JP2016075167A - 多気筒内燃機関の排気装置 - Google Patents

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亮史 赤間
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佳彦 加藤
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澄人 堀
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Hiroyuki Takabayashi
広幸 高林
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Abstract

【課題】 多気筒エンジンの各気筒の排気ガスの単位時間当たりの流通量を均一にして排気ガスセンサに接触させる【解決手段】 空燃比センサ11に対する単位時間あたりの排気ガスの量が最大の排気通路である通路6bに、抑制ロッド12を取り付け、排気ガスの空燃比センサ11に対する通路の断面積が狭くなるように変更し、排気ガスの空燃比センサ11への当たりを抑制する。【選択図】図2

Description

本発明は、排気集合管に排気ガスセンサを備えた多気筒内燃機関の排気装置に関する。
多気筒内燃機関(多気筒エンジン)の排気ガスは、各気筒の排気ガス通路から排気集合管に送られ、排気浄化装置等を経て放出される。排気集合管には、排気ガス中の酸素濃度を検出して空燃比を求める排気ガスセンサ(空燃比センサ)が設けられている。多気筒エンジンでは、エンジンルームの機器のレイアウトにより、各気筒から排気集合管(空燃比センサ)までの排気ガス通路の長さや経路状況が異なっているのが現状である。
各気筒から排気集合管(空燃比センサ)までの排気ガス通路の長さや経路状況が異なっていると、排気ガスが空燃比センサの側部に強く当たる排気ガス通路、排気ガスの全量が空燃比センサの正面から強く当たる排気ガス通路、排気ガスの一部が空燃比センサの側部にあたり、残りのガスが空燃比センサの脇を通過する排気ガス通路が存在することになってしまう。
空燃比センサへの排気ガスの接触が排気ガス通路毎に異なると、気筒毎の排気ガスの空燃比センサへの検出性能が不均一になり、空燃比センサの検出結果をフィードバックする際に、気筒毎に補正を行って空燃比を制御する必要があった。
このため、排気集合管の空燃比センサの上流側に棒状部材を設け、排気ガスに乱流を生じさせて排気ガスを均一にし、広い面積で空燃比センサに排気ガスを接触させる技術が従来から提案されている(特許文献1参照)。特許文献1の技術により、各気筒の排気ガス通路の排気ガスを均一にして空燃比センサに接触させることができる。
しかし、特許文献1の技術は、排気集合管に棒状部材が設けられた構成となっているので、各気筒の排気ガス通路の状況の違いによる排気ガスの流れを均一にするためには、各気筒の排気ガスが十分に集合した後の部位に棒状部材を設置する必要がある。
このため、特許文献1の技術を使用するためには、集合部を長く設ける必要があった。集合部を長く設けると、エンジン本体と触媒の距離が離れることになり、エンジンの冷態始動時には触媒の活性化がし難く、排ガス法規をクリアするには、更なる触媒貴金属の増量が必要になる。従って、排気ガスの流れを均一にする技術が望まれているのが実情である。
特開2012−77615号公報
本発明は上記状況に鑑みてなされたもので、多気筒内燃機関の各気筒の排気ガスの単位時間当たりの流通量を均一にして、排気ガスを排気ガスセンサに接触させることができる多気筒内燃機関の排気装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するための請求項1に係る本発明の多気筒内燃機関の排気装置は、多気筒内燃機関の各気筒の排気ガス通路と、前記各気筒の排気ガス通路に連通して配され、前記排気ガス通路の排気ガスが集合する排気集合管と、前記排気集合管に備えられる排気ガスセンサと、前記各気筒の排気ガス通路の少なくとも一箇所に前記排気ガス通路の内壁から突設されて、排気ガスの通過する排気ガス流路の断面積を変更する変更部材とを備えたことを特徴とする。
請求項1に係る本発明では、排気ガスの単位時間当たりの流通量が多い排気ガス通路で、排気ガスセンサに対する排気ガスの通路の断面積を変更部材で変更して、排気ガスの排気ガスセンサへの当たりを抑制する。
