JP2016062233A - 情報処理装置及び情報処理プログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】表示装置に表示している第1の画像を第2の情報処理装置の表示装置に表示させる場合にあって、第2の画像を表示した後に、第1の画像を対象とした操作が行われているときは、その操作が行われていることを示す情報を提示するようにした情報処理装置を提供する。【解決手段】情報処理装置の第1の制御手段は、第1の表示装置に表示している第1の画像を他の第2の情報処理装置の第2の表示装置に表示させるように制御し、第2の制御手段は、第1の表示装置に第1の画像とは異なる第2の画像を表示させた場合に、第2の表示装置が表示している第1の画像を対象とした操作が行われているときは、第2の表示装置に第2の画像は表示させないように制御し、提示手段は、第2の制御手段による制御が行われている場合は、第2の情報処理装置によって第1の画像を対象とした操作が行われていることを示す情報を提示する。【選択図】図1

Description

本発明は、情報処理装置及び情報処理プログラムに関する。
特許文献1には、電子会議システムにおいて、会議端末装置の同期・非同期状態を、主催者もしくは発表者となる会議端末装置から自由に制御することを可能とすることを課題とし、主催者端末装置と複数の会議端末装置から構成された電子会議システムにおいて、会議端末装置上に強制同期用の手段を設け、非同期になっている他の会議端末装置に対し強制同期メッセージを送信し、その会議端末装置を強制的に同期状態に遷移させることができるようにし、主催者端末装置が会議の設定として、会議に参加する会議端末装置の初期状態を同期もしくは非同期で開始させるように選択できるようにすることが開示されている。
特許文献2には、電子会議システムにおいて、発表者がディスプレイに表示している情報と、発表者がディスプレイに表示していない情報とを、同時に自コンピュータの画面に表示することを課題とし、複数のコンピュータがネットワークを介して接続され、これらのコンピュータのうち1台のコンピュータのディスプレイに表示された内容と全く同じ内容を全てのコンピュータに同期して表示する電子会議システムにおける画面表示制御方法において、自コンピュータが発表者でないときに、発表者がディスプレイに表示している情報と、発表者がディスプレイに表示していない情報とを、同時に自コンピュータの画面に表示することが開示されている。
特許文献3には、画面に含まれる画像の範囲の変更を複数台の情報処理装置間で同期させる場合に、所定の条件が成立している間は変更処理を保留し、成立していないとき、又は成立しなくなったときに変更処理を実行することによって、会議の参加者の利便性を向上させることができる情報処理装置、会議システム、情報処理方法、会議支援方法、及びコンピュータプログラムを提供することを課題とし、所定の条件が成立しているため第1保留フラグ及び第2保留フラグの少なくとも一方がオンである場合、第1保留フラグ及び第2保留フラグが両方ともオフになるまで待機し、両方ともオフになった場合、又は所定の条件が成立していないため第1保留フラグ及び第2保留フラグが両方ともオフである場合、受信した範囲データに基づいて、画面に含まれる画像の範囲を変更することが開示されている。
特開2010−033229号公報 特開2007−004611号公報 特開2011−134122号公報
本発明は、表示装置に表示している第1の画像を他の第2の情報処理装置の表示装置に表示させる場合にあって、第2の画像を表示した後に、第1の画像を対象とした操作が行われているときは、その操作が行われていることを示す情報を提示するようにした情報処理装置及び情報処理プログラムを提供することを目的としている。
かかる目的を達成するための本発明の要旨とするところは、次の各項の発明に存する。
請求項1の発明は、第1の表示装置に表示している第1の画像を他の第2の情報処理装置の第2の表示装置に表示させるように制御する第1の制御手段と、前記第1の表示装置に前記第1の画像とは異なる第2の画像を表示させた場合に、前記第2の表示装置が表示している該第1の画像を対象とした操作が行われているときは、該第2の表示装置に該第2の画像は表示させないように制御する第2の制御手段と、前記第2の制御手段による制御が行われている場合は、前記第2の情報処理装置によって前記第1の画像を対象とした操作が行われていることを示す情報を提示する提示手段を具備することを特徴とする情報処理装置である。
請求項2の発明は、前記提示手段は、前記第2の情報処理装置から取得した操作対象としている領域に対応させて、前記第1の表示装置に表示している前記第2の画像上に、該領域を対象とした操作が行われていることを示す情報を提示することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置である。
請求項3の発明は、前記第2の制御手段は、前記第2の情報処理装置における前記第1の画像を対象とした操作が終了した場合は、前記第2の画像を該第2の情報処理装置の第2の表示装置に表示させるように前記第1の制御手段による制御を行わせることを特徴とする請求項1又は2に記載の情報処理装置である。
請求項4の発明は、前記第2の制御手段による制御が行われている場合であって、操作者の操作に応じて、前記第1の画像を対象とした操作が行われている前記第2の情報処理装置に対して、前記第2の画像を該第2の情報処理装置の第2の表示装置に表示させるように前記第1の制御手段による制御を行わせる第3の制御手段をさらに具備し、前記第3の制御手段は、前記第2の情報処理装置の操作者が、前記第2の画像を該第2の情報処理装置の第2の表示装置に表示させるべきではない人物である場合には、前記第1の制御手段による制御を行わせないことを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の情報処理装置である。
