JP6088264B2 - 電線管路耐水圧処理方法及び耐水圧構造 - Google Patents

電線管路耐水圧処理方法及び耐水圧構造 Download PDF

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Description

本発明は、電線管路耐水圧処理方法及び耐水圧構造に関する。
従来、電源施設等の隔壁には、複数本の電線が挿通する電線管路が形成されている。
このような電線管路は、防火のために開口部両端に、2つ割りの包囲金具を取着し、耐炎性シーリング材で施蓋していた(例えば特許文献1参照)。
実公昭61−34812号公報
しかし、従来は防火のみを目的としており、シーリング材の厚みも薄いため、津波や洪水等の水害の際に、電源施設内(建屋内)へ電線管路から浸水してしまうという問題があった。
特に、電源施設内において電源設備が地下に設けられ隔壁で保護されている場合は、津波等によって隔壁の周囲に、水が貯まって、高い水圧がかかり、電線管路から、電源設備側に、浸水してしまう虞があった。
そこで、本発明は、電線管路からの浸水を確実に防止可能な電線管路耐水圧処理方法及び耐水圧構造の提供を目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の電線管路耐水圧処理方法は、電線が挿通された電線管路内の空隙部を閉塞して耐水圧処理する方法であって、上記電線管路内の上記空隙部に難燃性を有する常温硬化型樹脂又は難燃性を有するパテ組成物から成るダム材にて堰止部を形成する堰止部形成工程と、上記堰止部によってシール材の施工予定域外への流れを阻止しつつ上記電線管路内の上記空隙部にシール材を該電線管路の内径寸法の倍以上10倍以下の施工長寸法をもって充填して水密部を形成する水密部形成工程と、を具備する方法である。
また、上記水密部形成工程の前に、上記電線の外周面にプライマ材を塗布するプライマ処理工程を具備する方法である。
また、本発明の電線管路耐水圧構造は、電線が挿通された電線管路の耐水圧構造であって、上記電線管路内の空隙部に上記電線管路の内径寸法の倍以上10倍以下の施工長寸法のシール材が充填されて形成される水密部と、上記電線管路内の上記空隙部に難燃性を有する常温硬化型樹脂又は難燃性を有するパテ組成物から成るダム材によって形成され上記シール材の施工予定域外への流れを阻止するための堰止部と、を有するものである。
また、上記電線と上記水密部の間に、プライマ層を有するものである。
本発明によれば、例えば、電源施設が津波に襲われた際に、建物内への浸水による停電を防止し、安定な発電システムを維持することができる。つまり、水害の際に、建屋内への浸水を確実に防止できる。既設の電線管路に対して容易に耐水圧処理を行なうことができる。地下の隔壁等が、水害の際に高い水圧を受けても電線管路の水密を保持できる。電線管路に十分に高い耐水圧性を得ることができる。電線管路の内径に対する水密部の施工長寸法が明確で、作業者毎の施工熟練度等に影響を受けず、安定した耐水圧性(品質)を得ることができる。
電線管路の一例を示す断面側面図である。 電線管路の一例を示す横断面図である。 電線管路耐水圧処理方法の実施の一形態の電線養生工程を説明するための断面側面図である。 堰止部形成工程を説明するための断面側面図である。 プライマ処理工程を説明するための断面側面図である。 水密部形成工程を説明するための断面側面図であって、(a)は充填開始状態の断面側面図であり、(b)は充填途中状態の断面側面図であり、(c)は施蓋部一部形成後の充填再開状態の断面側面図である。 電線管路耐水圧構造の実施の一形態を示す断面側面図である。 電線管路耐水圧構造の実施の一形態を示す横断面図である。 他の実施形態の堰止部形成工程を説明するための断面側面図である。 他の実施形態の水密部形成工程を説明するための断面側面図である。 電線管路耐水圧構造の他の実施形態を示す断面側面図である。 別の実施形態の堰止部形成工程を説明するための断面側面図である。 別の実施形態の堰止部補強工程を説明するための断面側面図である。 別の実施形態の水密部形成工程を説明するための断面側面図である。 電線管路耐水圧構造の別の実施形態を示す断面側面図である。
