JP2016073125A - ケーブルの止水ユニット、その製造方法およびケーブルの止水ユニットの設置構造 - Google Patents

ケーブルの止水ユニット、その製造方法およびケーブルの止水ユニットの設置構造 Download PDF

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Abstract

【課題】 建屋の外壁等の構造物に電気ケーブルを貫通して敷設する際に、止水性を備えた状態で電気ケーブルを貫通して敷設できるケーブルの止水ユニットを提供すること。
【解決手段】 ケーブルの止水ユニット1は、金属管2と、金属管2内部を軸方向に貫通する1本又は複数本の接続ケーブル8と、金属管2の両端部における接続ケーブル8と金属管2との間隙を水密に閉鎖するシール部9と、金属管2の両端部から内部の所定位置まで形成された2つの止水部10と、金属管2内部における前記2つの止水部10の間に形成された空間部11と、金属管2の外部から空間部11に連通する注入管7とを備えていることを特徴とする。
【選択図】 図2

Description

本発明は建屋の外壁等の構造物に電気ケーブルを貫通して敷設する際に、止水性を備えた状態で電気ケーブルを貫通して敷設できるケーブルの止水ユニット、その製造方法およびケーブルの止水ユニットの設置構造に関する。
発電所やその他の施設に敷設される電気設備において、建屋の外壁や遮蔽壁等の壁構造の構造物(以下、構造物と称する)に電気ケーブル(以下、ケーブルと称する)を貫通して敷設する際に、構造物の片面が風雨や浸水等の外部環境に曝される場合には、ケーブルの貫通部分に止水機能が必要になる。
一般に、構造物にケーブルを貫通する際には、構造物に貫通孔を設け、その貫通孔に貫通管を装着し、貫通管の内部にケーブルを貫通する。従来からケーブルの貫通部分の止水機能はコーキング施工によりなされていた。コーキング施工は貫通管とケーブルの間隙に、コーキングガンやヘラ等を用いて硬化性の充填剤(または止水材)をコーキングする方法である。
コーキング施工は現場での手作業であり、作業員の技量により止水処理部分の性能(水密性能)にバラつきが発生する可能性がある。また、施工時の止水機能の確認や経年変化による止水機能の変化を確認するには、施工部の周囲を水密性のある容器で覆い、水圧テスト等を行う方法も考えられるが、現実的には難しい。
特許文献1に別の止水工法の例が開示されている。特許文献1の止水工法は、間隔をあけた2つの円柱状の多孔質体に順にケーブルを貫通したものを構造物の貫通管内に装着し、一方の多孔質体に設けた注入孔から液状の硬化性止水材を2つの多孔質体の間に形成される空間に注入するものである。注入された止水材は空間から2つの多孔質体の内部にも浸透し、止水材は空間および2つの多孔質体内部に充填した状態で硬化する。
特開2000−236612号公報
しかし特許文献1の止水工法も現場作業によるものであるため、従来からの技術と同様に、作業員の技量により止水処理部分の性能にバラつきを発生する可能性がある。また、施工後の止水機能の確認や経年変化による止水機能の変化を止水処理部分の外部から検査することは難しい。そこで本発明はこのような問題を解決することを課題とし、新たなケーブルの止水ユニット、その製造方法およびケーブルの止水ユニットの設置構造を提供するものである。
請求項1に記載の本発明は、金属管2と、前記金属管2の内部を軸方向に貫通する1本または複数本の接続ケーブル8と、
前記金属管2の内部における両端部から軸方向の所定位置までそれぞれ形成された2つの止水部10および該2つの止水部10の間に形成された空間部11と、
前記金属管2の外部から前記空間部11に連通する注入管7を備えていることを特徴とするケーブルの止水ユニットである。
請求項2に記載の本発明は、請求項1において、
前記注入管7は2本設けられ、一方の前記注入管7は前記金属管2の内部における一方の端部から軸方向の所定位置まで延長され、他方の前記注入管7は他方の端部から軸方向の所定位置まで延長され、
前記2本の注入管7は、それぞれ前記止水部10を貫通して設けられることを特徴とするケーブルの止水ユニットである。
請求項3に記載の本発明は、請求項2において、
前記2本の注入管7の前記金属管2における周方向の位置が互いに異なることを特徴とするケーブルの止水ユニットである。