これにより、多気筒内燃機関で、排気ガスの単位時間当たりの流通量が多い排気ガス通路が存在していても、各気筒の排気ガス通路の排気ガスの単位時間当たりの流通量を均一にして、排気ガスを排気ガスセンサに接触させることが可能になる。
例えば、3気筒内燃機関で、並設された3つの排気ガス通路のうち、中央の排気ガス通路に排気集合管が対向して配置され、排気集合管の中央部位に排気ガスセンサが配置された場合、排気ガスの流れは次のようになることが考えられる。
中央を挟んで両側の排気ガス通路の排気ガスは、排気ガスの一部が排気ガスセンサの横に接触して通過する。中央の排気ガス通路の排気ガスは、排気ガスセンサに対して略全量が強く接触して通過する。この状態で、例えば、中央の排気ガス通路の排気ガスに対して排気ガスセンサの検出状況を基準にすると、中央を挟んで両側の排気ガス通路の排気ガスに対しては、排気ガスセンサの検出性能が低下することになる。
従って、排気ガスセンサを空燃比センサとして用い、中央を挟んで両側の排気ガス通路の排気ガスの検出状況に基づいて空燃比をフィードバック制御した場合、所望の空燃比に制御することができず、排気ガス性能を満足させることができない虞が生じる。
このような場合、本願発明では、中央の排気ガス通路(排気ガスの単位時間当たりの流通量が多い排気ガス通路)に変更部材を配して排気ガスの通過する排気ガス流路の断面積を変更し(排気ガスの排気ガスセンサへの当たりを抑制し)、各気筒の排気ガス通路の排気ガスの単位時間当たりの流通量を均一にして、排気ガスを排気ガスセンサに接触させるようにしている。
これにより、各気筒の排気ガスの排気ガスセンサでの検出性能を均一にすることができ、フィードバック制御が的確に実施されて排ガス性能の低下をなくすことができる。
そして、請求項2に係る本発明の多気筒内燃機関の排気装置は、請求項1に記載の多気筒内燃機関の排気装置において、前記排気ガスセンサの長手方向に対する前記変更部材の長さは、前記排気ガスセンサよりも長くなっていることを特徴とする。
請求項2に係る本発明では、変更部材は、排気ガスセンサよりも長手方向の長さが長くなっているので、排気ガスセンサの内部に流入する排気ガスを的確に規制することができる。
また、請求項3に係る本発明の多気筒内燃機関の排気装置は、請求項1もしくは請求項2に記載の多気筒内燃機関の排気装置において、前記変更部材が前記排気ガス流路を横切る幅は前記排気ガスセンサが前記排気ガス流路を横切る幅より短いことを特徴とする。
請求項3に係る本発明では、空燃比センサの排気ガス流路を横切る幅よりも、変更部材の排気ガス流路を横切る幅が短いので、変更部材に対応する部位の排気ガスの流入を規制して排気ガスを排気ガスセンサの内部に流入させることができる。
また、請求項4に係る本発明の多気筒内燃機関の排気装置は、請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の多気筒内燃機関の排気装置において、前記変更部材は、前記排気ガスセンサに対し、前記排気ガス流路を横切る方向に略平行に配置されることを特徴とする。
請求項4に係る本発明では、変更部材が、排気ガス流路を横切る方向で排気ガスセンサと略平行に配置されているので、排気ガスセンサの先端側に排気ガスの流入部が形成されていても、排気ガスの流入の規制を的確に行うことができる。
また、請求項5に係る本発明の多気筒内燃機関の排気装置は、請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の多気筒内燃機関の排気装置において、前記変更部材が配される前記排気ガス通路は、前記気筒から前記排気ガスセンサまでの前記排気ガス流路が最も短い排気ガス通路を含むことを特徴とする。
請求項5に係る本発明では、変更部材が配される排気ガス通路は、気筒から排気ガスセンサまでの排気ガス流路が最も短い排気ガス通路(排気ガスセンサに対する単位時間あたりの排気ガスの量が最大の排気ガス通路)を含むので、各気筒の排気ガス通路の排気ガスの量を的確に均一にすることができる。