以下、図示の実施形態に基づき本発明を詳説する。
本発明の電線管路耐水圧処理方法は、図1及び図2に示すように、隔壁部Kに挿通された断面円形の電線管Pから成る電線管路1の内部に、1本又は複数本の電線10が挿通している状態で、電線管路1内の空隙部を閉塞して耐水圧処理する方法である。
例えば、図3に示すように、両端が開口している電線管路1の軸心Lが水平状であって、鉛直面状の隔壁部Kに貫設された電線管路1内の空隙部を耐水圧処理する方法である。
先ず、電線管路1の一方の開口部1a近傍かつ電線管路1の外部で、複数本の電線10を一束状にして、紙等の養生シート体6を巻設して、円筒状になった養生シート体6(養生円筒体60)を電線10に沿わせて、電線管路1内に挿入する電線養生工程を行なう。なお、電線管路1の一方の開口部1aを施工側開口部1aと呼ぶ場合もある。
図4に於て、養生円筒体60は、一部が施工側開口端面18から外部に突出するように配設される。
そして、養生円筒体60配設後に、ダム用ノズル7の先端口を、養生円筒体60よりも奥に差し込んで、電線管路1内の空隙部に、難燃性のダム材3を注入・充填させて堰止部30を形成する。
その後、ダム用ノズル7を引き抜く際に、先端口を養生円筒体60の外周面に沿わせながら引き抜く。つまり、堰止部形成予定域に対応しない電線管路1の内面にダム材3が付着しないようにする。不要箇所にダム材3が付着した場合は清掃する。
そして、ノズル7を引き抜き後に、養生円筒体60を引き抜いて、堰止部形成工程を終了する。なお、ダム材3の充填は細長状のダム用ノズル7を有する手動又は電動のコーキングガンやシーラントガン等のダム材用充填工具で行なう。
図5に於て、堰止部形成工程終了後に、施工側開口部1aから堰止部30近傍までの電線10の外周面(シース層表面)に、熱可塑性接着剤等のプライマ材をハケ等の塗布用施工具8で塗布するプライマ処理工程を行なう。養生円筒体60によってプライマ処理すべき電線10の外周面にはダム材3が付着しておらず容易かつ均一にプライマ材が塗布可能となる。プライマ材を塗布する際は、密集している複数本の電線10を、1本ずつ離間させて塗布ムラのないように塗布する。
また、プライマ処理工程に於て、プライマ材を塗布後に、所定放置時間(例えば30分以上60分以内)自然乾燥させた後、施工側開口部1aから所定距離だけ外方へ離間した位置から、ホットガン等の温熱風機器で、電線管路1内に、温熱風を送り、所定乾燥時間(例えば10分以上20分以下)加熱乾燥させて、電線10の外周面にプライマ層11(図8参照)を形成する。
そして、プライマ処理終了後、かつ、堰止部形成工程終了から所定硬化時間(例えば60分以上)経過後に、水密部形成工程を行なう。
水密部形成工程とは、図6(a)に示すように、シール用充填工具のシール用ノズル9の先端口部を堰止部30の近傍まで差し込んで、電線管路1内の空隙部の施工予定域に、耐水(圧)性及び難燃性を有するシール材2を注入・充填する。
図6(b)に示すように、堰止部30によってシール材(剤)2の施工予定域外へ(他方の開口部側へ)の流れを阻止しつつ、充填する。そして、施工側開口部1aからシール材2が溢れるまで充填する。充填はシール材2が電線10同士の間に流れ込むように、また、エアが施工側開口部1aから抜けるように、ゆっくりと行なう。堰止部30の近傍からシール材2を充填して行くことで、内部空気を確実に排出させ、堰止部30と水密部20の間や、電線10同士の隙間に、巣のような隙間や空間等を形成させず、所望の耐水圧性が得られるように充填する。
