JP6531543B2 - クロスベアリング - Google Patents

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Description

この発明は、ユニバーサルジョイントに用いられるクロスベアリングに関する。
従来、自動車の操舵装置においては、例えばコラムシャフトとステアリングギヤとを屈折自在に連結するために、ユニバーサルジョイントが用いられている(特許文献1図4参照)。このユニバーサルジョイントは、例えば図3に示すように、一対のシャフトのそれぞれの端部に双脚状のヨークを設け、各ヨークにクロスベアリングを取り付けたものである。
前記クロスベアリングは、ヨークの軸受穴に嵌合されたカップ形の軸受と、この軸受に軸部が嵌合された十字軸とを備えている。前記軸部の基端部には、芯金付きのシール部材が装着されているものがある(特許文献2図8参照)。
このシール部材は、軸受の外輪外周側に接触する第1のリップ部と、前記外輪の一端面に接触する第2のリップ部とを有しており、前記芯金を十字軸の胴部の四方に設けた側端部に接触させた状態で、各リップ部を前記軸受の外輪に弾性的に接触させることによって、軸受の内部に泥水等の異物が侵入するのを防止している。また、前記十字軸は鍛造品からなり、そのシール部材が接触する胴部の側端部及び軸部の基端部は、それぞれ未切削の鍛造肌として加工コストを削減することが行われている。
前記クロスベアリングにおいては、前記第1のリップ部および第2のリップ部の接触部位の面圧が低下すると、泥水等が軸受の内部に侵入し易くなる。このため、当該リップ部は前記一端面に対してできるだけ接触部位の面圧を高めるのが好ましい。ところが、前記第1のリップ部および第2のリップ部は、その製法および組み込み方法に起因して軸方向の寸法ばらつきが大きくなることから、当該第2のリップ部が外輪の一端面に対して十分な面圧を確保できない場合が生じ、これにより耐泥水性等のシール性能が低下するという問題があった。
第1のリップ部および第2のリップ部の前記軸部の軸線方向の動きを拘束するために、十字軸の軸部の基部に溝が形成されたクロスベアリングがある。(特許文献2参照)
特開2006−29511号公報 特開2014−214812号公報
しかしながら、前記特許文献1に記載のクロスベアリングは、十字軸の軸部の基部に溝を形成することにより、前記軸部の強度が低下し、クロスベアリングの信頼性が低下する。
また、前記前記特許文献1に記載のクロスベアリングは、シール部材のリップ部を挿圧してシール部材を十字軸に組み込む必要があり、リップ部に損傷が生じることが想定できる。
さらに、前記特許文献1に記載のクロスベアリングにおいても、前記第1のリップ部および第2のリップ部は、その製法に起因して軸方向の寸法ばらつきが大きくなることから、当該第1および第2のリップ部が外輪の一端面に対して十分な面圧を確保できないという問題は解消されない。また、前記特許文献1に記載のクロスベアリングにおいても、シール部材の芯金を接触させる胴部の側端部が、粗面からなる鍛造肌であるので、前記芯金と側端部との間を通して軸受の内部に泥水等が侵入し易いという問題がある。
本発明は、前記問題点に鑑みてなされたものであり、組立てが容易な、軸受の密封性をさらに高めることができる、クロスベアリングを提供することを目的としている。
上記の課題を解決するため、請求項1に係る発明の構成上の特徴は、胴体部の四方の各側端面から突出する軸部を有する十字軸と、前記軸部に取り付けられ、外輪と複数のころを有し前記外輪の開放側の端部に外輪側面を有するカップ形の軸受と、前記軸部の基部に装着されたシール部材と、を備えクロスベアリングであって、前記シール部材は、金属製の芯金と、前記芯金と一体的に形成された合成ゴムからなるシール部と、を有し、前記芯金は、円筒部と、前記円筒部の軸方向両端から拡径して形成された一対の円盤部と、を有し、前記シール部は前記円筒部の内周に第1接触面、一方の前記円盤部の端部に第2接触面、他方の前記円盤部の端部に第3接触面を有し、前記第1接触面は前記軸部の基部の外周面に、前記第2接触面は前記側端面に、前記第3接触面は前記外輪側面に、それぞれ弾性的に接触することである。
