JP2015231258A - 非接触給電システム及び受電装置 - Google Patents

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隆彦 村山
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Abstract

【課題】カメラを用いることなく、送電装置と受電装置との位置ずれを特定できる。
【解決手段】制御部と、受電側電力変換器と開閉器との間に設けられ、制御部による制御によって接続状態が切り替わる負荷回路とを具備し、制御部は、開閉器を開状態にし、負荷回路を切断状態から接続状態に切り替え、さらに、送電装置から受電装置の負荷回路に給電させ、送電装置及び受電装置の少なくとも一方における電力、電圧あるいは電流に基づいて送電装置と受電装置とが負荷への給電可能な位置関係であるか否か判定する位置判定処理を行う。
【選択図】図1

Description

本発明は、非接触給電システム及び受電装置に関する。
下記特許文献1には、車両の駐車位置の位置ずれを小さく抑えることができる車両の駐車支援装置が開示されている。該駐車支援装置は、カメラと、カメラから得られる画像で車外の送電ユニットの位置を認識して送電ユニットに向けて車両を誘導するための第1の車両誘導部と、送電ユニットから非接触状態で電力の受電を行なう受電ユニットと、受電ユニットの受電した電力に基づいて車両を誘導するための第2の車両誘導部と、第1の車両誘導部が画像では送電ユニットの位置を検出できなくなってから車両駆動部に所定距離を超えて車両を移動させても受電ユニットが送電ユニットから受電する電力が第1の条件を満たさない場合には、車両の移動を停止させるための処理を行なう制御部とを備える。
特開2011−188679号公報
ところで、上記従来技術では、カメラによって撮影された画像に基づいて受電ユニット(以後、受電装置)と送電ユニット(以後、送電装置)との位置ずれを特定するが、カメラは高価であり、またカメラはレンズが汚れると画像が不鮮明になることがあり、カメラを用いることが望ましくないという問題があった。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、カメラを用いることなく、送電装置と受電装置との位置ずれを特定できることを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明では、非接触給電システムに係る第1の解決手段として、送電装置と、前記送電装置によって非接触給電された電力を受電する受電装置とを具備し、前記送電装置は、外部から供給された電力を変換する送電側電力変換器と、前記送電側電力変換器から入力される電力を交流電力に変換するインバータ回路とを具備し、前記インバータ回路から出力される前記交流電力に基づいて磁界を発生し、前記受電装置は、前記磁界によって受電した電力を変換する受電側電力変換器と、前記受電側電力変換器と負荷との間に設けられた開閉器とを具備する非接触給電システムであって、制御部と、前記受電側電力変換器と前記開閉器との間に設けられ、前記制御部による制御によって接続状態が切り替わる負荷回路とを具備し、前記制御部は、前記開閉器を開状態にし、前記負荷回路を切断状態から接続状態に切り替え、さらに、前記送電装置から前記受電装置の前記負荷回路に給電させ、前記送電装置及び前記受電装置の少なくとも一方における電力、電圧あるいは電流に基づいて前記送電装置と前記受電装置とが前記負荷への給電可能な位置関係であるか否か判定する位置判定処理を行う、という手段を採用する。
本発明では、非接触給電システムに係る第2の解決手段として、上記第1の解決手段において、前記制御部は、前記負荷回路に給電する場合には、前記負荷に給電する場合に比べ、低い電圧を出力するように前記送電装置を制御する、という手段を採用する。
本発明では、非接触給電システムに係る第3の解決手段として、上記第1または第2の解決手段において、前記負荷回路のインピーダンスは、前記負荷の定格インピーダンスである、という手段を採用する。
本発明では、非接触給電システムに係る第4の解決手段として、上記第1〜第3のいずれか1つの解決手段において、前記制御部は、前記送電側電力変換器に設けられた電圧変換器あるいは前記インバータ回路に入力される電圧及び電流に基づいて入力電力を算出すると共に、前記負荷回路の電圧及び電流に基づいて出力電力を算出し、前記入力電力及び出力電力に基づいて電力効率を算出し、該電力効率に基づいて前記位置判定処理を行う、という手段を採用する。