請求項4に記載の本発明は、請求項1ないし請求項3のいずれかにおいて、
前記止水部10は液状硬化型の止水材を硬化させることにより形成され、
前記止水部10の前記所定位置は、前記注入管7の先端部の位置と同一であることを特徴とするケーブルの止水ユニットである。
請求項5に記載の本発明は、請求項1ないし請求項4のいずれかにおいて、
前記金属管2の外部における前記注入管7の後端部には、水密検査用配管と接続するための接続部7aが設けられていることを特徴とするケーブルの止水ユニットである。
請求項6に記載の本発明は、請求項1ないし請求項5のいずれかにおいて、
前記金属管2に構造物取付用のフランジ5が設けられていることを特徴とするケーブルの止水ユニットである。
請求項7に記載の本発明は、請求項1ないし請求項6のいずれかに記載の止水ユニットが構造物20に設置された設置構造であって、前記構造物20を貫通する埋込電線管21内に前記止水ユニットの前記金属管2が挿入され、
前記接続ケーブル8の両端部に端子部24を介してそれぞれ敷設ケーブル27の端部が接続されていることを特徴とするケーブルの止水ユニットの設置構造である。
請求項8に記載の本発明は、請求項7において、
前記端子部24の周囲が防水層25で覆われていることを特徴とするケーブルの止水ユニットの設置構造である。
請求項9に記載の本発明は、請求項6に記載の止水ユニットが構造物20に設置された設置構造であって、前記構造物20を貫通する埋込電線管21内に前記止水ユニットの金属管2が挿入され、
前記接続ケーブル8の両端部にそれぞれ敷設ケーブル27の端部を接続し、前記フランジ5により止水ユニットが前記構造物20に固定されていることを特徴とするケーブルの止水ユニットの設置構造である。
請求項10に記載の本発明は、請求項9において、
前記フランジ5は防水シール部5bを介して構造物20に水密に固定されていることを特徴とするケーブルの止水ユニットの設置構造である。
請求項11に記載の本発明は、請求項7ないし請求項10のいずれかにおいて、
前記埋込電線管21は前記構造物20に設定された既存の貫通管であることを特徴とするケーブルの止水ユニットの設置構造である。
請求項12に記載の本発明は、ケーブルの止水ユニットの製造方法であって、
(a)金属管2の内部に1本または複数本の接続ケーブル8を軸方向に挿通すると共に、2本の注入管7の先端部を前記金属管2の一方の端部と他方の端部からそれぞれ軸方向にその内部の所定位置まで挿入し、その際、前記注入管7の後端部は前記金属管2の端部から外部に突出した状態とし、
(b)前記金属管2の両端部を水密に閉鎖し、
(c)前記金属管2の軸方向が垂直な状態で、上方に位置する前記注入管7の後端部から液状硬化型の止水材を前記金属管2の内部に注入して下方に位置する前記注入管7の後端部から前記止水材が前記金属管2の外部に漏出するまで充填し、
(d)前記充填した止水材が硬化した後、前記金属管2の上下の軸方向を反転させ、反転により新たに上方に位置する前記注入管7の後端部から液状硬化型の止水材を前記金属管2の内部に注入して新たに下方に位置する前記注入管7の後端部から前記止水材が漏出するまで充填し、次いで前記新たに充填した止水材を硬化させることを特徴とするケーブルの止水ユニットの製造方法である。
請求項13に記載の本発明は、請求項12において、
前記止水材を充填した後に、前記注入管7の内部に残留する液状態の止水材を前記注入管7の外部に排出することを特徴とするケーブルの止水ユニットの製造方法である。
本発明のケーブルの止水ユニットは、請求項1に記載のように、金属管と、前記金属管の内部を軸方向に貫通する1本または複数本の接続ケーブルと、前記金属管の内部における両端部から軸方向の所定位置までそれぞれ形成された2つの止水部および該2つの止水部の間に形成された空間部と、前記金属管の外部から前記空間部に連通する注入管とを備えている。
上記止水ユニットは、2つの止水部によって高い水密性能が得られる。また空間部は止水ユニットの水密検査用の空間として機能し、その空間部に外部から注入管を通して水密検査用の加圧気体(一般的には加圧空気)を供給することにより、2つの止水部の水密検査を同時に行うことができる。そのため製品出荷に際しての水密検査、または施工現場における水密性能の経年変化を確認するための水密検査等を極めて容易に行うことができる。