施工側開口部1aからシール材2が溢れてきたら、図6(c)に示すように、施工側開口部1aにノズル差込用かつエア抜き用の窓部31aを上部に有する施蓋部31を形成する。(施工側開口部1aの全面を覆うような施蓋部31を形成せず、一部を形成する。)この際、シール材2が施工長寸法Qをもって充填されるように形成する。
そして、シール用ノズル9を窓部31aから差し込んで、シール材2の充填を再開する。窓部31aからシール材2が溢れる(オーバーフロー)まで充填する。
電線管路1内の堰止部30と施蓋部31の間の水密部20にエアを残存させないように、引き抜き終る直前に再度オーバーフローさせる。或いは、シール材2をオーバーフローさせつつノズル9を引き抜く。
その後、窓部31aをダム材3で塞いで(施蓋部31の残部を形成して)施蓋部31を完成させて、水密部形成工程を終了し、耐水圧処理が終了する。
図7及び図8に示すように、電線管路1内の施工予定域の空隙部に水密部20が隙間無く形成され、電線管路1と水密部20は、プライマ層11によって、強い接着力をもって一体状となる。また、水密部20と堰止部30の間、及び水密部20と施蓋部31の間は、隙間なく密着している。つまり、堰止部30から施工側開口部1aまでが隙間無く充填されている。
ここで、形成される水密部20の施工長寸法Qは、電線管路1の内径寸法Dの3倍以上10倍以下、より好ましくは5倍以上10倍以下に設定する。
このように設定することで、例えば、水深40〜100mに相当する水圧に耐え得る。言い換えると、下限値未満では、水害に耐え得る十分な耐水圧性が得られない。また、上限値を越えても、著しい耐水圧性の向上が得られないため、シール材2等の無駄が発生する。また、施工時間が長くなる。つまり、十分な(高い)耐水圧性を有するとは、水深40〜100mに相当する水圧に耐え得ることが可能な水密性を有していることである。
なお、電線管路1(電線管P)の横断面形状が円形でない場合は、例えば矩形状の場合は、矩形状の管路断面積から、同等面積の円形を想定し、その想定円形の直径を、その電線管路の内径寸法Dと呼ぶ。言い換えると、本発明に於て、内径寸法Dとは、管路断面積と同等の面積を有する円形の直径寸法である。なお、施工長寸法Qとは、電線管路1内に於て、水密部20の軸心L方向の最も短い箇所を計測した寸法を言う。
また、図4の堰止部形成工程に於て、堰止部30は、水密部20が上述の施工長寸法Qで形成可能なように、施工側開口端面18から、施工長寸法Q以上の寸法の所定寸法Tをもって形成される。
また、図5のプライマ処理工程に於て、プライマ材は水密部20の施工予定域内にある電線10に塗布される。施工側開口端面18からの塗布寸法Jは、施工長寸法Qの3分の1よりも長い寸法に設定する。好ましくは、施工長寸法Qの2分の1よりも長い寸法に設定する。より好ましくは、施工側開口端面18から施工長寸法Q以上の寸法に設定する。
次に、本発明に係る電線管路耐水圧構造の実施の一形態について説明する。
図1乃至図8を用いて説明した耐水圧処理方法によって形成された構造であって、電線管路1の施工側開口部1aに形成される施蓋部31と、施蓋部31に隣接して施工長寸法Qのシール材2が充填されて形成され耐水圧性と難燃性と気密性を有する水密部20と、水密部20よりも電線管路1の奥部に隣接して形成される堰止部30と、を有し、さらに、電線10の外周面と水密部20の間にプライマ層11を有している。また、施蓋部31と水密部20の間、及び、水密部20と堰止部30の間は、隙間が無く密着している。また、電線10と水密部20の間はプライマ層11を介して隙間無く密着している。
なお、図4の堰止部形成工程において、充填は、軸心L回りに90度間隔で行なうのが望ましい。或いは、図2に示すように、電線管路1内の空隙部を、軸心L回りに仮想四区画に区分けして、空隙部の横断面面積が最も広い第1区画(上部区画)E1と、第1区画E1と軸心Lを挟んで反対側に配設され、横断面面積が最も狭い第2区画(下部区画)E2と、残り2つの第3区画(右部区画)E3,第4区画(左部区画)E4と、に区画して充填するのが望ましい。
