JP2016065735A - 磁気センサ - Google Patents

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Abstract

【課題】電源の瞬停が起こったとしてもピーク値やボトム値を再学習することなく2値化信号を生成することができる磁気センサを提供する。
【解決手段】磁気素子110は、ギヤ200の回転に伴って変化する外部磁場を磁気信号として出力する。A/D変換部130は、磁気信号を所定のサンプリング周期でデジタル信号に変換し、デジタル回路部140に出力する。デジタル回路部140の記憶部141は、サンプリング周期毎のデジタル信号の信号値を記憶する。また、演算部142は、記憶部141に今回記憶されたデジタル信号の信号値と前回記憶されたデジタル信号の信号値との差分を取得することにより、磁気信号が微分されたことと同等の微分信号を取得する。そして、2値化部143は、微分信号の信号値と2値化閾値とを比較して微分信号を2値化した2値化信号を取得する。
【選択図】図2

Description

本発明は、回転体の回転を検出する磁気センサに関する。
従来より、センサ電圧の処理回路が、例えば特許文献1で提案されている。具体的には、処理回路は、センサ電圧のオフセットを調整する自動オフセット調整機能と、センサ電圧のゲインを調整する自動ゲイン機能と、を有している。また、処理回路は、自動オフセット調整機能及び自動ゲイン機能によって調整されたセンサ電圧のピーク値とボトム値を保持する保持機能と、センサ電圧のピーク値とボトム値との中間値を閾値としてセンサ電圧を2値化する2値化機能と、を有している。
センサ電圧のピークはピークホールド回路に保持され、センサ電圧のボトム値はボトムホールド回路に保持される。これらの回路は、コンパレータやカウンタ等から構成され、電源電圧が供給されることによって動作する。
特開2011−196904号公報
しかしながら、上記従来の技術では、処理回路は電源が供給された状態で動作するので、処理回路に供給される電源が瞬間的に停止した場合はピークホールド回路やボトムホールド回路に保持された値が消去されてしまう。このため、処理回路に対して電源が瞬停した場合、2値化信号を生成するためにピークホールド回路やボトムホールド回路に再びピーク値やボトム値を保持させる再学習が必要になってしまうという問題があった。
本発明は上記点に鑑み、電源の瞬停が起こったとしてもピーク値やボトム値を再学習することなく2値化信号を取得することができる磁気センサを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明では、回転体(200)に対向配置され、回転体(200)の回転に伴って変化する外部磁場を検出し、当該検出結果を磁気信号として出力する磁気素子(110)を備えている。
また、磁気信号を入力し、磁気信号を所定のサンプリング周期でデジタル信号に変換するA/D変換部(130)と、A/D変換部(130)からデジタル信号を入力し、サンプリング周期毎のデジタル信号の信号値を記憶する記憶部(141)と、を備えている。
また、A/D変換部(130)から記憶部(141)に今回記憶されたデジタル信号の信号値と前回記憶されたデジタル信号の信号値との差分を取得することにより、磁気信号が微分された微分信号を取得する演算部(142)を備えている。
さらに、微分信号を2値化するための2値化閾値を有し、演算部(142)から微分信号を入力し、微分信号の信号値と2値化閾値とを比較して微分信号を2値化した2値化信号を取得する2値化部(143)を備えていることを特徴とする。
これによると、演算部(142)によって取得される微分信号は磁気信号の変化分であるので、磁気信号のピーク値やボトム値を取得しなくても微分信号の信号値と2値化閾値とを直接比較することにより2値化信号を取得することができる。
また、電源の瞬停が起こって記憶部(141)のデータが消えたとしても、電源が復帰した後の一サンプリング周期後には再びデジタル信号が記憶部(141)に記憶される。このため、数サンプリング周期後には演算部(142)によって微分信号を取得することができる。したがって、電源の瞬停が起こったとしても磁気信号のピーク値やボトム値を再学習することなく2値化信号を取得することができる。
なお、この欄及び特許請求の範囲で記載した各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
本発明の第1実施形態に係る磁気センサとギヤを示した図である。 図1に示された磁気センサの構成を示した図である。 演算部が行う微分演算を説明するための図である。 磁気素子で取得される磁気信号の波形を示した図である。 演算部で取得される微分信号の波形を示した図である。 本発明の第1実施形態に係る磁気センサの構成を示した図である。 ギヤの順回転及び逆回転の磁気信号の波形を示した図である。 図7に示された磁気信号に基づく微分信号の波形を示した図である。
以下、本発明の実施形態について図に基づいて説明する。なお、以下の各実施形態相互において、互いに同一もしくは均等である部分には、図中、同一符号を付してある。