本発明の構成によれば、前記シール部材は、挿入冶具を前記芯金に当接して前記軸部の基端面の方向に押圧する事により、前記十字軸の軸部へ組み込むことができる。すなわち、
シール部材のリップ部を挿圧してシール部材を十字軸に組み込む必要がなく、組み込み時に、リップ部に損傷が生じにくい。
また、前記シール部材は前記十字軸の軸部へ組込まれた状態で、シール部材の芯金と、粗面からなる鍛造肌である側端面が直接接触することがなく、前記シール部材と前記側端面との間を通して軸受の内部に泥水等が侵入しにくい。
さらに、前記芯金の軸方向の弾性によって、前記第2接触面と前記側端面の間、および、前記第3接触面と前記外輪側面との間の面圧が大きくなり、シール部材の密封性が高まる。加えて、前記芯金は外周側の軸方向の弾性が内周側より大きく、前記外輪側面の外周側が軸方向に突出した形状の場合、前記第3接触面は、容易に前記外輪側面に沿って接触し、前記第3接触面と前記外輪側面との間の密封性が高まる。
上記の課題を解決するため、請求項2に係る発明の構成上の特徴は、前記円筒部は、軸方向に直径の異なる部位を有することである。
本発明の構成によれば、芯金の軸方向の弾性がさらに大きくなり、前記側端面と前記外輪側面の間の間隔のばらつきを吸収できる。すなわち、前記第2接触面と前記側端面の間、および前記第3接触面と前記外輪側面との間に、適正な面圧を確保できる。
上記の課題を解決するため、請求項3に係る発明の構成上の特徴は、前記シール部の前記第3接触面は、平面に形成されていることである。
本発明の構成によれば、前記第3接触面の形状は簡素で、成形が容易である。また、リップ等を有する構成にくらべ、シール部の軸方向の厚みにばらつき少なく、前記第3接触面と前記外輪側面との間の面圧がさらに安定する。
本発明によれば、組立てが容易な、軸受の密封性をさらに高めることができるクロスベアリングを提供することができる。
本発明の一実施形態のクロスベアリングの断面図である。 本発明の一実施形態のクロスベアリングの主要部の拡大断面図である。 本発明の一実施形態のクロスベアリングのシール部材の組込みを説明する説明図である。 本発明の一実施形態のクロスベアリングを適用したユニバーサルジョイントの側面図である。
この発明の一実施形態を、以下図面を参照して説明する。
図1は、本発明の一実施形態のクロスベアリング1の軸方向の断面図である。図2は図1の本発明の一実施形態のクロスベアリング1の主要部の拡大断面図である。
図4はこの発明のクロスベアリング1を適用したユニバーサルジョイント100を示す側面図である。このユニバーサルジョイント100は、自動車の操舵装置において、ステアリングシャフト2とコラムシャフト3 とを連結するものであり、長さ調整可能な中間シャフト4の両端部側のそれぞれに、この発明のクロスベアリング1が設けられている。前記中間シャフト4の一端側には、互いに対をなして一方のクロスベアリング1の十字軸10を支持する第1のヨーク5A及び第2のヨーク5Bが設けられている。
中間シャフト4の他端側には互いに対をなして他方のクロスベアリングの十字軸10を支持する第3のヨーク5C及び第4のヨーク5Dが設けられている。
前記第2のヨーク5B及び第3のヨーク5Cは、中間シャフト4の一端及び他端にそれぞれ溶接されている。また、前記第1のヨーク5Aは軸継手9に溶接されており、この軸継手9にステアリングシャフト2の一端部がクランプされている。さらに、前記第4のヨーク5Dは、コラムシャフト3の一端部に溶接されている。
図1を参照して、ヨーク5A、5Bとクロスベアリング1の構成を説明する。ヨーク5A、5Bとクロスベアリング1の構成と、ヨーク5C、5Dとクロスベアリング1の構成は同一であり、図1ではヨーク5A、5Bとクロスベアリング1の構成を説明し、ヨーク5C、5Dとクロスベアリング1の構成の説明は省略する。
ヨーク5A、5Bは、それぞれの互いに対向する脚部51に、軸受穴52が形成されており、この軸受穴52にはクロスベアリング1に取り付けられた軸受20が嵌入されている。また、図1によると、クロスベアリング1は、十字軸10と、軸受20と、シール部材30とを有している。
