JP2016059463A - 遊技場用システム - Google Patents

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Abstract

【課題】遊技者への付与の対象となる遊技価値を貯留するための貯留手段に対して貯留扉手段を開放することにより遊技価値を補給する場合であっても、好適に不正を検出し得る遊技場用システムを提供する。【解決手段】貸出装置2は、貯留部のメダル不足の検知状態で貯留部扉27の開放検知した場合は異常検出を抑制する。これにより、従業員による通常のメダルの補給時には異常検出を抑制しつつも、不正者による貯留部扉27の開放では異常検出となり、従業員によるメダルを補給するための開放に応じた無暗な異常検出に不正者の開放に応じた異常検出が紛れる虞を軽減でき、好適に不正を検出可能となる。【選択図】図1

Description

本発明は、遊技者への付与の対象となる遊技価値を予め貯留する貯留手段を備えた遊技場用システムに関する。
遊技場では遊技者に対して対価を徴収することを条件として所謂メダルサンドと呼ばれる貸出装置からメダルを払い出すことにより遊技を可能としているが、その払い出しを円滑に行うために、ある程度のメダルを貸出装置の貯留部に貯留しておき、その貯留したメダルを払い出す構成としている。
そして、この貯留しているメダルを貯留部の扉を不正に開放して取得する不正者がいるため、例えば特許文献1のように貯留部の扉にセンサを設け、その検知により扉開放を発報するようにしている。
特開2008−113865号公報
さて、メダルを払い出すことにより貯留部のメダルが不足する場合にはメダルを補給する必要があるが、遊技場では、メダル不足に応じてメダルを自動的に遊技島から補給する所謂自動補給と、従業員が貸出装置の扉を開放して、持参した補給用のメダルを貯留部へと補給する所謂手補給との何れかが採用されていることが多い。
特許文献1の構成とした場合、上記した自動補給であればメダル不足となっても扉が開放されないため扉開放を不正と判断してもあまり問題はないが、手補給であればメダル不足に応じて不正でなくても扉が開放されるため、その際にも扉開放の発報が行われる結果、その発報が乱発することにより真の不正による扉開放が紛れてしまい、その検出精度を自動補給と同程度に保つことが非常に困難であった。
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、その目的は、遊技者への付与の対象となる遊技価値を貯留するための貯留手段に対して貯留扉手段を開放することにより遊技価値を補給する場合であっても、好適に不正を検出し得る遊技場用システムを提供することにある。
本発明の遊技場用システムは、遊技者所有の貨幣価値、及び遊技者が遊技により獲得した遊技価値である獲得価値の内、少なくとも一方である有価価値を受け付ける価値受付手段と、前記価値受付手段により受け付けられた有価価値を対価として遊技者へと遊技価値を付与する付与処理を行う付与手段と、前記付与処理の対象となる遊技価値を予め貯留する貯留手段と、前記貯留手段へと遊技価値を補給するための開放状態と、前記貯留手段により貯留される遊技価値である貯留価値の取り出しを抑制するための閉鎖状態とに変位可能な貯留扉手段と、前記貯留扉手段が前記閉鎖状態であるか否かを特定する閉鎖特定手段と、前記貯留価値が不足状態にあるか否かを検知する不足検知手段と、前記貯留価値の非不足状態で前記貯留扉手段が閉鎖状態でない旨が特定された場合に異常検出する異常検出処理を行う一方、前記貯留価値の不足状態では前記異常検出処理を抑制する抑制処理を行う異常検出手段と、を備えたものである(請求項1)。
請求項1に記載の遊技場用システムにおいて、
前記抑制処理を行うか否かを設定する設定手段を備え、前記異常検出手段は、前記抑制処理を行わない旨が設定される場合は、前記貯留価値の不足状態であるか否かに関わらず前記抑制処理を行わずに前記異常検出処理を行うようにしても良い(請求項2)。
請求項1または2に記載の遊技場用システムにおいて、
遊技場従業員であるか否かを識別可能な従業員識別情報を受け付ける識別情報受付手段を備え、前記異常検出手段は、前記従業員識別情報が受け付けられていない状態では前記抑制処理を行わない一方、前記従業員識別情報が受け付けられている状態では前記抑制処理を許容するようにしても良い(請求項3)。
請求項1から3の何れか一項に記載の遊技場用システムにおいて、
前記異常検出手段は、前記閉鎖特定手段により前記閉鎖状態でない旨が特定された状態で、前記不足検知手段により貯留価値が不足状態である旨が新たに検知された場合に異常検出するようにしても良い(請求項4)。
請求項1から4の何れか一項に記載の遊技場用システムにおいて、
