JP2016074118A - ノズル孔形成方法、液体噴射ヘッドおよび液体噴射記録装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】所望のノズル孔の形状を高精度に加工することができるノズル孔形成方法、および、このノズル孔形成方法を用いて形成されたノズルプレートを有する液体噴射ヘッド、液体噴射記録装置を提供する。【解決手段】レーザ加工装置のテーブルに、ノズルプレート43をセットするノズルプレートセット工程と、テーブルにセットされたノズルプレート43に対し、レーザ光Lを照射するレーザ照射工程と、レーザ光Lの光軸C1回りにノズルプレート43を公転させるようにテーブルを駆動し、これにより、ノズルプレート43に所望の大きさのノズル孔43aを形成する公転工程と、を有する。【選択図】図7
Description
この発明は、ノズル孔形成方法、液体噴射ヘッドおよび液体噴射記録装置に関するものである。
従来から、被記録媒体に液体(インク)を噴射する装置として、インク室の複数のノズル孔から被記録媒体に向かってインク滴を噴射する液体噴射記録装置が知られている。このような液体噴射記録装置の中には、いわゆるインクジェット方式が採用された液体噴射ヘッド(インクジェットヘッド)を備えたものがある。
液体噴射ヘッドには、ヘッドチップが設けられている。ヘッドチップは、インクが充填される複数のチャネル(長溝)が形成されたアクチュエータプレート(圧電アクチュエータ)を備えている。各チャネルは一列に並んで配置されており、その両側壁には、それぞれ電極が設けられている。
液体噴射ヘッドには、ヘッドチップが設けられている。ヘッドチップは、インクが充填される複数のチャネル(長溝)が形成されたアクチュエータプレート(圧電アクチュエータ)を備えている。各チャネルは一列に並んで配置されており、その両側壁には、それぞれ電極が設けられている。
また、ヘッドチップの端面には、ポリイミド等の樹脂材からなるノズルプレートが接合されている。ノズルプレートには、各チャネルに対応するように、複数のノズル孔が一列に並んで形成されている。各ノズル孔は、レーザ加工装置を用いて形成される。
ここで、レーザ加工装置は対物レンズを備えている。対物レンズは、レーザ光を屈曲させて集光させる役割を有している。そして、対物レンズを介してレーザ光をノズルプレートに照射することにより、このノズルプレートにノズル孔が形成される。
このような構成のもと、ヘッドチップの電極に所定の電圧を印加すると側壁が変形し、チャネル内の容積が変化する。これにより、ノズル孔からインク滴が被記録媒体に向かって噴射する。
ここで、レーザ加工装置は対物レンズを備えている。対物レンズは、レーザ光を屈曲させて集光させる役割を有している。そして、対物レンズを介してレーザ光をノズルプレートに照射することにより、このノズルプレートにノズル孔が形成される。
このような構成のもと、ヘッドチップの電極に所定の電圧を印加すると側壁が変形し、チャネル内の容積が変化する。これにより、ノズル孔からインク滴が被記録媒体に向かって噴射する。
ところで近年、液体噴射記録装置によって被記録媒体に記録される文字や画像のさらなる高詳細化が望まれている。この要望に応えるべく、ノズル孔間の狭ピッチ化が進んでいる。ノズル孔のピッチ間隔が狭くなると、その分、各ノズル孔と各チャネルとの位置ずれの許容値が小さくなる。このため、予めアクチュエータプレートにノズル孔が形成されていないノズルプレートを接合し、この後、ノズルプレートにノズル孔を形成することが考えられている。これにより、各ノズル孔と各チャネルとの位置ずれを極力小さくすることができる。
また、従来から、ノズル孔の形状を、インク滴吐出側に向かうに従って徐々に先細りとなるようにテーパ形状にすると、インク滴の吐出速度が速くなることが知られている。このため、インク滴の吐出速度を現状維持とした場合、ノズル孔がテーパ形状になっていない場合と比較して、インク滴吐出時の消費電圧を下げることができる。
さらに、テーパ角を大きくすると、この分、ノズル孔のチャネル側の開口面積が大きくなるので、インク滴吐出時の消費電圧をさらに下げることができる。
さらに、テーパ角を大きくすると、この分、ノズル孔のチャネル側の開口面積が大きくなるので、インク滴吐出時の消費電圧をさらに下げることができる。
ここで、予めアクチュエータプレートにノズルプレートを接合した後、このノズルプレートにノズル孔を形成する場合、ノズルプレートのインク滴吐出側からレーザ光を照射することになる。このため、上記のようなテーパ形状のノズル孔を形成するために、レーザ光の焦点をノズルプレートの手前に設定する技術が提案されている。
ところで、対物レンズの種類は、屈折対物レンズと反射対物レンズとに大別されるが、この対物レンズの種類が、テーパ形状のノズル孔におけるテーパ角の大きさに影響を及ぼす。すなわち、屈折対物レンズを用いてノズル孔を形成する場合と比較して、反射対物レンズを用いてノズル孔を形成する方が、ノズル孔のテーパ角を大きくできる。これについて、図9、図10に基づいて具体的に説明する。
図9は、屈折対物レンズの説明図であって、(a)は、屈折対物レンズを通過するレーザ光の軌跡を示し、(b)は、屈折対物レンズを用いて形成されたノズル孔の形状を示す。図10は、反射対物レンズの説明図であって、(a)は、反射対物レンズを通過するレーザ光の軌跡を示し、(b)は、反射対物レンズを用いて形成されたノズル孔の形状を示す。
図9(a)に示すように、屈折対物レンズ101を用いる場合、レーザ光Lの拡散角θk1が小さくなるので、図9(b)に示すように、ノズルプレート110に形成されるノズル孔111のテーパ角θt1が小さくなってしまう。
図9(a)に示すように、屈折対物レンズ101を用いる場合、レーザ光Lの拡散角θk1が小さくなるので、図9(b)に示すように、ノズルプレート110に形成されるノズル孔111のテーパ角θt1が小さくなってしまう。
これに対し、図10(a)に示すように、反射対物レンズ102を用いる場合、レーザ光Lの拡散角θk2を、屈折対物レンズ101と比較して大きくすることができる。このため、図10(b)に示すように、ノズルプレート110に形成されるノズル孔111のテーパ角θt2を、大きくすることができる。
ここで、図10(a)に示すように、反射対物レンズ102は、レーザ光Lを、一旦凸面形状の第1反射鏡103に照射し、第1反射鏡103により反射されたレーザ光Lを凹面形状の第2反射鏡104で反射させ、最終的に被加工物にレーザ光Lを照射させるように構成されている。なお、反射対物レンズ102は、第1反射鏡103を支持するために、梁105が設けられている。
