JP5871162B2 - シート搬送装置、及び、画像形成装置 - Google Patents

シート搬送装置、及び、画像形成装置 Download PDF

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この発明は、転写紙等のシートを搬送するシート搬送装置と、それを備えた複写機、プリンタ、ファクシミリ、又は、それらの複合機や印刷機等の画像形成装置と、に関するものである。
従来から、複写機やプリンタ等の画像形成装置において、転写紙等のシートに生じたカール(曲がり)を矯正するカール矯正装置を設置する技術が知られている(例えば、特許文献1、2参照。)。
詳しくは、特許文献1に開示されたカール矯正装置は、1つの搬送経路上に、2つの大径ローラを配列して、それらの大径ローラに従動する補助ローラをそれぞれ2つずつ設置している。そして、大径ローラに対する補助ローラの当接位置や方向を可変制御することで、カールが生じたシートに対する矯正力や矯正方向を可変している。
このようにシートのカールを矯正することによって、画像が形成されたシートの出来上がりの状態が良好になるとともに、複数のシートを良好に重ね合わせて積載することができ、さらにその後にパンチ処理やステプラー処理などをおこなう場合であってもその後処理を良好におこなうことができることになる。
従来のカール矯正装置は、装置の構造や制御が複雑であったり、シート上に形成される画像の品質を低下させてしまう可能性があった。
詳しくは、特許文献1に開示されたカール矯正装置は、大径ローラに対する補助ローラの当接位置や方向を可変制御するための構造や制御が必要であるとともに、カール矯正強度によって矯正手段へのシート先端の入力角度や出力角度が異なってしまい前後のガイド部材によってシート上の画像にキズ、スジ、コスレ等が生じてしまう可能性があった。
この発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、比較的簡易な構成で、シート上に形成される画像の品質を低下させることなく、シートに生じたカールが確実に矯正される、シート搬送装置、及び、画像形成装置を提供することにある。
この発明の請求項1記載の発明にかかるシート搬送装置は、シートを搬送するシート搬送装置であって、シートの搬送方向に沿った方向であってシートのオモテ面側に凸状に湾曲した第1湾曲搬送経路と、シートの搬送方向に沿った方向であってシートのウラ面側に凸状に湾曲した第2湾曲搬送経路と、シートの搬送方向に対して交差する方向であってシートのオモテ面側に凸状に湾曲した第3湾曲搬送経路と、シートの搬送方向に対して交差する方向であってシートのウラ面側に凸状に湾曲した第4湾曲搬送経路と、を備え、搬送されるシートのカール方向に関する情報に基いて、前記4つの湾曲搬送経路のうち、その湾曲方向が当該シートのカール方向に対して逆方向となる湾曲搬送経路にて、当該湾曲搬送経路を通過する当該シートの搬送速度を低下させるか、又は、当該湾曲搬送経路を通過する当該シートを一旦停止させるかするものである。
本発明は、湾曲搬送経路に向けて搬送されるシートのカール方向が湾曲搬送経路の湾曲方向に対して逆方向であるときに、湾曲搬送経路を通過するシートの搬送速度を低下させるか、湾曲搬送経路を通過するシートを一旦停止させるかしている。これにより、比較的簡易な構成で、シート上に形成される画像の品質を低下させることなく、シートに生じたカールが確実に矯正される、シート搬送装置、及び、画像形成装置を提供することができる。
この発明の実施の形態における画像形成装置を示す全体構成図である。 シート搬送装置を示す構成図である。 図2における第3湾曲搬送経路のA−A断面を示す断面図である。 図2における第4湾曲搬送経路のB−B断面を示す断面図である。 カール検出センサによってシートのカール方向が検出される状態を示す概略図である。 シートにカールが生じた状態の4つの態様を示す概略図である。 湾曲搬送経路に冷却手段を設置した状態を示す概略図である。
実施の形態.
