JP2005214034A - ポンプ - Google Patents

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Abstract

【課題】 ポンプ室体101と、筐体200とをインサート成形により一体化することで構造を簡素化し、且つ、長期間にわたって性能を維持できるポンプ10を提供する。
【解決手段】 ポンプ10は、ダイアフラム130により、容積が変更可能なポンプ室108と、ポンプ室108へ動作流体を流入させる入口流路103と、ポンプ室108から動作流体を流出させる出口流路104と入口流路103と出口流路104との間に逆止弁120とを備えたポンプ室体101と入口流路103に流通する流入路202と、出口流路104に流通する流出路211とが設けられる合成樹脂製の筐体200と、ダイアフラム130を駆動するアクチュエータ140とを備え、ポンプ室体101と筐体200とがインサート成形されることによって一体に構成される。
【選択図】 図1


Description

本発明は、ダイアフラムにより、ポンプ室内の容積を変更して動作流体の移動を行うポンプの構造に関する。
従来、ダイアフラムにより、ポンプ室内の容積を変更して動作流体の移動を行うポンプとしては、吸い込み口及び吐出口を有するポンプ吸い込み・吐出用ユニットと、吸い込み側逆止弁及び吐出側逆止弁を有するポンプ弁座ユニットと、駆動源としての圧電素子を備えるポンプアクチュエータユニットから構成され、ポンプ吸い込み・吐出用ユニットとポンプ弁座ユニット、及びポンプ弁座ユニットとポンプアクチュエータユニットとの間にシール材としてのOリングを備えたポンプが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開平10−220357号公報(第3頁、図1、図2)
このような特許文献1では、このポンプの基本構造は、ポンプ吸い込み・吐出用ユニットと、ポンプ弁座ユニットと、ポンプアクチュエータユニットの三体構造であり、それらを構成する部材の形状が複雑であり製造しにくいという課題がある。また、流体のシール構造としては、ポンプ吸い込み・吐出用ユニットとポンプ弁座ユニット、及びポンプ弁座ユニットとポンプアクチュエータユニットとの間にシール材としてのOリングを備えている。このことにより、部品点数が増加する他、Oリングは、長期間使用するうちにシール性が劣化することが考えられるので、定期的に交換しなければならないという煩わしさがある。さらに、流体の種類により耐薬品性を考慮し、Oリングの材質を変える必要性が生ずるという課題もある。
また、ポンプ弁座ユニットは、合成樹脂で成形されており、構造的強度から金属弁に比べ耐久性が劣り、流体の吸い込み部と吐出部の仕切り部は、広い面積でポンプ室の上方に浮いている構造であるので、Oリングの圧接力を高め、シール効果を維持するためには、ポンプ弁座ユニット及びポンプ吸い込み・吐出用ユニットの厚みを大きくしなければならず、小型化は困難であると考えられる。
さらには、このような構造では、吸い込み口と吐出口の方向、位置が限定され、小型化を図ろうとする際には、扱いにくいという課題もある。
本発明の目的は、ポンプ室と逆止弁を備えるポンプ室体と、動作流体の流入路と流出路を備える筐体とをインサート成形により一体化することで構造を簡素化し、且つ、長期間にわたって性能を維持できるポンプを提供することであり、特に小型ポンプに適する。
本発明のポンプは、ダイアフラムにより、容積が変更可能なポンプ室と、該ポンプ室へ動作流体を流入させる入口流路と、前記ポンプ室から動作流体を流出させる出口流路と、前記入口流路と出口流路との間に逆止弁と、を備えたポンプ室体と、前記入口流路に流通する流入路と、前記出口流路に流通する流出路とが設けられる合成樹脂製の筐体と、前記ダイアフラムを駆動するアクチュエータと、を備え、前記ポンプ室体と前記筐体とがインサート成形されることによって、一体に構成されることを特徴とする。
ここで、ポンプ室体としては、構造的強度が高いステンレス鋼や銅系合金等の金属が採用される。
このような構成によれば、高圧が負荷されるポンプ室を有するポンプ室体は金属材料で構成され、また、動作流体の流入路及び流出路等を有する筐体は合成樹脂で構成され、ポンプ室体と筐体とはインサート成形で一体に成形されているので、構造的強度を確保できるため長期間にわたって性能を維持することができ、また、ポンプとしての構造を簡素化することができるのでコスト低減にも寄与することができる。
