JP2016070336A - 保持バンドを備えた直動転がり案内ユニット - Google Patents

保持バンドを備えた直動転がり案内ユニット Download PDF

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Abstract

【課題】本発明は,保持バンドの保持部を軌道レールの保持バンド用溝の中央位置に設定し,保持バンド用溝の壁面や保持部の損傷を回避するように保持バンドをエンドキャップに確実に安定して支持する。【解決手段】保持バンド7は,断面が矩形又は円形の針金状に成り,ボール10を軌道路20に沿って保持する保持部25,保持部25の両端部を長手方向に直交する方向に折り曲げた折曲部26,及び折曲部26のそれぞれの先端部を折り曲げた係止爪部27から形成されている。折曲部26は,波形に折り曲げて形成すると共に,折曲部26をエンドキャップ4の保持バンド用凹溝24に締め代を持って嵌入されている。【選択図】図3

Description

この発明は,長尺な軌道レールと該軌道レール上を複数の転動体を介して相対移動するスライダとから成り,転動体をスライダに保持する保持バンドを備えたタイプの直動転がり案内ユニットに関する。
近年,直動転がり案内ユニットは,工作機械,各種組立装置,搬送機械等の各種機械装置の摺動部への適用が拡大している。
従来,本出願人が開発した直線運動用玉軸受のボール保持体は,トラックレールに組み付けられていない時にスライドユニットの軌道面上のボール群の逸脱落下を防止するためスライドユニットの軌道面と対向してスライドユニットに取り付けられている。該ボール保持体は,図21〜図23に示すように,断面高さが幅より大である細長い金属をコの字形に形成されているおり,スライドユニットの両端の側板の外端面の係止凹所に引っ掛けて固定されている。保持バンド7Pは,ボール10を保持する保持部25P,保持部25Pの両端側を折曲した折曲部26P,及び折曲部26Pの先端を折曲してスライダに係止する係止爪部27Pから形成されており,スライダに形成された軌道溝に沿って延びると共に,軌道レール1の側面37の軌道溝11に沿って形成された保持バンド用溝23に非接触状態に遊嵌し,ボール10を保持する面に沿う長手方向両側角部が鋭角に形成されている。軌道レール1に形成された保持バンド用溝23は,底部43及び底部43と軌道溝11とを結ぶ斜面44から形成されている。保持バンド7Pは,ボール10を保持する対向面の幅は,その反対側の背面の幅と同等の幅に形成され,断面略長方形状に形成されている(例えば,特許文献1参照)。
また,直動転がり案内ユニットとして,本出願人が開発したものが知られている。該直動転がり案内ユニットは,その保持バンドとして,その形状をボールを保持する対向面の幅を,その反対側の背面の幅より長く,断面略台形形状に形成したものであり,ボールを保持する保持バンドの保持量及び剛性をアップしてボールの保持能力を向上させたものである(例えば,特許文献2参照)。
実開昭57−165820号公報 特開平8−232953号公報
しかしながら,上記ボール保持体では,ボール保持体と係止凹所の間にすきまがあると,ボール保持体が上下方向にずれて,トラックレール軌道面の研削逃げ溝と接近することがあり,例えば,軌道レールのレール幅5mm以下の小形の直線運動用玉軸受リニアでは,研削逃げ溝の幅寸法も0.5mm以下と小さく,ボール保持体とのクリアランスが小さくなり,ボール保持体の主体部の位置がずれると,トラックレール軌道面の研削逃げ溝に接触することがある。そこで,該研削逃げ溝と接触しないように研削逃げ溝を大きくすると,トラックレールの軌道溝周りの肉厚が減り,剛性が低下するおそれがあった。
