JP2016065553A - 逆止弁機構およびそれを用いたポンプ装置 - Google Patents

逆止弁機構およびそれを用いたポンプ装置 Download PDF

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Abstract

【課題】ゴム材質のような縦弾性係数が小さい部材を用いなくても高い逆止性を発揮することができ、微少な差圧にて作用することができ、耐薬品性に優れ、シート部材の開口とシート状弁体の密着性を上げ、信頼性を上げることができる逆止弁機構およびそれを用いたポンプ装置を提供することが課題である。【解決手段】逆止弁機構は、密閉ケースと、シート部材と、シート状弁体と、荷重付加機構とを有する。密閉ケースは、流体の吸入口および排出口を有し、吸入口と排出口との間を連通する内部流路を形成する。シート部材は、吸入口の外周を覆う状態で密閉ケースに固定され、吸入口と対応する位置に開口を持つ樹脂材料によって形成される。シート状弁体は、シート部材の閉塞領域を持った樹脂材料によって形成される。荷重付加機構は、シート状弁体の閉塞領域にシート部材側に向けて荷重を付加する。【選択図】図7

Description

本発明の実施形態は、逆止弁機構およびそれを用いたポンプ装置に関する。
従来のダイアフラム型の小型ポンプには、例えば、圧電素子からなる振動子(以下、「圧電振動子」という)を用いたものがある。圧電振動子を用いたダイヤフラム式の小型ポンプは、ケーシングの内周面に圧電振動子の外周部を密封支持させている。この圧電振動子に交流電圧を印加して圧電振動子を振動させる。これにより、圧電振動子がたわむことでケーシング内の容積を周期的に変化させる。このとき、搬送流体を吸い込み口から吸い込み側逆止弁を通して、ポンプ室に吸い込み、このポンプ室内に吸い込んだ流体を吐出側逆止弁を通して吐出口から吐出する構成になっている。
一般に、圧電振動子を用いたダイヤフラム式の小型ポンプでは、1回あたりの搬送流体の吐出量が少量である。そのため、逆止弁は微少な圧力差で動作する構造とする必要がある。そして、逆止弁は順方向流れの所望の設定差圧で開き、逆方向の流れを許可しない必要がある。
従来のダイヤフラム式の小型ポンプでは、例えばシリコンゴム、ブチルゴム、フッソゴム等の柔軟なゴム材料の弾性材からなる傘型弁を吸い込み側逆止弁や、吐出側逆止弁として使用した例がある。
また、ダイヤフラム式の小型ポンプの他の例として、固定された基端部と該基端部より延出した可動舌片部とより、原形状態では略L字型をなすシート弁を使用したものもある。このシート弁は、例えば弾性のあるゴム材あるいは合成樹脂材料で一体に形成されている。
特開2000−274373号公報 特開2005−282483号公報
圧電素子からなる振動子を用いるダイヤフラムポンプにおいて逆止弁は微少な圧力差で動作する構造とする必要がある。従来のゴム材質の傘型弁を用いた逆止弁機構では、耐薬品性はゴム材質によって決まってしまうことになる。ゴム材質の傘型弁は傘部をケースに密着させることで逆方向の流れを封止するが、薬品等の影響で永久ひずみが発生してしまうと十分な性能を発揮するとこができなくなる。
また、例えば、ゴムの縦弾性係数(ヤング率)は0.04GPa程度であるのに対し、樹脂の縦弾性係数は、3GPa程度である。そのため、弁のゴム材質を単純に樹脂材質に置き換えると、縦弾性係数が極端に跳ね上がることになる。この場合、弁の荷重が過多となって所望の設定差圧で開かなくなったり、塞ぐべき開口のエッジ部にキズ等があった場合十分に密閉できなくなったりする可能性がある。