図1、図2によると、十字軸10は前記軸部11と胴体部12とを有しており、前記軸部11は胴体部12の四方の側端面13からそれぞれ突出している。この十字軸10は軸部11及び胴体部12を鍛造にて一体成形したものであり、軸部11の基部の外周面である基端面14及びこの基端面14に連続して拡径する前記胴体部12の側端面13は、鍛造後において切削加工を施すことなく鍛造肌のままになっている。
軸受20はカップ形のものであり、外輪21は、底部22と、円筒部23と、円筒部23の開放側の端部から径方向内方に延在する曲げ端部24を有する。円筒部23の内周25に沿ってころとしてのニードルローラ26が配列され、ニードルローラ26は外輪21の曲げ端部24によって軸方向に拘束されている。曲げ端部24は、内周側より外周側が軸方向に突出したテーパー形状に形成され、曲げ端部24の軸方向外方の側面はテーパー形状の外輪側面27となっている。
各ニードルローラ26の内方には、前記十字軸10の軸部11が挿入されており、これにより、十字軸10が各ヨーク5A〜5Dに対して回動自在になっている。
軸部11の基端面14には、軸受20の内部を密封するためのシール部材30が装着されている。シール部材30は、金属製の芯金32と、芯金32と一体的に加硫成形されたNBR等の合成ゴム製のシール部31とを有している。
芯金32は炭素鋼板等の金属からなる環体である。芯金32は、円筒部33と、一対の円盤部34、35を有している。一対の円盤部34、35は、円筒部33の軸方向両端から略軸線に直角に拡径して形成されている。円筒部33は、芯金32の軸線方向の部位において内周の直径が異なり、本実施形態においては、前記軸線方向中央部の直径より、前記軸線方向両端部の直径が大きい円弧状の断面を有している。すなわち芯金32の断面は、径方向外方に開放するU字形状となっている。
シール部31は、芯金32の円筒部33の内周、円盤部34、35のそれぞれの軸方向外方を覆うように、芯金32と一体的に加硫成形されている。円筒部33の内周側の内周面は、第1接触部36となっている。円盤部34、35のそれぞれの軸方向外方側の側面は、第2接触面37、第3接触面38と、なっている。第1接触面36は円筒面に、第2接触面37、第3接触面38は、第1接触面36の両端から略軸線に直角に拡径する平面に形成されている。
図3は、本発明の一実施形態のクロスベアリング1のシール部材30の組込みを説明する説明図である。図1、図3に基づき、この発明の一実施の形態のクロスベアリング1の組立て方法の一例と、作用、効果について説明する。
シール部材30は、シール挿入冶具110を用いて、軸部11の先端から十字軸10の基端面14に向けて挿入される。シール挿入冶具110は円周上複数に分割され、先端部にシール挿圧面111が形成されている。
各シール挿入冶具110は、シール部材30の芯金32の軸方向中間の径方向外方から、円盤部34、35の間にシール挿圧面111を挿入し、シール挿圧面111を円盤部34の内側側面39に当接して配置される。
シール挿入冶具110は、円盤部34の内側側面39を、基端面14の方向(図3矢印方向)に押圧し、シール部材30を基端面14に向けて移動する。第2接触部37が胴体部12の側端部13に接してシール部材30の組込みを完了する。
このように、シール部材30の、十字軸10への装着においては、挿入冶具が、シール部材30のシール部31に直接接触することがなく、装着時におけるシール部31の損傷を防止することができる。
以下図1、図2に基づきクロスベアリング1の組立てを説明する。それぞれの軸受20において、複数のニードルローラ26は、外輪21の底部22と、曲げ端部24によって軸方向に拘束されている。シール部材30が、各軸部11に組込まれた十字軸10を、それぞれ、図1に示したヨーク5A〜5Dの軸受穴52に挿入する。次に、軸受20を、ヨーク5A〜5Dのそれぞれの軸受穴52と、十字軸10の軸部11の間に挿入する。
軸受20の組付けは、開放側すなわち外輪側面27側を、軸部11の先端から挿入し、外輪21の底部22の外方端面28を、十字軸10の胴体部12の方向に挿圧しておこなう。
軸受20は、ニードルローラ26を各軸部11の外周に外接して、軸受20を基端面14の方向に移動する。
