JP2016064678A - 乳母車 - Google Patents

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Abstract

【課題】揺動可能なハンドルをより確実に保持することが可能な乳母車を提供する。
【解決手段】乳母車1は、車体フレーム2と、第1位置P1と第2位置P2との間を揺動可能に車体フレームに接続されたハンドル3と、を備える。車体フレームは、ハンドルを第2位置で保持するための第2係合部材30と、第2係合部材から幅方向に直交する方向に突出する第1爪規制壁40と、を有する。ハンドルは、軸状のハンドル本体70と、ハンドル本体に対して摺動可能で第2係合部材との係合により当該ハンドルの揺動を規制する摺動部材80と、ハンドル本体から幅方向における内側に突出し爪部92を有する突出部材90と、を有する。ハンドル3が第2位置P2に到達しようとするときに、車体フレーム2側の第1爪規制壁40がハンドル3側の爪部92の幅方向d1における位置を規制する。
【選択図】図4

Description

本発明は、ハンドルが揺動可能な乳母車に関する。
従来、乳幼児が進行方向の前方を向くようにして乳幼児を乗車させる乳母車が公知である。昨今においては、側面視において鉛直軸よりも前方に傾斜する第1位置(対面押し位置)と、鉛直軸よりも後方に傾斜する第2位置(背面押し位置)と、の間を揺動可能なハンドルを、車体フレームに取り付けた乳母車も広く普及している(特許文献1参照)。このような乳母車において、ハンドルが第2位置にある場合、操作者(保護者)は、乳幼児の背面となる後脚側からハンドルを把持する。そして、操作者は、乳幼児が移動方向の前方を向くようにして乳母車を押し進ませる。一方、ハンドルが第1位置にある場合、操作者は、乳幼児に対面する前脚側からハンドルを把持する。そして、操作者は、後脚側が移動方向の前方となるようにして乳母車を押し進ませる。
特開2002−220060号公報
特許文献1に開示された乳母車では、ハンドルに設けられた摺動可能な係止フックからなる摺動部材が、車体フレームに設けられた係止突起からなる係合部材と係合することにより、ハンドルが第1位置または第2位置に保持されるようになっている。しかしながら、ハンドルと車体フレームとの間の遊びや、係止フック及び係止突起の寸法精度等に起因して、ハンドルは、車体フレームに対して幅方向に多少ずれる余地をもつ。このため、ハンドルの幅方向へのずれの程度によっては、ハンドルに設けられた摺動可能な係止フックが、車体フレームに設けられた係止突起に乗り上げてしまい、係止フックを係止突起にうまく係合させられないおそれがあった。
本発明はこのような点を考慮してなされたものであって、第1位置と第2位置との間を揺動可能なハンドルを少なくとも第2位置においてより確実に保持することが可能な乳母車を提供することを目的とする。
本発明による第1の乳母車は、車体フレームと、第1位置と第2位置との間を揺動可能に前記車体フレームに接続されたハンドルと、を備え、
前記車体フレームは、前記ハンドルを前記第1位置で保持するための第1係合部材と、前記ハンドルを前記第2位置で保持するための第2係合部材と、前記第2係合部材から幅方向に交差する方向に突出する第1爪規制壁と、を有し、
前記ハンドルは、軸状のハンドル本体と、前記ハンドル本体に対して摺動可能であり、前記第1係合部材または前記第2係合部材と係合して前記ハンドルの前記車体フレームに対する揺動を規制する摺動部材と、前記ハンドル本体に固定され当該ハンドル本体から前記幅方向における内側に突出する突出部材と、を有し、
前記突出部材は、前記ハンドル本体から前記幅方向における内側に延び出した突出軸部と、前記突出軸部から前記幅方向に交差する方向に突出する爪部と、を有し、
前記ハンドルが前記第1位置から前記第2位置へ向けて揺動する間の一部区間及び前記第2位置に位置している際に、前記第1爪規制壁が前記爪部の前記幅方向における位置を規制する、乳母車。
本発明による第1の乳母車において、前記第1爪規制壁は、前記ハンドルが前記第1位置から前記第2位置へ向けて揺動する間の一部区間及び前記第2位置に位置している際に、前記爪部の前記幅方向における位置を前記幅方向における外側から規制してもよい。
本発明による第2の乳母車は、車体フレームと、第1位置と第2位置との間を揺動可能に前記車体フレームに接続されたハンドルと、を備え、
前記車体フレームは、前記ハンドルを前記第1位置で保持するための第1係合部材と、前記ハンドルを前記第2位置で保持するための第2係合部材と、前記第2係合部材から幅方向に交差する方向に突出する第1爪規制壁と、を有し、
前記ハンドルは、軸状のハンドル本体と、前記車体フレームの前記第1係合部材または前記第2係合部材と係合して前記ハンドルの前記車体フレームに対する揺動を規制する規制位置と、前記第1係合部材または前記第2係合部材との係合が解除され前記ハンドルの前記車体フレームに対する揺動を可能にする解除位置と、の間を前記ハンドル本体に対して摺動可能な摺動部材と、前記ハンドル本体のうちの前記車体フレームに前記幅方向における外側から対向する位置に固定され当該ハンドル本体から前記幅方向における内側に突出する突出部材と、を有し、
前記突出部材は、前記ハンドル本体から前記幅方向における内側に延び出した突出軸部と、前記ハンドルの揺動時における前記突出部材の移動方向及び前記幅方向の両方に交差する方向に前記突出軸部から突出する爪部と、を有し、
前記ハンドルが前記第1位置から前記第2位置へ向けて揺動する間の一部区間及び前記第2位置に位置している際に、前記第1爪規制壁が前記爪部に前記幅方向に対面する、乳母車。