(第1実施形態)
以下、本発明の第1実施形態について図を参照して説明する。本実施形態に係る磁気センサは、例えば車両に搭載されたトランスミッションのギヤの回転を検出するセンサとして用いられるものである。
図1に示されるように、磁気センサ100は、トランスミッションのギヤ200の外周部に対して所定のギャップを持って配置される。また、磁気センサ100は、トランスミッションの各種制御を行う図示しないECU(Electrical Control Unit)に電気的に接続されている。
そして、図2に示されるように、磁気センサ100は、磁気素子110、増幅部120(AMP)、A/D変換部130(ADC)、デジタル回路部140、及び出力部150を備えて構成されている。
磁気素子110は、ギヤ200の回転に伴って変化する外部磁場を検出するセンシング素子である。磁気素子110はギヤ200に対向配置される。また、磁気素子110は、例えば図示しない一対の磁気抵抗素子を有している。一対の磁気抵抗素子は直列接続されていると共に、電源が直列に接続されている。
このような構成によると、一対の磁気抵抗素子はギヤ200の回転位置、すなわち図1に示されたギヤ歯210の有無に応じて抵抗値を変化させる。その結果、一対の磁気抵抗素子の中点の電圧が変化する。したがって、磁気素子110はギヤ200の回転に伴って中点の電圧の変化を検出し、当該検出結果を磁気信号として出力する。磁気信号はギヤ200の回転位置に応じて振幅が変化する波形信号となる。
図2の増幅部120は、磁気素子110から磁気信号を入力すると共に、当該磁気信号を所定の増幅率で増幅する回路部である。増幅部120は、例えば図示しないオペアンプを備えたアナログ増幅回路として構成されている。
A/D変換部130は、増幅部120から磁気信号を入力すると共に、磁気信号を所定のサンプリング周期でデジタル信号に変換する回路部である。A/D変換部130は、図示しないオシレータからクロック信号を入力し、このクロック信号をトリガとして所定のサンプリング周期でA/D変換を行うように動作する。
具体的には、図3に示されるように、A/D変換部130はt1でy1を取得し、y1をデジタル信号としてデジタル回路部140に出力する。続いて、A/D変換部130はt1から一サンプリング周期後のt2でy2を取得し、y2をデジタル信号としてデジタル回路部140に出力する。この後、A/D変換部130は、t3、t4についても同様に、y3、y4をデジタル回路部140に出力する。t1からt2まで、t2からt3まで、t3からt4までの時間はサンプリング周期に対応した時間であり、一定時間である。サンプリング周期は例えば4μsである。
このように、A/D変換部130は、サンプリング周期毎にA/D変換後の磁気信号をデジタルデータであるデジタル信号としてデジタル回路部140に出力する。A/D変換部130は、例えばICチップで構成されている。
デジタル回路部140は、A/D変換部130からデジタル信号を入力し、このデジタル信号を信号処理して2値化信号を生成する回路部である。具体的に、デジタル回路部140は、記憶部141、演算部142、及び2値化部143を備えて構成されている。
記憶部141は、A/D変換部130からデジタル信号を随時入力し、サンプリング周期毎のデジタル信号の信号値、すなわち振幅値のデジタルデータを記憶するメモリ回路である。上述のように、アナログ信号である磁気信号は所定のサンプリング周期でデジタル化されているので、記憶部141は、常に一定の時間間隔での信号値を記憶する。
演算部142は、A/D変換部130から記憶部141に今回記憶されたデジタル信号の信号値と前回記憶されたデジタル信号の信号値との差分を取得する回路部である。ここで、「前回」と「今回」との差は、一サンプリング周期の時間間隔である。つまり、「前回」の信号値は「今回」の信号値の一サンプリング周期前の値である。
具体的には、図3に示されるように、t1におけるy1が前回記憶されたデジタル信号の信号値に対応し、t2におけるy2が今回記憶されたデジタル信号の信号値に該当する。したがって、演算部142が(y2−y1)を演算するということは、(y2−y1)/(t2−t1)=Δy1/Δxを演算することになる。
つまり、演算部142は、A/D変換部130と共に磁気信号を微分する役割を果たす。微分演算は、局地的な振る舞いを調べ、それらの特徴を記載する方法であり、正弦波を微分するとその傾きを得ることができる。
そして、t2におけるy2が前回記憶されたデジタル信号の信号値になり、t3におけるy3が今回記憶されたデジタル信号の信号値になるので、演算部142は(y3−y2)/(t3−t2)=Δy2/Δxを演算する。同様に、t3におけるy3が前回記憶されたデジタル信号の信号値になり、t4におけるy4が今回記憶されたデジタル信号の信号値になるので、演算部142は(y4−y3)/(t4−t3)=Δy3/Δxを演算する。演算部142はこのような演算を続けることにより、磁気信号が微分された微分信号を取得する。