このように、反射対物レンズ102を用いてノズル孔111を形成する場合、このノズル孔111のテーパ角θt2を、屈折対物レンズ101を用いて形成されるノズル孔111のテーパ角θt1よりも大きくすることができる。しかしながら、反射対物レンズ102を用いる場合、レーザ光Lの一部が梁105によって遮断されることになる。このため、レーザ光Lの焦点Pから離間するほどレーザ光Lの断面形状における真円度が悪化してしまう。この結果、ノズル孔111の断面形状における真円度も悪化し、ノズルプレート110の品質が低下してしまうという課題がある。
そこで、この発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであって、所望のノズル孔の形状を高精度に加工することができるノズル孔形成方法、および、このノズル孔形成方法を用いて形成されたノズルプレートを有する液体噴射ヘッド、液体噴射記録装置を提供するものである。
上記の課題を解決するために、本発明に係るノズル孔形成方法は、液体が充填される複数のチャネルを有するアクチュエータプレートに取り付けられるノズルプレートに、前記液体が噴射される複数のノズル孔を形成するためのノズル孔形成方法であって、レーザ加工装置のテーブルに、前記ノズルプレートをセットするノズルプレートセット工程と、前記テーブルにセットされた前記ノズルプレートに対し、レーザ光を照射するレーザ照射工程と、前記レーザ光の光軸回りに前記ノズルプレートを公転させるように前記テーブルを駆動し、これにより、前記ノズルプレートに所望の大きさの前記ノズル孔を形成する公転工程と、を有することを特徴とする。
このような方法とすることで、レーザ光の断面形状における真円度が悪化した場合であっても、レーザ光の外周部の1点が所望のノズル孔の輪郭に沿って走査するようにノズルプレートを動かすことにより、ノズル孔を高精度に加工することができる。このため、ノズルプレートの品質を高めることができる。
本発明に係るノズル孔形成方法は、前記ノズルプレートセット工程は、予め前記アクチュエータプレートに前記ノズルプレートを取り付けた状態で、前記テーブルに前記ノズルプレートをセットすることを特徴とする。
このような方法とすることで、チャネルとノズル孔との位置ずれを、確実に抑制できる。
本発明に係るノズル孔形成方法は、前記ノズル孔の中心と、前記レーザ光の光軸との間の距離をMとしたとき、前記ノズルプレートの公転軌道は、前記光軸を中心に距離Mを半径とした円状であることを特徴とする。
このような方法とすることで、1つのノズル孔を形成する際のノズルプレートの走査距離(動作時間)をできる限り短くすることができる。
本発明に係るノズル孔形成方法は、前記ノズルプレートの公転軌道は、前記レーザ光の光軸を中心に螺旋状になっていることを特徴とする。
このような方法とすることで、ノズル孔を形成する際、レーザ光の直径にかかわらず、加工かすが生じるのを防止できる。また、ノズル孔の断面形状を、さらに真円に近い形にすることができる。
本発明に係るノズル孔形成方法は、前記レーザ加工装置は反射対物レンズを備え、該反射対物レンズを介して前記ノズルプレートに前記レーザ光が照射されることを特徴とする。
このような方法とすることで、ノズル孔のテーパ角を極力大きくすることができる。
本発明に係るノズル孔形成方法は、前記公転工程において、前記反射対物レンズを前記レーザ光の光軸回りに自転させることを特徴とする。
このような方法とすることで、ノズル孔をさらに高精度に加工することができる。
本発明に係るノズル孔形成方法は、前記反射対物レンズの自転周期は、前記公転工程における前記ノズルプレートの公転周期と一致していることを特徴とする。
このような方法とすることで、ノズル孔の形状を、限りなく所望の形状に近づけることが可能になる。
本発明に係るノズル孔形成方法は、前記ノズルプレート上での前記レーザ光の直径は、前記ノズル孔の半径よりも大きく、且つ前記ノズル孔の直径よりも小さくなるように設定されていることを特徴とする。
ここで、レーザ光の直径を、ノズル孔の半径よりも大きく設定すると、ノズルプレートを公転させる際、常にノズル孔の中心にレーザ光が照射されていることになる。このため、ノズル孔を形成する際、加工かすが生じるのを防止できる。
本発明に係る液体噴射ヘッドは、上記の何れか1項に記載のノズル孔形成方法を用いて製造された前記ノズルプレートと、前記アクチュエータプレートと、を備えたことを特徴とする。
このように構成することで、被記録媒体に記録される文字や画像の高詳細化を図ることが可能な液体噴射ヘッドを提供できる。
本発明に係る液体噴射記録装置は、上記に記載の液体噴射ヘッドを備えたことを特徴とする。
このように構成することで、被記録媒体に記録される文字や画像の高詳細化を図ることが可能な液体噴射記録装置を提供できる。
本発明によれば、レーザ光の断面形状における真円度が悪化した場合であっても、レーザ光の外周部の1点が所望のノズル孔の輪郭に沿って走査するようにノズルプレートを動かすことにより、ノズル孔を高精度に加工することができる。このため、ノズルプレートの品質を高めることができる。
以下、本発明に係る実施形態について図面を参照して説明する。なお、以下の実施形態では、液体としてインクを噴射することにより、被記録媒体に記録を行う液体噴射記録装置(液体噴射装置)を例に挙げて説明する。
(液体噴射記録装置)
図1は、液体噴射記録装置1の構成を示す斜視図である。
同図に示すように、液体噴射記録装置1は、記録紙等の被記録媒体Sを搬送する一対の搬送手段2,3と、被記録媒体Sに図示しないインク(液体)を噴射する液体噴射ヘッド4と、液体噴射ヘッド4にインクを供給するインク供給手段5と、液体噴射ヘッド4を被記録媒体Sの搬送方向Yと直交する走査方向Xに走査させる走査手段6と、を備える。
なお、本実施形態では、搬送方向Yおよび走査方向Xの2方向に直交する方向を上下方向Zとする。
図1は、液体噴射記録装置1の構成を示す斜視図である。
同図に示すように、液体噴射記録装置1は、記録紙等の被記録媒体Sを搬送する一対の搬送手段2,3と、被記録媒体Sに図示しないインク(液体)を噴射する液体噴射ヘッド4と、液体噴射ヘッド4にインクを供給するインク供給手段5と、液体噴射ヘッド4を被記録媒体Sの搬送方向Yと直交する走査方向Xに走査させる走査手段6と、を備える。
なお、本実施形態では、搬送方向Yおよび走査方向Xの2方向に直交する方向を上下方向Zとする。
