JP2011086477A - 誘導加熱調理器 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】平面上において二重に渦巻状に巻回された第1および第2の加熱コイル12,28と、直流電源回路2からの直流電力を高周波電力に変換し、高周波電流を第1の加熱コイル12に供給する第1のインバータ3と、蓄電池19と、直流電源回路2からの直流電力を蓄電池19に充電する蓄電制御部16と、蓄電池19の直流電力を高周波電力に変換し、高周波電流を第2の加熱コイル28に供給する第2のインバータ17と、操作入力部により設定された設定電力が予め設定された制限値以下のときに第1のインバータ3のみを駆動し、設定電力が制限値を超えたときに第1のインバータ3と第2のインバータ17を駆動する制御部32とを備えた。
【選択図】図1
Description
図1は実施の形態1に係る誘導加熱調理器の回路構成を示す図、図2は実施の形態1に係る誘導加熱調理器の加熱コイルの構成を示す平面図、図3は実施の形態1の誘導加熱調理器における加熱制御の処理動作を示すフローチャート、図4は実施の形態1に係る誘導加熱調理器の蓄電池の充電特性を示す図、図5は実施の形態1に係る誘導加熱調理器の蓄電池の放電特性を示す図である。
加熱コイルは、前述したように、第1のインバータ3から高周波電流が供給される第1の加熱コイル12と、第2のインバータ17から高周波電流が供給される第2の加熱コイル28からなっている。第1の加熱コイル12と第2の加熱コイル28は、図2に示すように、平面上において2本の銅線が二重に隣接して渦巻状に巻回されて構成されている。第1の加熱コイル12と第2の加熱コイル28は、ほぼ同等のインピーダンスを有し、各加熱コイル12、28の上方に載置された鍋とほぼ同等に磁気結合する。また、一方の加熱コイルに流れる高周波電流により生ずる磁束により、両方の加熱コイルに同等の逆起電力(誘導起電力)が生じる。
前述した実施の形態1では、第1のインバータ3と第2のインバータ17を同時に駆動する場合に同一の駆動信号を用いて駆動するようにしたが、実施の形態2は、第1のインバータ3と第2のインバータ17を同時に駆動する場合、同一周波数であるが異なる通電率で駆動するようにしたものである。
図6は実施の形態2の誘導過熱調理器における加熱制御の処理動作を示すフローチャート、図7は第1のインバータへの駆動信号の一例を示す波形図、図8は第2のインバータへの駆動信号の一例を示す波形図である。なお、実施の形態2においては、制御部32による加熱制御の一部が異なるだけで、誘導加熱調理器の回路構成および加熱コイルの構成は実施の形態1と同様である。
前述した実施の形態1,2では、蓄電池19への充電を加熱停止のときに行うようにしたが、実施の形態3では、蓄電池19への充電を加熱を停止しているときだけでなく、加熱中であっても設定電力が制限値a未満のときは蓄電池19への充電を行うようにしたものである。また、実施の形態1,2では、各インバータ3,17の入力側の電流と電圧とから入力電力を得るようにしたが、実施の形態3は、各インバータ3,17の出力側の電流と電圧とから出力電力を得るようにしている。
まず、制御部32は、操作入力部31により設定された電力が0(加熱停止)か否か、その設定電力が予め設定された制限値a以下か否か、また、設定電力が制限値aより大きいか否かを判定する(ステップ201)。制御部32は、設定電力が0のときは第1および第2のインバータ3,17が駆動中か否かを判定し(ステップ202)、駆動中であった場合には各インバータ3,17の駆動を停止させる(ステップ203)。次いで、制御部32は、蓄電池19の充電状態が満充電か否かを判定する(ステップ204)。制御部32は、蓄電池19が満充電状態でないと判定したときには、蓄電制御部16による蓄電池19への充電を開始あるいは継続させ(ステップ205)、ステップ201へ戻る。また、制御部32は、ステップ204において満充電状態であると判定した場合には、蓄電制御部16による蓄電池19への充電を停止させ(ステップ206)、ステップ201へ戻る。
実施の形態4は、蓄電池への充電を例えば深夜電力時間帯などの電力料金の安い充電時間帯に行うようにしたものである。
図11は実施の形態4に係る誘導加熱調理器の回路構成を示す図、図12は実施の形態4の誘導加熱調理器における加熱制御の処理動作を示すフローチャートである。なお、図1で説明した実施の形態1と同様の部分には同じ符号を付している。
