JP2016075371A - シール付きベアリング - Google Patents

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Abstract

【課題】簡素な構成でシールを脱着し難くする。【解決手段】環状の各溝部24、25は、内輪2の外周面5及び外輪3の内周面11に設けられている。各シール17、18の挿入部21から突出して設けられた突部22は、挿入部21を各溝部24、25に挿入するときに外側面29に押圧されて弾性変形する。吸収部23は、突部22の弾性変形分を吸収する。外側面29には、挿入部21が挿入されたときに弾性復元した突部22が嵌まって収容される溝状の収容部31が形成されている。【選択図】図3

Description

本発明は、内輪と外輪との間の隙間を密封するシールを備えるシール付きベアリングに関する。
従来より、内輪と外輪との間の隙間を密封するシールを備えるシール付きベアリングが提案されている。
特許文献1では、外輪の対向面(内輪の外周面と対向する内周面)にシールを装着するための環状溝が形成されたクロスローラベアリングが開示されている。特許文献1には、環状溝に嵌まるシールの支持部又は環状溝自体に接着剤を塗布してシールを環状溝に固定する構成が開示されている。また、特許文献1には、弾性金属板によって構成された芯金と芯金に一体的に固着された弾性シール部材とによってシールの支持部を構成し、支持部には更に環状溝に挿入したときに環状溝に押圧されて弾性変形する凸部と、凸部が設けられた内周面とは反対側の外周面に凸部の弾性変形分を吸収する凹部とが設けられている。このため、支持部を環状溝に嵌め込んだときには、芯金の弾性で支持部が環状に保持されると共に、凸部が弾性変形して支持部が環状溝の側壁に押圧された状態で装着されるので、接着剤がなくてもシールが環状溝から脱着し難くなっている。
特許第3841461号公報
特許文献1に記載の技術では、接着剤を用いてシールを環状溝に装着する構成では、接着剤の塗布ムラや経年劣化によりシールが脱着し易くなるという問題がある。また、凹部が凸部の弾性変形分を吸収してシールを環状溝に装着する構成では、環状溝に弾性変形して支持部が嵌まっているだけで、シールが環状溝から引っ張られれば脱着してしまう虞がある。
本発明は、上述のような事情に鑑みてなされたものであり、簡素な構成でシールを脱着し難くすることを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明に係るシール付きベアリングは、
外周面に外周軌道部が設けられた内輪と、内周面に内周軌道部が設けられた外輪と、前記外輪と前記内輪との間を密封するシールと、前記外周軌道部と前記内周軌道部との間に形成された環状の軌道路を転動する転動体とを備えたシール付きベアリングであって、
前記外周面と前記内周面との少なくとも一方に設けられた環状の溝部と、
前記溝部に挿入する前記シールの挿入部から突出して設けられ、前記挿入部を溝部に挿入するときに前記溝部の側面に押圧されて弾性変形可能な突部と、
前記挿入部に設けられ、前記突部の弾性変形分を吸収可能な吸収部とを備え、
前記側面には、前記挿入部が挿入されたときに弾性復元した前記突部が嵌まって収容される溝状の収容部が形成されている
ことを特徴とする。
本発明によれば、簡素な構成でシールを脱着し難くすることができる。
(A)本発明に係るシール付きベアリングの構成例を示す全体説明図、(B)シール付きベアリングの断面図である。 (A)各シールを内輪及び外輪に装着する前の状態を示す拡大断面図、(B)各シールの分解斜視図である。 (A)各シールの挿入部を内輪及び外輪の各溝部に挿入したときの状態を示す拡大断面図、(B)各シールを内輪及び外輪に装着した後の状態を示す拡大断面図である。
以下に、本発明を実施するための形態について図面を参照して詳細に説明する。なお、図中同一または相当する部分には同じ符号を付す。なお、本発明の構成に対する理解を容易にするため、図面の上方を「上」と記載し、下方を「下」と記載して説明する。
図1(A)は本発明に係るシール付きベアリングの構成例を示す全体説明図、図1(B)はシール付きベアリングの断面図である。
本発明に係るシール付きベアリング1は、図1(A)及び図1(B)に示すように、内輪2と、外輪3と、ボール(転動体)4とを備える。
内輪2は、円環状に形成されており、外周面5上部に断面略半円状の溝である外周軌道部6が形成されており、内周面に図示しないギア等と噛み合う噛み合い歯7が形成されている。また、内輪2には、内側上端面8から内側下端面9まで上下方向(軸方向)に延びて図示しない内側ボルトが挿入される内側ボルト孔10が形成されている。