前記価値受付手段は、前記有価価値として前記貨幣価値と前記獲得価値とを受付可能であり、前記付与手段は、前記貨幣価値を対価とした前記付与処理である貨幣付与処理と、前記獲得価値を対価とした前記付与処理である再遊技処理とを実行可能であり、前記異常検出手段は、前記貨幣付与処理により付与された遊技価値と前記再遊技処理により付与された遊技価値との合計と、前記不足検知手段による検知に応じて補給される遊技価値を基準として予め設定される補給基準値との比較結果に応じて異常検出するようにしても良い(請求項5)。
請求項1から5の何れか一項に記載の遊技場用システムにおいて、
前記価値受付手段として、前記有価価値として前記貨幣価値と前記獲得価値とを受付可能である第1価値受付手段と、前記貨幣価値は受付可能であるものの前記獲得価値は受付不能である第2価値受付手段との何れかが備えられ、前記付与手段は、前記第1価値受付手段が備えられている場合には前記貨幣価値を対価とした前記付与処理である貨幣付与処理と、前記獲得価値を対価とした前記付与処理である再遊技処理とが可能である一方、前記第2価値受付手段が備えられている場合には前記再遊技処理は不能であるものの前記貨幣付与処理は可能とし、前記異常検出手段は、前記第1価値受付手段が備えられている場合には前記貨幣付与処理により付与された遊技価値と前記再遊技処理とにより付与された遊技価値の合計と、前記不足検知手段による検知に応じて補給される遊技価値を基準として予め設定される補給基準値との比較結果に応じて異常検出する一方、前記第2価値受付手段が備えられている場合には前記貨幣付与処理により付与された遊技価値と、前記補給基準値との比較結果に応じて異常検出するようにしても良い(請求項6)。
請求項1から6の何れか一項に記載の遊技場用システムにおいて、
遊技島に設けられる前記貯留手段へと遊技価値を補給する補給手段に対して遊技価値の補給を要求するための補給要求信号を出力する信号出力処理を行う信号出力手段と、前記不足検知手段による貯留価値の不足状態である旨の検知に応じて前記信号出力処理を行うか否かを設定する設定手段と、を備え、前記異常検出手段は、前記信号出力処理を行わない旨が設定される場合には前記抑制処理を可能とする一方、前記信号出力処理を行う旨が設定される場合には前記抑制処理を行わずに前記異常検出処理を行うことを可能とし、当該異常検出処理の前、或いは後の予め設定される期間内にて、他の異常検出が行われない場合には当該異常検出処理が異常でない旨を特定するようにしても良い(請求項7)。
遊技場従業員は所謂手補給するために貯留価値の不足状態で貯留扉手段を開放するが、不正者は貯留価値を不正に取り出すために貯留価値の非不足状態で貯留扉手段を開放する。よって、請求項1の発明によれば、遊技場従業員による通常の貯留価値の補給時には異常検出を抑制しつつも、不正者による貯留扉手段の開放では異常検出可能となるので、従業員による貯留価値を補給するための開放に応じた無暗な異常検出に不正者の開放に応じた異常検出が紛れる虞を軽減でき、好適に不正を検出可能となる。
請求項2の発明によれば、例えば手補給の場合は異常検出の抑制処理を行う設定とし、手補給時の貯留扉手段の開放に不正者による開放が紛れる虞を軽減できる一方、所謂自動補給の場合には手補給のように遊技価値の補給の際に貯留扉手段を開放状態とする必要がなく、貯留扉手段が開放される場合は不正者による開放と判断できるので、例えば不足検知手段による検知に異常が生じた場合であっても異常検出が抑制されず、手補給の場合よりも一歩進んだ異常検出が可能となるというように、遊技場のニーズや設備状況に応じた汎用性の高い遊技場用システムを提供可能となる。
請求項3の発明によれば、従業員識別情報を受け付けることで異常検出処理が抑制されるので、例えばメダル詰まり等の貯留価値の非不足状態で従業員が貯留扉手段を開放する場合等の誤検出を抑制可能となる。
請求項4の発明によれば、正常な手補給の場合、貯留扉手段が開放された状態で手補給等により貯留価値が増加することはあっても減少して不足することはないため、貯留扉手段が開放された場合に付与処理を行う操作を中断する等、運用面を考慮するだけで不正者による不正な遊技価値の取り出しの拡大を阻止可能となる。
従来の異常検出手段は再遊技処理を考慮せずに異常検出を行っていたため、再遊技処理を行う付与手段には対応できなかったが、請求項5の発明によれば、再遊技処理を考慮した上で好適に異常検出することが可能となる。
請求項6の発明によれば、再遊技処理が不能な付与手段の場合には再遊技処理を考慮せずに従来と同様の異常検出を可能とする一方、再遊技処理が可能な付与手段の場合には再遊技処理を考慮した上で異常検出が可能となるので、遊技場のニーズや設備状況に応じた汎用性の高い遊技場用システムを提供可能となる。
請求項7の発明によれば、所謂自動補給の場合には抑制処理が行われずに閉鎖状態でない旨の特定に応じて異常検出するが、この場合、従業員がメンテナンス等のために貯留扉手段を開放状態とすることもあり、この場合には他の異常検出が行われないため、自動補給の場合に異常検出する場合であっても従業員によるメンテナンス等を考慮した上での異常検出が可能となる。