まず、制御部32は、操作入力部31により設定された電力が0か否かを判定する(ステップ301)。制御部32は、設定電力が0のときには加熱停止と判定して、蓄電池19の残存電気量が所定値以下か否かを判定する(ステップ302)。制御部32は、残存電気量が所定値以下でない場合はタイマー40の計測による現在時刻が充電時間帯であるか否かを判定する(ステップ303)。制御部32は、その時刻から充電時間帯と判定したときには蓄電池19の充電状態が満充電状態か否かを判定する(ステップ304)。制御部32は、満充電状態でないときには蓄電制御部16による蓄電池19への充電を開始あるいは継続させて(ステップ305)、ステップ301へ戻る。また、制御部32は、ステップ302において残存電気量が所定値以下と判定したときにはステップ305へ移行して蓄電池19への充電を行う。さらに、制御部32は、ステップ303において現在時刻が充電時間帯でないと判定したとき、あるいはステップ304において満充電状態であると判定したときには、蓄電制御部16による蓄電池19への充電を停止させ(ステップ306)、ステップ301へ戻る。
実施の形態5は、第2のインバータ17の出力電力の制御を第2のインバータ17の入力電圧を調整して行うようにしたものである。
図13は実施の形態5に係る誘導加熱調理器の回路構成を示す図、図14は実施の形態5に係る誘導加熱調理器の第1の電圧調整部の構成を示す図、図15は実施の形態5の誘導加熱調理器における加熱制御の処理動作を示すフローチャート、図16は実施の形態5における加熱動作中の第1のインバータの入力電圧と第2のインバータの入力電圧の一例を示す図である。なお、図1で説明した実施の形態1と同様の部分には同じ符号を付している。
実施の形態6は、第1のインバータ3の出力電力の制御を第1のインバータ3の入力電圧を調整して行うようにしたものである。
図17は実施の形態6に係る誘導加熱調理器の回路構成を示す図、図18は実施の形態6の誘導加熱調理器における加熱制御の処理動作を示すフローチャートである。なお、図9で説明した実施の形態3と同様の部分には同じ符号を付している。
Claims (8)
- 平面上において二重に渦巻状に巻回された第1および第2の加熱コイルと、
商用電源の交流電力を直流電力に変換する直流電源回路と、
前記直流電源回路からの直流電力を高周波電力に変換し、高周波電流を前記第1の加熱コイルに供給する第1のインバータと、
蓄電池と、
前記直流電源回路からの直流電力を前記蓄電池に充電する蓄電制御部と、
前記蓄電池の直流電力を高周波電力に変換し、高周波電流を前記第2の加熱コイルに供給する第2のインバータと、
操作入力部により設定された設定電力が予め設定された制限値以下のときに前記第1のインバータのみを駆動し、設定電力が制限値を超えたときに前記第1のインバータおよび前記第2のインバータを駆動する制御部と
を備えたことを特徴とする誘導加熱調理器。 - 前記制御部は、前記第1のインバータおよび前記第2のインバータを駆動しているときに、前記蓄電池の出力電力と商用電源からの入力電力の合計と設定電力とを比較し、比較結果に応じて前記第2のインバータを駆動する駆動信号の通電率を制御することを特徴とする請求項1記載の誘導加熱調理器。
- 前記制御部は、前記第1のインバータおよび前記第2のインバータの停止中、前記蓄電池が充電されるように前記蓄電制御部を制御することを特徴とする請求項1又は2記載の誘導加熱調理器。
- 前記制御部は、前記第1のインバータのみを駆動しているときに設定電力が制限値以下のとき、前記蓄電池が充電されるように前記蓄電制御部を制御することを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の誘導加熱調理器。
- 前記制御部は、前記第1のインバータおよび前記第2のインバータの停止中に前記蓄電池の残存電気量が所定値以下と判定したとき、前記蓄電池が充電されるように前記蓄電制御部を制御することを特徴とする請求項1記載の誘導加熱調理器。
- 前記制御部は、前記第1のインバータおよび前記第2のインバータの停止中に前記蓄電池の残存電気量が所定値より大きいと判定したとき、現在時刻が予め設定された充電時間帯か否かを判定し、現在時刻が充電時間帯であるときに前記蓄電池が充電されるように前記蓄電制御部を制御することを特徴とする請求項1又は5記載の誘導加熱調理器。
- 前記第2のインバータの入力電圧を調整する第1の電圧調整部を備え、
前記制御部は、商用電源からの入力電力と前記蓄電池の出力電力の合計が設定電力より小さいとき、前記第2のインバータの出力電力が大きくなるように前記第1の電圧調整部を制御し、商用電源からの入力電力と前記蓄電池の出力電力の合計が設定電力より大きいとき、前記第2のインバータの出力電力が小さくなるように前記第1の電圧調整部を制御することを特徴とする請求項1乃至6の何れかに記載の誘導加熱調理器。 - 前記第1のインバータの入力電圧を調整する第2の電圧調整部を備え、
前記制御部は、前記第1のインバータの出力電力が制限値より小さいとき、前記第1のインバータの出力電力が大きくなるように前記第2の電圧調整部を制御し、前記第1のインバータの出力電力が制限値より大きいとき、前記第1のインバータの出力電力が小さくなるように前記第1の電圧調整部を制御することを特徴とする請求項1乃至6の何れかに記載の誘導加熱調理器。
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