本発明では、非接触給電システムに係る第5の解決手段として、上記第1〜第4のいずれか1つの解決手段において、前記制御部は、前記送電側電力変換器に設けられた電圧変換器あるいは前記インバータ回路に入力される電圧及び電流に基づいて入力電力を算出し、該入力電力に基づいて前記位置判定処理を行う、という手段を採用する。
本発明では、非接触給電システムに係る第6の解決手段として、上記第1〜第5のいずれか1つの解決手段において、前記制御部は、前記負荷回路の電圧及び電流に基づいて出力電力を算出し、該出力電力に基づいて前記位置判定処理を行う、という手段を採用する。
本発明では、非接触給電システムに係る第7の解決手段として、上記第1〜第6のいずれか1つの解決手段において、前記制御部は、前記負荷回路の電圧に基づいて前記位置判定処理を行う、という手段を採用する。
本発明では、非接触給電システムに係る第8の解決手段として、上記第1〜第7のいずれか1つの解決手段において、前記制御部は、前記負荷回路の電流に基づいて前記位置判定処理を行う、という手段を採用する。
本発明では、非接触給電システムに係る第9の解決手段として、上記第1〜第8のいずれか1つの解決手段において、前記制御部は、前記送電装置の電圧及び電流に基づいて前記インバータの入力インピーダンスを算出し、前記入力インピーダンスに基づいて前記位置判定処理を行う、という手段を採用する。
本発明では、非接触給電システムに係る第10の解決手段として、上記第1〜第9のいずれか1つの解決手段において、前記制御部は、前記インバータ回路から出力される電圧及び電流の位相差に基づいて前記位置判定処理を行う、という手段を採用する。
本発明では、非接触給電システムに係る第11の解決手段として、上記第1〜第10のいずれか1つの解決手段において、前記制御部は、前記受電装置の電圧及び電流に基づいて前記受電側電力変換器の出力インピーダンスを算出し、前記出力インピーダンスに基づいて前記位置判定処理を行う、という手段を採用する。
本発明では、受電装置に係る解決手段として、送電装置から非接触給電された電力を受電する受電装置であって、受電された電力を変換する受電側電力変換器と、前記受電側電力変換器と負荷との間に設けられた開閉器と、前記送電装置と通信する通信部と、制御部と、前記受電側電力変換器と前記開閉器との間に設けられ、前記制御部による制御によって接続状態が切り替わる負荷回路とを具備し、前記制御部は、前記開閉器を開状態にし、前記負荷回路を切断状態から接続状態に切り替え、前記受電装置の前記負荷回路に給電するように前記送電装置に指示する旨の信号を送信するよう前記通信部を制御し、前記送電装置及び前記受電装置の少なくとも一方における電力、電圧あるいは電流に基づいて前記送電装置と前記受電装置とが前記負荷への給電可能な位置関係であるか否か判定する、という手段を採用する。
本発明によれば、制御部と、受電側電力変換器と開閉器との間に設けられ、制御部による制御によって接続状態が切り替わる負荷回路とを具備し、制御部は、開閉器を開状態にし、負荷回路を切断状態から接続状態に切り替え、さらに、送電装置から受電装置の負荷回路に給電させ、送電装置及び受電装置の少なくとも一方における電力、電圧あるいは電流に基づいて送電装置と受電装置とが負荷への給電可能な位置関係であるか否か判定する位置判定処理を行うので、カメラを用いることなく、送電装置と受電装置との位置ずれを特定できる。
本発明の一実施形態に係る非接触給電システムの機能ブロック図である。 本発明の一実施形態に係る非接触給電システムの回路図である。 本発明の一実施形態に係る非接触給電システムの動作を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態に係る非接触給電システムの抵抗器13aとバッテリBとの電圧に応じたインピーダンスを示すグラフである。 本発明の一実施形態に係る非接触給電システムの変形例を示す図である。
以下、図面を参照して、本発明の一実施形態について説明する。
本実施形態に係る非接触給電システムは、図1及び図2に示すように、送電装置S及び受電装置Rを有している。また、図示するように、送電装置Sは、送電側電力変換器1、インバータ回路2、送電側パッド3、送電側電流/電圧センサ4、送電側通信部5及び送電側演算制御部6を有している。非接触給電システムの適用例としては、例えば、電気自動車、家電製品または医療機器の充電システムや駆動システムであり、本実施形態では、給電対象を電気自動車等の移動体とする。
一方、受電装置Rは、受電側パッド11、受電側電力変換器12、負荷回路13、開閉器14、受電側電流/電圧センサ15、受電側通信部16及び受電側演算制御部17を有している。なお、送電側演算制御部6及び受電側演算制御部17の双方またはいずれか一方は、本実施形態における制御部を構成するものである。
