JP2016069103A - 媒体供給装置及び画像形成装置 - Google Patents

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Motonobu Hatakeyama
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Abstract

【課題】媒体供給装置及びロール媒体のコストを低くすることができ、画像形成装置の利便性を高くすることができるできるようにする。【解決手段】媒体供給部と、媒体搬送部と、媒体に弛みを形成する弛み形成部と、媒体の状態を監視し、媒体の状態に基づいて、弛み形成部によって形成された弛みを検出するとともに、媒体供給部によって繰り出された媒体の終了を検出する媒体監視部とを有する。媒体の状態に基づいて、媒体に形成された弛みを検出することができるだけでなく、ロール媒体の媒体の終了を検出することができる。弛み検出センサ、光センサ等が不要になるので、媒体供給装置のコストを低くすることができる。【選択図】図1

Description

本発明は、媒体供給装置及び画像形成装置に関するものである。
従来、プリンタ、複写機、ファクシミリ、複合機等の画像形成装置、例えば、長尺の媒体としての用紙に対して印刷を行うことができるプリンタは、用紙に対して画像を形成する(印刷を行う)印刷部、及び該印刷部に用紙を供給する媒体供給装置としての用紙供給装置を備える。
該用紙供給装置は、長尺の用紙をコアにロール状に巻きつけることによって形成されたロール媒体としてのロール紙を回転させながら用紙を用紙搬送路に繰り出す用紙供給部、繰り出された用紙を用紙搬送路に沿って搬送する用紙搬送部、前記用紙供給部と前記用紙搬送部との間に配設され、用紙の弛みを検出する弛み検出センサ等を備える。そして、制御部が、前記弛み検出センサによって検出された用紙の弛みに基づいて前記用紙供給部の制御を行い、用紙を印刷部に供給する(例えば、特許文献1参照。)。
また、用紙供給部には、ロール紙の用紙がなくなったこと、すなわち、用紙の終了を検出するために光センサが配設され、該光センサが、ロール紙のあらかじめ黒く塗装されたコアの表面を検出すると、ロール紙の用紙の終了が検出される(例えば、特許文献2参照。)。
特開2000−301785号公報 特開平9−290951号公報
しかしながら、前記従来の用紙供給装置においては、用紙の弛みを検出するとともに、ロール紙の用紙の終了を検出するために、弛み検出センサ及び光センサが必要になるので、用紙供給装置のコストが高くなってしまう。
また、ロール紙のコアの表面を黒く塗装する必要があるので、ロール紙のコストが高くなってしまうだけでなく、コアの表面が黒く塗装されたロール紙以外のロール紙を使用することができず、プリンタの利便性が低くなってしまう。
本発明は、前記従来の用紙供給装置の問題点を解決して、媒体の弛み及び媒体の終了を検出することができ、媒体供給装置及びロール媒体のコストを低くすることができ、画像形成装置の利便性を高くすることができる媒体供給装置及び画像形成装置を提供することを目的とする。
そのために、本発明の媒体供給装置においては、長尺の媒体をロール状に巻きつけることによって形成されたロール媒体を回転させながら媒体を媒体搬送路に繰り出す媒体供給部と、前記媒体搬送路に繰り出された媒体を搬送する媒体搬送部と、前記媒体搬送路における前記媒体供給部と前記媒体搬送部との間において、媒体にテンションを与えるとともに、媒体に弛みを形成する弛み形成部と、媒体の状態を監視し、媒体の状態に基づいて、弛み形成部によって形成された弛みを検出するとともに、媒体供給部によって繰り出される媒体の終了を検出する媒体監視部とを有する。
本発明によれば、媒体供給装置においては、長尺の媒体をロール状に巻きつけることによって形成されたロール媒体を回転させながら媒体を媒体搬送路に繰り出す媒体供給部と、前記媒体搬送路に繰り出された媒体を搬送する媒体搬送部と、前記媒体搬送路における前記媒体供給部と前記媒体搬送部との間において、媒体にテンションを与えるとともに、媒体に弛みを形成する弛み形成部と、媒体の状態を監視し、媒体の状態に基づいて、弛み形成部によって形成された弛みを検出するとともに、媒体供給部によって繰り出される媒体の終了を検出する媒体監視部とを有する。
この場合、媒体監視部によって、媒体の状態が監視され、弛み形成部によって形成された弛みが検出されるとともに、媒体供給部によって繰り出された媒体の終了が検出されるので、弛みを検出するための弛み検出センサ、ロール媒体の媒体の終了を検出するための光センサ等が不要になる。したがって、媒体供給装置のコストを低くすることができる。
また、ロール媒体のコアの表面を黒く塗装する必要がないので、ロール媒体のコストを低くすることができ、コアの表面が黒く塗装されたロール媒体以外のロール媒体を使用することができ、画像形成装置の利便性を高くすることができる。
