JP2016059649A - 便座装置及び便器 - Google Patents

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昌伸 久保島
Masanobu Kuboshima
昌伸 久保島
豊彦 辻本
Toyohiko Tsujimoto
豊彦 辻本
弘士 小原
Hiroshi Obara
弘士 小原
稔博 秋山
Toshihiro Akiyama
稔博 秋山
保 尾崎
Tamotsu Ozaki
保 尾崎
健一 入江
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健一 入江
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Abstract

【課題】非接触給電の給電能力を増強せずに一時的な消費電力の増大に対応可能とする。【解決手段】送電部36から送電される電力は、受電部10で受電され、整流部11で整流された後、第1スイッチ19を介してヒータ13に供給される。このとき、ヒータ13には既に蓄電部14から給電されて温度が上昇しているので、送電部36から送電される電力は、蓄電部14から給電されない場合よりも大幅に少ない電力で構わない。故に、ヒータ13に大きな電流を流して急速に暖房する場合においても、送電部36から送電する電力を増大させる必要が無い。【選択図】 図2

Description

本発明は、いわゆる洋式便器に使用される便座装置、及び当該便座装置を備える便器に関する。
従来例として特許文献1記載の便座付便器を例示する。この従来例は、便器本体と、便器本体に対して回転可能且つ着脱可能に取り付けられる便座とを備える。便座は、暖房用のヒータの他、温度検出素子や、着座検出スイッチ、信号発生発信部、電源部、2次側コイルなどを備える。また、便器本体は、電力送信部、信号受信部、制御回路、1次側コイルなどを備える。この従来例では、便器本体の電力送信部から便座の電源部に対して、電磁誘導を利用した非接触給電が行われる。つまり、便器本体の1次側コイルと、便座の2次側コイルとが誘導結合され、電力送信部から、1次側コイル及び2次側コイルを介して電源部に電力が供給される。そして、電源部は、電力送信部から供給される電力でヒータを駆動し、便座を暖める(暖房する)ように構成される。
また、便座の信号発生発信部は、温度検出素子及び着座検出スイッチの検出結果を、便器本体の信号受信部へ電磁誘導により無線伝送している。そして、便器本体の制御回路は、信号受信部で受信する温度検出結果及び着検出結果に対応して、電源部から1次側コイル及び2次側コイルを介して供給する電力を調節するように構成されている。
特許文献1記載の従来例では、便器本体から便座への電力供給が非接触給電方式で行われているため、便器本体から便座を取り外し、便座を丸洗いすることが可能になる。
特開平10−179454号公報
ところで、特許文献1記載の従来例では、ヒータに流す電流を通常時よりも大幅に増やすことで便座を急速に暖めることが困難であった。つまり、ヒータに流す電流を大幅に増やそうとすれば、便器本体から非接触給電方式で供給する電力を増大させる必要がある。そして、上述のように供給電力を増大させると、便器本体の電力送信部及び1次側コイル、便座の電源部及び2次側コイルなどが大型化してしまい、ひいては、便器本体や便座の大型化を招いてしまう。
本発明は、上記課題に鑑みて為されたものであり、非接触給電の給電能力を増強せずに一時的な消費電力の増大に対応可能とすることを目的とする。
本発明の便座装置は、便器本体に着脱可能に取り付けられ、前記便器本体に設けられる送電部から非接触給電方式で給電される便座装置であって、前記送電部から非接触給電方式で電力を受け取る受電部と、前記受電部が受け取る電力を消費する負荷と、前記受電部が受け取る電力を蓄える蓄電部と、前記蓄電部の充電及び放電を制御する充放電制御部とを備え、前記充放電制御部は、前記負荷が消費する電力が所定値以上のときに前記蓄電部から放電させる電力を前記負荷に供給し、前記負荷が消費する電力が前記所定値未満のときに前記蓄電部を充電するように構成されることを特徴とする。
本発明の便器は、便座装置と、前記便座装置が着脱可能に取り付けられる便器本体と、前記送電部とを備えることを特徴とする。
本発明の便座装置及び便器は、非接触給電の給電能力を増強せずに一時的な消費電力の増大に対応可能になるという効果がある。