上記の直動転がり案内ユニットでは,保持バンド7Pの保持部25Pは,直線状に延びて形成されている。例えば,保持バンド7Pが,図23に示すように,軌道レール1の保持バンド用溝23の中央位置に保持されている場合には問題がないが,図24に示すように,保持バンド7Pの支持状態が悪化すると,保持バンド7Pの保持部が保持バンド用溝23内で片寄って保持バンド用溝23の壁面の斜面内に接触することになり,保持バンド7Pや保持バンド用溝23の壁面を損傷する問題が発生する。即ち,保持バンド7Pは,各部品の寸法許容差に起因して軌道レール1の保持バンド用溝23に対し,位置がずれることがあり,特に,小形の直動転がり案内ユニットでは,保持バンド7Pと保持バンド用溝23のすきまが小さく,保持バンド7Pの位置がずれて,軌道レール1の保持バンド用溝23と接触することがあった。
ところで,エンドキャップに形成された保持バンド用凹溝を,保持バンドに合せて幅を狭く形成することが考えられるが,エンドキャップを成形加工する既存の型を変更することは大掛かりになり,製造価格を高価のものにしてしまう。しかしながら,既存のエンドキャップの保持バンド用凹溝を変更することなく,保持バンドのサイズを細く形成して保持バンド用凹溝内に安定して位置決め固定することは難しくなってしまう。また,直動案内ユニットでは,小形になるにしたがって,軌道レールの保持バンド用溝の壁面と保持バンドの保持部との隙間が小さくなり,同様に,保持バンドの保持部が軌道レールの保持バンド用溝の壁面に接触すること無く,保持バンド用溝内に遊嵌することが難しくなるという問題があった。
この発明の目的は,上記の課題を解決することであり,スライダに転動体のボールを保持する保持バンドを,細く形成して,保持バンド用溝とのクリアランスを増大させ,同時に,保持バンドの折曲部を波形に形成して折曲部の幅方向のサイズを大きくし,エンドキャップ側の固定部である保持バンド用凹溝に対して折曲部でエンドキャップに対して締め代を与え,しかも保持バンドを既存のエンドキャップの保持バンド用凹溝に適用できるので,エンドキャップを成形加工するための成形型の変更を行わなくても,保持バンドを保持バンド用凹溝内でガタつきがないように位置決め固定し,保持バンドを保持バンド用凹溝の幅の中央位置に位置決め固定させることができることを特徴とする直動転がり案内ユニットを提供することである。
この発明は,長手方向に沿って第1軌道溝が形成された長尺状の軌道レール及び前記軌道レールの前記長手方向に摺動自在なスライダを有し,前記スライダは,前記軌道レールの前記第1軌道溝に対向して延びる第2軌道溝と前記第2軌道溝に平行に延びるリターン路が形成されたケーシング,前記ケーシングの両端面にそれぞれ取り付けられ且つ前記第1軌道溝と前記第2軌道溝との間に形成される軌道路と前記リターン路とを連通する方向転換路が形成された一対のエンドキャップ,前記エンドキャップの端面にそれぞれ配設されたエンドシール,前記軌道路と前記リターン路と一対の前記方向転換路とで構成される循環路を転走する複数のボールである転動体,及び前記転動体を前記ケーシングに保持する保持バンドを有することから成る直動転がり案内ユニットにおいて,
前記保持バンドは,棒状部材から成り,前記転動体を前記軌道路に沿って保持する保持部,前記保持部のそれぞれの両端部を前記長手方向に対して折り曲げて前記エンドキャップの前記端面に形成された保持バンド用凹溝に嵌入する折曲部,及び前記折曲部のそれぞれの先端部を折り曲げて前記エンドキャップに係止する係止爪部から構成されており,前記保持バンドの前記折曲部は,複数の波形に折り曲げられて前記折曲部の頂部が前記保持バンド用凹溝の壁面に当接して前記折曲部が前記保持バンド用凹溝に対して締め代を持って嵌入されており,
前記軌道レールには前記第1軌道溝の中央位置に長手方向に沿って保持バンド用溝が形成されており,前記保持バンドの前記保持部は,前記保持バンド用溝の中央位置で且つ底部に対して前記長手方向にすきまを有して位置設定されていることを特徴とする直動案内ユニットに関する。
また,この直動転がり案内ユニットにおいて,前記折曲部は,前記保持バンド用凹溝の対向する壁面の一方に押圧当接する第1折曲部と前記壁面の他方に押圧当接する第2折曲部に折り曲げられており,前記第1折曲部と前記第2折曲部との頂部が前記保持バンド用凹溝に対して締め代を持って嵌入されているものである。