本発明の第1の実施の形態における用紙供給装置の第1の状態を示す図である。 本発明の第1の実施の形態における用紙調整部の詳細図である。 本発明の第1の実施の形態におけるプリンタの制御ブロック図である。 本発明の第1の実施の形態における用紙供給装置の第2の状態を示す図である。 本発明の第1の実施の形態における用紙供給装置の第3の状態を示す図である。 本発明の第1の実施の形態におけるエンコーダの第1の状態を示す図である。 本発明の第1の実施の形態におけるエンコーダの第2の状態を示す図である。 本発明の第1の実施の形態におけるエンコーダの第3の状態を示す図である。 本発明の第1の実施の形態における用紙の状態とセンサ出力との関係を示す図である。 本発明の第1の実施の形態におけるプリンタの動作を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施の形態における用紙供給装置の第1の状態を示す図である。 本発明の第2の実施の形態における用紙供給装置の第2の状態を示す図である。 本発明の第2の実施の形態における用紙供給装置の第3の状態を示す図である。 本発明の第2の実施の形態における用紙供給装置の第4の状態を示す図である。 本発明の第2の実施の形態におけるエンコーダの第1の状態を示す図である。 本発明の第2の実施の形態におけるエンコーダの第2の状態を示す図である。 本発明の第2の実施の形態におけるエンコーダの第3の状態を示す図である。 本発明の第2の実施の形態におけるエンコーダの第4の状態を示す図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。この場合、画像形成装置としてのプリンタに配設された媒体供給装置としての用紙供給装置について説明する。
図1は本発明の第1の実施の形態における用紙供給装置の第1の状態を示す図、図2は本発明の第1の実施の形態における用紙調整部の詳細図である。
図において、10は後述される印刷部51(図3)に長尺の媒体としての用紙Pを供給する用紙供給装置であり、該用紙供給装置10は、媒体供給部としての用紙供給部61、媒体搬送部としての用紙搬送部62、及び媒体調整部としての用紙調整部63を備える。
また、前記用紙供給部61において、11は、前記用紙Pをコア12にロール状に巻きつけることによって形成されたロール媒体としてのロール紙、14は媒体供給用の駆動部としての用紙供給モータであり、該用紙供給モータ14の出力軸sh1とコア12の回転軸sh2とが所定の連結機構を介して連結される。用紙供給モータ14を駆動することによって、ロール紙11を回転軸sh2を中心として矢印A方向に回転させながら、用紙Pを媒体搬送路としての用紙搬送路Rt1に繰り出すことができる。
そして、前記用紙搬送部62において、15は回転自在に配設された第1のローラとしての搬送ローラ、16は該搬送ローラ15と当接させて回転自在に配設された第2のローラとしてのピンチローラ、17は媒体搬送用の駆動部としての用紙搬送モータであり、該用紙搬送モータ17の出力軸sh3と搬送ローラ15の回転軸sh4とが所定の連結機構を介して連結される。用紙搬送モータ17を駆動することによって、搬送ローラ15を回転軸sh4を中心として回転させ、搬送ローラ15及びピンチローラ16によって用紙Pを挟み、用紙Pを用紙搬送路Rt1において矢印B方向に搬送することができる。なお、搬送ローラ15が回転させられるのに伴ってピンチローラ16が連れ回りで回転させられる。
ところで、前記用紙供給部61において繰り出された用紙Pが、用紙搬送部62によって搬送され、印刷部51に送られる間に、何らかの原因で用紙搬送部62に負荷が加わると、用紙Pが印刷部51に安定して送られず、印刷部51において形成される画像の品位が低くなってしまう。
そこで、用紙搬送路Rt1における用紙供給部61と用紙搬送部62との間の所定の位置に前記用紙調整部63が配設され、該用紙調整部63によって用紙供給部61と用紙搬送部62との間の用紙Pに適正な弛みが形成され、用紙Pが印刷部51に安定して送られるようになっている。
そのために、前記用紙調整部63は、揺動軸sh5、sh6を中心として揺動自在に配設された一対のテンションバー18、19の自由端において、回転軸sh7を中心として回転自在に配設され、用紙Pの搬送に伴って従動して回転させられるテンションローラ20、用紙Pの状態を監視し、用紙Pの状態に基づいて、用紙調整部63によって形成された弛みを検出するとともに、用紙供給部61によって繰り出される用紙Pの終了を検出する媒体監視部としての用紙監視部50等を備える。なお、前記テンションバー18、19及びテンションローラ20は、テンションバー18、19の位置、すなわち、揺動位置に対応して用紙Pにテンションを与えるとともに、用紙供給部61と用紙搬送部62との間において用紙Pに弛みを形成する弛み形成部を構成する。また、前記用紙監視部50は、用紙Pが終了したときの用紙Pの互いに異なる状態を監視することによって、用紙Pの終了を検出する。