請求項5の発明は、コンピュータを、第1の表示装置に表示している第1の画像を他の第2の情報処理装置の第2の表示装置に表示させるように制御する第1の制御手段と、前記第1の表示装置に前記第1の画像とは異なる第2の画像を表示させた場合に、前記第2の表示装置が表示している該第1の画像を対象とした操作が行われているときは、該第2の表示装置に該第2の画像は表示させないように制御する第2の制御手段と、前記第2の制御手段による制御が行われている場合は、前記第2の情報処理装置によって前記第1の画像を対象とした操作が行われていることを示す情報を提示する提示手段として機能させるための情報処理プログラムである。
請求項1の情報処理装置によれば、表示装置に表示している第1の画像を他の第2の情報処理装置の表示装置に表示させる場合にあって、第2の画像を表示した後に、第1の画像を対象とした操作が行われているときは、その操作が行われていることを示す情報を提示することができる。
請求項2の情報処理装置によれば、第2の情報処理装置で操作が行われている領域を提示することができる。
請求項3の情報処理装置によれば、第2の情報処理装置で第1の画像を対象とした操作が終了した場合は、第2の画像を第2の情報処理装置の表示装置に表示させるようにすることができる。
請求項4の情報処理装置によれば、第2の画像を第2の情報処理装置の表示装置に表示させる操作が行われた場合にあって、第2の情報処理装置の使用者に応じて、第2の画像を第2の情報処理装置の表示装置に表示させないようにすることができる。
請求項5の情報処理プログラムによれば、表示装置に表示している第1の画像を他の第2の情報処理装置の表示装置に表示させる場合にあって、第2の画像を表示した後に、第1の画像を対象とした操作が行われているときは、その操作が行われていることを示す情報を提示することができる。
本実施の形態の構成例についての概念的なモジュール構成図である。 本実施の形態を実現する場合のシステム構成例を示す説明図である。 本実施の形態による処理例を示すフローチャートである。 本実施の形態による処理例を示す説明図である。 本実施の形態による処理例を示す説明図である。 同期状態テーブルのデータ構造例を示す説明図である。 本実施の形態による処理例を示す説明図である。 操作情報テーブルのデータ構造例を示す説明図である。 本実施の形態による処理例を示す説明図である。 本実施の形態による処理例を示す説明図である。 本実施の形態による処理例を示す説明図である。 本実施の形態による処理例を示す説明図である。 使用者情報テーブルのデータ構造例を示す説明図である。 本実施の形態を実現するコンピュータのハードウェア構成例を示すブロック図である。
以下、図面に基づき本発明を実現するにあたっての好適な一実施の形態の例を説明する。
図1は、本実施の形態の構成例についての概念的なモジュール構成図を示している。
なお、モジュールとは、一般的に論理的に分離可能なソフトウェア(コンピュータ・プログラム)、ハードウェア等の部品を指す。したがって、本実施の形態におけるモジュールはコンピュータ・プログラムにおけるモジュールのことだけでなく、ハードウェア構成におけるモジュールも指す。それゆえ、本実施の形態は、それらのモジュールとして機能させるためのコンピュータ・プログラム(コンピュータにそれぞれの手順を実行させるためのプログラム、コンピュータをそれぞれの手段として機能させるためのプログラム、コンピュータにそれぞれの機能を実現させるためのプログラム)、システム及び方法の説明をも兼ねている。ただし、説明の都合上、「記憶する」、「記憶させる」、これらと同等の文言を用いるが、これらの文言は、実施の形態がコンピュータ・プログラムの場合は、記憶装置に記憶させる、又は記憶装置に記憶させるように制御するの意である。また、モジュールは機能に一対一に対応していてもよいが、実装においては、1モジュールを1プログラムで構成してもよいし、複数モジュールを1プログラムで構成してもよく、逆に1モジュールを複数プログラムで構成してもよい。また、複数モジュールは1コンピュータによって実行されてもよいし、分散又は並列環境におけるコンピュータによって1モジュールが複数コンピュータで実行されてもよい。なお、1つのモジュールに他のモジュールが含まれていてもよい。また、以下、「接続」とは物理的な接続の他、論理的な接続(データの授受、指示、データ間の参照関係等)の場合にも用いる。「予め定められた」とは、対象としている処理の前に定まっていることをいい、本実施の形態による処理が始まる前はもちろんのこと、本実施の形態による処理が始まった後であっても、対象としている処理の前であれば、そのときの状況・状態に応じて、又はそれまでの状況・状態に応じて定まることの意を含めて用いる。「予め定められた値」が複数ある場合は、それぞれ異なった値であってもよいし、2以上の値(もちろんのことながら、全ての値も含む)が同じであってもよい。また、「Aである場合、Bをする」という意味を有する記載は、「Aであるか否かを判断し、Aであると判断した場合はBをする」の意味で用いる。ただし、Aであるか否かの判断が不要である場合を除く。
また、システム又は装置とは、複数のコンピュータ、ハードウェア、装置等がネットワーク(一対一対応の通信接続を含む)等の通信手段で接続されて構成されるほか、1つのコンピュータ、ハードウェア、装置等によって実現される場合も含まれる。「装置」と「システム」とは、互いに同義の用語として用いる。もちろんのことながら、「システム」には、人為的な取り決めである社会的な「仕組み」(社会システム)にすぎないものは含まない。
また、各モジュールによる処理毎に又はモジュール内で複数の処理を行う場合はその処理毎に、対象となる情報を記憶装置から読み込み、その処理を行った後に、処理結果を記憶装置に書き出すものである。したがって、処理前の記憶装置からの読み込み、処理後の記憶装置への書き出しについては、説明を省略する場合がある。なお、ここでの記憶装置としては、ハードディスク、RAM(Random Access Memory)、外部記憶媒体、通信回線を介した記憶装置、CPU(Central Processing Unit)内のレジスタ等を含んでいてもよい。
本実施の形態である情報処理システムは、主に会議に用いられるものであって、図1の例に示すように、情報処理装置(発表者用)100と情報処理装置(被発表者用)150の組み合わせである。なお、1つの情報処理装置(発表者用)100に対して情報処理装置(被発表者用)150は複数あってもよい。