本発明による第2の乳母車において、前記第1爪規制壁は、前記ハンドルが前記第1位置から前記第2位置へ向けて揺動する間の一部区間及び前記第2位置に位置している際に、前記爪部に前記幅方向における外側から対面してもよい。
本発明による第1または第2の乳母車において、前記第1爪規制壁の前記幅方向における内側の面は、前記ハンドルが前記第1位置から前記第2位置へ向けて揺動するときの前記突出部材の移動方向における前方側に位置する縁部の方が、前記移動方向における後方側に位置する縁部よりも前記幅方向において内側に位置していてもよい。
本発明による第1または第2の乳母車において、前記第1爪規制壁の前記幅方向における内側の面は、前記ハンドルが前記第1位置から前記第2位置へ向けて揺動するときの前記突出部材の移動方向における後方から前方に向けて、前記幅方向において内側にずれていってもよい。
本発明による第1または第2の乳母車において、前記ハンドルが前記第2位置に位置した状態において、前記爪部と前記第1爪規制壁との前記幅方向における隙間は、前記ハンドルが前記第1位置から前記第2位置へ向けて揺動するときの前記突出部材の移動方向における後方から前方に向けて、狭くなっていてもよい。
本発明による第1または第2の乳母車において、前記第2係合部材は、前記幅方向に延びる係合軸部と、前記係合軸部から前記幅方向に交差する方向に突出する凸部と、を有し、 前記摺動部材は、前記規制位置において前記第2係合部材の前記凸部を収容する凹部が設けられた摺動本体を有し、前記第1爪規制壁は、前記係合軸部から前記凸部とは反対側に向かって突出していてもよい。
本発明による第1または第2の乳母車において、前記ハンドルが前記第2位置に位置し、且つ、前記第2係合部材の前記凸部が前記規制位置に位置する前記摺動部材の前記凹部に収容された状態で、前記第2位置に位置する前記ハンドルの揺動時における前記突出部材の移動方向に直交し且つ前記幅方向に平行な断面でみたときに、
前記爪部と前記第1爪規制壁との間の前記幅方向における隙間は、前記凸部と、前記凹部を規定する前記摺動本体の壁面のうちの前記凸部に前記幅方向における内側から対面する内壁面と、の間の前記幅方向における隙間よりも狭くてもよい。
本発明による第1または第2の乳母車において、前記ハンドルが前記第2位置に位置した状態において、前記ハンドルが前記第1位置から前記第2位置へ向けて揺動するときの前記突出部材の移動方向における前方側から、前記突出部材の前記爪部に対面する揺動規制壁が、前記第2係合部材から延び出しており、前記第1爪規制壁は、前記ハンドルが揺動するときの前記突出部材の移動経路に沿って、前記揺動規制壁から延び出していてもよい。
本発明による第1または第2の乳母車において、前記車体フレームは、前記第1爪規制壁と幅方向に対向する第2爪規制壁を有しており、前記ハンドルが前記第1位置から前記第2位置へ向けて揺動する間の一部区間及び前記第2位置に位置している際に、前記爪部は、前記第1爪規制壁と前記第2爪規制壁との間に位置してもよい。
本発明による第1または第2の乳母車において、前記ハンドルが前記第2位置に位置し、且つ、前記第2係合部材の前記凸部が前記規制位置に位置する前記摺動部材の前記凹部に収容された状態で、前記第2位置に配置された前記ハンドルの揺動時における前記突出部材の移動方向に直交し且つ前記幅方向に平行な断面でみたときに、
前記爪部と前記第2爪規制壁との間の前記幅方向における隙間は、前記凸部と、前記凹部を規定する前記摺動本体の壁面のうちの前記凸部に前記幅方向における外側から対面する外壁面と、の間の前記幅方向における隙間よりも狭くてもよい。
本発明によれば、ハンドルを第1位置から第2位置に揺動させると、ハンドル側の爪部が車体フレーム側の第1爪規制壁に幅方向における位置を規制される。このため、ハンドル側の摺動部材を、車体フレーム側の第2係合部材に係合する規制位置により確実に導くことができ、ハンドルを第2位置においてより確実に保持することができる。
本発明の一実施の形態による乳母車を示す斜視図。 図1に示す乳母車の側面図。 図2に示す乳母車の一部を拡大して示す拡大側面図。 図3に示す乳母車の要部を拡大して示す斜視図。 図1に示す乳母車の車体フレームに含まれる第2係合部及び第1爪規制壁を拡大して示す側面図。 図5に示す第2係合部及び第1爪規制壁を概ね前方からみた斜視図。 図5に示す線VII−VIIに沿った車体フレームの断面を示す断面図。 図1に示す乳母車のハンドルに含まれる摺動部材及び突出部材を拡大して示す側面図。 図8に示す摺動部材及び突出部材を概ね前方からみた斜視図。 図8に示す線X−Xに沿ったハンドルの断面を示す断面図。 ハンドルが第2位置に位置するときにハンドルと車体フレームとが係合した状態を説明するための断面図。
以下、図面を参照して本発明の一実施の形態について説明する。図1〜図9は本発明による乳母車の一実施の形態を説明するための図である。このうち、図1及び図2には、乳母車1の全体構成が示されている。図1及び図2に示された乳母車1は、車体フレーム2と、ハンドル3と、を備えている。このうち、車体フレーム2は、それぞれ左右に配置された一対の前脚11と、それぞれ左右に配置された一対の後脚12と、それぞれ左右に配置された一対のアームレスト13と、を有している。前脚11の下端には前輪16が回転可能に支持されており、後脚12の下端には後輪17が回転可能に支持されている。
前脚11の上端部分は、対応する側(左側または右側)に配置されたアームレスト13の前方部分に回動可能(揺動可能)に接続されている。同様に、後脚12の上端部分は、対応する側(左側または右側)に配置されたアームレスト13の前方部分に回動可能(揺動可能)に接続されている。