一実施形態における遊技場用システムの全体構成を概略的に示す図 遊技機の正面図 遊技機に設定されている役と出率との関係を設定値毎に示す図 払出ホッパーを示す斜視図
以下、本発明の一実施形態について図面を参照して説明する。
図1は、遊技場用システムの全体構成を概略的に示している。遊技場には、遊技機(スロットマシン)1に対応して貸出装置2(価値受付手段、付与手段、閉鎖特定手段、不足検知手段、異常検出手段、設定手段、第1価値受付手段、信号出力手段)が設置されている。2台の遊技機1、2台の貸出装置2は1台の中継装置3に接続されており、中継装置3はLAN4を介して管理装置5(異常検出手段、設定手段)に接続されている。管理装置5は、遊技場内の例えば管理室に設置されており、キーボード6、モニタ7やプリンタ(図示せず)等が組み合わされて構成されている。LAN4には景品交換処理を行うPOS等の周辺機器が管理装置5と通信可能に接続されている。
尚、図1では省略しているが、数百台の遊技機1が管理装置5の管理対象となる。本実施形態では上記したように遊技機1がスロットマシンであることから、遊技価値(遊技媒体)はメダルである。遊技機1がパチンコ機であれば、遊技価値はパチンコ玉である。
図2は遊技機の正面図である。遊技機1は、表示窓8を介して視認可能なリール9、有効化された入賞ラインを示す有効ライン表示部10、クレジットメダルの投入を行うクレジット釦11、クレジットメダルの精算を行う精算釦12、メダルを投入するメダル投入口13、スタートレバー14及び左ストップ釦15、中ストップ釦16、右ストップ釦17、払出数表示部18、クレジット数表示部19、受皿20等を備えている。
遊技機1は、メダルが投入された状態でスタートレバー14が操作されると(ゲーム開始操作が行われると)、発生する乱数の中から1つの乱数を抽出して内部抽選を実行し、内部当選役がある場合には当該内部当選役に対応するフラグを成立させると共に、各リール9を始動(回転)させ、この状態で各ストップ釦15〜17が操作されると、対応するリール9の回転を停止させる。続いて、内部当選役のフラグに応じて各リール9の停止位置を決定するための図示しない停止テーブルに基づいて、所謂引込制御(すべり制御)を含む停止制御(各リール9を内部当選役フラグの種類に応じた入賞図柄又はハズレ図柄で停止表示させる制御)を実行する。引込制御は、各ストップ釦15〜17の操作を検出した時点から予め規定された引込範囲(最大で4図柄まで)にある図柄を入賞ライン上に引込んで停止させることが可能な制御である。尚、内部当選役フラグに対応する図柄が引込範囲内に存在しないときは、その図柄を入賞ライン上に引き込んで停止させることができないので、入賞が発生せず、所謂取りこぼしとなる。
図3は、遊技機1に設定されている役と出率との関係を設定値毎に示している。遊技機1には、所謂ボーナス役としてのBB(ビッグボーナス)役及びRB(レギュラーボーナス)役、小役及びリプレイ役が設けられている。遊技機1には、図2に示すように、合計5本(表示窓8の上段、中段、下段に対応した横方向に1本ずつの3本及び斜め方向の2本)の有効ラインが設けられている。遊技者によるストップ釦15〜17の操作によってこれらの有効ラインのうち何れかの有効ライン上に内部当選役に対応する図柄が揃ったとき、即ち、有効ライン上に停止表示された図柄の組合せが内部当選役に対応する図柄の組合せと一致したとき、入賞となる。入賞となった場合には、BB状態やRB状態の発生、或いは、対応する枚数のコインの払い出し(遊技価値の付与)が行われる。具体的には、遊技機1では、BB状態は例えば300枚を越えるコインの払い出しによって終了し、RB状態は8回の入賞の発生により終了する。尚、BB状態及びRB状態における1ゲーム当たりのコインの投入枚数は2枚になっている。
この遊技機1は、設定値を変更することによりBB役及びRB役の内部当選確率を変更可能となっている。本実施形態の場合、設定値は1〜6の6段階設けられている。この設定値は遊技場の管理者により何れか1つが選択されて使用される。各設定値には、図3に示すようにそれぞれ理論上の出率が対応付けられている。この出率は、上記したボーナス役の内部当選確率により調節される。つまり、遊技機1では、設定値が大きいほどボーナス役当選確率が高くなり、それに伴って理論上の出率が大きくなる。尚、小役確率については全設定共通であるが、異なっていても良く、小役確率や他の条件等により出率を調整しても良い。
