JP2009264247A - 流体搬送装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】流体搬送装置の信頼性を向上させること。
【解決手段】流体搬送装置10は、流入孔15aが形成された第1圧力室11と、第1圧力室11に連通し、第1圧力室11に並んで形成され、流出孔12aが形成された第2圧力室12と、が形成された筺体部13と、第1圧力室11及び第2圧力室12を夫々画成し、変位素子により屈曲を繰り返すダイアフラム部14と、を備える。ダイアフラム部14の屈曲により第1圧力室11が拡張するときは、第2圧力室12が収縮するように、ダイアフラム部14が筺体部13に設けられている。
【選択図】図1

Description

本発明は、流体を搬送する流体搬送装置に関するものであり、より詳細には、変位素子により屈曲を繰り返すダイアフラム部を備える流体搬送装置に関するものである。
近年、電気、電子機器及び電子部品の発熱体を冷却する冷却装置として、小型薄型のダイアフラム型の流体搬送装置が用いられている。この流体搬送装置は、例えば、医療、化学分野において、微小流体流量を高精度に制御するためのマイクロポンプとして用いられている。
一方で、ポンプ室内に液体を導入させつつ逆流を阻止する吸込弁と、ポンプ室内の液体を吐出させつつ、逆流を阻止する吐出弁と、を有するダイアフラム型の小型ポンプが知られている(例えば、特許文献1参照)。また、ポンプ室へ向けて逆止弁を設けた入口流路と、出口流路とが開口しているダイアフラム型のポンプが知られている(例えば、特許文献2参照)。さらに、流体流入部に、ダイアフラムポンプの外界に流体が流出するのを阻止する吸込側逆止弁を有し、流体流通部に、吸込室に流体が流出するのを阻止する中間逆止弁を有するダイアフラムポンプが知られている(例えば、特許文献3参照)。
特開2003−35264号公報 特開2002−322986号公報 特開2003−320020号公報
しかしながら、上記特許文献1乃至3に示す従来技術においては、いずれも、逆止弁が設けられている。この逆止弁は繰返し開閉動作を行うため、機械的な劣化や故障が生じる虞があり、当該ポンプ装置の信頼性の低下に繋がる虞がある。また、逆止弁を設けることによって部品点数が増加し、組立工数及びコスト増加に繋がる虞がある。
本発明は、このような問題点を解決するためになされたものであり、信頼性を向上させた流体搬送装置を提供することを主たる目的とする。
上記目的を達成するための本発明の一態様は、流入孔が形成された第1圧力室と、該第1圧力室に連通し、該第1圧力室に並んで形成され、流出孔が形成された第2圧力室と、が形成された筺体部と、前記第1圧力室及び前記第2圧力室を夫々画成し、変位素子により屈曲を繰り返すダイアフラム部と、を備える流体搬送装置であって、前記ダイアフラム部の屈曲により前記第1圧力室が拡張するときは、前記第2圧力室が収縮するように、前記ダイアフラム部が前記筺体部に設けられている、ことを特徴とする流体搬送装置である。
他方、上記目的を達成するための本発明の一態様は、第1流入孔が形成された第1圧力室と、第2流入孔が形成され、前記第1圧力室に対向して形成された第3圧力室と、前記第1圧力室に連通し、該第1圧力室に並んで形成され、第1流出孔が形成された第2圧力室と、第2流出孔が形成され、前記第2圧力室に対向して形成された第4圧力室と、が形成された筺体部と、前記第1圧力室乃至前記第4圧力室を夫々画成し、変位素子により屈曲を繰り返すダイアフラム部と、を備える流体搬送装置であって、前記ダイアフラム部の屈曲により、前記第1圧力室及び前記第4圧力室が拡張するときは、前記第2圧力室及び前記第3圧力室が収縮するように、前記ダイアフラム部が前記筺体部に設けられている、ことを特徴とする流体搬送装置であってもよい。
本発明によれば、流体搬送装置の信頼性を向上させることができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について、添付図面を参照しながら実施形態を挙げて説明する。
(本発明の実施形態1)
図1は、本発明の実施形態1に係る流体搬送装置を示す断面図である。図2は、図1に示す流体搬送装置10を直線X−Xで切断した際の断面図であり、図1の流体搬送装置10を上方から見た図である。