なお、充填量(注入量)は、ダム材用充填工具の操作部(トリガー)の1回操作で、ダム材3の吐出量は一定であるため、各区画に充填する注入量の割合を、具体的に説明するために、操作回数と置き換えて説明する。
例えば、電線管路1の内径が、16mm(6mm以上20mm未満の小径)の場合は、ノズル7を4つの区画E1,E2,E3,E4の内の1つの区画に差し込んでダム材3を所定量(例えば2回操作分)注入する。小径のため、ダム材3は直ぐに電線管路1内部に充填される。
また、電線管路1の内径が、28mm(20mm以上40mm未満の中径)の場合は、第1区画E1にノズル7を差し込んで、所定量(例えば3回操作分)注入し、引き抜いて、次に、第2区画E2にノズル7を差し込んで所定量(例えば2回操作分)注入する。
また、電線管路1の内径が、54mm(40mm以上65未満の大径)の場合は、第1区画E1にノズル7を差し込んで、所定量(例えば15回操作分)注入する。次に、第3区画E3及び第4区画E4の一方にノズル7を差し込んで所定量(例えば5回操作分)注入し、その後、第3区画E3及び第4区画E4の他方にノズル7を差し込んで所定量(例えば5回操作分)注入し、最後に、第2区画E2にノズル7を差し込んで所定量(例えば5回操作分)注入する。
また、図6の水密部形成工程において、堰止部形成工程と同様に、電線管路1の内部を、軸心L回りに仮想四等分して充填するのが望ましい。
電線管路1が小径の場合は、シール用ノズル9を第2区画E2差し込んで、所定量(例えば1回操作分)注入し、次に、第1区画E1に所定量(例えば1回操作分)注入する。その後、第2区画E2にオーバーフローするまで注入し、その後、施蓋部31の一部を形成して、窓部31aからノズル9を差し込んでシール材2がオーバーフローするまで充填する。
電線管路1が中径の場合は、第2区画E2に所定量(例えば4回操作分)注入し、次に、第1区画E1に所定量(例えば3回操作分)注入する。その後、第2区画E2にオーバーフローするまで注入し、施蓋部31の一部を形成して、窓部31aからシール材2が溢れるまで充填する。
また、電線管路1が大径の場合は、第2区画E2に所定量(例えば10回操作分)注入し、次に、第3区画E3及び第4区画E4の一方に所定量(例えば5回操作分)注入し、その後、第3区画E3及び第4区画E4の他方に所定量(例えば5回操作分)注入し、その後、第2区画E2にオーバーフローするまで注入し、施蓋部31の一部を形成して、窓部31aからシール材2がオーバーフローするまで充填する。
次に、本発明に係る電線管路耐水圧処理方法及び耐水圧構造の他の実施形態について説明する。なお、主に図3乃至図8の方法及び構造と異なる手順や工程及び構造を説明する。
図9に示すように、電線管路1の軸心Lが鉛直状であり、例えば、床壁部から成る隔壁部Kに貫設された電線管路1を耐水圧処理する方法である。つまり、電線管路1の上方(上端)開口部を、施工側開口部1aとした場合である。
先ず、電線養生工程を行なう。次に、図9に示すように、ダム用ノズル7の先端口を、養生円筒体60よりも奥(下)に差し込んで、電線管路1内の空隙部に、ダム材3を注入・充填させて堰止部30を形成する堰止部形成工程を行なう。
そして、堰止部形成工程終了後に、プライマ処理工程を行なう。
電線10のプライマ処理工程終了後、かつ、堰止部形成工程終了から所定硬化時間経過後に、水密部形成工程を行なう。
図10に於て、水密部形成工程は、シール用ノズル9の先端口部を堰止部30の近傍まで差し込んで、堰止部30の上面にシール材2を注入(積層)していき、堰止部30によってシール材2の施工予定域外(下方)への流れを阻止しつつ、空隙部に充填する。そして、施工側開口部1aからシール材2が溢れるまで充填する。その後、施工側開口部1a近傍でシール材2の上面が下がらないように、シール材2を充填させつつノズル9をゆっくりと引き抜いて水密形成工程を終了し、耐水圧処理が終了する。
