JP2016070281A5 - - Google Patents

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上記目的を達成するために、本発明に係るボールねじ機構は、
螺旋状のねじ溝を外周面に有するねじ軸と、
前記ねじ軸のねじ溝に対向するねじ溝を内周面に有するナットと、
前記ねじ軸と前記ナットとの両ねじ溝により形成される螺旋状のボール転動路に転動自在に装填された複数のボールと、
前記ナット内部に形成されており、且つ、前記ボールを前記ボール転動路の終点から始点へ戻し循環させるボール循環路と、を備え、
先端部に前記ナットの突起と嵌め合うフランジ部を設け、内周部に前記ねじ軸を挿入される円筒型ストッパ部を少なくとも一方の前記ねじ軸の端部に有し、
前記先端部には、衝突吸収部材を設け、前記先端部と前記衝突吸収部材は接着固定されている。
これにより、ねじ軸の端部に設けたストッパ部の先端と、ナットの突起とを、互いの回転方向で当接させる構成とすることで、衝突時には、ねじ軸とナットにはねじり方向の力のみが作用し、衝突時の軸方向の反力がねじ軸やナット、ボールに作用しないため、衝突反力をボールねじの強度設計に適用する必要がない。
また、ストッパ部の先端に設けた緩衝部材が弾性変形することで、衝突時のエネルギーを吸収するため、ボールねじ及びストッパの入力トルクを低減することが出来る。
さらに、緩衝部材が一定以上変位した場合は、先端部に設けた当接部が接触し位置決めされるため、過トルクが入力されても設定以上の潰れが発生せず、緩衝部材の強度設計が容易であり、金属加工面で位置決めできるため、位置精度が悪化しない。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明に係るボールねじ機構の一実施形態を示す斜視図、図2はボールねじ機構の要部を拡大した図である。
図1に示すボールねじ機構10は、螺旋状のねじ溝を外周面に有するねじ軸1と、ねじ軸1のねじ溝に対向するねじ溝を内周面に有するナットと、両ねじ溝により形成される螺旋状のボール転動路に転動自在に装填された複数のボール(非図示)と、前記ナット内部に形成されており、且つ、ボールをボール転動路の終点から始点へ戻し循環させるボール循環路(非図示)から構成される。
ねじ軸1の軸方向の端部には、ストッパ部4が設けられている。ストッパ部4は、ねじ軸に対して軸方向及び回転方向に対して相対移動しないように固定されている。本実施形態では、ねじ軸1に形成したスプライン部にストッパ部4を嵌合することにより固定している。一方、ナット3の軸方向端部には、突起3aが形成されている。
ねじ軸1側の緩衝部材5及び当接部4bと、ナット3側の突起3aとは、ボールねじ機構10の軸方向ストローク端で、互いの回転方向で当接するように設けられている。このような構成によれば、当接時の衝突エネルギーは捻り方向にのみ作用し、軸方向の力は作用しない。また、互いの当接時に緩衝部材が弾性変形することで、衝撃エネルギーを吸収する。また、接触面の一部にのみ緩衝部材を設けることで、衝突エネルギーによる変形量が一定以上になった場合は、緩衝部材のない金属部材に接触し緩衝部材の破壊を防ぐ。このような構成によれば、互いの当接時に衝突音を低減することができる。
なお、本実施例においては、緩衝部材5はフランジ部4aに接着固定されているが、緩衝部材5をフランジ部に別部品として挿入し、別途固定部材で固定する構成としてもよい。
1 ねじ軸
3 ナット
3a 突起
4 ストッパ
4a フランジ部
4b 当接部
緩衝部材
10 ボールねじ機構

Claims (1)

  1. 螺旋状のねじ溝を外周面に有するねじ軸と、
    前記ねじ軸のねじ溝に対向するねじ溝を内周面に有するナットと、
    前記ねじ軸と前記ナットとの両ねじ溝により形成される螺旋状のボール転動路に転動自
    在に装填された複数のボールと、
    前記ナット内部に形成されており、且つ、前記ボールを前記ボール転動路の終点から始点へ戻し循環させるボール循環路と、を備え、
    先端部に前記ナットの突起と嵌め合うフランジ部を設け、内周部に前記ねじ軸を挿入される円筒型ストッパ部を少なくとも一方の前記ねじ軸の端部に有し、
    前記先端部には、衝突吸収部材を設け、前記先端部と前記衝突吸収部材は接着固定されているボールねじ機構。
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