また、請求項6に係る本発明の多気筒内燃機関の排気装置は、請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の多気筒内燃機関の排気装置において、前記排気ガスセンサは、前記排気ガスが接触する素子が筒状のカバーで覆われた空燃比センサであり、前記カバーの周面には前記排気ガスの流入口が形成され、前記変更部材は、前記排気ガスの流れの上流側で前記流入口の少なくとも一部が対向して配されていることを特徴とする。
請求項6に係る本発明では、排気ガスセンサとして、排気ガスが接触する素子が筒状のカバーで覆われた空燃比センサを適用し、空燃比センサの流入口からカバーの内部に流入する排気ガスを的確に規制することができる。
本発明の多気筒内燃機関の排気装置は、多気筒内燃機関の各気筒の排気ガスの単位時間当たりの流通量を均一にして、排気ガスを排気ガスセンサに接触させることが可能になる。
本発明の一実施例に係る排気装置を備えた多気筒内燃機関の概略外観図である。 本発明の一実施例に係る排気装置の概略平面図である。 図2中のIII−III線断面図である。 図3中のIV矢示図である。 排気ガスの流れを説明する排気装置の概略平面図である。 他の実施例に係る排気装置の概略平面図である。 他の実施例に係る排気装置の概略平面図である。
図1から図5に基づいて本発明の一実施例に係る排気装置を説明する。
図1には本発明の一実施例に係る排気装置を備えた多気筒内燃機関の要部を排気側から見た状態の概略外観状況、図2には本発明の一実施例に係る排気装置である排気通路と排気マニホールドの接続部位の平面状態の断面、図3には図2中のIII−III線断面であり、排気ガスセンサとしての空燃比センサと変更部材としての抑制ロッドの関係の側面視の状態、図4には図3中のIV矢示の状況であり、空燃比センサと抑制ロッドとの関係の抑制ロッド側から見た状態を示してある。また、図5には排気ガスの流れを説明する排気装置の概略平面(図2に相当する)を示してある。
図1、図2に基づいて排気装置の全体を説明する。
図1、図2に示すように、多気筒内燃機関(多気筒エンジン)である3気筒エンジン1のシリンダヘッド2には3つの排気通路3が設けられ、排気ガス通路としての排気通路3の端部が外側に向けて開口している。
シリンダヘッド2の排気通路3の部位には、ガスケット4を介して排気マニホールド5が接続されている。排気マニホールド5は、排気通路3に連続する排気ガス通路としての通路6と、通路6が集合される排気集合管7とで形成されている。
図2に示すように、3つの排気通路3a、3b、3cに対し、排気マニホールド5の通路6a、6b、6cが連通し、排気通路3a、3b、3c及び通路6a、6b、6cにより排気ガス通路が構成されている。中央の排気通路3b、通路6b(排気ガス通路)に対向して排気集合管7が配されている。排気集合管7には排気ガスセンサ(空燃比センサ)11が設けられている。
排気ガス通路を構成する3つの通路6a、6b、6cの先端部は互いの境界部位がR状に形成されている。3つの通路6a、6b、6cの境界部位を排気ガスの流路として見た場合、3つの通路6a、6b、6cの壁面の延長線(図2中点線で示してある)が交差する部位までが排気通路(通路6a、6b、6c)となっている。
中央の排気通路3b、通路6b(中央の排気ガス通路)に対向する排気集合管7に空燃比センサ11が配置されているため、排気通路3b、通路6bの排気ガスが、空燃比センサ11に対して略全量が強く接触して通過する。即ち、排気通路3b、通路6bは、気筒から空燃比センサ11までの排気ガス流路が最も短い排気通路(空燃比センサ11に対する単位時間あたりの排気ガスの量が最大の排気通路)となっている。
空燃比センサ11に対する単位時間あたりの排気ガスの量が最大の排気通路である通路6bには、変更部材としての抑制ロッド12が取付けられている(通路6bの内壁から突設されている)。空燃比センサ11の上流側に抑制ロッド12が配されることで、排気ガスの空燃比センサ11に対する通路の断面積が変更され(狭められ)、排気ガスの空燃比センサ11への当たりが抑制される。
抑制ロッド12は、空燃比センサ11に対し、通路6bを横切る方向で空燃比センサ11と略平行に配置されている。このため、空燃比センサ11の先端側に排気ガスの流入部が形成されていても、排気ガスの流入の規制を的確に行うことができる。
空燃比センサ11は、排気ガスの当たりが強くなりすぎないように、排気集合管7の排気ガスの流れの中心に対してオフセットして取り付けられることがある。この場合、抑制ロッド12の取り付き位置も、空燃比センサ11のオフセット量に応じてオフセットされる。両者のオフセット量は、排気ガスの空燃比センサ11に対する通路の断面積の変更状況により設定される。