本発明に係る電線管路耐水圧構造の他の実施形態について説明する。
図9乃至図11を用いて説明した耐水圧処理方法によって形成された構造であって、電線管路1の施工側開口端面18からシール材2が充填されて形成される水密部20と、水密部20よりも電線管路1の奥部(下部)に隣接して形成される堰止部30と、電線10の外周面と水密部20の間にプライマ層11を有している。
なお、図9の堰止部形成工程に於て、充填は、軸心L回りに90度間隔で行なうのが望ましい。或いは、図2に示すように、電線管路1内の空隙部を、軸心L回りに、第1区画(平面視で軸心Lより奥側区画)E1と、第2区画(平面視で軸心Lより手前側区画)E2と、残り2つの第3区画(右部区画)E3,第4区画(左部区画)E4と、に区画して充填するのが望ましい。
具体的には、電線管路1が小径の場合は、ダム用ノズル7にて4つの区画E1,E2,E3,E4の内の1つの区画に所定量(例えば2回操作分)注入する。
また、中径の場合は、第1区画E1に所定量(例えば3回操作分)注入し、次に、第2区画E2に所定量(例えば2回操作分)注入する。
また、大径の場合は、第1区画E1に所定量(例えば10回操作分)注入する。次に、第3区画E3及び第4区画E4の一方に所定量(例えば5回操作分)注入し、その後、第3区画E3及び第4区画E4の他方に所定量(例えば5回操作分)注入し、最後に、第2区画E2に所定量(例えば10回操作分)注入する。特に、大径の場合は、ダム材3が自重で下方に垂れる虞があるため、軸心Lが水平状である場合に比べて、充填量(注入量)を多くする1.5倍乃至2.5倍にするのが望ましい。
また、図10乃至図11の水密部形成工程において、電線管路1の内部を、堰止部形成工程と同様に軸心L回りに仮想四等分に区画して、充填するのが望ましい。
具体的には、電線管路1が小径の場合は、第1区画E1に所定量(例えば1回操作分)注入し、次に、第2区画E2に所定量(例えば1回操作分)注入する。その後、第1区画E1にオーバーフローするまで充填する。
また、中径の場合は、第1区画E1に所定量(例えば4回操作分)注入し、次に、第2区画E2に所定量(例えば4回操作分)注入する。その後、第1区画E1にオーバーフローするまで充填する。
また、大径の場合は、第1区画E1に、所定量(例えば10回操作分)注入し、次に、第3区画E3及び第4区画E4の一方に所定量(例えば5回操作分)注入し、その後、第3区画E3及び第4区画E4の他方に所定量(例えば5回操作分)注入し、その後、第2区画E2にオーバーフローするまで充填する。
次に、本発明に係る電線管路耐水圧処理方法及び耐水圧(処理)構造の別の実施形態について説明する。なお、主に図3乃至図8の方法及び構造と異なる手順や工程及び構造を説明する。
図12に示すように、電線管路1の軸心Lが鉛直状であり、例えば、天井壁部から成る隔壁部Kに貫設された電線管路1を耐水圧処理する方法である。つまり、電線管路1の下方(下端)開口部を、施工側開口部1aとした場合である。
電線養生工程を省略し、最初にプライマ処理工程を行なう。次に、図12に示すように、シール用ノズル9の先端口部を、電線管路1内の空隙部に挿入し、その先端口部を施工側開口部1a近傍に保持する。そして、施工側開口部1aをダム材3で施蓋するように堰止部30を形成する堰止部形成工程を行なう。
さらに、図13に示すように、堰止部30を支持して補強するために難燃性ビニル粘着テープ等のテープ体5にて、電線管Pの管端外周面と、堰止部30と、堰止部30から外方(下方)に露出している電線10及びシール用ノズル9と、を巻設して、テープ巻設体から成る落下防止用の補強部50を形成する堰止部補強工程を行なう。