上記止水ユニットは予め工場等で製造してその水密性能を評価した後、敷設現場に搬入することができる。そのため水密性能が良好で信頼性の高い止水ユニットを安定して提供可能になる。また止水ユニットをケーブル敷設現場に設置し、金属管から外部に延長する接続ケーブルの両端にそれぞれ接続対象の敷設ケーブルを接続するだけでよいので、施工現場での止水作業は不要になる。そのため従来の問題点である作業員の技量により止水処理部分の性能(水密性能)にバラつきが発生するということも解決される。
上記止水ユニットにおいて、請求項2に記載のように、2本の前記注入管を設け、一方の前記注入管は前記金属管の内部における一方の端部から軸方向の所定位置まで延長し、他方の前記注入管は他方の端部から軸方向の所定位置まで延長し、且つ、前記2本の注入管は、それぞれ前記止水部を貫通して設けることができる。
上記のように構成すると、金属管を垂直方向にして液状硬化型の止水材を一方の注入管の上方に位置する後端部から注入して他方の注入管の下方に位置する後端部から漏出するような方法で充填できるので、2つの止水部の相互間隔を設定するための仕切板や注入時に生じる混入気体の放出管等が不要になり、止水ユニットの構造が簡単になる。
また長さが一定の注入管を金属管の内部に配置する際に、金属管の軸方向外部に突出する注入管の長さを予め設定することにより、金属管の内部における前記注入管の先端位置を前記止水部が前記空間に接する先端位置に一致させることができる。そのため止水材の充填量(または止水部の軸方向の長さ)を正確に設定することができる。
上記止水ユニットにおいて、請求項3に記載のように、前記2本の注入管の前記金属管における周方向の位置が互いに異なるように配置することができる。この場合、金属管の内部に形成する空間も正確に形成できる。さらに敷設現場における水密検査において、方向の異なる2本の注入管のいずれも検査用として選択できるので、検査スペース等の融通性が高まる。
請求項4に記載のように、前記止水部は液状硬化型の止水材を硬化させることにより形成し、前記止水部の前記所定位置は、前記注入管の先端部の位置と同一とすることができる。
このように構成すると、2つの止水部を高い水密性能で効率よく且つ精度よく形成することができる。
前記いずれかの止水ユニットにおいて、請求項5に記載のように、前記金属管の軸方向外部に位置する前記注入管の後端部には、水密検査用配管と接続するための接続部を設けることができる。このように構成すると、管体と水密検査機器から延長される配管との接続が容易になる。
上記いずれかの止水ユニットにおいて、請求項6に記載のように、前記金属管に構造物取付用のフランジを設けることができる。このようにフランジを設けることにより、止水ユニットを構造物にアンカーボルト等で容易に且つ安定して設置することができる。
端子部を備えた止水ユニットを構造物に設置した本発明の第1の設置構造は、請求項7に記載のように、前記構造物を貫通する埋込電線管内に前記止水ユニットの前記金属管が挿入され、前記接続ケーブルの両端部に端子部を介してそれぞれ敷設ケーブルの端部が接続されていることを特徴とする。
このように構成すると、止水ユニットの水密性能を維持した状態での現場設置が極めて容易に且つ短時間にできる。また、端子部を介して接続ケーブルと敷設ケーブルを容易に接続することができる。更に止水ユニットが経年変化により水密性能が低下した際に、端子部で接続ケーブルと敷設ケーブルを切り離すことができるので、止水ユニットの交換作業が容易になる。
上記設置構造において、請求項8に記載のように、前記端子部の周囲を防水層で覆うように構成することができる。このように構成すると、接続ケーブルとその周辺に対する敷設ケーブル側からの浸水を防止できる。
前記フランジを有するいずれかの止水ユニットを構造物に設置した本発明の第2の設置構造は、請求項9に記載のように、前記構造物を貫通する埋込電線管内に前記止水ユニットの前記金属管を挿入し、前記接続ケーブルの両端部にそれぞれ敷設ケーブルの端部を接続し、前記フランジにより止水ユニットが構造物に固定される。このように構成すると、止水ユニットを構造物にアンカーボルト等で容易に且つ安定して設置することができる。
上記設置構造において、請求項10に記載のように、前記フランジは防水シール部を介して構造物に水密に固定することができる。このように構成すると、止水ユニットを構造物に取り付けた周辺部分から金属管側への浸水を防止することができる。
