する。
−第1演算手段−
第1演算手段Pa4(図17参照)は、記憶部260の第4格納テーブルTa4(図9参照)が格納している起動日付情報138mの起動日付、起動開始日時情報138oの起動開始日付、起動停止日時情報138pの起動停止日付について起動停止日時から起動開始日時を差し引いた稼動時間138qを稼動期間(この例では稼動期間番号138n)毎に機械識別情報SD(例えば端末電話番号や識別番号)単位で算出して第4格納テーブルTa4に格納する。
−第2演算手段−
第2演算手段Pa5(図17参照)は、記憶部260の第4格納テーブルTa4(図9参照)が格納している稼動時間138qの稼動時間の前回メンテナンスから累計した累計経過時間138uを稼動期間(この例では稼動期間番号138n)およびメンテナンス項目情報138s毎に機械識別情報SD(例えば端末電話番号や識別番号)単位で算出して第7格納テーブルTa7(図12参照)に格納する。
−メンテナンス項目情報抽出手段−
メンテナンス項目情報抽出手段Pa6(図17参照)は、機械識別情報SD(例えば端末電話番号や識別番号)のメンテナンス項目情報138sのうち、累計経過時間138u(図12参照)が基準メンテナンス間隔138t(図11参照)よりも所定量だけ手前の基準メンテナンス間隔間近時期を超えたメンテナンス項目を示すメンテナンス項目情報138sを抽出するか、或いは/さらに、累計経過時間138u(図12参照)が基準メンテナンス間隔138t(図11参照)を超えたメンテナンス項目を示すメンテナンス項目情報138sを抽出する。
−アラート出力制御手段−
アラート出力制御手段Pb2(図17参照)は、メンテナンス項目情報抽出手段Pa6にて抽出したメンテナンス項目情報138s(すなわち、累計経過時間138uが基準メンテナンス間隔間近時期を超えたか或いは/さらに基準メンテナンス間隔138tを超えたメンテナンス項目情報138s)のメンテナンス項目に対してメンテナンスを行うべきことを知らせるアラート機能(図14参照)を有している。
−送信制御手段−
送信制御手段Pb4(図17参照)は、入力受付手段Pb3にて操作スイッチ281の入力操作による対策済情報138xを受け付けたときに、この例では、表示部290に表示した対策済情報138xの受け付けに連動して、表示部290に表示したメンテナンス項目情報138s、対策済情報138xおよびメンテナンス日時情報138zを機械識別情報SD(例えば端末電話番号や識別番号)と共に遠隔サーバ130に送信する。
(遠隔監視端末装置の制御動作)
第2実施形態に係る遠隔監視端末装置200による処理例では、図15に示す第1実施形態に係る処理例において、制御部240は、ステップSb1で遠隔サーバ130が抽出したメンテナンス項目情報138sを機械識別情報SDと共に遠隔サーバ130から受信する処理に代えて、メンテナンス項目情報138sを抽出する処理(図11および図12参照)を行う。これ以降は、図15に示す第1実施形態に係る処理例と同じであり、以降の説明を省略する。
[本実施の形態について]
以上説明したように、第1実施形態では、農業機械110は、所定の稼動情報に基づいて遠隔サーバ130が抽出した農業機械110に対するメンテナンス項目を示すメンテナンス項目情報138sを受信し、受信したメンテナンス項目情報138sを表示し、表示したメンテナンス項目情報138s、メンテナンス項目情報138sのメンテナンス項目に対して対策したことを示す対策済情報138x、および、メンテナンス項目のメンテナンスを行った日時を示すメンテナンス日時情報138zを固有の機械識別情報SDと共に遠隔サーバ130に送信する。第2実施形態では、農業機械110は、農業機械110に対するメンテナンス項目を示すメンテナンス項目情報138sを格納し、格納したメンテナンス項目情報138sを所定の稼動情報に基づいて抽出し、抽出したメンテナンス項目情報138sを表示し、表示したメンテナンス項目情報138sの表示と連動して、メンテナンス項目情報138s、メンテナンス項目情報138sのメンテナンス項目に対して対策したことを示す対策済情報138x、および、メンテナンス項目のメンテナンスを行った日時を示すメンテナンス日時情報138zを機械識別情報SDと共に遠隔サーバ130に送信する。
こうすることで、農業機械110からメンテナンス項目情報138sのメンテナンス項目に対する対策済情報138xを遠隔サーバ130に登録することができ、従って、オペレータや所有者が農業機械110に対してメンテナンスを行ったときのセルフメンテナンスの記録をサーバ側(遠隔サーバ130)に登録することが可能となる。例えば、本実施の形態のように、農業機械110における表示部290にタッチ操作可能な表示パネル(所謂タッチパネル)を備えた表示装置を設け、メンテナンス項目に対して対策したか否かを選択入力するための選択表示293を選択入力可能に表示部290に表示し、オペレータや所有者が表示部290に表示した選択表示293を選択することで、選択された選択表示293に応じた、メンテナンス項目に対して対策済みか否かのメンテナンス記録をメンテナンス日時情報138zと共に遠隔サーバ130に簡単な操作で容易に登録することができる。
しかも、セルフメンテナンスの記録を遠隔サーバ130に登録することが可能となることで、遠隔サーバ130にて農業機械110のメンテナンス情報138wを共有することができる。
図18は、遠隔サーバ130におけるメンテナンス情報138wを固定端末機160および/または携帯端末機170に表示した状態を示す概念図である。
図18に示すように、セルフメンテナンスの記録を遠隔サーバ130に登録することが可能となることで、遠隔サーバ130にて農業機械110のメンテナンス情報138wを共有することができる上、オペレータや所有者によるメンテナンス履歴の手書き管理の手間を省くことが可能となる。