上記した設定値は遊技場の管理者が設定キーを使用することで変更される。具体的に説明すると、遊技機1は、遊技可能状態から電源スイッチが操作されて電源がオフされ、設定キーが設定モード切替部(図示せず)のキー穴に挿入されて「遊技」位置から「設定」位置に回動され、その後、電源スイッチが操作されて電源がオンされると、設定値を変更可能な設定変更可能状態に移行する。遊技機1は、設定変更可能状態に移行すると、現在の設定値をクレジット数表示部19に表示し、遊技場の管理者が設定ボタン(図示せず)を操作する毎にクレジット数表示部19における設定値を切替えて表示する。そして、遊技機1は、スタートレバー14が操作されると、そのスタートレバー14が操作された時点で表示している設定値を確定し、電源スイッチが操作されて電源がオフされ、設定キーが「設定」位置から「遊技」位置に回動され(戻され)、その後、電源スイッチが操作されて電源がオンされると、電源がオフされる直前に確定した設定値を有効化して遊技可能状態に移行し(戻り)、その確定した設定値での遊技を可能とする。尚、遊技機1は、遊技可能状態から電源がオンされたままで設定キーが設定モード切替部のキー穴に挿入されて「遊技」位置から「設定」位置に回動されると、設定キーが「設定」位置に回動されている期間だけ設定確認状態に移行する。遊技機1は、設定確認状態に移行すると、現在の設定値をクレジット数表示部19に表示し、設定キーが「設定」位置から「遊技」位置に回動される(戻される)と、遊技可能状態に移行する(戻る)。
管理装置5は、CPU、ROM、RAM、I/Oを有するマイクロコンピュータにより構成される制御部、遊技機1や貸出装置2や呼出ランプユニット3との間で各種信号や各種情報を送受信する送受信部等を備え、遊技機側から出力された遊技信号(アウト信号(遊技に応じて消費された遊技価値であるアウト(消費価値、使用媒体数)を特定可能な信号で、開始操作に応じてベット状態のメダルを消費されたとしてベット状態のメダル数(3枚)分が遊技機1からパルス出力される信号。尚、リプレイ時にも対応分が出力される)、セーフ信号(遊技(入賞)に応じて付与(払出)された遊技価値であるセーフ(入賞付与価値、払出媒体数)を特定可能な信号で、メダルが1枚付与される毎に1パルスが遊技機1から出力される信号。尚、リプレイ役入賞時にも、そのゲームにて消費されたメダル分が出力される)、BB信号、RB信号(遊技者にとって有利な状態である特別状態(R.B、R.B)を特定可能な信号で、特別状態中に遊技機1から出力されるレベル出力される信号)や貸出装置2から出力された売上信号(有価価値を対価として付与された遊技価値である貸出玉(売上情報、対価付与価値)やその対価を特定可能な信号で、シリアル信号により貸出装置2から出力される信号)を受信すると、遊技機1の遊技情報(アウト、セーフ、差メダル、BB回数、RB回数等)を集計したり売上情報を算出したりする。尚、アウトに対するセーフの比率が出率となる。
貸出装置2は所謂各台計数機であり、計数した実持玉の内、当該実持玉を対価として遊技価値となるメダルを再遊技玉として払い出す再遊技処理による払戻分を除いた実持玉を特定可能なICカード(記録媒体)を発行可能な装置である。尚、ICカードは持玉をPOSにて精算可能で、精算した場合、精算対象とならなかった持玉があれば遊技者に返却される一方、いずれもなければ回収される。尚、以降の説明を含め遊技価値がメダルとなるスロットマシンを例示しているが、説明の都合上、持「玉」等、遊技価値をメダルではなく玉と表現する場合がある。
貸出装置2は、CPU、ROM、RAM、I/Oを有するマイクロコンピュータにより構成される制御部により動作する。貸出装置2は、貸出装置2の状態等を示す状態表示部21、遊技者が貨幣を投入するための貨幣投入口22、遊技者がICカードを挿入するためのカード挿入口23、ICカードを発行するための発行釦24、従業員が携帯するリモコン25からの信号を受信するリモコン受光部26(識別情報受付手段)、従業員がメダルを補給するために閉鎖状態から開放状態へ変位される貯留部扉27(貯留扉手段)、遊技者がメダルを投入するためのメダル投入部28(図1は計数部扉29で閉鎖されている)、払出操作用の払出釦30、この払出釦30の押下に応じてメダルを遊技機1の受皿20に払出す払出ノズル31等を備えている。貯留部扉27は閉鎖状態で従業員が携帯する鍵により施錠されており、貯留部扉27が開放されていないこと、即ち、閉鎖状態であることを図示しない扉センサ(閉鎖特定手段)により検出可能となっている。この場合、開放状態であることも当然ではあるが検出可能である。
貸出装置2は、貨幣(遊技者所有の貨幣価値)を受付する(貨幣受付処理)と、貸出装置2に入金額が残高に加算して表示し、残高がある状態で貸出装置2の貸出釦が押下(貸出操作)されると払出単位(例えば1000円)分の貸出玉(対価付与価値)を払出ノズル31を介して払い出し(貨幣付与処理)、その対価分を残高から引き落とす。尚、貨幣は複数回分の対価付与処理の対応分を受付可能である(例えば1万円まで)。