以下、この発明を実施するための形態について、図面を参照して詳細に説明する。なお、各図中、同一又は相当する部分には同一の符号を付しており、その重複説明は適宜に簡略化ないし省略する。
まず、図1にて、画像形成装置全体の構成・動作について説明する。
図1において、1は画像形成装置としての複写機の装置本体(画像形成装置本体)、2は原稿Dの画像情報を光学的に読み込む原稿読込部、3は原稿読込部2で読み込んだ画像情報に基いた露光光Lを感光体ドラム5上に照射する露光部、4は感光体ドラム5上にトナー像(画像)を形成する作像部、7は感光体ドラム5上に形成されたトナー像をシートP(用紙)に転写する転写部(画像形成部)、10はセットされた原稿Dを原稿読込部2に搬送する原稿搬送部、12〜14は転写紙等のシートPが収納された給紙部、17、18は転写部7に向けてシートPを搬送するレジストローラ(タイミングローラ)、20はシートP上に担持されたトナー像(未定着画像)を定着する定着装置、21は定着装置20に設置された定着ローラ、22は定着装置20に設置された加圧ローラ、30は第1面にトナー像が定着された後のシートPの第2面にトナー像を形成するためにそのシートPを転写部7(画像形成部)に向けて搬送するための両面搬送ユニット(両面搬送経路)、を示す。
また、50は画像形成装置本体1から搬送口を介して搬送されたシートPに対してカールを矯正しながら排出口に向けて搬送する後処理装置としてのシート搬送装置(カール矯正装置)、を示す。シート搬送装置50は、画像形成装置本体1に対して着脱可能に設置されている。
図1を参照して、画像形成装置本体1における、通常の画像形成時の動作について説明する。
まず、原稿Dは、原稿搬送部10の搬送ローラによって、原稿台から図中の矢印方向に搬送されて、原稿読込部2上を通過する。このとき、原稿読込部2では、上方を通過する原稿Dの画像情報が光学的に読み取られる。
そして、原稿読込部2で読み取られた光学的な画像情報は、電気信号に変換された後に、露光部3(書込部)に送信される。そして、露光部3からは、その電気信号の画像情報に基づいたレーザ光等の露光光Lが、作像部4の感光体ドラム5上に向けて発せられる。
一方、作像部4において、感光体ドラム5は図中の時計方向に回転しており、所定の作像プロセス(帯電工程、露光工程、現像工程)を経て、感光体ドラム5上に画像情報に対応した画像(トナー像)が形成される。
その後、感光体ドラム5上に形成された画像は、画像形成部としての転写部7で、レジストローラ17、18により搬送されたシートP上に転写される。
一方、転写部7(画像形成部)に搬送されるシートPは、次のように動作する。
まず、画像形成装置本体1の複数の給紙部12、13、14のうち、1つの給紙部が自動又は手動で選択される(例えば、最上段の給紙部12が選択されたものとする。)。
そして、給紙部12に収納されたシートPの最上方の1枚が、搬送経路Kの位置に向けて搬送される。
その後、シートPは、複数の搬送ローラが配設された搬送経路Kを通過して、レジストローラ17、18の位置に達する。そして、レジストローラ17、18の位置に達したシートPは、感光体ドラム5上に形成された画像と位置合わせをするためにタイミングを合わせて、転写部7(画像形成部)に向けて搬送される。
そして、転写工程後のシートPは、転写部7の位置を通過した後に、搬送経路を経て定着装置20に達する。定着装置20に達したシートPは、定着ローラ21と加圧ローラ22との間に送入されて、定着ローラ21から受ける熱と双方の部材21、22から受ける圧力とによってトナー像が定着される(定着工程である)。トナー像が定着された定着工程後のシートPは、定着ローラ21と加圧ローラ22との間(ニップ部である。)から送出された後に、画像形成装置本体1から排出される。
さらに、画像形成装置本体1から排出されたシートPは、搬送口M1(図2を参照できる。)からシート搬送装置50内に搬送(送入)される。そして、シート搬送装置50に送入されたシートPは、カール検出センサ80(検出手段)の位置で、そのカール方向(曲がり方向)が検出される。そして、カール方向が検出されたシートPは、湾曲搬送経路H1〜H4を通過して、カールが矯正されることになる。カール矯正が施された後のシートPは、排出口M2(図2を参照できる。)から排出されて、不図示の排紙トレイ上に積載されることになる。
なお、このカール矯正装置として機能するシート搬送装置50については、後で図2〜図5等を用いて詳しく説明する。