外輪3は、円環状に形成されており、内周面11下部に断面略半円状の溝である内周軌道部12が形成されている。また、外輪3には、外側上端面13から外側下端面14まで上下方向に延びて図示しない外側ボルトが挿入される外側ボルト孔15が形成されている。
本実施形態では、外周軌道部6と内周軌道部12とによって囲まれた空間としての断面略円状の軌道路16が形成されており、球状に形成されたボール4は、軌道路16内を転動可能に構成されている。このとき、内輪2は、外輪3に対して下方にずれて配置されている。
また、本実施形態では、内輪2と外輪3との間には、上側に設けられた上側シール(密封部材、オイルシール、巻シール)17と、下側に設けられた下側シール(密封部材、オイルシール、巻シール)18が設けられている。上側シール17は、外輪3に装着されて内輪2の上端面側に延びるように配置されており、下側シール18は、内輪2に装着されて外輪3の下面側に延びるように配置されている。
図2(A)は各シールを内輪及び外輪に装着する前の状態を示す拡大断面図、図2(B)は各シールの分解斜視図である。
各シール17、18は、図2(A)及び図2(B)に示すように、基部19と、リップ部20と、挿入部(支持部)21とを備える。本実施形態では、各シール17、18は、断面が図2(A)及び図2(B)に示すような形状の棒状のゴムを内輪2の外周面5又は外輪3の内周面11の後述する各溝部(24、25)の円周の長さに合わせて切断し、両端の切断面を接着剤等によって接着することによって円環状に形成している。
基部19は、上側シール17を外輪3に装着したときに、外輪3の内周面11に接触し、下側シール18を内輪2に装着したときに、内輪2の外周面5に接触する(図1(B)参照)。
リップ部20は、上側シール17を外輪3に装着したときに、内輪2の内側上端面8に接触し、下側シール18を内輪2に装着したときに、外輪3の外側下端面14に接触する(図1(B)参照)。
挿入部21は、基部19から挿入方向(各シール17、18を装着する方向、図2(A)の実線矢印参照)に延びて形成されている。
本実施形態では、挿入部21は、突部22と、吸収部23とを備える。
突部22は、基端部が挿入部21の外周面の中央部に設けられており、自由端部が挿入方向の逆方向(各シール17、18を脱着する方向)に対して角度α(図2(A)の点線参照)だけ傾斜して延びるように形成されている。
吸収部23は、挿入部21の内周面の中央部において突部22の自由端部に対応する位置に設けられており、突部22の自由端部を収容可能(吸収可能)な大きさで凹んだ溝状に形成されている。
また、本実施形態では、外輪3の内周面11上部に円環状の上側溝部24(環状溝)が形成されており、内輪2の外周面5下部に円環状の下側溝部25(環状溝)が形成されている。本実施形態では、上側溝部24に上側シール17の挿入部21が挿入されるとともに、下側溝部25に下側シール18の挿入部21が挿入されることにより、各シール17、18が装着され、内輪2と外輪3との間の隙間26が密封される(図1(B)参照)。なお、本実施形態では、隙間26には潤滑油27(グリース)が充填されている。
各溝部24、25は、底面28と、外側面29と、内側面30とを備え、外側面29には、径方向(各シール17、18を着脱する方向)の中央部に突部22の自由端部を収容可能(吸収可能)な大きさで凹んだ溝状の収容部31が形成されている。なお、本実施形態では、外側面29の隙間26側の端部には外側切欠32が形成されており、内側面30の隙間26側の端部には外側切欠33が形成されている(図2(A)参照)。すなわち、各溝部24、25の開口端部には、底面28に向かって挿入方向に進むに連れて先細りとなるように各切欠32、33が設けられており、挿入部21を挿入し易くなっている。
図3(A)は各シールの挿入部を内輪及び外輪の各溝部に挿入したときの状態を示す拡大断面図、図3(B)は各シールを内輪及び外輪に装着した後の状態を示す拡大断面図である。
以上説明したように、本実施形態に係るシール付きベアリング1によれば、各シール17、18を内輪2及び外輪3に装着するときには、まず、各シール17、18の挿入部21をそれぞれ挿入方向に沿って各溝部24、25に挿入する。このとき、突部22は、図3(A)に示すように、外側面29に押圧されて弾性変形し、自由端部が潰れて吸収部23に収容された状態で保持される。そして、基部19の挿入方向の先端が各溝部24、25の開口面(内輪2の外周面5の下側溝部25近傍、外輪3の内周面11の上側溝部24近傍)に接触するまで挿入部21を挿入し、各シール17、18の内輪2及び外輪3への装着が完了する。このとき、突部22は、図3(B)に示すように、収容部31に対応する位置まで移動して弾性復元し、自由端部が収容部31に収容された状態で保持される。
