JP2016059926A - 熱間プレス加工用板金材の搬送装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】寸法が互いに異なる各板金材を搬送するための搬送装置の構成を簡単にできるようにする。【解決手段】載置台11の上面9の面方向での所定位置で板金材2の移動を規制する移動規制体12が、長手方向の各端部21,22を上、下方回動させるよう中途部が載置台11に枢支される回動レバー20と、回動レバー20の一端部21に形成され、載置台11の上方からその上面9に向けて下方移動する板金材2の自重を受圧して下方回動する弾性変形可能な受圧部26と、回動レバー20の他端部22に形成され、受圧部26の下方回動に連動して上方回動し、板金材2の外縁部に外側方から当接可能とされる当接部27とを有する。受圧部26が板金材2の自重を受圧して弾性変形することにより、載置台11の上面9までの板金材2の到達が許容されると共に当接部27が板金材2の外縁部にその外側方から圧接する。【選択図】図1
Description
本発明は、熱間プレス加工用の板金材であって加熱前、後で寸法が互いに異なる板金材を、載置台の上面に択一的に載置させてそれぞれ位置規制できるようにし、この状態で、この載置台を所望方向に移動させて上記各板金材を搬送するようにした熱間プレス加工用板金材の搬送装置に関するものである。
所望の製品を形成するため、板金材をプレス加工可能とする熱間プレス加工装置には、従来、下記特許文献1に示されるものがある。
上記公報のものによれば、熱間プレス加工装置は、大気温度に相応する冷温板金材をその積層位置から所定枚だけ取り出して加熱炉に向けて搬送し、この加熱炉で加熱された高温板金材をプレス機に向けて搬送する搬送装置を備えている。また、この搬送装置は、上記冷温板金材を上面に載置した状態でロボットにより上記加熱炉に向けて移動可能とされる第1載置台と、上記加熱炉で加熱された後の高温板金材を上面に載置した状態で他のロボットにより上記プレス機に向けて移動可能とされる第2載置台とを備えている。
そして、上記第1載置台の移動により上記加熱炉に向けて搬送された冷温板金材は上記加熱炉で加熱されて高温板金材とされ、これにより、その引張強度が低下させられる。このため、その後、上記第2載置台の移動により上記プレス機に向けて搬送された高温板金材は、上記プレス機によるプレス加工時のスプリングバックを小さく抑制できて、製品の成形性や寸法精度の向上が達成可能とされる。
一方、上記したように第1、第2載置台を上記加熱炉やプレス機に向けて移動させ、これらの上面に載置されている板金材を、ロボットなどを用いて上記加熱炉やプレス機に移載させる作業をするとき、この作業が精度よく、かつ、円滑にできるようにすることが要求される。そこで、従来、上記各載置台の移動中に、これら各載置台上の各板金材ががたつかないようにして位置ずれを防止するため、上記載置台の上面の面方向での所定位置で上記各板金材の移動を規制する移動規制体を設けたものが提案されている。
ところで、上記熱間プレス加工装置において、板金材を所望方向に搬送するための上記搬送装置の構成を、より簡単にしようとして、上記第1、第2載置台と、これらに対しそれぞれ設けられる移動規制体とをそれぞれ互いに兼用させ、つまり、加熱前、後の冷、高温板金材を単一の載置台の上面に択一的に載置させ、かつ、この載置台に対し設けられた単一の移動規制体で上記各板金材をそれぞれ位置規制させることが考えられる。
しかし、上記した従来の移動規制体は一定形状をなして上記移動規制体に固定されているものである。このため、上記したように、第1、第2載置台や移動規制体をそれぞれ互いに兼用させると、次のような問題点が生じると考えられる。
即ち、冷温板金材を加熱すると、この冷温板金材は熱膨張することから、この加熱後の高温板金材は冷温板金材よりも寸法が大きくなる。このため、寸法が小さい冷温板金材の移動を規制するよう上記移動規制体を一定形状に設定したとすると、この移動規制体では、寸法が大きい高温板金材の移動の規制はし難くなると考えられる。