実施の形態は、ゴム材質のような縦弾性係数が小さい部材を用いなくても高い逆止性を発揮することができ、微少な差圧にて作用することができ、耐薬品性に優れ、シート部材の開口とシート状弁体の密着性を上げ、信頼性を上げることができる逆止弁機構およびそれを用いたポンプ装置を提供することが課題である。
実施形態の逆止弁機構によれば、密閉ケースと、シート部材と、シート状弁体と、荷重付加機構とを有する。密閉ケースは、流体の吸入口および排出口を有し、吸入口と排出口との間を連通する内部流路を形成する。シート部材は、吸入口の下流側に配置され、吸入口の外周を覆う状態で密閉ケースに固定され、吸入口と対応する位置に開口を持つ樹脂材料によって形成される。シート状弁体は、シート部材の下流側に配置され、シート部材の開口を塞ぐ閉塞領域を持った樹脂材料によって形成される。荷重付加機構は、シート状弁体の下流側に設けられ、シート状弁体の閉塞領域にシート部材側に向けて荷重を付加する。
第1の実施の形態の逆止弁機構の構成部品を示す分解斜視図。 第1の実施の形態の逆止弁機構の第1の密閉ケースにシート部材を組み付けた状態を示す平面図。 図2のIII−III線断面図。 図3のA部分を拡大して示す縦断面図。 第1の実施の形態の逆止弁機構の第2の密閉ケースの裏面を示す斜視図。 第1の実施の形態の逆止弁機構を示す平面図。 図6のVII−VII線断面図。 図7のB部分を拡大して示す縦断面図。 第1の実施の形態の逆止弁機構が開いた状態を示す要部の縦断面図。 図9のC部分を拡大して示す縦断面図。 第1の実施の形態の逆止弁機構が開いた状態の流体の流れを示す要部の縦断面図。 第1の実施の形態の逆止弁機構のバネ部材が排出口の入口に突き当たる位置まで撓んだ状態を示す要部の縦断面図。 第1の実施の形態の逆止弁機構の第2の密閉ケースの裏面のX字溝の部分を第1の密閉ケースの一部を破断して示す要部の斜視図。 第1の実施の形態の逆止弁機構を用いたポンプ装置を示す平面図。 図14のXIV−XIV線断面図。 第2の実施の形態を示すもので、(A)は逆止弁機構を示す平面図、(B)は押圧部材の軸部の十字リブを示す斜視図。 図16のXVII−XVII線断面図。 第2の実施の形態の逆止弁機構の第2の密閉ケースの一部を破断して示す要部の斜視図。 第3の実施の形態の逆止弁機構を示す平面図。 図19のIIX−IIX線断面図。
[第1の実施の形態]
(構成)
図1乃至図13は、第1の実施の形態を示す。図1は、本実施の形態の逆止弁機構1の構成部品を示す分解斜視図である。本実施の形態の逆止弁機構1は、主に第1の密閉ケース2と、第2の密閉ケース3と、シート部材4と、シート状弁体5と、荷重付加機構6とを有する。
第1の密閉ケース2は、図2に示すようにほぼ矩形枠状のケース本体7を有する。図3に示すようにケース本体7の一端側は開口され、他端側には底板部8が設けられている。この底板部8の中央部には、円筒状の吸入口体9が突設されている。吸入口体9の軸心部には、流体の吸入口10が形成されている。
ケース本体7の底板部8の上面には、それぞれ吸入口10と同心状の円形凹部11と、この円形凹部11の外側のリング状溝12とが形成されている。これらの円形凹部11とリング状溝12との間にシート部材4を接着する接着領域13が形成されている。ケース本体7の周壁部の一部には、シート部材4の位置決め用の切欠部14が形成されている。さらに、ケース本体7の開口面側には、内側部分に段差状の嵌合凹部15が形成されている。
第2の密閉ケース3は、ほぼ矩形板状のケース本体16と、このケース本体16の中央部に突設された円筒状の排出口体17とを有する。ケース本体16は、図7に示すように第1の密閉ケース2のケース本体7と対応する形状で同じ大きさに形成されている。排出口体17の軸心部には、流体の排出口18が形成されている。図5に示すようにケース本体16の排出口体17とは反対側の面には、第1の密閉ケース2のケース本体7の矩形枠内に挿入される矩形状の挿入凸部19が形成されている。この挿入凸部19の根本部分には、第1の密閉ケース2のケース本体7の嵌合凹部15と対応する形状の嵌合凸部20が形成されている。