そして、前記用紙監視部50は、前記揺動軸sh6に固定され、用紙Pに形成された弛みに対応してテンションバー18、19と共に移動、すなわち、揺動させられる検出円盤71、該検出円盤71の円周方向における所定の位置において、検出円盤71と対向させて配設され、テンションバー18、19の揺動位置を表す検出円盤71の回転位置を検出する第1、第2の検出要素としてのセンサSa、Sb、及び該センサSa、Sbに接続された符号化部としての後述されるエンコーダ21(図3)を備える。
なお、前記センサSa、Sbは、検出円盤71の中心を通り、検出円盤71の径方向に延びる線上に配設され、プリンタの本体、すなわち、装置本体の所定の箇所に取り付けられる。また、センサSaは、検出円盤71の径方向においてセンサSbより外方に配設される。
そして、前記テンションローラ20を回転自在に支持する回転軸sh7は、テンションバー18、19間においてテンションローラ20を貫通させて配設され、テンションバー18、19及び検出円盤71を一体的に連結する。
テンションローラ20が、用紙供給部61において繰り出された用紙Pを案内して用紙搬送部62に向けて搬送する際に、前記テンションバー18、19はテンションバー18、19及びテンションローラ20の重量によって下方に向けて付勢され、テンションローラ20によって用紙Pが下方に向けて押され、用紙Pにテンションが与えられるとともに、ロール紙11と搬送ローラ15との間に弛みが形成される。
このとき、テンションバー18、19は、用紙Pに形成された弛みに対応する角度で用紙供給部61側に向けて傾斜させられ、テンションローラ20を移動軌跡における最下点より上方の位置に置く。
本実施の形態においては、前記テンションバー18、19が、テンションバー18、19及びテンションローラ20の重量によって下方に向けて付勢されるようになっているが、例えば、揺動軸sh5、sh6に所定の付勢部材としてのテンションスプリングを配設し、該テンションスプリングの付勢力によってテンションバー18、19を下方に向けて付勢することができる。
次に、プリンタの制御装置について説明する。
図3は本発明の第1の実施の形態におけるプリンタの制御ブロック図である。
図において、Prはプリンタ、41は制御部、51は印刷部、Cbは制御部41と印刷部51とを連結するインタフェースケーブルである。
前記制御部41において、42は演算装置としてのCPU、43は第1の記憶装置としてのROM(プログラムROM)、44は第2の記憶装置としてのRAM(ワーキングRAM)、46はI/Oポートである。
前記CPU42は、バスBsを介してROM43及びRAM44に接続されるとともに、さらに、I/Oポート46を介してモータドライバ47、48、インタフェース回路49及びエンコーダ21に接続される。そして、前記モータドライバ47に用紙供給モータ14が、前記モータドライバ48に用紙搬送モータ17が、前記インタフェース回路49にインタフェースケーブルCbを介して印刷部51が接続される。
また、前記CPU42は、ROM43から所定の処理プログラムを読み出し、各種のプログラムに基づいて、各種のデータ、インタフェース回路49を介して印刷部51との間でやり取りしたデータ等をRAM44に記録したり、読み出したり、また、エンコーダ21の出力によって用紙Pの状態を監視したり、モータドライバ47、48に指令を送ることによって、用紙供給モータ14及び用紙搬送モータ17を駆動したりする。
次に、前記用紙供給装置10における用紙Pの状態と、センサSa、Sbが用紙Pの状態に応じて生成するセンサ出力と、エンコーダ21の出力との関係について説明する。
図4は本発明の第1の実施の形態における用紙供給装置の第2の状態を示す図、図5は本発明の第1の実施の形態における用紙供給装置の第3の状態を示す図、図6は本発明の第1の実施の形態におけるエンコーダの第1の状態を示す図、図7は本発明の第1の実施の形態におけるエンコーダの第2の状態を示す図、図8は本発明の第1の実施の形態におけるエンコーダの第3の状態を示す図、図9は本発明の第1の実施の形態における用紙の状態とセンサ出力との関係を示す図である。
図6〜8において、18はテンションバー、20はテンションローラ、sh5は揺動軸、sh7は回転軸、50は用紙監視部である。
該用紙監視部50において、前記センサSa、Sbとして反射型の光センサが使用され、検出円盤71におけるセンサSa、Sbと対応する箇所に、弧状の形状を有する検出部30、31が形成される。該検出部30、31は、用紙Pに形成された弛みに対応して検出円盤71と共に揺動し、所定の領域でセンサSa、Sbが検出部30、31を検出することができるように、帯状の反射面によって形成される。検出部30、31における反射率と、検出円盤71における検出部30、31以外の部分における反射率とが十分に異なるように、検出円盤71及び検出部30、31の材料が選択される。センサSa、Sbは、いずれも発光素子及び受光素子を備え、発光素子によって発光させられた光が検出部30、31によって反射され、反射光が受光素子によって受光されると、検出部30、31が検出される。