また、図1に示すように、アームレスト13の後方部分は、リンク部材14及び回動ブラケット15を介して、対応する側(左側または右側)に配置された後脚12の中間部分に接続されている。具体的には、アームレスト13の後方部分に、リンク部材14の上端が回動可能(揺動可能)に接続されている。リンク部材14の下端は、回動ブラケット15を介して後脚12の中間部分に接続されている。
このリンク部材14と回動ブラケット15とは、貫通軸部材4を介して回動可能に接続されている。この貫通軸部材4は、さらにハンドル3の下端をも貫通し、ハンドル3を回動軸線Oを中心として揺動可能に支持している。ハンドル3が回動軸線Oを中心として揺動することにより、ハンドル3は、図2に実線で示す対面押し位置となる第1位置P1と、図2に二点鎖線で示す背面押し位置となる第2位置P2と、に固定され得る。このうち、第2位置P2では、側面視において、ハンドル3の上方部分が後方に位置するようハンドル3が鉛直軸に対して傾斜する。この場合、操作者(保護者)が乳幼児の背面となる後脚12側からハンドル3を把持することになる。そして、操作者は、乳幼児が移動方向の前方を向くようにして乳母車1を走行させる(図1の状態、及び、図2の二点鎖線で示す状態)。他方、第1位置P1では、側面視において、ハンドル3の上方部分が前方に位置するようハンドル3が鉛直軸に対して傾斜する。この場合、操作者が乳幼児に対面する前脚11側の位置からハンドル3を把持することになる。そして、操作者は、乳母車1の後脚12側が移動方向の前方となるようにして乳母車1を走行させる(図2の実線で示す状態)。
また、本実施の形態において、乳母車1は、広く普及しているように、折り畳み可能に構成されている。乳母車1を折り畳み可能にする構成は、既知の構成、例えば、JP2008−254688Aに開示された構成を、採用することができる。したがって、本明細書においては、これ以上の詳細な説明を省略する。
ここで、本明細書中において、乳母車及びその構成要素に対して用いる「前」、「後」、「上」、「下」、「前後方向」、及び「上下方向」の用語は、特に指示がない場合、展開状態にある乳母車1に乗車する乳幼児を基準とした「前」、「後」、「上」、「下」、「前後方向」、及び「上下方向」を意味する。さらに詳しくは、乳母車1の「前後方向」とは、図1における紙面の左下と右上とを結ぶ方向であって、図2における紙面の左右の方向に相当する。そして、特に指示がない限り、「前」とは、乗車した乳幼児が向く側であり、図1における紙面の左下側並びに図2における紙面の左側が乳母車1の前側となる。一方、乳母車1の「上下方向」とは前後方向に直交するとともに接地面に直交する方向である。したがって、接地面が水平面である場合、「上下方向」とは垂直方向をさす。また、「幅方向」とは横方向であって、「前後方向」及び「上下方向」のいずれにも直交する方向である。さらに、幅方向における内側とは、幅方向における乳母車の中央に近接する側を意味し、典型的な乳母車1では、乗車する乳幼児の重心との幅方向における距離が短くなる側を意味する。一方、幅方向における外側とは、幅方向における乳母車の中央から離間する側を意味する。
以下、ハンドル3が車体フレーム2に対して揺動する構成について詳述していく。図1及び図2に示すように、ハンドル3は、全体として略U字状の形状を有した軸状のハンドル本体70を有している。ハンドル本体70は、互いに略平行に延びる略直線状の一対のハンドル延出部71と、一対のハンドル延出部71間を連結するハンドル連結部72と、を含んでいる。乳母車1の操作者は、ハンドル連結部72を把持して当該乳母車1を操縦する。
図3及び図4は、ハンドル3が車体フレーム2に対して揺動する機構を説明するための図である。図4に示すように、各ハンドル延出部71には、当該ハンドル延出部71に対して摺動可能な摺動部材80が、それぞれ設けられている。摺動部材80は、ハンドル3の車体フレーム2に対する揺動を規制するために利用される。各摺動部材80は、ハンドル延出部71内に設けられたバネ(図示せず)により、下方に向けて付勢されている。
これに対して、車体フレーム2には、図3に示すように、対応する側に配置された摺動部材80と係合してハンドル3の回動を規制する一対の第1係合部材20及び一対の第2係合部材30が、設けられている。図3に示す例では、第1係合部材20と第2係合部材30とは、ハンドル3の回動軸線Oから、互いに等しい距離となる位置に位置している。また、第1係合部材20と第2係合部材30とは、図3に示す乳母車1の幅方向からみたときに、回動軸線Oを通り前後方向に直交する平面に対して対称な位置に配置されている。
第1係合部材20は、摺動部材80と係合してハンドル3を第1位置P1で保持するためのものである。第1係合部材20は、アームレスト13の前方部分に設けられ、当該アームレスト13から幅方向d1における外方へ向けて突出している。一方、第2係合部材30は、摺動部材80と係合してハンドル3を第2位置P2で保持するためのものである。第2係合部材30は、リンク部材14に設けられ、当該リンク部材14から幅方向d1における外方へ向けて突出している。
図5乃至図7に、それぞれ、第2係合部材30の側面図、概ね前方からみた斜視図及び断面図を示す。なお、第1係合部材20は第2係合部材30と対称に構成することができるため、ここでは第2係合部材30について説明し、第1係合部材20についての説明は省略する。図5乃至図7に示すように、第2係合部材30は、フレーム本体10から幅方向d1における外側に突出した係合軸部31と、係合軸部31から幅方向d1に交差する方向に突出した凸部32と、を有している。本実施の形態では、凸部32は、係合軸部31の先端から上方に延び出している。なお、係合軸部31の先端から凸部32とは反対側に第1爪規制壁40が延び出しているが、第1爪規制壁40については後に説明する。