本実施の形態が対象とする典型的な会議は、いわゆるペーパーレス会議(補助的に紙の文書が使用される会議も含む)といわれるものであって、その会議で用いられる文書は、電子文書(以下、文書ともいう)であって、会議の参加者がそれぞれ所持している情報処理装置で、その文書を閲覧し得るものである。また、発表者が用いている情報処理装置で表示している文書を、他の参加者が用いている情報処理装置に表示し、各参加者の操作によって、各情報処理装置に表示されている文書に対して書き込み(いわゆるメモ書き)等の操作ができるようになっているものである。なお、ここで、会議とは、共通する文書を、複数人のそれぞれの所持している情報処理装置で表示して、各人の操作によって、表示されている文書に対する操作が行えるような形態であればよい。会議の形態として、狭義の会議(何かを決めるため集まって話し合うこと)の他に、例えば、講義、授業、商談、面接等が含まれる。
情報処理装置(発表者用)100は、会議における発表者が所持している情報処理装置であって、情報処理装置(被発表者用)150と通信が可能であって、液晶ディスプレイ等の表示装置(以下、第1の表示装置ともいう)と、キーボード、マウス、タッチパネル等の操作用の発表者の操作を検出するための入力デバイスを有している。一方、情報処理装置(被発表者用)150は、会議における発表者以外の者(被発表者)が所持している情報処理装置であって、情報処理装置(発表者用)100と通信が可能であって、液晶ディスプレイ等の表示装置(以下、第2の表示装置ともいう)と、キーボード、マウス、タッチパネル等の被発表者の操作を検出するための入力デバイスを有している。情報処理装置(発表者用)100、情報処理装置(被発表者用)150として、パーソナルコンピュータ(ノートPCを含む)、スレート端末(タブレット型端末)等がある。以下、スレート端末を例として示す。
情報処理装置(発表者用)100は、操作検出モジュール105、操作判断モジュール110、操作領域表示モジュール115、フィードバック用画像生成モジュール120、操作情報取得モジュール125、同期状態変更モジュール130、操作情報・同期状態記憶モジュール135、通信制御モジュール140を有している。情報処理装置(発表者用)100の第1の表示装置に表示している画像を、情報処理装置(被発表者用)150の第2の表示装置に表示する。これによって、発表者が説明しようとしている画像と共通する画像を、他の参加者の情報処理装置(被発表者用)150に表示して説明することができる。表示する画像は、液晶ディスプレイ等の表示装置に表示可能なものであればよく、例えば、テキストデータを描画した文字画像、ベクトルデータを描画した図形、写真画像、又はこれらの組み合わせであって、動画、3次元画像等が含まれていてもよいし、これらと音声データの出力が組み合わされていてもよい。表示する画像は、文書の各ページであってもよい。その場合、第2の画像として、例えば、現在表示しているページの次のページ等がある。
操作検出モジュール105は、操作判断モジュール110と接続されている。操作検出モジュール105は、発表者の入力デバイスに対する操作(文書操作)を検出する。ここでの操作として、少なくともページ遷移操作(ページめくり(表示しているページの前後のページへの移動)の他に、先頭ページへの移動、検索等)が含まれる。
操作判断モジュール110は、操作検出モジュール105、操作情報・同期状態記憶モジュール135と接続されている。操作判断モジュール110は、発表者の文書操作で、ページ遷移操作か否かを判断する。
同期状態変更モジュール130は、操作情報・同期状態記憶モジュール135と接続されている。同期状態変更モジュール130は、第1の表示装置に表示している第1の画像を他の情報処理装置(被発表者用)150の第2の表示装置に表示させるように制御する。以下、同期制御ともいう。ただし、同期の対象は、情報処理装置(発表者用)100の第1の表示装置に表示している画像であって、情報処理装置(被発表者用)150の第2の表示装置に表示している画像は対象とならない(情報処理装置(発表者用)100から情報処理装置(被発表者用)150への一方向の同期であって、両方向の同期は必要ない)。
そして、第1の表示装置に第1の画像とは異なる第2の画像を表示させた場合に、情報処理装置(被発表者用)150の第2の表示装置が表示している第1の画像を対象とした操作が行われているときは、情報処理装置(被発表者用)150の第2の表示装置に、その第2の画像は表示させないように制御する。ここでの制御は、同期制御を行わせないようにすることであり、以下、非同期制御ともいう。
つまり、同期状態変更モジュール130は、情報処理装置(被発表者用)150側のページ同期状態を切り替える(同期状態から非同期状態へ、非同期状態から同期状態へ)。
また、同期状態変更モジュール130は、情報処理装置(被発表者用)150における第1の画像を対象とした操作が終了した場合は、第2の画像を情報処理装置(被発表者用)150の第2の表示装置に表示させるように同期制御を行う。
また、同期状態変更モジュール130は、非同期制御が行われている場合であって、情報処理装置(発表者用)100の操作者(発表者)の操作に応じて、第1の画像を対象とした操作が行われている情報処理装置(被発表者用)150に対して、第2の画像を情報処理装置(被発表者用)150の第2の表示装置に表示させるように同期制御を行わせるようにしてもよい。そして、同期状態変更モジュール130は、情報処理装置(被発表者用)150の操作者(非発表者、情報処理装置(被発表者用)150を所持している者)が、第2の画像を情報処理装置(被発表者用)150の第2の表示装置に表示させるべきではない人物である場合には、同期制御は行わない。「第2の画像を情報処理装置(被発表者用)150の第2の表示装置に表示させるべきではない人物」は、予め定められた人物であり、例えば、その会議の決裁者等である主要メンバーである場合、発表者の上司等が該当する。