送電装置Sは、地上に設けられた給電施設に固定配置され、移動体に設けられた受電装置Rに非接触で交流電力を供給する装置である。上記給電施設は、移動体の停車スペースが単数あるいは複数設けられた施設であり、停車スペースの個数に相当する送電装置Sを備えている。一方、受電装置Rは、上記移動体に備えられ、送電装置Sから供給された交流電力を直流電力に変換することによりバッテリB(負荷)に充電させる装置である。なお、上記移動体は、例えば電気自動車やハイブリッド自動車等、外部からの受電を必要とする車両である。
上記送電装置Sにおいて、送電側電力変換器1は、送電側整流回路1a及びチョッパ回路1bを含んでいる。
送電側整流回路1aは、例えばダイオードブリッジであり、外部の商用電源から供給される商用電力(例えば単相100ボルト、50Hz)を全波整流して、チョッパ回路1bに出力する。この送電側整流回路1aからチョッパ回路1bに供給される電力(全波整流電力)は、正弦波状の商用電力がゼロクロス点で折り返されて片極性(例えばプラス極性)の脈流である。
チョッパ回路1bは、送電側演算制御部6によってスイッチング動作が制御されることにより、自らの出力電圧を調整してインバータ回路2に出力する。具体的に、このチョッパ回路1bは、昇圧チョッパ回路あるいは昇降圧チョッパ回路であり、送電側整流回路1aから入力された電圧を昇降圧して出力する。チョッパ回路1bの出力は、チョッパ回路1bの出力端に設けられたコンデンサの機能により、脈流である全波整流電力が十分に平滑化された直流電力である。
また、このチョッパ回路1bは、送電側演算制御部6によってスイッチング動作が制御されることにより、力率改善回路(PFC:Power Factor Correction)としても機能するものである。すなわち、チョッパ回路1bは、全波整流電力を当該全波整流電力の周波数よりも十分に高い周波数で全波整流電力のゼロクロス点を基準にスイッチングすることにより、全波整流電力の電流の通流期間を広げて力率を改善する。なお一般に、チョッパ回路1bが力率改善回路として機能することは周知なので、ここではチョッパ回路1bの力率改善原理について詳細な説明を省略する。
インバータ回路2は、送電側演算制御部6から入力されるスイッチング信号(インバータ駆動信号)に基づいて上記送電側整流回路1aから供給される直流電力を所定周波数(駆動周波数)の交流電力に変換する電力変換回路である。すなわち、このインバータ回路2は、上記インバータ駆動信号によって複数のスイッチング素子を駆動することにより、直流電力を駆動周波数でスイッチングして交流電力に変換する。このようなインバータ回路2は、上記交流電力を送電側パッド3に出力する。
送電側パッド3は、例えば、送電コイル3aと送電コンデンサとからなる共振回路であり、インバータ回路2から供給される交流電力に基づいて磁界を発生する。これら送電コイル3a及び送電コンデンサのうち、送電コイル3aは、上記停車スペースに停車した移動体の所定箇所(受電コイル11aが設けられている箇所)と対向する位置に設けられている。
送電側電流/電圧センサ4は、商用電源から送電側整流回路1aに供給される電力の電流及び電圧を検出し、検出した電流及び電圧を示す検出信号を送電側演算制御部6に出力する。電流センサとしては、例えば、電流の通過する電線の周囲に発生する磁界をホール効果により測定するセンサや、電流の通過する電線に抵抗を挿入し抵抗で生じる電位降下を測定するセンサが使用可能である。電圧センサとしては、例えば、抵抗により電圧を分圧し、AD(Analog to Digital)コンバータで電圧をデジタル値に変換するセンサがある。
送電側通信部5は、受電装置Rの受電側通信部16と近距離無線通信を行う。なお、送電側通信部5と受電側通信部16との通信方式は、ZigBee(登録商標)やBluetooth(登録商標)等の近距離無線通信あるいは光信号を用いた近距離光通信である。送電側通信部5は、電波を用いた通信方式の場合、アンテナを有し、光信号を用いた通信方式の場合、通信用の発光素子・受光素子を有する。
送電側演算制御部6は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)及び電気的に相互接続された各部と各種信号の送受信を行うインターフェイス回路等から構成されている。この送電側演算制御部6は、上記ROMに記憶された各種演算制御プログラムに基づいて各種の演算処理を行うと共に各部と通信を行うことにより送電装置Sの全体動作を制御する。なお、送電側演算制御部6の動作の詳細については、後述する。