図6及び図7に示すように、凸部32は、幅方向d1における内側の面をなす内面32aと、幅方向d1における外側の面をなす外面32bと、を有している。凸部32の内面32aは幅方向d1における内方を向き、外面32bは幅方向d1における外方を向く。本実施の形態では、凸部32の内面32a及び外面32bは、幅方向d1に直交した平坦面からなる。
これに対して、ハンドル3側の摺動部材80は、第1係合部材20の凸部または第2係合部材30の凸部32を収容する凹部83が設けられた摺動本体81を有している。図8乃至図10に、それぞれ、摺動部材80の側面図、概ね前方からみた斜視図及び断面図を示す。図8乃至図10に示すように、摺動本体81に下方に開口した凹部83が設けられており、凹部83は、第2係合部材30の凸部32を収容可能になっている。凹部83は、摺動本体81の壁面82によって区画されている。図10によく示されているように、壁面82は、幅方向d1に対向する内壁面82a及び外壁面82bと、内壁面82aの上縁と外壁面82bの上縁との間を延びる上壁面82cと、を有している。
さらに、図11に、摺動部材80の凹部83に、第2係合部材30の凸部32を収容した状態を断面図として示す。図11に示す状態において、摺動本体81の内壁面82aが凸部32に幅方向d1における内側から対面し、摺動本体81の外壁面82bが凸部32に幅方向d1における外側から対面するようになる。
また、図8に示すように、摺動本体81は、鉛直方向に対して互いに反対側に傾斜した第1押上面84及び第2押上面85を有している。第1押上面84と第2押上面85との間に、上記の凹部83が位置し、これらは、突出部材90の移動方向d2に沿って並んでいる。第1押上面84は、前後方向における前方に配置されている。第1押上面84は、ハンドル3を上下方向に平行に配置した状態において、前方から後方に向けて下方に傾斜している。一方、第2押上面85は、前後方向における後方に配置されている。第2押上面85は、ハンドル3を上下方向に平行に配置した状態において、後方から前方に向けて下方に傾斜している。
このような摺動部材80によれば、ハンドル3を第1位置P1から第2位置P2に向かって揺動させると、初めに、摺動部材80の第2押上面85が第2係合部材30の凸部32に当接して徐々に押し上げられていく。ハンドル3が第2位置P2に到達するまで揺動すると、摺動部材80の第2押上面85が第2係合部材30の凸部32を越え、摺動部材80の凹部83が当該凸部32と対面する。続いて、第2押上面85への凸部32からの押し上げが解除された摺動部材80が不図示のバネの付勢力によって下方に摺動し、摺動部材80の凹部83が第2係合部材30の凸部32を収容する。このようにして、第2係合部材30と摺動部材80とが係合し互いに係止されることにより、ハンドル3が第2位置P2で保持される。なお、この摺動部材80が第2係合部材30または第1係合部材20と係合しハンドル3の車体フレーム2に対する揺動を規制する位置を、摺動部材80の規制位置P3と呼ぶ(図11の状態)。
次に、摺動部材80を第2係合部材30と係合させた規制位置P3から第2係合部材30との係合が解除される解除位置P4(図4の状態)まで移動させる。摺動部材80が解除位置P4に到達すると、摺動部材80の凹部83が第2係合部材30の凸部32から離れ、ハンドル3の車体フレーム2に対する揺動が可能となる。その後、ハンドル3が第2位置P2から第1位置P1に向かって揺動すると、初めに、摺動部材80の第1押上面84が第1係合部材20の凸部に当接して徐々に押し上げられていく。ハンドル3が第1位置P1に到達するまで揺動すると、摺動部材80の第1押上面84が第1係合部材20の凸部を越え、摺動部材80の凹部83が当該凸部と対面する。続いて、第1押上面84への凸部32からの押し上げが解除された摺動部材80が不図示のバネの付勢力によって下方に摺動し、摺動部材80の凹部83が第1係合部材20の凸部を収容する。このようにして、第1係合部材20と摺動部材80とが係合し互いに係止されることにより、ハンドル3が第1位置P1で保持される。
このようなハンドル3の揺動機構において、ハンドル3は、遊びや部品精度等に起因して揺動時に幅方向d1にずれてしまうおそれがある。ハンドル3が幅方向d1にずれてしまうと、ハンドル3側の摺動部材80の摺動本体81が、車体フレーム2側の第2係合部材30の凸部32に乗り上げてしまい、摺動部材80を第2係合部材30にうまく係合させられないおそれがあった。そこで、本実施の形態では、図4に示すように、ハンドル本体70から延び出した突出部材90の爪部92と、車体フレーム2側の第2係合部材30から延び出す第1爪規制壁40と、を設けている。このような形態によれば、ハンドル3が第2位置P2に到達しようとするときに、車体フレーム2側の第1爪規制壁40がハンドル3側の爪部92の幅方向d1におけるずれを規制することができる。
先ず、ハンドル3に設けられた突出部材90について図10を参照して説明する。図10に示すように、突出部材90は、摺動部材80から下方に離間して配置されている。突出部材90は、ハンドル本体70のうち、車体フレーム2に幅方向d1における外側から対向する位置に固定されている。そして、突出部材90は、ハンドル本体70から幅方向d1における内側に突出している。
図10に示すように、突出部材90は、ハンドル本体70から幅方向d1における内側に延び出した突出軸部91と、突出軸部91から当該突出軸部91の延びる方向に交差する方向に突出する爪部92と、を有している。本実施の形態では、爪部92は、突出軸部91の先端から上方に延び出している。突出軸部91は、爪部92の幅方向d1における位置を調整し得る。