操作領域表示モジュール115は、フィードバック用画像生成モジュール120と接続されている。操作領域表示モジュール115は、同期状態変更モジュール130の第2の制御手段による制御が行われている場合は、情報処理装置(被発表者用)150によって第1の画像を対象とした操作が行われていることを示す情報を提示する。
また、操作領域表示モジュール115は、情報処理装置(被発表者用)150から取得した操作対象としている領域(被発表者が操作中の領域)に対応させて、第1の表示装置に表示している前記第2の画像上に、その領域を対象とした操作が行われていることを示す情報を提示するようにしてもよい。ここで「領域に対応させて」とは、その領域と同じ位置、同じ大きさの領域を第1の表示装置の第2の画像上に重ねて表示すること等が該当する。そして、その領域内に第1の画像内の内容を表示させるようにしてもよい。つまり、非同期状態となっている情報処理装置(被発表者用)150において、どの領域が操作対象となっているかが発表者にわかるような表示を行う。
フィードバック用画像生成モジュール120は、操作領域表示モジュール115、操作情報・同期状態記憶モジュール135と接続されている。フィードバック用画像生成モジュール120は、被発表者側の操作情報をもとに、発表者の情報処理装置(発表者用)100の第1の表示装置のページ上に表示する画像(情報処理装置(被発表者用)150によって第1の画像を対象とした操作が行われていることを示す画像)の生成を行う。
操作情報取得モジュール125は、操作情報・同期状態記憶モジュール135と接続されている。操作情報取得モジュール125は、情報処理装置(被発表者用)150における被発表者側の操作情報を取得する。
操作情報・同期状態記憶モジュール135は、操作判断モジュール110、フィードバック用画像生成モジュール120、操作情報取得モジュール125、同期状態変更モジュール130と接続されている。操作情報・同期状態記憶モジュール135は、現在操作中と判断されている被発表者の操作情報と現在の同期状態(同期しているか否かを示す情報)を記憶している。
ここで操作情報は、具体的には次の値の集合(Set)となる。
・被発表者が操作している領域(ページ内でのどの部分かを示す情報)
例えば、タップ位置を中心とした矩形領域を示す情報であり、左上角のXY座標と幅、高さで表す矩形領域等がある。
・被発表者の文字入力操作頻度
文字入力において、タップの頻度が多い場合は、文書を書いてかつ急ぎで書いていることが想定される。ここで「タップの頻度が多い」とは、予め定められた間隔(例えば、1秒間)におけるタップ回数が、予め定められた閾値よりも多い又は以上である場合をいう。
ここで、頻度は次のように、段階で判断してもよい。例えば、チェック中、通常文字入力中、連続入力中、を想定する。
−チェック中は、ゆっくりした文字入力又は線等を引いている状態
−通常入力中は、文字入力が発生している状態
−連続入力中は、文字入力が長時間連続している状態(文書を書いている)
通信制御モジュール140は、情報処理装置(被発表者用)150の通信制御モジュール170と通信回線を介して接続されている。通信制御モジュール140は、第1の表示装置に表示している画像を情報処理装置(被発表者用)150の第2の表示装置に表示するための情報を、通信制御モジュール170に送信する。送信する情報として、例えば、第1の表示装置に表示している画像そのものであってもよいし、文書の操作ページ等であってもよい。また、通信制御モジュール170から送信されてきた情報を受信し、情報処理装置(発表者用)100内の必要とするモジュールに渡す。
情報処理装置(被発表者用)150は、操作検出モジュール155、操作判断モジュール160、操作情報・同期状態記憶モジュール165、通信制御モジュール170を有している。
操作検出モジュール155は、操作判断モジュール160と接続されている。操作検出モジュール155は、被発表者の入力デバイスに対する操作(文書操作)を検出する。ここでの操作として、文書に対しての書き込み、拡大/縮小等がある。
操作判断モジュール160は、操作検出モジュール155、操作情報・同期状態記憶モジュール165と接続されている。情報処理装置(被発表者用)150は、被発表者の文書操作で、ページ遷移同期をオフラインとする操作であるか否かを判断する。ページ遷移同期をオフラインとする操作として、例えば、前述の文書に対しての書き込み、拡大/縮小等がある。
操作情報・同期状態記憶モジュール165は、操作判断モジュール160と接続されている。操作情報・同期状態記憶モジュール165は、情報処理装置(被発表者用)150自身の操作情報と現在の同期状態を保持する。
通信制御モジュール170は、情報処理装置(発表者用)100の通信制御モジュール140と通信回線を介して接続されている。通信制御モジュール170は、情報処理装置(被発表者用)150に対してページ遷移同期をオフラインとする操作が行われたことを示す情報を送信する。また、通信制御モジュール140から送信されてきた情報を受信し、情報処理装置(被発表者用)150内の必要とするモジュールに渡す。
図1の例は、情報処理装置(発表者用)100と情報処理装置(被発表者用)150は別々の筐体として示したが、それぞれのモジュールを含んだ構成(例えば、情報処理装置(発表者用)100内に情報処理装置(被発表者用)150内のモジュールを組み込む)としてもよい。その場合、例えば、会議の参加者のいずれかが発表者となる場合、その発表者が所持している情報処理装置を情報処理装置(発表者用)100として機能させるようなスイッチ(ハードウェアとしてのスイッチであってもよいし、ソフトウェアとしてのスイッチであってもよい)を用意しておけばよい。なお、操作検出モジュール105と操作検出モジュール155、操作判断モジュール110と操作判断モジュール160、操作情報・同期状態記憶モジュール135と操作情報・同期状態記憶モジュール165は両方の機能を有しているように共通のモジュールとして構成してもよいし、それぞれ別個のモジュールとして構成してもよい。発表者側として起動している場合(情報処理装置(発表者用)100)と被発表者側として起動している場合(情報処理装置(被発表者用)150)で、有効化されているモジュールが異なる。