そして、図7に示すように第1の密閉ケース2のケース本体7の矩形枠内に第2の密閉ケース3のケース本体16の挿入凸部19が挿入される状態で組み付けられる。このとき、第2の密閉ケース3の嵌合凸部20が第1の密閉ケース2の嵌合凹部15内に嵌合される。これにより、第1の密閉ケース2と第2の密閉ケース3との間が密閉された状態で最終的に接着固定される。この第1の密閉ケース2と第2の密閉ケース3との組み付け時に第1の密閉ケース2の吸入口10と第2の密閉ケース3の排出口18との間を連通する内部流路21が形成される。
さらに、第2の密閉ケース3には、挿入凸部19の先端面に円形凹部22が形成されている。この円形凹部22の内底面には、排出口18の入口18aの周囲にほぼX字状のX字状溝23が形成されている。
シート部材4は、第1の密閉ケース2のケース本体7の矩形枠とほぼ同じ大きさの矩形板状のシートである。このシート部材4は、樹脂材料、例えばポリイミドで、厚さは25μm、縦弾性係数(ヤング率)は、2〜4GPa、好ましくは3GPaである。シート部材4は、吸入口10と対応する位置に円形状の開口4aを持つ。さらに、シート部材4の周縁部位には、第1の密閉ケース2のケース本体7の切欠部14と対応する係合凸部4bが形成されている。
そして、このシート部材4は、第1の密閉ケース2の吸入口10の下流側に配置され、吸入口10の外周を覆う状態で第1の密閉ケース2に固定される。本実施の形態では、第1の密閉ケース2の接着領域13に接着剤を塗布して、シート部材4を接着領域13に接着固定する。これにより、図4に示すようにシート部材4は、接着領域13の内側部分、つまりケース本体7の底板部8の円形凹部11の内部に延出されている部分が変形(撓み)可能である。シート部材4の開口4aの口径D2は、ケース本体7の底板部8の円形凹部11の口径D1よりも小さい。ここで、シート部材4は、接着剤によって第1の密閉ケース2の接着領域13に固定されているため、吸入口10の出口からの流体はすべてシート部材4の開口4aより排出される。
なお、接着剤には熱焼成で凝固するものもあるため、高温で焼成し、常温に戻した場合、線膨張係数の差によってシート部材4が変形する可能性がある。特に、開口4aを持つシート部材4の線膨張係数より、第1の密閉ケース2の線膨張係数が大きい場合には、高温で焼成し、常温に戻したとき、開口4aを持つシート部材4が撓んでしまい機能を発揮しなくなる。そのため、開口4aを持つシート部材4の線膨張係数と第1の密閉ケース2の線膨張係数は等しいか、開口4aを持つシート部材4の線膨張係数より、第1の密閉ケース2の線膨張係数が小さいことが望ましい。開口4aを持つシート部材4の線膨張係数より、第1の密閉ケース2の線膨張係数が小さい場合、高温で焼成し、常温に戻したとき、第1の密閉ケース2は開口4aを持つシート部材4を引っ張る力を加えるようになる。また、シート部材4を第1の密閉ケース2に固定する固定手段としては、接着固定に限定せず、流体の流入・流出を許可しない固定方法、例えば熱溶着でもよい。
