JP2016074668A - 溶融ピロロカルバゾール誘導体を精製するための方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】経口抗腫瘍剤、抗血管新生剤として有用なTIE−2/VEGF−R 40阻害剤である化合物の提供。【解決手段】式(Ia)で表される溶融ピロロカルバゾール化合物の酸錯体。(RはC1〜C8アルキル)【選択図】図3

Description

本発明は、ピロロカルバゾール誘導体(化学式(I)の化合物または化合物(I))を、それらの酸錯体を使用して精製するための方法に関するものである。本発明はまた化学式(Ia)の酸錯体の結晶形態に関するものである。
11−イソブチル−2−メチル−8−(2−ピリミジニルアミノ)−2,5,6,11,12,13−ヘキサヒドロ−4Hインダゾロ[5,4−a]ピロロ[3,4−c]カルバゾール−4−オンとして知られている特定の溶融ピロロカルバゾール化合物は強力であり、抗腫瘍および抗血管新生活性を有する経口で有効なTIE−2/VEGF−R 40阻害剤であり、以下の化学式(I)によって示される。
Figure 2016074668
この化合物は、本明細書において、化合物(I)という。米国特許第7,169,802号は化合物(I)およびその有用性について記載している。特に、図式1に記載のこの化合物の調製方法について開示している。
Figure 2016074668
しかしながら、本発明は、化合物(I)は約38%の低収率で得られること、および、このような手順によって低純度となることを示している。特に、このようにして得られた化学式(I)の化合物は化学式(IV)の副生成物を高濃度で含むことを示している。
Figure 2016074668
化学式(I)の化合物のインダゾリル部分中の2つの水素原子の除去、したがって、環系の芳香族化によって得られたこの副生成物は、化学式(I)の化合物から分離することが特に困難なものとなる。
したがって、薬学的に許容な純度、特に95%以上の純度の化合物(I)を得るためには、いくつかの精製工程、特にカラムクロマトグラフィーによる精製が必要であり、したがって、さらに収率が低下する。
したがって、化合物(II)から化合物(I)の製造における、先行技術の難点を克服し、特に満足な収率および純度を得ることが可能な改善された手順が必要である。
一態様における本発明は化合物(I)の酸錯体を提供する。予想外に、発明者は、このような錯体の結晶化が、特にクロマトグラフィーのような従来技術では除去が困難であった不純物の多くを除去することができること、したがって、高純度を得ることができることを発見した。
したがって、本発明に関する化合物(I)の錯体は、化合物(I)の精製を容易にし、したがって、工業的規模で実行可能な手順を提供する。特に、クロマトグラフィーによる精製において一般的に必要とされる大量の溶媒の必要性を減少する。
本発明の他の目的は、化合物(II)から化学式(I)の化合物の酸錯体を調製するための方法を提供することである。有利には、求核置換工程における塩基の使用が酸錯体の収率を上げることを可能にし、したがって、化学式(I)の化合物の収率を上げることを可能にし、同様に、結果として生じる不純物を減らせることが証明された。特に、塩基の存在が化合物(II)の分解を増加させないことが示された。
本発明の他の目的は、化合物(I)の精製のためにこのような酸錯体の使用を提供し、特に、95%以上の純度に達することにある。
本発明の他の目的は、化合物(I)の精製のための方法、特に、副生成物である化学式(IV)の化合物を除去するため、酸錯体を脱色剤と処理することを有する方法を提供することである。
本発明のさらに他の目的は、化学式(Ia)の酸錯体の結晶形態を提供することである。
これらおよび他の目的、本発明の特徴と利点は、以下の詳細な説明にて開示する。
図1は、化合物(I)のAからのX線粉末ディフラクトグラムを示すものである。 図2は、化学式(I)の化合物の酢酸錯体のX線粉末ディフラクトグラムを示すものである。 図3は、化学式(I)の化合物の酢酸錯体のH NMRスペクトルを示すものである。
したがって、一態様において、本発明は、化学式(I)の化合物の酸錯体を提供する。