ここで、本実施の形態における画像形成装置1には、シートPの両面へのプリントを可能にする両面搬送ユニット30が設置されている。
ユーザーによる操作パネル(不図示である。)の操作によって両面プリントモードが選択されている場合、上述した定着工程後のシートP(第1面にトナー像が定着された状態のものである。)は、そのままシート搬送装置50に搬送されることなく、切替爪によって搬送経路が切替られて両面搬送ユニット30に向けて搬送される。そして、シートPは、両面搬送ユニット30の位置で、その先端と後端とが反転されて、両面搬送経路(図1中、破線で示す搬送経路である。)を経て、転写部7(画像形成部)に向けて搬送される。そして、シートPは、転写部7の位置で第2面に画像が形成された後に、定着装置20での定着工程を経て、シート搬送装置50に向けて搬送される。その後、片面プリント時と同様に、シート搬送装置50でカール矯正(カール補正)がされた後に、シート搬送装置50から排紙されて不図示の排紙トレイ上に積載されることになる。
次に、図2〜図6にて、本実施の形態において特徴的なシート搬送装置50(カール矯正装置)について詳述する。
図2は、シート搬送装置50を示す構成図である。図3は図2における第3湾曲搬送経路H3のA−A断面を示す断面図であり、図4は図2における第4湾曲搬送経路H4のB−B断面を示す断面図である。また、図5は、カール検出センサ80によってシートPのカール方向が検出される状態を示す概略図である。さらに、図6は、シートPにカールが生じた状態の4つの態様を示す概略図である。
図2に示すように、シート搬送装置50には、搬送経路中に、シートPを挟持・搬送する複数の搬送ローラ対51〜62、シートのカール方向を検出する検出手段としてのカール検出センサ80、適宜にカール矯正がおこなわれる4つの湾曲搬送経路H1〜H4、などが設けられている。
詳しくは、シートPの搬送方向に沿って、第1搬送ローラ対51と第2搬送ローラ対52との間には、シートPに生じたカールの方向(カール方向)を検出するとともに、さらにはそのカール量を検出するカール検出センサ80(検出手段)が設置されている(図5をも参照できる)。
カール検出センサ80の下流側には、シートPの搬送方向に沿った方向であってシートのオモテ面側に凸状に湾曲した第1湾曲搬送経路H1が設けられている。第1湾曲搬送経路H1は、湾曲ガイド板81(湾曲ガイド部材)や、第3搬送ローラ対53、第4搬送ローラ対54、等が設置されている。
ここで、第3搬送ローラ対53と第4搬送ローラ対54とは、それぞれ、駆動ローラと従動ローラとで構成されていて、駆動ローラが回転速度可変型の第1モータ71に連結されている。そして、第1モータ71によって駆動ローラが回転駆動されて、駆動ローラとの摩擦力によって従動ローラも従動回転することになる。このような構成により、第3搬送ローラ対53と第4搬送ローラ対54とは、第1モータ71の回転速度が可変されることで、第1湾曲搬送経路H1を通過するシートPの搬送速度を可変することができる。
第1湾曲搬送経路H1の下流側には、シートPの搬送方向に対して交差する方向(本実施の形態では、搬送方向に対してほぼ直交する方向である。)であってシートのオモテ面側に凸状に湾曲した第3湾曲搬送経路H3が設けられている。図3をも参照して、第3湾曲搬送経路H3は、湾曲ガイド板83(湾曲ガイド部材)や、第5搬送ローラ対55、第6搬送ローラ対56、等が設置されている。
ここで、第5搬送ローラ対55と第6搬送ローラ対56とは、それぞれ、駆動ローラと従動ローラとで構成されていて、駆動ローラの軸部93が回転速度可変型の第3モータ73にギアを介して連結されている。そして、第3モータ73によって駆動ローラが回転駆動されて、駆動ローラとの摩擦力によって従動ローラも従動回転することになる。このような構成により、第5搬送ローラ対55と第6搬送ローラ対56とは、第3モータ73の回転速度が可変されることで、第3湾曲搬送経路H3を通過するシートPの搬送速度を可変することができる。
第3湾曲搬送経路H3の下流側には、シートPの搬送方向に対して交差する方向(本実施の形態では、搬送方向に対してほぼ直交する方向である。)であってシートのウラ面側に凸状に湾曲した第4湾曲搬送経路H4が設けられている。図4をも参照して、第4湾曲搬送経路H4は、湾曲ガイド板84(湾曲ガイド部材)や、第7搬送ローラ対57、第8搬送ローラ対58、等が設置されている。