突出軸部91から突出する爪部92は、上述のように車体フレーム2側の第1爪規制壁40に当接して、ハンドル3の幅方向d1におけるずれを規制し得る。図8及び図9に示すように、爪部92は、幅方向d1に交差する方向、より詳細には直交する方向に突出軸部91から突出している。とりわけ図8によく示されているように、ハンドル3の揺動時における突出部材90の移動方向をd2とすると、爪部92の突出する方向は、前記移動方向d2にも交差、より詳細には直交している。
また、図10によく示されているように、爪部92は、幅方向d1における内側の面をなす内面92aと、幅方向d1における外側の面をなす外面92bと、を有している。爪部92の内面92aは幅方向d1における内方を向き、外面92bは幅方向d1における外方を向く。本実施の形態では、爪部92の内面92a及び外面92bは、幅方向d1に直交した平坦面からなる。
次に、このハンドル3側の爪部92を規制するために、車体フレーム2に設けられた第1爪規制壁40について説明する。図7に示すように、車体フレーム2に設けられた第1爪規制壁40は、第2係合部材30の係合軸部31から凸部32とは反対側に向かって突出している。図7に示す断面において、第1爪規制壁40の突出方向は、幅方向d1に交差、より詳細には直交している。また、図7に示すように、第1爪規制壁40は、幅方向d1における内側の面をなす内面40aと、幅方向d1における外側の面をなす外面40bと、を有している。図11から理解されるように、本実施の形態において、ハンドル3が第1位置P1から第2位置P2へ向けて揺動する間の一部区間及び第2位置P2に位置している際に、第1爪規制壁40の内面40aが、爪部92の外面92bに幅方向d1における外側から対面するようになっている。
とりわけ、図6によく示されているように、第1爪規制壁40の内面40aは、前後方向における後方に位置する一縁部40cと、前後方向における前方に位置する他縁部40dと、を含んでいる。この場合、一縁部40cは、ハンドル3が第1位置P1から第2位置P2へ向けて揺動するときの突出部材90の移動方向d2における前方側に位置する。他縁部40dは、ハンドル3が第1位置P1から第2位置P2へ向けて揺動するときの突出部材90の移動方向d2における後方側に位置する。本実施の形態では、一縁部40cの方が他縁部40dよりも幅方向d1において内側に位置している。
さらに、本実施の形態では、図6に示すように、第1爪規制壁40の内面40aは、他縁部40dから一縁部40cに向けて、幅方向d1において内側にずれていく。言い換えると、第1爪規制壁40の内面40aは、ハンドル3が第1位置P1から第2位置P2へ向けて揺動するときの突出部材90の移動方向d2における後方から前方に向けて、幅方向d1において内側にずれていく。ここで、上述のように、爪部92の内面92a及び外面92bは、幅方向d1に直交した平坦面からなる。したがって、図6及び図11から理解されるように、ハンドル3が第2位置P2に位置した状態において、爪部92の外面92bと第1爪規制壁40の内面40aとの幅方向d1における隙間g1は、前記移動方向d2における後方から前方に向けて、狭くなっていく。
また、図7に示すように、車体フレーム2は、第1爪規制壁40と幅方向d1に対向する第2爪規制壁60をさらに有している。第2爪規制壁60は、第2係合部材30の係合軸部31から第1爪規制壁40と同一の方向に向かって突出している。また、第2爪規制壁60は、幅方向d1における外側の面をなす外面60bを有している。図11によく示されているように、ハンドル3が第1位置P1から第2位置P2へ向けて揺動する間の一部区間及び第2位置P2に位置している際に、第2爪規制壁60の外面60bが、爪部92の内面92aに幅方向d1における内側から対面するようになっている。とりわけ、爪部92は、ハンドル3が第1位置P1から第2位置P2へ向けて揺動する間の一部区間及び第2位置P2に位置している際に、第1爪規制壁40と第2爪規制壁60との間に位置する。このような形態によれば、ハンドル3が第2位置P2に到達しようとするときに、ハンドル3側の爪部92が車体フレーム2側の第1爪規制壁40と第2爪規制壁60との間に進入する。これにより、ハンドル3のハンドル延出部71が車体フレーム2に対して幅方向d1のいずれの側にずれることも抑制することができる。
また、図6によく示されているように、車体フレーム2は、ハンドル3が第2位置P2を越えて揺動することを規制する揺動規制壁50をさらに有している。ハンドル3が第2位置P2に位置した状態において、揺動規制壁50は、ハンドル3が第1位置P1から第2位置P2へ向けて揺動するときの突出部材90の移動方向d2における前方側から、突出部材90の爪部92に対面する。本実施の形態では、揺動規制壁50は、第2係合部材30の係合軸部31から下方に延び出している。そして、揺動規制壁50から、ハンドル3が揺動するときの突出部材90の移動経路に沿って、第1爪規制壁40が延び出している。言い換えると、第1爪規制壁40は、第2位置P2に位置するハンドル3が揺動するときの突出部材90の移動方向d2に沿って、揺動規制壁50から延び出している。このような形態によれば、ハンドル3が、第1位置P1の側から第2位置P2を越えてさらに車体フレーム2に対して揺動しようとすると、ハンドル3側の突出部材90が車体フレーム2側の揺動規制壁50に当接する。これにより、ハンドル3が第2位置P2を越えて揺動することを規制することができる。
次に、以上のような車体フレーム2側の第1爪規制壁40及びハンドル3側の爪部92の作用について説明する。