貸出装置2は中継装置3とのシリアル通信により貨幣受付処理や貨幣付与処理、再遊技処理、残高、貸出玉、再遊技玉、入金額や計数玉数や貨幣付与処理の対価となる売上額、及びICカードの受付や発行処理等の各種情報を特定可能であるが、これらをパルス信号(例えば入金1000円毎に1パルス、売上100円毎に1パルス等)にて特定しても良い。
貸出装置2にはメダルを払出ノズル31から払い出すための払出ホッパーが内蔵されている。図4は払出ホッパーを示す斜視図である。払出ホッパー32は払出部33の上部に貯留部34(貯留手段)を有して構成されており、貯留部扉27が図4に示すように開放された状態(開放状態)で貯留部34へのメダルが投入可能となるが、貯留部扉27を図1に示すように閉鎖することで、その貯留されたメダルの取り出しを抑制するための閉鎖状態へと変移可能としている。払出部33は前面に払出口35を有しており、貯留部34に貯留されたメダル(貯留価値)を図示しないホッパーモータで回転される回転盤により払出口35から払出ノズル31へと払い出すことが可能である。貯留部34にはその底部近辺等に図示しないメダル検知センサが設けられており、メダルを払い出すことによりメダルが基準量よりも不足したこと(不足状態にあるか)を検知(以下、不足検知)する。尚、不足検知としてはメダルが少量残存している状態である所謂ニアエンプティ状態を検知する構成を採用しても良いし、払い出すメダルが全て無くなった状態を検知する構成を採用しても良い。
一方、払出ホッパー32の下方には図示しない計数ホッパーが設けられており、遊技者が獲得したメダル(獲得価値、有価価値)を計数ホッパーにて計数(受付)可能となっている。即ち、貸出装置2は所謂各台計数機能を備えており、遊技者が獲得したメダルを計数部扉29を開放して投入すると、計数ホッパーにて投入されたメダルを計数して持玉として特定する。そして、払出釦30の押下に応じて持玉を対価として遊技可能なメダルを払出可能(再遊技処理)とし、払い出した場合はその対価分(払い戻したメダルと同数)を持玉より減算する。尚、各台計数機能や再遊技機能は計数ホッパーを設けるか否かや設定等により具備するか否かを選択可能となっている。
貸出装置2は、残高や持玉が残存する状態で発行釦24が押下(発行操作を受付)されると残高や持玉を特定可能なICカードを発行する(発行処理)。尚、ICカードを受け付けた場合は、そのICカードに記録されている残高や持玉を引き継ぐ(受け付ける)。
さて、払出ホッパー32の貯留部34に貯留されているメダルが不足検知された場合はメダルを補給する必要があるが、メダルの補給方法としては自動補給と手補給とが可能であり、いずれかを予め設定する。この場合、自動補給と手補給とのいずれが設定されるかにより不正等を検出する異常検出方法が異なる。
(自動補給時の異常検出)
所謂自動補給と呼ばれる補給方法が設定される場合で、遊技島に設けられた図示しないメダル補給設備(補給手段)からのメダル補給口が予め貯留部34へと臨むように設けられており、不足検知された場合は補給要求信号を出力(信号出力処理)することにより設定枚数分(例えば300枚)のメダルが遊技島から補給される。この場合、別途従業員が立ち会う必要も貯留部扉27を開放する必要もないことから、自動補給の場合は不足検知の有無に関わらず開放検知された場合に異常検出する。尚、異常検出した場合には、状態表示部21を対応した報知状態としたり、管理装置5等への補給開放信号の出力等により、その旨を報知し、管理装置5等にて店内放送(音声出力)を行ったり、その異常検出結果を管理し、印字、或いは表示出力したりする。
また、自動補給が設定されている場合は、後述するリモコン25からの従業員識別信号の受信の有無に関わらず開放検知に応じて異常検出するが、他の異常が検知されなかった場合には後述する第3の異常検出のように前回の開放検知が異常でなかった旨を特定可能に管理装置5に出力する。このような出力は、従業員がメンテナンス等により貯留部扉27を開放状態とすることもあることに対処することを考慮して行われる。尚、自動補給の場合に後述するような手補給時のように従業員識別信号の受信に応じて異常検出を抑制しても良い。
(手補給時の異常検出)
所謂手補給と呼ばれる補給方法が設定される場合で、不足検知されるとその旨が従業員へと例えばインカム、或いは店内放送により報知され、その報知を受けた従業員は補給用のメダルを持参し、貯留部扉27を開放してその持参したメダルを貯留部34へと投入することにより補給する。この場合、貯留部扉27が開放されると扉センサによりその旨が検知(閉鎖状態でない旨の特定)される。このように手補給が設定されている場合、従業員による正常なメダル補給のために貯留部扉27の開放時に開放検知されるが、不足検知された状態となっていれば、従業員によるメダル補給による開放であり、不正による開放ではないため異常検出を抑制する。この場合、不足検知により従業員が少なくとも確認に出向くため、不正者が不正により開放する虞が軽減されている。