堰止部補強工程終了後に、堰止部30によってシール材2の施工予定域外(下方)への流れを阻止しつつ、空隙部に所定量充填すると共に、内部エアを上方開口部へ押出しながら(抜きながら)充填する水密部形成工程を行なう。また、所定量充填後、水密部20や、水密部20と堰止部30の間に侵入しないように、シール用ノズル9からシール材2を吐出させつつ引き抜き、ダム材3で引き抜いた箇所を塞ぎ、さらにテープ体5で補強して、水密部形成工程を終了し、耐水圧処理が終了する。
本発明に係る電線管路耐水圧構造の別の実施形態について説明する。
図12乃至図15を用いて説明した耐水圧処理方法によって形成された構造であって、電線管路1の施工側開口部1aに形成される堰止部30と、堰止部30の落下を防止する補強部50と、シール材2が充填されて形成される水密部20と、電線10の外周面と水密部20の間にプライマ層11を有している。
なお、上述した実施形態に於て、シール材2は、耐水性(耐水圧性)と気密性と難燃性を有し、主剤と硬化剤を混ぜることで(時間が立つと)硬化する2液混合型である。重量比は主剤を100とすると硬化剤は10〜20であり、より好ましくは略15である。また、混合直後の粘度が(23℃で)、500〜20000mPa・s、好ましくは、2000〜17000mPa・s、より好ましくは、9000〜13000mPa・sである。硬化後の酸素指数(難燃性)が26〜27%以上、より具体的には、30〜34%のものである。
また、シール材(剤)2の主剤は、液状ポリブタジエンポリオール組成物であって、1,4−ポリブタジエンポリオールに、充填剤、難燃剤、可塑剤、プロセスオイル等を配合したものである。
また、シール材2の硬化剤は、液状MDI系イソシアネート、又は、液状TDI系イソシアネートである。液状MDI系イソシアネートの具体例として、変性液状4,4´ジフェニルメタンジイソシアネートである。液状TDI系イソシアネートの具体例として、1,4−ポリブタジエンポリオールに、2,4−トリレンジイソシアネート及び、2,6−トリレンジイソシアネートを加熱混合したものである。
ダム材3は、難燃性を有し、シール材2を漏らさない(施工予定域外へ流さない)ように、一定形状を自己保持する程度の粘度を有している常温硬化型樹脂(例えば、一液型常温硬化樹脂である難燃性シリコンシーラント、難燃性ウレタンフォーム)や、難燃性パテ組成物(例えば、ポリブテン樹脂に無機難燃剤を配合したもの)である。
プライマ材(剤)は、接着性を有し、熱可塑性ウレタン系接着剤に硬化剤を混合したものや、電線10のシース層に適応した変性ポリウレタン樹脂等で、電線10(最外層のシース層)と、シール材2の接着性を向上させるものである。なお、熱可塑性ウレタン系接着剤に対する硬化剤の重量比は100:3〜30、より好ましくは、100:5〜20である。
また、電線管Pは、金属製(鋼製)が望ましいが、樹脂製でも良い。
また、施工側開口部1aを、水害の際に、水が流れ込んでくる虞れのある浸水入口予定側開口部又は隔壁外部側開口部とし、反対側開口部を、保護すべき電源施設(設備)のある、浸水出口予定側開口部又は隔壁内部側開口部とする。
或いは、施工側開口部1aを、浸水出口予定側開口部又は隔壁内部側開口部とし、反対側開口部を浸水入口予定側開口部又は隔壁外部側開口部としても良い。
また、電線10は、銅線の外周に架橋ポリエチレン等の絶縁層を有し、絶縁層の外周にビニル(塩化ビニル)等のシース層を有しているものである。
また、図4及び図9のダム用ノズル7、及び、図6及び図10のシール用ノズル9は、電線10を損傷しないように樹脂製パイプとするのが望ましい。
また、図12乃至図14に於て、シール用ノズル9は、ウレタン等の可撓性を有する樹脂製チューブとするのが望ましい。
次に、内径寸法Dが54mmの電線管P内に、電線10としてCVVケーブル(2C×1.25SQ)を10本挿通させた試験用電線管路を作成した。