Figure 2016074668
前記酸錯体は以下の化学式(Ia)を有するものであり、
Figure 2016074668
式中、RはC〜Cアルキルを示す。
カルボン酸RCOOHは、酢酸、プロピオン酸、酪酸、バレリアン酸、ヘプタン酸またはオクタン酸からなるリストの中から選択されることができる。
特定の態様において、RCOOHは酢酸を示す。当然のことながら、化合物(I)の酢酸錯体は、RがCアルキルである化学式(Ia)の酸錯体といえる。
さらなる態様において、RはC〜Cアルキルを示す。
さらなる態様において、本発明は、化学式(Ia)の酸錯体の調製における方法を提供し、この方法は本明細書に定義するように、
i)溶媒中で塩基の存在下で化学式(III)の化合物と化学式(II)の化合物を接触する工程であって、
Figure 2016074668
HalはBr、Cl、またはIを示すものである工程と、
ii)得られた化学式(I)の化合物と化学式RCOOHの酸とを接触させる工程と、選択的に、
iii)得られた化学式(Ia)の酸錯体を回収する工程
とを有するものである。
工程i)
他の態様において、塩基はアミン、特に、第二または第三アミンである。さらに他の態様において、アミンはトリアルキルアミンである。さらに他の態様において、アミンは化学式RNであり、RはC〜Cアルキルを示し、R、Rは、HおよびC〜Cアルキルからなるリストから独立に選択される。好適には、アミンはトリアルキルアミンであって、R、RおよびRはC〜Cアルキル、特にジイソプロピルアミンまたはトリエチルアミン、好適にはトリエチルアミンである。
有利には、塩基の存在は反応速度を速め、特に、化学式(II)の化合物の分解に関係する副生成物の量を減らすことによって、反応の収率および純度の増大の両方を可能にしている。さらに、当該塩基は化学式(IV)の副生成物の量を増加させないことが観察された。
さらなる態様において、化学式(II)の化合物に対する塩基のモル比は、1〜2の範囲であり、特に、約1.5当量である。
さらなる態様において、化学式(II)の化合物に対する化学式(III)の化合物のモル比は1〜2の範囲であり、特に、約1.5当量である。
反応上、または関与する試薬において副作用を有しないのであれば、使用される溶媒の性質に特定の制限はない。使用される溶媒の適当な溶媒の例は、極性溶媒、特にアルコール、とりわけn−ブタノールのような100℃以上の沸点を有するアルコールである。
当該反応は幅広い温度範囲で行うことができ、正確な反応温度は本発明において必須ではない。一般的に、反応混合物は加熱還流され、特に、100〜120℃の範囲の温度で加熱還流される。
当該反応において必要とされる時間は、非常に幅広いものであり、様々な要因、特に、試薬の反応温度や性質による。反応の経過はHPLCによって測定されることができ、18〜22時間の期間で通常十分である。
工程ii)
工程ii)によって、化学式(I)の化合物は化学式RCOOHのカルボン酸と接触される。好適な実施形態において、カルボン酸は、工程i)の最後で得られた反応混合物に加えられる。
好適には、反応混合物に加えられるRCOOHの体積は、化学式(II)または(I)の化合物に対して1〜20倍、特に5〜15倍の範囲である。
反応混合物への酸RCOOHの付加の温度は重要ではない。温度は酸RCOOHの沸点および融点の間からとりわけ選択され、特に、60〜120℃の範囲において選択されることができる。好適には、当該酸RCOOHが加えられる前に、工程i)の反応混合物は約75℃に冷却される。
反応混合物は、その後、一般的に60℃〜80℃の範囲で、特に、75℃で、約10〜30分間以上加熱される。
工程iii)
さらなる態様において、化学式(Ia)の酸錯体は反応混合物から回収される。
特定の実施形態において、工程iii)は、
a)化学式(Ia)の得られた酸錯体を結晶化する工程と、
b)化学式(Ia)の結晶化された錯体を回収する工程
とを有する。
化学式(Ia)の錯体は、特に、冷却またはチルリング、結晶シーディング、溶液の一部の溶媒蒸発、または、メチルtert−ブチルエーテル(MTBE)のような逆溶剤を加えることによる沈殿を含む従来の方法によって反応混合物から結晶化させることができる。