一対の搬送手段2,3は、搬送方向Yに間隔をあけて配置されており、一方の搬送手段2が搬送方向Yの上流側に位置し、他方の搬送手段3が搬送方向Yの下流側に位置している。これら搬送手段2,3は、走査方向Xに延設されたグリッドローラ2a,3aと、このグリッドローラ2a,3aに対して平行に配置されると共に、グリッドローラ2a,3aとの間で被記録媒体Sを挟み込むピンチローラ2b,3bと、グリッドローラ2a,3aをその軸回りに回転させるモータ等の図示しない駆動機構と、をそれぞれ備えている。
そして、一対の搬送手段2,3のグリッドローラ2a,3aを回転させることで、被記録媒体Sを搬送方向Yに沿った矢印A方向に搬送することが可能とされている。
そして、一対の搬送手段2,3のグリッドローラ2a,3aを回転させることで、被記録媒体Sを搬送方向Yに沿った矢印A方向に搬送することが可能とされている。
インク供給手段5は、インクが収容されたインクタンク10と、インクタンク10と液体噴射ヘッド4とを接続するインク配管11と、を備えている。
図示の例では、インクタンク10は、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(B)の四色のインクがそれぞれ収容されたインクタンク10Y,10M,10C,10Bが搬送方向Yに並んで配置されている。インク配管11は、例えば可撓性を有するフレキシブルホースであり、液体噴射ヘッド4を支持するキャリッジ16の動作(移動)に追従可能とされている。
図示の例では、インクタンク10は、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(B)の四色のインクがそれぞれ収容されたインクタンク10Y,10M,10C,10Bが搬送方向Yに並んで配置されている。インク配管11は、例えば可撓性を有するフレキシブルホースであり、液体噴射ヘッド4を支持するキャリッジ16の動作(移動)に追従可能とされている。
走査手段6は、走査方向Xに延び、搬送方向Yに間隔をあけて互いに平行に配置された一対のガイドレール15と、これら一対のガイドレール15に沿って移動可能に配置されたキャリッジ16と、このキャリッジ16を走査方向Xに移動させる駆動機構17と、を備えている。
駆動機構17は、一対のガイドレール15の間に配置され、走査方向Xに間隔をあけて配置された一対のプーリ18と、これら一対のプーリ18の間に巻回されて走査方向Xに移動する無端ベルト19と、一方のプーリ18を回転駆動させる駆動モータ20と、を備えている。
駆動機構17は、一対のガイドレール15の間に配置され、走査方向Xに間隔をあけて配置された一対のプーリ18と、これら一対のプーリ18の間に巻回されて走査方向Xに移動する無端ベルト19と、一方のプーリ18を回転駆動させる駆動モータ20と、を備えている。
キャリッジ16は、無端ベルト19に連結されており、一方のプーリ18の回転駆動による無端ベルト19の移動に伴って走査方向Xに移動可能とされている。また、キャリッジ16には、複数の液体噴射ヘッド4が走査方向Xに並んだ状態で搭載されている。
図示の例では、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(B)の各インクをそれぞれ噴射する4つの液体噴射ヘッド4、すなわち液体噴射ヘッド4Y,4M,4C,4Bが搭載されている。
図示の例では、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(B)の各インクをそれぞれ噴射する4つの液体噴射ヘッド4、すなわち液体噴射ヘッド4Y,4M,4C,4Bが搭載されている。
(液体噴射ヘッド)
次に、液体噴射ヘッド4について詳細に説明する。
図2は、液体噴射ヘッド4の斜視図である。
同図に示すように、液体噴射ヘッド4は、キャリッジ16に固定される固定プレート25と、この固定プレート25上に固定されたヘッドチップ26と、インク供給手段5から供給されたインクを、ヘッドチップ26の後述するインク導入孔41a(図3参照)にさらに供給するインク供給部27と、ヘッドチップ26に駆動電圧を印加する制御手段28と、を備えている。
次に、液体噴射ヘッド4について詳細に説明する。
図2は、液体噴射ヘッド4の斜視図である。
同図に示すように、液体噴射ヘッド4は、キャリッジ16に固定される固定プレート25と、この固定プレート25上に固定されたヘッドチップ26と、インク供給手段5から供給されたインクを、ヘッドチップ26の後述するインク導入孔41a(図3参照)にさらに供給するインク供給部27と、ヘッドチップ26に駆動電圧を印加する制御手段28と、を備えている。
この液体噴射ヘッド4は、駆動電圧が印加されることで、各色のインクを所定の噴出量で吐出する。このとき、液体噴射ヘッド4が走査手段6により走査方向Xに移動することにより、被記録媒体Sにおける所定範囲に記録を行うことができる。この走査を、搬送手段2,3により被記録媒体Sを搬送方向Yに搬送しながら繰り返し行うことで、被記録媒体Sの全体に記録を行うことが可能となる。
固定プレート25には、アルミ等の金属製のベースプレート30が上下方向Zに沿って起立した状態で固定されていると共に、ヘッドチップ26の後述するインク導入孔41aにインクを供給する流路部材31が固定されている。流路部材31の上方には、インクを貯留する貯留室を内部に有する圧力緩衝器32がベースプレート30に支持された状態で配置されている。そして、流路部材31と圧力緩衝器32は、インク連結管33を介して連結され、圧力緩衝器32にはインク配管11が接続されている。
そして、圧力緩衝器32は、インク配管11を介してインクが供給されると、このインクを内部の貯留室内に一旦貯留した後、所定量のインクをインク連結管33および流路部材31を介してインク導入孔41aに供給する。
なお、これら流路部材31、圧力緩衝器32およびインク連結管33は、上記インク供給部27として機能する。
なお、これら流路部材31、圧力緩衝器32およびインク連結管33は、上記インク供給部27として機能する。
また、固定プレート25には、ヘッドチップ26を駆動するための集積回路等の制御回路(駆動回路)35が搭載されたIC基板36が取り付けられている。この制御回路35と、ヘッドチップ26の後述するコモン(吐出)電極50およびダミー電極52は、図示しない配線パターンがプリント配線されたフレキシブル基板37を介して電気接続されている。これにより、制御回路35は、フレキシブル基板37を介してコモン電極50とダミー電極52との間に、駆動電圧を印加することが可能とされる。
なお、これら制御回路35が搭載されたIC基板36、およびフレキシブル基板37は、上記制御手段28として機能する。
なお、これら制御回路35が搭載されたIC基板36、およびフレキシブル基板37は、上記制御手段28として機能する。
(ヘッドチップ)
続いて、ヘッドチップ26について詳細に説明する。