本実施形態1に係る流体搬送装置10は、第1圧力室11と第2圧力室12とが形成された筐体部13と、変位素子により屈曲を繰り返すダイアフラム部14と、を備えている。第1圧力室11と第2圧力室12とは併設されており、連通孔16aを介して連通している。また、薄い略円板状のダイアフラム部14は、第1圧力室11及び第2圧力室12を夫々画成している。
筐体部13は、薄型の略円筒形状に形成されている。また、筐体部13は、第1圧力室11及び第2圧力室12を画成する下側筐体部(ベース部)13aと、下側筐体部13aを塞ぐ蓋状の上側筐体部13bと、を有している。下側筐体部13aと上側筐体部13bとは、ねじ等の締結部材や接着材によって、取り付けられている。
下側筐体部13aの略中央部は、上側筐体部13b側へ略山形状に突出する第1突状部(突状部)15が形成されている。第1突状部15の略中央部には、流体(例えば、冷却液等の液体)が流入する流入孔15aが略垂直方向(上下方向)へ形成されている。なお、第1突状部15の高さは、ダイアフラム部14が凹状に屈曲したとき(図4(d))、ダイアフラム部14の下面が流入孔15aの開口を塞ぐような高さに調整されている。
流入孔15aは、流入側へ末広がり状に形成されている。この末広がり形状により、流体が流入孔15aから流入する際の流入抵抗を、小さく抑えることができるため、流体搬送装置10の流体搬送効率をより向上させることができる。なお、流体搬送装置10の流体搬送効率を向上させることによる、流体搬送装置10の省電力化も期待できる。
第1圧力室11は、第1突状部15を中心にして、下側筐体部13aの底面と、ダイアフラム部14の下面とで画成されている。また、第1突状部15の外側には、上側筐体部13b側へ突出する同心円状の第2突状部16が形成されている。第2突状部16には、第1圧力室11側(中心側)から第2圧力室12側(外側)へ末広がり状に、連通孔16aが形成されている。この末広がり形状により、流体が、連通孔16aを介して、第1圧力室11側から第2圧力室12側へ流動する際の流動抵抗を小さく抑えることができるため、流体搬送装置10の流体搬送効率を向上させることができる。
第2突状部16には、連通孔16aが略等間隔で4つ形成されているが、形成される連通孔16aの数及び位置は任意でよい。第2突状部16の外側には、略円環状の第2圧力室12が、下側筐体部13aと、後述するダイアフラム部14の往復部材17と、で画成されている。
第2圧力室12には、流体が流出する流出孔12aが略垂直方向へ形成されている。また、流出孔12aは、流出側へ末広がり状に形成されている。この末広がり形状により、流体が流出孔12aから流出する際の流出抵抗を小さく抑えることができるため、流体搬送装置10の流体搬送効率を向上させることができる。なお、流出孔12aは、連通孔16aの外側に4つ形成されているが、形成される流出孔12aの数及び位置は任意でよい。
ダイアフラム部14は、変位素子である薄板状の圧電素子(例えば、PZT:チタン酸ジルコン酸鉛)の両面に、電極を兼ねた金属薄板を積層し、これを合成樹脂シート等からなる弾性シム板に接着して構成される。圧電素子に、両電極を介して交流電圧を印加することで、ダイアフラム部14は凹状又は凸状の屈曲を繰り返す。
ダイアフラム部14の外周端縁には、第2圧力室12の流出孔12a側へ突出し、略円環状の往復部材17が設けられている。また、往復部材17は、剛性部材からなる略円環状の剛性部17aと、剛性部17aの内周面及び外周面に設けられ、ゴム等の弾性部材からなるシール部17bと、を有している(図3)。シール部17bは、剛性部17aの内周面及び外周面に、略等間隔で4つずつ形成されているが、第2圧力室12を密閉できれば、形成されるシール部17bの数及び位置は任意でよい。
往復部材17は、下側筐体部13aの内周面と第2突状部16の外周面との間に、嵌合しており、ダイアフラム部14の屈曲振動により、垂直方向へ往復動する。このとき、シール部17bは弾性変形して、下側筺体部13aの内周面及び第2突状部16の外周面に圧接し、第2圧力室12を密閉する。
