JP2016066536A - 車両用灯具 - Google Patents
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Abstract
【課題】発光部において各光源に対して複数の光源像が見えることによって意匠性を高めることができる車両用灯具を提供すること。【解決手段】ハウジング2とその開口部を覆うアウタレンズ3によって画成される灯室4内に、列状に配置された複数のLED(光源)6と、該LED6に対向する入射面7aから入射して内部を導光する光を出射面7bから出射させる導光板7を収容して成る車両用灯具1において、前記導光板7の出射面7bをR形状とする。又、前記導光板7を、その入射面7aと出射面7bが正面視で重ならない三次元曲面形状とする。更に、前記導光板7を段状に複数設ける。【選択図】図3
Description
本発明は、列状に配置された複数の光源から出射する光を導光板によって導光させて該導光板を発光させる車両用灯具に関するものである。
車両用灯具の光源として、発光効率が高くて寿命が長く、省電力である等の利点を有するLED(発光ダイオード)が使用されてきている。斯かるLEDを光源とするアクセサリランプ等の車両用灯具には、列状に配置された複数のLEDと、該LEDに対向する入射面から入射して内部を導光する光を出射面から出射させる導光板を備えたものがあり、このような車両用灯具に関して特許文献1,2には、図9。図10に示すものがそれぞれ提案されている。
即ち、図9は特許文献1において提案された車両用灯具の側断面図であり、図示の車両用灯具101は、ハウジング102とその開口部を覆うアウタレンズ103によって画成された灯室104内に、垂直の配置された基板105と、該基板105に実装された複数のLED(不図示)と、該LEDの前方(図9の左方)に配置された複数の導光板107を収容して構成されている。ここで、LEDは、基板105の横方向(図9の紙面垂直方向)に適当な間隔で列状に複数配置されており、この列状を成す複数のLED群が基板105に沿って上下方向に適当な間隔で複数段に亘って配置されている。そして、前記導光板107は、横方向に一列に配置された各LED群に対向するよう水平に配置されており、従って、複数の導光板107が上下方向に適当な間隔で多段状に配置されている。
以上のように構成された車両用灯具101においては、各LED群から出射する光は、各導光板107に入射して全反射しながら前方へと進み、各導光板107の前端部から出射するために各導光板107が発光する。
又、図10は特許文献2において提案された車両用灯具要部の側断面図であり、この車両用灯具においては、LED206に対向配置された導光板207の上面の一部に光散乱部207aが形成されている。このように導光板207の上面の一部に光拡散部207aを形成することによって、LED206から出射して導光板207内に入射した光の一部が光散乱部207aにおいて散乱するため、導光体207の前端面の出射面207bに到達する光には乱反射した光も含まれる。このため、導光板207のLED207の光が入射した部分だけが明るく光る点光りの発生が防がれる。又、光散乱部207aは、導光板207の出射面207bではなく、上面に形成されているため、導光板207の透明感が損なわれることがない。
しかしながら、特許文献1において提案された図9に示す車両用灯具101の各導光板107の前端の出射面107bは平坦な平面を成しているため、図11に模式的に示すように、導光板107の出射面107bには各LED106に対して各1つの光源像が点光りとして見える。このため、見栄えが単純で意匠性が低いという問題があった。尚、このような問題は、特許文献2において提案された図10に示す車両用灯具においても同様に発生する。
本発明は上記問題に鑑みてなされたもので、その目的とする処は、発光部において各光源に対して複数の光源像が見えることによって意匠性を高めることができる車両用灯具を提供することにある。
上記目的を達成するため、請求項1記載の発明は、ハウジングとその開口部を覆うアウタレンズによって画成される灯室内に、列状に配置された複数の光源と、該光源に対向する入射面から入射して内部を導光する光を出射面から出射させる導光板を収容して成る車両用灯具において、前記導光板の出射面をR形状としたことを特徴とする。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明において、前記導光板を、その入射面と出射面が正面視で重ならない三次元曲面形状としたことを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項1又は2記載の発明において、前記導光板を段状に複数設けたことを特徴とする。
請求項1記載の発明によれば、導光板の出射面を平面ではなくR形状としたため、導光板の出射面には各LEDに対して複数の光源像がそれぞれ見え、斬新な見栄えが実現して車両用灯具の意匠性が高められる。
請求項2記載の発明によれば、導光板を、その入射面と出射面が正面視で重ならない三次元曲面形状としたため、該導光板の入射面に各光源に対して見える1つの光源像と出射面に見える複数の光源像とが連なる発光ラインが各導光板について2本現れる。このため。車両用灯具の見栄えが高められて更なる意匠性の向上が図られる。
請求項3記載の発明によれば、導光板を段状に複数設けたため、発光ラインの数が増えて車両用灯具の見栄えが更に高められる。
以下に本発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
図1は本発明に係る車両用灯具の正面図、図2は図1のA−A線断面図、図3は図1のB−B線断面図、図4は図1のC−C線断面図、図5は図1のD−D線断面図である。
本発明に係る車両用灯具1は、例えば車両の前部左右に配置されるアクセサリランプとして使用されるものであって、ハウジング2とその前面開口部を覆う透明なアウタレンズ3によって画成された灯室4内に、基板5と、該基板5上に実装された光源である複数のLED6と、3次元曲面状を成す上下2段の導光板7と、これらの導光板7の周囲を囲むエクステンション8を収容して構成されている。