上記いずれかの設置構造において、請求項11に記載のように、前記埋込電線管は前記構造物に設定された既存の貫通管とすることができる。このように構成すると、例えば従来の止水工法から本発明の止水ユニット工法に変換する場合等において、既存の貫通管を本発明の止水ユニットの設置にそのまま利用できるので、作業時間の縮小とコスト低減が可能になる。
請求項12に記載の本発明のケーブルの止水ユニットの製造方法は、2つの止水部の相互間隔を設定するための仕切板等が不要になり、止水ユニットの構造が簡単になる。また一定長さの注入管を金属管の内部に配置する際に、金属管の軸方向外部に突出する注入管の長さを予め設定することにより、金属管の内部における前記注入管の先端部の位置を正確に設定することができ、それによって止水材の充填量を正確に設定することができ、且つ金属管の内部に形成する空間も正確に形成される。
上記製造方法において、請求項13に記載のように、前記止水材を充填した後に、前記注入管の内部に残留する液状態の止水材を前記注入管の外部に排出することができる。このようにすると、時間経過により硬化した止水材の付着による注入管内の断面縮小や閉鎖等を防止できる。
本発明の一実施の形態に係る止水ユニット(接続部7a、フランジ5及び端子部24付き)の外観を示す斜視図。 図1の止水ユニットの側断面図。 図2におけるA−A矢視の正面図。 図1、図2に示す止水ユニットの製造工程を順に説明する側断面図。 図1、図2に示す止水ユニットの設置例を示す断面図。
図1において、止水ユニット1は鋼材やステンレス材等の金属材料で作られた直管状の金属管2、金属管2の両端部を閉鎖する板状の閉鎖部3、各閉鎖部3に同軸的に形成された複数対の貫通孔4、金属管2の外周に形成されたフランジ5を有し、フランジ5は溶接により金属管2の外周に一体的に固定され、円周に沿って複数個のボルト孔6が形成されている。なお各閉鎖部3には注入管7が金属管2の外部から連通するように溶接等により固定され、貫通孔4には、接続ケーブル8が挿通され、金属管2の内部で止水材により固定されている。図1の実施の形態においては、注入管7の後端部に後述する接続部7aが設けられ、接続ケーブル8の端部には後述する端子部24が設けられている。
図2(及び図3)において、金属管2内部の軸方向に複数本(本実施例では4本)の接続ケーブル8が挿通され、金属管2の両端部(具体的には両端部に設けた閉鎖部3)にケーブル8との間隙を水密に閉鎖するシール部9が形成される。シール部9は金属管2内部の水密性を維持するために形成され、一般的なパテや接着剤等を用いて形成する。なおこのシール部9は、図4に示す、一対の止水部10を形成する製造工程において、接続ケーブル8と閉鎖部3の貫通孔4との隙間から止水材が漏れないように、当該隙間を埋めるものである。従って、このシール部9は止水部10の形成後には、取り除いてもよい。図2にはフランジ5の裏面側(後述する構造物20に設置する側)に環状の溝部5aが形成され、この溝部5aにシールリングを嵌め込むことにより、壁面(図5)との間に防水シール部5bが形成されている。
金属管2の両端から軸方向の所定距離まで、それぞれ2本の注入管7が延長しており、各注入管7の先端部(金属管2の内部に設けられる側の端部)は金属管2の内部に開口している。金属管2の両端から軸方向に所定距離までそれぞれ2つの止水部10が形成され、それら止水部10の間に空間部11が形成されている。止水部10は金属管2の内壁面と複数の接続ケーブル8の外周面の間隙を水密な状態に維持するものである。
図2に示すように、金属管2の外部に突出している注入管7の後端部(金属管2の外部に設けられる側の端部)には、水密検査用配管と接続するための接続部7aが設けられている。接続部7aには気密性の開閉可能な蓋体やプラグ、コネクタ(図示せず)を設けることもできる。蓋体付きの接続部7aを設けた場合には、一方の注入管7から水密検査用の加圧気体を空間部11に供給する際に、他方の注入管7の接続部7aの蓋体を閉じることにより、加圧空気が他方の注入管7から外部に漏出することを防止できる。
