JP2016070336A5 - - Google Patents
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Description
従来,本出願人が開発した直線運動用玉軸受のボール保持体は,トラックレールに組み付けられていない時にスライドユニットの軌道面上のボール群の逸脱落下を防止するためスライドユニットの軌道面と対向してスライドユニットに取り付けられている。該ボール保持体は,図1,図21〜図23に示すように,断面高さが幅より大である細長い金属をコの字形に形成されているおり,スライドユニットの両端の側板の外端面の係止凹所に引っ掛けて固定されている。保持バンド7Pは,ボール10を保持する保持部25P,保持部25Pの両端側を折曲した折曲部26P,及び折曲部26Pの先端を折曲してスライダに係止する係止爪部27Pから形成されており,スライダに形成された軌道溝に沿って延びると共に,軌道レール1の側面37の軌道溝11に沿って形成された保持バンド用溝23に非接触状態に遊嵌し,ボール10を保持する面に沿う長手方向両側角部が鋭角に形成されている。軌道レール1に形成された保持バンド用溝23は,底部43及び底部43と軌道溝11とを結ぶ斜面44から形成されている。保持バンド7Pは,ボール10を保持する対向面の幅は,その反対側の背面の幅と同等の幅に形成され,断面略長方形状に形成されている(例えば,特許文献1参照)。
以下,図面を参照して,この発明による直動転がり案内ユニットの実施例を説明する。この発明による直動転がり案内ユニットは,概して,図1に示すように,ベース等に取り付けるため取付け用孔30や長手方向の両側面37に沿って軌道溝11(第1軌道溝)がそれぞれ形成された軌道レール1,及び軌道レール1に跨架して転動体を介して相対的に摺動自在なスライダ2を有している。この実施例では,転動体はボール10であって,軌道レール1とスライダ2とに形成された軌道溝11,12は,両側に形成されている。スライダ2は,主として,軌道レール1の軌道溝11に対向して形成された軌道溝12(第2軌道溝)が形成されたケーシング3,ケーシング3の両端面38にそれぞれ取り付けられ且つ軌道路20とリターン路22とを連通する円弧状の方向転換路21が形成されたエンドキャップ4,軌道路20,リターン路22及び一対の方向転換路21で構成される循環路19を転走する複数の転動体であるボール10,エンドキャップ4の端面39に配設されたエンドシール8,並びにボール10をスライダ2に保持するためスライダ2に支持された保持バンド7から構成されている。ケーシング3に形成されているリターン路22は,ケーシング3の軌道溝12に平行に延びて形成された貫通孔31に,嵌挿したスリーブ17の通し孔で形成されている。軌道レール1の軌道溝11及びケーシング3の軌道溝12は,断面が円弧状に形成され,ボール10がスムーズに転動できるように,ボール10の直径φDaに整合するサイズに形成されている。エンドシール8は,軌道レール1に対するシール機能を有すると共に,エンドキャップ本体5の端面39に接して固定され,保持バンド7がエンドキャップ本体5から外れるのを阻止する機能も有している。
この発明による直動転がり案内ユニットでは,折曲部26の複数の波形は,図10,図17,図20の(A),(B)に示すように三角波形,又は図20の(C)に示すように円弧波形に形成することができる。また,保持バンド7は,断面が図6又は図11に示すように,正方形,又は図18に示すように,丸形に形成することができる。この直動転がり案内ユニットでは,保持バンド7の断面形状を正方形に形成することによって,従来の保持バンド7Pのように断面縦長矩形に形成したものに比較して,軌道レール1の保持バンド用溝23の壁部(斜面44)とのクリアランスを大きく形成することができる。また,図8〜図11に示す保持バンド7の他に,別の実施例として,図16〜図19に示すように,断面が丸形の針金状から成る保持バンド7Eに形成することができる。保持バンド7Eは,保持バンド7と機能は同様であり,保持部25E,その両端部の折曲部26E,及び折曲部26Eの先端部材の係止爪部材27Eから構成されている。その他,図20に示すように,第1実施例の保持バンド7の折曲部26と比較して折曲部26Aが1個多く形成された保持バンド7A,保持バンド7の折曲部26と比較して折曲部26Bが2個多く形成された保持バンド7B,又は保持バンド7Aの保持部26Aの折曲部と比較して折曲部26Cが円弧状に形成された保持バンド7Sに形成することもできる。勿論,保持バンド7A,7B,7Cは,ボール10を保持する保持部25A,25B,25C,保持部25Aの両端の折曲部26A,26B,26C,及び折曲部26Aの先端が折り曲がった係止爪部27A,27B,27Cからそれぞれ形成されている。
Claims (6)
- 長手方向に沿って第1軌道溝が形成された長尺状の軌道レール及び前記軌道レールの前記長手方向に摺動自在なスライダを有し,前記スライダは,前記軌道レールの前記第1軌道溝に対向して延びる第2軌道溝と前記第2軌道溝に平行に延びるリターン路が形成されたケーシング,前記ケーシングの両端面にそれぞれ取り付けられ且つ前記第1軌道溝と前記第2軌道溝との間に形成される軌道路と前記リターン路とを連通する方向転換路が形成された一対のエンドキャップ,前記エンドキャップの端面にそれぞれ配設されたエンドシール,前記軌道路と前記リターン路と一対の前記方向転換路とで構成される循環路を転走する複数のボールである転動体,及び前記転動体を前記ケーシングに保持する保持バンドを有することから成る直動転がり案内ユニットにおいて,
前記保持バンドは,棒状部材から成り,前記転動体を前記軌道路に沿って保持する保持部,前記保持部のそれぞれの両端部を前記長手方向に対して折り曲げて前記エンドキャップの前記端面に形成された保持バンド用凹溝に嵌入する折曲部,及び前記折曲部のそれぞれの先端部を折り曲げて前記エンドキャップに係止する係止爪部から構成されており,前記保持バンドの前記折曲部は,複数の波形に折り曲げられて前記折曲部の頂部が前記保持バンド用凹溝の壁面に当接して前記折曲部が前記保持バンド用凹溝に対して締め代を持って嵌入されており,
前記軌道レールには前記第1軌道溝の中央位置に長手方向に沿って保持バンド用溝が形成されており,前記保持バンドの前記保持部は,前記保持バンド用溝の中央位置で且つ底部に対して前記長手方向にすきまを有して位置設定されていることを特徴とする直動転がり案内ユニット。 - 前記折曲部は,前記保持バンド用凹溝の対向する壁面の一方に押圧当接する第1折曲部と前記壁面の他方に押圧当接する第2折曲部に折り曲げられており,前記第1折曲部と前記第2折曲部との頂部が前記保持バンド用凹溝に対して締め代を持って嵌入されていることを特徴とする請求項1に記載の直動転がり案内ユニット。
- 前記折曲部の前記複数の前記波形は,前記第1折曲部が前記折曲部の中央に位置し,前記第2折曲部が前記第1折曲部の両側に位置していることを特徴とする請求項2に記載の直動転がり案内ユニット。
- 前記折曲部の前記第1折曲部は,前記保持バンド用凹溝の対向する前記壁面の一方に少なくとも2個位置し,前記第2折曲部は前記保持バンド用凹溝の対向する前記壁面の他方に少なくとも2個位置していることを特徴とする請求項2に記載の直動転がり案内ユニット。
- 前記折曲部の前記複数の前記波形は,三角波形又は円弧形から構成されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の直動転がり案内ユニット。
- 前記保持バンドを構成する前記棒状部材は,針金部材から成り,断面が正方形又は丸形に形成されていることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の直動転がり案内ユニット。
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Applications Claiming Priority (1)
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