図3は、ヘッドチップ26の斜視図、図4は、ヘッドチップ26の分解斜視図である。
図3、図4に示すように、ヘッドチップ26は、アクチュエータプレート(圧電プレート)40、カバープレート41、支持プレート42およびノズルプレート43を備え、後述する液体噴射チャネル45Aの長手方向端部に臨むノズル孔43aからインクを吐出する、いわゆるエッジシュートタイプとされている。
続いて、ヘッドチップ26について詳細に説明する。
図3は、ヘッドチップ26の斜視図、図4は、ヘッドチップ26の分解斜視図である。
図3、図4に示すように、ヘッドチップ26は、アクチュエータプレート(圧電プレート)40、カバープレート41、支持プレート42およびノズルプレート43を備え、後述する液体噴射チャネル45Aの長手方向端部に臨むノズル孔43aからインクを吐出する、いわゆるエッジシュートタイプとされている。
図5は、アクチュエータプレート40とカバープレート41とを分解した状態の拡大斜視図である。
図4、図5に示すように、アクチュエータプレート40は、第1アクチュエータプレート40Aおよび第2アクチュエータプレート40Bの2枚のプレートを積層した積層プレート(積層基板)とされている。これら第1アクチュエータプレート40Aおよび第2アクチュエータプレート40Bは、共に厚さ方向に分極処理された圧電基板、例えばPZT(チタン酸ジルコン酸鉛)セラミックス基板であり、互いの分極方向を反対に向けた状態で接合されている。
このアクチュエータプレート40は、厚さ方向L1に直交する第1方向(配列方向)L2に長く、厚さ方向L1および第1方向L2に対して直交する第2方向L3に短い、平面視略長方形状に形成されている。
図4、図5に示すように、アクチュエータプレート40は、第1アクチュエータプレート40Aおよび第2アクチュエータプレート40Bの2枚のプレートを積層した積層プレート(積層基板)とされている。これら第1アクチュエータプレート40Aおよび第2アクチュエータプレート40Bは、共に厚さ方向に分極処理された圧電基板、例えばPZT(チタン酸ジルコン酸鉛)セラミックス基板であり、互いの分極方向を反対に向けた状態で接合されている。
このアクチュエータプレート40は、厚さ方向L1に直交する第1方向(配列方向)L2に長く、厚さ方向L1および第1方向L2に対して直交する第2方向L3に短い、平面視略長方形状に形成されている。
なお、本実施形態のヘッドチップ26はエッジシュート対応であるので、厚さ方向L1が液体噴射記録装置1における走査方向Xに一致し、かつ第1方向L2が搬送方向Y、第2方向L3が上下方向Zに一致する。
また、本実施形態では、アクチュエータプレート40の側面のうち、ノズルプレート43に対向する側面を前端面40aと称し、この前端面40aとは第2方向L3の反対側に位置する側面を後端面40bと称する。
また、本実施形態では、アクチュエータプレート40の側面のうち、ノズルプレート43に対向する側面を前端面40aと称し、この前端面40aとは第2方向L3の反対側に位置する側面を後端面40bと称する。
アクチュエータプレート40の一方の主面(カバープレート41が重なる面)40cには、第1方向L2に所定の間隔をあけて並んだ複数のチャネル45が形成されている。これら複数のチャネル45は、一方の主面40c側に開口した状態で第2方向L3に沿って直線状に延びる溝部であり、長手方向の一方側がアクチュエータプレート40の前端面40a側に開口している。これら複数のチャネル45の間には、断面略長方形状で第2方向L3に延びる駆動壁(圧電隔壁)46が形成されている。この駆動壁46によって、各チャネル45はそれぞれ区分けされている。
また、複数のチャネル45は、インクが充填される液体噴射チャネル(液体吐出溝)45Aと、インクが充填されないダミーチャネル(液体非吐出溝)45Bと、に大別される。そして、これら液体噴射チャネル45Aとダミーチャネル45Bは、第1方向L2に交互に並んで配置されている。
このうち、液体噴射チャネル45Aは、アクチュエータプレート40の後端面40b側に開口することなく、前端面40a側にだけ開口した状態で形成されている。一方、ダミーチャネル45Bについては、アクチュエータプレート40の前端面40a側だけでなく、後端面40b側にも開口するように形成されている。
このうち、液体噴射チャネル45Aは、アクチュエータプレート40の後端面40b側に開口することなく、前端面40a側にだけ開口した状態で形成されている。一方、ダミーチャネル45Bについては、アクチュエータプレート40の前端面40a側だけでなく、後端面40b側にも開口するように形成されている。
液体噴射チャネル45Aの内壁面、すなわち第1方向L2に向かい合う一対の側壁面および底壁面には、コモン電極(駆動電極)50が形成されている。このコモン電極50は、液体噴射チャネル45Aに沿って第2方向L3に延び、アクチュエータプレート40の一方の主面40c上に形成されたコモン端子(電極端子部)51に導通している。
なお、各コモン端子51はそれぞれ電気的に独立するようにパターン形成されている。
また、本実施形態のコモン電極50は、上述したように液体噴射チャネル45Aにおける内壁面の全体に形成されているので、一対の側壁面上に形成された側面電極50aと、底壁面上に形成されている。そして、側面電極50a同士を接続する底面電極50bとにより、断面U字状に形成された電極とされている。
また、本実施形態のコモン電極50は、上述したように液体噴射チャネル45Aにおける内壁面の全体に形成されているので、一対の側壁面上に形成された側面電極50aと、底壁面上に形成されている。そして、側面電極50a同士を接続する底面電極50bとにより、断面U字状に形成された電極とされている。
一方、ダミーチャネル45Bの内壁面のうち、第1方向L2に向かい合う一対の側壁面には、ダミー電極(駆動電極)52がそれぞれ形成されている。これらダミー電極52は、ダミーチャネル45Bに沿って第2方向L3に延び、アクチュエータプレート40の一方の主面40c上に形成されたダミー端子(電極端子部)53に導通している。
なお、ダミー端子53は、アクチュエータプレート40の一方の主面40c上における後端面40b側に形成されている。そして、液体噴射チャネル45Aを挟んだ両側に位置するダミー電極52同士(異なるダミーチャネル45B内に形成されたダミー電極52同士)を、接続するように形成されている。
この際、ダミー端子53は、一方の主面40c上において、コモン端子51よりも後端面40b側に離間した位置で第1方向L2に延びることにより、ダミー電極52同士をブリッジ状に繋ぐように形成されている。