ここで、第7搬送ローラ対57と第8搬送ローラ対58とは、それぞれ、駆動ローラと従動ローラとで構成されていて、駆動ローラの軸部94が回転速度可変型の第4モータ74にギアを介して連結されている。そして、第4モータ74によって駆動ローラが回転駆動されて、駆動ローラとの摩擦力によって従動ローラも従動回転することになる。このような構成により、第7搬送ローラ対57と第8搬送ローラ対58とは、第4モータ74の回転速度が可変されることで、第4湾曲搬送経路H4を通過するシートPの搬送速度を可変することができる。
第4湾曲搬送経路H4の下流側には、シートPの搬送方向に沿った方向であってシートのウラ面側に凸状に湾曲した第2湾曲搬送経路H2が設けられている。第2湾曲搬送経路H2は、湾曲ガイド板82(湾曲ガイド部材)や、第9搬送ローラ対59、第10搬送ローラ対60、等が設置されている。
ここで、第9搬送ローラ対59と第10搬送ローラ対60とは、それぞれ、駆動ローラと従動ローラとで構成されていて、駆動ローラが回転速度可変型の第2モータ72に連結されている。そして、第2モータ72によって駆動ローラが回転駆動されて、駆動ローラとの摩擦力によって従動ローラも従動回転することになる。このような構成により、第9搬送ローラ対59と第10搬送ローラ対60とは、第2モータ72の回転速度が可変されることで、第2湾曲搬送経路H2を通過するシートPの搬送速度を可変することができる。
また、第2湾曲搬送経路H2の下流側には、排出口M2に至る搬送経路中に、第11搬送ローラ対61と第12搬送ローラ対62とが設置されている。
なお、第1搬送ローラ対51、第2搬送ローラ対52、第11搬送ローラ対61、第12搬送ローラ対62は、それぞれ、回転速度固定型のモータ(上述した4つのモータ71〜74とは別のモータであって、不図示である。)によって回転駆動されるように構成されている。
また、上述した「シートPのオモテ面」は、片面プリント時ではシートPの画像面であって、両面プリント時ではシートPの第2面であるものとする。また、「シートPのウラ面」は、「シートPのオモテ面」に対して反対側に位置する面であるものとする。
そして、このように構成されたシート搬送装置50において、湾曲搬送経路に向けて搬送されるシートPのカール方向が湾曲搬送経路の湾曲方向に対して逆方向であるときに、その湾曲搬送経路を通過するシートPの搬送速度を低下させている。詳しくは、搬送されるシートPのカール方向に関する情報(カール検出センサ80の検出結果)に基いて、4つの湾曲搬送経路H1〜H4のうち、対応する湾曲搬送経路にてシートPに対する搬送速度の低下をおこなう(標準設定された搬送速度に対して低速搬送をおこなう)。
具体的に、図6(A)に示すように、シートPのカール方向(カール状態)が、白矢印で示す搬送方向に対して搬送方向中央部が搬送方向先端部及び後端部に比べてウラ面側に突出した状態(「第1フェイスカール」と呼ぶ。)であることが、カール検出センサ80によって検出されると、第1モータ71を減速して第1湾曲搬送経路H1の位置でシートPの搬送速度を低下させる。なお、この場合には、他の湾曲搬送経路H2〜H4では、シートPの搬送速度は通常の搬送速度(第1搬送ローラ対51、第2搬送ローラ対52、第11搬送ローラ対61、第12搬送ローラ対62の位置の搬送速度である。)のままに設定される。
このように、シートPに図6(A)に示すような第1フェイスカールが生じているときに、そのカール方向に対して逆方向に湾曲する第1湾曲搬送経路H1でシートPの搬送速度を低下させることで、定着工程後である程度高温に達しているシートPに対して、時間をかけて冷却して剛性を取り戻させながら、逆方向に湾曲させてカール矯正することができる(平面性を高めることができる)。
また、図6(B)に示すように、シートPのカール方向(カール状態)が、白矢印で示す搬送方向に対して搬送方向中央部が搬送方向先端部及び後端部に比べてオモテ面側に突出した状態(「第1バックカール」と呼ぶ。)であることが、カール検出センサ80によって検出されると、第2モータ72を減速して第2湾曲搬送経路H2の位置でシートPの搬送速度を低下させる。なお、この場合には、他の湾曲搬送経路H1、H3、H4では、シートPの搬送速度は通常の搬送速度のままに設定される。
このように、シートPに図6(B)に示すような第1バックカールが生じているときに、そのカール方向に対して逆方向に湾曲する第2湾曲搬送経路H2でシートPの搬送速度を低下させることで、定着工程後である程度高温に達しているシートPに対して、時間をかけて冷却して剛性を取り戻させながら、逆方向に湾曲させてカール矯正することができる(平面性を高めることができる)。
