JP6574622B2 - 保持バンドを備えた直動転がり案内ユニット - Google Patents
保持バンドを備えた直動転がり案内ユニット Download PDFInfo
- Publication number
- JP6574622B2 JP6574622B2 JP2015123863A JP2015123863A JP6574622B2 JP 6574622 B2 JP6574622 B2 JP 6574622B2 JP 2015123863 A JP2015123863 A JP 2015123863A JP 2015123863 A JP2015123863 A JP 2015123863A JP 6574622 B2 JP6574622 B2 JP 6574622B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- track
- holding
- ball
- groove
- path
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Bearings For Parts Moving Linearly (AREA)
Description
前記保持バンドは,金属材料から成形された棒状部材であって,前記ボールを前記軌道路に沿って保持する保持部,前記保持部のそれぞれの両端部を前記長手方向に対して折り曲げられて前記エンドキャップの端面に形成された保持バンド用凹溝に嵌入する折曲部,及び前記折曲部のそれぞれの先端部を折り曲げられて前記エンドキャップの側面に形成された係止用凹溝に嵌入する係止爪部から構成されており,
前記保持バンドの前記保持部には,それぞれの前記方向転換路から前記軌道路へ転走してきた前記ボールを前記軌道路へ進入するのを一時的に阻止する突起部がそれぞれに形成されており,
前記保持部の前記突起部は,前記ケーシングの前記端面の近傍に前記軌道路側へ断面円弧状に出っ張って屈曲させて形成されており,
前記保持バンドの前記保持部は前記第1軌道溝の中央位置に前記長手方向に沿って形成された保持バンド用溝に遊嵌されて配設され,前記保持部の前記突起部は,前記保持バンド用溝から前記軌道路を転動する前記ボールに接触し得る高さにまで前記軌道路側に突出しており,
前記軌道レールの前記第1軌道溝及び前記ケーシングの前記第2軌道溝から形成されている前記軌道路の形状は,ゴシックアーチ溝に形成されており,前記ケーシングのそれぞれの前記軌道路の入口部には口元面取り部が形成されており,
前記保持バンドの前記突起部は前記口元面取り部に対向して位置決めされ,前記口元面取り部と前記突起部との間に前記ボールが転走する通路が形成されていることを特徴とする直動転がり案内ユニットに関する。
2 スライダ
3 ケーシング
4 エンドキャップ
7 保持バンド
8 エンドシール
9 突起部
10 ボール(転動体)
11 軌道溝(第1軌道溝)
12 軌道溝(第2軌道溝)
19 循環路
20 軌道路
21 方向転換路
22 リターン路
24 保持バンド用凹溝
25 保持部
26 折曲部
27 係止爪部
31,33 端面
35 すくい部
38 側面
39 係止用の凹溝
40 口元面取り部
41 隙間
Claims (3)
- 長手方向に沿って第1軌道溝が形成された長尺状の軌道レール及び前記軌道レールの前記長手方向に摺動自在なスライダを有しており,前記スライダは,前記軌道レールの前記第1軌道溝に対向して延びる第2軌道溝と前記第2軌道溝に平行に延びるリターン路が形成されたケーシング,前記ケーシングの両端面にそれぞれ取り付けられ且つ前記第1軌道溝と前記第2軌道溝との間に形成される軌道路と前記リターン路とを連通する方向転換路が形成されたエンドキャップ,前記軌道路と前記リターン路と一対の前記方向転換路とで構成される循環路を転走する複数の転動体であるボール,及び前記ボールを前記ケーシングに保持する保持バンドを有しており,前記軌道路の前記ボール同士が接触する総ボールタイプから成る直動転がり案内ユニットにおいて,
前記保持バンドは,金属材料から成形された棒状部材であって,前記ボールを前記軌道路に沿って保持する保持部,前記保持部のそれぞれの両端部を前記長手方向に対して折り曲げられて前記エンドキャップの端面に形成された保持バンド用凹溝に嵌入する折曲部,及び前記折曲部のそれぞれの先端部を折り曲げられて前記エンドキャップの側面に形成された係止用凹溝に嵌入する係止爪部から構成されており,
前記保持バンドの前記保持部には,それぞれの前記方向転換路から前記軌道路へ転走してきた前記ボールを前記軌道路へ進入するのを一時的に阻止する突起部がそれぞれに形成されており,
前記保持部の前記突起部は,前記ケーシングの前記端面の近傍に前記軌道路側へ断面円弧状に出っ張って屈曲させて形成されており,
前記保持バンドの前記保持部は前記第1軌道溝の中央位置に前記長手方向に沿って形成された保持バンド用溝に遊嵌されて配設され,前記保持部の前記突起部は,前記保持バンド用溝から前記軌道路を転動する前記ボールに接触し得る高さにまで前記軌道路側に突出しており,
前記軌道レールの前記第1軌道溝及び前記ケーシングの前記第2軌道溝から形成されている前記軌道路の形状は,ゴシックアーチ溝に形成されており,前記ケーシングのそれぞれの前記軌道路の入口部には口元面取り部が形成されており,
前記保持バンドの前記突起部は前記口元面取り部に対向して位置決めされ,前記口元面取り部と前記突起部との間に前記ボールが転走する通路が形成されていることを特徴とする直動転がり案内ユニット。 - 前記エンドキャップのそれぞれの前記端面には,前記軌道レールとの間の隙間をシールすると共に,前記エンドキャップの前記端面に形成された前記保持バンド用凹溝に嵌入された前記保持バンドを前記エンドキャップに保持するエンドシールが配置されていることを特徴とする請求項1に記載の直動転がり案内ユニット。