そして、前記エンコーダ21(図3)は、センサSa、Sbのセンサ出力を符号化して1又は0の二つの値から成る出力を生成する。本実施の形態においては、センサSaのセンサ出力を符号化した値がMSBに、センサSbのセンサ出力を符号化した値がLSBにされる。
本実施の形態においては、検出部30、31が検出されなかった場合、センサSa、Sbのセンサ出力が符号化されてエンコーダ21の出力が1に、検出部30、31が検出された場合、センサSa、Sbのセンサ出力が符号化されてエンコーダ21の出力が0にされる。
また、本実施の形態において、検出部30は、検出円盤71の径方向における検出部31より外方において、検出部31より図の反時計回り方向に変位した位置に形成される。また、検出部30は、検出円盤71の円周方向において角度θ1にわたって形成され、検出部31は、角度θ2(<θ1)にわたって、かつ、角度θ1と所定の角度だけオーバラップさせて形成される。
したがって、検出円盤71の円周方向において、センサSaによって検出部30だけが検出される第1の領域AR1が、該第1の領域AR1より図の時計回り方向における下流側に、センサSa、Sbによって検出部30、31が検出される第2の領域AR2が、該第2の領域AR2より図の時計回り方向における下流側に、センサSbによって検出部31だけが検出される第3の領域AR3が、該第3の領域AR3より図の時計回り方向における下流側に、センサSa、Sbによって検出部30、31のいずれも検出されない第4の領域AR4が形成される。
本実施の形態においては、センサSa、Sbとして反射型の光センサが使用されるようになっているが、センサSa、Sbとして透過型の光センサ、機械式のセンサ等を使用することができる。その場合、検出部30、31は、検出円盤71を回動させたときに、所定の区間でセンサSa、Sbが検出部30、31を検出することができるように、帯状のスリットによって形成される。
本実施の形態において、用紙Pに形成される弛みは、用紙供給装置10が、図1に示される第1の状態に置かれたときに、最小の値を採るように、また、用紙供給装置10が、図4に示される第2の状態に置かれたときに、最大の値を採るように制御される。そのために、用紙供給モータ14及び用紙搬送モータ17が駆動される。
そして、用紙供給装置10が図1に示される第1の状態に置かれ、用紙Pに形成された弛みが最小の値を採ると、用紙監視部50が、図6に示される第1の状態に置かれ、センサSaによって検出部30が検出され、エンコーダ21の出力が0にされ、センサSbによって検出部31が検出されず、エンコーダ21の出力が1にされる。
また、用紙供給装置10が、図4に示される第2の状態に置かれ、用紙Pに形成された弛みが最大の値を採ると、用紙監視部50が、図7に示される第2の状態に置かれ、センサSaによって検出部30が検出されず、エンコーダ21の出力が1にされ、センサSbによって検出部31が検出され、エンコーダ21の出力が0にされる。
なお、用紙供給装置10が第1の状態と第2の状態との間の状態に置かれ、用紙Pに形成された弛みが最小の値と最大の値との間の中間の値を採ると、用紙監視部50が第1の状態と第2の状態との間の状態に置かれ、センサSaによって検出部30が検出され、エンコーダ21の出力が0にされ、センサSbによって検出部31が検出され、エンコーダ21の出力が0にされる。
そして、用紙供給装置10が、図5に示される第3の状態に置かれ、ロール紙11の用紙Pがなくなり、コア12から用紙Pの後端が離れると、テンションバー18の自由端が、テンションバー18、19及びテンションローラ20の重量によって鉛直の方向に垂下させられ、テンションローラ20が最下点に置かれる。これにより、用紙監視部50が、図8に示される第3の状態に置かれ、センサSaによって検出部30が検出されず、エンコーダ21の出力が1にされ、センサSbによって検出部31が検出されず、エンコーダ21の出力が1にされる。なお、このとき、用紙監視部50は、コア12から用紙Pの後端が離れた状態で用紙Pの搬送が停止させられたときの、用紙Pにテンションが与えられない第1の状態を監視する。
本実施の形態においては、センサSa、Sbによって検出部30、31が検出されると、センサ出力が符号化されてエンコーダ21の出力が0にされ、検出部30、31が検出されないと、センサ出力が符号化されてエンコーダ21の出力が1にされるようになっているが、検出部30、31が検出されると、センサ出力が符号化されてエンコーダ21の出力が1にされ、検出部30、31が検出されないと、センサ出力が符号化されてエンコーダ21の出力が0にされるようにすることができる。