先ず、ハンドル3を第1位置P1から第2位置P2に向かって揺動させる。ハンドル3が第2位置P2に向かって揺動すると、初めに、摺動部材80の第2押上面85が第2係合部材30の凸部32に当接して、摺動部材80が規制位置P3から解除位置P4に向かって徐々に押し上げられていく。摺動部材80の第2押上面85が第2係合部材30の凸部32をさらに押し上げていくと、図4から理解されるように、ハンドル3側の爪部92が車体フレーム2側の第1爪規制壁40の幅方向d1における内側に進入していく。このため、ハンドル3側の爪部92の幅方向d1における位置が車体フレーム2側の第1爪規制壁40に規制される。
ハンドル3が第2位置P2に到達するまで揺動すると、摺動部材80の第2押上面85が第2係合部材30の凸部32を越え、摺動部材80の凹部83が当該凸部32と対面する。このとき、凸部32からの第2押上面85への押し上げによって、摺動部材80は解除位置P4まで持ち上げられている。その一方で、ハンドル3側の爪部92は、車体フレーム2側の第1爪規制壁40に幅方向d1に対面する。このため、ハンドル3が車体フレーム2に対して幅方向d1にずれることが抑制される。
続いて、上方の解除位置P4に位置する摺動部材80が不図示のバネの付勢力によって下方の規制位置P3に向かって摺動し、摺動部材80の凹部83が第2係合部材30の凸部32を収容する。このようにして、摺動部材80と第2係合部材30とが係合し互いに係止されることにより、ハンドル3が第2位置P2で保持される。
以上のように、本実施の形態によれば、ハンドル3が第1位置P1から第2位置P2へ向けて揺動する間の一部区間及び第2位置P2に位置している際に、車体フレーム2側の第1爪規制壁40がハンドル3側の爪部92に幅方向d1に対面する。このような形態によれば、ハンドル3が第2位置P2に到達しようとするときに、ハンドル3側の爪部92が車体フレーム2側の第1爪規制壁40によって幅方向d1における位置を規制される。このため、ハンドル3側の摺動部材80が車体フレーム2側の第2係合部材30に対して幅方向d1にずれることを抑制することができる。この結果、ハンドル3側の摺動部材80が車体フレーム2側の第2係合部材30に乗り上げてしまうことを抑制することができる。結果として、ハンドル3側の摺動部材80が車体フレーム2側の第2係合部材30に、より確実に係合して保持されることが可能になる。
とりわけ、本実施の形態によれば、第1爪規制壁40は、ハンドル3が第1位置P1から第2位置P2へ向けて揺動する間の一部区間及び第2位置P2に位置している際に、ハンドル3側の爪部92に幅方向d1における外側から対面する。この場合、ハンドル3側の摺動部材80が車体フレーム2側の第2係合部材30に対して幅方向d1における外側にずれることを抑制することができる。
また、本実施の形態によれば、第1爪規制壁40の内面40aの一縁部40cの方が他縁部40dよりも幅方向d1において内側に位置している。このような形態によれば、図4から理解されるように、第1爪規制壁40の内面40aのうちの進行方向後方に位置する他縁部40dが相対的に幅方向d1における外側に位置するため、ハンドル3側の爪部92が車体フレーム2側の第1爪規制壁40の幅方向d1における内側に容易に進入し易くなる。つまり、ハンドル3側の爪部92が車体フレーム2側の第1爪規制壁40に幅方向d1において部分的に重なって乗り上げてしまうおそれを大幅に低減することができる。一方、ハンドル3が第2位置P2に到達するまで揺動すると、第1爪規制壁40の内面40aのうちの進行方向前方に位置する一縁部40cが相対的に幅方向d1における内側に位置するため、この進行方向前方の一縁部40cによって、ハンドル3の幅方向d1における位置が車体フレーム2に対してずれないように有効に合わせられる。この結果、ハンドル3側の摺動部材80が車体フレーム2側の第2係合部材30にさらに安定して係合して保持されることが可能になる。
また、本実施の形態によれば、第1爪規制壁40の内面40aは、ハンドル3が第1位置P1から第2位置P2へ向けて揺動するときの突出部材90の移動方向d2における後方から前方に向けて、幅方向d1において内側にずれていく。これゆえに、ハンドル3が第2位置P2に位置した状態において、爪部92の外面92bと第1爪規制壁40の内面40aとの幅方向d1における隙間g1は、前記移動方向d2における後方から前方に向けて、狭くなっていく。このような形態によれば、図4から理解されるように、ハンドル3側の爪部92が車体フレーム2側の第1爪規制壁40に対面する位置に進入するときには、爪部92の外面92bと第1爪規制壁40の内面40aとの幅方向d1における隙間g1が相対的に広くなっているため、第1爪規制壁40の幅方向d1における内側に容易に進入し易くなる。そして、前記隙間g1が前記移動方向d2における後方から前方に向けて狭くなっていくため、ハンドル3が第2位置P2に接近するのに伴い、ハンドル3の幅方向d1における位置が車体フレーム2に対してずれないように徐々に修正されていく。したがって、このような形態によれば、ハンドル3が第2位置P2に向けてスムーズに揺動することをあまり妨げることなく、ハンドル3の幅方向d1における位置を車体フレーム2に対してずれないように有効に合わせることができる。