一方、受電装置Rにおいて、受電側パッド11は、例えば、受電コイル11aと受電コンデンサとからなる共振回路であり、送電側パッド3により発生した磁界を介して電力を受ける。上記受電コイル11aは、移動体の底部または側部、上部等に設けられており、移動体が停車スペースに停車した場合に、送電装置Sを構成する送電コイル3aと近接した状態で対向する。
このような受電側パッド11は、受電コイル11aが送電側パッド3を構成する送電コイル3aと近接対向して磁気結合する。すなわち、受電側パッド11は、インバータ回路2によって送電コイル3aに供給された交流電力及び送電コイル3aと受電コイル11aとの結合係数に応じた交流電力を送電側パッド3から非接触で受電して受電側整流回路12aに出力する。すなわち、本非接触給電システムは、磁界共鳴方式に準拠した非接触給電システムである。なお、上記実施形態は、磁界共鳴方式に準拠した非接触給電システムであるが、本発明は、電磁誘導方式にも適用可能である。
上記受電装置Rにおいて、受電側電力変換器12は、受電側整流回路12a及びフィルタ回路12bを有している。
受電側整流回路12aは、例えばダイオードブリッジで実現されており、上記受電側パッド11から供給される交流電力(受電電力)を全波整流してフィルタ回路12bに出力する。この受電側整流回路12aからフィルタ回路12bに供給される電力は、ダイオードブリッジで全波整流された全波整流電力である。
フィルタ回路12bは、例えば、リアクトル及びコンデンサを有しており、上記受電側演算制御部17から供給される全波整流電力からノイズを除去すると共に平滑化してバッテリBに出力する。
負荷回路13は、フィルタ回路12bと開閉器14との間に設けられ、例えば、抵抗器13a及びスイッチング素子13bから構成されている。負荷回路13において、スイッチング素子13bは、受電側演算制御部17による制御に基づいてオン状態とオフ状態が切り替わる。例えば、スイッチング素子13bは、後述する検査給電モードの時に、スイッチングがオン状態となる。また、抵抗器13aは、バッテリBの定格インピーダンスとすることが好ましい。定格インピーダンスとは、バッテリBの所望使用状況でとり得るインピーダンスの範囲であり、例えば、バッテリBの電圧が300[V]で所望電力供給量が3[kW]の場合、バッテリBには10[A]流れるため、バッテリBのインピーダンスは、30[Ω]となる。バッテリBの電圧は、充電状態(SOC:State Of Charge)で変化するため、それに合わせてバッテリBのインピーダンスも変化する。バッテリBに所望電力が供給される場合に、バッテリBのとり得るインピーダンスの範囲が定格インピーダンスである。抵抗器13aのインピーダンスが、バッテリBの定格インピーダンスであるとは、範囲を有する定格インピーダンスの内の任意の固定値である。
開閉器14は、負荷回路13とバッテリBとの間に設けられ、受電側演算制御部17による制御に基づいてオン状態とオフ状態が切り替わるものであり、例えば、スイッチ、電磁接触器、遮断器等の回路の開閉機能を有するものにより実現される。開閉器14は、例えば、バッテリBを過電流及び過電圧から防止するために設けられる。
受電側電流/電圧センサ15は、フィルタ回路12bから負荷回路13に供給される直流電力の電流及び電圧を検出し、検出した電流及び電圧を示す検出信号を受電側演算制御部17に出力する。電流センサとしては、例えば、電流の通過する電線の周囲に発生する磁界をホール効果により測定するセンサや、電流の通過する電線に抵抗を挿入し抵抗で生じる電位降下を測定するセンサが使用可能である。電圧センサとしては、例えば、抵抗により電圧を分圧し、ADコンバータで電圧をデジタル値に変換するセンサがある。
受電側通信部16は、送電装置Sの送電側通信部5と近距離無線通信を行う。なお、送電側通信部5と受電側通信部16との通信方式は、ZigBee(登録商標)やBluetooth(登録商標)等の近距離無線通信あるいは光信号を用いた近距離光通信である。受電側通信部16は、電波を用いた通信方式の場合、アンテナを有し、光信号を用いた通信方式の場合、通信用の発光素子・受光素子を有する。
受電側演算制御部17は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)及び電気的に相互接続された各部と各種信号の送受信を行うインターフェイス回路等から構成されている。この受電側演算制御部17は、上記ROMに記憶された各種演算制御プログラムに基づいて各種の演算処理を行うと共に各部と通信を行うことにより受電装置Rの全体動作を制御する。なお、受電側演算制御部17の動作の詳細については、後述する。