次に、前記構成のプリンタPrの動作について説明する。
図10は本発明の第1の実施の形態におけるプリンタの動作を示すフローチャートである。
この場合、CPU42は、インタフェース回路49を介して印刷部51から媒体供給指令を受けると、用紙供給モータ14及び用紙搬送モータ17を駆動して、用紙Pの搬送を開始するとともに、一定の時間が経過するたびにエンコーダ処理を開始する。
そして、まず、CPU42は、エンコーダ21の出力を読み込み、エンコーダ21の出力が(1,1)であるかどうかを判断する。エンコーダ21の出力が(1,1)である場合、CPU42は、用紙供給装置10が、図5に示される第3の状態に置かれ、ロール紙11の用紙Pがなくなったと判断し、用紙供給モータ14及び用紙搬送モータ17の駆動を停止させ、ロール紙11の用紙Pの終了、並びに用紙供給モータ14及び用紙搬送モータ17の駆動を停止させたことを印刷部51に通知し、エンコーダ処理を終了する。なお、本実施の形態において、前記CPU42は、用紙Pに形成された弛みが最大の値を採る側で、センサSa、Sbが第4の領域AR4と対向するときに、用紙Pがなくなったと判断する。
また、エンコーダ21の出力が(1,1)でない場合、CPU42は、エンコーダ21の出力が(0,1)であるかどうかを判断し、エンコーダ21の出力が(0,1)である場合、用紙供給装置10が、図1に示される第1の状態に置かれ、用紙Pに形成された弛みが最小の値に達したと判断し、用紙供給モータ14を増速させ、用紙Pの弛みを大きくし、エンコーダ処理を終了する。これにより、エンコーダ21は第1の状態と第2の状態との間の状態に置かれ、エンコーダ21の出力は(0,0)になる。
そして、エンコーダ21の出力が(0,1)でない場合、CPU42は、エンコーダ21の出力が(1,0)であるかどうかを判断し、エンコーダ21の出力が(1,0)である場合、用紙供給装置10が、図4に示される第2の状態に置かれ、用紙Pに形成された弛みが最大の値に達したと判断し、用紙供給モータ14を減速させ、用紙Pの弛みを小さくし、エンコーダ処理を終了する。これにより、エンコーダ21は第1の状態と第2の状態との間の状態に置かれ、エンコーダ21の出力は(0,0)になる。
また、エンコーダ21の出力が(1,0)でない場合、すなわち、(0,0)である場合に、CPU42はエンコーダ処理を終了する。
なお、エンコーダ21は、出力が(1,1)である場合、用紙Pの終了を検出する媒体終了検出部として機能し、出力が(0,1)である場合、及び出力が(1,0)である場合に、用紙Pの弛みを検出する弛み検出部として機能する。
次に、フローチャートについて説明する。
ステップS1 CPU42はエンコーダ21の出力を読み込む。
ステップS2 CPU42はエンコーダ21の出力が(1,1)であるかどうかを判断する。エンコーダ21の出力が(1,1)である場合はステップS3に、エンコーダ21の出力が(1,1)でない場合はステップS5に進む。
ステップS3 CPU42は用紙供給モータ14及び用紙搬送モータ17の駆動を停止する。
ステップS4 CPU42はロール紙11の用紙Pの終了、並びに用紙供給モータ14及び用紙搬送モータ17の駆動を停止させたことを印刷部51に通知し、処理を終了する。
ステップS5 CPU42はエンコーダ21の出力が(0,1)であるかどうかを判断する。エンコーダ21の出力が(0,1)である場合はステップS6に、エンコーダ21の出力が(0,1)でない場合はステップS7に進む。
ステップS6 CPU42は用紙供給モータ14を増速させ、処理を終了する。
ステップS7 CPU42はエンコーダ21の出力が(1,0)であるかどうかを判断する。エンコーダ21の出力が(1,0)である場合はステップS8に進み、エンコーダ21の出力が(1,0)でない場合は処理を終了する。
ステップS8 CPU42は用紙供給モータ14を減速させ、処理を終了する。
このように、本実施の形態においては、用紙搬送路Rt1に用紙監視部50が配設され、該用紙監視部50によって、用紙Pの状態が監視され、用紙Pの弛みが検出されるとともに、用紙Pの終了が検出されるので、弛みを検出するための弛み検出センサ、ロール紙11の用紙Pの終了を検出するための光センサ等が不要になる。したがって、用紙供給装置10のコストを低くすることができる。
また、ロール紙11のコア12の表面をあらかじめ黒く塗装する必要がないので、ロール紙11のコストを低くすることができるだけでなく、コア12の表面が黒く塗装されたロール紙以外のロール紙11を使用することができ、プリンタPrの利便性を高くすることができる。