また、シート部材4の開口4a及び外形形状の製造方法としては、抜き型(ビク型、ピナクル型)が考えられる。抜き型を用いた場合、シート部材4の開口4aの片面側にバリ4cが発生する(図4参照)。そのため、このシート部材4の下流に配置されるシート状弁体5とバリ4cが接すると性能が劣化する可能性がある。そのため、シート部材4のバリ4cが発生する側を上流側、バリ4cが無い側を下流側にそれぞれ配置するように設定する。図2に示すようにシート部材4に設けられた係合凸部4bはシート部材4の中心軸を外した位置に設定されている。これによりシート部材4は表裏逆に取り付けることを抑制でき、バリ4cが発生する側を上流側、バリ4cが無い側を下流側に管理することができる。
シート状弁体5は、シート部材4の下流側に配置され、シート部材4の開口4aを塞ぐ閉塞領域5aを持った樹脂材料によって形成される。このシート状弁体5の閉塞領域5aの周囲には流体の流れを許可する開口、本実施の形態では8個の穴5bが形成されている。シート状弁体5は、シート部材4と同じ材質、つまり同じヤング率、同じ厚さで作成している。本実施の形態では、シート状弁体5は、樹脂材料、例えばポリイミドで、厚さは25μm、縦弾性係数(ヤング率)は、2〜4GPa、好ましくは3GPaである。
荷重付加機構6は、シート状弁体5の下流側に設けられ、シート状弁体5の閉塞領域5aにシート部材4側に向けて荷重を付加する。本実施の形態では、荷重付加機構6は、主に押圧部材24と、バネ部材25とを有する。押圧部材24は、軸部24aの先端に円弧形状の押圧部24bを有し、例えばPPSなどの樹脂製の一体成形部材によって形成されている。バネ部材25は、例えば、ステンレスにニッケルめっきが施されたシート状の渦巻きばねによって形成されている。バネ部材25は、矩形状の基板25aの中央に押圧部材24の軸部24aを挿通する穴部25bが形成されている。この穴部25bの周囲の係合リング25cの周囲に複数、本実施の形態では3本の渦巻き状のアーム25dの内端部が連結されている。
荷重付加機構6の組み付け時には、押圧部材24の押圧部24bをシート状弁体5の閉塞領域5aに対向させた状態で、押圧部材24の軸部24aがバネ部材25の係合リング25cの穴部25bに挿通される。この状態で、第1の密閉ケース2と第2の密閉ケース3とを組み付けることにより、荷重付加機構6によってシート状弁体5の閉塞領域5aにシート部材4側に向けて荷重を付加する状態にセットされる。すなわち、第1の密閉ケース2と第2の密閉ケース3との組み付け作業時には、第2の密閉ケース3の挿入凸部19の先端部における円形凹部22の周縁部位によってバネ部材25の基板25aの周縁部が第1の密閉ケース2側に押圧される。このとき、押圧部材24の押圧部24bは、シート状弁体5の閉塞領域5aに突き当てられているので、係合リング25cの位置は動かない。そのため、第2の密閉ケース3の挿入凸部19がバネ部材25を押圧する力は、バネ部材25の基板25aの周縁部に作用するので、この押圧力により、3本の渦巻き状のアーム25dの部分が広がる状態に弾性変形する。そして、第1の密閉ケース2と第2の密閉ケース3とが正しい組み付け位置まで組み付けられると、図7に示すようにバネ部材25の基板25aの周縁部が、シート状弁体5に近接する位置まで移動する。このとき、図8に示すようにバネ部材25の3本の渦巻き状のアーム25dの弾性変形による押圧力がバネ部材25の係合リング25cを介して押圧部材24に作用する。この押圧力が、荷重付加機構6によってシート状弁体5の閉塞領域5aにシート部材4側に向けて荷重を付加するばね力となる。
(作用)