また、遠隔サーバ130にて農業機械110のメンテナンス情報138wを共有することで、図19に示すような作用効果を得ることができる。
図19は、遠隔サーバ130におけるメンテナンス情報138wを共有する状態を示す概念図である。
図19に示すように、遠隔サーバ130においてメンテナンス情報138wを共有することができることにより、メーカーにより発行される農業機械110のカルテ情報139aに、メンテナンスを行う今後の計画であるメンテナンス計画139bを反映させることができる。
また、第2実施形態では、農業機械110に対するメンテナンス項目を示すメンテナンス項目情報138sを遠隔監視端末装置200に格納することで、遠隔監視端末装置200が設けられた農業機械110においても、農業機械110のメンテナンス管理を行うことが可能となる。
さらに、第1実施形態および第2実施形態では、メンテナンス項目情報138sのメンテナンス項目に対してメンテナンスを行うべきことを知らせるアラート機能を有していることで、メンテナンス項目情報138sのメンテナンス項目に対してメンテナンスを行う必要があることをオペレータや所有者に確実に注意喚起することができ、これにより、メンテナンス項目に対するメンテナンス忘れを効果的に防止することができる。
(他の実施の形態について)
本実施の形態に係る遠隔監視システム100は、コンバイン、耕耘機や田植機等の走行作業機械に適用したが、それに限定されるものではなく、トラクター、ショベルカー、ホイルローダやキャリヤ等の建設作業機械といった走行作業機や、プレジャーボート、漁船といった船舶にも好適に適用することができる。
本発明は、以上説明した実施の形態に限定されるものではなく、他のいろいろな形で実施することができる。そのため、かかる実施の形態はあらゆる点で単なる例示にすぎず、限定的に解釈してはならない。本発明の範囲は請求の範囲によって示すものであって、明細書本文には、なんら拘束されない。さらに、請求の範囲の均等範囲に属する変形や変更は、全て本発明の範囲内のものである。
100 遠隔監視システム
110 農業機械
120 遠隔監視センター
130 遠隔サーバ
131 通信部
132 制御部
133 処理部
134 記憶部
135 表示部
138a オーナーID
138b 契約開始日情報
138c 契約終了日情報
138d 型式情報
138e 機番情報
138f 積算時間
138g オーナー名/会社名情報
138h グループ名情報
138i メンテナンス担当者情報
138j カテゴリ情報
138k 商品区分情報
138l シリーズ名情報
138m 起動日付情報
138n 稼動期間番号
138o 起動開始日時情報
138p 起動停止日時情報
138q 稼動時間
138r メンテナンス項目名情報
138s メンテナンス項目情報
138t 基準メンテナンス間隔
138u 累計経過時間
138v 実施情報
138w メンテナンス情報
138x 対策済情報
138y 未対策情報
138z メンテナンス日時情報
139a カルテ情報
139b メンテナンス計画
140 通信網
150 ネットワーク
160 固定端末機
161 制御部
162 表示部
170 携帯端末機
180 操作パネル
200 遠隔監視端末装置
210 通信部
220 電源制御部
231 GPSセンサ
232 位置検出部
233 情報記憶部
240 制御部
241 起動情報送信制御部
250 処理部
260 記憶部
280 入力部
281 操作スイッチ
290 表示部
291 各種メータ類
292 アラート表示
293 選択表示
MDB メンテナンス情報データベース
Pa1 第1受信制御手段
Pa2 基準メンテナンス間隔設定手段
Pa3 格納制御手段
Pa4 第1演算手段
Pa5 第2演算手段
Pa6 メンテナンス項目情報抽出手段
Pa7 メンテナンス項目情報送信制御手段
Pa8 第2受信制御手段
Pa9 実施情報設定手段
Pa10 登録制御手段
Pb1 受信制御手段
Pb2 アラート出力制御手段
Pb3 入力受付手段
Pb4 送信制御手段
SD 機械識別情報
T 接続端子
Ta1 第1格納テーブル
Ta2 第2格納テーブル
Ta3 第3格納テーブル
Ta4 第4格納テーブル
Ta5 第5格納テーブル
Ta6 第6格納テーブル
Ta7 第7格納テーブル

Claims (2)

  1. 位置情報、日時情報および予め定めた所定の稼動情報を固有の識別情報と共に遠隔サーバに送信する作業機であって、
    前記所定の稼動情報に基づいて前記遠隔サーバが抽出した当該作業機に対するメンテナンス項目を示すメンテナンス項目情報を受信する手段と、受信した前記メンテナンス項目情報を表示する手段と、表示した前記メンテナンス項目情報、前記メンテナンス項目情報の前記メンテナンス項目に対して対策したことを示す対策済情報、および、前記メンテナンス項目の前記メンテナンスを行った日時を示すメンテナンス日時情報を前記固有の識別情報と共に前記遠隔サーバに送信する手段とを設けたことを特徴とする作業機。
  2. 位置情報、日時情報および予め定めた所定の稼動情報を固有の識別情報と共に遠隔サーバに送信する作業機であって、
    当該作業機に対するメンテナンス項目を示すメンテナンス項目情報を格納する手段と、格納した前記メンテナンス項目情報を前記所定の稼動情報に基づいて抽出する手段と、抽出した前記メンテナンス項目情報を表示する手段と、表示した前記メンテナンス項目情報の表示と連動して、前記メンテナンス項目情報、前記メンテナンス項目情報の前記メンテナンス項目に対して対策したことを示す対策済情報、および、前記メンテナンス項目の前記メンテナンスを行った日時を示すメンテナンス日時情報を前記固有の識別情報と共に前記遠隔サーバに送信する手段とを設けたことを特徴とする作業機。
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