この際、ダミー端子53は、一方の主面40c上において、コモン端子51よりも後端面40b側に離間した位置で第1方向L2に延びることにより、ダミー電極52同士をブリッジ状に繋ぐように形成されている。
なお、本実施形態のダミー電極52は、上述のコモン電極50と同様に、ダミーチャネル45Bの内壁面全体に一旦形成された後、内壁面における底壁面上に形成された電極部分がレーザ加工やダイシング加工等によって分断されることにより、ダミーチャネル45Bの一対の側壁面にそれぞれ電気的に切り離された状態で形成される。
この他に、ダミーチャネル45Bの内壁面全体に形成されたダミー電極52を電気的に切り離す方法としては、液体噴射チャネル45Aと比較してダミーチャネル45Bの溝深さを深く形成し、一方の主面40cとは反対側の他方の主面40d(図5における下側の主面)をグラインダー等により切削し、ダミーチャネル45Bを厚さ方向両端で開口させる方法がある。但し、この場合、アクチュエータプレート40の他方の主面40dにガラス板等の支持板を貼付け、分断されたダミーチャネル45Bの側壁を支持する必要がある。
このような構成のもと、フレキシブル基板37を介して制御回路35がコモン端子51およびダミー端子53を通じて、コモン電極50とダミー電極52との間に駆動電圧を印加すると、駆動壁46が変形する。そして、液体噴射チャネル45A内に充填されたインクに圧力変動が生じる。これにより、液体噴射チャネル45A内のインクをノズル孔43aより吐出することができ、被記録媒体Sに文字や図形等の各種情報を記録することが可能となる。
図3、図4に示すように、カバープレート41は、アクチュエータプレート40の一方の主面40c上に重ね合されている。このカバープレート41には、インク導入孔41aが第1方向L2に長い平面視矩形状に形成されている。
このインク導入孔41aには、図6に示すように、流路部材31を介して供給されてきたインクを液体噴射チャネル45A内に導入させ、かつダミーチャネル45B内への導入を規制する複数のスリット55aが形成されたインク導入板55が形成されている。つまり、複数のスリット55aは、液体噴射チャネル45Aに対応する位置に形成されており、各液体噴射チャネル45A内にのみインクを充填することが可能とされる。
このインク導入孔41aには、図6に示すように、流路部材31を介して供給されてきたインクを液体噴射チャネル45A内に導入させ、かつダミーチャネル45B内への導入を規制する複数のスリット55aが形成されたインク導入板55が形成されている。つまり、複数のスリット55aは、液体噴射チャネル45Aに対応する位置に形成されており、各液体噴射チャネル45A内にのみインクを充填することが可能とされる。
なお、カバープレート41は、例えばアクチュエータプレート40と同じPZTセラミックス基板で形成され、アクチュエータプレート40と同じ熱膨張をさせることで、温度変化に対する反りや変形を抑制している。しかしながら、この場合に限られず、アクチュエータプレート40とは異なる材料でカバープレート41を形成しても構わない。但し、アクチュエータプレート40およびカバープレート41は、それぞれ熱膨張係数が近い材料を用いることが好ましい。
支持プレート42は、重ね合されたアクチュエータプレート40およびカバープレート41を支持していると共に、ノズルプレート43を同時に支持している。支持プレート42には、第1方向L2に沿って嵌合孔42aが形成されており、重ね合されたアクチュエータプレート40およびカバープレート41をこの嵌合孔42a内に嵌め込んだ状態で支持している。この際、支持プレート42は、アクチュエータプレート40の前端面40aと面一となるように組み合わされている。
ノズルプレート43は、支持プレート42およびアクチュエータプレート40の前端面40aに、例えば接着等により固定されている。
ノズルプレート43は、例えばポリイミド等のフィルム材からなるシートである。なお、ノズルプレート43における被記録媒体Sに対向する対向面には、例えばインクの付着等を防止するための撥水膜がコーティングされている。
ノズルプレート43は、例えばポリイミド等のフィルム材からなるシートである。なお、ノズルプレート43における被記録媒体Sに対向する対向面には、例えばインクの付着等を防止するための撥水膜がコーティングされている。
また、ノズルプレート43には、第1方向L2に所定の間隔をあけて複数のノズル孔43aが一列に並んだ状態で形成されている。これらノズル孔43aは、複数の液体噴射チャネル45Aに対してそれぞれ対向する位置に形成されており、各液体噴射チャネル45A内に連通する。また、図4に詳示するように、ノズル孔43aは、その断面形状が第2方向L3の前方(Z方向の下方)に向かうに従って、徐々に先細りとなるようにテーパ状に形成されている。
なお、通常時にノズル孔43aからインクが吐出されないように、各ノズル孔43aにおいて適切なメニスカスが保たれている。また、ノズル孔43aの形成方法については、後述する。
なお、通常時にノズル孔43aからインクが吐出されないように、各ノズル孔43aにおいて適切なメニスカスが保たれている。また、ノズル孔43aの形成方法については、後述する。
(液体噴射記録装置の動作)
上記のように構成された液体噴射記録装置1により、被記録媒体Sに情報を記録する場合の動作について説明する。
上記のように構成された液体噴射記録装置1により、被記録媒体Sに情報を記録する場合の動作について説明する。
この場合には、図1に示すように、例えば、一対の搬送手段2,3により被記録媒体Sを搬送方向Yに搬送させながら、走査手段6によりキャリッジ16を介して各液体噴射ヘッド4を走査方向Xに往復移動させる。この間に、各液体噴射ヘッド4において、制御回路35がコモン端子51とダミー端子53との間に駆動電圧を印加する。これにより、駆動壁46に厚みすべり変形を生じさせ、液体噴射チャネル45A内に充填されたインクに圧力波を発生させる。この圧力波により、液体噴射チャネル45Aの内圧が高まるので、インクをノズル孔43aから吐出させることができる。
この際、インクはノズル孔43aを通過する際に、液滴状のインク滴となって吐出される。ここで、ノズル孔43aは、インク滴吐出側の面44aに向かうに従って徐々に先細りとなるようにテーパ状に形成されているので、コモン端子51とダミー端子53に印加する駆動電圧を低くしても、所望の吐出速度が得られる。この結果、液体噴射記録装置1を動作させる際の消費電圧を下げつつ、被記録媒体Sに4色のインクを利用して、文字や図形等の各種情報を詳細に記録することができる。
(ノズル孔形成装置)
図6は、ノズル孔形成装置の概略構成図である。
