JP3168509U - フック付結束バンド - Google Patents

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足立 捷佑
捷佑 足立
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株式会社畑屋製作所
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【課題】外径の異なる複数の引っ掛け用部材に安定してつり下げることのできるフック付結束バンドを提供する。【解決手段】フック付結束バンド10では、フック部40が、バックル部30に固定された固定部50と、固定部50に対して変位可能な可動部60とを備え、フック部40の先端部が可動部60により形成されている。このため、フック部40の可動部60が固定部50に対して変位することで、フック部40の先端部が変位する。つまり、可動部60を変位させることでフック部40の形状(大きさ)を変えることができる。【選択図】図6

Description

本考案は、結束バンドにフック部を設けたフック付結束バンドに関する。
従来、コード等を結んで束にする(結束する)ための結束バンドが利用されている。一般に、この種の結束バンドは、長尺状のバンド部と、そのバンド部の一端に設けられ、バンド部を挿通するための挿通穴が形成されたバックル部とを備えている。そして、バンド部には複数の歯が形成され、バックル部には、バンド部が挿通穴に挿通された状態で歯に係合する係合爪が形成されている。このため、バンド部をバックル部の挿通穴に挿通することで、コード等を容易に結束することができる。
特許文献1には、こうした結束バンドにフック部を設けたフック付結束バンドが開示されている。このようなフック付結束バンドを用いれば、コード等を結束した状態でパイプ等の引っ掛け用部材につり下げることができる。
特開2006−10066号公報
しかしながら、引っ掛け用部材の外径は様々であり、フック部を小さく設計すると、外径の大きい引っ掛け用部材につり下げることができない。かといって、フック部を大きく設計すると、外径の小さい引っ掛け用部材につり下げた場合に不安定となる。
本考案は、こうした問題にかんがみてなされたものであり、異なる複数の引っ掛け用部材に安定してつり下げることのできるフック付結束バンドを提供することを目的としている。
上記課題を解決するための構成例を以下に開示する。
第1の構成は、フック付結束バンドであって、複数の歯が形成された長尺状のバンド部と、前記バンド部の一端に設けられ、前記バンド部を挿通するための挿通穴と、前記バンド部が前記挿通穴に挿通された状態で前記歯に係合する係合爪と、が形成されたバックル部と、前記バックル部側に設けられたフック部と、を備え、前記フック部は、前記バックル部に固定された固定部と、前記固定部に対して変位可能な可動部と、を備え、前記可動部により先端部が形成される。
この構成によれば、フック部の可動部が固定部に対して変位することで、フック部の先端部が変位する。つまり、可動部を変位させることでフック部の形状(大きさ)を変えることができる。したがって、異なる複数の引っ掛け用部材に安定してつり下げ可能な構成を実現することができる。
第2の構成は、第1の構成のフック付結束バンドであって、前記フック部の先端には、水平方向に突出した突出部材の上面に当接させた状態で前記フック部を引っ掛けて当該フック付結束バンドをつり下げるための引っ掛け面が形成されている。この構成によれば、パイプ等の引っ掛け用部材が存在しない場合にも、水平方向に突出した突出部材が存在すれば、突出部材の上面に引っ掛け面が当接するようにフック部を引っ掛けることで、フック付結束バンドを突出部材につり下げることができる。
第3の構成は、第2の構成のフック付結束バンドであって、前記引っ掛け面は、前記バンド部を臨む方向に傾斜した平面である。この構成によれば、フック付結束バンドを突出部材に安定してつり下げることができる。
(a)は実施形態のフック付結束バンドの正面図、(b)はその側面図である。 (a)はフック付結束バンドの正面図におけるバンド部の先端部付近の拡大図、(b)はそのA−A断面図である。 (a)は可動部が第1の位置に固定された状態でのフック付結束バンドの正面図におけるバックル部及びフック部の拡大図、(b)はそのB−B断面図である。 可動部が第2の位置に固定された状態でのフック付結束バンドの正面図におけるバックル部及びフック部の拡大図である。 (a)は図3(a)のC−C断面図、(b)は図4のD−D断面図である。 (a)は可動部が第1の位置に固定された状態でのフック付結束バンドの使用状態の正面図であり、(b)はその側面図である。 可動部が第2の位置に固定された状態でのフック付結束バンドの使用状態の正面図である。 突出部材の上面に引っ掛け面が当接するようにフック部を引っ掛けた使用状態の正面図である。
以下、本考案が適用された実施形態について、図面を用いて説明する。
図1(a)は実施形態のフック付結束バンド10の正面図、(b)はその側面図である。図1(a),(b)に示すように、このフック付結束バンド10は、バンド部20、バックル部30及びフック部40を備える。
バンド部20は、長尺帯状(例えば数百mm程度の長さ)の部分であり、先端部21が後述するバックル部30の挿通穴31に挿通される。図2(a)はフック付結束バンド10の正面図におけるバンド部20の先端部21付近の拡大図、(b)はそのA−A断面図である。図2(a),(b)に示すように、バンド部20における片側面(表面)には、バンド部20の幅方向に沿って延びる突起状の歯22が、長尺方向に沿って一定間隔で多数形成されている。