次に、上記構成の作用について説明する。図6、図7は逆止弁機構1を組み立てた状態であり、図7、図8は逆止の機能が働いて逆止弁機構1が閉じている状態を示している。この状態では、荷重付加機構6のバネ部材25によって発生した荷重は押圧部材24を通じて、シート状弁体5の閉塞領域5aを押圧する。これにより、シート状弁体5の閉塞領域5aがシート部材4の開口4aを塞ぐ状態にシート部材4に圧接される。その荷重は、シート部材4にも伝搬し、シート部材4の接着固定されていない接着領域13の内側部分、つまりケース本体7の底板部8の円形凹部11の内部に延出されている部分(吸入口10を覆う部分)が荷重によって撓む。ここで、シート部材4と、シート状弁体5とは、同じ材質、つまり同じヤング率、同じ厚さで作成しているので、シート部材4と同じ程度にシート状弁体5も撓む。よって、図8に示すようにシート部材4の開口4aとシート状弁体5とは線接触とならず、面接触となるため、高い逆止性能を得ることができる。
なお、開口4aを有するシート部材4を硬い部材、厚い部材で作成した場合には、開口を有するシート部材4とシート状弁体5とは線接触となってしまう。そのため、例えばシート部材4のエッジ部にキズ等があるとそこから漏れが発生してしまい逆止性能を発揮することができない。本実施の形態では、円形凹部11の内部に延出されている部分ではシート部材4と同じ程度にシート状弁体5も撓ませることで、シート部材4とシート状弁体5とを面接触させることができるので、このような事態を防止することができる。
図9、図10、図11は逆止弁機構1が開弁作用をした状態を示している。逆止弁機構1が開弁作用するには、荷重付加機構6によって発生した荷重より、吸入口10に加わる力(差圧×吸入口10の領域の面積)が上回った時である。逆止弁機構1の開弁時には、図11中に矢印で示すように第1の密閉ケース2の吸入口体9の吸入口10内を流れる流体は、第1の密閉ケース2の吸入口体9の吸入口10から円形凹部11を通り、シート部材4の開口4a内に流入する。続いて、流入する流体の圧力により、シート部材4とシート状弁体5との間が開く。そのため、流体は、シート部材4とシート状弁体5との間を通り、シート状弁体5の穴5bから第2の密閉ケース3の円形凹部22の内部側に流入する。そして、バネ部材25の3本の渦巻き状のアーム25d間の隙間を通り、第2の密閉ケース3の排出口18内に流入し、第2の密閉ケース3の排出口18の出口から外部に流出する。
本実施の形態の逆止弁機構1では、開口4aを持つシート部材4の接着固定されていない部分、つまりは円形凹部11の内部に延出されている部分(吸入口10を覆う部分)は圧力を伝搬することができる。そのため、図4に示した円形凹部11の口径D1の面積部が圧力を伝搬することができる。ここで、開口4aを持つシート部材4を硬い部材、厚い部材で作成した場合には、円形凹部11の内部に延出されている部分の全体で圧力を伝搬することができなくなってしまう。この場合は、図4に示したシート部材4の開口4aの口径D2の面積部が圧力を伝搬する部分となる。よって、荷重付加機構6の荷重が同じ場合において、本実施の形態の構成では、開口4aを持つシート部材4を硬い部材、厚い部材で作成した場合に比べて、より小さい差圧で開弁作用させることができる。言い換えれば、同じ開弁作用する圧力設定の場合、本実施の形態の構成では、荷重付加機構6の荷重を大きくすることができるので、シート部材4の開口4aとシート状弁体5の密着性を上げ、信頼性を上げることが出来る。
(効果)
そこで、上記構成の本実施の形態の逆止弁機構1では、次の効果を奏する。すなわち、縦弾性係数(ヤング率)が小さい部材(ゴム材質)を用いなくても高い逆止性を発揮する逆止弁機構1を提供できる。開弁時は、開口4aを持つシート部材4の接着固定されていない部分、つまりは円形凹部11の内部に延出されている口径D1の領域に加わる圧力と荷重付加機構6との釣り合いによって決定するため、微少な差圧にて作用する。さらに、荷重付加機構6の荷重を大きくすることができるので、シート部材4の開口4aとシート状弁体5との密着性を上げ、信頼性を上げることが出来る。