また、筐体は合成樹脂で成形されるため、例えば、動作流体の流入路を有する流入接続管、流出路を有する流出接続管などの突出部があっても、また、使用方法、使用環境等によりポンプ外形などに複雑な形状が要求されても容易に製造できるという効果もある。
なお、筐体の材質としては、構造的強度を確保するためにガラス繊維や金属繊維等を混入した強化プラスチックや、耐薬品性を重視したフッ素系樹脂、シリコン系樹脂を選択採用することができる。
また、上述のような構造では、前記ポンプ室体の入口流路の内側端部に動作流体の脈動吸収手段としての弾性壁が備えられ、前記弾性壁が、前記筐体と一体で成形されていることが好ましい。
このようなダイアフラムによりポンプ室の容積を変更して動作流体を移動させるポンプは、吸入動作と吐出動差に同期して逆止弁より上流側の流体が移動と停止を行う。この脈動による吸入効率の低下や、上流側への振動の伝播を防止するために、脈動吸収手段として薄板状の弾性壁が設けられている。この弾性壁が筐体と一体で成形されているため、構造が簡素になり、別体で弾性壁を設ける場合に比べ、組み立て工数も不要でスペースも少なくすることができる。また、弾性壁の厚みも、例えば、筐体の成形型の弾性壁部分を入れ子にしておくことで自在に調整することができ、確実に脈動吸収効果を得られる。
また、本発明の構造によれば、前記筐体に設けられた流入路が、前記ポンプ室体の前記逆止弁と前記弾性壁で構成された弾性壁室まで延出され、且つ、前記流出路が前記ポンプ室体の前記ポンプ室と前記逆止弁との間の空間まで延出されている、か、前記流入路または前記流出路のどちらか一方が、それぞれ前記弾性壁室か前記空間まで延出されていることが好ましい。
このような構造によれば、前述の入口流路と流入路、及び出口流路と流出路とが、連続した流路になるため、入口流路と流入路、出口流路と流出路の接続部における渦流とにより、動作流体の流動が乱されることが無くなるという効果がある。また、流入路と流出路がポンプ室体の中心部近傍まで延出されているため、筐体とポンプ室体の密着力を高めることもでき、それぞれの位置ずれ等を防止することができると共に、前述した流入接続管、流出接続管が曲がりにくくなるという効果もある。この際、流入路と流出路のどちらか一方を、前述したように、それぞれ前記弾性壁室か前記空間まで延出することができる。
前述の構造では、前記筐体の少なくとも前記動作流体との接触面に金属層が設けられていることが好ましい。
ここで、金属層としては、ニッケル、クロム、銅などが採用でき、金属層の製膜手段としては乾式めっき、湿式めっき等が採用できる。
合成樹脂は、わずかではあるが気体を透過することが考えられ、その結果動作流体に気体が混入すると気泡が発生し、ポンプの性能を低下させる。
このことを防止するためには、筐体の動作流体が流動する部分の厚みを厚くすることが考えられるが、動作流体との接触面に金属層を設けることにより、確実に気体の透過を防止することができる。
また、金属層は薄膜でも気体の透過を防止効果があるので、筐体の厚みは薄くてもよく、ポンプを小型化することができる。
前述の構造では、前記ポンプ室体の入口流路の内側端部に動作流体の脈動吸収手段としての弾性壁が備えられ、前記弾性壁が、前記ポンプ室体と一体で形成されていることが好ましい。
このような構造では、筐体は射出成形によって成形される。従って、弾性壁がポンプ室体と一体で形成されていることで、前述の弾性壁室がこの弾性壁で密閉され、ポンプ室はダイアフラムで密閉されているため、弾性壁室及びポンプ室を形成するための射出成形型は不要になる。このことから射出成形型の形状が簡素になり、より製造し易いという効果がある。
また、本発明では、前記ポンプ室体には、前記ダイアフラムを押圧するための筒状のスペーサーが備えられ、前記筐体の一部が前記スペーサーの端部を覆うことによって、前記ダイアフラムが前記ポンプ室体周縁部に押圧されることが好ましい。
前述したポンプは、ダイアフラムがアクチュエータによってポンプ室の容積を変更して動作流体を移動する構造であるため、ダイアフラムはアクチュエータによって変形されるので、その周縁は確実に固定されることが要求される。従って、筐体の一部を延出させ、このスペーサーの端面を覆い、ダイアフラムをポンプ室周縁部に押圧することができる。また、詳しくは後述するが、このスペーサーとポンプ室体の高さ方向の寸法のずれを筐体を成形する際に吸収することもできる。
また、前述のポンプの構造では、前記ダイアフラムが板状部材で形成され、前記筐体によってインサート成形されることによって、前記ポンプ室の前記アクチュエータ側の開口部が密閉されていることが好ましい。