また,この直動転がり案内ユニットにおいて,前記折曲部の前記複数の前記波形は,前記第1折曲部が前記折曲部の中央に位置し,前記第2折曲部が前記第1折曲部の両側に位置しているものである。又は,前記折曲部の前記第1折曲部は,前記保持バンド用凹溝の対向する前記壁面の一方に少なくとも2個位置し,前記第2折曲部は前記保持バンド用凹溝の対向する前記壁面の他方に少なくとも2個位置しているものである。
また,この直動転がり案内ユニットにおいて,前記折曲部の前記複数の前記波形は,三角波形又は円弧形から構成されているものである。
この直動転がり案内ユニットにおいて,前記保持バンドを構成する前記棒状部材は,針金部材から成り,断面が正方形又は丸形に形成されているものである。
この直動転がり案内ユニットは,上記のように構成されているので,スライダにはスライダを軌道レールから外したときにスライダから転動体のボールが脱落しないように転動体を保持する保持バンドが設けられており,スライダが軌道レールにセットされた状態では,保持バンド,特に,保持バンドの保持部が軌道レールの第1軌道溝の底部に長手方向に沿って形成された保持バンド用溝に遊嵌されて構成されているが,保持バンドが保持バンド用溝に対して細く,即ち,幅が小さく形成して軌道レールの保持バンド用溝と保持バンドとのすきまを増やす即ち大きく形成しているので,長尺な軌道レールに対してスライダと共に摺動する保持バンドの保持部が軌道レールの全長に渡って軌道レールの保持バンド用溝の壁面に接触することを防止できる。しかも,保持バンドをエンドキャップの保持バンド用凹溝に配設する保持バンドの折曲部が波形にジグザグに折り曲げた形状に形成して,折曲部の幅を,エンドキャップの保持バンド用凹溝の幅よりも大きく形成して,保持バンド用凹溝に対して締め代を与えて嵌入して位置決め固定されているので,保持バンドがガタツクことがなくエンドキャップに保持されている。即ち,保持バンドの折曲部を波形に折り曲げて,幅を大きくして締め代を与えることで,エンドキャップに形成された保持バンド用凹溝のサイズにかかわらず,保持バンドを折曲部でスライダに安定して位置決め固定できるので,保持バンドを従来のものに比較してボールの保持機能を有する範囲で可及的に細く形成することができ,その結果,保持バンドの保持部と軌道レールに形成された保持バンド用溝との間のすきまを十分に確保でき,保持バンドの保持バンド用溝との壁面への接触による損傷を防止でき,また,幅の細い保持バンドでもエンドキャップの保持バンド用凹溝に対してガタつかず,保持バンドが折曲部で安定して支持されているので,保持バンドのボールを保持する保持部が軌道レールの保持バンド用溝内での上下方向の位置ずれを防止できる。
また,保持バンドの保持部を軌道レールの保持バンド用溝の中央位置に設定し易くすると共に,保持バンドの保持部が軌道レールの保持バンド用溝の壁面に接触しても保持バンドの保持部の位置が柔軟に変化して保持バンド用溝の壁面及び保持部の損傷が回避される構造に構成されており,保持バンドの保持部のそれぞれの両端部を長手方向に直交する方向に折り曲げた折曲部において折曲部を波形に折り曲げて形成すると共に,折曲部を保持バンド用凹溝に締め代を持って嵌入することで達成されている。特に,この保持バンドは,既存のエンドキャップにも適用することができ,エンドキャップの保持バンド用凹溝の幅を小さくするような成形型の変更が不要となり,製造コストを低減できる。また,この直動転がり案内ユニットでは,スライダに取り付けられた保持バンドは,両端部の折曲部が一対のエンドキャップの端面にそれぞれ嵌入支持されているので,保持バンドの保持部は比較的に柔軟に撓むような弾性変形可能に構成されている。それ故に,スライダが軌道レール上を相対移動する際に,前記保持部が前記保持バンド用溝の壁面に接触したとしても,前記保持部の位置が柔軟に弾性変化して,前記保持バンド用溝の前記壁面及び前記保持バンドの前記保持部を損傷するようなことが回避される構造に構成されている。