そこで、上記とは逆に、寸法が大きい高温板金材の移動を規制するよう上記移動規制体を他の一定形状に設定することが考えられる。しかし、このようにすると、上記移動規制体と、この移動規制体により移動を規制しようとする寸法の小さい冷温板金材との間には隙間が生じることとなる。このため、上記載置台上の冷温板金材にはがたつきによる位置ずれが生じがちになり、この結果、上記各板金材に対する作業は精度よく、かつ、円滑にはできなくなるおそれが生じる。
本発明は、上記のような事情に注目してなされたもので、本発明の目的は、熱間プレス加工用の板金材であって、加熱前、後で寸法が互いに異なる冷、高温板金材を搬送するための搬送装置の構成を簡単にできるようにすると共に、上記搬送中に各板金材がそれぞれがたつきにより位置ずれすることを防止して、これら各板金材に対する作業が精度よく、かつ、円滑にできるようにすることである。
請求項1の発明は、熱間プレス加工用の板金材2を上面9に載置した状態で所望方向に移動可能とされる載置台11と、この載置台11の上面9の面方向での所定位置で上記板金材2の移動を規制する移動規制体12とを備えた熱間プレス加工用板金材の搬送装置において、
上記移動規制体12が、長手方向の各端部21,22を上、下方回動させるようその中途部が上記載置台11に枢支される回動レバー20と、この回動レバー20の一端部21に形成され、上記載置台11の上方からその上面9に向けて下方移動する板金材2の自重を受圧して下方回動する弾性変形可能な受圧部26と、上記回動レバー20の他端部22に形成され、上記受圧部26の下方回動に連動して上方回動し、上記板金材2の外縁部にその外側方から当接可能とされる当接部27とを有し、
上記受圧部26が上記板金材2の自重を受圧して弾性変形することにより、上記載置台11の上面9までの上記板金材2の到達が許容されると共に上記当接部27が上記板金材2の外縁部にその外側方から圧接するようにしたことを特徴とする熱間プレス加工用板金材の搬送装置である。
上記移動規制体12が、長手方向の各端部21,22を上、下方回動させるようその中途部が上記載置台11に枢支される回動レバー20と、この回動レバー20の一端部21に形成され、上記載置台11の上方からその上面9に向けて下方移動する板金材2の自重を受圧して下方回動する弾性変形可能な受圧部26と、上記回動レバー20の他端部22に形成され、上記受圧部26の下方回動に連動して上方回動し、上記板金材2の外縁部にその外側方から当接可能とされる当接部27とを有し、
上記受圧部26が上記板金材2の自重を受圧して弾性変形することにより、上記載置台11の上面9までの上記板金材2の到達が許容されると共に上記当接部27が上記板金材2の外縁部にその外側方から圧接するようにしたことを特徴とする熱間プレス加工用板金材の搬送装置である。
なお、この項において、上記各用語に付記した符号や図面番号は、本発明の技術的範囲を後述の「実施例」の項や図面の内容に限定解釈するものではない。
本発明による効果は、次の如くである。
請求項1の発明は、熱間プレス加工用の板金材を上面に載置した状態で所望方向に移動可能とされる載置台と、この載置台の上面の面方向での所定位置で上記板金材の移動を規制する移動規制体とを備えた熱間プレス加工用板金材の搬送装置において、
上記移動規制体が、長手方向の各端部を上、下方回動させるようその中途部が上記載置台に枢支される回動レバーと、この回動レバーの一端部に形成され、上記載置台の上方からその上面に向けて下方移動する板金材の自重を受圧して下方回動する弾性変形可能な受圧部と、上記回動レバーの他端部に形成され、上記受圧部の下方回動に連動して上方回動し、上記板金材の外縁部にその外側方から当接可能とされる当接部とを有し、
上記受圧部が上記板金材の自重を受圧して弾性変形することにより、上記載置台の上面までの上記板金材の到達が許容されると共に上記当接部が上記板金材の外縁部にその外側方から圧接するようにしている。
上記移動規制体が、長手方向の各端部を上、下方回動させるようその中途部が上記載置台に枢支される回動レバーと、この回動レバーの一端部に形成され、上記載置台の上方からその上面に向けて下方移動する板金材の自重を受圧して下方回動する弾性変形可能な受圧部と、上記回動レバーの他端部に形成され、上記受圧部の下方回動に連動して上方回動し、上記板金材の外縁部にその外側方から当接可能とされる当接部とを有し、