ダイアフラム部14は、下側筐体部13aの第2突状部16に設けられた略円環状の下側支持部18aと、上側筐体部13bに設けられ、かつ下側支持部18aに対向する位置に設けられた略円環状の上側支持部18bと、に挟み込まれるように支持されている。下側支持部18aおよび上側支持部18bは、ゴム等のシール性の弾性部材により形成されている。この下側支持部18aにより、ダイアフラム部14の下面と第2突状部16との間が密閉され、第1圧力室11が密閉される。
上述のようにダイアフラム部14が筐体部13に設けられることで、ダイアフラム部14が屈曲振動したときに、第1圧力室11が拡張するときは、第2圧力室12は収縮する。一方で、第1圧力室11が収縮するときは、第2圧力室12は拡張する。
次に本実施形態1に係る流体搬送装置10の作用について、詳細に説明する。図4(a)乃至(d)は、ダイアフラム部14に交流電圧を印加したときの、流体搬送装置10の動作状態を示す断面図である。
ダイアフラム部14に交流電圧(例えば、正電圧)が印加されると、ダイアフラム部14は上側支持部18bおよび下側支持部18aに支持されて、図4(a)状態(中立状態)から図4(b)状態のように、その略中央部分が凸状に屈曲する。この凸状屈曲により、第1圧力室11は拡張し、第1圧力室11内の圧力は減少するため、流体が流入孔15aを介して第1圧力室11内へ流入する。このとき、流入孔15aは、上述の如く、流入側へ末広がり状に形成されているため、流体は第1圧力室11内へスムーズに流入することができる。
一方で、ダイアフラム部14の往復部材17が下方向へ移動するため、第2圧力室12は収縮し、第2圧力室12内の圧力は増加する。これにより、流体が流出孔12aを介して第2圧力室12から流出する。このとき、流出孔12aは、上述の如く、流出側へ末広がり状に形成されているため、流体は第2圧力室12からスムーズに流出することができる。
次に、ダイアフラム部14に交流電圧(例えば、負電圧)が印加されると、ダイアフラム部14は、上側支持部18bおよび下側支持部18aに支持されて、図4(b)状態から図4(c)状態(中立状態)を経て、図4(d)状態のように、その略中央部が凹状に屈曲する。この凹状屈曲により、第1圧力室11は収縮し、第1圧力室11内の圧力は増加する。このとき、ダイアフラム部14の下面は、流入孔15aの開口を塞ぐため、流入孔15aから流体が流出するのを防止できる。一方で、ダイアフラム部14の往復部材17が上方へ移動するため、第2圧力室12は拡張し、第2圧力室12内の圧力は減少する。これにより、第1圧力室11と第2圧力室12との間に圧力差が生じ、この圧力差によって、第1圧力室11内の流体は、連通孔16aを介して、第2圧力室12内へ流入する。
さらに、ダイアフラム部14に交流電圧(例えば、正電圧)が印加されると、ダイアフラム部14は上側支持部18bおよび下側支持部18aに支持されて、図4(d)状態から図4(a)状態に戻る。このように、交流電圧をダイアフラム部14に印加し、ダイアフラム部14が、上記図4(a)状態乃至(d)状態を繰り返すことで、流入孔15aから流入した流体は、第1圧力室11及び第2圧力室12を介して、流出孔12aから流出し、搬送される。
以上、本実施形態1に係る流体搬送装置10において、ダイアフラム部14の屈曲振動により、第1圧力室11が拡張するときは第2圧力室12が収縮し、第1圧力室11が収縮するときは第2圧力室12が拡張するように、ダイアフラム部14が筺体部13に設けられている。これにより、第1圧力室11及び第2圧力室12を、拡張及び収縮させる構成だけで、逆止弁を用いることなく、小型軽量の流体搬送装置10を簡易に構成することができる。したがって、例えば、逆止弁による機械的な劣化や故障が発生しないため、流体搬送装置10の信頼性を向上させることができる。また、逆止弁を設けないことによる流体搬送装置10の簡略化により、部品点数、組立工数、及びコストの低減に繋がる。なお、本実施形態1に係る流体搬送装置10を、例えば、ノートパソコン等の電子機器や電子部品の冷却装置に適用すると効果的である。
次に、本実施形態1の変形例について、詳細に説明する。上記実施形態1において、下側筐体部13aの略中央部は、上側筐体部13b側へ略山形状に突出する第1突状部15が形成されているが、下側筐体部13cに第1突状部15が形成されない構成でもよい(図5)。これにより、下側筐体部13cの加工が容易となり、製造コスト低減に繋がる。