バッテリBは、リチウムイオン電池やニッケル水素二次電池等の二次電池であり、上記受電側整流回路12aから供給される直流電力を充電して蓄える。このバッテリBは、移動体の走行用モータを駆動するインバータ(走行用インバータ)あるいは/及び移動体の走行を制御する制御機器に接続されており、これら走行用インバータや制御機器に駆動電力を供給する。
次に、このように構成された非接触給電システムの動作について、図3,図4を参照して詳しく説明する。
本非接触給電システムにおいて、移動体の受電装置Rの受電側演算制御部17は、非給電時(例えば運転手による移動体の通常運転時)に、開閉器14及び負荷回路13のスイッチング素子13bをオフ状態とする。一方、送電装置Sの送電側演算制御部6は、非給電時、つまり給電対象である移動体が駐停車位置に停車していない時に、チョッパ回路1b及びインバータ回路2を停止する。また、送電側演算制御部6は、送電装置通知信号を送電側通信部5に発信させる。上記送電装置通知信号は、送電装置Sの存在を、周囲の受電装置Rに通知するための信号である。
運転手は、移動体を運転して、送電装置Sの設置場所まで移動体を移動させて停車させる。この結果、受電側演算制御部17は、送電装置Sからの送電装置通知信号が受電側通信部16を介して入力される。そして、受電側演算制御部17は、送電装置通知信号が入力されると、検査給電モードとなる。検査給電モードとは、送電装置Sと受電装置Rとの位置ずれを特定するに、送電装置Sから受電装置Rに向けて、負荷回路13に給電するための動作モードである。検査給電モードでは、送電装置Sは、給電モード(バッテリBに給電するための動作モード)よりも低い電圧で負荷回路13に給電することができる。これにより、検査給電モードにおいて、送電装置S及び受電装置Rの構成素子が、高電圧印加を原因として破損する可能性を抑えることができる。なお、本実施形態において、位置ずれとは、給電が不可能である送電装置Sと受電装置Rとの位置関係を意味する。給電が不可能とは、例えば、受電装置Rに完全に電力が供給されない状況や、受電装置Rに供給される電力が所望値未満である状況、受電装置Rに供給される電力効率が所望値未満である状況等、非接触給電システムの仕様に合わせ適宜設定できる事項であるとする。
受電側演算制御部17は、検査給電モードとなると、開閉器14を開状態(オフ状態)にすると共に、負荷回路13を切断状態(スイッチング素子13bのオフ状態)から接続状態(スイッチング素子13bのオン状態)に切り替え、例えば、給電モード時よりも低い電圧で送電装置Sから受電装置Rに給電させ、送電装置S及び受電装置Rの少なくとも一方における電力、電圧あるいは電流に基づいて送電装置Sと受電装置RとがバッテリBへの給電可能な位置関係になったか否か判定する位置判定処理を行う(図3のステップS1)。また、受電側演算制御部17は、送電装置通知信号に対する応答信号(負荷回路13に給電するように送電装置Sに指示する旨の信号)を、送電装置Sに向けて受電側通信部16に発信させる。なお、本発明は、検査給電モードで送電装置Sから出力される電力の電圧が、給電モード時よりも低いことに限定されない。
送電側演算制御部6は、送電側通信部5が送電装置通知信号に対する応答信号を受信した場合、バッテリBに給電可能な電圧(例えば330V)よりも低い電圧(例えば、100V)で給電するように、チョッパ回路1b及びインバータ回路2を制御する。
受電装置Rに、負荷回路13を設けるのは、送電装置S及び受電装置Rの回路を保護するためである。
例えば、受電側演算制御部17は、以下の8つの方法の少なくとも1つに基づいて位置判定処理を行う。
1つ目として、受電側演算制御部17は、チョッパ回路1bあるいはインバータ回路2に入力される電圧及び電流に基づいて入力電力を算出すると共に、負荷回路13の電圧及び電流に基づいて出力電力を算出し、入力電力及び出力電力に基づいて電力効率を算出し、該電力効率に基づいて前記位置判定処理を行う。例えば、送電側演算制御部6は、上記電力効率がしきい値以上である場合に、送電装置Sと受電装置RとがバッテリBへの給電可能な位置関係であると判定する。
なお、受電側演算制御部17は、チョッパ回路1bあるいはインバータ回路2に入力される電圧及び電流に関する情報を、送電装置Sと受電装置Rとの間の通信を介して得る。また、送電装置Sにおいて、送電側演算制御部6は、送電側電流/電圧センサ4によって検出された電圧及び電流に基づいて演算処理を実行することによって、チョッパ回路1bあるいはインバータ回路2に入力される電圧及び電流を推定し、該電圧及び電流に関する情報を、送電側通信部5に発信させる。