この発明による直動転がり案内ユニットの一実施例を示す一部破断の斜視図である。 図1のこの直動転がり案内ユニットを示す側面図である。 図2のA−A位置のスライダ端面を部分的に示す正面図である。 図3の符号Cで示す領域を示す拡大正面図である。 図2のB−B位置におけるこの直動転がり案内ユニットを示す断面図である。 図5の符号Dの領域におけるこの直動転がり案内ユニットを示す拡大断面図である。 この直動転がり案内ユニットにおける循環路を示すため,図5のE−E位置における断面図である。 この直動転がり案内ユニットに組み込まれた保持バンドを示す斜視図である。 図8の保持バンドを示す平面図である。 図8の保持バンドにおける折曲部を示す正面図である 図9の保持バンドのF−F位置における正方形の断面形状を示す断面図である。 この直動転がり案内ユニットにおけるエンドキャップを示す正面図である。 図12のエンドキャップを符号G方向から見た側面図である。 図12のH−H位置におけるエンドキャップを示す断面図である。 図13のエンドキャップを部分的に示す下面図である。 この直動転がり案内ユニットに組み込まれる保持バンドの別の実施例を示す平面図である。 図16の保持バンドを示す正面図である。 図16のI−I位置における保持バンドを示す断面図である。 図16に示す保持バンドを直動転がり案内ユニットに組み込んだ場合に,保持バンドと軌道レールの軌道レール溝との関係を示す説明図である。 この直動転がり案内ユニットに組み込まれる保持バンドの更に別の実施例を示す正面図であり,(A)は折曲部が4個存在する第2実施例,(B)は折曲部が5個存在する第3実施例,及び(C)は折曲部が円弧に形成されている第4実施例を示す。 従来の直動転がり案内ユニットにおける保持バンドを示す平面図である。 図21のJ−J位置における保持バンドを示す断面図である。 従来の直動転がり案内ユニットにおける保持バンドと軌道レールの保持バンド用溝との関係を示す断面図である。 従来の直動転がり案内ユニットにおける保持バンドと軌道レールの保持バンド用溝との関係を示し,保持バンドの端面が軌道レールの保持バンド用溝の壁面に干渉した状態を説明する断面図である。
以下,図面を参照して,この発明による直動転がり案内ユニットの実施例を説明する。この発明による直動転がり案内ユニットは,概して,図1に示すように,ベース等に取り付けるため取付け用孔30や長手方向の両側面37に沿って軌道溝11(第1軌道溝)がそれぞれ形成された軌道レール1,及び軌道レール1に跨架して転動体を介して相対的に摺動自在なスライダ2を有している。この実施例では,転動体はボール10であって,軌道レール1とスライダ2とに形成された軌道溝11,12は,両側に形成されている。スライダ2は,主として,軌道レール1の軌道溝11に対向して形成された軌道溝12(第2軌道溝)が形成されたケーシング3,ケーシング3の両端面38にそれぞれ取り付けられ且つ軌道路20とリターン路22とを連通する円弧状の方向転換路21が形成されたエンドキャップ4,軌道路20,リターン路22及び一対の方向転換路21で構成される循環路19を転走する複数の転動体であるボール10,エンドキャップ4の端面39に配設されたエンドシール8,並びにボール10をスライダ2に保持するためスライダ2に支持された保持バンド7から構成されている。ケーシング3に形成されているリターン路22は,ケーシング3の軌道溝12に平行に延びて形成された貫通孔31に,嵌挿したスリーブ17の通し孔で形成されている。軌道レール1の軌道溝11及びケーシング3の軌道溝12は,断面が円弧面に形成され,ボール10がスムーズに転動できるように,ボール10の直径φDaに整合するサイズに形成されている。エンドシール8は,軌道レール1に対するシール機能を有すると共に,エンドキャップ本体5の端面39に接して固定され,保持バンド7がエンドキャップ本体5から外れるのを阻止する機能も有している。