このような構造では、上述のスペーサーが備えられた部分も筐体と一体に成形されることで、筐体によってダイアフラムがポンプ室周縁部に押圧されることになるため、スペーサーを別に設けなくてもダイアフラムを押圧することができる。
このことは、前述したようなポンプ室体内部のスペーサーが挿着されていた部分も筐体が延出されているため、ポンプ室体を内外ともに筐体が取りまくような構造になるので、ポンプ室体と筐体の密着性がさらに高められ、信頼性の高いポンプを提供することができる。
さらに、前述した構造では、前記ポンプ室体の入口流路の内側端部に動作流体の脈動吸収手段としての弾性壁が備えられ、前記弾性壁が板状部材で形成され、前記ポンプ室体と共に前記筐体によりインサート成形されることによって、前記ポンプ室体と前記筐体と前記弾性壁とが一体に構成されることが好ましい。
前述の弾性壁は、筐体と一体で成形することも可能であるが、ポンプの性能を確保するために、弾性壁の厚みを射出成形可能な厚みの限界値よりも薄くすることが要求されることが考えられる。この際、弾性壁を例えば薄い金属板で形成し、この弾性壁を筐体成形の際に一体にインサート成形することで、適切な厚みの弾性壁を採用でき、別に固定用部材等を用いずにポンプ室体に固着することができる。
さらに、本発明の構造では、前記ポンプ室と前記ダイアフラムとの、それぞれの少なくとも前記動作流体との接触面に合成樹脂層が設けられ、前記逆止弁が非金属材料で構成されていることが好ましい。
ここで、合成樹脂層としては、シリコン系樹脂やフッ素系樹脂等が採用できる。
このポンプで流動される動作流体の材質は様々である。例えば、動作流体が強酸性である場合、この動作流体と接触する金属材料は腐食される。従って、動作流体が流動されるポンプ室、ダイアフラムの表面に合成樹脂層を設けることで、強酸性等の腐食性の動作流体を流動させることができる。
また、逆止弁については、単結晶セラミックス、多結晶セラミックス、合成樹脂等を採用することで強酸性の動作流体を流動させることができる。
さらに、前述の構造によれば、前記逆止弁がボール弁であることが好ましい。
非金属材料で逆止弁を構成する際、例えば、一般に採用されている金属弾性体の弁体を単純に非金属材料に換えることは構造的強度、サイズ等から困難であると考えられる。従って、詳しくは後述するが、上述したセラミック系材料、合成樹脂系材料で構成されたボール弁を採用することで、強酸性の動作流体を流動させることができる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1〜図9は本発明の実施形態のポンプ10が示されている。
図1は実施例1のポンプ10が示され、図2は、実施例1の変形例が示されている。
図1は、本実施例1のポンプの断面図が示されている。図1において、このポンプ10は、基本構成として、アクチュエータ140の伸縮によってポンプ室108の容積を変更するダイアフラム130と動作流体の流動、逆流防止を行う逆止弁120が備えられたポンプ室体101と、ポンプ室体101内に動作流体を流入する流入路202と流出する流出路211が設けられポンプ室体101の周囲を覆う筐体200と、から構成される。
ポンプ室体101は、ステンレス鋼や銅系合金等の金属で形成され、両端が開口された略筒状に形成されている。図中、高さ方向上方の右側側面を内側から外側に貫通し、動作流体が流入される入口流路103と、左側方向側面を内側から外側に貫通する出口流路104とが穿設されている。図中、中央には、入口流路103と出口流路104、及びポンプ室108に流通する貫通孔が設けられ、入口流路103と出口流路104との間に逆止弁120が圧入固定されている。逆止弁120と後述する弾性壁220によって形成される空間が弾性壁室110であり、入口流路103が流通されている。
逆止弁120を挟んで弾性壁室110とは反対側に、弾性壁室110よりも平面積が大きい空間が形成され、ダイアフラム130で一方の開口部が密閉されており、この空間がポンプ室108である。ダイアフラム130は、ステンレス鋼等の構造的強度が高い金属の円盤状薄板で形成され、ポンプ室108の反対側の周縁面を筒状のスペーサー160で後述する蓋体300を螺着することでポンプ室108の周縁部に押圧され密着される。
なお、前述のスペーサー160は、ダイアフラム130がポンプ室108の周縁と溶接、接着等の固定手段で固着され充分な固着強度が得られれば必ずしも備えなくてもよい。
また、ダイアフラム130の表面は台座150の一方の面が密接され、他方の面がアクチュエータ140に接着されてアクチュエータ140の伸縮運動をダイアフラム130に伝達するが、台座150は、アクチュエータ140の断面形状とダイアフラム130の変形量のバランスをとることにより省略することができる。