ところで、ロール紙としては各種のものが提供されていて、用紙Pをコア12にロール状に巻きつけることによって形成されたロール紙11が使用される場合においては、ロール紙11の用紙Pがなくなり、コア12から用紙Pの後端が離れると、テンションバー18の自由端が鉛直の方向に垂下させられ、エンコーダ21の出力は(1,1)になる。ところが、用紙Pの後端がコア12に固着されたロール紙が使用される場合においては、ロール紙の用紙Pがなくなったときに、コア12から用紙Pの後端が離れず、テンションバー18の自由端は、鉛直の方向に垂下させられず、コア12の方向に向けられる。その場合、センサSaは検出部30を検出し、エンコーダ21がセンサ出力を符号化して出力を0にし、センサSbは検出部31を検出せず、エンコーダ21がセンサ出力を符号化して出力を1にするので、エンコーダ21の出力は(0,1)になってしまう。その結果、ロール紙の用紙Pの終了を検出することができない。
そこで、用紙Pの後端がコア12に固着されたロール紙が使用される場合においても、ロール紙の用紙Pの終了を検出することができるようにした本発明の第2の実施の形態について説明する。なお、第1の実施の形態と同じ構造を有するものについては、同じ符号を付与し、同じ構造を有することによる発明の効果については同実施の形態の効果を援用する。
図11は本発明の第2の実施の形態における用紙供給装置の第1の状態を示す図である。
図において、150は媒体監視部としての用紙監視部であり、該用紙監視部150は、前記揺動軸sh6(図2)に固定され、テンションバー18、19と共に揺動させられる検出円盤171、該検出円盤171の円周方向における所定の位置において検出円盤171と対向させて配設され、検出円盤171の回転位置を検出する第1、第2の検出要素としてのセンサSa、Sb、及び該センサSa、Sbに接続された符号化部としての後述されるエンコーダ21を備える。
次に、前記用紙供給装置10における媒体としての用紙Pの状態と、エンコーダ21におけるセンサSa、Sbのセンサ出力との関係について説明する。
図12は本発明の第2の実施の形態における用紙供給装置の第2の状態を示す図、図13は本発明の第2の実施の形態における用紙供給装置の第3の状態を示す図、図14は本発明の第2の実施の形態における用紙供給装置の第4の状態を示す図、図15は本発明の第2の実施の形態におけるエンコーダの第1の状態を示す図、図16は本発明の第2の実施の形態におけるエンコーダの第2の状態を示す図、図17は本発明の第2の実施の形態におけるエンコーダの第3の状態を示す図、図18は本発明の第2の実施の形態におけるエンコーダの第4の状態を示す図である。
前記用紙監視部150において、検出円盤171におけるセンサSa、Sbと対応する箇所に、弧状の形状を有する検出部130、31が形成される。該検出部130、31は、用紙Pに形成された弛みに対応して検出円盤171と共に揺動し、所定の領域でセンサSa、Sbが検出部130、31を検出することができるように、帯状の反射面によって形成される。
そして、前記エンコーダ21は、センサSa、Sbのセンサ出力を符号化して1又は0の二つの値から成る出力を生成する。
本実施の形態においては、検出部130、31が検出されなかった場合、センサSa、Sbのセンサ出力が符号化されてエンコーダ21の出力が1に、検出部130、31が検出された場合、センサSa、Sbのセンサ出力が符号化されてエンコーダ21の出力が0にされる。
また、本実施の形態において、検出部130は、検出円盤171の径方向における検出部31より外方において、検出部31より図の反時計回り方向に変位した位置に形成される。そして、検出部130は、検出円盤171の円周方向において角度θ11(<θ1)にわたって形成され、検出部31は、角度θ2(≦θ11)にわたって、かつ、角度θ1と所定の角度だけオーバラップさせて形成される。
したがって、検出円盤171の円周方向において、センサSa、Sbによって検出部130、31のいずれも検出されない第1の領域AR11が、該第1の領域AR11より図の時計回り方向における下流側に、センサSaによって検出部130だけが検出される第2の領域AR12が、該第2の領域AR12より図の時計回り方向における下流側に、センサSa、Sbによって検出部130、31が検出される第3の領域AR13が、該第3の領域AR13より図の時計回り方向における下流側に、センサSbによって検出部31だけが検出される第4の領域AR14が、該第4の領域AR14より図の時計回り方向における下流側に、センサSa、Sbによって検出部130、31のいずれも検出されない第5の領域AR15が形成される。
本実施の形態において、用紙Pに形成される弛みは、用紙供給装置10が、図11に示される第1の状態に置かれたときに、最小の値を採るように、また、用紙供給装置10が、図12に示される第2の状態に置かれたときに、最大の値を採るように制御される。そのために、媒体供給用の駆動部としての用紙供給モータ14、及び媒体搬送用の駆動部としての用紙搬送モータ17が駆動される。