したがって、ゴム材質のような縦弾性係数が小さい部材を用いなくても高い逆止性を発揮することができかつ、微少な差圧にて作用することができる。さらに、耐薬品性に優れ、シート部材4の開口4aとシート状弁体5の密着性を上げ、信頼性を上げることができる逆止弁機構1を提供することができる。
また、第1の密閉ケース2の吸入口10からの流量が大きい場合には、荷重付加機構6を形成するバネ部材25が大きく撓み、図12に示すように排出口18の入口18aに突き当たって排出口18の入口18aをバネ部材25が塞ぐことが考えられる。本実施の形態では、図11に示すように第2の密閉ケース3の排出口18の入口18aにはX字状溝23が掘り込まれている。そのため、図12に示すようにバネ部材25が排出口18の入口18aに突き当たって排出口18の入口18aをバネ部材25が塞いだとしても図13に示すようにX字状溝23から流れを排出口18に流すことができる。
[第1の実施の形態の逆止弁機構1を用いたポンプ装置]
図14は、第1の実施の形態(図1乃至図13参照)の逆止弁機構1を用いたポンプ装置31を示す平面図、図15は、図14のXIV−XIV線断面図である。ポンプ装置31は、ケーシング32と、吸い込み流路33と、吐出流路34と、ポンプ室35と、吸い込み側逆止弁36と、吐出側逆止弁37とを有する。吸い込み流路33は、ケーシング32内に搬送流体を流入する。吐出流路34は、ケーシング32内から搬送流体を吐出する。ポンプ室35は、ケーシング32内に連通する吸入口38及び吐出口39を有する隔室として配設される。
ポンプ室35は、ケーシング32の端面に形成された凹陥部40を有する。この凹陥部40の開口部は圧電ダイヤフラム41によって閉塞されている。この圧電ダイヤフラム41は、樹脂製のダイヤフラム42と、このダイヤフラム42に接着された圧電振動板43とを有する。この圧電ダイヤフラム41は、図示しない駆動源により圧電振動板43が往復振動を行い、接着されたダイヤフラム42も往復振動するので、全体として往復振動を行う。
さらに、吸い込み側逆止弁36は、ポンプ室35の吸入口38側に設けられ、吐出側逆止弁37は、ポンプ室35の吐出口39側に設けられている。これらの吸い込み側逆止弁36および吐出側逆止弁37は、第1の実施の形態の逆止弁機構1と同一構成になっている。ここで、吸い込み側逆止弁36は、吸い込み流路33側に第1の密閉ケース2が配置され、ポンプ室35側に第2の密閉ケース3が配置されている。そして、吸い込み流路33側から吸い込み側逆止弁36を通りポンプ室35側に向かう搬送流体の流れは通す。逆に、ポンプ室35側から吸い込み側逆止弁36を通り吸い込み流路33側に向かう搬送流体の流れは阻止する。これにより、吸い込み側逆止弁36を通る搬送流体の逆流を防止する。
また、吐出側逆止弁37は、ポンプ室35側に第1の密閉ケース2が配置され、吐出流路34側に第2の密閉ケース3が配置されている。そして、ポンプ室35側から吐出側逆止弁37を通り吐出流路34側に向かう搬送流体の流れは通す。逆に、吐出流路34側から吐出側逆止弁37を通りポンプ室35側に向かう搬送流体の流れは阻止する。これにより、吐出側逆止弁37を通る搬送流体の逆流を防止する。
そして、ポンプ装置31の駆動時には、この圧電ダイヤフラム41の往復振動により、搬送流体の吸入及び吐出を行う。このとき、搬送流体は、図15中に実線矢印で示すように吸入口38から吸い込み流路33内を通り、吸い込み側逆止弁36を経てポンプ室35に吸入される。また、ポンプ室35内の流体は、図15中に実線矢印で示すように吐出流路34内を通り、吐出側逆止弁37を経て吐出口39から吐出される。そして、吸い込み側逆止弁36および吐出側逆止弁37によって搬送流体の逆流を防止する。