ポンプ室体101の側面周囲には、帯状の溝105,106が形成され、筐体200がインサート成形される際に筐体200の一部がこの溝105,106に充填されて、ポンプ室体101と筐体200との密着力を高めている。
逆止弁120は、セラミックスで形成され中央部に動作流体の流通孔を有する弁座121と弁座121を保持する弁座枠122と弾性体で形成された弁体123で構成され、ダイアフラム130の動きに合わせて弁体123が弁座121の流通孔を開閉する。
前述のように構成されたポンプ室体101の周囲は、筐体200によってインサート成形されて筐体200と一体に構成される。
筐体200は、側面にポンプ室体101の入口流路103と流通し直径が入口流路103と同じか、やや大きい流入路202を備えて外周に突出した流入接続管201と、出口流路104に流通し直径が出口流路104と同じか、やや大きい流出路211を備えて外周に突出した流出接続管210とが設けられている。これらの流入接続管201と流出接続管210は、インサート成形の際、スライドコアで容易に成形が可能である。
なお、流入接続管201は図示しない外部接続パイプに接続され、動作流体をポンプ室体101内に導入し、流出接続管210は図示しないノズル管等に接続され、動作流体を吐出する。
また、ポンプ室体101の弾性壁室110の開口部は、薄肉の弾性壁220が形成されて密閉されている。弾性壁220は弾性を有し、弾性壁室内の動作流体の脈動をこの弾性力で吸収する機能を有する。この弾性壁220は、入れ子方式で型を製造すれば、厚みの調整が容易に可能となる。
なお、筐体200の材質としては、構造的強度を確保するためにガラス繊維や金属繊維等を混入した強化プラスチックや、耐薬品性を重視したフッ素系樹脂、シリコン系樹脂等を使用環境や動作流体の種類によって選択採用することができる。
筐体200の弾性壁220の反対側の外周端面は、ポンプ室体101の端面107よりも突出しており、この端面107の内側にリング状のスペーサー170が内部に装着される。ポンプ室体101の端面107とスペーサー160の端面161は、装着された状態で同じ高さになるように設定され、スペーサー170を介してアクチュエータ140が固着された蓋体300を固定螺子400でポンプ室体101に螺着され、ポンプ10が構成されている。
なお、スペーサー170は、弾性部材で形成されており、ポンプ室体101とスペーサー160の高さのばらつきを吸収しダイアフラム130をポンプ室周縁に確実に密着させ、また、アクチュエータ140(台座150)とダイアフラム130及び蓋体と確実に密着させるために設けている。従って、蓋体300を固定する際に上述の機能を果たす寸法設定を行えば、スペーサー170を省略することができる。
本実施例1のポンプ10は、図示しないが、アクチュエータ140から外部制御回路にリード線等によって接続され、外部制御回路からアクチュエータ140に駆動電圧が供給されることによって、アクチュエータ140が伸縮し、ダイアフラム130がポンプ室108の容積を連続的に変化させ、逆止弁120を開閉して動作流体を流動させ、または逆流を防止する。
従って、実施例1では、高圧が負荷されるポンプ室108が設けられるポンプ室体101は金属材料で、動作流体の流入口及び流出口等の突出部を有する筐体200は合成樹脂で構成され、ポンプ室体101と筐体200とはインサート成形で一体に成形されているので、構造的強度を確保できるため長期間にわたって性能を維持することができ、また、ポンプとしての構造を簡素化することができるのでコスト低減にも寄与する。
また、筐体200は合成樹脂で成形されるため、動作流体の流入路202を有する流入接続管201、流出路211を有する流出接続管210などの突出部があっても、また、ポンプ外形が使用方法、または設置環境等により複雑な形状が要求されても容易に製造できるという効果もある。例えば、このポンプ10を手で握って使用する場合、筐体200の外形を握りやすい形状にし、また、他の装置に取り付けて使用する場合、取り付けのための固定部等を設けることができる。
また、脈動吸収手段として薄板状の弾性壁220が筐体200と一体で成形されているため、構造が簡素になり、別体で弾性壁を設ける場合に比べ組み立ての煩わしさがなく、スペースも少なくすることができる。また、弾性壁220の厚みも、例えば、筐体の成形型の弾性壁部分を入れ子にしておくことで自在に調整することができ、脈動吸収効果が確実に得られる。
