JP6695684B2 - ベビーカー - Google Patents
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Description
上記構成によれば、フレームに対する座板部材の変位は、フレームに固定される案内部材によって案内することができる。
上記構成によれば、フレームに対する座板部材の変位は、フレームに固定される案内部材によって案内することができる。
上記構成によれば、座板部材が上方に持ち上げられた場合にも、支持部が案内部材によって押さえ付けられ、案内部材から支持部が上方に抜けることを抑制することができる。
上記構成によれば、ストッパは、支持部の荷重方向における変位量を制限し、変位し過ぎることを抑制することができる。
上記構成によれば、緩衝体がストッパに当接するので衝撃や振動を和らげることができる。
上記構成によれば、弾性部材に構成が簡素な引っ張りコイルバネを用いることができる。
図1は、乳幼児などを乗せて使用するための一人乗りのベビーカー1であり、ベビーカー1は、乳幼児などを寝かせた姿勢や座らせた姿勢で使用する。また、図1に示すベビーカー1の状態は、後方からベビーカー1を操作する背面押しの状態を示し、以下の説明では、背面押しの状態を基準にして、進行方向を「前方」と定義し、進行方向に対して反対方向を後方(背面)と定義し、さらに進行方向に対して左右方向を左右と定義し、進行方向に対して上下方向を上下と定義する。なお、説明上図においては、クッション材等からなるシート部材を割愛している。
なお、ストッパ27の位置を変更しないときには、後方支持部22bの緩衝体28aの位置を前方支持部22fの緩衝体28aの位置より座面部21に近づけることで実現することができる。さらに、この設定は、ストッパ27と緩衝体28aの両方の位置を調整して行うこともできる。
なお、回動制御突起34aを支持片32bに設け、カム孔32cをサイドプレート34のヘッドレスト32側の先端部に設けるようにしてもよい。
図6に示すように、座面部21に乳幼児などが乗せられると、座面部21には、下方に向かって荷重が加わる。すると、支持部22と案内部材23との間に架け渡された弾性部材24は、伸長し、その分、座面部21は、下方に変位する。座板部材13は、4つの弾性部材24によって側部フレーム17に支持される。これにより、前脚フレーム11や後脚フレーム12から側部フレーム17を介して座板部材13に伝達される振動は、弾性部材24によって減衰される。そして、乳幼児などを寝かせたときには、重心が座面部21の後方に位置することで、後方の弾性部材24の方が前方の弾性部材24より大きく伸びる。乳幼児などを座らせたときには、重心が前方に移動することで、後方の弾性部材24の伸び量が小さくなり、その分、前方の弾性部材24の伸び量が大きくなる。乳幼児などが何れの姿勢で乗車されたときであっても、座板部材13は、支持部22の緩衝体28aが案内部材23のストッパ27に当接するまで、下方に変位する。また、座板部材13が下方に変位したときには、支持部22と案内部材23の案内面25および案内片26との間に隙間が生じる。したがって、乳幼児などの乗車させて走行しているとき、走行時の振動によって、座板部材13は、案内部材23に対して前後左右に変位する。
(1)座面部21を有する座板部材13は、前脚フレーム11や後脚フレーム12と連結された側部フレーム17に対して弾性部材24で弾性的に支持されている。したがって、座面部21には、前脚フレーム11や後脚フレーム12からの振動が伝達されることが抑制される。したがって、ベビーカー1の乗り心地を向上することができる。走行時だけでなく、発進時や停止時の慣性力に伴う振動も、弾性部材24で減衰することができる。
(2)弾性部材24は、構成が簡素な引っ張りコイルバネで構成し、支持部22側の第1取付端24aが案内部材23側の第2取付端24bより荷重方向側、すなわち下方に位置する。これにより、側部フレーム17に対する座面部21の高さを圧縮コイルバネを用いる場合より低くすることができる。したがって、座面部21の安定性が高められる。
(3)背当て支持フレーム31は、弾性部材24に弾性的に支持された座面部21に回動可能に支持されている。したがって、背当て部にも、前脚フレーム11や後脚フレーム12からの振動が伝達されることが抑制される。
(4)背当て支持フレーム31は、ヘッドレスト32およびサイドプレート34を介して後脚フレーム12に支持された後方フレーム35に支持されているが、振動は、背当て支持フレーム31に伝達されるまでに、ヘッドレスト32およびサイドプレート34で減衰される。すなわち、後方フレーム35からの振動は、ヘッドレスト32およびサイドプレート34の弾性構造によって減衰される。
(5)側部フレーム17に対する座板部材13の変位は、側部フレーム17に固定される案内部材23によって案内することができる。また、案内部材23は、弾性部材24の第2取付端24bを内部に配置することで、弾性部材24を、外方から見えにくくすることができる。
(6)座板部材13は、側部フレーム17に対して案内部材23を介して弾性部材24によって4点支持される。したがって、座板部材13は、側部フレーム17に対して安定して支持される。
(7)乳幼児がベビーカー1から降車して座面部21が上方に移動する場合には、支持部22の傾斜側面25aが案内面25および案内片26によって前後方向における外側から押さえ付けられ、案内部材23から支持部22が上方に抜けることが抑制される。