そして、実施例1として、試験電線管路の軸心Lを水平方向に保持し、図3乃至図8の耐水圧処理を行なった。また、実施例2として、試験電線管路の軸心Lを鉛直方向に保持し、図9乃至図11の上方開口部を施工側開口部1aとした耐水圧処理を行なった。また、実施例3として、試験電線管路の軸心Lを鉛直方向に保持し、図12乃至図15の下方開口部を施工側開口部1aとした耐水圧処理を行なった。また、実施例1〜3は、シール材2の(主剤と硬化材の混合直後の)粘度が12500mPa・sであり。施工長寸法Qは200mm(内径寸法Dの約3.7倍)である。
実施例1〜3に、夫々、0.6MPaの水圧(水深60m相当)を15分間負荷しても漏水はなかった。
また、実施例4は、試験電線管路の軸心Lを水平方向に保持し、図3乃至図8の耐水圧処理を行い、施工長寸法Qは200mmであって、実施例1と同様であるが、実施例1に比べて粘度が低い(9500mPa・s)のシール材2を用いた。
実施例4も0.6MPaの水圧を15分間負荷しても漏水はなかった。
また、実施例4は、試験電線管路の軸心Lを水平方向に保持し、施工長寸法Qは200mmでシール材2の粘度が12500mPa・sであり、実施例1と同様であるが、図3乃至図8の耐水圧処理に於て、プライマ処理工程を省略した。即ち、プライマ層11を有していない構造のものである。
実施例1に比べて、耐水圧性が少し低くなったが(0.4MPaで15分間で漏水なしであった)、水害に十分対応可能な耐水圧性が得られた。
また、内径寸法Dが54mmの電線管P内に、電線10として、600VCVTケーブル(3C×22SQ)を1本挿通させた試験用電線管路を作成した。
そして、比較例1として、この試験用電線管路の軸心Lを鉛直方向に保持し、施工長寸法Qを35mmで、図9乃至図11の耐水圧処理を行なった。また、プライマ処理工程を省略した。シール材2の粘度は12500mPa・sである。
実施例1に比べて、耐水圧性が少し低くなった
また、比較例として、実施例1と同じ試験電線管路の軸心Lを水平方向に保持し、シール材2の粘度が12500mPa・sであるが、図3乃至図8の耐水圧処理方法に於て、施工長寸法Qを内径寸法Dの約0.5倍(50%)とした。0.3MPaの水圧が3分かかると漏水し、水害に対して(特に、津波に対して)有効な耐水圧性は得られなかった。
なお、施工長寸法Qを内径寸法Dの0.64倍未満とした他の比較例等は、水害に有効な耐水圧性が得られない問題や、品質が安定しない等の問題があった。
以上の実施例と比較例により、本発明によって、水害に有効な耐水圧性が得られることが明らかと言える。
なお、本発明は、設計変更可能であって、プライマ処理工程を省略しても良い。シール用ノズル9は、材質を難燃性とした場合に、ノズル内部にシール材2を残存させた状態で、電線管路1内部に挿入したまま引き抜かずに水密部形成工程を終了しても良い。また、本発明は電源施設の電線管路に好適であるが、船の防水区画の電線管路に用いても良い。また、充填工具がシーラントガン等の銃型である場合は、ハンドルを握る(トリガーを引く)速度を1握りあたり、8秒〜10秒かけてゆっくりと充填するのが望ましい。
以上のように、本発明の電線管路耐水圧処理方法は、電線10が挿通された電線管路1内の空隙部を閉塞して耐水圧処理する方法であって、電線管路1内の空隙部にダム材3にて堰止部30を形成する堰止部形成工程と、堰止部30によってシール材2の施工予定域外への流れを阻止しつつ電線管路1内の空隙部にシール材2を電線管路1の内径寸法Dの倍以上10倍以下の施工長寸法Qをもって充填して水密部20を形成する水密部形成工程と、を具備するので、電源施設が津波等の水害に襲われた際に、建物内への浸水を防止し、発電を停止することができる。既設の電線管路1に対して容易に耐水圧処理できる。地下の隔壁等水害の際に高い水圧を受けても十分に水密可能な高い耐水圧性を得ることができる。例えば、水深40〜100mに相当する水圧(0.4MPa〜1.0MPa)に耐え得る。電線管路1の内径寸法Dに対する水密部20の施工長寸法Qが明確で、作業者毎の施工熟練度等に影響を受けず、安定した耐水圧性(品質)を得ることができる。