そして、用紙供給装置10が、図11に示される第1の状態に置かれ、用紙Pに形成された弛みが最小の値を採ると、用紙監視部150が、図15に示される第1の状態に置かれ、センサSaによって検出部130が検出されてエンコーダ21の出力が0にされ、センサSbによって検出部31が検出されず、エンコーダ21の出力が1にされる。
また、用紙供給装置10が、図12に示される第2の状態に置かれ、用紙Pに形成された弛みが最大の値を採ると、用紙監視部150が、図16に示される第2の状態に置かれ、センサSaによって検出部130が検出されず、エンコーダ21の出力が1にされ、センサSbによって検出部31が検出され、エンコーダ21の出力が0にされる。
なお、用紙供給装置10が第1の状態と第2の状態との間の状態に置かれ、用紙Pに形成された弛みが最小の値と最大の値との間の中間の値を採ると、用紙監視部150が第1の状態と第2の状態との間の状態に置かれ、センサSaによって検出部130が検出され、エンコーダ21の出力が0にされ、センサSbによって検出部31が検出され、エンコーダ21の出力が0にされる。
また、用紙供給装置10が、図13に示される第3の状態に置かれ、ロール媒体としてのロール紙11の用紙Pがなくなり、コア12から用紙Pの後端が離れると、テンションバー18の自由端が、テンションバー18、19及びテンションローラ20の重量によって鉛直の方向に垂下させられ、テンションローラ20が最下点に置かれる。これにより、用紙監視部150が、図17に示される第3の状態に置かれ、センサSaによって検出部130が検出されず、エンコーダ21の出力が1にされ、センサSbによって検出部31が検出されず、エンコーダ21の出力が1にされる。
そして、用紙Pの後端がコア12に固着されていて、用紙供給装置10が、図14に示される第4の状態に置かれ、ロール紙11の用紙Pがなくなると、テンションバー18の自由端が、用紙Pのテンションによって上昇させられ、コア12に向けられる。これにより、用紙監視部150が、図18に示される第4の状態に置かれ、センサSaによって検出部130が検出されず、エンコーダ21の出力が1にされ、センサSbによって検出部31が検出されず、エンコーダ21の出力が1にされる。なお、このとき、用紙監視部150は、用紙Pの後端がコア12に固着された状態で用紙Pの搬送が停止させられたときの、用紙Pにテンションが与えられた(前記第1の状態と異なる)第2の状態を監視する。
次に、前記構成のプリンタPrの動作について説明する。
この場合、演算装置としてのCPU42(図3)は、インタフェース回路49を介して印刷部51から媒体供給指令を受けると、用紙供給モータ14及び用紙搬送モータ17を駆動して、用紙Pの搬送を開始するとともに、一定の時間が経過するたびにエンコーダ処理を開始する。
そして、まず、CPU42は、エンコーダ21の出力を読み込み、該エンコーダ21の出力が(1,1)であるかどうかを判断する。
エンコーダ21の出力が(1,1)である場合、CPU42は、用紙供給装置10が、図13又は14に示される第3の状態又は第4の状態に置かれ、ロール紙11の用紙Pがなくなったと判断し、用紙供給モータ14及び用紙搬送モータ17の駆動を停止させ、ロール紙11の用紙Pの終了、及び用紙供給モータ14及び用紙搬送モータ17の駆動を停止させたことを印刷部51に通知し、エンコーダ処理を終了する。なお、本実施の形態において、前記CPU42は、用紙Pに形成された弛みが最大の値を採る側、及び最小の値を採る側で、センサSa、Sbが第5の領域AR15、及び第1の領域AR11と対向するときに、用紙Pがなくなったと判断する。
また、エンコーダ21の出力が(1,1)でない場合、CPU42は、エンコーダ21の出力が(0,1)であるかどうかを判断し、エンコーダ21の出力が(0,1)である場合に、用紙供給装置10が、図11に示される第1の状態に置かれ、用紙Pに形成された弛みが最小の値に達したと判断し、用紙供給モータ14を増速させ、用紙Pの弛みを大きくし、エンコーダ処理を終了する。これにより、エンコーダ21は第1の状態と第2の状態との間の状態に置かれ、エンコーダ21の出力は(0,0)になる。
そして、エンコーダ21の出力が(0,1)でない場合、CPU42は、エンコーダ21の出力が(1,0)であるかどうかを判断し、エンコーダ21の出力が(1,0)である場合に、用紙供給装置10が、図12に示される第2の状態に置かれ、用紙Pに形成された弛みが最大の値に達したと判断し、用紙供給モータ14を減速させ、用紙Pの弛みを小さくし、エンコーダ処理を終了する。これにより、エンコーダ21は第1の状態と第2の状態との間の状態に置かれ、エンコーダ21の出力は(0,0)になる。
また、エンコーダ21の出力が(1,0)でない場合、すなわち、(0,0)である場合に、CPU42はエンコーダ処理を終了する。
本実施の形態においては、
θ2≦θ11