好適な実施形態は、反応混合物を約20℃に冷却することを有する。特に、反応混合物は、標準的な冷却方法によって迅速に冷却されることができ、典型的には、−0.1℃/分〜−10℃/分の範囲の温度冷却割合で冷却される。
化学式(Ia)の結晶化した錯体は、ろ過および遠心分離を含む任意の従来の方法によって分離されることができる。酸錯体の回収された結晶は、その後、例えばメチルtert−ブチルエーテル(MTBE)のような溶媒によって洗浄される。
さらなる態様において、本発明は化学式(Ia)の酸錯体からの結晶形態を提供するものであり、
Figure 2016074668
式中、RはCアルキルであり、銅−Kα放射線を使用して計測すると、以下に記載のピーク:5,19±0.2°2シータ;6,17±0.2°2シータ;6,44±0.2°2シータ;14,36±0.2°2シータ;および26,09±0.2°2シータの1以上を有するX線粉末ディフラクトグラムによって特徴づけられる。一態様において、X線粉末ディフラクトグラムは、6,44±0.2°2シータにピークを有し、および、銅−Kα放射線を使用して測定すると、以下に記載のピーク:5,19±0.2°2シータ;6,17±0.2°2シータ;14,36±0.2°2シータ;および26,09±0.2°2シータの1以上を有する。他の態様において、X線粉末ディフラクトグラムは、6,44±0.2°2シータおよび6,17±0.2°2シータにピークを有し、および、銅−Kα放射線を使用して測定すると、以下に記載のピーク:5,19±0.2°2シータ;14,36±0.2°2シータ;および26,09±0.2°2シータの1以上を有する。さらなる態様において、6,44±0.2°2シータ、6,17±0.2°2シータおよび26,09±0.2°2シータにピークを有し、および、銅−Kα放射線を使用して測定すると、以下に記載のピーク:5,19±0.2°2シータおよび14,36±0.2°2シータの1以上を有する。よりさらなる態様において、X線粉末ディフラクトグラムは、5,19±0.2°2シータ;6,17±0.2°2シータ;6,44±0.2°2シータ;14,36±0.2°2シータおよび26,09±0.2°2シータにピークを有し、および、銅−Kα放射線を使用して測定すると、以下に記載のピーク:10,51±0.2°2シータ;15,84±0.2°2シータ;18,33±0.2°2シータ;20,69±0.2°2シータ;および23,71±0.2°2シータの1以上を有する。さらなる態様において、化学式(Ia)の結晶性の酢酸錯体は、図2に概ね示されたようなX線粉末ディフラクトグラムを有する。
好適な実施形態において、RがCアルキルである化学式(Ia)の酸錯体の結晶形態は少なくとも約92%の純度を有する。さらに好適な実施形態において、RがCアルキルである化学式(Ia)の酸錯体の結晶形態は少なくとも約97%の純度を有する。よりさらに好適な実施形態において、RがCアルキルである化学式(Ia)の酸錯体の結晶形態は少なくとも約99.5%の純度を有する。
有利には、化学式(Ia)の錯体の結晶化は、化学式(I)の化合物の調製工程から生じる不純物の多くを除去することが可能である。したがって、結晶化の後、通常、結果として生じる錯体は92〜99.5%またはそれ以上が回収される。特に、不純物の多くを除去することは92〜97%の純度を一般的に可能にする。残留不純物は、そのほとんどが、化学式(I)の酸錯体と結晶化する傾向にある化学式(IV)の副生成物である。さらに化学式(IV)の化合物の除去は、したがって、99.5%、またはそれ以上の純度を可能とする。
さらなる態様において、本発明は、本明細書で開示された方法によって得られる化学式(Ia)の酸錯体を提供する。
よりさらなる態様において、本発明は、精製における化学式(Ia)の酸錯体の使用、または化学式(I)に一致する化合物または薬学的に許容なそれらの塩を精製するための方法における化学式(Ia)の酸錯体の使用を提供する。
好適な実施形態において、化学式(I)の精製された化合物は、98%以上、好適には99%以上の純度を有する。
さらなる態様において、本発明は、本明細書で定義された化学式(I)の化合物の調製のための方法であって、