上記受圧部が上記板金材の自重を受圧して弾性変形することにより、上記載置台の上面までの上記板金材の到達が許容されると共に上記当接部が上記板金材の外縁部にその外側方から圧接するようにしている。
このため、上記搬送装置により搬送しようとする熱間プレス加工用の板金材が、加熱前、後で寸法が互いに異なる冷、高温板金材であるとしても、これら板金材を択一的に上記載置台に載置して上記移動規制体により位置規制させたときには、上記各板金材はいずれも上記載置台の上面に当接させられて、上下方向でのがたつきにより位置ずれすることは防止され、また、上記各板金材はいずれもその各外縁部に上記当接部が圧接して、上記載置台の上面の面方向での移動が規制されることから、この面方向でのがたつきにより位置ずれすることも防止される。
よって、寸法が異なる上記各板金材の搬送に上記載置台と移動規制体とがそれぞれ兼用されるのであり、その分、熱間プレス加工用の板金材を搬送するための搬送装置の構成を簡単にできる。しかも、上記したように、上記各板金材は、その搬送中にそれぞれ上記載置台上でがたつきにより位置ずれすることは防止されることから、これら各板金材に対する作業は精度よく、かつ、円滑にできることとなる。
本発明の熱間プレス加工用板金材の搬送装置に関し、熱間プレス加工用の板金材であって、加熱前、後で寸法が互いに異なる冷、高温板金材を搬送するための搬送装置の構成を簡単にできるようにすると共に、上記搬送中に各板金材がそれぞれがたつきにより位置ずれすることを防止して、これら各板金材に対する作業が精度よく、かつ、円滑にできるようにする、という目的を実現するため、本発明を実施するための形態は、次の如くである。
即ち、熱間プレス加工用板金材の搬送装置は、熱間プレス加工用の板金材を上面に載置した状態で所望方向に移動可能とされる載置台と、この載置台の上面の面方向での所定位置で上記板金材の移動を規制する移動規制体とを備える。
上記移動規制体は、長手方向の各端部を上、下方回動させるようその中途部が上記載置台に枢支される回動レバーと、この回動レバーの一端部に形成され、上記載置台の上方からその上面に向けて下方移動する板金材の自重を受圧して下方回動する弾性変形可能な受圧部と、上記回動レバーの他端部に形成され、上記受圧部の下方回動に連動して上方回動し、上記板金材の外縁部にその外側方から当接可能とされる当接部とを有している。
上記受圧部が上記板金材の自重を受圧して弾性変形することにより、上記載置台の上面までの上記板金材の到達が許容されると共に上記当接部が上記板金材の外縁部にその外側方から圧接することとされる。
本発明をより詳細に説明するために、その実施例を添付の図に従って説明する。
図2において、符号1は、熱間プレス加工用の板金材2により、製品である車両の車体部品を形成するための熱間プレス加工装置である。
上記熱間プレス加工装置1は、大気温度に相応する冷温板金材2(L)をその積層位置から所定枚だけ取り出して加熱炉3に向けて搬送し、この加熱炉3で加熱された後の高温板金材2(H)をプレス機4に向けて搬送する搬送装置5を備えている。上記板金材2は、平坦で長方形状をなし、例えば、(超)高張力鋼板とされる。
上記搬送装置5は、上記冷、高温板金材2(L),2(H)を上面9に択一的に載置した状態でロボット10により所望方向に平行移動可能とされる載置台11と、この載置台11の上面9の面方向(水平方向)での所定位置で上記各板金材2(L),2(H)の移動を規制する移動規制体12とを備えている。
上記載置台11は、上記ロボット10のアーム先端に取り付けられ、水平方向に延びる基台16と、この基台16から水平方向に突設され、所定間隔をあけて複数本(5本)が並設されるパイプ材17とを有している。これら各パイプ材17にほぼ直交するよう、これらパイプ材17上(載置台11の上面9)に上記板金材2が載置される。
図1,2において、上記移動規制体12は、上記板金材2をその幅方向から挟むよう、上記載置台11のパイプ材17の長手方向に離間して設けられる一対の回動レバー20,20を有している。これら各回動レバー20は、上記パイプ材17の側面に沿って延び、その長手方向の各端部21,22が上、下方回動するようその中途部が上記パイプ材17に枢支軸23により枢支される。