本発明に係る便座装置及び便器の実施形態を示す斜視図である。 同上における回路ブロックの回路構成図である。 同上の動作説明用のフローチャートである。
本発明に係る便座装置1並びに、この便座装置1を用いた便器(洋式便器)の実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。ただし、以下の説明では、特に断りの無い限り、図1において前後、左右、上下の各方向を規定する。
本実施形態の便器は、図1に示すように、便座装置1と便器本体3とを備える。便器本体3は、本体部30とカバー31とを有する。本体部30は、半円筒形状の合計樹脂成形体からなり、図示しない金属製の骨組みに支持されて便所の床に設置される。本体部30の前方部分には、上方に開放された凹所300が設けられる。また、本体部30の上面における後部側には、後述する非接触給電用の回路ブロックや、局部洗浄装置などが設けられる。カバー31は、合成樹脂製の箱体からなり、前記回路ブロックや局部洗浄装置などを覆うように本体部30の上面に取り付けられる。なお、カバー31の左右両側面の前方には、便座装置1の筐体21が回転可能に取り付けられる一対の第1軸部32と、図示しない便蓋が回転可能に取り付けられる一対の第2軸部33とが設けられる。
一方、便座装置1は、合成樹脂成形体からなる筐体21を備える。筐体21は、扁平な円環状に形成され、左右両側の後端部から一対の突部210が後方へ突出するように構成される。各突部210は、第1軸部32と回転可能に結合される軸受けを有する。つまり、筐体21は、一対の突部210の軸受けが便器本体3の一対の第1軸部32と結合されることにより、便器本体3に回転可能に取り付けられる。また、筐体21の内部には、後述する暖房用及び非接触給電用の回路ブロックが収納される。
次に、図2を参照して、便座装置1及び便器本体3の各回路ブロックの構成を説明する。
便器本体3の回路ブロックは、整流部34、インバータ部35、送電部36、制御部37、受信部38などを備える。整流部34は、例えば、ダイオードブリッジであって、交流電源Xから供給される交流電圧・交流電流を全波整流するように構成される。インバータ部35は、整流部34から出力される脈流電圧・脈流電流を高周波(例えば、数百キロヘルツ)の交流電圧・交流電流に変換するように構成される。送電部36は、1次側コアと1次側コイルを有する。1次側コアは、フェライトなどの磁性材料によってU字形、C字形あるいはE字形に形成されることが好ましい。1次側コイルは、1次側コアに巻回される巻線で構成されることが好ましい。なお、送電部36の1次側コイルには、インバータ部35から出力される交流電圧・交流電流が印加される。受信部38は、例えば、インバータ部35の出力電圧(交流電圧)に重畳されているASK(Amplitude Shift Keying:振幅偏移キーイング)変調信号(受信信号)を復調してデータを受信するように構成される。制御部37は、例えば、マイクロコントローラを主構成要素とし、受信部38で復調されたデータに基づいて、インバータ部35の起動・停止及び交流電圧・交流電流の出力レベルの調整などの制御を行うように構成される。
便座装置1の回路ブロックは、受電部10、整流部11、コンバータ部12、ヒータ13、蓄電部14、充放電制御部15、着座検出部16、温度検出部17、送信部18、第1スイッチ19、第2スイッチ20などを備える。受電部10は、2次側コアと2次側コイルを有する。2次側コアは、フェライトなどの磁性材料によってU字形、C字形あるいはE字形に形成されることが好ましい。2次側コイルは、2次側コアに巻回される巻線で構成されることが好ましい。受電部10の2次側コイルは、送電部36の1次側コイルと磁気結合される。そして、送電部36の1次側コイルに高周波電圧・高周波電流が印加されると、受電部10の2次側コイルに誘導電圧・誘導電流が誘起され、送電部36から受電部10に非接触で電力が伝達される。
整流部11は、例えば、ダイオードブリッジであり、受電部10から出力される交流電圧・交流電流を全波整流するように構成される。コンバータ部12は、整流部11から出力される脈流電圧・脈流電流を、蓄電部14の充電に適した直流電圧・直流電流に変換(降圧又は昇圧)するように構成される。このようなコンバータ部12は、降圧チョッパ回路、昇圧チョッパ回路あるいは昇降圧型のチョッパ回路の何れかで構成されることが好ましい。ただし、コンバータ部12の代わりに、電解コンデンサからなる平滑コンデンサにより、整流部11から出力される脈流電圧・脈流電流が、蓄電部14の充電に適した直流電圧・直流電流に平滑されても構わない。