(本発明の実施形態2)
図6は、本発明の実施形態2に係る流体搬送装置を示す断面図である。図6に示すように、本実施形態2に係る流体搬送装置20において、下側筺体部23aの第1突状部25に流出孔25aが形成され、この流出孔25aは、流出側(筐体部23の外側)へ末広がり状に形成されている。また、第2圧力室12に流入孔22aが形成され、この流入孔22aは、流入側(筐体部23の内側)へ末広がり状に形成されている。さらに、連通孔26aは、第2圧力室12側から第1圧力室11側へ末広がり状に形成されている。なお、実施形態2におけるダイアフラム部14の交流電圧の印加方向は、実施形態1におけるダイアフラム部14の交流電圧の印加方向と、逆方向となる。
本実施形態2に係る流体搬送装置20において、他の構成は、実施形態1に係る流体搬送装置10と略同一である。図6に示す実施形態2において、図1に示す実施形態1と同一部分には同一符号を付して、詳細な説明は省略する。
ダイアフラム部14に交流電圧を印加し屈曲振動させることで、第2圧力室12から流入した流体は、第2圧力室12、連通孔26a、および第1圧力室11を介して流出孔25aから流出し、搬送される。これにより、第1圧力室11及び第2圧力室12を拡張及び収縮させる構成だけで、逆止弁を用いることなく、小型軽量の流体搬送装置20を簡易に構成することができる。したがって、例えば、逆止弁による機械的な劣化や故障が発生しないため、流体搬送装置20の信頼性を向上させることができる。
(本発明の実施形態3)
図7は、本発明の実施形態3に係る流体搬送装置を示す断面図である。図7に示すように、本実施形態3に係る流体搬送装置30において、下側筺体部33aの第1突状部35の流入孔35aの内径、第2突状部36の連通孔36aの内径、および第2圧力室12の流出孔32aの内径が、一定となっている。本実施形態3に係る流体搬送装置30において、他の構成は、実施形態1に係る流体搬送装置10と略同一である。図7に示す実施形態3において、図1に示す実施形態1と同一部分には同一符号を付して、詳細な説明は省略する。
本実施形態3に係る流体搬送装置30において、下側筺体部33aの第1突状部35の流入孔35a、第2突状部36の連通孔36a、および第2圧力室12の流出孔32a、における流動抵抗は、流体の流動方向によって変わらない。したがって、ダイアフラム部14の交流電圧の印加方向を変えるだけで、容易に流体搬送装置30における流体の流動方向を可変させることができる。例えば、流体を流入孔35aから流入させ、第1圧力室11、連通孔36a、および第2圧力室12を介して、流出孔32aから流出させ、搬送する構成から、流体を流出孔32aから流入させ、第2圧力室12、連通孔36a、および第1圧力室11を介して、流入孔35aから流出させ、搬送する構成へ、容易に可変させることができる。
(本発明の実施形態4)
図8は、本発明の実施形態4に係る流体搬送装置を示す断面図である。図8に示すように、本実施形態4に係る流体搬送装置40において、上側筐体部43bに第1通気孔41が形成されており、ダイアフラム部44に第2通気孔42が形成されている。
第1通気孔41は、上側支持部材18bの内側に形成される第1密閉空間45と、上側支持部材18bの外側に形成される第2密閉空間46と、の間を貫通し、通気させる。また、第2通気孔42は、下側支持部材18aの外側に形成される第3密閉空間47と、第2密閉空間46との間を貫通し、通気させる。なお、第1通気孔41は、上側筐体部43bに2つ形成されているが、形成される第1通気孔41の数は任意でよい。また、第2通気孔42は、ダイアフラム部44に2つ形成されているが、形成される第2通気孔42の数は任意でよい。
本実施形態4に係る流体搬送装置40において、他の構成は、実施形態1に係る流体搬送装置10と略同一である。図8に示す実施形態4において、図1に示す実施形態1と同一部分には同一符号を付して、詳細な説明は省略する。