2つ目として、受電側演算制御部17は、チョッパ回路1bあるいはインバータ回路2に入力される電圧及び電流に基づいて入力電力を算出し、該入力電力に基づいて位置判定処理を行う。例えば、送電側演算制御部6は、上記入力電力がしきい値範囲内(例えば、磁界共鳴方式の場合)あるいはしきい値以上(例えば、電磁誘導方式の場合)である場合に、送電装置Sと受電装置RとがバッテリBへの給電可能な位置関係であると判定する。
なお、磁界共鳴方式の場合にしきい値範囲内であることを判定し、電磁誘導方式の場合にしきい値以上であることを判定するのは、磁界共鳴方式の場合、送電コイル3aと受電コイル11aとが近接しすぎると、電力効率が低下するため適切な距離が必要であるが、電磁誘導方式である場合には、送電コイル3aと受電コイル11aとが近ければ近い程、電力効率が向上するためである。
3つ目として、受電側演算制御部17は、負荷回路13の電圧及び電流に基づいて出力電力を算出し、該出力電力に基づいて位置判定処理を行う。例えば、送電側演算制御部6は、上記出力電力がしきい値範囲内(磁界共鳴方式の場合)あるいはしきい値以上(電磁誘導方式の場合)である場合に、送電装置Sと受電装置RとがバッテリBへの給電可能な位置関係であると判定する。
4つ目として、受電側演算制御部17は、負荷回路13の電圧に基づいて位置判定処理を行う。例えば、受電側演算制御部17は、上記電圧がしきい値範囲内(磁界共鳴方式の場合)あるいはしきい値以上(電磁誘導方式の場合)である場合に、送電装置Sと受電装置RとがバッテリBへの給電可能な位置関係であると判定する。
5つ目として、受電側演算制御部17は、負荷回路13の電流に基づいて位置判定処理を行う。例えば、受電側演算制御部17は、上記電流がしきい値範囲内(磁界共鳴方式の場合)あるいはしきい値以上(電磁誘導方式の場合)である場合に、送電装置Sと受電装置RとがバッテリBへの給電可能な位置関係であると判定する。
6つ目として、受電側演算制御部17は、インバータ回路2の入力インピーダンスを算出し、入力インピーダンスに基づいて前記位置判定処理を行う。例えば、受電側演算制御部17は、上記入力インピーダンスがしきい値範囲内(磁界共鳴方式の場合)あるいはしきい値以上(電磁誘導方式の場合)である場合に、送電装置Sと受電装置RとがバッテリBへの給電可能な位置関係であると判定する。
なお、送電装置Sにおいて、送電側演算制御部6は、送電側電流/電圧センサ4によって検出された電圧及び電流に基づいて演算処理を実行することによって、インバータ回路2の入力インピーダンスを推定し、該入力インピーダンスに関する情報を、送電側通信部5に発信させる。
7つ目として、受電側演算制御部17は、インバータ回路2から出力される電圧及び電流の位相差に基づいて位置判定処理を行う。例えば、受電側演算制御部17、上記電圧及び電流の位相差がしきい値範囲内(磁界共鳴方式の場合)あるいはしきい値以上(電磁誘導方式の場合)である場合に、送電装置Sと受電装置RとがバッテリBへの給電可能な位置関係であると判定する。
なお、送電装置Sにおいて、送電側演算制御部6は、送電側電流/電圧センサ4によって検出された電圧及び電流に基づいて演算処理を実行することによって、インバータ回路2から出力される電圧及び電流の位相差を推定し、該位相差に関する情報を、送電側通信部5に発信させる。
8つ目として、受電側演算制御部17は、受電側電流/電圧センサ15によって検出された電圧及び電流に基づいて受電側電力変換器12の出力インピーダンスを算出し、出力インピーダンスに基づいて位置判定処理を行う。例えば、受電側演算制御部17は、上記出力インピーダンスがしきい値範囲内(磁界共鳴方式の場合)あるいはしきい値以上(電磁誘導方式の場合)である場合に、送電装置Sと受電装置RとがバッテリBへの給電可能な位置関係であると判定する。
そして、受電側演算制御部17は、所定のタイムインターバルで上記位置判定処理を繰り替えして、送電コイル3aと受電コイル11aとの相対位置を示す運転支援画像を順次生成して、図示しない表示部に出力する。この結果、表示部には、初期値に続いて順次変化する相対位置が移動体を中心とする平面図上に時系列的に順次表示される。
移動体の運転者は、このような運転支援画像を参照して移動体を運転操作することにより、送電装置Sと受電装置RとがバッテリBへの給電可能な位置関係となるように、停車させる。そして、受電側演算制御部17は、検査給電モードから給電モードに移行し、受電側通信部16を介して、送電装置Sと受電装置RとがバッテリBへの給電可能な位置関係となって、移動体が停車したことを、送電装置Sに通知し、さらに、開閉器14を閉状態(オン状態)にすると共に、負荷回路13を接続状態(スイッチング素子13bのオン状態)から接続状態(スイッチング素子13bのオフ状態)に切り替える(図3のステップS2)。