i)本明細書で定義された化学式(Ia)の酸錯体を化学式(I)に一致する化合物に転換する工程と、
ii)化学式(I)の得られた化合物と脱色剤とを接触させる工程と、選択的に、
iii)化学式(I)の精製された化合物を回収する工程
とを有する方法を提供する。
他の態様において、化学式(Ia)の酸錯体を化学式(I)の化合物に転換する工程は、70℃〜90℃の範囲を有する温度、特に約80℃で当該錯体を乾燥させることにより実行される。
あるいは、化学式(Ia)の酸錯体を化学式(I)の化合物に転換する工程は、例えば多形相Aのもとで、化学式(Ia)の錯体を溶媒、特に、化学式(I)の化合物を結晶化させるために適当な溶媒に溶かすことによって行われる。化学式(I)の多形相Aは国際特許出願番号PCT/US2009/065099に開示されており、その内容は参照によって本明細書に組み込まれる。
図1は化合物(I)のA形態のX線粉末ディフラクトグラムを示す。それは、表1に記載の代表的なピークを示すものである。
Figure 2016074668
多形相Aのもとでの化学式(I)の化合物の結晶化における適当な溶媒は、特に、1−ブタノール、1−ペンタノール、1−プロパノール、2−ブタノール、2−ブタノン、2−ペンタノン、3−ペンタノン、アセトン、アセトニトリル、ブチロニトリル、クロロベンゼン、シクロヘキサン、ジクロロメタン、ジイソプロピルアミン、ジメチルスルホキシド、EGDE、エタノール、酢酸エチル、エチレングリコール、ヘプタン、iPrOH、酢酸イソプロピル、メタノール、酢酸メチル、メチルエチルケトン、メチルイソプロピルケトン、メチルtert−ブチルエーテル、n−酢酸ブチル、ペンタノール、プロパニトリル、ピリジン、sec−ブタノール、テトラヒドロフラン、テトラヒドロピラン、トルエン、トリエチルアミン、水、キシレン、および、N−メチルピロリドン:水が6:4、N−メチルピロリドン:水が1:1、1−2ジクロロメタン:N−メチルピロリドンが9:1、1−2ジクロロメタン:酢酸イソプロピルが7:3を含むそれらの混合物からなるリストから選択されることができる。
錯体の溶解は、60℃〜80℃の範囲、特に約70℃で撹拌しながら行われることができる。
酸錯体の化学式(I)の化合物への転換反応の経過は、RX回析によって測定されることができる。したがって、転換反応は、化学式(Ia)の酸錯体全部を化学式(I)の化合物に転換するための十分な期間にわたって実行されることができる。
好適な実施形態において、化学式(I)の得られた化合物は、脱色剤で処理する工程の前に、特に、化学式(I)の化合物の結晶化および結晶を分離することによって、反応混合物から回収される。
結晶化は、特に、冷却またはチルリング、結晶シーディング、溶液の一部の溶媒蒸発、または逆溶剤を加えることによる沈殿を含む任意の従来の方法によって行われることができる。
好適な実施形態は、反応混合物を約10℃に冷却する工程、特に、標準的な冷却方法によって冷却する工程、典型的には、−0.1〜−10℃/分の範囲の冷却率温度で冷却する工程を有する。
化学式(I)の結晶化した化合物は、ろ過および遠心分離を含む任意の従来の方法によって分離されることができる。化学式(I)の化合物の回収された結晶は、その後、溶媒、例えば酢酸イソプロピルで洗浄されることがある。分離した生成物はその後、真空下で乾燥されることがある。
特定の態様において、化学式(I)の化合物と脱色剤とを接触させる工程は、ジクロロメタン、メタノール、エタノールまたは化合物(I)を溶解できる任意の溶媒またはそれらの任意の二成分または三成分混合物からなるリストから選択された溶媒中で実施される。
さらなる態様において、脱色剤は活性炭、特に、蒸気活性炭または化学的活性炭である。適当な活性炭の例は、典型的にはCecaまたはNoritというメーカーから、蒸気活性炭においては、LSM(商標)、L3S(商標)、3S(商標)、DARCO G60(商標)の商標名で、化学的活性炭においては、CPL(商標)、ENO PC(商標)、CAP SUPER(商標)の商標名で提供される。好適な炭は、ENO PC(商標)炭である。