ケーシング3は,軌道溝11と軌道溝12との間に形成される一対の軌道路20に沿って延びる一対のリターン路22が形成されると共に各種の機器,ワーク,取付体等の物体を取り付けるための取付け用ねじ孔29が形成されている。エンドキャップ4は,反ケーシング3側に方向転換路21の外周部が形成され且つケーシング3側即ち摺動方向の端面40側に凹部35が形成され且つ潤滑油を給油するための油孔28が形成されたエンドキャップ本体5,及び反ケーシング3側に方向転換路21の内周部が形成され且つ潤滑油を給油するための油孔18が形成されて,エンドキャップ本体5の凹部35に嵌合配置されたスペーサ6から構成されている。エンドキャップ本体5は,方向転換路21の外周部の壁面を形成する袖部16と,袖部16を繋げる上部15とで構成されている。スペーサ6は,エンドキャップ本体5の凹部35に嵌合配置するように構成されている。方向転換路21は,エンドキャップ本体5に形成された外周部とスペーサ6に形成された内周部とが対向して整合することによって形成されている。エンドキャップ4は,上面46,下面47及び側面48がケーシング3のそれらより若干小さく形成されている(図3)。また,スライダ2は,スペーサ6,エンドキャップ本体5に形成された取付け用孔32,及びエンドシール8に形成された取付け用孔に固定ねじ9を通してケーシング3に形成された取付け用ねじ孔に螺入して,ケーシング3にエンドキャップ4及びエンドシール8を固定することができる。
この直動転がり案内ユニットでは,ケーシング3に形成された貫通孔31に嵌挿されてリターン路22を形成するスリーブ17は,潤滑剤を含浸した多孔質成形体で超高分子量の合成樹脂微粒子から構成されている。スリーブ17は,合成樹脂微粒子をスリーブ状に押し固めて加熱成形し,合成樹脂微粒子間が連通状態の多孔部に保形し,多孔部に潤滑剤が含浸されているものである。エンドキャップ4には,方向転換路21の周囲からケーシング3側に突出する接続管部45が形成されている。エンドキャップ4の接続管部45は,ケーシング3に形成された貫通孔31に嵌合し,エンドキャップ4の方向転換路21の一端部とケーシング3のリターン路22を接続している。また,エンドキャップ4の方向転換路21の他端部は,軌道レール1の軌道溝11とケーシング3の軌道溝12とで形成される軌道路20に接続している。
この直動転がり案内ユニットでは,ケーシング3は,軌道レール1の上面36側に位置する上部13,及び上部13の両側部から軌道レール1に沿ってそれぞれ垂下する軌道レール1を跨がる一対の袖部14から構成されている。ケーシング3の袖部14には,長手方向に沿った軌道溝12と貫通孔であるリターン路22とがそれぞれ形成され,また,ケーシング3の上部13には,相手部材(図示せず)を上面の取付け面に取り付けるための取付け用ねじ孔29が4個形成されており,上部13の両側部には長手方向に沿って取付け用ねじ穴42が形成されている。また,エンドキャップ本体5は,図12に示すように,ケーシング3の上部13に対向する上部15,及び上部15の両側部からそれぞれ垂下し且つケーシング3の袖部14に対向する袖部16から構成されている。エンドキャップ4は,長手方向に伸びる上部15と上部15の両側部からそれぞれ垂下した袖部16とから構成されており,エンドキャップ本体5の両袖部16には,ボール10の循環路19を構成する方向転換路21の外周部の壁面が形成されており,また,スペーサ6の両袖部には,ボール10の循環路19を構成する方向転換路21の内周部の壁面が形成されている。方向転換路21は,エンドキャップ本体5の外周部の壁面とスペーサ6の内周部の壁面とが整合固定して形成され,軌道路20とリターン路22とを連通する弧状の通路に形成されている。エンドキャップ本体5には,方向転換路21の軌道路20側の入口部にはすくい部41が形成されている(図12,図15参照)。