一方、送電装置Sの送電側演算制御部6は、送電側通信部5を介して、送電装置Sと受電装置RとがバッテリBへの給電可能な位置関係となって、移動体が停車したことが通知されると、バッテリBへ給電可能となる電圧(例えば、330V)となるように、チョッパ回路1b及びインバータ回路2を制御する。
このような本実施形態によれば、バッテリBに給電するための給電モードと、給電モードに移行する前に実行される検査給電モードとを有し、検査給電モード時、開閉器14を開状態にすると共に、負荷回路13を切断状態から接続状態に切り替え、さらに、給電モード時よりも低い電圧で送電装置Sから受電装置Rに給電させ、送電装置S及び受電装置Rの少なくとも一方における電力、電圧あるいは電流に基づいて送電装置Sと受電装置RとがバッテリBへの給電可能な位置関係であるか否か判定する位置判定処理を行うので、カメラを用いることなく、送電装置Sと受電装置Rとの位置ずれを特定することができる。
なお、検査給電モード時に、負荷回路13ではなく、バッテリBに給電した場合には、上述した位置判定処理を採用しても、位置ずれを特定することは困難となる。バッテリBは、充電状態に応じて、バッテリBの両端間に電圧を有する。そのため、送電装置Sから給電される電力に応じて、つまりバッテリBに供給される電流に応じて、バッテリBのインピーダンスは、変化してしまうことになる。そのため、上述した位置判定処理をバッテリBに適用しても、バッテリBの電圧、電流又は電力の変化が、位置ずれによるものか、バッテリBのインピーダンス変化によるものか判断できない。一方、負荷回路13のインピーダンスは、一定であるため、負荷回路13の電圧、電流又は電力は、位置ずれの影響を反映することになる。そのため、検査給電モード時に、開閉器14によって負荷回路13に電力が供給されることにより、確実に位置ずれを特定できる。
また、本実施形態によれば、受電側演算制御部17は、負荷回路13に給電する場合には、バッテリB(負荷)に給電する場合に比べ、低い電圧を受電装置Rに出力するように送電装置Sを制御することができる。つまり、本実施形態では、受電側演算制御部17は、検査給電モード時には、給電モード時よりも低い電圧で、送電装置Sから受電装置Rに給電させる。検査給電モード時では、位置ずれの特定が目的であり、バッテリBを充電する必要がないため、送電装置Sの出力電圧を低く抑えられる。これにより、負荷回路13の耐圧も低くできるため、負荷回路13の小型化が図れる。また、電圧が低い分、送電装置Sからの出力電力も小さくなり、エネルギーの消費が抑えられる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されることなく、例えば以下のような変形が考えられる。
(1)上記実施形態において、電圧変換器としてチョッパ回路1bを用いているが、非絶縁型の電圧変換器であるチョッパ回路1bに代わって、絶縁型の電圧変換器であるトランスを用いてもよい。また、上記実施形態において、送電側整流回路1aや受電側整流回路12aとして、フルブリッジを用いたが、フルブリッジに代わってハーフブリッジを用いてもよい。さらに、整流機能と電圧変換器を一体化した装置(ダイレクトAC-DC変換)を用いてもよい。また、上記実施形態において、受電側電力変換器12は、受電側整流回路12a及びフィルタ回路12bから構成されているが、負荷に応じてフィルタ回路12bの後段に電圧変換器を設けてもよい。
また、負荷としてバッテリBを設けているが、バッテリB以外の直流負荷(キャパシタ等の蓄電デバイスや発熱体等の抵抗負荷)、あるいは交流負荷(モータ等のインダクタンス負荷)を設けてもよい。なお、交流負荷を設ける場合には、受電側電力変換器12から交流電力が出力される構成にする必要がある。また、交流電源である商用電源を用いているが、直流電源を用いてもよい。なお、直流電源を設ける場合には、受電側電力変換器12から送電側整流回路1aを削除する必要がある。
(2)上記実施形態において、負荷回路13が図5(a)や(b)に示す抵抗器13c,13d,13g,13hやスイッチング素子13e,13f,13jから構成され、スイッチング素子13e,13f,13jをスイッチングすることで抵抗器13c,13d,13g,13hを切り替えることによって抵抗値を変化する構成を用いてもよい。
S 送電装置
R 受電装置
1 送電側電力変換器
2 インバータ回路
3 送電側パッド
4 送電側電流/電圧センサ
5 送電側通信部
6 送電側演算制御部
11 受電側パッド
12 受電側電力変換器
13 負荷回路
14 開閉器
15 受電側電流/電圧センサ
16 受電側通信部
17 受電側演算制御部
1a 送電側整流回路