また、手補給が設定されている場合、メダルが非不足状態(不足検知されていない状態)であっても貯留部扉27の開放前の設定時間内に従業員が携帯するリモコン25から従業員を識別可能な従業員識別信号(従業員識別情報)を受信していれば異常検出を抑制する。つまり、貯留部扉27の開放前の設定期間(10秒)内に貸出装置2の前面に設けられるリモコン受光部26にて従業員識別情報を受け付けることを条件として開放検知に応じた異常検出を抑制する。このようなリモコン25による異常検出の抑制は、メダルの非不足状態でメダル詰まりが生じたために従業員が貯留部扉27を開放する場合の誤検出を考慮して行われる。
しかしながら、貯留部扉27は従業員により施錠されるものの、多くの貸出装置2に汎用の鍵が採用されているため、その鍵が流通することにより不正に解錠することも可能である。勿論、貯留部扉27の施錠がこじ開けられて貯留部扉27が不正に開放される場合もある。このため、不正者により貯留部扉27が開放される場合もあるが、この開放に応じて開放検知された場合には、メダルの不足検知は行われず、更にリモコン25からの従業員識別情報の受信もないので、その開放検知に応じて異常検出が行われる。
要するに、メダルが不足状態でない場合、或いは従業員識別信号が受付状態にない場合に開放検知があれば異常検出に応じて異常出力(開放検知を行った旨の報知)する一方、メダルが不足状態である場合、或いは従業員識別信号の受付状態にて開放検知があれば異常出力を抑制する。この場合、異常出力の抑制方法としては、開放検知や異常検出を禁止したり、異常検出の報知を禁止したりすることにより抑制しても良いし、異常出力とは異なる補給開放信号等を別途出力することにより抑制しても良い。尚、自動補給であるか、手補給であるかに応じて不足検知後の開放検知を抑制するか否かを設定することを例示したが、遊技場のニーズに応じて自動補給の場合であっても抑制する等、補給の種別に関わりなく抑制するか否かを設定しても勿論良い。
一方、貸出装置2は上述した自動補給か手補給かの設定に関わらず以下の異常検出を行うようになっている。
(第1の異常検出)
開放検知された状態で不足検知された場合に異常検出する。即ち、貯留部扉27が開放された状態では遊技が中断されているので、メダル補給によりメダルが増えることはあっても減ることはないため、減った場合は不正を特定して異常検出する。この場合、不足検知として貯留部34における貯留量を複数のセンサにより複数段階に検知可能とし、開放検知された状態で、貯留量が減ったことをセンサにより特定した場合を不足検知として異常検出する構成としても良い。
(第2の異常検出)
本実施形態のように貸出装置2が再遊技機能を有している場合に払出ホッパー32から払い出したメダルは、貨幣価値(有価価値)を対価として払い出した売上メダル分(所謂貸出処理分)と、遊技者の持玉を対価として払い出した払出メダル分(再遊技分)との合計になる。よって、メダル補給時の補給メダル数(不足検知間の補給メダル数)を目安として設定される補給基準値と、不足検知(前回の不足検知から今回の不足検知)間の貸出処理分と再遊技分との合計とを比較した結果に応じて不正を特定して異常検出する。
この場合、不足検知間ではなく、営業開始時から、或いは遊技者が交代した旨を例えば遊技者を撮像する等の周知の交代検出方法にて検出してからの累計値と、補給基準値に補給回数を基準とした指標値(検出時が補給した前後の何れかにより補給回数とするか1を加算または減算した値とするかが変化する)を乗じた値とを比較した結果により異常検出しても良い。
一方、貸出装置2として再遊技機能が具備されておらず貸出機能しかない構成(第2価値受付手段)では、不足検知間の貸出処理分(売上メダル)と補給基準値とを比較することになり、比較対象が異なるので、再遊技機能を具備しているか否かを設定可能となっている。尚、再遊技機能が具備されていない場合には再遊技分が計上されないので、第1価値受付手段の場合と同様の演算式を採用したままとしても良い。
(第3の異常検出)
上述した構成を複合した構成で、主に従業員による不正を考慮した検知であり、手補給の場合における不足状態である場合や従業員識別信号受信後においても、他の異常検出にて異常が検知された場合には別途異常検出する。即ち、手補給の場合における従業員識別信号受信後の開放検知時、或いは自動補給の場合における開放検知時を主に対象として、上記の第1の異常検出、或いは第2の異常検出があったかを判定し、手補給の場合に上記異常検出があれば従業員識別信号受信後であっても異常検出する。また、自動補給の場合に開放検知の前または後の設定期間内に上記異常検出がなければ開放検知時の異常検出が異常でなかった旨を特定して出力する。
このような実施形態によれば、次のような効果を奏する。