ダイアフラム部44に交流電圧が印加され、ダイアフラム部44の略中央部分が凸状に屈曲すると、第1圧力室11が拡張し、第1圧力室11内の圧力は減少する。このとき、第1密閉空間45は圧縮されるが、第1密閉空間45内の気体(例えば、空気)は第1通気孔41を介して第2密閉空間46内へ流動し、第1密閉空間45内の圧力が減少する。このため、第1圧力室11を拡張する際のダイアフラム部44の動作抵抗を軽減することができ、流体搬送装置40の流体搬送効率を向上させることができる。
また、上記凸状屈曲により、第3密閉空間47は第1密閉空間45と同様に圧縮されるが、第3密閉空間47内の気体は第2通気孔42を介して第2密閉空間46へ流動し、第3密閉空間47内の圧力が減少する。このため、第2圧力室12を収縮する際のダイアフラム部44の動作抵抗を軽減することができ、流体搬送装置40の流体搬送効率を向上させることができる。
一方で、ダイアフラム部44に交流電圧が印加され、ダイアフラム部44の略中央部分が凹状に屈曲すると、第1圧力室11が収縮し、第1圧力室11内の圧力は増加する。このとき、第1密閉空間45は拡張されるが、第2密閉空間46内の気体が第1通気孔41を介して第1密閉空間45内へ流動し、第1密閉空間45内の圧力が増加する。このため、第1圧力室11を収縮する際のダイアフラム部44の動作抵抗を軽減することができ、流体搬送装置40の流体搬送効率を向上させることができる。
同様に、上記屈曲により、第3密閉空間47も拡張されるため、第2密閉空間46内の流体は第2通気孔42を介して第3密閉空間47へ流動し、第3密閉空間47内の圧力が増加する。このため、第2圧力室12を拡張する際のダイアフラム部44の動作抵抗を軽減することができ、流体搬送装置40の流体搬送効率を向上させることができる。
以上のように、第1通気孔41及び第2通気孔42を設けるだけの簡易な構成で、ダイアフラム部44の動作抵抗を軽減でき、流体搬送装置40の流体搬送効率を向上させることができる。
(本発明の実施形態5)
図9は、本発明の実施形態5に係る流体搬送装置を示す断面図である。図9に示すように、本実施形態5に係る流体搬送装置50において、上側筺体部53bの上側支持部18bの内側に、第3通気孔58が形成されている。また、上側筺体部53bの上側支持部18bの外側に、第4通気孔59が形成されている。第3通気孔58は、筺体部53の外部と第1密閉空間55との間を貫通し通気させ、第1密閉空間55を大気開放している。第4通気孔59は、筺体部53の外部と第2密閉空間56との間を貫通し通気させ、第2密閉空間56を大気開放している。さらに、上記実施形態4と同様に、ダイアフラム部54の下側支持部18a及び上側支持部18bの外側に、第2通気孔52が形成されている。
なお、第3通気孔58は、上側筺体部53bの略中央部に、1つ形成されているが、形成される第3通気孔58の位置及び数は任意でよい。また、第4通気孔59は、上側筺体部53bに2つ形成されているが、形成される第4通気孔59の位置および数は任意でよい。
本実施形態5に係る流体搬送装置50において、他の構成は、実施形態1に係る流体搬送装置10と略同一である。図9に示す実施形態5において、図1に示す実施形態1と同一部分には同一符号を付して、詳細な説明は省略する。
ダイアフラム部54に交流電圧が印加され、ダイアフラム部54の略中央部分が凸状に屈曲すると、第1圧力室11が拡張し、第1圧力室11内の圧力は減少する。このとき、第1密閉空間55は圧縮されるが、第1密閉空間55内の気体は第3通気孔58を介して外部へ流出し、第1密閉空間55内の圧力が減少する。このため、第1圧力室11を拡張する際のダイアフラム部54の動作抵抗を軽減することができ、流体搬送装置50の流体搬送効率を向上させることができる。
また、上記凸状屈曲により、第3密閉空間57は第1密閉空間55と同様に圧縮され、その圧力が増加するが、第3密閉空間57内の気体は第2通気孔52及び第4通気孔59を介して、外部へ流出し、第3密閉空間57内の圧力が減少する。これにより、第2圧力室12を収縮する際のダイアフラム部54の動作抵抗を軽減することができ、流体搬送装置50の流体搬送効率を向上させることができる。
一方で、ダイアフラム部54に交流電圧が印加され、ダイアフラム部54の略中央部分が凹状に屈曲すると、第1圧力室11が収縮し、第1圧力室11内の圧力は増加する。このとき、第1密閉空間55は拡張されるが、外気が第3通気孔58を介して第1密閉空間55内へ流入し、第1密閉空間55内の圧力が増加する。これにより、第1圧力室11を収縮する際のダイアフラム部54の動作抵抗を軽減することができ、流体搬送装置50の流体搬送効率を向上させることができる。