本実施の形態のポンプ装置31では、吸い込み側逆止弁36および吐出側逆止弁37として第1の実施の形態の逆止弁機構1を用いている。そのため、第1の実施の形態の逆止弁機構1と同様に、ゴム材質のような縦弾性係数が小さい部材を用いなくても高い逆止性を発揮することができかつ、微少な差圧にて作用することができる。さらに、耐薬品性に優れ、シート部材4の開口4aとシート状弁体5の密着性を上げ、信頼性を上げることができるポンプ装置31を提供することができる。
[第2の実施の形態]
(構成)
図16乃至図18は、第2の実施の形態を示す。本実施の形態は、第1の実施の形態(図1乃至図13参照)の逆止弁機構1の荷重付加機構6の構成を次の通り変更した変形例である。なお、図16乃至図18中で、図1乃至図13と同一部分には同一の符号を付してその説明を省略する。
図16(A)は、第2の実施の形態の逆止弁機構51を示す平面図、図16(B)は押圧部材24の軸部24aの後述する十字リブ55を示す斜視図、図17は、図16(A)のXVII−XVII線断面図である。本実施の形態の逆止弁機構51は、コイル状の圧縮バネ52を用いた荷重付加機構53を設けている。圧縮バネ52は、例えばステンレス等にニッケルめっき処理が施され、耐薬品性を向上している。
第2の密閉ケース3の排出口体17には、排出口18の内周面に排出口18の出口側部分18cの内径よりも内径が大きい段付きの穴18bが形成されている。この段付きの穴18bと出口側部分18cとの接合部の段部が圧縮バネ52のバネ座面54として作用する。段付き穴18bの内径は、圧縮バネ52の外径と摺動可能な隙間が存在するように設定されている。
圧縮バネ52は、第2の密閉ケース3の段付きの穴18bと押圧部材24の軸部24aの外周面との間に挟まれた状態に挿入される。そして、圧縮バネ52の一端部がバネ座面54に当接し、他端部が押圧部材24の押圧部24bの裏面に当接した状態にセットされる。これにより、圧縮バネ52は、シート状弁体5の閉塞領域5aをシート部材4側に向けて押圧する。
図16(A)、(B)に示すように押圧部材24の軸部24aの外周面には、軸方向に沿って形成された4つの直線状突起部55aが周方向に等間隔で配置されている。これにより、各直線状突起部55aによって十字リブ55が形成されている。この十字リブ55は、押圧部材24の中心位置を決めつつ、各直線状突起部55aと圧縮バネ52の内周面とには摺動可能な隙間が存在している。なお、押圧部材24の軸部24aと圧縮バネ52の内周面とを直接摺動させない理由は、次の通りである。すなわち、押圧部材24の軸部24aの軸径によって押圧部材24の中心位置を決めつつ、圧縮バネ52の内周面と摺動可能な隙間にした場合、排出口18に十分な流路開口を設けることが出来ない。この場合、排出口18を流れる流体の流路抵抗が大きくなってしまうので、これを防ぐためである。
(作用・効果)
本実施の形態では、コイル状の圧縮バネ52を用いた荷重付加機構53を設けている。この圧縮バネ52の押圧力により、押圧部材24をシート状弁体5の閉塞領域5aに押し付ける。この押圧力が、荷重付加機構53によってシート状弁体5の閉塞領域5aにシート部材4側に向けて荷重を付加するばね力となる。そのため、本実施の形態でも第1の実施の形態(図1乃至図13参照)の逆止弁機構1と同様の効果が得られる。
さらに、本実施の形態では、押圧部材24の軸部24aの外周面に十字リブ55を設けることで、押圧部材24の軸部24aと排出口18との間に隙間を設けることができる。これにより、排出口18に十分な流路開口を設けることが出来るので、流路抵抗を下げることが出来る。
[第3の実施の形態]