とりわけ、図11には、ハンドル3が第2位置P2に位置し、且つ、規制位置P3に位置する摺動部材80の凹部83が第2係合部材30の凸部32を収容した状態が示されている。また、図11に示す断面は、第2位置P2に位置するハンドル3の揺動時における突出部材90の移動方向d2に直交し且つ幅方向d1に平行な断面である。なお、図9に示す断面は、突出軸部91の軸線91aを通る断面である。突出軸部91の軸線91aとは、典型的には突出軸部91の中心軸と一致する。図9に示す断面において、爪部92の外面92bと第1爪規制壁40の内面40aとの間の幅方向d1における隙間g1は、凸部32の内面32aと摺動本体81の内壁面82aとの間の幅方向d1における隙間g3よりも狭い。このような形態によれば、ハンドル3側の爪部92が車体フレーム2側の第1爪規制壁40よりも幅方向d1における内側に進入すると、ハンドル3側の凹部83が車体フレーム2側の凸部32に確実に対面する。このため、第2位置P2においてハンドル3側の凹部83が車体フレーム2側の凸部32をさらに確実に収容することができる。
さらに、図11に示す断面において、爪部92の内面92aと第2爪規制壁60の外面60bとの間の幅方向d1における隙間g2は、凸部32の外面32bと摺動本体81の外壁面82bとの間の幅方向d1における隙間g4よりも狭い。このような形態によれば、ハンドル3側の爪部92が車体フレーム2側の第2爪規制壁60よりも幅方向d1における外側に進入すると、ハンドル3側の凹部83が車体フレーム2側の凸部32に確実に対面する。このため、第2位置P2においてハンドル3側の凹部83が車体フレーム2側の凸部32をさらに確実に収容することができる。
また、本実施の形態によれば、第1爪規制壁40は、ハンドル3が揺動するときの突出部材90の移動経路に沿って、揺動規制壁50から延び出している。このような形態によれば、揺動規制壁50が、ハンドル3が第2位置P2を越えて揺動することを規制する上に第1爪規制壁40を支持する機能も発揮する。すなわち、ハンドル3が第2位置P2を越えて揺動することを規制する揺動規制壁50が、第1爪規制壁40の強度を高める機能も発揮することもできる。
また、本実施の形態によれば、第1爪規制壁40は、第2係合部材30の係合軸部31から凸部32とは反対側に向かって突出している。このような形態によれば、ハンドル3を第2位置P2で保持するための第2係合部材30を利用して、第1爪規制壁40をコンパクトに配置することができる。このため、第1爪規制壁40の設置に伴う、材料費や重量の増加を抑えることができる。
また、本実施の形態において、車体フレーム2は、第1係合部材20から幅方向d1に交差する方向に突出した追加第1爪規制壁をさらに有し、追加第1爪規制壁は、第1爪規制壁40と対称に構成されていてもよい。この場合、車体フレーム2側の追加第1爪規制壁は、ハンドル3が第2位置P2から第1位置P1へ向けて揺動する間の一部区間及び第1位置P1に位置している際に、ハンドル3側の爪部92に幅方向d1に対面する。この場合、ハンドル3が第1位置P1に到達しようとするときに、ハンドル3側の爪部92が車体フレーム2側の追加第1爪規制壁によって幅方向d1における位置を規制される。このため、ハンドル3側の摺動部材80が車体フレーム2側の第1係合部材20に対して幅方向d1にずれることを抑制することができる。この結果、ハンドル3側の摺動部材80が車体フレーム2側の第1係合部材20に、より確実に係合して保持されることが可能になる。
なお、上述した実施の形態に関し、本発明の要旨の範囲内で種々の変更が可能である。以下、変更の一例について説明する。
例えば、上述した実施の形態において、爪部92を含む突出部材90及び第1爪規制壁40が左右の両側に1つずつ配置され、合計で2つの突出部材90及び第1爪規制壁40が設けられた例を示したが、このような例に限定されない。爪部92を含む突出部材90及び第1爪規制壁40は、左右の少なくとも一方に配置されていればよい。
また、上述した実施の形態において、ハンドル3が第1位置P1に配置されたときに、操作者が乳幼児と対面する側からハンドル3を把持する対面押しとなり、ハンドル3が第2位置P2に配置されたときに、操作者が乳幼児の背面側からハンドル3を把持する背面押しとなる例を示したが、このような例に限定されない。ハンドル3が第1位置P1に配置されたときに、操作者が乳幼児の背面側からハンドル3を把持する背面押しとなり、ハンドル3が第2位置P2に配置されたときに、操作者が乳幼児と対面する側からハンドル3を把持する対面押し位置になってもよい。
1 乳母車
2 車体フレーム
3 ハンドル
20 第1係合部材
30 第2係合部材
31 係合軸部
32 凸部
32a 内面
32b 外面
40 第1爪規制壁
40a 内面(内側の面)
40c 前縁部
40d 後縁部
50 揺動規制壁
60 第2爪規制壁
70 ハンドル本体
80 摺動部材
81 摺動本体
82 壁面
82a 内壁面
82b 外壁面
83 凹部
90 突出部材
91 突出軸部
91a 軸線
92 爪部

Claims (12)

  1. 車体フレームと、
    第1位置と第2位置との間を揺動可能に前記車体フレームに接続されたハンドルと、
    を備え、
    前記車体フレームは、
    前記ハンドルを前記第1位置で保持するための第1係合部材と、
    前記ハンドルを前記第2位置で保持するための第2係合部材と、
    前記第2係合部材から幅方向に交差する方向に突出する第1爪規制壁と、
    を有し、
    前記ハンドルは、
    軸状のハンドル本体と、
    前記ハンドル本体に対して摺動可能であり、前記第1係合部材または前記第2係合部材と係合して前記ハンドルの前記車体フレームに対する揺動を規制する摺動部材と、
    前記ハンドル本体に固定され当該ハンドル本体から前記幅方向における内側に突出する突出部材と、
    を有し、
    前記突出部材は、前記ハンドル本体から前記幅方向における内側に延び出した突出軸部と、前記突出軸部から前記幅方向に交差する方向に突出する爪部と、を有し、