有利には、脱色剤は、化学式(I)の化合物とともに(または化学式(Ia)の酸錯体とともに)反応混合物内に存在することができる任意の残留副生成物、特に、化学式(IV)の副生成物を吸着によって実質的に除去することができると示された。
化学式(I)の精製された化合物は、その後、混合物をろ過する工程、および、真空下で溶媒を蒸発させる工程によって回収されることができる。
化学式(I)の回収された化合物は、その後、特に多形相Aにおいて選択的に再結晶化されることができる。特定の態様において、化学式(I)の化合物は、酢酸イソプロピルに溶解されることができ、その後、多形相Aの形成を完了するまで約10℃〜20℃の温度で冷却されることができる。
化学式(I)の精製された化合物の結晶は、任意の従来の方法、特に遠心分離によって回収され、酢酸イソプロピルのような溶媒と洗浄される。
他の態様において、本発明は本明細書で定義された化学式(I)の化合物の精製のための方法を提供する。この方法は、
i)本明細書で定義された化学式(Ia)の酸錯体を脱色剤と溶媒中で接触させる工程と、
ii)化学式(Ia)の得られた酸錯体を化学式(I)に一致する化合物に転換させる工程と、選択的に、
iii)化学式(I)の精製された化合物を回収する工程
とを有する。
脱色剤で処理する工程(工程i)および化学式(Ia)の酸錯体の化学式(I)の化合物への転換の工程(工程ii)は、本明細書に開示されたものと同じ手順によって実行されることができる。
さらなる態様において、化学式(I)の得られた精製された化合物は、酸化付加塩、好適には一酸化付加塩を得るために、さらに酸と反応される。
他の態様において、当該酸はパラトルエンスルホン酸(PTSA)である。
本明細書で使用される用語および説明の意味を以下に示す。
本明細書で使用される用語「約」は、特定の体積の±10%の範囲の体積を意味する。例えば、語句「約50mg」は、50の±10%、または45〜55mgを含む。
本明細書で使用される用語「錯体」は、化学式(I)の化合物の1つの分子と酸RCOOHの2つの分子の非共有結合された会合を意味する。
本明細書で使用される用語「アルキル」は、メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチル、イソブチル、sec−ブチル、tert−ブチル、ペンチル、イソアミル、ネオペンチル、1−エチルプロピル、3−メチルペンチル、2,2−ジメチルブチル、2,3−ジメチルブチル、ヘキシル、オクチルなどのような1から8の炭素原子を有する直鎖または分岐アルキル基を意味する。低アルキル基は、好適には、1から4の炭素を含む上記に定義されたようなアルキル基である。「C〜Cアルキル」のような指定は、1から4の炭素原子を含むアルキル・ラジカルを意味するものである。
本明細書で使用される用語「溶媒」は、他の物質、典型的には固体を完全にまたは部分的に溶解することのできる物質、典型的には液体を意味し、考慮された反応温度において、開始剤、中間体または生成物と反応しない。反応温度は溶媒の凝固点から溶媒の沸点まで様々である。
本明細書で使用される用語「逆溶剤」は、その溶媒において化合物が実質的に不溶性である溶媒を意味する。
本明細書で使用される用語「脱色剤」は、多孔質または細かく分割された炭素、特に、活性化され、大きな表面積を有し、液体の反応混合物から着色された不純物、特に芳香族不純物を吸着することができるものである。
本明細書で使用される用語「体積」または「V」は、割合に言及する場合、(リットル/キログラム)(L/kg)の比を意味する。
本発明の他の特徴は、以下の例示的実施形態の記載の進行において明らかになる。これらの実施例は、本発明の例証において与えられるものであり、本発明の限定を意図するものではない。
材料および方法
化合物(II)は、Cephalonによって供給される(典型的な純度>92% LCAP)ものであり、WO2005/063763の実施例1〜29の調製によって調製されることができる。
トリエチルアミンは、SAFCから購入される(典型的な純度>99%)。2−ブロモピリミジンはAcrosから購入される(典型的な純度>98%)。溶媒はSDS Carlo Erbaから購入される(典型的な純度:PPSグレード)。
HPLC