図19および図20は、第3の実施の形態を示す。本実施の形態は、第1の実施の形態(図1乃至図13参照)の逆止弁機構1の排出口18の位置を変更した変形例を示す。なお、図19および図20中で、図1乃至図13と同一部分には同一の符号を付してその説明を省略する。
図19は、第3の実施の形態の逆止弁機構61を示す平面図、図20は、図19のIIX−IIX線断面図である。本実施の形態の逆止弁機構61では、第1の密閉ケース2に円筒状の吸入口体9と円筒状の排出口体62とを設け、この排出口体62の軸心部に排出口18を設けている。さらに、第1の密閉ケース2のケース本体7の内部には、円形凹部22の側方に排出口18に連通する排出流路63を設けている。
(作用・効果)
本実施の形態では、第1の密閉ケース2に円筒状の排出口体62を設け、この排出口体62に排出口18を設けたので、吸入口10と排出口18に一方向よりアクセスすることが可能となる。
これらの実施形態によれば、ゴム材質のような縦弾性係数が小さい部材を用いなくても高い逆止性を発揮することができ、微少な差圧にて作用することができ、耐薬品性に優れ、シート部材の開口とシート状弁体の密着性を上げ、信頼性を上げることができる逆止弁機構およびそれを用いたポンプ装置を提供することができる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1…逆止弁機構、2…第1の密閉ケース、3…第2の密閉ケース、4…シート部材、5…シート状弁体、5a…閉塞領域、6…荷重付加機構、10…吸入口、21…内部流路、24…押圧部材、25…バネ部材。

Claims (5)

  1. 流体の吸入口および排出口を有し、前記吸入口と前記排出口との間を連通する内部流路を形成する密閉ケースと、
    前記内部流路の流れ方向における前記吸入口の下流側に配置され、前記吸入口の外周を覆う状態で前記第1の密閉ケースに固定され、前記吸入口と対応する位置に開口を持つ樹脂材料によって形成されたシート部材と、
    前記内部流路の流れ方向における前記シート部材の下流側に配置され、前記シート部材の前記開口を塞ぐ閉塞領域を持った樹脂材料によって形成されたシート状弁体と、
    前記内部流路の流れ方向における前記シート状弁体の下流側に設けられ、前記シート状弁体の前記閉塞領域と対応する部分に前記シート部材側に向けて荷重を付加する荷重付加機構と、
    を有する逆止弁機構。
  2. 前記シート部材の開口の面積は、前記吸入口の面積よりも小さい請求項1に記載の逆止弁機構。
  3. 前記密閉ケースの線膨張係数は、前記シート部材の線膨張整数よりも小さい請求項1または2に記載の逆止弁機構。
  4. 前記シート部材の前記開口は、抜き型で製造され、前記開口の周縁にバリが無い側を前記内部流路の流れ方向下流側に配置した請求項1乃至3のいずれかに記載の逆止弁機構。
  5. ケーシングと、
    前記ケーシング内に搬送流体を流入する吸い込み流路と、
    前記ケーシング内から搬送流体を吐出する吐出流路と、
    前記ケーシング内に連通する吸入口及び吐出口を有する隔室として配設され、駆動源により往復振動を行う圧電ダイヤフラムを内部に有して上記搬送流体の吸入及び吐出を行うポンプ室と、
    前記ポンプ室の前記吸込口に設けられ、前記吸い込み流路に連通し、上記搬送流体の逆流を防止する吸い込み側逆止弁と、
    前記ポンプ室の前記吐出口に設けられ、前記吐出流路に連通し、上記搬送流体の逆流を防止する吐出側逆止弁とを有してなるポンプ装置であって、
    前記吸い込み側逆止弁および前記吐出側逆止弁は、請求項1の逆止弁機構を用いたポンプ装置。
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