金属管2の内部に形成される空間部11は、2つの止水部10で占有された領域の残りの領域である。この空間部11は水密検査用として注入管7から注入される加圧気体を受け入れ、それを一時的に貯留した状態で、空間部11を挟む2つの止水部10に対し、所定時間充分に加圧作用を行う機能を有する必要がある。従って、そのような機能を発揮させるための空間容積を必要とする。この空間容積は金属管2の直径、接続ケーブルの本数や直径等により多少変化するので、より正確性を期する場合は、実験等により確認して設定することが望ましい。なお金属管2の直径が一定であるとすると、この空間容積は金属管2内部における軸方向長さにより決まる。
一方、止水部10は止水ユニット1の水密性能を維持できる充分な軸方向の長さが必要である。この長さは金属管2の直径、止水部10の材料性能により多少変化するので、より正確性を期する場合は、実験等により確認して設定することが望ましい。
上記のように、止水部10および空間部11が必要とする金属管2内部の軸方向の長さが設定されると、それに応じて金属管2の軸方向長さを決め、それを止水部10と空間部11に分割する。したがって本発明でいう「所定位置」とは、金属管2内部における止水部10と空間部11の軸方向の分割位置を意味する。
止水部10は液状硬化型の止水材を前記注入管7の先端部から金属管2の内部に充填し硬化させて形成することができる。止水材の充填量は金属管2内部における止水部10の軸方向長さ、すなわち形成される止水部10が金属管2の端部から前記所定位置に達するように設定される。
次に本発明の止水ユニットの製造工程を説明する。図4は図1および図2に示す止水ユニットの製造工程を説明する側断面図で、図4(a)は第1工程、図4(b)は第2工程を示す。
(第1工程)
図4(a)において、先ず金属管2内部の軸方向に複数の接続ケーブル8を挿通すると共に、金属管2の両端部からそれぞれ軸方向に2本の注入管7を挿入し、次いで金属管2の両端部の間隙、本実施例では閉鎖部3における各接続ケーブル8と貫通孔4との間隙、および注入管7とそれを貫通する閉鎖部3の孔部との間隙を全てシール部9で水密に閉鎖する。
次に、金属管2をその軸方向が図示のように垂直になるように配置する。このような垂直状態において、各接続ケーブル8は2つの閉鎖部3に同軸的に形成された複数対の貫通孔4により垂直方向に保持され、2本の注入管7は上方または下方の閉鎖部3に溶接等により固定され垂直方向に保持される。好ましくは、各接続ケーブル8を上方につり上げる張力を加える。
次に、上側に位置する注入管7の後端部に必要に応じてジョウゴ等の注入具12を取り付け、上方から液状硬化型の止水材を金属管2内部に注入する。注入を続けると金属管2の下方から止水材の液面が次第に上昇し、下方に位置する注入管7の先端部に達し、余剰な止水材がその先端部から注入管7の内部に流出して、金属管2の外部に漏出する。それを確認した時点で、上方からの止水材注入を停止すると、止水材の液面は下方に位置する注入管7の先端部に一致して安定する。
この状態で、先ず2本の注入管7の内部に残留する液状の止水材が硬化する前に、その液状の止水材を注入管7から外部に排出する。排出方法としては、例えば細長いブラシに洗浄剤等を染み込ませたもので注入管7の内部を洗浄する方法がある。次いで金属管2内に充填した止水材を充分に硬化させる。硬化により形成される止水部10の軸方向の長さは、金属管2の閉鎖部3(端板)から下方に位置する注入管7の先端部に一致する高さまで、すなわち金属管2の端板から前記所定位置までの軸方向長さになる。
(第2工程)
図4(b)において、前記のように充填した止水材が硬化した後に、金属管2を上下の軸方向に反転させる。次いで反転により新たに上方に位置する注入管7の後端部に必要に応じてジョウゴ等の注入具12を取り付け、上方から液状硬化型の止水材を金属管2内部に注入する。注入を続けると金属管2の下方から止水材の液面が次第に上昇し、新たに下方に位置する注入管7の先端部に達し、余剰な止水材がその先端部から注入管7の内部に流出して金属管2の外部に漏出する。それを確認した時点で、上方からの止水材注入を停止すると、止水材の液面は新たに下方に位置する注入管7の先端部に一致して安定する。
この状態で、前記と同様に2本の注入管7の内部に残留する液状の止水材が硬化する前に、その液状の止水材を注入管7から外部に排出する。最後に新たに充填した止水材を硬化させる。硬化により形成される止水部10の軸方向の長さは、第1工程と同様に、金属管2の閉鎖部3(端板)から下方に位置する注入管7の先端部に一致する高さまで、すなわち金属管2の端板から前記所定位置までの軸方向長さになる。