また、上記移動規制体12は、上記各回動レバー20の各端部21,22のうち、上記板金材2に近い側の一端部21に形成され、上記載置台11の上方からその上面9に向けて下方移動する板金材2の自重を受圧して下方回動する弾性変形可能な受圧部26と、上記板金材2から遠い側の他端部22に形成され、上記受圧部26の下方回動に連動して上方回動し、上記板金材2の外縁部にその外側方から当接(摺動含む)可能とされる当接部27とを有している。
また、上記移動規制体12は、上記受圧部26の上端部が上記載置台11の上面9よりも上方に突出するよう上記回動レバー20をわずかな弾性力で回動Aさせる不図示のばねと、上記受圧部26の上端部が上記載置台11の上面9から所定寸法以上に突出しないよう上記回動レバー20の回動Aを阻止するストッパー28とを有している。この場合における上記回動レバー20、受圧部26、および当接部27は、何ら外力が負荷されていない自由状態での初期姿勢とされる。この初期姿勢では、上記板金材2の外縁部に当接可能な上記当接部27の当接面27aは、上方に向かうに従い上記板金材2から離れる方向に直線的に延びる傾斜面とされる。
上記受圧部26は、上記回動レバー20の一端部21に形成され、軸心が縦向きの円筒部32と、この円筒部32に軸方向摺動可能に嵌入され、上端部がこの円筒部32から上方に突出し、上記板金材2からの自重を受圧する受圧ピン33と、この受圧ピン33を上方に向かって付勢するコイルスプリングであるばね34と、上記受圧ピン33の上端部が上記円筒部32から所定寸法以上に突出することを阻止するストッパー35とを有している。
なお、上記回動レバー20の回動Aは、上記不図示のばねに代えて、上記回動レバー20、受圧部26、および当接部27の合計自重によるものであってもよい。また、上記ばね34は板ばねであってもよい。また、図例では、上記移動規制体12は、回動レバー20、当接部27、およびストッパー28による組み合わせ体を板金材2の幅方向で一対有するものとしたが、この組み合わせ体20,27,28を板金材2の幅方向の一方側にのみ設け、他方側に、上記載置台11の上面9の面方向で上記板金材2が上記他方側の外側方に移動することを阻止するストッパを固定的に設けるようにしてもよい。
そして、上記熱間プレス加工装置1により、板金材2をプレス加工して製品を形成する場合には、まず、上記冷温板金材2(L)が、上記搬送装置5の載置台11の上面9にその上方(図1中一点鎖線)からロボット10などの働きにより機械的に載置され、加熱炉3に向けて搬送される。この場合、上記受圧部26の受圧ピン33は、上記冷温板金材2(L)の自重を受圧して上記ばね34が収縮するよう弾性変形させられる。そして、このばね34の弾性変形により、上記載置台11の上面9までの上記冷温板金材2(L)の到達が許容されると共に上記当接部27が上方回動して上記冷温板金材2(L)の外縁部にその外側方から圧接(摺接含む)することとされる(図1中実線)。
上記したように、載置台11の上面9に冷温板金材2(L)を載置させる場合、通常、受圧部26の受圧ピン33が上記冷温板金材2(L)の自重を受圧して上記ばね34が弾性変形するとき、この弾性変形に応じて上記当接部27が上方回動し上記冷温板金材2(L)の外縁部に圧接する、という作用が生じる。しかし、上記受圧部26の受圧ピン33が上記冷温板金材2(L)の自重を受圧するとき、まず、この冷温板金材2(L)のほぼ自重分だけ上記ばね34が弾性変形し、次に、このばね34の復元力により、上記当接部27が上方回動して上記冷温板金材2(L)の外縁部に圧接する、という作用が生じるようにしてもよい。また、このような各作用は、上記冷温板金材2(L)に代えて高温板金材2(H)を上記載置台11の上面9に載置させる場合にも、同様に生じることとされる。
次に、上記冷温板金材2(L)は、上記載置台11と共に加熱炉3の内部に挿入されて所定位置に機械的に移載され、所定温度となるまで加熱されて高温板金材2(H)とされる。この間、上記載置台11は上記加熱炉3の内部から離脱させられていて、加熱されることは防止される。
次に、上記加熱炉3の内部に挿入された載置台11の上面9に向かうよう、上記高温板金材2(H)が上記加熱炉3の内部の所定位置から機械的に移動させられて載置される。そして、この高温板金材2(H)は、上記載置台11と共に加熱炉3の内部から離脱させられて、上記プレス機4に向けて搬送される。そして、上記高温板金材2(H)は、上記プレス機4に機械的に移載され、プレス加工されて所望の製品が形成される。