- 前記ボールが転走する前記循環路の一方は前記軌道レールの上側条列を形成し且つ他方は前記軌道レールの下側条列を形成する横置きの姿勢であって,前記保持バンドに形成された前記突起部は,少なくとも前記軌道レールの前記上側条列を形成する前記循環路に配設された前記保持バンドに形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の直動転がり案内ユニット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015123863A JP6574622B2 (ja) | 2015-06-19 | 2015-06-19 | 保持バンドを備えた直動転がり案内ユニット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015123863A JP6574622B2 (ja) | 2015-06-19 | 2015-06-19 | 保持バンドを備えた直動転がり案内ユニット |
Publications (3)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2017009011A JP2017009011A (ja) | 2017-01-12 |
JP2017009011A5 JP2017009011A5 (ja) | 2018-06-21 |
JP6574622B2 true JP6574622B2 (ja) | 2019-09-11 |
Family
ID=57763030
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2015123863A Active JP6574622B2 (ja) | 2015-06-19 | 2015-06-19 | 保持バンドを備えた直動転がり案内ユニット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6574622B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7495865B2 (ja) | 2020-10-28 | 2024-06-05 | 日本トムソン株式会社 | 直動案内ユニット |
CN115451015B (zh) * | 2022-08-16 | 2023-12-19 | 鸿富锦精密工业(衡阳)有限公司 | 直线导轨 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6075722U (ja) * | 1983-10-31 | 1985-05-27 | 日本トムソン株式会社 | 無限直線運動用ころがり軸受の転動体通過制御装置 |
JPH0453459Y2 (ja) * | 1986-09-09 | 1992-12-16 | ||
JP5826537B2 (ja) * | 2011-07-04 | 2015-12-02 | 日本トムソン株式会社 | 直動案内ユニット |
-
2015
- 2015-06-19 JP JP2015123863A patent/JP6574622B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2017009011A (ja) | 2017-01-12 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3950511B2 (ja) | 直動転がり案内ユニット | |
JP2009236152A (ja) | 直動案内ユニット | |
JP2008111458A5 (ja) | ||
JP4276327B2 (ja) | 保持器強制ガイド付き直動ガイド | |
JP6574622B2 (ja) | 保持バンドを備えた直動転がり案内ユニット | |
JP7194794B2 (ja) | 直動案内ユニット | |
JP6236226B2 (ja) | 保持板を備えた直動案内ユニット | |
WO2018216519A1 (ja) | 複列転動体収容バンド及び運動案内装置 | |
JP6329364B2 (ja) | 転動体間にセパレータを配設した直動案内ユニット | |
JP6320772B2 (ja) | 直動案内ユニット | |
JP2005069343A (ja) | 案内ユニット | |
JP2006002842A (ja) | 直動案内軸受装置 | |
JP6815107B2 (ja) | 保持器ずれ防止機構を備えた有限直動案内ユニット | |
JP2944797B2 (ja) | 直動転がり案内ユニット | |
JP4340547B2 (ja) | ローラチェーンを組み込んだ案内ユニット | |
JP2008223878A (ja) | 直動案内装置 | |
JP2022541209A (ja) | 運動案内装置および該運動案内装置において使用される潤滑経路部品 | |
JP6131530B2 (ja) | リニアガイド装置 | |
JP2009030772A (ja) | 直動案内装置 | |
JP2016211682A (ja) | 直動案内装置 | |
JP5772421B2 (ja) | リニアガイド装置 | |
JP6470536B2 (ja) | 保持バンドを備えた直動転がり案内ユニット | |
JP2015209919A (ja) | 直動案内装置 | |
JP2009108969A (ja) | リニアガイド装置 | |
JP2009030718A (ja) | 直動案内装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20180514 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20180514 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20190221 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20190312 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20190508 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20190806 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20190819 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6574622 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |