JPH11111442A - 誘導加熱装置 - Google Patents

誘導加熱装置

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JPH11111442A
JPH11111442A JP27236897A JP27236897A JPH11111442A JP H11111442 A JPH11111442 A JP H11111442A JP 27236897 A JP27236897 A JP 27236897A JP 27236897 A JP27236897 A JP 27236897A JP H11111442 A JPH11111442 A JP H11111442A
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JP
Japan
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unit
power supply
power
load
charging
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JP27236897A
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English (en)
Inventor
Fumitaka Ogasawara
史太佳 小笠原
Toshiaki Iwai
利明 岩井
Hiroshi Tominaga
博 富永
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、充電部と蓄電部を設けることによ
って、蓄電部に電力を蓄えることが可能となり、商用電
源に接続していなくても蓄電部に蓄えられた電力により
使用可能としたものである。 【解決手段】 商用電源を整流し充電する充電部11
と、充電エネルギ−を蓄える蓄電部12と、負荷に高周
波電流を供給する加熱コイル13と、加熱コイル13に
高周波電流を供給するインバ−タ部14と、インバ−タ
部14に蓄電部12からの電力を供給する電源供給部1
5と、インバ−タ部14と電源供給部15を制御する制
御部16からなる構成とする誘導加熱装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、誘導加熱の原理に
従って動作する誘導加熱装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、高周波磁界により負荷鍋底に渦電
流を誘起して加熱する誘導加熱装置は、清潔で安全で、
高効率な加熱手段として注目されている。
【0003】以下、図7を参照しながら従来の誘導加熱
装置について説明する。図7に示すように、負荷を誘導
加熱する加熱コイル1と、加熱コイル1に高周波電流を
供給するインバータ部2と、商用電源を整流する整流回
路3と、出力調整等の命令を入力する操作部5と、操作
部5からの信号を元にインバータ部2を制御し出力調整
等を行う制御部6で構成されている。
【0004】以上のように構成された誘導加熱装置につ
いて、以下その動作について説明する。操作部5への入
力に応じて、操作部5から制御部6に信号が送られ、制
御部6に送られた動作モードに応じてインバータ部2を
制御し加熱コイル1に高周波電流を供給している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の構成では、商用電源から供給される電力のみによって
動作していた。そのため機器本体を商用電源に接続して
いるときにしか使用できず、また家庭用電気設備の限界
から、供給される電力に限りがあるという課題があっ
た。
【0006】本発明は上記課題を解決するもので、機器
本体を商用電源に接続していなくても機器を動作させる
ことができ、また、商用電源に接続している場合におい
ては従来の供給電力以上の電力を供給することができ、
従来では不可能であった高出力を可能とする誘導加熱装
置を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明は、充電エネルギーを蓄える蓄電部と、商用電
源を整流し前記蓄電部に充電する充電部と、加熱コイル
と前記加熱コイルに高周波電流を供給するインバータ部
と、前記インバータ部に前記蓄電部の電源を供給する電
源供給部と、前記電源供給部を制御し、かつ負荷へ供給
される電力が所定の値となるように前記インバータ部を
制御する制御部を有し、前記蓄電部に蓄えられる電源に
より前記インバータ部を動作させる構成とした誘導加熱
装置とすることによって、商用電源からの電力の供給が
なくても、蓄電部から供給される電力によって動作する
ことができ、かつ商用電源からの電力の供給がある場合
においても、蓄電部から供給される電力を足し合わせる
ことによって、従来では不可能であった高い出力を出す
ことができる。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、充電エネルギーを蓄える蓄電部と、商用電源を整流
し前記蓄電部に充電する充電部と、加熱コイルと前記加
熱コイルに高周波電流を供給するインバータ部と、前記
インバータ部に前記蓄電部の電源を供給する電源供給部
と、前記電源供給部を制御し、かつ負荷へ供給される電
力が所定の値となるように前記インバータ部を制御する
制御部を有し、蓄電部に蓄えられる電源によりインバー
タ部を動作させる構成とした誘導加熱装置であり、蓄電
部に蓄えられた電力によって動作するため、商用電源に
接続していなくても動作するという作用を有する。
【0009】請求項2に記載した発明は、充電部が、直
流電源もしくは直流電源と交流電源の両方から充電する
ことが可能とした請求項1記載の誘導加熱装置であり、
商用電源に限らず、直流電源に接続することによっても
充電部にて充電を行うことが可能となるという作用を有
する。
【0010】請求項3に記載した発明は、蓄電部を着脱
可能な構成とした請求項1記載の誘導加熱装置であり、
蓄電部が取外し可能となり、蓄電部を本体に組み込んで
いなくても、蓄電部を外部で充電することができるとい
う作用を有する。
【0011】請求項4に記載した発明は、充電状態表示
部を有し、蓄電部に蓄えられている充電エネルギーを前
記充電状態表示部にて表示する構成とした請求項1記載
の誘導加熱装置であり、前記蓄電部に蓄えられた充電エ
ネルギーを前記充電状態表示部で表示することにより、
残りの使用可能時間や、充電の必要性を知らせるという
作用を有する。
【0012】請求項5に記載した発明は、商用電源を整
流する整流回路を有し、電源供給部は前記整流回路で整
流される電源と、蓄電部に蓄えられる電源をインバータ
部に供給する構成とした請求項1記載の誘導加熱装置で
あり、蓄電部に蓄えられた電力と商用電源から供給され
る電力を足し合わせることにより、商用電源より大きい
電力で動作することによって、今までの商用電源から供
給される電力だけでは不可能であった高出力を出すこと
ができるという作用を有する。
【0013】請求項6に記載した発明は、負荷に供給す
る電力が所定の値以下のときに、整流回路からの電源を
優先して電源供給部からインバータ部に供給する構成と
した請求項5記載の誘導加熱装置であり、高出力を必要
としないときは前記整流回路からの電源により動作する
ことにより、前記蓄電部に蓄えられているエネルギーを
無駄に消費せず、充電の回数を減らすことにより前記充
電部の寿命を伸ばし、また高出力を出す機会をできるだ
け多くするという作用を有する。 請求項7に記載した
発明は、加熱コイルにより誘導加熱する負荷の量を判定
する負荷量判定手段を有し、前記負荷量判定手段による
判定量により、電源供給部からインバータ部に供給する
電力を予め定めた所定値に調節する構成とした請求項1
記載の誘導加熱装置であり、前記負荷量判定手段による
判定量により、電源供給部からインバータ部に供給する
電力を予め定めた所定値に調節し、電力を無駄に消費す
る可能性を排除するとともに、負荷を加熱しすぎること
を防止するという作用を有する。
【0014】請求項8に記載した発明は、加熱コイルに
より誘導加熱する負荷の温度を検知する負荷温度検知手
段を有し、前記負荷温度検知手段により検知される温度
をもとに、電源供給部からインバータ部に供給する電力
を予め定めた所定値に調節する構成とした請求項1記載
の誘導加熱装置であり、前記負荷温度検知手段により検
知される温度を元に、電源供給部からインバータ部に供
給する電力を予め定めた所定値に調節し、電力を無駄に
消費する可能性を排除し、負荷を加熱しすぎることを防
止するだけでなく、負荷の温度を一定に保つという作用
を有する。
【0015】
【実施例】
(実施例1)以下本発明の実施例1について説明する。
図1に示すように、商用電源を整流し充電する充電部1
1と、充電エネルギーを蓄える蓄電部12と、負荷に高
周波電流を供給する加熱コイル13と、加熱コイル13
に高周波電流を供給するインバータ部14と、インバー
タ部14に蓄電部12からの電力を供給する電源供給部
15と、インバータ部14と電源供給部15を制御する
制御部16で構成されている。
【0016】以上のように構成された誘導加熱装置につ
いて、以下その動作について説明する。充電部11によ
り商用電源を整流して充電し、充電部11に充たされた