同様に、上記凹状屈曲により、第3密閉空間57は第1密閉空間55と同様に拡張され、その圧力が減少するが、外気が第4通気孔59および第2通気孔52を介して第3密閉空間57へ流入し、第3密閉空間57内の圧力が増加する。これにより、第2圧力室12を拡張する際のダイアフラム部54の動作抵抗を軽減することができ、流体搬送装置50の流体搬送効率を向上させることができる。
(本発明の実施形態6)
図10は、本発明の実施形態6に係る流体搬送装置を示す断面図である。図10に示すように、本実施形態6に係る流体搬送装置60は、第1圧力室11、第2圧力室12、第3圧力室61、および第4圧力室62が形成された筺体部63と、変位素子により屈曲を繰り返すダイアフラム部14と、を備えている。
図10に示すように、第1圧力室11と第3圧力室61、第2圧力室12と第4圧力室62、第1流入孔(流入孔)15aと第2流入孔65a、第1流出孔(流出孔)12aと第2流出孔62a、第1連通孔(連通孔)16aと第2連通孔66a、第1突状部15と第1突状部65、第2突状部16と第2突状部66、および、第1往復部材(往復部材)17と第2往復部材67と、が夫々、ダイアフラム部14を含む面を対称面として、互いに略面対称に形成されている。
本実施形態6に係る流体搬送装置60において、他の構成は、実施形態1に係る流体搬送装置10と略同一である。図10に示す実施形態6において、図1に示す実施形態1と同一部分には同一符号を付して、詳細な説明は省略する。
ダイアフラム部14に交流電圧が印加されると、ダイアフラム部14の略中央部分が凸状に屈曲する。この凸状屈曲により、第1圧力室11は拡張し、第1圧力室11内の圧力は減少する。これにより、流体が第1流入孔15aを介して第1圧力室11内へ流入する。同時に、ダイアフラム部14の第1往復部材17が下方向へ移動するため、第2圧力室12は収縮し、第2圧力室12内の圧力は増加する。これにより、流体が第1流出孔12aを介して第2圧力室12から外部へ流出し、搬送される。
一方で、第3圧力室61は収縮し、第3圧力室61内の圧力は増加する。また、ダイアフラム部14の第2往復部材67が下方向へ移動するため、第4圧力室62は拡張し、第4圧力室62内の圧力は減少する。これにより、第3圧力室61と第4圧力室62との間に圧力差が生じ、この圧力差により第3圧力室61内の流体が、第2連通孔66aを介して第4圧力室62内へ流入する。
他方で、ダイアフラム部14に交流電圧が印加され、ダイアフラム部14の略中央部分が凹状に屈曲する。この凹状屈曲により、第1圧力室11は収縮し、第1圧力室11内の圧力は増加する。また、ダイアフラム部14の第1往復部材17が上方向へ移動するため、第2圧力室12は拡張し、第2圧力室12内の圧力は減少する。これにより、第1圧力室11と第2圧力室12との間に圧力差が生じ、この圧力差によって、第1圧力室1内の流体が、第1連通孔16aを介して第2圧力室12内へ流入する。
一方で、第3圧力室61は拡張し、第3圧力室61内の圧力は減少する。これにより、流体が、第2流入孔65aを介して第3圧力室61内へ流入する。同時に、ダイアフラム部14の第2往復部材67が上方向へ移動するため、第4圧力室62は収縮し、第4圧力室62内の圧力は増加する。これにより、第4圧力室62内の流体が、第2流出孔62aを介して流出し、搬送される。
上述のように、流体搬送装置60において、一方の流体は、第1流入孔15aから流入し、第1圧力室11及び第2圧力室12を介して第1流出孔12aから流出し、搬送される。同時に、他方の流体は、第2流入孔65aから流入し、第3圧力室61及び第4圧力室62を介して第2流出孔62aから流出し、搬送される。
以上、本実施形態6に係る流体搬送装置60において、共用の1つのダイアフラム部14の上下面を用いて、上側及び下側の2つの流体搬送器を、同時に構成することができる。これにより、流体搬送装置60の流体搬送効率を向上させることができる。