逆相HPLC法は、製剤原料である化学式(I)の化合物の同定、分析および純度の検出のために、開発され、および、上記検出に適している。分析は、XTerra MS C18カラム(150x4.6mm,5μmパッキング)で、55〜85%有機勾配を27分かけて使用し、270nmで吸光度を測定することで行われる。
分析パラメーター
カラム:Xterra MS C18、150x4.6mm,5μ
カラム温度:30℃
注入量:10μL
検出:UV、270nm
流速:1.0mL/分
実行時間:27分
移動相A:10mM水性酢酸アンモニウム
移動相B:50:50のアセトニトリル/メタノール勾配において10mM酢酸アンモニウム
Figure 2016074668
X線粉末回析(XRPD)
化学式(I)の化合物の酢酸錯体におけるX線粉末回析(XRPD)パターンは、銅Kα放射線を使用するRigaku Miniflex II解析計を使用して得られる。
図2は化学式(I)の化合物の酢酸錯体のX線粉末ディフラクトグラムを示す。
Figure 2016074668
核磁気共鳴(NMR)
NMRスペクトルは、溶媒としてCDClを使用するHスペクトルにおいて400MHzで作動し、13Cスペクトルにおいて100MHzで作動するBruker Avance AV−400スペクトルメーターで取得される。
図3は、化学式(I)の化合物の酢酸錯体のH NMRスペクトルを示す。それは表3記載の代表的なピークを示す。0.88におけるピーク(化合物(I)に対応)および2.13におけるピーク(酢酸に対応)は、化学式(I)の化合物の一分子における酢酸二分子の存在を確認するものである。
Figure 2016074668
Figure 2016074668
化学式(Ia)の酢酸錯体の調製
反応器(リアクター)は化学式(II)の化合物(12.99kg;1eq)およびブタノール−1(130L、10V)と約20℃で満たされた。混合物は、20℃で5分間撹拌された(80rpm)。トリエチルアミン(6.82L;1.5eq)および2−ブロモピリミジン(7.79kg;1.5eq)が20℃で加えられた。その後、100rpmで撹拌された反応混合物は、少なくとも20時間加熱還流された(TM=117℃)(反応の完了はHPLCによって確認、必要であれば、還流を継続)。混合物を60℃に冷却した後、酢酸(195L)が加えられた。混合物は75℃に加熱され(固体粒子の消失)、および、15分撹拌された。その後、混合物は20℃に冷却され(−0.3℃/分)、2時間撹拌された。沈殿した固体は、遠心分離によって分離され、および、メチルtert−ブチルエーテル(MTBE)によって洗浄された。生成物は、収率92%および純度96.5%の化学式(Ia)の酢酸錯体の収量17.9kgを得るために40℃の真空下で乾燥された。
多形転移を介した酢酸錯体の化学式(I)の化合物への転換
反応器は、実施例1の酢酸錯体(9.02kg:1eq)および酢酸イソプロピル(390L;40V)と約20℃で満たされた。混合物は20℃で15分間撹拌された(80rpm)。70℃に加熱後、多形相Aの形成を完了するまで、混合物は80rpmで撹拌された(反応の完了はRXによって確認)。その後、反応混合物は10℃まで冷却され、少なくとも2時間撹拌された。沈殿した固体は遠心分離によって分離され、酢酸イソプロピルによって洗浄された。生成物は、形態Aとして粗化合物(I)の収量6.11kgを得るために40℃の真空下で乾燥された(収率=85.6%)。
活性炭処理および化学式(I)の精製された化合物への多形転移
反応器は、化学式(I)の粗化合物形態A(4.040kg;1eq)、ジクロロメタン(222L;40V)およびエタノール(56L;10V)と20℃で満たされた。完全に透明な溶液を得るため、混合物は15分間20℃で撹拌された(80rpm)。混合物は50%w/w活性炭素レンズ(2x1kg;49.5%w/w)によって精製された。その後当該溶液は、不溶性粒子(活性炭)を除去するために0.3μmCunoフィルターカートリッジを通してろ過される。溶液は、真空下で乾燥するまで蒸発される。酢酸イソプロピル(265L、58V)が混合物に加えられ、共沸混合物の50Lが真空下で蒸発される。混合物を20℃に冷却した後、当該混合物は80rpmで多形相Aの形成を完了するまで撹拌される(反応の完了は、RX/DSCによって確認され、必要であれば、70℃に加熱される)。その後、反応混合物は10℃に冷却される。沈殿した固体は、遠心分離によって分離され、酢酸イソプロピルで洗浄される。生成物は、相Aのもとで化合物(I)を収集するために真空下で乾燥される(3.280kg;収率=81.19%、純度=99.2%)。