また、水密部形成工程の前に、電線10の外周面にプライマ材を塗布するプライマ処理工程を具備するので、電線10と水密部20がより強い接着力をもって、隙間なく、一体状となり、より高い耐水圧性を得ることができる。
また、本発明の電線管路耐水圧構造は、電線10が挿通された電線管路1の耐水圧構造であって、電線管路1内の空隙部に電線管路1の内径寸法Dの倍以上10倍以下の施工長寸法Qのシール材2が充填されて形成される水密部20と、電線管路1内の空隙部にダム材3によって形成される堰止部30と、を有するので、電源施設が津波等の水害に襲われた際に、建物内への浸水を防止し、発電を停止することができる。地下の隔壁等水害の際に高い水圧を受けても十分に水密可能な高い耐水圧性を得ることができる。例えば、水深40〜100mに相当する水圧(0.4MPa〜1.0MPa)に耐え得る。電線管路1の内径寸法Dに対する水密部20の施工長寸法Qが、明確で作業者毎の施工熟練度等に影響を受けず、安定した耐水圧性(品質)を得ることができる。
また、電線10と水密部20の間に、プライマ層11を有するので、電線10と水密部20がより強い接着力をもって、隙間なく、一体状となり、より高い耐水圧性を得ることができる。
また、上記の実施形態の他、例えば、後から、電線10を追加配策することを想定した場合は、電線管路1内にパイプ(材質は、金属製または樹脂製)を挿通し、電線10とともにシール材2を電線管路1内に充填しておけばよい。前記パイプ内の両端は、水圧に耐える構造による蓋を取付けておいて、電線10を追加配策する場合は、蓋を除去し、電線10を配策すればよい(その後、パイプと追加した電線10との隙間をシール材2で充填して、水密部20を形成する)。さらに、前記パイプ、追加配策する電線10の表面には上述したプライマ材が塗布されていることが好ましい。
1 電線管路
2 シール材
3 ダム材
10 電線
11 プライマ層
20 水密部
30 堰止部
D 内径寸法
Q 施工長寸法

Claims (4)

  1. 電線(10)が挿通された電線管路(1)内の空隙部を閉塞して耐水圧処理する方法であって、
    上記電線管路(1)内の上記空隙部に難燃性を有する常温硬化型樹脂又は難燃性を有するパテ組成物から成るダム材(3)にて堰止部(30)を形成する堰止部形成工程と、上記堰止部(30)によってシール材(2)の施工予定域外への流れを阻止しつつ上記電線管路(1)内の上記空隙部にシール材(2)を該電線管路(1)の内径寸法(D)の倍以上10倍以下の施工長寸法(Q)をもって充填して水密部(20)を形成する水密部形成工程と、を具備することを特徴とする電線管路耐水圧処理方法。
  2. 上記水密部形成工程の前に、上記電線(10)の外周面にプライマ材を塗布するプライマ処理工程を具備する請求項1記載の電線管路耐水圧処理方法。
  3. 電線(10)が挿通された電線管路(1)の耐水圧構造であって、
    上記電線管路(1)内の空隙部に上記電線管路(1)の内径寸法(D)の倍以上10倍以下の施工長寸法(Q)のシール材(2)が充填されて形成される水密部(20)と、上記電線管路(1)内の上記空隙部に難燃性を有する常温硬化型樹脂又は難燃性を有するパテ組成物から成るダム材(3)によって形成され上記シール材(2)の施工予定域外への流れを阻止するための堰止部(30)と、を有する電線管路耐水圧構造。
  4. 上記電線(10)と上記水密部(20)の間に、プライマ層(11)を有する請求項3記載の電線管路耐水圧構造。
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