バックル部30は、バンド部20の端部(先端部21とは反対側の端部)に設けられる。図3(a)はフック付結束バンド10の正面図におけるバックル部30及びフック部40の拡大図、(b)はそのB−B断面図である。図3(a),(b)に示すように、バックル部30には、バンド部20を挿通するための挿通穴31が形成されている。また、バックル部30には、バンド部20が、歯22が外側を向くように丸められて挿通穴31に挿通された状態で、歯22に係合する係合爪32が形成されている。つまり、挿通穴31に挿通された状態のバンド部20が、挿通穴31から容易に抜けないように構成されている。さらに、バックル部30には、係合爪32による歯22に対する係合を解除するための押部33が形成されており、押部33を指で押している状態でバンド部20を挿通穴31から抜き取ることができるように構成されている。
フック部40は、バックル部30側(先端部21とは反対の端部側)に設けられ、バックル部30に固定された固定部50と、固定部50に対して変位可能な可動部60とにより、概略C字状に形成されている。つまり、フック部40の先端部は、可動部60によって形成されている。そして、可動部60の先端部61には、水平面に当接させた状態でフック部40を引っ掛けて当該フック付結束バンド10をつり下げるための引っ掛け面61aが形成されている。引っ掛け面61aは、バンド部20を臨む方向に傾斜(バンド部20の長尺方向と直交する平面に対して傾斜)した平面によって形成されている。
また、可動部60は、固定部50に対して、バンド部20の幅方向と平行な方向へスライド移動可能に構成されており、フック部40が小さく形成される第1の位置(図3(a))、及び、フック部40が大きく形成される第2の位置(図4)のいずれかに固定可能となっている。図5(a)は図3(a)のC−C断面図、(b)は図4のD−D断面図である。図4及び図5(a),(b)に示すように、固定部50には、バンド部20の幅方向と平行な方向に延びる溝部51が形成されており、可動部60における溝部51に対応する位置には、溝部51に挿入される突起62が形成されている。つまり、可動部60の移動可能方向及び移動可能量(スライド移動のストローク)は、溝部51によって規制されている。さらに、溝部51の両端には、突起62の位置を溝部51の端部に固定するためのリブ52,53が形成されている。具体的には、図5(a)に示すように、突起62がリブ52を乗り越えて溝部51の一端へ到達することで、可動部60が第1の位置(図3(a))に固定され、図5(b)に示すように、突起62がリブ53を乗り越えて溝部51の他端へ到達することで、可動部60が第2の位置(図4)に固定される。
なお、本実施形態では、フック付結束バンド10の構成要素のうち、可動部60を除くすべての部分(本体部)が樹脂(例えばナイロン)により一体成型されている。つまり、本実施形態のフック付結束バンド10は、本体部(可動部60以外の部分)及び可動部60の2つの部品からなる。
次に、フック付結束バンド10の使用方法について説明する。図6(a)はフック付結束バンド10の使用状態の正面図であり、(b)はその側面図である。図6(a),(b)に示すように、コード70をバンド部20で束ねた状態で、バンド部20をバックル部30の挿通穴31に挿通することで、コード70を結束することができる。そして、コード70を結束した状態で、フック部40をパイプ等の引っ掛け用部材80に引っ掛けることで、コード70を結束した状態のフック付結束バンド10を引っ掛け用部材80につり下げることができる。
ここで、引っ掛け用部材80の外径が大きく、可動部60が第1の位置に固定された状態ではフック部40を引っ掛けることができない場合には、図7に示すように、可動部60を第2の位置に切り替えることで、フック部40を引っ掛け用部材80に引っ掛けることができる。
また、本実施形態のフック付結束バンド10は、パイプ等の引っ掛け用部材80以外にもつり下げ可能である。例えば図8に示すように、水平方向に突出した突出部材(例えば机の端部等)90の上面に引っ掛け面61aが当接するようにフック部40を引っ掛けることで、フック付結束バンド10を突出部材90につり下げることができる。
以上説明したように、本実施形態のフック付結束バンド10では、フック部40が、バックル部30に固定された固定部50と、固定部50に対して変位可能な可動部60とを備え、フック部40の先端部が可動部60により形成されている。このため、可動部60を固定部50に対して変位させることで、フック部40の形状(大きさ)を変えることができる。したがって、外径の異なるパイプ等の引っ掛け用部材80に安定してつり下げることができる。
また、可動部60の先端部61には、水平面に当接させた状態でフック部40を引っ掛けてフック付結束バンド10をつり下げるための引っ掛け面61aが形成されている。このため、パイプ等の引っ掛け用部材80が存在しない場合にも、水平方向に突出した突出部材90が存在すれば、突出部材90の上面に引っ掛け面61aが当接するようにフック部40を引っ掛けることで、フック付結束バンド10を突出部材90につり下げることができる。特に、引っ掛け面61aが、バンド部20を臨む方向に傾斜した平面に形成されているため、フック付結束バンド10を突出部材90に安定してつり下げることができる。
以上、本考案の実施形態について説明したが、本考案は、上記実施形態に限定されることなく、種々の形態を採り得ることは言うまでもない。
例えば、上記実施形態では、可動部60が固定部50に対して2つの位置のいずれかに固定される例を示したが、これに代えて、固定される位置を3つ以上にしてもよい。
10…フック付結束バンド、20…バンド部、21…バンド部の先端部、22…歯、30…バックル部、31…挿通穴、32…係合爪、33…押部、40…フック部、50…固定部、51…溝部、52,53…リブ、60…可動部、61…可動部の先端部、61a…引っ掛け面、62…突起、70…コード、80…引っ掛け用部材、90…突出部材