PTSA(モノトシラート)による化学式(I)の化合物の酸付加塩の調製
反応器は化学式(I)の化合物形態A(6.075kg、1eq)およびジクロロメタン(92L;15V)と約20℃で満たされた。混合物は20℃で15分間かけて撹拌された(80rpm)。混合物を10℃に冷却した後、パラトルエンスルホン酸(PTSA−2.417kg;1eq)が少しずつ加えられた。混合物は、80rpm、10℃で1時間撹拌された。その後、MTBE(122L;15V)が供給器を介して少しずつ加えられた。混合物は少なくとも1時間、45℃で加熱された(反応の完了はRX/DSCによって確認、必要であれば、接触を継続)。混合物を10℃に冷却した後、沈殿した固体はろ過により分離され、MTBEによって洗浄された。生成物は、PTSAによる化学式(I)の化合物の付加塩を得るために40℃の真空下で乾燥された(8.045kg;収率=97.3%、純度=99.1%)。
化学式(II)の化合物からの遊離塩基の化学式(I)の化合物の調製
反応器は化学式(II)の化合物(1eq)およびブタノール−1(10V)と約20℃で満たされた。混合物は20℃で5分撹拌された(80rpm)。トリエチルアミン(1.4えq)および2−ブロモピリミジン(1.4eq)が20℃で加えられた。その後、100rpmで撹拌された反応混合物は、少なくとも20時間加熱還流(TM=117℃)された(HPLCによって反応が完了したことを確認、必要であれば、還流を継続)。75℃に混合物を冷却した後、酢酸(5V)が加えられた。混合物は、固体粒子が消失するまで75℃で撹拌された。その後、混合物は20℃に冷却された(−0.3℃/分)。沈殿した固体(湿った化合物(I)/化学式(Ia)の酢酸錯体は遠心分離によって分離され、メチル−tert−ブチル−エーテル(MTBE)によって洗浄された。生成物は、塩基を含まない化学式(I)の化合物を得るために80℃の真空下で乾燥された。

Claims (23)

  1. 化学式(I)の化合物の酸錯体であって、
    Figure 2016074668
    前記酸錯体は以下の化学式(Ia)を有し、
    Figure 2016074668
    RはC〜Cアルキルを示す、酸錯体。
  2. 請求項1記載の酸錯体において、RCOOHは酢酸を示すものである、酸錯体。
  3. 請求項1または2に定義された化学式(Ia)の酸錯体を調製するための方法であって、
    i)塩基の存在下および溶媒中で、化学式(II)の化合物と化学式(III)の化合物とを接触させる工程であって、
    Figure 2016074668
    HalはBr、ClまたはIである、前記接触させる工程と、
    ii)得られた化学式(I)の化合物と請求項1または2に定義された酸RCOOHとを接触させる工程と、選択的に、
    iii)得られた化学式(Ia)の酸錯体を回収する工程
    とを有する、方法。
  4. 請求項3記載の方法において、前記溶媒は、100℃以上の沸点を有するアルコールである、方法。
  5. 請求項4記載の方法において、前記溶媒はn−ブタノールである、方法。
  6. 請求項3〜5記載の方法において、前記塩基は第3級アミンである、方法。
  7. 請求項6記載の方法において、前記塩基はトリアルキルアミンである、方法。
  8. 請求項7記載の方法において、前記塩基はトリエチルアミンである、方法。
  9. 請求項3〜8記載の方法において、得られた化学式(Ia)の酸錯体を回収する工程は、
    a)化学式(Ia)の前記錯体を結晶化する工程と、
    b)化学式(Ia)の前記結晶化した錯体を回収する工程
    とを有するものである、方法。
  10. 請求項9記載の方法によって得られる化学式(Ia)の酸錯体。