上記ハウジング2は、光不透過性樹脂(不透明樹脂)によってボックス状に一体成形されており、その前面開口部の周縁に前記アウタレンズ3の外周縁が結着されることによって、これらのハウジング2とアウタレンズ3とで前記灯室4が画成されている。
前記基板5は、垂直に立設された横方向に細長い矩形平板状の部材であって、その表面(前面)には、複数の前記LED6が適当な間隔で横方向(図3〜図5の紙面垂直方向)に上下2段に亘って配列されている。尚、各LED6は、その光出射方向が前方を向くよう配置されている。
前記上下2段の導光板7は、その左右両端がエクステンション8によって支持されている。他の部分は何ら支持されていななくても構わない。そして、各導光板7の上下2段に亘って横方向に配列されたLED6に対向する後端側の平坦な垂直面は、入射面7aを構成しており、その反対側の前端面が出射面7bを構成しているが、本実施の形態では、各導光板7の出射面7bは、図3〜図6に示すように、R形状とされている。又、図2に示すように、上下2段の各導光板7は、その入射面7aと出射面7bとが正面視において重ならない三次元曲面形状に捩られており、基板5上に実装された上下2段のLED6は、各導光板7の入射面7aの曲線形状に沿って配列されている。各導光板7の形状は、例えば板状部材に対して曲げ加工と捩り加工を行ったような形状である。ここで、図3〜図5に示すように、エクステンション8の後端には垂直なプレート9が被着されており、このプレート9のLED6及び各導光板7の入射面7aに対向する部位には、スリット状の切欠き9aが上下2段に亘って曲線状に形成されている。尚、エクステンション8は、図3及び図4に示すように、ハウジング2の後壁2Aの内面に前方に向かって一体に突設された上下のボス7aによってハウジング2に取り付けられており、基板5は、不図示の支持手段によってハウジング2に支持されている。
以上のように構成された車両用灯具1において、不図示の電源から上下2段に亘って横方向に配列された各LED6に電流がそれぞれ供給されると各LED6が発光し、その光は、プレート9のスリット状の切欠き9aを通過して上下2段の各導光板7の入射面7aから各導光板7の内部に入射する。ここで、一方の導光板7における光線図を図6に示すが、同図に示すように、導光板7の入射面7aから該導光板7の内部に入射した光は、導光板7内で全反射を繰り返しながら出射面7bに向かって前方(図6の左方)へと進む。そして、導光板7の出射面7bに到達した光は、出射面7bが平面ではなくR形状とされているために図6に示すように、出射面7bから上下に複数の方向に分かれて出射する。このため、図7の模式的斜視図に示すように、導光板7の出射面7bには、各LED6について上下に複数の光源像がそれぞれ見えることとなる。図8の写真にもあるように、導光板7の出射面7bに例えば上下に3つの複数の光源像が観察される。又、導光板7の入射面7aには、各LED6について1つの光源像がそれぞれ見えることとなる。
従って、本実施の形態に係る車両用灯具1においては、図8に示すように、各導光板7の入射面7aに各LED6に対して見える1つの光源像と出射面7bに見える上下3つの光源像とが横方向に連なる発光ラインが各導光板7について2本ずつ計4本現れる。このため。車両用灯具1に斬新な見栄えが実現し、その意匠性が高められるという効果が得られる。
尚、以上は本発明に係る車両用灯具をアクセサリランプとして使用する形態について説明したが、本発明は、アクセサリランプ以外の用途に供される他の任意の車両用灯具に対しても同様に適用可能であることは勿論である。又、以上の実施の形態では、光源としてLEDを使用したが、LED以外の光源を使用しても良い。
1 車両用灯具
2 ハウジング
2A ハウジングの後壁
2a ハウジングのボス
3 アウタレンズ
4 灯室
5 基板
6 LED(光源)
7 導光板
7a 導光板の入射面
7b 導光板の出射面
8 エクステンション
9 プレート
9a プレートの切欠き
2 ハウジング
2A ハウジングの後壁
2a ハウジングのボス
3 アウタレンズ
4 灯室
5 基板
6 LED(光源)
7 導光板
7a 導光板の入射面
7b 導光板の出射面
8 エクステンション
9 プレート
9a プレートの切欠き
Claims (3)
- ハウジングとその開口部を覆うアウタレンズによって画成される灯室内に、列状に配置された複数の光源と、該光源に対向する入射面から入射して内部を導光する光を出射面から出射させる導光板を収容して成る車両用灯具において、
前記導光板の出射面をR形状としたことを特徴とする車両用灯具。 - 前記導光板を、その入射面と出射面が正面視で重ならない三次元曲面形状としたことを特徴とする請求項1記載の車両用灯具。
- 前記導光板を段状に複数設けたことを特徴とする請求項1又は2記載の車両用灯具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014195231A JP2016066536A (ja) | 2014-09-25 | 2014-09-25 | 車両用灯具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014195231A JP2016066536A (ja) | 2014-09-25 | 2014-09-25 | 車両用灯具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2016066536A true JP2016066536A (ja) | 2016-04-28 |
Family
ID=55805816
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2014195231A Pending JP2016066536A (ja) | 2014-09-25 | 2014-09-25 | 車両用灯具 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2016066536A (ja) |
-
2014
- 2014-09-25 JP JP2014195231A patent/JP2016066536A/ja active Pending
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