同図に示すように、ノズル孔形成装置60は、ノズルプレート43にレーザ光L(図8参照)を照射してノズル孔43aを形成するためのものである。
ノズル孔形成装置60は、ノズルプレート43がセットされるテーブル61と、レーザ光Lを発光するレーザ発振器62とを備え、さらに、テーブル61とレーザ発振器62との間に、レーザ発振器62側から順に光路に沿って、シャッター63、減衰器64、全反射ミラー65,66、フライアイレンズ67、コンデンサレンズ68、フィールドレンズ69、全反射ミラー71、マスク72、および反射対物レンズ73を備えている。
図6は、ノズル孔形成装置の概略構成図である。
同図に示すように、ノズル孔形成装置60は、ノズルプレート43にレーザ光L(図8参照)を照射してノズル孔43aを形成するためのものである。
ノズル孔形成装置60は、ノズルプレート43がセットされるテーブル61と、レーザ光Lを発光するレーザ発振器62とを備え、さらに、テーブル61とレーザ発振器62との間に、レーザ発振器62側から順に光路に沿って、シャッター63、減衰器64、全反射ミラー65,66、フライアイレンズ67、コンデンサレンズ68、フィールドレンズ69、全反射ミラー71、マスク72、および反射対物レンズ73を備えている。
テーブル61は、水平方向で、かつ互いに直交するX軸およびY軸方向と、X軸、Y軸方向のそれぞれと直交するZ軸方向とに駆動可能に構成されている。そして、テーブル61は、X軸駆動、Y軸駆動をそれぞれ別々に行って、X方向、Y方向に沿う直線方向に走査させたり、X軸駆動、Y軸駆動を同時に行って旋回走査させたりすることが可能なように構成されている。また、Z軸駆動させることにより、ノズルプレート43と、このノズルプレート43に照射されるレーザ光Lの焦点P(図8参照)との距離を調整することが可能なように構成されている。
ここで、テーブル61にセットされるノズルプレート43は、このノズルプレート43に、アクチュエータプレート40、カバープレート41および支持プレート42を接合した状態(図3)で、かつノズルプレート43を反射対物レンズ73側に向けた状態でセットされる。
これは、ノズルプレート43にノズル孔43aを形成した後に、ノズルプレート43をアクチュエータプレート40や支持プレート42に接合するとなると、ノズル孔43aと各チャネル45A,45Bとの位置関係がずれたり、接合後に高温でキュアする際にノズルプレート43が伸縮したり膨張したりして寸法精度が低下してしまうからである。
これは、ノズルプレート43にノズル孔43aを形成した後に、ノズルプレート43をアクチュエータプレート40や支持プレート42に接合するとなると、ノズル孔43aと各チャネル45A,45Bとの位置関係がずれたり、接合後に高温でキュアする際にノズルプレート43が伸縮したり膨張したりして寸法精度が低下してしまうからである。
シャッター63は、レーザ発振器62から発光されるレーザ光Lを遮断したり開放したりする。つまり、シャッター63によって、レーザ光LのON・OFF制御を行う。
減衰器64は、レーザ発振器62から発光されたレーザ光Lの強度を調整する。
フライアイレンズ67およびコンデンサレンズ68は、レーザ光Lを平行光に変換する。
フィールドレンズ69は、レーザ光Lの収差を補正する。
マスク72は、レーザ光Lの断面形状を決定するものである。すなわち、マスク72は、レーザ光Lが通過する際、このレーザ光Lの一部を遮断し、マスク72を通過するレーザ光Lの断面形状が所望の形となるようにしている。
減衰器64は、レーザ発振器62から発光されたレーザ光Lの強度を調整する。
フライアイレンズ67およびコンデンサレンズ68は、レーザ光Lを平行光に変換する。
フィールドレンズ69は、レーザ光Lの収差を補正する。
マスク72は、レーザ光Lの断面形状を決定するものである。すなわち、マスク72は、レーザ光Lが通過する際、このレーザ光Lの一部を遮断し、マスク72を通過するレーザ光Lの断面形状が所望の形となるようにしている。
そして、反射対物レンズ73によりレーザ光Lを集光し、この集光されたレーザ光Lをノズルプレート43に照射することにより、このノズルプレート43にノズル孔43aを形成する。このとき、テーブル61を旋回駆動させながら、各ノズル孔43aを形成していく。以下に、より具体的に説明する。
(ノズル孔の形成方法)
図7は、ノズルプレートへのレーザ光の照射状態を示す平面図、図8は、ノズルプレートへの照射状態を示す一部切欠き斜視図である。
図7、図8に示すように、まず、ノズル孔形成装置60のテーブル61にノズルプレート43(ノズルプレート43、アクチュエータプレート40、カバープレート41および支持プレート42)をセットする(ノズルプレートセット工程)。
続いて、レーザ発振器62からレーザ光Lを照射(レーザ照射工程)した後、テーブル61を、レーザ光Lの光軸C1回りにノズルプレート43が公転するように駆動させる(公転工程)。
図7は、ノズルプレートへのレーザ光の照射状態を示す平面図、図8は、ノズルプレートへの照射状態を示す一部切欠き斜視図である。
図7、図8に示すように、まず、ノズル孔形成装置60のテーブル61にノズルプレート43(ノズルプレート43、アクチュエータプレート40、カバープレート41および支持プレート42)をセットする(ノズルプレートセット工程)。
続いて、レーザ発振器62からレーザ光Lを照射(レーザ照射工程)した後、テーブル61を、レーザ光Lの光軸C1回りにノズルプレート43が公転するように駆動させる(公転工程)。
公転工程におけるノズルプレート43の公転軌道は、レーザ光Lの光軸C1と所望のノズル孔43aの中心C2との間の距離をMとしたとき、この距離Mを半径とした円Sとなる。これにより、ノズルプレート43に、所望の形状のノズル孔43aが形成される(トレパニング加工)。
なお、図7、図8では、説明を分かり易くするために、ノズルプレート43が公転する際のレーザ光Lの相対移動の軌跡を示している。このため、一見、レーザ光Lが所望のノズル孔43aの形状に沿って移動しているように見えるが、実際は、レーザ光Lは1本で移動しておらず、ノズルプレート43が移動している。
なお、図7、図8では、説明を分かり易くするために、ノズルプレート43が公転する際のレーザ光Lの相対移動の軌跡を示している。このため、一見、レーザ光Lが所望のノズル孔43aの形状に沿って移動しているように見えるが、実際は、レーザ光Lは1本で移動しておらず、ノズルプレート43が移動している。