また、整流部11の脈流出力端子には、第1スイッチ19を介してヒータ13が電気的に接続される。ヒータ13は、筐体21内のほぼ全域に配置され、人の肌に触れる座面(筐体21の上面)を暖める(暖房する)ように構成される。さらに、コンバータ部12と第1スイッチ19との間に、第2スイッチ20を介して蓄電部14が電気的に接続される。蓄電部14は、ニッケル水素電池やリチウムイオン電池などの小形二次電池、あるいは、電気二重層キャパシタで構成されることが好ましい。
着座検出部16は、例えば、圧力センサあるいは近接スイッチを有し、筐体21に人が着座していることを検出して着座検出信号を出力するように構成される。また、温度検出部17は、例えば、筐体21内に設けられる正特性サーミスタを有し、前記正特性サーミスタの抵抗値に対応した電圧を、温度検出信号として出力するように構成される。
充放電制御部15は、マイクロコントローラを主構成要素とし、着座検出信号及び温度検出信号に対応して、コンバータ部12や第1スイッチ19、第2スイッチ20を制御するように構成される。さらに、充放電制御部15は、給電の開始や停止などを指示するコマンドデータを含む送信フレームを生成して送信部18に渡すように構成される。送信部18は、充放電制御部15から渡される送信フレームでASK変調信号を作成し、当該ASK変調信号を受電部10の誘起電圧に重畳することで便器本体3へ送信するように構成される。
なお、図示は省略しているが、便座装置1の回路ブロックには、コンバータ部12や充放電制御部15、着座検出部16、送信部18などの動作電源を必要とする各部に給電するための電源回路が設けられる。この電源回路は、例えば、乾電池などの1次電池又は2次電池を電源として動作電源を作成するか、あるいは、受電部10を介して便器本体3の回路ブロックから給電される交流電力から動作電源を作成するように構成されることが好ましい。
ところで、送電部36と受電部10は、少なくとも筐体21が本体部30の上面に被さる位置(図1参照)に在るとき、互いに磁気結合可能なように、カバー31内及び筐体21内に配置されることが好ましい。例えば、送電部36がカバー31内における第1軸部32の近くに配置され、受電部10が筐体21の突部210内に配置されることが好ましい。ただし、上述した送電部36及び受電部10の配置場所は一例であって、カバー31内及び筐体21内の別の場所に配置されても構わない。
次に、図3のフローチャートを参照して、本実施形態の便座装置1の動作を説明する。なお、図3のフローチャートは、便座装置1の充放電制御部15が実行する処理を示している。
まず、充放電制御部15は、着座検出部16から着座検出信号を受け取ると(ステップS1)、第1スイッチ19をオンするとともに第2スイッチ20をオンする(ステップS2)。続いて、充放電制御部15は、給電開始を指示するコマンド(給電開始コマンド)を含む送信フレームを送信部18に渡し、当該送信フレームで変調されたASK変調信号を送信部18から送信させる(ステップS3)。さらに、充放電制御部15は、コンバータ部12が動作している場合はコンバータ部12を停止する(ステップS4)。
第1スイッチ19及び第2スイッチ20が双方ともオンすれば、蓄電部14に蓄えられている電力が第2スイッチ20及び第1スイッチ19を介してヒータ13に放電(供給)される。その結果、ヒータ13には比較的に大きな電流が流れるので、相対的に短い時間(例えば、数秒間)で筐体21の温度を上昇させることができる。
一方、便器本体3では、送信部18から送信されるASK変調信号が受信部38で受信され、ASK変調信号から復調された送信フレームが受信部38から制御部37に渡される。制御部37は、前記送信フレームに含まれる給電開始コマンドを受け取ると、インバータ部35を動作させて送電部36から送電させる。
送電部36から送電される電力は、受電部10で受電され、整流部11で整流された後、第1スイッチ19を介してヒータ13に供給される。このとき、ヒータ13には既に蓄電部14から給電されて温度が上昇しているので、送電部36から送電される電力は、蓄電部14から給電されない場合よりも大幅に少ない電力で構わない。故に、ヒータ13に大きな電流を流して急速に暖房する場合においても、送電部36から送電する電力を増大させる必要が無い。