また、図6(C)に示すように、シートPのカール方向(カール状態)が、白矢印で示す搬送方向に直交する幅方向に対して幅方向中央部が幅方向両端部に比べてウラ面側に突出した状態(「第2フェイスカール」と呼ぶ。)であることが、カール検出センサ80によって検出されると、第3モータ73を減速して第3湾曲搬送経路H3の位置でシートPの搬送速度を低下させる。なお、この場合には、他の湾曲搬送経路H1、H2、H4では、シートPの搬送速度は通常の搬送速度のままに設定される。
このように、シートPに図6(C)に示すような第2フェイスカールが生じているときに、そのカール方向に対して逆方向に湾曲する第3湾曲搬送経路H3でシートPの搬送速度を低下させることで、定着工程後である程度高温に達しているシートPに対して、時間をかけて冷却して剛性を取り戻させながら、逆方向に湾曲させてカール矯正することができる(平面性を高めることができる)。
また、図6(D)に示すように、シートPのカール方向(カール状態)が、白矢印で示す搬送方向に直交する幅方向に対して幅方向中央部が幅方向両端部に比べてオモテ面側に突出した状態(「第2バックカール」と呼ぶ。)であることが、カール検出センサ80によって検出されると、第4モータ74を減速して第4湾曲搬送経路H4の位置でシートPの搬送速度を低下させる。なお、この場合には、他の湾曲搬送経路H1〜H3では、シートPの搬送速度は通常の搬送速度のままに設定される。
このように、シートPに図6(D)に示すような第2バックカールが生じているときに、そのカール方向に対して逆方向に湾曲する第4湾曲搬送経路H4でシートPの搬送速度を低下させることで、定着工程後である程度高温に達しているシートPに対して、時間をかけて冷却して剛性を取り戻させながら、逆方向に湾曲させてカール矯正することができる(平面性を高めることができる)。
このように、カール矯正装置として機能するシート搬送装置50は、湾曲方向が異なる複数の湾曲搬送経路H1〜H4を設置して、それぞれを通過するシートPの搬送速度を可変できるように構成したものであって、比較的簡易な構成になっている。そして、湾曲搬送経路H1〜H4に沿うようにシートPの搬送をおこないながらカール矯正をおこなうものであるためシートP上に形成される画像の品質を低下させることがない。
なお、上述したようにシートPのカールは主として定着工程後に生じるものであるため、カール矯正装置として機能するシート搬送装置50は、定着装置20に対して下流側(シートPの搬送方向下流側である。)に設置されれば、その機能を充分に発揮することができる。したがって、本実施の形態では、シート搬送装置50を画像形成装置本体1に対して着脱可能に設置される後処理装置としたが、シート搬送装置50を画像形成装置本体1に内設(内蔵)することもできる。
ここで、本実施の形態において、検出手段としてのカール検出センサ80は、図5に示すように、白矢印方向に搬送されるシートPに対して、幅方向に間隔をあけて並設された複数の測距センサ80A〜80C(本実施の形態では、幅方向中央部と幅方向両端部との3箇所においてシートPに対向するように設置されている。)である。そして、これらの測距センサ80A〜80Cが、それぞれ、搬送されるシートPの搬送方向にわたってシートPとの対向距離を検出することで、シートPのカール方向(カール状態)と、カール量と、が検出される。
具体的、図6(A)に示すような第1フェイスカールが生じたシートPが搬送されると、3つの測距センサ80A〜80Cは、それぞれ、搬送方向先端部との距離が短く、搬送方向中央部との距離が長く、搬送方向後端部との距離が短くなる状態を定量的に検出する。
また、図6(C)に示すような第2フェイスカールが生じたシートPが搬送されると、幅方向両端部の測距センサ80A、80Cはそれぞれ搬送方向にわたってシートPとの距離が短くなる状態を定量的に検出して、幅方向中央部の測距センサ80Bは搬送方向にわたってシートPとの距離が長くなる状態を定量的に検出する。
そして、カール検出センサ80(測距センサ80A〜80C)で検出されたデータは、シート搬送装置50(又は、装置本体1)に設置された演算部(不図示である。)に送られて、演算部でシートPのカール方向やカール量が求められる。そして、演算部で求められたカール状態に基いて、制御部によって4つの回転速度可変型モータ71〜74が制御されることになる。