図2は、本実施の形態を実現する場合のシステム構成例を示す説明図である。
図2(a)は、情報処理装置(発表者用)100と情報処理装置(被発表者用)150A〜150Fとが、Bluetooth(ブルートゥース(登録商標))等の近距離無線通信によって接続されている例を示している。
図2(b)は、情報処理装置(発表者用)100と情報処理装置(被発表者用)150A〜150Fが、通信回線290を介してそれぞれ接続されている例を示している。通信回線290は、無線、有線、これらの組み合わせであってもよく、例えば、通信インフラとしてのインターネット等であってもよい。会議用文書管理装置210は、会議に用いられる文書を管理しており、情報処理装置(発表者用)100からの指示によって、情報処理装置(被発表者用)150は、その文書(又はその文書のページ)を抽出して、その文書を表示する。
図3は、本実施の形態による処理例を示すフローチャートである。このフローチャートは、ペーパーレス会議中(ステップS300)の情報処理装置(発表者用)100における処理例である。
ステップS302では、発表者がページ遷移操作を開始する。したがって、操作検出モジュール105がスワイプ操作を検知する。
ステップS304では、文書における次ページ(現在表示しているページの次のページ)を用意する。
ステップS306では、情報処理装置(被発表者用)150の被発表者側会議アプリケーションから操作状況データを要求して受信する。
ステップS308では、文書における次ページを表示する。
なお、ステップS306、ステップS308の処理は、いずれを先に行ってもよいし、並列的な処理を行ってもよい。
ステップS310では、情報処理装置(被発表者用)150における操作中の有無を確認し、操作中の被発表者側会議アプリケーションが1つでもある場合はステップS312へ進み、操作中の被発表者側アプリケーションがない場合はステップS399へ進む。
ステップS312では、情報処理装置(発表者用)100側の操作領域に関してオーバーレイ用の画像(操作が行われていることを示すもの)を生成する。
ステップS314では、操作中の被発表者側会議アプリケーションと同期状態を解消する。
なお、ステップS312、ステップS314の処理は、いずれを先に行ってもよいし、並列的な処理を行ってもよい。
ステップS316では、次ページを表示している状態でオーバーレイ画面を表示する。つまり、表示している現ページの上に、前ページの操作領域を表示する。
ステップS318では、操作中の被発表者側会議アプリケーションから操作状況の定期取得を開始する。なお、定期的な取得に限らず、情報処理装置(被発表者用)150側で操作があった場合に、情報処理装置(被発表者用)150からの操作状況データを受信するようにしてもよい。
ステップS320では、被発表者側会議アプリケーションから操作状況データを取得する。
ステップS322では、情報処理装置(被発表者用)150による操作中の有無を確認し、操作中の被発表者側会議アプリケーションが1つでもある場合はステップS324へ進み、操作中の被発表者側会議アプリケーションがない場合はステップS328へ進む。
ステップS324では、同期状態に復帰する情報処理装置(被発表者用)150がある場合は、被発表者側会議アプリケーションと同期状態を再構築する。
ステップS326では、情報処理装置(発表者用)100における操作領域に関してオーバーレイ用の画像を生成し、ステップS316へ戻る。
ステップS328では、操作中の領域がないので、オーバーレイ用の画像を削除する。
ステップS330では、操作中の被発表者側会議アプリケーションから操作状況の定期取得を停止する。
ステップS332では、全被発表者側会議アプリケーションと同期状態を再構築する。なお、非同期状態の被発表者側会議アプリケーションとの間で同期状態とするようにしてもよい。
ステップS399では、ページ遷移同期済とする。
具体例として、スレート端末上に、専用又は一部の機能として会議機能をもったアプリケーション(以後、会議アプリ)を用いて実現する方法を述べる。
会議用文書は、文書リポジトリに格納された文書を利用、又は、サーバーを介さず、会議アプリ間で近距離無線通信によって共有することを前提とする。この会議用文書は、各会議アプリで、ページ遷移同期をするように設定されている。つまり、情報処理装置(発表者用)100において発表者のページ遷移操作があった場合、情報処理装置(被発表者用)150(複数であってもよい)における全被発表者の閲覧中会議資料のページが同期される。
図4は、本実施の形態による処理例を示す説明図である。情報処理装置(発表者用)100と3人の被発表者が所持している情報処理装置(被発表者用)150(情報処理装置(被発表者用)150A、情報処理装置(被発表者用)150B、情報処理装置(被発表者用)150C)が、近距離無線通信によって通信可能となっている状態を示している。
情報処理装置(被発表者用)150の被発表者は、同期表示中のページに対して、直接タップ又はデジタルペン等でメモ書きを行うことができる。このメモ書きは、個人用のデータとして保持され、他のユーザー(発表者、被発表者)からはアクセスできない(秘匿される)。
本実施の形態では、情報処理装置(被発表者用)150における被発表者側のタップ頻度、タップの長さ、操作種類(拡大/縮小操作、文字入力等の別を示す情報)等から、現在文字を入力しているか否かを判定する。また、ページのどの領域に文字入力しているかも検知する。
情報処理装置(被発表者用)150における被発表者の閲覧中ページへの操作イベントは、タップの頻度、長さ等から文字入力中か否かを判定する。また、タップイベントがページ中のどの領域に発生しているかも確認する。これらの検知は被発表者側では常に検知、判断している。なお、情報処理装置(被発表者用)150における操作をそのまま情報処理装置(発表者用)100へ送信し、この検知、判断の処理を、情報処理装置(発表者用)100側で行うようにしてもよい。
図5は、本実施の形態による処理例を示す説明図である。ページ同期中の例を示したものである。発表者による操作によって、情報処理装置(発表者用)100には文書の1ページ目が表示され、他の情報処理装置(被発表者用)150A、情報処理装置(被発表者用)150B、情報処理装置(被発表者用)150Cにおいても、同期状態で1ページ目が閲覧可能となっている。