図3において、上記したように載置台11の上面9に載置される高温板金材2(H)は、上記冷温板金材2(L)に比べ熱膨張により寸法が大きくなるが、上記高温板金材2(H)が上記載置台11の上面9にその上方(図3中一点鎖線)から載置されるとき、上記受圧部26の受圧ピン33は、上記高温板金材2(H)の自重を受圧して上記ばね34が収縮するよう弾性変形させられる。そして、このばね34の弾性変形により、上記載置台11の上面9までの上記高温板金材2(H)の到達が許容されると共に上記当接部27が上方回動して上記高温板金材2(H)の外縁部にその外側方から圧接(摺接含む)することとされる(図3中実線)。
このため、上記熱間プレス加工装置1において、上記搬送装置5により搬送しようとする熱間プレス加工用の板金材2が、加熱前、後で寸法が互いに異なる冷、高温板金材2(L),2(H)であるとしても、これら板金材2(L),2(H)を択一的に上記載置台11に載置して上記移動規制体12により位置規制させたときには、上記各板金材2(L),2(H)はいずれも上記載置台11の上面9に当接させられて、上下方向でのがたつきにより位置ずれすることは防止され、また、上記各板金材2(L),2(H)はいずれもその各外縁部に上記当接部27が圧接して、上記載置台11の上面9の面方向での移動が規制されることから、この面方向でのがたつきにより位置ずれすることも防止される。
よって、寸法が異なる上記各板金材2(L),2(H)の搬送に上記載置台11と移動規制体12とがそれぞれ兼用されるのであり、その分、熱間プレス加工用の板金材2を搬送するための搬送装置5の構成を簡単にできる。しかも、上記したように、上記各板金材2(L),2(H)は、その搬送中にそれぞれ上記載置台11上でがたつきにより位置ずれすることは防止されることから、これら各板金材2(L),2(H)に対する作業は精度よく、かつ、円滑にできることとなる。
1 熱間プレス加工装置
2 板金材
2(L) 冷温板金材
2(H) 高温板金材
3 加熱炉
4 プレス機
5 搬送装置
9 上面
11 載置台
12 移動規制体
20 回動レバー
21 一端部
22 他端部
23 枢支軸
26 受圧部
27 当接部
27a 当接面
28 ストッパー
A 回動
2 板金材
2(L) 冷温板金材
2(H) 高温板金材
3 加熱炉
4 プレス機
5 搬送装置
9 上面
11 載置台
12 移動規制体
20 回動レバー
21 一端部
22 他端部
23 枢支軸
26 受圧部
27 当接部
27a 当接面
28 ストッパー
A 回動
Claims (1)
- 熱間プレス加工用の板金材を上面に載置した状態で所望方向に移動可能とされる載置台と、この載置台の上面の面方向での所定位置で上記板金材の移動を規制する移動規制体とを備えた熱間プレス加工用板金材の搬送装置において、
上記移動規制体が、長手方向の各端部を上、下方回動させるようその中途部が上記載置台に枢支される回動レバーと、この回動レバーの一端部に形成され、上記載置台の上方からその上面に向けて下方移動する板金材の自重を受圧して下方回動する弾性変形可能な受圧部と、上記回動レバーの他端部に形成され、上記受圧部の下方回動に連動して上方回動し、上記板金材の外縁部にその外側方から当接可能とされる当接部とを有し、
上記受圧部が上記板金材の自重を受圧して弾性変形することにより、上記載置台の上面までの上記板金材の到達が許容されると共に上記当接部が上記板金材の外縁部にその外側方から圧接するようにしたことを特徴とする熱間プレス加工用板金材の搬送装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2014187546A JP2016059926A (ja) | 2014-09-16 | 2014-09-16 | 熱間プレス加工用板金材の搬送装置 |
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2014
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