この直動転がり案内ユニットは,特に,ボール10を保持する保持バンド7の構成に特徴を有している。保持バンド7は,図8〜図11に示すように,断面が四角形の針金状から成り,ボール10を軌道路20に沿って保持する保持部25,保持部25のそれぞれの両端部を長手方向に直交する方向に折り曲げた折曲部26,及び折曲部26のそれぞれの先端部を折り曲げた係止爪部27に形成され,特に,折曲部26が複数の波形に折り曲がって構成されており,折曲部26がエンドキャップ4のエンドシール8側の端面39に形成された保持バンド用凹溝24に締め代を持って嵌入して構成されていることを特徴としている。エンドキャップ本体5には,反ケーシング3側の端面39に保持バンド7の折曲部26を嵌入する保持バンド用凹溝24が形成され,エンドキャップ本体5の側面48には,保持バンド7の係止爪部27を嵌入係止する係止爪部用凹溝49が形成されている(図13参照)。保持バンド7の保持部25が軌道レール1の軌道溝11の底部43(図6)に長手方向に沿って形成された凹溝でなる保持バンド用溝23の中央位置に設定されると共に,保持バンド7の保持部25が軌道レール1の保持バンド用溝23の壁面(底部43と斜面44)に接触しても保持バンド7の保持部25の位置が柔軟に変化して保持バンド用溝23の壁面及び保持バンド7の保持部25の損傷が回避される構造に構成されている。この直動転がり案内ユニットは,特に図3及び図4に示すように,折曲部26の波形のそれぞれの頂部(第1折曲部33,第2折曲部34)が保持バンド用凹溝24の互いに対向する側壁面に交互に押圧しているものである。また,折曲部26の複数の波形は,中央の第1折曲部33と第1折曲部33の両側で第1折曲部33の波形が反転した第2折曲部34から構成されている。この直動転がり案内ユニットに組み込まれている保持バンド7は,折曲部26を形成する第1折曲部33と第2折曲部34の頂点が,互いに反対方向に向いており,第1折曲部33と第2折曲部34の形状は,締め代分が弾性変形してエンドキャップ4の保持バンド用凹溝24内で安定して固定されるように形成されている。
この発明による直動転がり案内ユニットでは,折曲部26の複数の波形は,図10,図17,図20の(A),(B)に示すように三角波形,又は図20の(C)に示すように円弧波形に形成することができる。また,保持バンド7は,断面が図6又は図11に示すように,正方形,又は図18に示すように,丸形に形成することができる。この直動転がり案内ユニットでは,保持バンド7の断面形状を正方形に形成することによって,従来の保持バンド7Pのように断面縦長矩形に形成したものに比較して,軌道レール1の保持バンド用溝23の壁部(斜面44)とのクリアランスを大きく形成することができる。また,図8〜図11に示す保持バンド7の他に,別の実施例として,図16〜図19に示すように,断面が丸形の針金状から成る保持バンド7Eに形成することができる。保持バンド7Eは,保持バンド7と機能は同様であり,保持部25E,その両端部の折曲部26E,及び折曲部26Eの先端部材の係止爪部材27Eから構成されている。その他,図20に示すように,第1実施例の保持バンド7の折曲部26と比較して折曲部26Aが1個多く形成された保持バンド7A,保持バンド7Aの折曲部26Aと比較して折曲部26Bが逆向きに形成された保持バンド7B,又は保持バンド7Aの保持部26Aの折曲部と比較して折曲部26Cが円弧状に形成された保持バンド7Sに形成することもできる。勿論,保持バンド7A,7B,7Cは,ボール10を保持する保持部25A,25B,25C,保持部25Aの両端の折曲部26A,26B,26C,及び折曲部26Aの先端が折り曲がった係止爪部27A,27B,27Cからそれぞれ形成されている。
この直動案内ユニットは,上記のように,スライダ2には,スライダ2を軌道レール1から外した時に,スライダ2から転動体のボール10が脱落しないようにボール10を保持する保持バンド7が設けられており,スライダ2が軌道レール1にセットされた状態では,保持バンド7,特に,保持バンド7の保持部25が軌道レール1の軌道溝11の底部43に長手方向に沿って形成された凹溝でなる保持バンド用溝23に遊嵌されて配設されている。しかしながら,長尺な軌道レール1に対して,スライダ2と共に摺動する保持バンド7,特に,保持バンド7の保持部25が軌道レール1の全長に渡って軌道レール1の保持バンド用溝23の壁面の斜面44に接触すること無く,保持バンド用溝23内に遊嵌することが難しくなっている。