充電エネルギーを蓄電部12にて蓄え、その蓄えられた
電源を電源供給部15に供給する。制御部16にて電源
供給部15からインバータ部14に供給する電力を制御
し、かつインバータ部14を駆動・制御し、加熱コイル
13に高周波電流を流すことにより、負荷を誘導加熱す
る。
【0017】以上のように本実施例によれば、充電部と
蓄電部を設けることにより、蓄電部に蓄えられた電力を
インバータ部に供給することができ、商用電源に接続し
ていなくても動作することが可能となる。また蓄電部を
着脱可能にすることにより、蓄電部を本体から外して充
電することが可能となり、本体を電源に接続している必
要がなくなり容易に充電することが可能となるととも
に、加熱使用中に蓄電部の充電エネルギーが不足したと
きに、予備の蓄電部と入れ替えることにより、連続して
使用することが可能となる。
【0018】(実施例2)以下本発明の実施例2につい
て説明する。図2に示すように、直流電源もしくは商用
電源を整流し充電する充電部11と、充電エネルギーを
蓄える蓄電部12と、負荷に高周波電流を供給する加熱
コイル13と、加熱コイル13に高周波電流を供給する
インバータ部14と、インバータ部14に蓄電部12か
らの電力を供給する電源供給部15と、インバータ部1
4と電源供給部15を制御する制御部16で構成されて
いる。
【0019】以上のように構成された誘導加熱装置につ
いて、以下その動作について説明する。充電部11によ
り直流電源もしくは商用電源を整流して充電し、充電部
11に充たされた充電エネルギーを蓄電部12にて蓄
え、その蓄えられた電源を電源供給部15に供給する。
制御部16にて電源供給部15からインバータ部14に
供給する電力を制御し、かつインバータ部14を駆動・
制御し、加熱コイル13に高周波電流を流すことによ
り、負荷を誘導加熱する。
【0020】以上のように本実施例によれば、充電部に
て商用電源もしくは直流電源から充電する構成にしたこ
とにより、使用環境が商用電源の届いている範囲に限ら
れずに、例えば自動車の室内など直流電源のあるところ
においても充電が可能となり、使用可能範囲が大幅に広
がる。また、太陽電池を電源とすることにより、屋外で
も使用可能となる。
【0021】(実施例3)以下本発明の実施例3につい
て説明する。図3に示すように、商用電源を整流し充電
する充電部11と、充電エネルギーを蓄える蓄電部12
と、負荷に高周波電流を供給する加熱コイル13と、加
熱コイル13に高周波電流を供給するインバータ部14
と、インバータ部14に蓄電部12からの電力を供給す
る電源供給部15と、インバータ部14と電源供給部1
5を制御する制御部16と、蓄電部12に蓄えられてい
る充電エネルギーの量を表示する充電状態表示部23で
構成されている。
【0022】以上のように構成された誘導加熱装置につ
いて、以下その動作について説明する。充電部11によ
り商用電源を充電し、充電部11に充たされた充電エネ
ルギーを蓄電部12にて蓄え、その蓄えられた電源を電
源供給部15に供給する。制御部16にて電源供給部1
5からインバータ部14に供給する電力を制御し、かつ
インバータ部14を駆動・制御し、加熱コイル13に高
周波電流を流すことにより、負荷を誘導加熱する。また
蓄電部12に蓄えられている充電エネルギーの量が信号
で制御部16に伝達され、その信号が制御部16から充
電状態表示部23に伝えられ、充電状態表示部23にて
残りの充電エネルギーが表示される。
【0023】以上のように本実施例によれば、蓄電部に
蓄えられた充電エネルギーの量を充電状態表示部で表示
することにより、残りの充電エネルギーの量や充電の必
要性を知らせることが可能である。
【0024】また、残りの充電エネルギーの量から残り
の使用可能時間を算出することにより、残りの使用時間
を表示することも可能である。
【0025】(実施例4)以下本発明の実施例5につい
て説明する。図4に示すように、商用電源を整流し充電
する充電部11と、充電エネルギーを蓄える蓄電部12
と、負荷に高周波電流を供給する加熱コイル13と、加
熱コイル13に高周波電流を供給するインバータ部14
と、インバータ部14に蓄電部12と商用電源を整流す
る整流回路17からの電力を供給する電源供給部15
と、インバータ部14と電源供給部15を制御する制御
部16で構成されている。
【0026】以上のように構成された誘導加熱装置につ
いて、以下その動作について説明する。充電部11によ
り商用電源を充電し、充電部11に充たされた充電エネ
ルギーを蓄電部12にて蓄え、その蓄えられた電源と商
用電源を整流する整流回路17からの電源を電源供給部
15に供給する。制御部16にて電源供給部15からイ
ンバータ部14に供給する電力を制御し、かつインバー
タ部14を駆動・制御し、加熱コイル13に高周波電流
を流すことにより、負荷を誘導加熱する。
【0027】以上のように本実施例によれば、蓄電部に
蓄えられた電力と商用電源から供給される電力を足し合
わせることにより、商用電源より大きい電力で動作する
ことができ、今までの商用電源から供給される電力だけ
では不可能であった高出力を出すことが可能となる。ま
た高出力を必要としない時には、商用電源を優先して供
給し、蓄電部に蓄えられた電力を保持することにより、
高出力を出すことができる機会を多くすることができ、
また充電回数が減り、充電の手間を少なくすることがで
きるとともに、充電の繰り返しによる蓄電部の劣化を少
なくすることが可能となる。
【0028】(実施例5)以下本発明の実施例5につい
て説明する。図5に示すように、商用電源を整流し充電
する充電部11と、充電エネルギーを蓄える蓄電部12
と、負荷に高周波電流を供給する加熱コイル13と、加
熱コイル13に高周波電流を供給するインバータ部14
と、インバータ部14に蓄電部12からの電力を供給す
る電源供給部15と、インバータ部14と電源供給部1
5を制御する制御部16と、加熱コイル13で誘導加熱
する負荷の量を判定する負荷量判定手段21で構成され
ている。
【0029】以上のように構成された誘導加熱装置につ
いて、以下その動作について説明する。充電部11によ
り商用電源を充電し、充電部11に充たされた充電エネ
ルギーを蓄電部12にて蓄え、その蓄えられた電源を電
源供給部15に供給する。制御部16にて、負荷量判定
手段21からの情報をもとに電源供給部15からインバ
ータ部14に供給する電力を制御し、かつインバータ部
14を駆動・制御し、加熱コイル13に高周波電流を流
すことにより、負荷を誘導加熱する。
【0030】以上のように本実施例によれば、負荷量判
定手段による判定量により、電源供給部からインバータ
部に供給する電力を予め定めた所定値に調節し、電力を
無駄に消費する可能性を排除するとともに、負荷を加熱
しすぎることを防止することが可能である。
【0031】(実施例6)以下本発明の実施例6につい
て説明する。図6に示すように、商用電源を整流し充電
する充電部11と、充電エネルギーを蓄える蓄電部12
と、負荷に高周波電流を供給する加熱コイル13と、加
熱コイル13に高周波電流を供給するインバータ部14
と、インバータ部14に蓄電部12からの電力を供給す
る電源供給部15と、インバータ部14と電源供給部1
5を制御する制御部16と、加熱コイル13により誘導
加熱する負荷の温度を検知し制御部に信号を伝達する負
荷温度検知手段22で構成されている。
【0032】以上のように構成された誘導加熱装置につ
いて、以下その動作について説明する。充電部11によ
り商用電源を充電し、充電部11に充たされた充電エネ
ルギーを蓄電部12にて蓄え、その蓄えられた電源を電
源供給部15に供給する。制御部16にて、負荷温度検
知手段22からの情報をもとに電源供給部15からイン
バータ部14に供給する電力を制御し、かつインバータ
部14を駆動・制御し、加熱コイル13に高周波電流を
流すことにより、負荷を誘導加熱する。
【0033】以上のように本実施例によれば、負荷温度
検知手段により検知される温度を元に、電源供給部から
インバータ部に供給する電力を予め定めた所定値に調節
し、電力を無駄に消費する可能性を排除し、負荷を加熱
しすぎることを防止するだけでなく、負荷の温度を一定
に保つことが可能である。
【0034】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、充電部お
よび蓄電部を設けたことにより、蓄電部に蓄えられた電
力をインバータ部に供給することができ、蓄電部に十分
に電力が蓄えられていれば商用電源に接続していなくて
も動作することができるという効果が得られる。
【0035】請求項2記載の発明によれば、充電部を、
直流電源からかもしくは直流電源と交流電源の両方から
充電することが可能である構成としたことにより、使用
環境が商用電源の届いている範囲に限られずに、例えば
自動車の室内など直流電源のあるところならどこでも充
電が可能となり、使用範囲が大幅に広がるという効果が
得られる。
【0036】請求項3記載の発明によれば、蓄電部を着
脱可能な構成としたことにより、蓄電部を本体から外し
て充電することが可能となり、本体を電源に接続してい
る必要がなくなり容易に充電することができ、また加熱
使用中に蓄電部の充電エネルギーが不足したときに、予
備の蓄電部と入れ替えることにより、連続して使用する
ことができるという効果が得られる。
【0037】請求項4記載の発明によれば、蓄電部に蓄