さらに、図1で示したように、ダイアフラム130、スペーサー160,170、アクチュエータ140等の構成部品が、一方向側から全て組み込むことができるため、組み立て性がよく、コスト低減もはかれる。
(実施例1の変形例)
図2は、実施例1の変形例の部分断面図が示されている。この変形例は、実施例1とは、弾性壁220の周囲の構造が異なるもので、基本構造は実施例1(図1、参照)と同じであるため、相違部分について説明する。図2において、弾性壁室110を密閉する弾性壁220の一部が、弾性壁室110の内面の側壁102に沿って延出され、さらに、側壁102内に突出部213が形成される。
前述したポンプの構造において、弾性壁220が、逆止弁の開閉による動作流体の圧力脈動によって振動されてポンプ室体101から浮き上がり、密封性が低下することが考えられるが、この変形例によれば、側壁102内に突出部213がもうけられているため、ポンプ室体101と弾性壁220の周縁との密着力を高め安定した密封性を維持することができる。
次に、本発明の実施例2について図3に基づき説明する。実施例2は、実施例1の構造を基本にして、筐体200の流入路202と流出路211の形状を変更したもので、実施例1との共通部分の説明は省略する。
図3は、実施例2のポンプの部分断面図が示されている。図3において、流入接続管201に設けられた流入路202が、ポンプ室体101の弾性壁室110に流通するまでパイプ状に延出されている(図中、215で示す)。即ち、図1で示したポンプ室体101に設けられた入口流路103が、筐体200に設けられた流入路202で連続して形成されているということである。
また、流出接続管210に設けられた流出路211が、ポンプ室108に流通するまでパイプ状に延出される(図中、216で示す)。即ち、図1で示したポンプ室体101に設けられた出口流路104が、筐体200に設けられた流出路211で連続して形成されているということである。
なお、図示しないが、流入路202のみを弾性壁室110まで延出するか、または、流出路211のみをポンプ室108と逆止弁120とでつくられた空間まで延出することもできる。
従って、実施例2の構造によれば、実施例1で示した入口流路103と流入路202、及び出口流路104と流出路211とが、連続した流路になるため、入口流路103と流入路202、出口流路104と流出路211の接続部における動作流体の渦流により、流動が乱されることを防止できるという効果がある。
また、流入路202と流出路211がポンプ室体101の中心部近傍まで延出されているため、筐体200とポンプ室体101の密着力を高めることもでき、それぞれの位置ずれ等を防止することができると共に、前述した流入接続管201、流出接続管210が曲がりにくくなるという効果もある。
続いて、本発明の実施例3について図4に基づき説明する。実施例3は、前述した実施例2と基本構造が同じであるため、共通部分は省略する。
図4は、本実施例3のポンプの部分断面が示されている。図4において、インサート成形されたポンプ室体101、筐体200の外周面に金属層500が形成されている。この金属層500は、ポンプ室体101と筐体200とがインサート成形によって一体化された後、ニッケル、クロム、銅等の金属を被覆材料として湿式めっき、乾式めっき等によって成膜される。
この金属層500は、図4では、ポンプ室体101、筐体200の両方に形成されているが、合成樹脂で成形された筐体200の動作流体との接触面だけに設けてもよい。また、この金属層500の厚みは、気密性が保持できる程度の厚みでよい。
筐体200を構成する合成樹脂は、わずかではあるが気体を透過することが考えられる。その結果、ポンプ室体101内の動作流体の流動範囲に気体が透過、侵入し、気泡が発生するためポンプの性能を低下させる恐れがある。
このことを防止するためには、筐体200の動作流体が流動する部分の厚みを厚くすることが考えられるが、実施例3の構造によれば、動作流体との接触面に金属層が設けられていることにより、確実に気体の透過を防止することができる。
また、金属層は薄膜でも気体の透過を防止効果があるので、筐体200の厚みは構造的強度が得られる範囲で薄くすることができる。
この際、図示しないが、動作流体との接触面積が大きい流入路202、流出路211に金属性の細管を挿着すれば、動作流体との接触部は弾性壁220だけになるため、弾性壁220の部分だけに金属層500を設ければよい。
次に、本発明の実施例4について図5に基づき説明する。実施例4は、実施例1(図1、参照)のポンプ10の構成と同じであり、弾性壁及び筐体200の蓋体側の構造のみが異なるので、共通部分の説明は省略する。