なお、本発明を実施するための最良の形態について上記実施形態を用いて説明したが、本発明はこうした実施形態に何等限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において、上述した実施形態に種々の変形及び置換を加えることができる。例えば、上記実施形態1乃至6を任意に組み合わさる構成であってもよい。
本発明の実施形態1に係る流体搬送装置を示す断面図である。 図1に示す流体搬送装置を直線X−Xで切断した際の断面図であり、図1の流体搬送装置を上方から見た図である。 本発明の実施形態1に係る流体搬送装置のダイアフラム部の往復部材を示す断面図である。 (a)ダイアフラム部に交流電圧を印加したときの、流体搬送装置の動作状態を示す断面図である。(b)ダイアフラム部に交流電圧を印加したときの、流体搬送装置の動作状態を示す断面図である。(c)ダイアフラム部に交流電圧を印加したときの、流体搬送装置の動作状態を示す断面図である。(d)ダイアフラム部に交流電圧を印加したときの、流体搬送装置の動作状態を示す断面図である。 本発明の実施形態1に係る流体搬送装置の変形例を示す断面図である。 本発明の実施形態2に係る流体搬送装置を示す断面図である。 本発明の実施形態3に係る流体搬送装置を示す断面図である。 本発明の実施形態4に係る流体搬送装置を示す断面図である。 本発明の実施形態5に係る流体搬送装置を示す断面図である。 本発明の実施形態6に係る流体搬送装置を示す断面図である。
符号の説明
10 流体搬送装置
11 第1圧力室
12 第2圧力室
13 筺体部
13a 下側筺体部
13b 上側筺体部
14 ダイアフラム部
15 第1突状部
15a 流入孔
16 第2突状部
16a 連通孔
17 往復部材
18a 下側支持部
18b 上側支持部

Claims (12)

  1. 流入孔が形成された第1圧力室と、該第1圧力室に連通し、該第1圧力室に並んで形成され、流出孔が形成された第2圧力室と、が形成された筺体部と、
    前記第1圧力室及び前記第2圧力室を夫々画成し、変位素子により屈曲を繰り返すダイアフラム部と、を備える流体搬送装置であって、
    前記ダイアフラム部の屈曲により前記第1圧力室が拡張するときは、前記第2圧力室が収縮するように、前記ダイアフラム部が前記筺体部に設けられている、ことを特徴とする流体搬送装置。
  2. 請求項1記載の流体搬送装置であって、
    前記ダイアフラム部の端縁には、前記第2圧力室の流出孔側へ突出し、前記屈曲により往復動を繰り返す往復部材が設けられており、
    前記筺体部は、上側筺体部と、下側筺体部と、を有しており、
    前記上側および下側筺体部には、前記第1圧力室と前記第2圧力室との間で、前記ダイアフラム部を支持する支持部が設けられており、
    前記第1圧力室は、前記下側筺体部と前記支持部と前記ダイアフラム部とで画成されており、
    前記第2圧力室は、前記下側筺体部と前記ダイアフラム部の往復部材とで画成されている、ことを特徴とする流体搬送装置。
  3. 請求項2記載の流体搬送装置であって、
    前記第1圧力室の流入孔は、流入側へ末広がり状に形成されており、
    前記第2圧力室の流出孔は、流出側へ末広がり状に形成されており、
    前記下側筺体部には、前記第1圧力室と前記第2圧力室とを連通する連通孔が形成されており、
    前記連通孔は、前記第1圧力室側から前記第2圧力室側へ末広がり状に形成されている、ことを特徴とする流体搬送装置。
  4. 請求項2又は3記載の流体搬送装置であって、
    前記下側筺体部の略中央部には、前記ダイアフラム部側へ突出する突状部が設けられており、
    該突状部に前記流入孔が形成されている、ことを特徴とする流体搬送装置。
  5. 請求項2乃至4のうちいずれか1項記載の流体搬送装置であって、
    前記筺体部の支持部は、弾性のシール部材からなり、
    前記支持部は、前記上側筺体部に設けられた上側支持部と、前記下側筺体部に設けられた下側支持部と、を有し、
    前記上側支持部と前記下側支持部とは、前記ダイアフラム部を挟みこむようにして、該ダイアフラム部を支持している、ことを特徴とする流体搬送装置。
  6. 請求項5記載の流体搬送装置であって、
    前記上側支持部は、該上側支持部の内側に第1密閉空間を画成しており、該上側支持部の外側に第2密閉空間を画成しており、