この結果、本実施形態に係るシール付きベアリング1は、接着剤を使用しなくても各シール17、18を内輪2や外輪3から脱着し難くすることができる。
また、本実施形態に係るシール付きベアリング1は、挿入部を溝部に挿入するときに突部が弾性変形して吸収部に吸収されないシール付きベアリングよりも、挿入部21が各溝部24、25に挿入し易くなるので、各シール17、18が内輪2や外輪3に装着し易くなる。
また、本実施形態に係るシール付きベアリング1は、挿入部の溝部への挿入が完了したときに突部が弾性復元して収容部に収容されないベアリングよりも、挿入部21を各溝部24、25から引き抜くときに突部22が凹溝状の収容部31に引っ掛かるので、各シール17、18が内輪2や外輪3から脱着し難くなる。
したがって、本実施形態に係るシール付きベアリング1は、各シール17、18の挿入部21に突部22及び吸収部23を設け、各溝部24、25に収容部31を設けるという簡素な構成で各シール17、18を装着し易く脱着し難くすることができる。
ここで、特許文献1には、凸部が設けられた支持部(挿入部)の内周面とは反対側の外周面に凸部の弾性変形分を吸収する凹部が設けられた構成が記載されている。
しかしながら、特許文献1に記載の技術のように、凹部を凸部の反対側に設けた構成では、支持部を環状溝に挿入するときに凸部を押圧して凸部の弾性変形分を凹部で吸収するように弾性変形させる必要があり、シールを装着し難いという問題がある。
これに対して、本実施形態に係るシール付きベアリング1は、挿入部21は、吸収部23が挿入部21の外周面、すなわち、突部22側に設けられている。
この結果、本実施形態に係るシール付きベアリング1は、凹部が凸部側に設けられていない特許文献1等に記載のシール付きベアリングよりも、突部22が弾性変形したときに吸収部23が突部22を吸収し易くなり、各シール17、18の挿入部21が各溝部24、25に挿入し易くなるので、各シール17、18が内輪2や外輪3に装着し易くなる。
また、本実施形態に係るシール付きベアリング1によれば、挿入部21は、突部22の自由端部が各シール17、18を脱着する方向に対して角度αだけ傾斜して延びる庇状に形成されており、吸収部23が装着時に突部22を挟んで収容部31と対向する位置に設けられている。
この結果、本実施形態に係るシール付きベアリング1は、突部の自由端部が傾斜して延びる庇状に形成されていないシール付きベアリングよりも、突部22を弾性変形し易くすることができる。また、本実施形態に係るシール付きベアリング1は、吸収部が装着時に突部を挟んで収容部と対向する位置に設けられていないシール付きベアリングよりも、突部22の弾性変形分である自由端部を収容し易くすることができる。
なお、上記実施形態のように、突部22と吸収部23とを挿入部21の外周面に設けたが内周面に設けてもよい。この場合、収容部31を各溝部24、25の内側面30に設ける必要がある。
なお、上記実施形態のように、吸収部23は各シール17、18の装着時に収容部31と対向する位置に設けることが好ましいが、突部22の弾性変形分を吸収可能であれば挿入部21の任意の位置に設けてもよい。この場合であっても、突部22の弾性変形分を吸収し易い突部22側に設けることが好ましい。
なお、上記実施形態のように、突部22の自由端部が傾斜する角度αは、図2(A)に示すように、45°以下の鋭角に設定することが好ましいが、任意の角度に設定可能である。また、収容部31の溝の深さについては、各シール17、18の挿入部21が各溝部24、25から抜け難くするために、図3(B)に示すように、例えば、突部22の自由端部の角度βが20°程度となる深さに設定することが好ましいが、角度β(図3(B)の点線参照)が鋭角となる限りにおいて任意の深さに設定可能である。
なお、上記実施形態のように、各シール17、18の挿入部21に芯金を設けないようにして構成を簡素にするとともに作製費用を低減することが好ましいが、挿入部21に芯金を設けてもよい。
なお、上記実施形態では、挿入部21を内輪2や外輪3の各溝部24、25に挿入して各シール17、18を内輪2及び外輪3に装着したが、例えば、内輪2のみに溝部を設けてシールを内輪2のみに装着してもよく、外輪3のみに溝部を設けてシールを外輪3のみに装着してもよい。