図5は、実施例4の部分断面図が示されている。図5において、ポンプ室体101は、弾性壁室110を封止する弾性壁111が形成されている。また、筐体200は、この弾性壁111の上面に貫通孔230が設けられ、弾性壁111の振動範囲では弾性壁111と筐体200とは接触しない。
また、筐体200の蓋体300側の端部240は、スペーサー160の端面161及びポンプ室体101の端面107を覆う範囲まで延出されるように成形されている。つまり、実施例1(図1、参照)で示したスペーサー170が、筐体200の端部240に置き代わった形状である。
実施例4のポンプの製造方法としては、ポンプ室体101の弾性壁室110の端部に逆止弁120をポンプ室108側から圧入固定した後、ポンプ室108周縁にダイアフラム130を固着し、スペーサー160を装着する。スペーサー160はポンプ室体101に圧入しても、接着材等で固定してもよいが、容易に落下しない程度の固定力があればよい。ここまでの状態で成形型にセットし筐体200のインサート成形を行う。この際、スペーサー160の内側直径と、筐体200の端部240の内側直径は成形型の構造上、同じに設定される。
筐体200は射出成形(インサート成形)によって成形されるが、本実施例4では、弾性壁111がポンプ室体と一体で形成されていることで、前述の弾性壁室110がこの弾性壁111で密閉され、ポンプ室108はダイアフラム130で密閉されているため、弾性壁室110及びポンプ室108は射出成形型は不要になる。このことから射出成形型の形状が簡素になり、より製造し易いという効果がある。
前述したポンプ10は、ダイアフラム130がアクチュエータ140によってポンプ室108の容積を変更して動作流体を移動する。ダイアフラム130はアクチュエータ140によって変形されるのでその周縁は確実に固定されることが要求される。従って、筐体200に内径方向に突出された端部240を設け、スペーサー160の端面161を覆い、ダイアフラム130をポンプ室周縁部に押圧することができる。
また、スペーサー160とポンプ室体101の高さ方向の寸法は、必ずしも一致させる必要がなくなり、蓋体300で確実にダイアフラム130を押圧することができる。
また、実施例4で示した弾性壁111と、実施例3で説明したような流入路202及び流出路211に金属製の細管を装着する構造を組み合わせた構造にすれば、動作流体と合成樹脂で構成された部分との接触面がなくなるため、実施例3で説明した金属層500を設けなくてもよい。
続いて、本発明の実施例5について図6に基づき説明する。実施例5は、前述した実施例1(図1、参照)とポンプ10の基本構成は同じであり、筐体200の形状が異なるため共通部分の説明は省略する。
図6は、実施例5の部分断面図が示されている。図6において、ポンプ室体101は、アクチュエータ140が収納される空間を形成する筒状の壁の内側から外側に貫通する接続孔109が設けられている。なお、この接続孔109は、図6では1個設けられているが、3個ないし4個設けられることが好ましい。
また、実施例1(図1、参照)で示したスペーサー160の装着場所にも筐体200の一部が延出されダイアフラム保持部250が形成されている。このダイアフラム保持部250が蓋体300を固定螺子400によってポンプ室体101に螺着することによって、ダイアフラム130がポンプ室108の周縁に密着される。このダイアフラム保持部250は、接続孔109と端部240とで筐体200の外周部と連続されている。従って、ポンプ室体101は、ダイアフラム130だけは露出されるが、他は、筐体200で外周を覆われた状態である。
このような実施例5の構造によれば、前述のスペーサー160の代わりにダイアフラム保持部250が設けられ筐体200と一体に成形されることで、ダイアフラム130がポンプ室108の周縁部に押圧されるため、スペーサー160を別に設けなくてもダイアフラム130を押圧し、保持することができる。
このことは、ポンプ室体101のアクチュエータ140を収納する空間部分にも筐体200が延出されているため、ポンプ室体を内外ともに筐体が取りまくような構造になるので、ポンプ室体101と筐体200の密着性がさらに高められ、信頼性の高いポンプ10を提供することができる。
次に、本発明の実施例6について、図7に基づき説明する。本実施例6は、実施例1(図1、参照)とは、弾性壁の構成が異なり、他の構成は同じであるため共通部分は説明を省略する。