なお、本実施の形態では、検出手段としてシートPのカール方向に関する情報を直接的に検出(取得)するカール検出センサ80を用いたが、検出手段としてシートPのカール方向に関する情報を間接的に検出(取得)するものを用いることもできる。このような検出手段としては、例えば、ユーザーが装置本体1の不図示の操作パネルに入力したシートPに関する情報(シートPの紙種や紙厚等に関する情報である)や、定着装置20における定着温度に関する情報や、両面プリントの有無に関する情報、などに基いて、シートPのカール方向を演算部で予測する方法がある。さらには、ユーザーが出力されたシートPのカール状態を目視にて確認して、その結果に基いて装置本体1の不図示の操作パネルにカールに関する情報を入力する方法もある。
また、カール検出センサ80を設置する位置や数は、本実施の形態のものに限定されることなく、4つの湾曲搬送経路H1〜H4に近い上流側の位置にそれぞれ設置して各センサの検出結果に基いて4つの湾曲搬送経路H1〜H4を別々に制御することもできるし、第2湾曲搬送装置H2の下流側(例えば、排紙トレイの位置である。)にカール検出センサ80を設置してその検出結果に基いて次工程で搬送されるシートPのカール補正にフィードバックするように制御することもできる。
また、カール検出センサ80は、測距センサに限定されることなく、シートPのカール状態を検出できるもの(例えば、接触式の力覚センサや、シートPの姿勢を全体的に検知する赤外線センサなどである。)であれば、どのような形態のものであってもよい。
また、本実施の形態では、湾曲搬送経路H1〜H4にてシートPのカール矯正をおこなう場合に、対応する湾曲搬送経路を通過するシートPの搬送速度を低下させている。これに対して、対応する湾曲搬送経路を通過するシートPを一旦停止させて(搬送速度がゼロになるまで低下させて)、その後に所定の搬送速度(例えば、通常時の搬送速度である。)で搬送を再開するように制御することもできる。
このような場合には、シートPを逆方向に湾曲させてカール矯正する時間を充分に確保することができるため、シートPの平面性がさらに高められることになる。
また、本実施の形態におけるシート搬送装置50において、カール矯正のため湾曲搬送経路(例えば、第1フェイスカールが生じたときの第1湾曲搬送経路H1である。)でシートPの搬送速度を低下させることによって装置全体の生産性を低下させないように、カール矯正に関わらない他の湾曲搬送経路(例えば、第1フェイスカールが生じたときの第2、第3、第4湾曲搬送経路H2〜H4である。)でシートPの搬送速度を増加させることもできる。
特に、カール方向と同方向に湾曲する湾曲搬送経路(例えば、第1フェイスカールが生じたときの第2湾曲搬送経路H2である。)でシートPの搬送速度を高速化することは、同じカールを再発させないためにも有用である。
さらに、本実施の形態において、シートPのカール量(カールの大きさ)をも検出するカール検出センサ80の検出結果に基いて、シートPのカール量が大きい場合には対応する湾曲搬送経路においてシートPの搬送速度を減速して、シートPのカール量が小さい場合には対応する湾曲搬送経路(又は、すべての湾曲搬送経路)においてシートPの搬送速度を増速するように制御することもできる。
このような場合には、シートPのカール(曲がり)が大きい場合には低速搬送して確実にカール矯正することができ、シートPのカール(曲がり)が小さい場合には装置全体の生産性を高めることができる。
また、本実施の形態において、シートPのカール量をも検出するカール検出センサ80の検出結果に基いて、シートPのカール量の大きさに応じて、対応する湾曲搬送経路においてシートPの搬送速度の減速の程度を調整することもできる。具体的に、シートPのカール量が大きい場合には、カール量が小さい場合に比べて、シートPの搬送速度の減速の程度を大きくする。
このような場合には、シートPのカール(曲がり)の大きさに応じて、カール矯正をおこなう時間が最適化されることになり、確実にカール矯正をおこなうことができる。
また、本実施の形態では、先に図6を用いて説明した4種類のカールの態様に対応して、4つの湾曲搬送経路H1〜H4のうち対応する1つの湾曲搬送経路においてのみシートPの低速搬送によるカール矯正をおこなった。これに対して、図6の4種類のカールの態様のうち複数が組み合わさったカールが生じたような場合(例えば、第1フェイスカールと第2フェイスカールとが生じているような場合である。)には、対応する複数の湾曲搬送経路(例えば、第1湾曲搬送経路H1と第3湾曲搬送経路H3とである。)にて、それぞれシートPの低速搬送によるカール矯正をおこなうことができる。