そして、人が用を足して便座装置1の筐体21から離れると、着座検出部16から着座検出信号が出力されなくなる(ステップS5)。充放電制御部15は、着座検出部16から着座検出信号を受け取らなくなれば、給電停止を指示するコマンド(給電停止コマンド)を含む送信フレームを送信部18に渡し、当該送信フレームで変調されたASK変調信号を送信部18から送信させる(ステップS6)。さらに、充放電制御部15は、第1スイッチ19をオフするとともに第2スイッチ20をオフする(ステップS7)。第1スイッチ19がオフすることにより、ヒータ13への通電が停止する。なお、充放電制御部15は、第1スイッチ19及び第2スイッチ20をオフした後、ステップS1に戻って、着座検出信号の入力待ち状態となる。
一方、便器本体3では、送信部18から送信されるASK変調信号が受信部38で受信され、ASK変調信号から復調された送信フレームが受信部38から制御部37に渡される。制御部37は、前記送信フレームに含まれる給電停止コマンドを受け取ると、インバータ部35を停止させる。ただし、便座装置1の電源回路に対して送電部36から給電されている場合、制御部37は、前記電源回路に必要な電力のみを送電部36から送電させるように、インバータ部35を制御することが好ましい。
また、着座検出信号の入力待ち状態において、充放電制御部15は、蓄電部14の充電状態(蓄電部14の電圧)を監視している(ステップS8)。そして、蓄電部14が満充電の状態でなければ(ステップS8でNOの場合)、充放電制御部15は、給電開始コマンドを含む送信フレームを送信部18に渡し、当該送信フレームで変調されたASK変調信号を送信部18から送信させる(ステップS9)。さらに、充放電制御部15は、第1スイッチ19をオフするとともに、第2スイッチ20をオン(ステップS10)した後、コンバータ部12を動作させる(ステップS11)。
一方、便器本体3では、送信部18から送信されるASK変調信号が受信部38で受信され、ASK変調信号から復調された送信フレームが受信部38から制御部37に渡される。制御部37は、前記送信フレームに含まれる給電開始コマンドを受け取ると、インバータ部35を動作させて送電部36から送電させる。
送電部36から送電される電力は、受電部10で受電され、整流部11で整流された後、コンバータ部12で変換(降圧又は昇圧)される。そして、コンバータ部12で変換された直流電圧・直流電流が第2スイッチ20を介して蓄電部14に供給され、蓄電部14が充電される。このとき、充放電制御部15は、蓄電部14に供給する直流電圧及び直流電流の少なくとも何れか一方を一定に保つようにコンバータ部12を制御することが好ましい。そして、充放電制御部15は、蓄電部14が満充電状態になれば(ステップS12でYESの場合)、ステップS1に戻って、着座検出信号の入力待ち状態となる。
なお、本実施形態の便座装置1では、充放電制御部15から便器本体3の制御部37に対して給電の開始・停止を指示しているが(図3のステップS3、S6、S9参照)、このような指示は必ずしも必要ではない。例えば、便器本体3の制御部37は、インバータ部35を常時動作させるように構成されても構わない。この場合、インバータ部35は、出力電圧又は出力電流を一定にするように構成されるのではなく、便座装置1で消費される電力に合わせて出力電圧及び出力電流を増減するように構成されることが好ましい。また、充放電制御部15は、冬季などの気温の低い状況においては、着座検出信号の入力待ち状態であっても、第1スイッチ19をオンしてヒータ13に通電して保温させることが好ましい。
上述のように本実施形態の便座装置1は、便器本体3に着脱可能に取り付けられ、便器本体3に設けられる送電部36から非接触給電方式で給電される便座装置である。また、本実施形態の便座装置1は、送電部36から非接触給電方式で電力を受け取る受電部10と、受電部10が受け取る電力を消費する負荷(ヒータ13)とを備える。さらに、本実施形態の便座装置1は、受電部10が受け取る電力を蓄える蓄電部14と、蓄電部14の充電及び放電を制御する充放電制御部15とを備える。充放電制御部15は、負荷(ヒータ13)が消費する電力が所定値以上のときに蓄電部14から放電させる電力を負荷(ヒータ13)に供給し、負荷(ヒータ13)が消費する電力が所定値未満のときに蓄電部14を充電するように構成される。