Claims (3)

  1. 複数の歯が形成された長尺状のバンド部と、
    前記バンド部の一端に設けられ、前記バンド部を挿通するための挿通穴と、前記バンド部が前記挿通穴に挿通された状態で前記歯に係合する係合爪と、が形成されたバックル部と、
    前記バックル部側に設けられたフック部と、
    を備え、
    前記フック部は、
    前記バックル部に固定された固定部と、
    前記固定部に対して変位可能な可動部と、
    を備え、前記可動部により先端部が形成される
    ことを特徴とするフック付結束バンド。
  2. 請求項1に記載のフック付結束バンドであって、
    前記フック部の先端には、水平方向に突出した突出部材の上面に当接させた状態で前記フック部を引っ掛けて当該フック付結束バンドをつり下げるための引っ掛け面が形成されている
    ことを特徴とするフック付結束バンド。
  3. 請求項2に記載のフック付結束バンドであって、
    前記引っ掛け面は、前記バンド部を臨む方向に傾斜した平面である
    ことを特徴とするフック付結束バンド。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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DE102019127519A1 (de) * 2019-10-11 2021-04-15 Siegfried Pertramer Blitzbinder mit Haken
JP7339462B1 (ja) 2023-02-09 2023-09-05 憲二 大林 蓋付結束バンド

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