図3、図4に基づいて空燃比センサ11の概略構成、及び、抑制ロッド12の配置状況を説明する。
図3に示すように、空燃比センサ11は、排気ガスが接触する接触する素子21が筒状のカバー22で覆われて構成されている。カバー22の下部の周面には排気ガスの流入口23(流入部)が形成され、カバー22の底部には排気ガスの流出口24が形成されている。
カバー22の内側には中筒25が設けられ、流入口23から流入した排気ガスは、中筒25の外周に案内されて上部から素子21に導かれ、素子21に接触した排気ガスは中筒25の内周に案内されて流出口24に導かれる。
抑制ロッド12は通路6bに設置されると共に空燃比センサ11は排気集合管7に設置され、抑制ロッド12と空燃比センサ11の距離S(図2も合わせて参照)は、排気ガスの強さを低減できる任意の距離の範囲で設定される。
空燃比センサ11のカバー22の長手方向(図3中上下方向)に対する抑制ロッド12の長さHは、カバー22の長さhよりも長くなっている。つまり、一部の流入口23の上流側の通路面積部が抑制ロッド12で覆われ、カバー22の先端側(下部)に排気ガスの流入口23が形成されていても、排気ガスの流入の規制を的確に行うことができる。
また、図4に示すように、抑制ロッド12の径rは空燃比センサ11のカバー22の径Rよりも小径にされている。即ち、空燃比センサ11の通路6bを横切る幅よりも、抑制ロッド12が通路6bを横切る幅が短くなっている。このため、抑制ロッド12に対応する部位の排気ガスの流入が規制された状態で、カバー22の流入口23から排気ガスを内部に流入させることができる。
図5に基づいて、上述した排気装置における各気筒の排気通路3a、3b、3c、通路6a、6b、6c(排気ガス通路)の排気ガスの流れの状況を説明する。
中央を挟んで両側の排気通路3a、3c、通路6a、6cの排気ガスG1、G3は、排気ガスG1、G3の一部が空燃比センサ11の横に接触して通過する。中央の排気通路3b、通路6bの排気ガスG2は抑制ロッド12により排気ガスG2a、G2bに分断され、空燃比センサ11の横に接触して通過する。
このため、抑制ロッド12により、排気通路3b、通路6bの排気ガスG2の空燃比センサ11への当たりが抑制されるので、3つの排気通路3a、3b、3c、通路6a、6b、6c(3つの排気ガス通路)の排気ガスG1、G2、G3の空燃比センサ11への当たりが均一な状態にされる。
つまり、各気筒の排気通路3a、3b、3c、通路6a、6b、6c(各気筒の排気ガス通路)の排気ガスG1、G2、G3の単位時間当たりの流通量が均一にされて、排気ガスG1、G2、G3が空燃比センサ11に接触するようになっている。
このため、3気筒内燃機関の各気筒の排気ガスG1、G2、G3の単位時間当たりの流通量を均一にして、排気ガスG1、G2、G3を空燃比センサ11に接触させることが可能になる。
これにより、3つの排気通路3a、3b、3c、通路6a、6b、6cの排気ガスG1、G2、G3に対する空燃比センサ11の検出性能は均一になり、排気通路3a、3b、3c、通路6a、6b、6cによって排気ガスG1、G2、G3の検出性能がばらつくことがなくなる。
従って、3つの排気通路3a、3b、3c、通路6a、6b、6cのどの通路の排気ガスG1、G2、G3の検出状況に基づいて空燃比をフィードバック制御した場合であっても、所望の空燃比に制御することができ、検出される排気ガスが通過する排気通路3a、3b、3c、通路6a、6b、6c(排気ガス通路)に拘わらず、排気ガス性能が低下することがない。
尚、上述した実施例では、多気筒エンジンとして3気筒エンジン1を例に挙げて説明したが、2気筒エンジン、4気筒エンジン、直列6気筒エンジン、もしくはそれ以上の気筒数の多気筒エンジンに適用することも可能である。
例えば、4気筒エンジンの場合、両側を除いた中央の2気筒の排気ガス通路の両方、もしくは、いずれかに、即ち、少なくとも、空燃比センサに対する単位時間あたりの排気ガスの量が最大の排気ガス通路に、抑制ロッド12を設けることが可能である。
また、6気筒エンジンの場合、両側を除いた中央の4気筒の排気ガス通路の全て、もしくは、いずれか1つ乃至3つに、即ち、少なくとも、空燃比センサに対する単位時間あたりの排気ガスの量が最大の排気ガス通路に、抑制ロッド12を設けることが可能である。