また、本実施形態の便器は、上述した便座装置1と、便座装置1が着脱可能に取り付けられる便器本体3と、送電部36とを備える。
本実施形態の便座装置1及び便器は上述のように構成されるので、非接触給電の給電能力を増強せずに一時的な消費電力の増大に対応可能になる。
また、本実施形態の便座装置1において、負荷にヒータ13が含まれることが好ましい。充放電制御部15は、ヒータ13に流す電流を増加させるときに蓄電部14から放電させる電力をヒータ13に供給するように構成されることが好ましい。
本実施形態の便座装置1が上述のように構成されれば、ヒータ13の発熱量を増大させることで短時間に温度を上昇させることができる。
さらに、本実施形態の便座装置1において、人が着座していることを検出する着座検出部16を備えることが好ましい。充放電制御部15は、着座検出部16が人の着座を検出していないときに蓄電部14を充電するように構成されることが好ましい。
本実施形態の便座装置1が上述のように構成されれば、ヒータ13への通電が不要なときに蓄電部14を充電することにより、非接触給電の給電能力を増強せずに一時的な消費電力の増大に対応可能になる。
また、本実施形態の便座装置1において、受電部10の出力電圧を、蓄電部14の充電に適した電圧に変換する電圧変換部(コンバータ部12)を備えることが好ましい。
本実施形態の便座装置1が上述のように構成されれば、過大な電圧を蓄電部14に印加する可能性が低くなるので、蓄電部14の故障や寿命低下を抑制することができる。
なお、充放電制御部15は、ヒータ13に通電している間、温度検出部17の温度検出信号の電圧レベルを高温側しきい値と比較し、前記電圧レベルが高温側しきい値を上回ると第1スイッチ19をオフするように構成されることが好ましい。さらに、充放電制御部15は、第1スイッチ19をオフした後、温度検出部17の温度検出信号の電圧レベルを低温側しきい値(<高温側しきい値)と比較し、前記電圧レベルが低温側しきい値を下回ると第1スイッチ19をオンするように構成されることが好ましい。充放電制御部15が上述のように構成されれば、筐体21の表面温度が過度に上昇することを防ぐことができる。
1 便座装置
3 便器本体
10 受電部
12 コンバータ部(電圧変換部)
13 ヒータ(負荷)
14 蓄電部
15 充放電制御部
16 着座検出部
36 送電部

Claims (5)

  1. 便器本体に着脱可能に取り付けられ、前記便器本体に設けられる送電部から非接触給電方式で給電される便座装置であって、
    前記送電部から非接触給電方式で電力を受け取る受電部と、前記受電部が受け取る電力を消費する負荷と、前記受電部が受け取る電力を蓄える蓄電部と、前記蓄電部の充電及び放電を制御する充放電制御部とを備え、
    前記充放電制御部は、前記負荷が消費する電力が所定値以上のときに前記蓄電部から放電させる電力を前記負荷に供給し、前記負荷が消費する電力が前記所定値未満のときに前記蓄電部を充電するように構成されることを特徴とする便座装置。
  2. 前記負荷にヒータが含まれ、前記充放電制御部は、前記ヒータに流す電流を増加させるときに前記蓄電部から放電させる電力を前記ヒータに供給するように構成されることを特徴とする請求項1記載の便座装置。
  3. 人が着座していることを検出する着座検出部を備え、前記充放電制御部は、前記着座検出部が人の着座を検出していないときに前記蓄電部を充電するように構成されることを特徴とする請求項1又は2記載の便座装置。
  4. 前記受電部の出力電圧を、前記蓄電部の充電に適した電圧に変換する電圧変換部を備えることを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の便座装置。
  5. 請求項1〜4の何れかの便座装置と、前記便座装置が着脱可能に取り付けられる便器本体と、前記送電部とを備えることを特徴とする便器。
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WO2024024170A1 (ja) * 2022-07-27 2024-02-01 Tdk株式会社 便座装置

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