金属管2の内部における注入管7の配置位置は、図2に示すように金属管2の周方向において互いに異なっている(本実施例では互いに180度異なる。)ので、金属管2を垂直にした状態で上方に位置する注入管7から止水材を注入しても、金属管2内の所定位置まで溜まるまでに下方に位置する注入管7に直接その止水材が流入することはない。すなわち、金属管2を垂直にした状態で上方に位置する注入管7から注入する止水材が、金属管2内の所定位置まで溜まるまでに下方に位置する注入管7を通じて金属管2の外部に漏出することはない。
上記のようにして、第1工程および第2工程が完了すると、金属管2の内部には図2に示すように2つの止水部10が軸方向に形成されると共に、その間に空間部11が形成される。2つの止水部10の軸方向長さは、金属管2の端板(閉鎖部3)から注入管7の先端部位置で設定したそれぞれの所定位置までとなる。
次に図1(及び図2)に示すケーブルの止水ユニット1の設置構造について説明する。 図5は建屋の外壁等の構造物20にケーブルを貫通して敷設する際の止水ユニットの設置構造を説明する断面図である。構造物20に開けた貫通孔に電線管21aとカップリング21bとから構成される埋込電線管21が装着され、その埋込電線管21に止水ユニット1の金属管2が挿通される。電線管21aとカップリング21bの接続は、例えばねじ構造により接続される。
構造物20の壁面20aにはアンカーボルト23を固定する複数の固定孔22が設けられ、金属管2の外周に形成したフランジ5の複数のボルト孔6をその固定孔と一致させてアンカーボルト23で止水ユニット1を構造物20に固定する。なお前記のようにフランジ5の裏面に形成した溝部5aにOリング等のシールリングを嵌入することにより、フランジ5と構造物20との間に防水シール部5bが形成され、フランジ5は構造物20の壁面20aに液密に固定される。さらに好ましくは、フランジ5の外周およびボルト孔6等にシール材を注入して硬化させる。
金属管2の両端部から外部に延長する複数本の接続ケーブル8の端部には、端子部24が接続され、その状態で止水ユニット1が敷設現場に搬入される。すなわち止水ユニットは金属管2、接続ケーブル8および端子部24を含む全体(図1に示す範囲)は工場等で生産され、敷設現場ではそれを構造物に設置する。
止水ユニット1を構造物20に設置した状態で、各接続ケーブル8の両端に設けられた端子部24と各敷設ケーブル27の端部に設けられた端子部28とを接続する。図5に示すように、構造物20が風雨等の外部環境に曝される側の壁面20aに固定した端子部24の周囲には、必要に応じて防水層25が設けられる。防水層25は例えば、シール材で接続部分を密封し、さらに壁面20aに着脱自在な防水カバーや防水ケーシングを被嵌することができる。さらに、金属管2から端子部24までの周囲をケーブル接続箱26で覆うこともできる。
また、注入管7は液状硬化型の止水材注入および水密検査の気体注入のいずれも可能に構成することができる。このように構成すると、より簡単な構造で水密検査機能を兼ねた止水ユニットが実現できる。
本発明のケーブルの止水ユニット、その製造方法およびケーブルの止水ユニットの設置構造は、建屋の外壁等の構造物に止水性を備えた状態で電気ケーブルを貫通し敷設する際に利用できる。
なお、前記実施の形態ではいずれも接続ケーブル8は複数本(4本)として説明したが、接続ケーブル8は1本でも本発明を適用できる。
1 止水ユニット
2 金属管
3 閉鎖部
4 貫通孔
5 フランジ
5a 溝部
5b 防水シール部
6 ボルト孔
7 注入管
7a 接続部
8 接続ケーブル
9 シール部
10 止水部
11 空間部
12 注入具
20 構造物
20a 壁面
21 埋込電線管
21a 電線管
21b カップリング
22 固定孔
23 アンカーボルト
24 端子部
25 防水層
26 ケーブル接続箱
27 敷設ケーブル
28 端子部

Claims (13)

  1. 金属管(2)と、前記金属管(2)の内部を軸方向に貫通する1本または複数本の接続ケーブル(8)と、
    前記金属管(2)の内部における両端部から軸方向の所定位置までそれぞれ形成された2つの止水部(10)および該2つの止水部(10)の間に形成された空間部(11)と、
    前記金属管(2)の外部から前記空間部(11)に連通する注入管(7)を備えていることを特徴とするケーブルの止水ユニット。