貸出装置2は、貯留部34の不足検知状態で貯留部扉27の開放検知した場合は異常検出を抑制するので、従業員による通常のメダル補給時の貯留部扉27の開放状態では異常検出を抑制しつつも、不正者による貯留部扉27の開放状態では異常検出となり、従業員によるメダルを補給するための開放に応じた無暗な異常検出に不正者の開放に応じた異常検出が紛れる虞を軽減でき、好適に不正を検出可能となる。
メダル不足の検知後の開放検知による異常検出の抑制を行うか否かを設定可能としたので、遊技場のニーズや設備状況に応じた汎用性の高い遊技場用システムを提供可能となる。
リモコン25からの従業員識別信号の受信後の開放検知時に異常検出を抑制するようにしたので、例えばメダル詰まり等のメダルの非不足状態で従業員が貯留部扉27を開放する場合等の誤検出を抑制可能となる。
開放検知した状態で不足検知した場合に異常検出するようにしたので、例えばこの異常検出に応じて再遊技処理を従業員や遊技場からのお願いにより中断させる等、運用面を考慮するだけでも、適切に不正者による遊技価値の取り出しを検出可能となる。
再遊技機能の有無を設定可能とし、再遊技機能が設定された場合に、再遊技分を考慮して異常検出するので、再遊技が可能な構成に対応可能となり、再遊技を考慮した上で好適に異常検出することが可能となると共に、遊技場のニーズや設備状況に応じた汎用性の高い遊技場用システムを提供可能となる。
自動補給にて開放検知後に他の異常検知がない場合にその開放検知が異常でなかった旨を報知するようにしたので、自動補給の場合に異常検出する場合であっても従業員によるメンテナンス等を考慮した上での異常検出が可能となる。
(その他の実施形態)
本発明は、上記実施形態に限定されることなく、次のように変形または拡張できる。
異常検出を貸出装置2では報知する一方、管理装置5では報知しないようにして抑制する等、抑制されていれば報知対象の一部を抑制対象としても良い。
有価価値の受け付けとして、貨幣や持玉を直接的に受け付けることと、ICカード等の記録媒体を受け付けることにより間接的に受け付けることの双方を例示したが、これ以外に、例えば数値入力等をして受け付ける等の他の受付方法を採用しても良い。
貨幣価値としては現金が例示出来るが、他に電子マネー等周知の貨幣価値を受付可能としても良い。また、獲得価値として持玉を例示したが、持玉を翌日に繰り越して遊技場へと預け入れる所謂貯玉を獲得価値として採用しても良く、この場合、対応する会員カードを受け付けること等により有価価値となる貯玉を受け付ければ良い。
従業員識別情報として従業員識別信号を例示したが、この場合、従業員であるかを認証することを条件として異常出力するか否かを特定しても良い。また、リモコン信号を例示したが、IDカードを翳すことや挿入すること、或いは、指紋認証や暗証番号入力等、従業員であるか否かを識別可能であれば他の周知の従業員識別情報を採用しても良い。
例示した設定値は予め設定されれば、遊技場管理者が任意に設定しても、管理装置5の製造メーカにて設定しても、外部(例えばチェーン店本部等)の管理サーバから設定情報をダウンロードして設定しても良い。
遊技価値を特定可能な記録媒体であれば記録媒体のみで遊技価値を特定可能な構成だけでなく、管理装置5にて記録媒体のIDに対応付けて遊技価値を対応付けておき、IDが記録された記録媒体を受け付けた場合に管理装置5に問い合わせることで特定しても良い。
記録媒体としてカードを例示したが、有価価値を特定可能な情報を記録可能であれば例えばコイン等の他の記録媒体であっても良い。また、発行処理として記録媒体を排出する処理を例示したが、例えば遊技者が所持する携帯電話等の記録媒体により獲得価値を特定可能な状態とする処理を発行処理としてもよく、この場合、発行操作として携帯電話を発行操作部に翳す操作を発行操作としても良い。
例示した全ての遊技情報は入力した信号により直接的に特定しても演算式を利用する等して間接的に特定しても良い。また、数値、桁数、項目等は例示であり、どのような数値を採用しても良い。また、以上か超過の判定や、以下か未満かの判定は例示していない箇所も含めていずれを採用しても良い。
対象となる遊技機は例示したスロットマシン以外のパチンコ遊技機やスロットマシン等も採用できる。
異常であるか否かの判定を貸出装置2にて行うことを例示したが、中継装置3や管理装置5等で行っても良く例示した処理は必ずしも貸出装置2のみで行う必要はない。また、再遊技処理機能のない貸出装置2に併設されるような貨幣付与処理(貨幣価値の受付機能)はないが再遊技処理(獲得価値の受付)は可能な遊技装置に本発明を採用しても良い。尚、変形例を含む例示した構成をどのように組み合わせても良いし、適宜採用しなくとも良い。
図面中、1は遊技機、2は貸出装置(価値受付手段、付与手段、閉鎖特定手段、不足検知手段、異常検出手段、設定手段、第1価値受付手段、信号出力手段)、5は管理装置(異常検出手段、設定手段)、26はリモコン受光部(識別情報受付手段)、27は貯留部扉(貯留扉手段)、34は貯留部(貯留手段)である。