また、ノズルプレート43に照射されるレーザ光Lの焦点Pは、ノズルプレート43のインク滴吐出側の面44a若干手前(ノズルプレート43よりも若干インク滴吐出側)に設定されている。これにより、ノズル孔43aの形状は、インク滴吐出側に向かうに従って徐々に先細りとなるようにテーパ状になる。さらに、レーザ光Lのノズルプレート43上の直径D1(以下、単にレーザ光Lの直径D1と称す)は、このノズルプレート43の同一面上のノズル孔43aの直径D2(以下、単にノズル孔43aの直径D2と称す)よりも小さく設定されている。
図7においては、レーザ光Lの直径D1は、ノズル孔43aの半径D2/2よりも小さく設定されている。しかしながら、これに限られるものではなく、レーザ光Lの直径D1は、ノズル孔43aの半径D2/2よりも大きく設定されていてもよい。さらに、レーザ光Lの直径D1は、
D2>D1>D2/2・・・(1)
を満たしていることが望ましい。
式(1)を満たすことにより、レーザ光Lは、常にノズル孔43aの中心C2を通ることになる。このため、ノズル孔43aを形成する際(トレパニング加工する際)の加工かすの発生を防止することができる。
D2>D1>D2/2・・・(1)
を満たしていることが望ましい。
式(1)を満たすことにより、レーザ光Lは、常にノズル孔43aの中心C2を通ることになる。このため、ノズル孔43aを形成する際(トレパニング加工する際)の加工かすの発生を防止することができる。
ここで、上述したように、反射対物レンズ73を介して照射されるレーザ光Lは、焦点Pから離間するほどレーザ光Lの断面形状における真円度が悪化してしまう。このため、ノズルプレート43のインク滴吐出側の面44aでは、レーザ光Lの断面形状が真円に近い形であっても、ノズルプレート43を貫通する時点では、その断面形状の真円度が悪化している。つまり、レーザ光Lの断面形状が真円からずれた形になっている(図7におけるL’参照)。
しかしながら、ノズルプレート43を公転させることにより、レーザ光Lの外周部の1点がノズル孔43aの輪郭に沿って走査する形になる。このため、ノズルプレート43のアクチュエータプレート40側の面44bにおけるノズル孔43aの真円度を高めることができる。この結果、ノズル孔43aの全体形状は、限りなく円錐台に近い形になる。
なお、ノズル孔43aの最小円径(インク滴吐出側の面44aの直径)は、例えば約20μm〜40μm程度に設定され、このときのノズル孔43aの最大円径(アクチュエータプレート40側の面44bの直径)を、例えば約40μm〜70μm程度にすることができる。
なお、ノズル孔43aの最小円径(インク滴吐出側の面44aの直径)は、例えば約20μm〜40μm程度に設定され、このときのノズル孔43aの最大円径(アクチュエータプレート40側の面44bの直径)を、例えば約40μm〜70μm程度にすることができる。
したがって、上述の実施形態によれば、レーザ光Lの断面形状における真円度が悪化した場合であっても、レーザ光Lの外周部の1点が所望のノズル孔43aの輪郭に沿って走査するようにノズルプレート43を動かすことにより、ノズル孔43aを高精度に加工することができる。このため、ノズルプレート43の品質を高めることができる。
また、ノズルプレートセット工程において、予めノズルプレート43に、アクチュエータプレート40、カバープレート41および支持プレート42を接合することにより、ノズル孔43aと各チャネル45A,45Bとの位置関係のずれを防止できる。これに加え、アクチュエータプレート40、カバープレート41および支持プレート42へのノズルプレート43の接合後のキュアにより、ノズルプレート43が伸縮したり膨張したりして寸法精度が低下してしまうことを防止できる。
さらに、公転工程におけるノズルプレート43の公転軌道は、レーザ光Lの光軸C1と所望のノズル孔43aの中心C2との間の距離をMとしたとき、この距離Mを半径とした円Sとなっている。すなわち、レーザ光Lを用いてノズルプレート43にトレパニング加工を施すことにより、ノズル孔43aを形成している形になる。このため、1つのノズル孔43aを形成する際のノズルプレート43の走査距離(動作時間)をできる限り短くすることができる。
また、上述の実施形態では、ノズル孔形成装置60に反射対物レンズ73を設け、この反射対物レンズ73を介してノズルプレート43にレーザ光Lを照射している。このため、ノズル孔43aのテーパ角を極力大きくすることができる。
さらに、レーザ光Lの直径をD1とし、ノズル孔43aの直径をD2としたとき、レーザ光Lの直径D1を、式(1)を満たすように設定することにより、ノズル孔43aを形成する際の加工かすの発生を防止することができる。
さらに、レーザ光Lの直径をD1とし、ノズル孔43aの直径をD2としたとき、レーザ光Lの直径D1を、式(1)を満たすように設定することにより、ノズル孔43aを形成する際の加工かすの発生を防止することができる。
なお、本発明は上述の実施形態に限られるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において、上述の実施形態に種々の変更を加えたものを含む。
例えば、上述の実施形態では、ノズルプレートセット工程において、予めノズルプレート43に、アクチュエータプレート40、カバープレート41および支持プレート42を接合した場合について説明した。しかしながら、これに限られるものではなく、ノズルプレートセット工程において、ノズルプレート43単体を、テーブル61にセットしてもよい。
望ましくは、少なくともノズルプレート43にアクチュエータプレート40を接合した状態で、テーブル61にセットするとよい。このようにすることで、少なくともノズル孔43aと各チャネル45A,45Bとの位置関係のずれを防止できる。
例えば、上述の実施形態では、ノズルプレートセット工程において、予めノズルプレート43に、アクチュエータプレート40、カバープレート41および支持プレート42を接合した場合について説明した。しかしながら、これに限られるものではなく、ノズルプレートセット工程において、ノズルプレート43単体を、テーブル61にセットしてもよい。
望ましくは、少なくともノズルプレート43にアクチュエータプレート40を接合した状態で、テーブル61にセットするとよい。このようにすることで、少なくともノズル孔43aと各チャネル45A,45Bとの位置関係のずれを防止できる。
また、上述の実施形態では、ノズルプレート43に1つのノズル孔43aを形成するにあたって、1本のレーザ光Lをノズルプレート43に照射している場合について説明した。しかしながら、これに限られるものではなく、1つのノズル孔43aを形成するにあたって、複数のレーザ光Lを照射してもよい。
さらに、ノズル孔形成装置60として、1つのノズル孔43aにつき、1つのレーザ光Lを照射するように構成しつつ、複数のレーザ光Lを発光するように構成してもよい。このように構成することで、複数のノズル孔43aを同時に形成することが可能になる。