2値化部143は、演算部142で取得された微分信号を2値化する回路部である。このため、2値化部143は、微分信号を2値化するための2値化閾値を有している。したがって、2値化部143は、演算部142から微分信号を入力し、当該微分信号の信号値と2値化閾値とを比較して微分信号を2値化した2値化信号を取得する。上述のように、微分信号は変化分のみの信号であるので、2値化閾値は例えば0に設定される。なお、2値化閾値は0に限られず、他の値に任意に設定されても良い。
上記の構成のデジタル回路部140は、例えばICチップで構成されている。すなわち、記憶部141、演算部142、及び2値化部143はソフトウェアによって実現されており、所定のプログラムに従って動作する。
出力部150は、外部機器であるECUに2値化信号をアナログ信号として外部に出力するための出力回路である。出力部150は、図示しないトランジスタを有しており、例えば2値化信号によってトランジスタをON/OFFさせることにより、2値化信号をアナログの電圧値としてECUに出力する。
以上が、本実施形態に係る磁気センサ100の全体構成である。このように、磁気センサ100は、磁気素子110からA/D変換部130のアナログ信号処理回路までのアナログ信号を扱う回路部と、A/D変換部130のデジタル信号処理回路から2値化部143までのデジタル信号を扱う回路部と、で構成されていると言える。
次に、磁気センサ100の作動について説明する。まず、図1に示されるように、ギヤ200が順回転すると、ギヤ歯210と磁気素子110とのギャップが変化するので、磁気素子110の一対の磁気抵抗素子が外部磁場の影響を受ける。このため、一対の磁気抵抗素子の抵抗値の変化に基づいて、各磁気抵抗素子の中点の電圧が変化する。磁気素子110は当該中点の電圧を磁気信号として出力する。
そして、増幅部120は、磁気信号を所定の増幅率で増幅する。その結果、図4に示されるように、振幅値の0を基準としたとき、磁気信号はオフセットを持った波形となる。
この後、A/D変換部130が磁気信号を所定のサンプリング周期でデジタル信号に変換し、デジタル回路部140の演算部142が記憶部141に記憶されたデジタル信号の信号値の差分を得る。これにより、図5に示されるように、磁気信号のオフセット成分が無くなり、演算部142は磁気信号の変化分だけを取り出した微分信号を取得する。
このように微分演算を行うためには、一般的に、あるポイントでのx軸データの差分とy軸データの差分の除算を行う必要がある。本実施形態では、磁気信号をデジタルデータに変換するときに一定間隔でサンプリングを行っているため、x軸データすなわち時間軸データの差分は常に一定になっている。このため、得られたy軸データすなわちデジタル信号の信号値(振幅データ)の差分を演算することで微分演算を行ったことと同一の結果を得ることができる。この後、2値化部143は、随時、微分信号を2値化閾値によって2値化する。
このような状況において、電源の瞬停が起こった場合、デジタル回路部140の記憶部141に記憶されたデジタル信号のデジタルデータが消去される。そして、電源が復帰すると、上述のように一サンプリング周期後には再び記憶部141にデジタル信号のデジタルデータが記憶される。
磁気素子110から増幅部120を介してA/D変換部130に入力される磁気信号の入力信号周期は例えば12kHzである。すなわち、ギヤ歯210の1歯分が83μsである。これに対し、A/D変換部130のサンプリング周期は4μsであるから、ギヤ200の回転時間が1歯も経過しない時間、例えば十数μsもあれば、2値化信号を取得することができる。つまり、磁気信号のピーク値やボトム値の再学習が必要ない。
以上説明したように、本実施形態では、磁気素子110で取得された磁気信号をA/D変換部130とデジタル回路部140とでデジタル信号として処理することが特徴となっている。これにより、演算部142によって磁気信号の変化分を微分信号として取得することができる。すなわち、磁気信号のピーク値やボトム値を取得しなくても微分信号の信号値と2値化閾値とを比較することにより2値化信号を取得することができる。また、電源の瞬停によってデジタル回路部140の記憶部141のデジタルデータが消えたとしても、数サンプリング周期後には2値化信号を取得することができる。
さらに、磁気信号のピーク値やボトム値を学習するための回路部が不要であり、デジタルデータの差分のみで微分ができるようになるので、磁気センサ100の回路規模を縮小することができる。例えば従来のようにアナログ信号のみを取り扱う場合、ハイパスフィルタを利用して信号値を学習することになる。しかし、ハイパスフィルタでは大きなキャパシタが必要であり、低周波領域に弱く、応答も遅い。これに対し、本実施形態のようにデジタル信号を取り扱う構成では、大きなキャパシタが不要であり、低周波領域に関係なく応答も遅くならないというメリットがある。
なお、本実施形態の記載と特許請求の範囲の記載との対応関係については、ギヤ200が特許請求の範囲の「回転体」に対応する。
(第2実施形態)