ここで、本実施の形態において、4つの湾曲搬送経路H1〜H4は、それぞれ、熱伝導率の高い材料(例えば、ステンレス鋼等の金属板である。)からなる湾曲ガイド板81〜84(湾曲ガイド部材)にて形成されている。
これにより、カール矯正時に湾曲搬送経路にて低速搬送されたシートPは、定着工程時に蓄積された熱が湾曲ガイド板を介して放熱されやすくなるため、シートPのカール矯正の効率が向上することになる。
また、本実施の形態において、4つの湾曲搬送経路H1〜H4は、それぞれ、冷却手段によって冷却される湾曲ガイド部材にて形成することもできる。
具体例として、図7(A)に示すように、第1湾曲搬送経路H1の湾曲ガイド板81に対向する位置に、冷却手段としての冷却ファン95を設置して、湾曲ガイド板81を積極的に冷却する。これにより、カール矯正時に湾曲搬送経路H1にて低速搬送されたシートPは、その熱が湾曲ガイド板81を介してさらに放熱されやすくなるため、シートPのカール矯正の効率がさらに向上することになる。
さらに、図7(B)に示すように、湾曲ガイド板81の搬送面(シートPが搬送される搬送面である。)に複数の通気孔81a(シートPの搬送を妨げない程度の孔径にて形成されている。)を形成することもできる。その場合、冷却ファン95から矢印方向に送風された空気が、通気孔81aを介してシートPに直接的に達することになるため、シートPに対する冷却効率がさらに高められて、シートPのカール矯正の効率がさらに向上することになる。
なお、冷却ファン95(冷却手段)は、カール矯正をおこなう湾曲搬送経路H1にシートPが搬送されるとき(カール矯正時)にのみ稼働されることが好ましい。これにより、冷却ファン95を無駄に稼動させて電力を浪費する不具合を防止することができる。
なお、本実施の形態では、カール矯正装置として機能するシート搬送装置50を画像形成装置本体1の後処理装置として設置した。
これに対して、カール矯正装置として機能するシート搬送装置50を両面搬送経路(図1において両面搬送ユニット30が設置された破線で示す搬送経路である。)に設置することもできる。その場合、両面搬送経路にカール検出センサ80や湾曲搬送経路H1〜H4が設置されることになる。また、その場合に、カール検出センサ80を、定着装置20の下流側の位置であって、排出経路と両面搬送経路との分岐位置に対して上流側の位置に設置することで、第1面プリント後のシートPのカール状態を確認してカール矯正制御をおこなったり、第2面プリント後のシートPのカール状態を確認してからその後の連続プリント時におけるカール矯正制御にフィードバックさせたりすることができる。
また、両面プリントにおいては、一般的に、システム生産性や画像形成動作の効率を上げるために、第2面の画像形成動作をおこなう前に、両面搬送経路にて、シートPの搬送を停止して待機させる。そのため、その待機させるタイミングを利用して、シートPのカール矯正をおこなうことで、効率良くカール矯正をおこなうことができる。
以上説明したように、本実施の形態においては、湾曲搬送経路H1〜H4に向けて搬送されるシートPのカール方向が湾曲搬送経路H1〜H4の湾曲方向に対して逆方向であるときに、湾曲搬送経路H1〜H4を通過するシートPの搬送速度を低下させるか、湾曲搬送経路H1〜H4を通過するシートPを一旦停止させるかしている。これにより、比較的簡易な構成で、シートP上に形成される画像の品質を低下させることなく、シートPに生じたカールを確実に矯正することができる。
なお、本実施の形態では、モノクロの画像形成装置1に設置されるシート搬送装置50に対して本発明を適用したが、カラーの画像形成装置に設置されるシート搬送装置に対しても当然に本発明を適用することができる。
また、本実施の形態では、電子写真方式の画像形成装置1に設置されるシート搬送装置50に対して本発明を適用したが、本発明の適用はこれに限定されることなく、その他の方式の画像形成装置(例えば、インクジェット方式の画像形成装置や種々の形態の印刷機などである。)に設置されるシート搬送装置に対しても本発明を適用することができる。
さらには、画像形成装置1に接続されたシート搬送装置50ではなく、単独の装置としてのシート搬送装置(たとえば、搬送口に給紙カセットがセットされていて、シート搬送装置自体にカール矯正モード等を入力する操作パネルが設置されているものである。)に対しても本発明を適用することができる。