情報処理装置(発表者用)100は、各情報処理装置(被発表者用)150との関係が同期状態であるか否かを、例えば、同期状態テーブル600を用いて管理する。図6は、同期状態テーブル600のデータ構造例を示す説明図である。
同期状態テーブル600は、機械ID欄610、同期状態欄620を有している。
機械ID欄610は、本実施の形態において、機械(各情報処理装置(被発表者用)150)を一意に識別するための情報(機械ID:IDentification)を記憶している。同期状態欄620は、現在、その情報処理装置(被発表者用)150と情報処理装置(発表者用)100との関係が同期状態であるか否かを示す情報(フラグ)を記憶している。図5の例の状態では、同期状態欄620は全て「同期状態」を示す情報を記憶している。
図7は、本実施の形態による処理例を示す説明図である。発表者の操作によって、情報処理装置(発表者用)100の表示ページを次ページ(2ページ目)へ遷移しようとしている
情報処理装置(被発表者用)150Cでは、その被発表者によって1ページ目に対する操作が行われていないので、情報処理装置(発表者用)100と情報処理装置(被発表者用)150Cは、同期している状態であり、情報処理装置(発表者用)100に表示されているページと同じページを情報処理装置(被発表者用)150Cに表示する。図7では、情報処理装置(発表者用)100は1ページ目から次ページへの遷移途中の状態であり、情報処理装置(被発表者用)150Cでも同じように遷移途中の状態を表示している。
情報処理装置(被発表者用)150A、情報処理装置(被発表者用)150Bでは、その被発表者によって1ページ目に対する操作が行われているので、情報処理装置(発表者用)100と情報処理装置(被発表者用)150A、情報処理装置(被発表者用)150Bは同期オフとなっている状態であり、情報処理装置(被発表者用)150A、情報処理装置(被発表者用)150Bでは1ページの状態のまま、それぞれの被発表者による操作が続けられている。
情報処理装置(被発表者用)150A、情報処理装置(被発表者用)150Bは、操作の内容を、例えば、操作情報テーブル800を用いて管理する。図8は、操作情報テーブル800のデータ構造例を示す説明図である。操作情報テーブル800は、機械ID欄810、表示ページ欄820、タップ頻度欄830、タップ長欄840、操作種類欄850、領域欄860を有している。機械ID欄810は、機械IDを記憶している。表示ページ欄820は、操作対象としている表示ページ(何ページ目であるかを示すページ数)を記憶している。タップ頻度欄830は、その表示ページに対するタップ頻度(単位秒数におけるタップ回数)を記憶している。タップ長欄840は、そのタップにおけるタップ長(持続的に画面に触れている時間)を記憶している。操作種類欄850は、その表示ページに対する操作種類(拡大/縮小操作、文字入力等)を記憶している。領域欄860は、その表示ページに対する操作の領域(矩形領域の位置、大きさを示す情報)を記憶している。
情報処理装置(被発表者用)150は、操作情報テーブル800を情報処理装置(発表者用)100へ送信してもよいし、情報処理装置(発表者用)100は、操作情報テーブル800を記憶して、前ページを対象とした操作が行われていることを示す情報を提示するようにしてもよい。
図9は、本実施の形態による処理例を示す説明図である。図7に示す例の状態から、情報処理装置(発表者用)100において、2ページ目を表示した場合の例を示したものであり、情報処理装置(被発表者用)150Cでは、同期している状態であり、情報処理装置(発表者用)100に表示されているページと同じページ(2ページ目)を情報処理装置(被発表者用)150Cに表示する。
情報処理装置(被発表者用)150A、情報処理装置(被発表者用)150Bでは、その被発表者によって1ページ目に対する操作が行われているので、情報処理装置(発表者用)100と情報処理装置(被発表者用)150A、情報処理装置(被発表者用)150Bは同期オフとなっている状態であり、情報処理装置(被発表者用)150A、情報処理装置(被発表者用)150Bでは1ページの状態のまま、それぞれの被発表者による操作が続けられている。
また、情報処理装置(発表者用)100では、情報処理装置(被発表者用)150によって1ページ目を対象とした操作が行われていることを示す情報を提示する。
図10は、本実施の形態による処理例を示す説明図である。図9の例における情報処理装置(発表者用)100の表示例を示している。
情報処理装置(発表者用)100の表示装置に、ページ連携ボタン1010、メッセージ領域1020、ページ表示領域1030を表示している。ページ表示領域1030には、現在の表示ページ(2ページ目)を表示している。ページ連携ボタン1010が選択された場合、非同期となっている情報処理装置(被発表者用)150A、情報処理装置(被発表者用)150Bに対して強制的に同期状態とする。つまり、情報処理装置(被発表者用)150A、情報処理装置(被発表者用)150Bでは、1ページ目に対して操作が行われているが、同期状態にして2ページを表示させる。メッセージ領域1020には、現在の同期状態に関する情報を表示する。例えば、非後期状態であることを示す「ユーザー操作待ちです」、「○○さんが前ページで操作中です」等がある。
そして、ページ表示領域1030内には、情報処理装置(被発表者用)150A、情報処理装置(被発表者用)150Bで行われている操作の領域を示す他ページ操作領域1040A、他ページ操作領域1040Bを表示している。これは、前述の操作情報テーブル800の領域欄860を参照して表示する。また、他ページ操作領域1040A、他ページ操作領域1040B内には、1ページ目の該当領域の内容(1ページ目で操作が行われている領域の内容)を表示してもよい。他ページ操作領域1040A、他ページ操作領域1040Bが、ページ表示領域1030上に表示されているので、発表者は、未だ1ページに関心がある人がいることを知って、その領域の内容をさらに説明すること等の対応が可能となる。