さらに、ノズル孔形成装置60として、1つのノズル孔43aにつき、1つのレーザ光Lを照射するように構成しつつ、複数のレーザ光Lを発光するように構成してもよい。このように構成することで、複数のノズル孔43aを同時に形成することが可能になる。
また、上述の実施形態では、公転工程におけるノズルプレート43の公転軌道は、レーザ光Lの光軸C1と所望のノズル孔43aの中心C2との間の距離をMとしたとき、この距離Mを半径とした円Sとなっている場合について説明した。しかしながら、これに限られるものではなく、ノズルプレート43の公転軌道を、レーザ光Lの光軸C1を中心に螺旋状となるようにしてもよい。
このような方法とすることで、レーザ光Lの直径D1の大きさにかかわらず、ノズル孔43aを形成する際の加工かすの発生を防止できる。これに加え、ノズル孔43aの断面形状を、さらに真円に近い形にすることができる。
このような方法とすることで、レーザ光Lの直径D1の大きさにかかわらず、ノズル孔43aを形成する際の加工かすの発生を防止できる。これに加え、ノズル孔43aの断面形状を、さらに真円に近い形にすることができる。
さらに、上述の実施形態では、レーザ光L自体は、1点に停止している場合について説明した。しかしながら、これに限られるものではなく、反射対物レンズ73自体を、光軸C1を中心にして自転させてもよい。このように構成することで、ノズルプレート43を公転させない場合であっても、レーザ光Lの外周部の軌跡を真円に近づかせることができる。このため、ノズルプレート43の公転に加えて反射対物レンズ73を自転させることにより、ノズル孔43aをさらに高精度に加工することが可能になる。
さらに、反射対物レンズ73を自転させる際、ノズルプレート43の公転周期と一致させることにより、ノズル孔43aの形状を、限りなく所望の形状に近づけることができる。
さらに、反射対物レンズ73を自転させる際、ノズルプレート43の公転周期と一致させることにより、ノズル孔43aの形状を、限りなく所望の形状に近づけることができる。
また、上述の実施形態では、ノズル孔43aが円錐台状になるようにノズルプレート43を走査させる場合について説明した。しかしながら、これに限られるものではなく、ノズル孔43aが楕円錐台状になるようにノズルプレート43を走査させてもよい。すなわち、上述の実施形態によれば、ノズル孔43aの形状を、仕様に応じてさまざまな形状に形成することができる。
さらに、上述の実施形態では、ノズルプレート43は、例えばポリイミド等のフィルム材からなるシートである場合について説明した。しかしながら、これに限られるものではなく、さまざまな材料(例えば、ステンレス等)をノズルプレート43に適用することが可能である。
また、上述の実施形態では、ヘッドチップ26は、液体噴射チャネル45Aの長手方向端部に臨むノズル孔43aからインクを吐出する、いわゆるエッジシュートタイプとされている場合について説明した。しかしながら、これに限られるものではなく、液体噴射チャネル45Aの短手方向端部からインク滴を吐出するいわゆるサイドシュートタイプにも、上述のノズル孔形成方法を適用することができる。
また、上述の実施形態では、ヘッドチップ26は、液体噴射チャネル45Aの長手方向端部に臨むノズル孔43aからインクを吐出する、いわゆるエッジシュートタイプとされている場合について説明した。しかしながら、これに限られるものではなく、液体噴射チャネル45Aの短手方向端部からインク滴を吐出するいわゆるサイドシュートタイプにも、上述のノズル孔形成方法を適用することができる。
1…液体噴射記録装置 4…液体噴射ヘッド 40…アクチュエータプレート 43…ノズルプレート 43a…ノズル孔 45A…液体噴射チャネル(チャネル) 45B…ダミーチャネル(チャネル) 60…ノズル孔形成装置(レーザ加工装置) 61…テーブル 73…反射対物レンズ C…光軸 L…レーザ光
Claims (10)
- 液体が充填される複数のチャネルを有するアクチュエータプレートに取り付けられるノズルプレートに、前記液体が噴射される複数のノズル孔を形成するためのノズル孔形成方法であって、
レーザ加工装置のテーブルに、前記ノズルプレートをセットするノズルプレートセット工程と、
前記テーブルにセットされた前記ノズルプレートに対し、レーザ光を照射するレーザ照射工程と、
前記レーザ光の光軸回りに前記ノズルプレートを公転させるように前記テーブルを駆動し、これにより、前記ノズルプレートに所望の大きさの前記ノズル孔を形成する公転工程と、
を有することを特徴とするノズル孔形成方法。 - 前記ノズルプレートセット工程は、予め前記アクチュエータプレートに前記ノズルプレートを取り付けた状態で、前記テーブルに前記ノズルプレートをセットすることを特徴とする請求項1に記載のノズル孔形成方法。
- 前記ノズル孔の中心と、前記レーザ光の光軸との間の距離をMとしたとき、
前記ノズルプレートの公転軌道は、前記光軸を中心に距離Mを半径とした円状であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のノズル孔形成方法。 - 前記ノズルプレートの公転軌道は、前記レーザ光の光軸を中心に螺旋状になっていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のノズル孔形成方法。
- 前記レーザ加工装置は反射対物レンズを備え、該反射対物レンズを介して前記ノズルプレートに前記レーザ光が照射されることを特徴とする請求項1〜請求項4の何れか1項に記載のノズル孔形成方法。
- 前記公転工程において、前記反射対物レンズを前記レーザ光の光軸回りに自転させることを特徴とする請求項5に記載のノズル孔形成方法。
- 前記反射対物レンズの自転周期は、前記公転工程における前記ノズルプレートの公転周期と一致していることを特徴とする請求項6に記載のノズル孔形成方法。
- 前記ノズルプレート上での前記レーザ光の直径は、前記ノズル孔の半径よりも大きく、且つ前記ノズル孔の直径よりも小さくなるように設定されていることを特徴とする請求項1〜請求項7の何れか1項に記載のノズル孔形成方法。
- 請求項1〜請求項8の何れか1項に記載のノズル孔形成方法を用いて製造された前記ノズルプレートと、
前記アクチュエータプレートと、
を備えたことを特徴とする液体噴射ヘッド。 - 請求項9に記載の液体噴射ヘッドを備えたことを特徴とする液体噴射記録装置。
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