そして、それらの場合であっても、本実施の形態と同様の効果を得ることができる。
また、本実施の形態では、画像形成装置1にシート搬送装置50のみを設置したが、画像形成装置1とシート搬送装置50との間や、シート搬送装置50の下流側に、その他の後処理装置(例えば、フィニッシャー装置、パンチ穴形成装置、ステプラー装置、スタック装置、等である。)を設置することもできる。
そして、その場合であっても、本実施の形態と同様の効果を得ることができる。
なお、本発明が本実施の形態に限定されず、本発明の技術思想の範囲内において、本実施の形態の中で示唆した以外にも、本実施の形態は適宜変更され得ることは明らかである。また、前記構成部材の数、位置、形状等は本実施の形態に限定されず、本発明を実施する上で好適な数、位置、形状等にすることができる。
1 画像形成装置本体(装置本体)、
50 シート搬送装置、
51〜62 搬送ローラ対、
80 カール検出センサ(検出手段)、
81〜84 湾曲ガイド板(湾曲ガイド部材)、
95 冷却ファン(冷却手段)、
H1 第1湾曲搬送経路、 H2 第2湾曲搬送経路、
H3 第3湾曲搬送経路、 H4 第4湾曲搬送経路、
P シート。
特開2009−263098号公報 特許第4009051号公報

Claims (10)

  1. シートを搬送するシート搬送装置であって、
    シートの搬送方向に沿った方向であってシートのオモテ面側に凸状に湾曲した第1湾曲搬送経路と、
    シートの搬送方向に沿った方向であってシートのウラ面側に凸状に湾曲した第2湾曲搬送経路と、
    シートの搬送方向に対して交差する方向であってシートのオモテ面側に凸状に湾曲した第3湾曲搬送経路と、
    シートの搬送方向に対して交差する方向であってシートのウラ面側に凸状に湾曲した第4湾曲搬送経路と、
    を備え、
    搬送されるシートのカール方向に関する情報に基いて、前記4つの湾曲搬送経路のうち、その湾曲方向が当該シートのカール方向に対して逆方向となる湾曲搬送経路にて、当該湾曲搬送経路を通過する当該シートの搬送速度を低下させるか、又は、当該湾曲搬送経路を通過する当該シートを一旦停止させるかすることを特徴とするシート搬送装置。
  2. シートのカール方向を直接的又は間接的に検出する検出手段を備え、
    前記検出手段の検出結果に基いて、前記湾曲搬送経路を通過するシートに対する搬送速度の低下又は一旦停止をおこなうことを特徴とする請求項1に記載のシート搬送装置。
  3. 前記検出手段は、シートのカール量をも直接的又は間接的に検出するものであって、
    前記検出手段の検出結果に基いて、前記湾曲搬送経路を通過するシートのカール量が大きい場合には当該シートに対する搬送速度の低下又は一旦停止をおこない、前記湾曲搬送経路を通過するシートのカール量が小さい場合には当該シートに対する搬送速度の増加をおこなうことを特徴とする請求項2に記載のシート搬送装置。
  4. 前記4つの湾曲搬送経路は、それぞれ、熱伝導率の高い材料からなる湾曲ガイド部材にて形成されたことを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載のシート搬送装置。
  5. 前記4つの湾曲搬送経路は、それぞれ、冷却手段によって冷却される湾曲ガイド部材にて形成されたことを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれかに記載のシート搬送装置。
  6. 前記4つの湾曲ガイド部材は、それぞれ、シートが搬送される搬送面に複数の通気孔が形成されたことを特徴とする請求項5に記載のシート搬送装置。
  7. 前記冷却手段は、前記湾曲搬送経路にシートが搬送されるときに稼働されることを特徴とする請求項5又は請求項6に記載のシート搬送装置。
  8. シート上に担持されたトナー像を定着する定着装置に対してシートの搬送方向下流側に設置されたことを特徴とする請求項1〜請求項7のいずれかに記載のシート搬送装置。
  9. 第1面にトナー像が定着された後のシートの第2面にトナー像を形成するために当該シートを画像形成部に向けて搬送する両面搬送経路に設置されたことを特徴とする請求項1〜請求項8のいずれかに記載のシート搬送装置。
  10. 請求項1〜請求項9のいずれかに記載のシート搬送装置を備えたことを特徴とする画像形成装置。
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