本実施形態では、第1実施形態と異なる部分について説明する。図6に示されるように、磁気素子110は、第1磁気素子111及び第2磁気素子112を有している。第1磁気素子111は、ギヤ200の順回転を検出する素子である。一方、第2磁気素子112は、ギヤ200の逆回転を検出する素子である。
このように、第1磁気素子111と第2磁気素子112を採用しているのは、ギヤ200の回転方向に応じて得られる磁気信号のオフセット成分が異なるためである。図7に示されるように、ギヤ200の順回転と逆回転とでは磁気信号のオフセット成分及び振幅に違いがある。
また、増幅部120は、第1増幅部121及び第2増幅部122を有している。第1増幅部121は、第1磁気素子111の出力を増幅する。一方、第2増幅部122は、第2磁気素子112の出力を増幅する。
さらに、磁気センサ100は、マルチプレクサ160(MUX)を備えている。マルチプレクサ160は、ギヤ200の回転方向に応じて第1磁気素子111及び第2磁気素子112のうちのいずれか一方の信号を、第1増幅部121または第2増幅部122を介して磁気信号としてA/D変換部130に入力する切替手段である。マルチプレクサ160は、例えば外部のECUからの指令に従って動作する。なお、ECUの指令はデジタル回路部140で処理され、デジタル回路部140によってマルチプレクサ160が制御されるようにしても良い。
上記の構成により、図8に示されるように、デジタル回路部140の演算部142によってギヤ200のどちらの回転方向においても磁気信号のオフセット成分を除去することができる。このように、ギヤ200の回転方向に応じた微分信号を得ることができる。
なお、本実施形態の記載と特許請求の範囲の記載との対応関係については、マルチプレクサ160が特許請求の範囲の「切替部」に対応する。
(他の実施形態)
上記各実施形態で示された磁気センサ100の構成は一例であり、上記で示した構成に限定されることなく、本発明を実現できる他の構成とすることもできる。例えば、磁気素子110は増幅部120を含んだ構成になっていても良い。また、磁気信号が増幅不要であれば、磁気センサ100は増幅部120を備えていなくても良い。磁気素子110の構成自体についても上記に限られない。
第2実施形態では、第1磁気素子111と第2磁気素子112の出力をマルチプレクサ160で切り替えてA/D変換部130に入力される構成であるが、これは一例である。したがって、マルチプレクサ160ではなく他の切替回路によって第1磁気素子111と第2磁気素子112の出力を切り替えても良い。
上記各実施形態では、磁気センサ100は車両用のギヤ200の回転検出に適用されているが、これは使用例の一例である。したがって、磁気センサ100はギヤ200以外の他の回転体の回転検出に適用されても良い。もちろん、回転体は車両用に限られない。
また、演算部142は、微分に相当する差分処理を1回行った後、さらにもう1回微分に相当する差分処理を行っても良い。つまり、演算部142は2回微分演算を行うように構成されていても良い。これによると、微分信号は生の磁気信号に対して位相が180度ずれる。しかし、測定対象を車両のカム・クランクに適用することが可能になる。このように、演算部142は複数回の差分処理を行っても良い。
110 磁気素子
130 A/D変換部
140 デジタル回路部
141 記憶部
142 演算部
143 2値化部
200 ギヤ(回転体)

Claims (2)

  1. 回転体(200)に対向配置され、前記回転体(200)の回転に伴って変化する外部磁場を検出し、当該検出結果を磁気信号として出力する磁気素子(110)と、
    前記磁気信号を入力し、前記磁気信号を所定のサンプリング周期でデジタル信号に変換するA/D変換部(130)と、
    前記A/D変換部(130)から前記デジタル信号を入力し、前記サンプリング周期毎の前記デジタル信号の信号値を記憶する記憶部(141)と、
    前記A/D変換部(130)から前記記憶部(141)に今回記憶されたデジタル信号の信号値と前回記憶されたデジタル信号の信号値との差分を取得することにより、前記磁気信号が微分された微分信号を取得する演算部(142)と、
    前記微分信号を2値化するための2値化閾値を有し、前記演算部(142)から前記微分信号を入力し、前記微分信号の信号値と前記2値化閾値とを比較して前記微分信号を2値化した2値化信号を取得する2値化部(143)と、
    を備えていることを特徴とする磁気センサ。
  2. 前記磁気素子(110)は、前記回転体(200)の順回転を検出する第1磁気素子(111)と、前記回転体(200)の逆回転を検出する第2磁気素子(112)と、を有し、
    さらに、前記回転体(200)の回転方向に応じて前記第1磁気素子(111)及び前記第2磁気素子(112)のうちのいずれか一方の信号を前記磁気信号として前記A/D変換部(130)に入力する切替部(160)を備えていることを特徴とする請求項1に記載の磁気センサ。
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