    前記上側筐体部には、前記第1密閉空間と前記第2密閉空間とを通気させる第1通気孔が形成されている、ことを特徴とする流体搬送装置。
  7. 請求項5記載の流体搬送装置であって、
    前記上側支持部は、該上側支持部の内側に第1密閉空間を画成しており、該上側支持部の外側に第2密閉空間を画成しており、前記下側支持部は、該下側支持部の外側に第3密閉空間を画成しており、
    前記ダイアフラム部には、前記第2密閉空間と前記第3密閉空間とを通気させる第2通気孔が形成されている、ことを特徴とする流体搬送装置。
  8. 請求項5記載の流体搬送装置であって、
    前記上側支持部は、該上側支持部の内側に第1密閉空間を画成しており、該上側支持部の外側に第2密閉空間を画成しており、
    前記上側筐体部において、前記上側支持部の内側に前記第1密閉空間と外部とを通気させる第3通気孔が形成されており、前記上側支持部の外側に前記第2密閉空間と外部とを通気させる第4通気孔が形成されている、ことを特徴とする流体搬送装置。
  9. 第1流入孔が形成された第1圧力室と、第2流入孔が形成され、前記第1圧力室に対向して形成された第3圧力室と、前記第1圧力室に連通し、該第1圧力室に並んで形成され、第1流出孔が形成された第2圧力室と、第2流出孔が形成され、前記第2圧力室に対向して形成された第4圧力室と、が形成された筺体部と、
    前記第1圧力室乃至前記第4圧力室を夫々画成し、変位素子により屈曲を繰り返すダイアフラム部と、を備える流体搬送装置であって、
    前記ダイアフラム部の屈曲により、前記第1圧力室及び前記第4圧力室が拡張するときは、前記第2圧力室及び前記第3圧力室が収縮するように、前記ダイアフラム部が前記筺体部に設けられている、ことを特徴とする流体搬送装置。
  10. 請求項9記載の流体搬送装置であって、
    前記ダイアフラム部の端縁には、前記第2圧力室の第1流出孔側へ突出し、前記屈曲により往復動を繰り返す第1往復部材と、前記第4圧力室の第2流出孔側へ突出し、前記屈曲により往復動を繰り返す第2往復部材と、が設けられており、
    前記筺体部は、上側筺体部と、下側筺体部と、を有しており、
    前記筺体部には、前記第1圧力室と前記第2圧力室との間で、前記ダイアフラム部を支持する下側支持部と、前記下側支持部に対向し、前記第3圧力室と前記第4圧力室との間で、前記ダイアフラム部を支持する上側支持部と、が設けられており、
    前記第1圧力室は、前記下側筺体部と前記下側支持部と前記ダイアフラム部とで画成されており、
    前記第2圧力室は、前記下側筺体部と前記ダイアフラム部の第1往復部材とで画成されており、
    前記第3圧力室は、前記上側筺体部と前記上側支持部と前記ダイアフラム部とで画成されており、
    前記第4圧力室は、前記上側筺体部と前記ダイアフラム部の第2往復部材とで画成されている、ことを特徴とする流体搬送装置。
  11. 請求項10記載の流体搬送装置であって、
    前記第1流入孔及び前記第2流入孔は、流入側へ末広がり状に形成されており、
    前記第1流出孔及び前記第2流出孔は、流出側へ末広がり状に形成されており、
    前記下側筺体部には、前記第1圧力室と前記第2圧力室とを連通する第1連通孔が形成されており、
    前記上側筺体部には、前記第3圧力室と前記第4圧力室とを連通する第2連通孔が形成されており、
    前記第1連通孔は、前記第1圧力室側から前記第2圧力室側へ末広がり状に形成されており、
    前記第2連通孔は、前記第3圧力室側から前記第4圧力室側へ末広がり状に形成されている、ことを特徴とする流体搬送装置。
  12. 請求項10又は11記載の流体搬送装置であって、
    前記下側筺体部の略中央部には、前記ダイアフラム部側へ突出する第1突状部が設けられており、該第1突状部に前記第1流入孔が形成されており、
    前記上側筺体部の略中央部には、前記第1突状部に対向して、前記ダイアフラム部側へ突出する第3突状部が設けられており、該第3突状部に前記第2流入孔が形成されている、ことを特徴とする流体搬送装置。
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