図6、図7に基づいて本発明の他の実施例を説明する。
図6、図7には本発明の他の実施例に係る排気装置の概略平面を示してある。図6、図7に示した状態は、図2、図5の状態に相当する。このため、図2、図5に示した部材と同一の部材には同一符号を付してある。
図6に示した実施例は、抑制ロッド12がシリンダヘッド2の排気通路3bに設置されている。図6に示した実施例では、抑制ロッド12をシリンダヘッド2の排気通路3bに設置することで、抑制ロッド12と空燃比センサ11の距離Sを長く取ることができる。
図7に示した実施例は、排気集合管がシリンダヘッド2に一体に形成された例である。即ち、シリンダヘッド2には排気通路33a、33b、33cが形成され、シリンダヘッド2には排気通路33a、33b、33cが集合される集合管34が形成されている。集合管34は中央の排気通路33bに対向して配されている。
シリンダヘッド2には排気管35が取り付けられ、集合管34は排気管35に連通している。シリンダヘッド2と一体の集合管34と、シリンダヘッド2に取り付けられる排気管35により、排気集合管が構成されている。そして、排気集合管としての排気管35に空燃比センサ11が設置され、中央の排気通路33bに抑制ロッド12が設置されている。
図7に示した実施例では、シリンダヘッド2に排気集合管を形成した多気筒エンジンの各気筒の排気ガスの単位時間当たりの流通量を均一にして、排気ガスを空燃比センサ11に接触させることが可能になる。
本発明は、排気集合管に排気ガスセンサを備えた多気筒内燃機関の排気装置の産業分野で利用することができる。
1 3気筒エンジン
2 シリンダヘッド
3、33 排気通路
4 ガスケット
5 排気マニホールド
6 通路
7 排気集合管
11 排気ガスセンサ(空燃比センサ)
12 抑制ロッド
21 素子
22 カバー
23 流入口
24 流出口
25 中筒
34 集合管
35 排気管

Claims (6)

  1. 多気筒内燃機関の各気筒の排気ガス通路と、
    前記各気筒の排気ガス通路に連通して配され、前記排気ガス通路の排気ガスが集合する排気集合管と、
    前記排気集合管に備えられる排気ガスセンサと、
    前記各気筒の排気ガス通路の少なくとも一箇所に前記排気ガス通路の内壁から突設されて、排気ガスの通過する排気ガス流路の断面積を変更する変更部材とを備えた
    ことを特徴とする多気筒内燃機関の排気装置。
  2. 請求項1に記載の多気筒内燃機関の排気装置において、
    前記排気ガスセンサの長手方向に対する前記変更部材の長さは、前記排気ガスセンサよりも長くなっている
    ことを特徴とする多気筒内燃機関の排気装置。
  3. 請求項1もしくは請求項2に記載の多気筒内燃機関の排気装置において、
    前記変更部材が前記排気ガス流路を横切る幅は前記排気ガスセンサが前記排気ガス流路を横切る幅より短い
    ことを特徴とする多気筒内燃機関の排気装置。
  4. 請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の多気筒内燃機関の排気装置において、
    前記変更部材は、前記排気ガスセンサに対し、前記排気ガス流路を横切る方向に略平行に配置される
    ことを特徴とする多気筒内燃機関の排気装置。
  5. 請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の多気筒内燃機関の排気装置において、
    前記変更部材が配される前記排気ガス通路は、
    前記気筒から前記排気ガスセンサまでの前記排気ガス流路が最も短い排気ガス通路を含む
    ことを特徴とする多気筒内燃機関の排気装置。
  6. 請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の多気筒内燃機関の排気装置において、
    前記排気ガスセンサは、前記排気ガスが接触する素子が筒状のカバーで覆われた空燃比センサであり、
    前記カバーの周面には前記排気ガスの流入口が形成され、
    前記変更部材は、前記排気ガスの流れの上流側で前記流入口の少なくとも一部が対向して配されている
    ことを特徴とする多気筒内燃機関の排気装置。

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