また,直動案内ユニットが小形に形成されるにしたがって,軌道レール1の保持バンド用溝23の壁面と保持バンド7の保持部25との隙間が小さくなり,同様に保持バンド7の保持部25が軌道レール1の保持バンド用溝23の壁面の斜面44に接触すること無く,保持バンド用溝23内に遊嵌することが難しくなっている。この発明による直動転がり案内ユニットでは,保持バンド7の保持部25を軌道レール1の保持バンド用溝23の中央位置に設定し易くすると共に,保持バンド7の保持部25が軌道レール1の保持バンド用溝23の壁面に接触しても保持バンド7の保持部25の位置が柔軟に変化して保持バンド用溝23の壁面及び保持部25の損傷が回避される構造に構成したものであり,保持バンド7の保持部25のそれぞれの両端部を長手方向に直交する方向に折り曲げた折曲部26において折曲部26を波形に折り曲げて形成すると共に,折曲部26を保持バンド用凹溝24に締め代を持って嵌入することで位置決めして安定して固定されている。
この直動転がり案内ユニットは,保持バンド7の折曲部26が折り曲がることで,折曲部26の幅は,第1折曲部33の頂点から第2折曲部34の頂点までの実質的な幅になってエンドキャップ4に形成された保持バンド用凹溝24の幅よりも大きく形成されることになり,折曲部26は,エンドキャップ4の保持バンド用凹溝24に対して締め代が与えられることになる。折曲部26は,複数の凸部である第1折曲部33と第2折曲部34とを有しており,複数個所で折れ曲がった波形に形成され,この実施例では,具体的に,折曲部26の中央付近に設けた第2折曲部34と,その両隣に設けた2つの第1折曲部33から成り,第1折曲部33と第2折曲部34は,鈍角の略V字形状に形成されており,第1折曲部33と第2折曲部34の頂点が,エンドキャップ4の保持バンド用凹溝24の壁面に嵌め合わせて固定することになる。
この直動転がり案内ユニットは,例えば,軌道レール1の幅が5mm,スライダ2の幅が12mm,総高さが6mmのミニアチュアの小形に形成されている。また,軌道レール1は,例えば,保持バンド用溝23は,断面が略台形に形成されている。保持バンド7はステンレス鋼製の材料で形成されており,その断面寸法a, bが0.2mmに形成され,エンドキャップ4は樹脂製で弾性変形可能な材料で形成されている。この実施例では,エンドキャップ4の保持バンド用凹溝24の幅寸法dは,対向する壁面間が0.3mm程度であり.エンドキャップ4に組み込む前の保持バンド7は,バンド厚み寸法aが0.2mm,折曲部の幅寸法cが0.4mmである。従って,保持バンド7の折曲部26は,エンドキャップ4の保持バンド用凹溝24の壁面間で0.1mm圧縮されて弾性変形し,エンドキャップ4の保持バンド用凹溝24に対する保持バンド7の締め代が0.1mmの幅で与えられて,保持バンド7の折曲部26は,エンドキャップ4の保持バンド用凹溝24と3か所で接触している。第1折曲部33と第2折曲部34の略V字形状の頂点は,スライダ2の上下方向に,互いに反対方向に向いている。
この直動転がり案内ユニットは,保持バンド用溝23は,底部43側から軌道溝11側に向かって広がる形状に形成されて,保持バンド用溝23の壁部が斜面44に形成されている。即ち,軌道レール1に形成された保持バンド用溝23は,例えば,断面形状が略台形状に形成されている。保持バンド用溝23の斜面44の傾斜角度αは,例えば,8°程度であり,軌道レール1の側面37から保持バンド用溝23の底部43までの寸法hは,例えば,0.75mm程度に形成されている。この直動転がり案内ユニットは,軌道レール1にスライダ2が跨架して,保持バンド7が軌道レール1の保持バンド用溝23に位置した状態では,保持バンド7と保持バンド用溝23の底部43との間には僅かなすきまが存在して位置している。また,軌道レール1に形成された保持バンド用溝23は,底部43の高さ寸法eは,例えば,0.4mm程度である。また,保持バンド7の上下面と保持バンド用溝23の壁部の斜面44のすきま寸法について,底部43側のすきま寸法fが開口側のすきま寸法gより小さくなっている。この直動転がり案内ユニットでは,軌道レール1に形成される保持バンド用溝23は,軌道レール1の側面37及び軌道溝11と同時加工で形成することができる。