(8)支持部22は、緩衝体28aが案内部材23のストッパ27に当接することで、下方への変位量を規制することができる。緩衝体28aは、直接、支持部22の一部がストッパ27に当接することを抑制する。これにより、緩衝体28aにストッパ27が当接したときの衝撃や振動の発生を和らげることができる。例えば、体重の重い乳幼児が乗車し座板部材13が大きく沈み込み、緩衝体28aにストッパ27が当接し続ける状態が発生しても、緩衝体28aで振動を減衰し吸収することができる。
(9)各案内面25には、案内面25に連続して座面部21の方向に延長した案内片26を備えている。案内片26は、案内面25と共に傾斜側面25aの変位を案内すると共に、傾斜側面25aと案内部材23との間の隙間を少なくし、異物が挟まることを抑制する。
(10)後方支持部22bのストロークL1が前方支持部22fのストロークL2より長くなるように設定されているので、乳幼児などを寝かせた姿勢で乗車させ、重心が後方に位置しているときにも、乗り心地が悪くなることを抑制できる。
・弾性部材24としては、引っ張りコイルバネではなく、ゴムなどであってもよい。
・後方のストロークL1が前方のストロークL2より長くなるように設定するには、弾性部材24に硬さが異なるコイルバネを用いるようにしてもよい。すなわち、ストロークを大きくする前方に配置される弾性部材24の硬さを、後方に配置される弾性部材24より固く設定すればよい。
・後方のストロークL1と前方のストロークL2とは同じであってもよい。例えば、後方のストロークL1と前方のストロークL2が座面部21での乳幼児などの重心移動に関係なく、十分に確保されている場合に、後方のストロークL1と前方のストロークL2とを同じにしてもよい。
・ストッパ27は、案内部材23に配置せず、例えば、側部フレーム17に配置するようにしてもよい。また、ストッパ27を割愛してもよい。
・緩衝体28aは、割愛し、支持部22と一体的な規制壁にストッパ27が当接するようにしてもよい。
・座板部材13は、側部フレーム17に3点や2点や1点で弾性部材24に支持されていてもよい。また、5点以上で弾性部材24支持されていてもよい。
・弾性部材24において、支持部22に取り付けられる第1取付端24aの高さと案内部材23に取り付けられる第2取付端24bの高さは、同じであってもよい。すなわち、荷重方向において、第1取付端24aは、第2取付端24bの位置以下に位置していればよい。
・案内部材23は割愛してもよい。この場合、弾性部材24は、側部フレーム17と支持部22との間に架け渡される。
・背当て支持フレーム31は、座面部21の後端部の回動支持部30に回動支持されるのではなく、後方フレーム35などに回動可能に支持されていてもよい。
Claims (6)
- 一面に座面が構成された座面部と、前記座面に対する裏面に配置される支持部とを有する座板部材と、
車輪が接続されるとともに、前記座板部材を支持するフレームと、
前記支持部と前記フレームとの間に架け渡され、前記座板部材を前記フレームに対して前記座面に加わる荷重方向に変位可能に支持する弾性部材であって、前記支持部に取り付けられる第1取付端と、前記フレームに取り付けられる第2取付端とを有し、荷重方向において、前記第1取付端が前記第2取付端の位置以下に位置している前記弾性部材と、
前記フレームに設けられ、前記座板部材の前記フレームに対する変位を案内する案内部材とを備え、
前記弾性部材は、前記支持部と前記案内部材との間に架け渡され、
前記支持部は、前記座面部の前方と後方のそれぞれに配置され、前記座面部の前方に位置する前記支持部が前方支持部であり、後方に位置する前記支持部が後方支持部であり、
前記前方支持部の先端部と前記後方支持部の先端部との間隔は、前記前方支持部の基端部と前記後方支持部の基端部との間隔より広く、
前記案内部材は、前記前方支持部を案内する前方案内部材と、前記後方支持部を案内する後方案内部材とを備え、
前記前方案内部材は、前記前方支持部の外面である傾斜側面に沿う前方案内面を備え、
前記後方案内部材は、前記後方支持部の外面である傾斜側面に沿う後方案内面を備える
ベビーカー。 - 前記前方案内部材は、前記前方支持部の外面である傾斜側面に沿い、かつ、前記前方案内面から前記座面部側に延長された前方案内片を備え、
前記後方案内部材は、前記後方支持部の外面である傾斜側面に沿い、かつ、前記後方案内面から前記座面部側に延長された後方案内片を備える
請求項1に記載のベビーカー。 - 前記前方案内部材は、前記荷重方向に前記前方支持部が変位したとき、前記前方支持部の一部が当接し前記荷重方向への変位を規制する前方ストッパを備え、
前記後方案内部材は、前記荷重方向に前記後方支持部が変位したとき、前記後方支持部の一部が当接し前記荷重方向への変位を規制する後方ストッパを備える
請求項1または2に記載のベビーカー。 - 前記前方支持部の一部は、前記前方ストッパと当接する緩衝体であり、
前記後方支持部の一部は、前記後方ストッパと当接する緩衝体である
請求項3に記載のベビーカー。 - 前記後方支持部の一部が前記後方ストッパに当たるまでの後方ストロークは、前記前方支持部の一部が前記前方ストッパに当たるまでの前方ストロークより長くなるように設定されている
請求項3または4に記載のベビーカー。 - 前記弾性部材は、引っ張りコイルバネである
請求項1ないし5のうち、いずれか1項に記載のベビーカー。
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- 2015-12-01 JP JP2015234569A patent/JP6695684B2/ja active Active
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