図7は、実施例6のポンプ10の部分断面図が示されている。図7において、ポンプ室体101は、弾性壁室110の上面開口部の周縁に凹部112が形成されている。この凹部112にステンレス鋼などの材料で円盤状に形成された弾性壁155が装着され、弾性壁155の周縁上面は、筐体200の一部に密着して覆われている。筐体200は、弾性壁155が動作流体の圧力脈動を吸収する際の振動を妨げない範囲の大きさの貫通孔231が設けられている。
この実施例6では、ポンプ室体101の凹部112に弾性壁155を装着した後、筐体200のインサート成形を行うことで弾性壁155がポンプ室体101と筐体200と一体化される。
従って、実施例6によれば、前述の弾性壁155は、実施例1で示したように筐体と一体で成形することも可能であるが、ポンプ10の性能を確保するために弾性壁155の厚みを射出成形可能な厚みの限界値よりも薄くすることが要求されることが考えられる。この際、弾性壁155を、例えば薄い金属板で形成し、この弾性壁155を筐体成形の際に一体にインサート成形することで、適切な厚みの弾性壁を採用でき、別に固定用部材等を用いずにポンプ室体101に固着することができる。
また、筐体200を射出成形する成形型を変更しなくても、弾性壁155の厚みを適切な厚みに自在に変更し、脈動吸収機能を確保することができる。
続いて、本発明の実施例7について、図8、図9に沿って説明する。本実施例7は、実施例2の構成を基本に、動作流体と接触する面の全てに合成樹脂層を形成したところに特徴がある。
図8は、実施例7のポンプ10の部分断面図が示され、図9は、実施例7において採用される逆止弁125の断面図が示されている。図8において、ポンプ室体101は、外周全体を覆うように筐体200でインサート成形されている。また、ダイアフラム130は、金属製の円盤状の薄板の表面に樹脂皮膜131が形成されている。
実施例7の構造では、筐体200及び樹脂皮膜131の材質としては、耐薬品性に優れた材質が選択されることが好ましい。例えば、耐酸性の高いフッ素系樹脂やシリコン系樹脂等が採用できる。ダイアフラム130の表面には、樹脂皮膜131が形成され、ポンプ室体101の表面も合成樹脂で覆われているため、溶着等の手段でポンプ室体101に固着できる。
また、実施例7では、上述のように動作流体と接触する部分は、合成樹脂で覆われるが、逆止弁も同様に耐薬品性に優れた材料で構成されることが好ましい。
図9は、実施例7に採用される逆止弁125の断面図が示されている。図9において、セラミックスで形成された筒状の弁座枠127は、中央部に、やはりセラミックスで形成された弁座126が圧入されている。この弁座枠127の動作流体が流出する方向(図中、下方)には、内側に鍔127Aが形成され、この鍔127Aと弁座126の間に、ボール支持枠129とボール128が備えられている。ボール128は、セラミックスまたは合成樹脂等の非金属材料で形成され、ボール支持枠129は、合成樹脂で形成されている。
ボール128及びボール支持枠129は、図示しないダイアフラムの振動によって上下に移動を繰り返し、ボール128が、弁座126の動作流体の流通孔126Aを開閉することで、動作流体の流通及び逆流防止が行われる。
本発明のポンプ10で流動される動作流体の材質は様々である。例えば、動作流体が強酸性である場合、この動作流体と接触する金属材料は腐食される。
従って、前述した実施例7によれば、動作流体が流動されるポンプ室108、ダイアフラム130の表面にフッ素系樹脂やシリコン系樹脂等の合成樹脂層を設けることで、強酸性の動作流体を流動させることができる。
また、逆止弁125については、構成される弁座126、弁座枠127、ボール128、ボール支持枠129それぞれにセラミックス(単結晶セラミックス、多結晶セラミックスを含む)、合成樹脂等の非金属材料を採用することで強酸性の動作流体を流動させることができる。
実施例7の構造では、前述した実施例1の逆止弁120のように、金属材料で形成された弾性を有する弁体123を非金属材料に変更することもできるが、薄く、しかも弾性力が大きい材料が要求されるため、単純に非金属材料に変更することは困難であると考えられ、上述したようなボール弁構造の逆止弁125を採用することが好ましい。
なお、本発明は、前述の実施例に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良等は本発明に含まれるものである。
例えば、前述した実施例1〜実施例7では、それぞれに最適な構造を示しているが、実施例の構造を組み合わせて採用することができる。