この発明による直動転がり案内ユニットは,半導体製造装置,精密機械,測定・検査装置,医療機器,各種ロボット,各種組立装置,搬送機械,工作機械,マイクロマシーン等の各種装置における摺動部に組み込んで利用して好ましいものである。
1 軌道レール
2 スライダ
3 ケーシング
4 エンドキャップ
7,7A,7B,7C,7E 保持バンド
8 エンドシール
10 ボール(転動体)
11 軌道溝(第1軌道溝)
12 軌道溝(第2軌道溝)
19 循環路
20 軌道路
21 方向転換路
22 リターン路
23 保持バンド用溝
24 保持バンド用凹溝
25,25A,25B,25C,25E 保持部
26,26A,26B,26C,26E 折曲部
27,27A,27B,27C,27E 係止爪部
33 第1折曲部
34 第2折曲部
37 側面
38,39 端面

Claims (6)

  1. 長手方向に沿って第1軌道溝が形成された長尺状の軌道レール及び前記軌道レールの前記長手方向に摺動自在なスライダを有し,前記スライダは,前記軌道レールの前記第1軌道溝に対向して延びる第2軌道溝と前記第2軌道溝に平行に延びるリターン路が形成されたケーシング,前記ケーシングの両端面にそれぞれ取り付けられ且つ前記第1軌道溝と前記第2軌道溝との間に形成される軌道路と前記リターン路とを連通する方向転換路が形成された一対のエンドキャップ,前記エンドキャップの端面にそれぞれ配設されたエンドシール,前記軌道路と前記リターン路と一対の前記方向転換路とで構成される循環路を転走する複数のボールである転動体,及び前記転動体を前記ケーシングに保持する保持バンドを有することから成る直動転がり案内ユニットにおいて,
    前記保持バンドは,棒状部材から成り,前記転動体を前記軌道路に沿って保持する保持部,前記保持部のそれぞれの両端部を前記長手方向に対して折り曲げて前記エンドキャップの前記端面に形成された保持バンド用凹溝に嵌入する折曲部,及び前記折曲部のそれぞれの先端部を折り曲げて前記エンドキャップに係止する係止爪部から構成されており,前記保持バンドの前記折曲部は,複数の波形に折り曲げられて前記折曲部の頂部が前記保持バンド用凹溝の壁面に当接して前記折曲部が前記保持バンド用凹溝に対して締め代を持って嵌入されており,
    前記軌道レールには前記第1軌道溝の中央位置に長手方向に沿って保持バンド用溝が形成されており,前記保持バンドの前記保持部は,前記保持バンド用溝の中央位置で且つ底部に対して前記長手方向にすきまを有して位置設定されていることを特徴とする直動案内ユニット。
  2. 前記折曲部は,前記保持バンド用凹溝の対向する壁面の一方に押圧当接する第1折曲部と前記壁面の他方に押圧当接する第2折曲部に折り曲げられており,前記第1折曲部と前記第2折曲部との頂部が前記保持バンド用凹溝に対して締め代を持って嵌入されていることを特徴とする請求項1に記載の直動転がり案内ユニット。
  3. 前記折曲部の前記複数の前記波形は,前記第1折曲部が前記折曲部の中央に位置し,前記第2折曲部が前記第1折曲部の両側に位置していることを特徴とする請求項2に記載の直動転がり案内ユニット。
  4. 前記折曲部の前記第1折曲部は,前記保持バンド用凹溝の対向する前記壁面の一方に少なくとも2個位置し,前記第2折曲部は前記保持バンド用凹溝の対向する前記壁面の他方に少なくとも2個位置していることを特徴とする請求項2に記載の直動転がり案内ユニット。
  5. 前記折曲部の前記複数の前記波形は,三角波形又は円弧形から構成されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の直動転がり案内ユニット。
  6. 前記保持バンドを構成する前記棒状部材は,針金部材から成り,断面が正方形又は丸形に形成されていることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の直動転がり案内ユニット。
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