にされ、検出円盤171の円周方向における検出部130、31より図の時計回り方向における上流側において、テンションバー18の自由端がコア12に向いたときに、センサSa、Sbによって検出部130、31が検出されず、センサSa、Sbのセンサ出力が1になる領域が形成される。
このように、本実施の形態においては、センサSa、Sbが検出円盤171において、第5の領域AR15、及び第1の領域AR11と対向するときに、エンコーダ21の出力を(1,1)にすることができるので、用紙Pに形成される弛みが最小の値を採る側、及び最大の値を採る側で、用紙Pの終了を検出することができる。
したがって、ロール紙11として、用紙Pの後端がコア12に固着されていないもの、又は固着されているものをいずれも使用することができるので、プリンタPrの利便性を高くすることができる。
前記各実施の形態においては、プリンタPrについて説明しているが、本発明を複写機、ファクシミリ、複合機等の画像形成装置に適用することができる。
なお、本発明は前記各実施の形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づいて種々変形させることが可能であり、それらを本発明の範囲から排除するものではない。
10 用紙供給装置
11 ロール紙
18、19 テンションバー
20 テンションローラ
50、150 用紙監視部
61 用紙供給部
62 用紙搬送部
P 用紙
Rt1 用紙搬送路

Claims (12)

  1. (a)長尺の媒体をロール状に巻きつけることによって形成されたロール媒体を回転させながら媒体を媒体搬送路に繰り出す媒体供給部と、
    (b)前記媒体搬送路に繰り出された媒体を搬送する媒体搬送部と、
    (c)前記媒体搬送路における前記媒体供給部と前記媒体搬送部との間において、媒体にテンションを与えるとともに、媒体に弛みを形成する弛み形成部と、
    (d)媒体の状態を監視し、媒体の状態に基づいて、弛み形成部によって形成された弛みを検出するとともに、媒体供給部によって繰り出された媒体の終了を検出する媒体監視部とを有することを特徴とする媒体供給装置。
  2. 前記媒体監視部は、媒体が終了したときの媒体の異なる状態を監視することによって、媒体の終了を検出する請求項1に記載の媒体供給装置。
  3. 前記媒体監視部は、媒体に形成された弛みに対応させて移動させられる検出部、及び該検出部を検出する検出要素を備え、該検出要素が媒体の状態に応じて生成したセンサ出力に基づいて、媒体が終了したときの、テンションの異なる媒体の状態を監視する請求項2に記載の媒体供給装置。
  4. 前記媒体監視部は、媒体の後端がコアから離れた状態を監視することによって媒体の終了を検出する請求項2に記載の媒体供給装置。
  5. 前記媒体監視部は、媒体の後端がコアに固着された状態を監視することによって媒体の終了を検出する請求項2に記載の媒体供給装置。
  6. 前記媒体監視部は、媒体の状態を監視するために前記検出要素のセンサ出力を符号化する符号化部を有する請求項2に記載の媒体供給装置。
  7. (a)長尺の媒体をロール状に巻きつけることによって形成されたロール媒体を回転させながら媒体を媒体搬送路に繰り出す媒体供給部と、
    (b)前記媒体搬送路に繰り出された媒体を搬送する媒体搬送部と、
    (c)媒体搬送路における前記媒体供給部と前記媒体搬送部との間において、媒体にテンションを与えるとともに、媒体に弛みを形成する弛み形成部と、
    (d)媒体に形成された弛みに基づいて媒体の状態を監視する媒体監視部とを有することを特徴とする媒体供給装置。
  8. (a)前記弛み形成部は、揺動自在に配設されたテンションバー、及び該テンションバーの自由端に回転自在に配設されたテンションローラを備え、
    (b)該テンションローラは、テンションバーの揺動位置に対応して媒体を押して媒体に弛みを形成する請求項7に記載の媒体供給装置。
  9. 前記媒体監視部は、媒体に形成された弛みに対応させて移動させられる検出部、及び該検出部を検出する検出要素を備え、該検出要素が媒体の状態に応じて生成したセンサ出力に基づいて、媒体の状態を監視する請求項7に記載の媒体供給装置。
  10. (a)前記媒体供給部は、ロール媒体を回転させるための媒体供給用の駆動部を備え、
    (b)前記媒体搬送部は、媒体を搬送するための媒体搬送用の駆動部を備える請求項7〜9のいずれか1項に記載の媒体供給装置。
  11. (a)前記検出要素が媒体の状態に応じて生成したセンサ出力を符号化する符号化部と、
    (b)該符号化部によって符号化されたセンサ出力に基づいて前記媒体供給用の駆動部を駆動する制御部とを有する請求項9に記載の媒体供給装置。
  12. 請求項1〜11のいずれか1項に記載された媒体供給装置が搭載された画像形成装置。
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