  11. 化学式(I)に一致する化合物、またはその薬学的に許容された塩を精製するための、またはそれらを精製するための方法における、請求項1または2のいずれかに定義された化学式(Ia)の酸錯体の使用。
  12. 請求項11記載の使用において、化学式(I)の前記精製された化合物は、98%以上の純度を有するものである、使用。
  13. 請求項12記載の使用において、化学式(I)の前記精製された化合物は、99%以上の純度を有するものである、使用。
  14. 請求項1または2のいずれかに定義された化学式(I)の化合物を精製するための方法であって、
    i)請求項10記載の化学式(Ia)の前記酸錯体を化学式(I)に一致する化合物に転換する工程と、
    ii)得られた化学式(I)の化合物と脱色剤とを接触させる工程と、選択的に、
    iii)化学式(I)の精製された化合物を回収する工程
    とを有する、方法。
  15. 請求項1または2のいずれかに定義された化学式(I)の化合物を精製するための方法であって、
    i)請求項10記載の化学式(Ia)の前記酸錯体を溶媒中で脱色剤に接触させる工程と、
    ii)得られた化学式(Ia)の酸錯体を化学式(I)に一致する化合物に転換する工程と、選択的に、
    iii)化学式(I)の前記精製された化合物を回収する工程
    とを有する、方法。
  16. 請求項14または15記載の方法において、化学式(Ia)の酸錯体を化学式(I)の化合物に転換する工程は、前記錯体を70℃〜90℃の範囲の温度で乾燥させることによって行われるものである、方法。
  17. 請求項14または15記載の方法において、化学式(Ia)の酸錯体を化学式(I)の化合物に転換する工程は、1−ブタノール、1−ペンタノール、1−プロパノール、2−ブタノール、2−ブタノン、2−ペンタノン、3−ペンタノン、アセトン、アセトニトリル、ブチロニトリル、クロロベンゼン、シクロヘキサン、ジクロロメタン、ジイソプロピルアミン、ジメチルスルホキシド、EGDE、エタノール、酢酸エチル、エチレングリコール、ヘプタン、iPrOH、酢酸イソプロピル、メタノール、酢酸メチル、メチルエチルケトン、メチルイソプロピルケトン、メチルtert−ブチルエーテル、n−酢酸ブチル、ペンタノール、プロパニトリル、ピリジン、sec−ブタノール、テトラヒドロフラン、テトラヒドロピラン、トルエン、トリエチルアミン、水、キシレン、および、6:4のN−メチルピロリドン:水、1:1のN−メチルピロリドン:水、9:1の1−2ジクロロメタン:N−メチルピロリドン、7:3の1−2ジクロロメタン:酢酸イソプロピルを含むそれらの混合物からなる群から選択される溶媒に化学式(Ia)の前記錯体を溶解することによって行われるものである、方法。
  18. 請求項14〜15記載の方法において、化学式(I)の化合物または化学式(Ia)の酸錯体と脱色剤を接触させる工程は、ジクロロメタン、メタノール、エタノール、または化学式(I)を溶解できる任意の溶媒もしくはそれらの二成分または三成分混合物からなる群から選択される溶媒中で行われるものである、方法。
  19. 請求項14〜18記載の方法において、前記脱色剤は、活性炭である、方法。
  20. 請求項14または19記載の方法において、得られた化学式(I)の精製された化合物は、酸付加塩を得るために、さらに酸と反応されるものである、方法。
  21. 請求項20記載の方法において、前記酸は一酸化付加塩である、方法。
  22. 化学式(Ia)の酸錯体の結晶形態であって、
    Figure 2016074668
    RはC1アルキルを示し、銅−Kα放射線を使用して測定した場合に以下のピーク:5,19±0.2°2−シータ;6,17±0.2°2−シータ;6,44±0.2°2−シータ;14,36±0.2°2−シータ;および26,09±0.2°2−シータの1若しくはそれ以上を有するX線粉末ディフラクトグラムによって特徴づけられるものである、酸錯体の結晶形態。
  23. 少なくとも約92%の純度を有する、請求項22記載の結晶形態。
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