Claims (7)

  1. 遊技者所有の貨幣価値、及び遊技者が遊技により獲得した遊技価値である獲得価値の内、少なくとも一方である有価価値を受け付ける価値受付手段と、
    前記価値受付手段により受け付けられた有価価値を対価として遊技者へと遊技価値を付与する付与処理を行う付与手段と、
    前記付与処理の対象となる遊技価値を予め貯留する貯留手段と、
    前記貯留手段へと遊技価値を補給するための開放状態と、前記貯留手段により貯留される遊技価値である貯留価値の取り出しを抑制するための閉鎖状態とに変位可能な貯留扉手段と、
    前記貯留扉手段が前記閉鎖状態であるか否かを特定する閉鎖特定手段と、
    前記貯留価値が不足状態にあるか否かを検知する不足検知手段と、
    前記貯留価値の非不足状態で前記貯留扉手段が閉鎖状態でない旨が特定された場合に異常検出する異常検出処理を行う一方、前記貯留価値の不足状態では前記異常検出処理を抑制する抑制処理を行う異常検出手段と、
    を備えたことを特徴とする遊技場用システム。
  2. 前記抑制処理を行うか否かを設定する設定手段を備え、
    前記異常検出手段は、前記抑制処理を行わない旨が設定される場合は、前記貯留価値の不足状態であるか否かに関わらず前記抑制処理を行わずに前記異常検出処理を行うことを特徴とする請求項1に記載の遊技場用システム。
  3. 遊技場従業員であるか否かを識別可能な従業員識別情報を受け付ける識別情報受付手段を備え、
    前記異常検出手段は、前記従業員識別情報が受け付けられていない状態では前記抑制処理を行わない一方、前記従業員識別情報が受け付けられている状態では前記抑制処理を許容することを特徴とする請求項1または2に記載の遊技場用システム。
  4. 前記異常検出手段は、前記閉鎖特定手段により前記閉鎖状態でない旨が特定された状態で、前記不足検知手段により貯留価値が不足状態である旨が新たに検知された場合に異常検出することを特徴とする請求項1から3の何れか一項に記載の遊技場用システム。
  5. 前記価値受付手段は、前記有価価値として前記貨幣価値と前記獲得価値とを受付可能であり、
    前記付与手段は、前記貨幣価値を対価とした前記付与処理である貨幣付与処理と、前記獲得価値を対価とした前記付与処理である再遊技処理とを実行可能であり、
    前記異常検出手段は、前記貨幣付与処理により付与された遊技価値と前記再遊技処理により付与された遊技価値との合計と、前記不足検知手段による検知に応じて補給される遊技価値を基準として予め設定される補給基準値との比較結果に応じて異常検出することを特徴とする請求項1から4の何れか一項に記載の遊技場用システム。
  6. 前記価値受付手段として、前記有価価値として前記貨幣価値と前記獲得価値とを受付可能である第1価値受付手段と、前記貨幣価値は受付可能であるものの前記獲得価値は受付不能である第2価値受付手段との何れかが備えられ、
    前記付与手段は、前記第1価値受付手段が備えられている場合には前記貨幣価値を対価とした前記付与処理である貨幣付与処理と、前記獲得価値を対価とした前記付与処理である再遊技処理とが可能である一方、前記第2価値受付手段が備えられている場合には前記再遊技処理は不能であるものの前記貨幣付与処理は可能とし、
    前記異常検出手段は、前記第1価値受付手段が備えられている場合には前記貨幣付与処理により付与された遊技価値と前記再遊技処理とにより付与された遊技価値の合計と、前記不足検知手段による検知に応じて補給される遊技価値を基準として予め設定される補給基準値との比較結果に応じて異常検出する一方、前記第2価値受付手段が備えられている場合には前記貨幣付与処理により付与された遊技価値と、前記補給基準値との比較結果に応じて異常検出することを特徴とする請求項1から5の何れか一項に記載の遊技場用システム。
  7. 遊技島に設けられる前記貯留手段へと遊技価値を補給する補給手段に対して遊技価値の補給を要求するための補給要求信号を出力する信号出力処理を行う信号出力手段と、
    前記不足検知手段による貯留価値の不足状態である旨の検知に応じて前記信号出力処理を行うか否かを設定する設定手段と、を備え、
    前記異常検出手段は、前記信号出力処理を行わない旨が設定される場合には前記抑制処理を可能とする一方、前記信号出力処理を行う旨が設定される場合には前記抑制処理を行わずに前記異常検出処理を行うことを可能とし、当該異常検出処理の前、或いは後の予め設定される期間内にて、他の異常検出が行われない場合には当該異常検出処理が異常でない旨を特定することを特徴とする請求項1から6の何れか一項に記載の遊技場用システム。
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