軸受20が軸方向の所定の位置に達すると軸受20の移動を停止する。所定の位置は、シール部材30が、テーパー形状の外輪側面27と、平面形状の側端面13の間で軸線方向に弾性的に、所定の圧縮量だけ圧縮される位置に設定されている。軸受20の前記所定の位置への取り付けが完了すると、ヨーク5A〜5Dのそれぞれの軸受穴52の周囲のかしめ等の方法で、軸受20をヨーク5A〜5Dに固定し、クロスベアリング1の組立てを完了する。
軸受20と、シール部31が、ヨーク5A〜5Dおよび十字軸10に組付けられた状態において、第1接触部36は、軸部11の基端面14に弾性的に接触し、第2接触部37は、胴体部12の側端面13に弾性的に接触し、第3接触部38は、軸受20の外輪21の外輪側面27に弾性的に接触している。
第2接触部37は、胴体部12の側端面13に弾性的に接触し、金属製の芯金32と、粗面からなる鍛造肌である側端面13が直接接触することがなく、シール部材30と側端部13との間を通して軸受20の内部に泥水等が侵入しにくい。
さらに、芯金32の軸方向の弾性によって、第2接触面37と側端面13の間、および、第3接触面38と外輪の外輪端面27との間の面圧が大きく、シール部材30の密封性が高まる。加えて、芯金32は外周側の軸方向の弾性が内周側より大きく、外輪端面27は外周側が軸方向に突出したテーパー形状のとなっているため、第3接触面は、容易に外輪端面27に沿って接触し、第3接触面38と外輪端面27との間の密封性が高まる。
本発明の一実施形態のクロスベアリング1によれば、シール部材30と、十字軸10との間の接触面圧を高めることができ、当該の耐泥水性を良好に確保することができる。
上述の実施形態では、芯金32の断面は、径方向外方に開放するU字形状となっているが、この発明では、芯金の断面は、径方向外方に開放するM字形状、コの字形状等他の形状であっても良い。
上述の実施形態では、第1接触部36は円筒面に、第2接触部37、第3接触部38は、第1接触部36の両端部から略軸線に直角に拡径する平面に形成されているが、この発明では、第1接触部36、第2接触部37および第3接触部38は、リップ等の円周状の突起を有する形状等、他の形状であっても良い。
本発明はこうした実施形態に何等限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、種々なる態様で実施し得ることは当然である。
1 ‥ クロスベアリング
10 ‥ 十字軸
11 ‥ 軸部
12 ‥ 胴体部
13 ‥ 側端面
14 ‥ 基端面
20 ‥ 軸受
21 ‥ 外輪
26 ‥ ニードルローラ(ころ)
27 ‥ 外輪側面
30 ‥ シール部材
31 ‥ シール部
32 ‥ 芯金
33 ‥ 円筒部
34、35 ‥ 円盤部
36 ‥ 第1接触面
37 ‥ 第2接触面
38 ‥ 第3接触面

Claims (3)

  1. 胴体部の四方の各側端面から突出する軸部を有する十字軸と、前記軸部に取り付けられ、外輪と複数のころを有し、前記外輪の開放側の端部に外輪側面を有するカップ形の軸受と、前記軸部の基部に装着されたシール部材と、を備えるクロスベアリングであって、
    前記シール部材は、金属製の芯金と、前記芯金と一体的に形成された合成ゴムからなるシール部と、を有し、
    前記芯金は、円筒部と、前記円筒部の軸方向両端から拡径して形成された一対の円盤部と、を有し、
    前記シール部は前記円筒部の内周に第1接触面、一方の前記円盤部の端部に第2接触面、他方の前記円盤部の端部に第3接触面を有し、
    前記第1接触面は前記軸部の基部の外周面に、前記第2接触面は前記側端面に、前記第3接触面は前記外輪側面に、それぞれ弾性的に接触することを特徴とするクロスベアリング。
  2. 前記円筒部は、軸方向に直径の異なる部位を有することを特徴とする請求項1に記載のクロスベアリング。
  3. 前記第1接触面は円筒形に形成され、前記第2接触面と前記第3接触面の少なくとも一方は、平面に形成されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のクロスベアリング。
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