図11は、本実施の形態による処理例を示す説明図である。図9の例の状態から、情報処理装置(被発表者用)150Bで操作が終了した後の状態を示した例である。操作が終了したとは、最後の操作が行われた後に、予め定められた時間より多い又は以上の時間が経過したことを検知してもよいし、操作終了したことを示す操作を検知してもよい。例えば、情報処理装置(被発表者用)150Bの表示装置に、「非同期状態」であることを示す情報と、「同期(次ページへの遷移)」処理を行う指示を示すボタンを表示し、そのボタンが選択されたことを検知すればよい。
情報処理装置(発表者用)100は、情報処理装置(被発表者用)150Bで操作が終了したことを検知した場合は、情報処理装置(被発表者用)150Bとの間で同期状態とする。そして、情報処理装置(被発表者用)150Bの表示装置に2ページ目を表示させる。なお、情報処理装置(被発表者用)150Aでは未だに操作が続けられているので、非同期の状態のままである。
図12は、本実施の形態による処理例を示す説明図である。図11の例における情報処理装置(発表者用)100の表示例を示している。図10に示した例と異なり、情報処理装置(被発表者用)150Bで操作対象の領域とされていた他ページ操作領域1040Bを消去し、情報処理装置(被発表者用)150Aで操作対象の領域とされている他ページ操作領域1240Aを表示する。他ページ操作領域1240Aは現時点での、情報処理装置(被発表者用)150Aにおける操作対象の領域である。
図13は、使用者情報テーブル1300のデータ構造例を示す説明図である。使用者情報テーブル1300は、情報処理装置(発表者用)100によって管理され、各情報処理装置(被発表者用)150における使用者を示す情報を記憶している。使用者情報テーブル1300は、機械ID欄1310、使用者ID欄1320、使用者名欄1330、会議主要メンバー欄1340、役職欄1350を有している。機械ID欄1310は、機械IDを記憶している。使用者ID欄1320は、本実施の形態において、その情報処理装置(被発表者用)150の使用者を一意に識別するための情報(使用者ID)を記憶している。使用者名欄1330は、その使用者の名称を記憶している。使用者名欄1330内の情報を、例えば、「○○さんは前ページを操作中です」等のように、メッセージ領域1020内に表示してもよい。会議主要メンバー欄1340は、その使用者が、本会議の主要メンバーであるか否かを示す情報(フラグ)を記憶している。例えば、その会議が決済を目的とするものである場合は、決裁者であるか否かを示す情報が記憶されている。役職欄1350は、その使用者の役職を示す情報を記憶している。例えば、その使用者が発表者の上司である等の判断ができるような情報が記憶されている。
会議主要メンバー欄1340、役職欄1350内の情報を用いて、ページ連携ボタン1010が選択されても強制的な同期は行われないようにしてもよいし、ページ連携ボタン1010を選択できない状態(ページ連携ボタン1010自体を表示しない、うすく表示する等)にしてもよいし、メッセージ領域1020に「決裁者が前ページでメモを行っています」等の情報処理装置(被発表者用)150の状態を表示するようにしてもよい。「会議主要メンバー欄1340、役職欄1350内の情報を用いて」とは、例えば、会議主要メンバー欄1340にフラグが立っている(会議主要メンバーが非同期状態であること)こと、役職欄1350に記憶されている役職が情報処理装置(発表者用)100の発表者の上司であることのいずれか一方、又は両方であること等の場合に、同期を行わないようすることが含まれる。
なお、本実施の形態としてのプログラムが実行されるコンピュータのハードウェア構成は、図14に例示するように、一般的なコンピュータであり、具体的にはパーソナルコンピュータ、サーバーとなり得るコンピュータ等である。つまり、具体例として、処理部(演算部)としてCPU1401を用い、記憶装置としてRAM1402、ROM1403、HD1404を用いている。HD1404として、例えばハードディスク、SSD(Solid State Drive)を用いてもよい。操作検出モジュール105、操作判断モジュール110、操作領域表示モジュール115、フィードバック用画像生成モジュール120、操作情報取得モジュール125、同期状態変更モジュール130、通信制御モジュール140、操作検出モジュール155、操作判断モジュール160、通信制御モジュール170等のプログラムを実行するCPU1401と、そのプログラムやデータを記憶するRAM1402と、本コンピュータを起動するためのプログラム等が格納されているROM1403と、補助記憶装置(フラッシュメモリ等であってもよい)であるHD1404と、キーボード、マウス、タッチパネル等に対する利用者の操作に基づいてデータを受け付ける受付装置1406と、CRT、液晶ディスプレイ等の出力装置1405と、ネットワークインタフェースカード等の通信ネットワークと接続するための通信回線インタフェース1407、そして、それらをつないでデータのやりとりをするためのバス1408により構成されている。これらのコンピュータが複数台互いにネットワークによって接続されていてもよい。
前述の実施の形態のうち、コンピュータ・プログラムによるものについては、本ハードウェア構成のシステムにソフトウェアであるコンピュータ・プログラムを読み込ませ、ソフトウェアとハードウェア資源とが協働して、前述の実施の形態が実現される。
なお、図14に示すハードウェア構成は、1つの構成例を示すものであり、本実施の形態は、図14に示す構成に限らず、本実施の形態において説明したモジュールを実行可能な構成であればよい。例えば、一部のモジュールを専用のハードウェア(例えば特定用途向け集積回路(Application Specific Integrated Circuit:ASIC)等)で構成してもよく、一部のモジュールは外部のシステム内にあり通信回線で接続しているような形態でもよく、さらに図14に示すシステムが複数互いに通信回線によって接続されていて互いに協調動作するようにしてもよい。また、特に、パーソナルコンピュータの他、情報家電、複写機、ファックス、スキャナ、プリンタ、複合機(スキャナ、プリンタ、複写機、ファックス等のいずれか2つ以上の機能を有している画像処理装置)などに組み込まれていてもよい。