  2. 請求項1において、
    前記注入管(7)は2本設けられ、一方の前記注入管(7)は前記金属管(2)の内部における一方の端部から軸方向の所定位置まで延長され、他方の前記注入管(7)は他方の端部から軸方向の所定位置まで延長され、
    前記2本の注入管(7)は、それぞれ前記止水部(10)を貫通して設けられることを特徴とするケーブルの止水ユニット。
  3. 請求項2において、
    前記2本の注入管(7)の前記金属管(2)における周方向の位置が互いに異なることを特徴とするケーブルの止水ユニット。
  4. 請求項1ないし請求項3のいずれかにおいて、
    前記止水部(10)は液状硬化型の止水材を硬化させることにより形成され、
    前記止水部(10)の前記所定位置は、前記注入管(7)の先端部の位置と同一であることを特徴とするケーブルの止水ユニット。
  5. 請求項1ないし請求項4のいずれかにおいて、
    前記金属管(2)の外部における前記注入管(7)の後端部には、水密検査用配管と接続するための接続部(7a)が設けられていることを特徴とするケーブルの止水ユニット。
  6. 請求項1ないし請求項5のいずれかにおいて、
    前記金属管(2)に構造物取付用のフランジ(5)が設けられていることを特徴とするケーブルの止水ユニット。
  7. 請求項1ないし請求項6のいずれかに記載の止水ユニットが構造物(20)に設置された設置構造であって、前記構造物(20)を貫通する埋込電線管(21)内に前記止水ユニットの前記金属管(2)が挿入され、
    前記接続ケーブル(8)の両端部に端子部(24)を介してそれぞれ敷設ケーブル(27)の端部が接続されていることを特徴とするケーブルの止水ユニットの設置構造。
  8. 請求項7において、
    前記端子部(24)の周囲が防水層(25)で覆われていることを特徴とするケーブルの止水ユニットの設置構造。
  9. 請求項6に記載の止水ユニットが構造物(20)に設置された設置構造であって、前記構造物(20)を貫通する埋込電線管(21)内に前記止水ユニットの前記金属管(2)が挿入され、
    前記接続ケーブル(8)の両端部にそれぞれ敷設ケーブル(27)の端部を接続し、前記フランジ(5)により止水ユニットが前記構造物(20)に固定されていることを特徴とするケーブルの止水ユニットの設置構造。
  10. 請求項9において、
    前記フランジ(5)は防水シール部(5b)を介して前記構造物(20)に水密に固定されていることを特徴とするケーブルの止水ユニットの設置構造。
  11. 請求項7ないし請求項10のいずれかにおいて、
    前記埋込電線管(21)は前記構造物(20)に設定された既存の貫通管であることを特徴とするケーブルの止水ユニットの設置構造。
  12. ケーブルの止水ユニットの製造方法であって、
    (a)金属管(2)の内部に1本または複数本の接続ケーブル(8)を軸方向に挿通すると共に、2本の注入管(7)の先端部を前記金属管(2)の一方の端部と他方の端部からそれぞれ軸方向にその内部の所定位置まで挿入し、その際、前記注入管(7)の後端部は前記金属管(2)の端部から外部に突出した状態とし、
    (b)前記金属管(2)の両端部を水密に閉鎖し、
    (c)前記金属管(2)の軸方向が垂直な状態で、上方に位置する前記注入管(7)の後端部から液状硬化型の止水材を前記金属管(2)の内部に注入して下方に位置する前記注入管(7)の後端部から前記止水材が前記金属管(2)の外部に漏出するまで充填し、
    (d)前記充填した止水材が硬化した後、前記金属管(2)の上下の軸方向を反転させ、反転により新たに上方に位置する前記注入管(7)の後端部から液状硬化型の止水材を前記金属管(2)の内部に注入して新たに下方に位置する前記注入管(7)の後端部から前記止水材が漏出するまで充填し、次いで前記新たに充填した止水材を硬化させることを特徴とするケーブルの止水ユニットの製造方法。
  13. 請求項12において、
    前記止水材を充填した後に、前記注入管(7)の内部に残留する液状態の止水材を前記注入管(7)の外部に排出することを特徴とするケーブルの止水ユニットの製造方法。
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