    前記ハンドルが前記第1位置から前記第2位置へ向けて揺動する間の一部区間及び前記第2位置に位置している際に、前記第1爪規制壁が前記爪部の前記幅方向における位置を規制する、乳母車。
  2. 前記第1爪規制壁は、前記ハンドルが前記第1位置から前記第2位置へ向けて揺動する間の一部区間及び前記第2位置に位置している際に、前記爪部の前記幅方向における位置を前記幅方向における外側から規制する、請求項1に記載の乳母車。
  3. 車体フレームと、
    第1位置と第2位置との間を揺動可能に前記車体フレームに接続されたハンドルと、
    を備え、
    前記車体フレームは、
    前記ハンドルを前記第1位置で保持するための第1係合部材と、
    前記ハンドルを前記第2位置で保持するための第2係合部材と、
    前記第2係合部材から幅方向に交差する方向に突出する第1爪規制壁と、
    を有し、
    前記ハンドルは、
    軸状のハンドル本体と、
    前記車体フレームの前記第1係合部材または前記第2係合部材と係合して前記ハンドルの前記車体フレームに対する揺動を規制する規制位置と、前記第1係合部材または前記第2係合部材との係合が解除され前記ハンドルの前記車体フレームに対する揺動を可能にする解除位置と、の間を前記ハンドル本体に対して摺動可能な摺動部材と、
    前記ハンドル本体のうちの前記車体フレームに前記幅方向における外側から対向する位置に固定され当該ハンドル本体から前記幅方向における内側に突出する突出部材と、
    を有し、
    前記突出部材は、前記ハンドル本体から前記幅方向における内側に延び出した突出軸部と、前記ハンドルの揺動時における前記突出部材の移動方向及び前記幅方向の両方に交差する方向に前記突出軸部から突出する爪部と、を有し、
    前記ハンドルが前記第1位置から前記第2位置へ向けて揺動する間の一部区間及び前記第2位置に位置している際に、前記第1爪規制壁が前記爪部に前記幅方向に対面する、乳母車。
  4. 前記第1爪規制壁は、前記ハンドルが前記第1位置から前記第2位置へ向けて揺動する間の一部区間及び前記第2位置に位置している際に、前記爪部に前記幅方向における外側から対面する、請求項3に記載の乳母車。
  5. 前記第1爪規制壁の前記幅方向における内側の面は、前記ハンドルが前記第1位置から前記第2位置へ向けて揺動するときの前記突出部材の移動方向における前方側に位置する縁部の方が、前記移動方向における後方側に位置する縁部よりも前記幅方向において内側に位置している、請求項2または4に記載の乳母車。
  6. 前記第1爪規制壁の前記幅方向における内側の面は、前記ハンドルが前記第1位置から前記第2位置へ向けて揺動するときの前記突出部材の移動方向における後方から前方に向けて、前記幅方向において内側にずれていく、請求項2、4または5に記載の乳母車。
  7. 前記ハンドルが前記第2位置に位置した状態において、前記爪部と前記第1爪規制壁との前記幅方向における隙間は、前記ハンドルが前記第1位置から前記第2位置へ向けて揺動するときの前記突出部材の移動方向における後方から前方に向けて、狭くなっていく、請求項1乃至6のいずれか一項に記載の乳母車。
  8. 前記第2係合部材は、前記幅方向に延びる係合軸部と、前記係合軸部から前記幅方向に交差する方向に突出する凸部と、を有し、
    前記摺動部材は、規制位置において前記第2係合部材の前記凸部を収容する凹部が設けられた摺動本体を有し、
    前記第1爪規制壁は、前記係合軸部から前記凸部とは反対側に向かって突出している、請求項1乃至7のいずれか一項に記載の乳母車。
  9. 前記ハンドルが前記第2位置に位置し、且つ、前記第2係合部材の前記凸部が前記規制位置に位置する前記摺動部材の前記凹部に収容された状態で、前記第2位置に位置する前記ハンドルの揺動時における前記突出部材の移動方向に直交し且つ前記幅方向に平行な断面でみたときに、
    前記爪部と前記第1爪規制壁との間の前記幅方向における隙間は、前記凸部と、前記凹部を規定する前記摺動本体の壁面のうちの前記凸部に前記幅方向における内側から対面する内壁面と、の間の前記幅方向における隙間よりも狭い、請求項8に記載の乳母車。
  10. 前記ハンドルが前記第2位置に位置した状態において、前記ハンドルが前記第1位置から前記第2位置へ向けて揺動するときの前記突出部材の移動方向における前方側から、前記突出部材の前記爪部に対面する揺動規制壁が、前記第2係合部材から延び出しており、
    前記第1爪規制壁は、前記ハンドルが揺動するときの前記突出部材の移動経路に沿って、前記揺動規制壁から延び出している、請求項1乃至9のいずれか一項に記載の乳母車。
  11. 前記車体フレームは、前記第1爪規制壁と幅方向に対向する第2爪規制壁を有しており、
    前記ハンドルが前記第1位置から前記第2位置へ向けて揺動する間の一部区間及び前記第2位置に位置している際に、前記爪部は、前記第1爪規制壁と前記第2爪規制壁との間に位置する、請求項1乃至10のいずれか一項に記載の乳母車。
  12. 前記ハンドルが前記第2位置に位置し、且つ、前記第2係合部材の前記凸部が前記規制位置に位置する前記摺動部材の前記凹部に収容された状態で、前記第2位置に配置された前記ハンドルの揺動時における前記突出部材の移動方向に直交し且つ前記幅方向に平行な断面でみたときに、
    前記爪部と前記第2爪規制壁との間の前記幅方向における隙間は、前記凸部と、前記凹部を規定する前記摺動本体の壁面のうちの前記凸部に前記幅方向における外側から対面する外壁面と、の間の前記幅方向における隙間よりも狭い、請求項11に記載の乳母車。
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