なお、説明したプログラムについては、記録媒体に格納して提供してもよく、また、そのプログラムを通信手段によって提供してもよい。その場合、例えば、前記説明したプログラムについて、「プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体」の発明として捉えてもよい。
「プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、プログラムのインストール、実行、プログラムの流通等のために用いられる、プログラムが記録されたコンピュータで読み取り可能な記録媒体をいう。
なお、記録媒体としては、例えば、デジタル・バーサタイル・ディスク(DVD)であって、DVDフォーラムで策定された規格である「DVD−R、DVD−RW、DVD−RAM等」、DVD+RWで策定された規格である「DVD+R、DVD+RW等」、コンパクトディスク(CD)であって、読出し専用メモリ(CD−ROM)、CDレコーダブル(CD−R)、CDリライタブル(CD−RW)等、ブルーレイ・ディスク(Blu−ray(登録商標) Disc)、光磁気ディスク(MO)、フレキシブルディスク(FD)、磁気テープ、ハードディスク、読出し専用メモリ(ROM)、電気的消去及び書換可能な読出し専用メモリ(EEPROM(登録商標))、フラッシュ・メモリ、ランダム・アクセス・メモリ(RAM)、SD(Secure Digital)メモリーカード等が含まれる。
そして、前記のプログラム又はその一部は、前記記録媒体に記録して保存や流通等させてもよい。また、通信によって、例えば、ローカル・エリア・ネットワーク(LAN)、メトロポリタン・エリア・ネットワーク(MAN)、ワイド・エリア・ネットワーク(WAN)、インターネット、イントラネット、エクストラネット等に用いられる有線ネットワーク、又は無線通信ネットワーク、さらにこれらの組み合わせ等の伝送媒体を用いて伝送させてもよく、また、搬送波に乗せて搬送させてもよい。
さらに、前記のプログラムは、他のプログラムの一部分であってもよく、又は別個のプログラムと共に記録媒体に記録されていてもよい。また、複数の記録媒体に分割して記録されていてもよい。また、圧縮や暗号化等、復元可能であればどのような態様で記録されていてもよい。
100…情報処理装置(発表者用)
105…操作検出モジュール
110…操作判断モジュール
115…操作領域表示モジュール
120…フィードバック用画像生成モジュール
125…操作情報取得モジュール
130…同期状態変更モジュール
135…操作情報・同期状態記憶モジュール
140…通信制御モジュール
150…情報処理装置(被発表者用)
155…操作検出モジュール
160…操作判断モジュール
165…操作情報・同期状態記憶モジュール
170…通信制御モジュール
210…会議用文書管理装置
290…通信回線

Claims (5)

  1. 第1の表示装置に表示している第1の画像を他の第2の情報処理装置の第2の表示装置に表示させるように制御する第1の制御手段と、
    前記第1の表示装置に前記第1の画像とは異なる第2の画像を表示させた場合に、前記第2の表示装置が表示している該第1の画像を対象とした操作が行われているときは、該第2の表示装置に該第2の画像は表示させないように制御する第2の制御手段と、
    前記第2の制御手段による制御が行われている場合は、前記第2の情報処理装置によって前記第1の画像を対象とした操作が行われていることを示す情報を提示する提示手段
    を具備することを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記提示手段は、前記第2の情報処理装置から取得した操作対象としている領域に対応させて、前記第1の表示装置に表示している前記第2の画像上に、該領域を対象とした操作が行われていることを示す情報を提示する
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記第2の制御手段は、前記第2の情報処理装置における前記第1の画像を対象とした操作が終了した場合は、前記第2の画像を該第2の情報処理装置の第2の表示装置に表示させるように前記第1の制御手段による制御を行わせる
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の情報処理装置。
  4. 前記第2の制御手段による制御が行われている場合であって、操作者の操作に応じて、前記第1の画像を対象とした操作が行われている前記第2の情報処理装置に対して、前記第2の画像を該第2の情報処理装置の第2の表示装置に表示させるように前記第1の制御手段による制御を行わせる第3の制御手段
    をさらに具備し、
    前記第3の制御手段は、前記第2の情報処理装置の操作者が、前記第2の画像を該第2の情報処理装置の第2の表示装置に表示させるべきではない人物である場合には、前記第1の制御手段による制御を行わせない
    ことを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  5. コンピュータを、
    第1の表示装置に表示している第1の画像を他の第2の情報処理装置の第2の表示装置に表示させるように制御する第1の制御手段と、
    前記第1の表示装置に前記第1の画像とは異なる第2の画像を表示させた場合に、前記第2の表示装置が表示している該第1の画像を対象とした操作が行われているときは、該第2の表示装置に該第2の画像は表示させないように制御する第2の制御手段と、
    前記第2の制御手段による制御が行われている場合は、前記第2の情報処理装置によって前記第1の画像を対象とした操作が行われていることを示す情報を提示する提示手段
    として機能させるための情報処理プログラム。
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