なお、上記実施形態では、ボールベアリングとしてのシール付きベアリング1に突部22と吸収部23と収容部31とを組み合わせた本発明の構成を適用したが、その他のベアリングについても本発明を適用可能である。例えば、クロスローラベアリングとしてのシール付きベアリングに本発明の構成を適用してもよい。
その他、上記実施形態に係るシール付きベアリング1の構成は一例であり、本発明が解決しようとする課題を解決可能な限りにおいて任意に変更および修正が可能である。
1 シール付きベアリング、2 内輪、3 外輪、4 ボール、5 外周面、6 外周軌道部、11 内周面、12 内周軌道部、16 軌道路、17 上側シール、18 下側シール、21 挿入部、22 突部、23 吸収部、24 上側溝部、25 下側溝部、29 外側面、31 収容部。
上記目的を達成するため、本発明に係るシール付きベアリングは、
外周面に外周軌道部が設けられた内輪と、内周面に内周軌道部が設けられた外輪と、前記外輪と前記内輪との間を密封するシールと、前記外周軌道部と前記内周軌道部との間に形成された環状の軌道路を転動する転動体とを備えたシール付きベアリングであって、
前記外周面と前記内周面との少なくとも一方に設けられた環状の溝部と、
前記溝部に挿入する前記シールの挿入部から突出して設けられ、前記挿入部を溝部に挿入するときに前記溝部の側面に押圧されて弾性変形可能な突部と、
前記挿入部に設けられ、前記突部の弾性変形分を吸収可能な吸収部と
前記側面に形成され、前記挿入部が挿入されたときに弾性復元した前記突部が嵌まって収容される溝状の収容部とを備え、
前記突部は、前記挿入部における挿入方向の中央部に設けられ、
前記収容部は、前記側面における前記挿入方向の中央部に形成され、
前記挿入部は、前記突部が前記収容部に収容されたときに、前記突部を挟んだ前記溝部の底面側と開口側とがそれぞれ前記溝部の両側面に接触した状態で支持される
ことを特徴とする。
なお、本発明に係るシール付きベアリングにおいて、
前記突部は、前記挿入部における前記溝部の底面側の基端部から開口側に延びる自由端部が前記挿入部の外方に延びて形成され、
前記吸収部は、前記挿入部が前記溝部に挿入されたときに前記突部を挟んで前記収容部と対向する位置に設けられ、前記挿入部が前記溝部に挿入されるときに前記溝部の側面に押圧された前記突部を収容可能な溝状に形成され、
前記収容部は、前記挿入方向と直交する方向の長さである深さが、前記突部の基端から自由端までの延長方向の長さよりも浅く、
前記突部は、前記収容部に収容されたときに前記収容部に押圧された状態で収容され、前記収容部に収容されたときの前記挿入方向に対して傾斜する角度が、前記挿入部が前記溝部に挿入される前の前記角度よりも小さくなってもよい。

Claims (3)

  1. 外周面に外周軌道部が設けられた内輪と、内周面に内周軌道部が設けられた外輪と、前記外輪と前記内輪との間を密封するシールと、前記外周軌道部と前記内周軌道部との間に形成された環状の軌道路を転動する転動体とを備えたシール付きベアリングであって、
    前記外周面と前記内周面との少なくとも一方に設けられた環状の溝部と、
    前記溝部に挿入する前記シールの挿入部から突出して設けられ、前記挿入部を溝部に挿入するときに前記溝部の側面に押圧されて弾性変形可能な突部と、
    前記挿入部に設けられ、前記突部の弾性変形分を吸収可能な吸収部とを備え、
    前記側面には、前記挿入部が挿入されたときに弾性復元した前記突部が嵌まって収容される溝状の収容部が形成されている
    ことを特徴とするシール付きベアリング。
  2. 前記吸収部は、前記挿入部が前記溝部に挿入されたときに前記収容部が設けられた前記側面と対向する前記挿入部の突部側に設けられている
    ことを特徴とする請求項1に記載のシール付きベアリング。
  3. 前記突部は、前記挿入部における前記溝部の底面側の基端部から開口側に延びる自由端部が前記挿入部の外方に延びて形成され、
    前記吸収部は、前記挿入部が前記溝部に挿入されたときに前記突部を挟んで前記収容部と対向する位置に設けられ、前記挿入部が前記溝部に挿入されるときに前記溝部の側面に押圧された前記突部を収容可能な溝状に形成されている
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載のシール付きベアリング。
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