えられている充電エネルギーを充電状態表示部にて表示
することにより、残りの使用可能時間や、充電の必要性
を知らせることができるという効果が得られる。
【0038】請求項5記載の発明によれば、蓄電部に蓄
えられた電力と商用電源から供給される電力を足し合わ
せることにより、商用電源より大きい電力で動作するこ
とによって、今までの商用電源から供給される電力だけ
では不可能であった高出力を出すことができるという効
果が得られる。
【0039】請求項6記載の発明によれば、負荷に供給
する電力が所定の値以下の時は、商用電源を優先して供
給し蓄電部に蓄えられた電力を保持することにより、高
出力を出すことができる機会を多くすることができ、ま
た充電回数が減り、充電の手間を少なくすることができ
るとともに、充電の繰り返しによる蓄電部の劣化を少な
くすることが可能となる。
【0040】請求項7記載の発明によれば、負荷量判定
手段による判定量により、電源供給部からインバータ部
に供給する電力を予め定めた所定値に調節し、電力を無
駄に消費する可能性を排除するとともに、負荷を加熱し
すぎることを防止するという効果が得られる。
【0041】請求項8記載の発明によれば、負荷温度検
知手段により検知される温度を元に、電源供給部からイ
ンバータ部に供給する電力を予め定めた所定値に調節
し、電力を無駄に消費する可能性を排除し、負荷を加熱
しすぎることを防止するだけでなく、負荷の温度を一定
に保つことが可能となるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例における誘導加熱装置の
回路ブロック図
【図2】本発明の第2の実施例における誘導加熱装置の
回路ブロック図
【図3】本発明の第3の実施例における誘導加熱装置の
回路ブロック図
【図4】本発明の第4の実施例における誘導加熱装置の
回路ブロック図
【図5】本発明の第5の実施例における誘導加熱装置の
回路ブロック図
【図6】本発明の第6の実施例における誘導加熱装置の
回路ブロック図
【図7】従来の誘導加熱装置の回路ブロック図
【符号の説明】
1、13 加熱コイル 2、14 インバータ部 3、17 整流回路 5 操作部 6、16 制御部 11 充電部 12 蓄電部 15 電源供給部 21 負荷量判定手段 22 負荷温度検知手段 23 充電状態表示部

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 充電エネルギーを蓄える蓄電部と、商用
    電源を整流し前記蓄電部に充電する充電部と、加熱コイ
    ルと前記加熱コイルに高周波電流を供給するインバータ
    部と、前記インバータ部に前記蓄電部の電源を供給する
    電源供給部と、前記電源供給部を制御し、かつ負荷へ供
    給される電力が所定の値となるように前記インバータ部
    を制御する制御部を有し、前記蓄電部に蓄えられる電源
    により前記インバータ部を動作させる構成とした誘導加
    熱装置。
  2. 【請求項2】 充電部は、直流電源もしくは直流電源と
    交流電源の両方から充電することが可能とした請求項1
    記載の誘導加熱装置。
  3. 【請求項3】 蓄電部は、着脱可能な構成とした請求項
    1記載の誘導加熱装置。
  4. 【請求項4】 充電状態表示部を有し、蓄電部に蓄えら
    れている充電エネルギーを前記充電状態表示部にて表示
    する構成とした請求項1記載の誘導加熱装置。
  5. 【請求項5】 商用電源を整流する整流回路を有し、電
    源供給部は前記整流回路で整流される電源と、蓄電部に
    蓄えられる電源をインバータ部に供給する構成とした請
    求項1記載の誘導加熱装置。
  6. 【請求項6】 負荷に供給する電力が所定の値以下のと
    きに、整流回路からの電源を優先して電源供給部からイ
    ンバータ部に供給する構成とした請求項5記載の誘導加
    熱装置。
  7. 【請求項7】 加熱コイルにより誘導加熱する負荷の量
    を判定する負荷量判定手段を有し、前記負荷量判定手段
    による判定量により、電源供給部からインバータ部に供
    給する電力を予め定めた所定値に調節する構成とした請
    求項1記載の誘導加熱装置。
  8. 【請求項8】 加熱コイルにより誘導加熱する負荷の温
    度を検知する負荷温度検知手段を有し、前記負荷温度検
    知手段により検知される温度をもとに、電源供給部から
    インバータ部に供給する電力を予め定めた所定値に調節
    する構成とした請求項1記載の誘導加熱装置。
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