従って、前述の実施例1〜実施例7によれば、ポンプ室108と逆止弁120(または、逆止弁125)を備えるポンプ室体101と、動作流体の流入路202と流出路211を備える筐体200とをインサート成形により一体化することで構造を簡素化し、且つ、長期間にわたって性能を維持できるポンプ10を提供することができる。特に本発明のポンプは小型ポンプに適する。
本発明のポンプ10は、プロジェクタ等の電子機器の冷却装置、ウォータージェットメス、流体アクチュエータ、マイクロ液圧プレスのピストンの動力源等に利用することができる。
本発明の実施例1に係るポンプの断面図。 本発明の実施例1の変形例に係るポンプの部分断面図。 本発明の実施例2に係るポンプの部分断面図。 本発明の実施例3に係るポンプの部分断面図。 本発明の実施例4に係るポンプの部分断面図。 本発明の実施例5に係るポンプの部分断面図。 本発明の実施例6に係るポンプの部分断面図。 本発明の実施例7に係るポンプの部分断面図。 本発明の実施例7に係る逆止弁の断面図。
符号の説明
10…ポンプ、101…ポンプ室体、103…入口流路、104…出口流路、108…ポンプ室、110…弾性壁室、111,155,220…弾性壁、120,125…逆止弁、130…ダイアフラム、140…アクチュエータ、160…スペーサー、200…筐体、201…流入接続管、202…流入路、210…流出接続管、211…流出路、300…蓋体、400…固定螺子、500…金属層。



Claims (10)

  1. ダイアフラムにより、容積が変更可能なポンプ室と、該ポンプ室へ動作流体を流入させる入口流路と、前記ポンプ室から動作流体を流出させる出口流路と、前記入口流路と出口流路との間に逆止弁と、を備えたポンプ室体と、
    前記入口流路に流通する流入路と、前記出口流路に流通する流出路とが設けられる合成樹脂製の筐体と、
    前記ダイアフラムを駆動するアクチュエータと、を備え、
    前記ポンプ室体と前記筐体とがインサート成形されることによって、一体に構成されることを特徴とするポンプ。
  2. 請求項1に記載のポンプにおいて、
    前記ポンプ室体の入口流路の内側端部に動作流体の脈動吸収手段としての弾性壁が備えられ、
    前記弾性壁が、前記筐体と一体で成形されていることを特徴とするポンプ。
  3. 請求項1または請求項2に記載のポンプにおいて、
    前記筐体に設けられた流入路が、前記ポンプ室体の前記逆止弁と前記弾性壁で構成された弾性壁室まで延出され、且つ、前記流出路が前記ポンプ室体の前記ポンプ室と前記逆止弁との間の空間まで延出されている、か、
    前記流入路または前記流出路のどちらか一方が、それぞれ前記弾性壁室か前記空間まで延出されていることを特徴とするポンプ。
  4. 請求項1ないし請求項3のいずれかに記載のポンプにおいて、
    前記筐体の少なくとも前記動作流体との接触面に金属層が設けられていることを特徴とするポンプ。
  5. 請求項1に記載のポンプにおいて、
    前記ポンプ室体の入口流路の内側端部に動作流体の脈動吸収手段としての弾性壁が備えられ、
    前記弾性壁が、前記ポンプ室体と一体で形成されていることを特徴とするポンプ。
  6. 請求項1または請求項4に記載のポンプにおいて、
    前記ポンプ室体には、前記ダイアフラムを押圧するための筒状のスペーサーが備えられ、
    前記筐体の一部が前記スペーサーの端部を覆うことによって、前記ダイアフラムが前記ポンプ室体周縁部に押圧されることを特徴とするポンプ。
  7. 請求項1または請求項4に記載のポンプにおいて、
    前記ダイアフラムが板状部材で形成され、前記筐体によってインサート成形されることによって、前記ポンプ室の前記アクチュエータ側の開口部が密閉されていることを特徴とするポンプ。
  8. 請求項1に記載のポンプにおいて、
    前記ポンプ室体の入口流路の内側端部に動作流体の脈動吸収手段としての弾性壁が備えられ、
    前記弾性壁が板状部材で形成され、前記ポンプ室体と共に前記筐体によりインサート成形されることによって、
    前記ポンプ室体と前記筐体と前記弾性壁とが一体に構成されることを特徴とするポンプ。
  9. 請求項1ないし請求項8のいずれかに記載のポンプにおいて、
    前記ポンプ室と前記ダイアフラムとの、それぞれの少なくとも前記動作流体との接触面に合成樹脂層が設けられ、
    前記逆止弁が非金属材料で構成されていることを特徴とするポンプ。
  10. 請求項9に記載のポンプにおいて、
    前記逆止弁がボール弁であることを特徴とするポンプ。
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