1b チョッパ回路
3a 送電コイル
11a 受電コイル
12a 受電側整流回路
12b フィルタ回路
13a 抵抗器
13b スイッチング素子
13c,13d,13g,13h 抵抗器
13e,13f,13j スイッチング素子

Claims (12)

  1. 送電装置と、前記送電装置によって非接触給電された電力を受電する受電装置とを具備し、
    前記送電装置は、外部から供給された電力を変換する送電側電力変換器と、前記送電側電力変換器から入力される電力を交流電力に変換するインバータ回路とを具備し、前記インバータ回路から出力される前記交流電力に基づいて磁界を発生し、
    前記受電装置は、前記磁界によって受電した電力を変換する受電側電力変換器と、前記受電側電力変換器と負荷との間に設けられた開閉器とを具備する非接触給電システムであって、
    制御部と、
    前記受電側電力変換器と前記開閉器との間に設けられ、前記制御部による制御によって接続状態が切り替わる負荷回路とを具備し、
    前記制御部は、前記開閉器を開状態にし、前記負荷回路を切断状態から接続状態に切り替え、さらに、前記送電装置から前記受電装置の前記負荷回路に給電させ、前記送電装置及び前記受電装置の少なくとも一方における電力、電圧あるいは電流に基づいて前記送電装置と前記受電装置とが前記負荷への給電可能な位置関係であるか否か判定する位置判定処理を行う非接触給電システム。
  2. 前記制御部は、前記負荷回路に給電する場合には、前記負荷に給電する場合に比べ、低い電圧を出力するように前記送電装置を制御する請求項1に記載の非接触給電システム。
  3. 前記負荷回路のインピーダンスは、前記負荷の定格インピーダンスである、請求項1または2に記載の非接触給電システム。
  4. 前記制御部は、前記送電側電力変換器に設けられた電圧変換器あるいは前記インバータ回路に入力される電圧及び電流に基づいて入力電力を算出すると共に、前記負荷回路の電圧及び電流に基づいて出力電力を算出し、前記入力電力及び出力電力に基づいて電力効率を算出し、該電力効率に基づいて前記位置判定処理を行う請求項1〜3のいずれか一項に記載の非接触給電システム。
  5. 前記制御部は、前記送電側電力変換器に設けられた電圧変換器あるいは前記インバータ回路に入力される電圧及び電流に基づいて入力電力を算出し、該入力電力に基づいて前記位置判定処理を行う請求項1〜4のいずれか一項に記載の非接触給電システム。
  6. 前記制御部は、前記負荷回路の電圧及び電流に基づいて出力電力を算出し、該出力電力に基づいて前記位置判定処理を行う請求項1〜5のいずれか一項に記載の非接触給電システム。
  7. 前記制御部は、前記負荷回路の電圧に基づいて前記位置判定処理を行う請求項1〜6のいずれか一項に記載の非接触給電システム。
  8. 前記制御部は、前記負荷回路の電流に基づいて前記位置判定処理を行う請求項1〜7のいずれか一項に記載の非接触給電システム。
  9. 前記制御部は、前記送電装置の電圧及び電流に基づいて前記インバータ回路の入力インピーダンスを算出し、前記入力インピーダンスに基づいて前記位置判定処理を行う請求項1〜8のいずれか一項に記載の非接触給電システム。
  10. 前記制御部は、前記インバータ回路から出力される電圧及び電流の位相差に基づいて前記位置判定処理を行う請求項1〜7のいずれか一項に記載の非接触給電システム。
  11. 前記制御部は、前記受電装置の電圧及び電流に基づいて前記受電側電力変換器の出力インピーダンスを算出し、前記出力インピーダンスに基づいて前記位置判定処理を行う請求項1〜10のいずれか一項に記載の非接触給電システム。
  12. 送電装置から非接触給電された電力を受電する受電装置であって、
    受電された電力を変換する受電側電力変換器と、
    前記受電側電力変換器と負荷との間に設けられた開閉器と、
    前記送電装置と通信する通信部と、
    制御部と、
    前記受電側電力変換器と前記開閉器との間に設けられ、前記制御部による制御によって接続状態が切り替わる負荷回路と
    を具備し、
    前記制御部は、
    前記開閉器を開状態にし、
    前記負荷回路を切断状態から接続状態に切り替え、
    前記受電装置の前記負荷回路に給電するように前記送電装置に指示する旨の信号を送信するよう前記通信部を制御し、
    前記送電装置及び前記受電装置の少なくとも一方における電力、電圧あるいは電流に基づいて前記送電装置と前記受電装置とが前記負荷への給電可能な位置関係であるか否か判定する受電装置。
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